JP2023023949A - クランプ及びサドル継手ユニット - Google Patents
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Abstract
【課題】取り付け及び取り外しを容易かつ短時間に行うことができるクランプを提供する。【解決手段】本管20の外周面に配置したサドル継手11を保持するクランプ100であって、本管20を挟んでサドル継手11と対向する側である一方側に配置される本体部110と、本体部110の一方の端に設けられ、サドル継手11の第1サドル鍔14に引っ掛ける引掛部120と、本体部110の他方の端に設けられ、サドル継手11の第2サドル鍔15に当接する当接部130と、を備え、当接部130にはボルト穴130bが設けられている。【選択図】図2
Description
本発明は、クランプ及びサドル継手ユニットに関する。
一般に、水道水やガスを流通させるポリエチレン管(以下、管、あるいは本管という)に枝管を接続する際には、例えば本管に融着されるサドル本体と枝管の接続部となる分岐管部とを備えたサドル継手やサドル付分水栓等を介して行われている。
例えば、サドル継手は、通常はEF(エレクロトフュージョン)継手として構成されており、サドル本体の内部に配した電熱線に通電してこれを発熱させることにより、サドル継手と本管の界面を溶融して両者を接合するように構成されている。
例えば、サドル継手は、通常はEF(エレクロトフュージョン)継手として構成されており、サドル本体の内部に配した電熱線に通電してこれを発熱させることにより、サドル継手と本管の界面を溶融して両者を接合するように構成されている。
従来、サドル継手を本管に接合するには、まず、サドル継手を本管に当接させるとともに、これを専用のサドル継手固定用のクランプにより定位置に固定する。この状態において電熱線に通電してサドル継手と本管とを接合する。そして溶融部が固化するのを待ってサドル継手および本管からクランプを取り外して作業を完了する。かかるクランプとしては、例えば特許文献1に示すものが提案されている。
特許文献1のクランプは、本管に当接したサドル継手のフランジに、本管の外周面に沿ってサドルと対向する側に配置され、フランジの上面にその下面が当接する係止板部が形成されている。サドル継手のフランジの上面に形成された第1の切欠溝と、クランプの係止板部の下面の第1の切欠溝に対向する位置に形成された第2の切欠溝と、によって形成される挿通孔に固定部材を挿入嵌合することで、サドル継手とクランプとを固定する。
特許文献1のクランプをサドル継手に配置した状態において、サドル継手及びクランプの切欠溝によって形成された挿入孔に固定部材を挿入嵌合するとき、固定部材を本管の軸方向に沿って移動させる。このとき、固定部材を挿入した時にサドル継手とクランプとの位置がずれ、サドル継手と本管とを確実に固定できないことがある。また、一度固定部材によってサドル継手とクランプとを固定すると、固定部材を取り外すことが困難であることから、位置の修正が困難である旨の課題があった。
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであって、取り付け及び取り外しを容易かつ短時間に行うことができるクランプを提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明は以下の手段を提案している。
本発明に係るクランプは、本管の外周面に配置したサドル継手を保持するクランプであって、前記本管を挟んで前記サドル継手と対向する側である一方側に配置される本体部と、前記本体部の一方の端に設けられ、前記サドル継手の第1サドル鍔に引っ掛ける引掛部と、前記本体部の他方の端に設けられ、前記サドル継手の第2サドル鍔に当接する当接部と、を備え、前記当接部にはボルト穴が設けられている。
本発明に係るクランプは、本管の外周面に配置したサドル継手を保持するクランプであって、前記本管を挟んで前記サドル継手と対向する側である一方側に配置される本体部と、前記本体部の一方の端に設けられ、前記サドル継手の第1サドル鍔に引っ掛ける引掛部と、前記本体部の他方の端に設けられ、前記サドル継手の第2サドル鍔に当接する当接部と、を備え、前記当接部にはボルト穴が設けられている。
この発明によれば、サドル継手の第1サドル鍔に引っ掛ける引掛部と、サドル継手の第2サドル鍔に当接する当接部とを備える。このような形状とすることで、クランプをサドル継手に取り付ける時、引掛部を第1サドル鍔に引っ掛けてから、第2サドル鍔に当接部を接することができる。よって、サドル継手と本管とが軸方向にずれるような力を加えることなくクランプをサドル継手に取り付けることができる。更に、当接部にはネジ穴が設けられている。これにより、クランプとサドル継手とのボルトによる固定は、第2サドル鍔の側のみ行えばよい。よって、取り付け及び取り外しの作業を容易に行うことができる。また、ボルトによる固定作業を必要最小限として、作業時間を短縮することができる。
また、前記引掛部の内面は、前記第1サドル鍔に対して前記一方側から引っ掛かる第1面を備え、前記第1面に、突起部が設けられていてもよい。
この発明によれば、引掛部の内面は、第1サドル鍔に対して一方側から引っ掛かる第1面を備え、第1面に、突起部が設けられている。これにより、より引掛部を第1サドル鍔に対して引っ掛かりやすくすることができる。
また、前記本体部には、前記本管の軸方向に平行な溝が設けられていてもよい。
この発明によれば、本体部には、本管の軸方向に平行な溝が設けられている。これにより、施工現場において本体部を本管の軸直方向に開きやすくすることができる。よって、作業性を向上することができる。
また、本発明に係るサドル継手ユニットは、前記クランプと、一方の側縁に形成された第1サドル鍔と、他方の側縁に形成された第2サドル鍔と、を備え、本管の外周面に融着されるサドル継手と、を備え、前記第2サドル鍔には、長手方向が前記本管の軸方向に平行な長穴を備える。
この発明によれば、第2サドル鍔には、長手方向が本管の軸方向に平行な長穴を備える。これにより、当接部のボルト穴の位置バラツキを吸収し、第2サドル鍔と当接部とをボルトにより固定しやすくすることができる。
本発明によれば、取り付け及び取り外しを容易かつ短時間に行うことができるクランプを提供することができる。
以下、図面を参照し、本発明の一実施形態に係るクランプ100について説明する。
図1、図2に示すように、サドル継手11は、例えば、水道水やガスを流通させる本管20(管)に枝管30(分岐管)を接続する継手である。サドル継手11は、通常はEF継手(エレクロトフュージョン継手、電気融着継手)として構成されている。サドル継手11は、サドル本体12が本管20に密着され、サドル本体12の内部に設けられた電熱線(不図示)を発熱させることにより、サドル継手11と本管20とが融着されるように構成されている。サドル継手11と本管20とが融着されることにより、サドル継手11の分岐管部16に枝管30を接続して、本管20に枝管30が接続される。
図1、図2に示すように、サドル継手11は、例えば、水道水やガスを流通させる本管20(管)に枝管30(分岐管)を接続する継手である。サドル継手11は、通常はEF継手(エレクロトフュージョン継手、電気融着継手)として構成されている。サドル継手11は、サドル本体12が本管20に密着され、サドル本体12の内部に設けられた電熱線(不図示)を発熱させることにより、サドル継手11と本管20とが融着されるように構成されている。サドル継手11と本管20とが融着されることにより、サドル継手11の分岐管部16に枝管30を接続して、本管20に枝管30が接続される。
サドル継手ユニット10は、本管20の第1側に融着されるサドル継手11と、本管20の第2側に配置されるクランプ100(サドルクランプ、サドルジグ)と、を備えている。サドル継手11およびクランプ100には、本管20が挟持される。この状態において、本管20がサドル継手11に密着される。
以下、本管20の軸方向を「軸方向」、本管20の径方向を「径方向」、本管20の周方向を「周方向」として説明することもある。また、本管20の軸に直交する方向の一方側を「第1側」、他方側を第1側の反対側である「第2側」として説明する。
以下、本管20の軸方向を「軸方向」、本管20の径方向を「径方向」、本管20の周方向を「周方向」として説明することもある。また、本管20の軸に直交する方向の一方側を「第1側」、他方側を第1側の反対側である「第2側」として説明する。
図1に示すように、サドル継手11は、サドル本体12と、第1サドル鍔14と、第2サドル鍔15、分岐管部16と、を有する。
サドル本体12は、本管20に沿って湾曲に形成され、本管20のうち第1側の外周面である第1外周面20aに融着される。サドル本体12の中央には、本管20と枝管30とを連通させるための円形の孔が形成されている。サドル本体12には、円形の孔の外周縁に沿って分岐管部16が形成されている。分岐管部16は、円形の孔の外周縁から本管20の径方向外側(第1側)に向けて突出されている。
サドル本体12には、軸方向において分岐管部16の両側に、端子13が設けられている。端子13は、サドル本体12に埋設された電熱線と接続されている。
サドル本体12は、本管20に沿って湾曲に形成され、本管20のうち第1側の外周面である第1外周面20aに融着される。サドル本体12の中央には、本管20と枝管30とを連通させるための円形の孔が形成されている。サドル本体12には、円形の孔の外周縁に沿って分岐管部16が形成されている。分岐管部16は、円形の孔の外周縁から本管20の径方向外側(第1側)に向けて突出されている。
サドル本体12には、軸方向において分岐管部16の両側に、端子13が設けられている。端子13は、サドル本体12に埋設された電熱線と接続されている。
また、サドル本体12は、本管20に融着可能に、本管20と略同じ曲率で円弧状に形成されている。サドル本体12は、内面の略全体が、本管20のうち第1外周面20aに密着して当接可能に形成されている。サドル本体12のうち、本管20の軸方向に沿った各側縁には、一方の側縁に形成された第1サドル鍔14および他方の側縁に形成された第2サドル鍔15が形成されている。第1サドル鍔14および第2サドル鍔15は、サドル本体12がなす円弧状の両側端から径方向外側に突出されている。
図2に示すように、サドル継手11は、円筒状の本管20に対して、本管20のうち第1外周面20aに配置されている。この状態において、サドル継手11は、本管20にクランプ100で固定されている。
クランプ100は、本管20の外周面に配置したサドル継手11を保持する。図1に示すように、クランプ100は、本体部110と、引掛部120と、当接部130と、を備える。クランプ100は、例えば、樹脂の射出成型による成形が好適に用いられる。
クランプ100は、本管20の外周面に配置したサドル継手11を保持する。図1に示すように、クランプ100は、本体部110と、引掛部120と、当接部130と、を備える。クランプ100は、例えば、樹脂の射出成型による成形が好適に用いられる。
本体部110は、第2側(本管20を挟んでサドル継手11と対向する側である一方側)に配置される。本体部110は、本管20のうち第2側の外周面である第2外周面20bに接するように配置される。本体部110の軸方向の長さは、サドル継手11の軸方向の長さと等しい。本体部110は、本管20の外周面に合わせて湾曲している。また、図1に示すように本体部110は曲面状の部材であるがこれに限らない。例えば、サドル継手11と本管20との保持ができる程度の強度を確保していれば、前記曲面状の部位に、本管20の径方向に窪む(または貫通する)穴が開いていてもよい。
また、本体部110には、本管20の軸方向に平行な溝111が設けられている。溝111は、本体部110の剛性を下げるために設けられる。溝111は、クランプ100をサドル継手11に取り付ける際に本体部110が径方向に広がりやすくすることで、作業性を向上する役割を有する。本体部110の一方の端には引掛部120が連結されている。本体部110の他方の端には当接部130が連結されている。
引掛部120は、本体部110の一方の端に設けられる。引掛部120は、クランプ100をサドル継手11に取り付ける際、サドル継手11の第1サドル鍔14に引っ掛ける。図3、図4に示すように、引掛部120は、第1面121と、第2面122と、第3面123と、を備える。引掛部120は、U字状である。U字状をなす3つの面が、第1面121、第2面122、第3面123である。第2面122は、本体部110につながっていて、第1面121は、第2面122と対向している。第3面123は、第1面121と第2面122とを繋ぐ。第1面121は第3面123に対して所定角度を有しており、第3面123は第2面122に対して所定角度を有している。所定角度は引掛部120を第1サドル鍔14に引っ掛けられる角度であれば良く、Rを有していても良いが、好ましくは直角である。このような構成により、引掛部120はU字状に形成される。以下において、引掛部120における前記U字状の内側を、内面と呼称する。
第1面121は、クランプ100をサドル継手11に取り付けた時に第1サドル鍔14と平行となるように設けられる。第1面121の内面側は、第1サドル鍔14の第1側の面に接する。つまり、第1面121は、クランプ100をサドル継手11に取り付ける時、第1サドル鍔14に対して第2側から引っ掛かる部位である。第1面121の一方の端は第3面123の他方の端に連結されている。第1面121は、前記U字状によって第1サドル鍔14を挟んで保持できる程度の長さを備える。
図2に示すように、第1面121の第1サドル鍔14と接する面は平坦であってもよい。本実施形態においては、引掛部120のU字状によって第1サドル鍔14を保持しやすいように、第1面121には、突起部が設けられている。例えば、図3に示す第1突起部121paのように、先端が尖った形状の凹凸が設けられている。これに対し、第1サドル鍔14の第1側の面にも、前記凹凸に噛み合うような凹凸である第1サドル突起14paが設けられていてもよい。あるいは、第1サドル鍔14については平坦であってもよい。
また、図4に示す第2突起部121pbのように、第1面121の他方の端から第2側に向けて一か所のみ凸型形状が設けられていてもよい。これに対して、第1サドル鍔14の第1側の面にも、第1サドル鍔14の径方向外側の端部から第2側に向けて第2突起部121pbと同様の形状である第2サドル突起14pbが設けられていてもよい。あるいは、第1サドル鍔14については平坦であってもよい。
第2面122は、第1サドル鍔14と平行に設けられる。第2面122の内面側は、第1サドル鍔14の第2側の面に接する。これにより、第1面121と第2面122とによって第1サドル鍔14を挟む。第2面122の一方の端は、本体部110の一方の端に連結されている。第2面122の他方の端は、第3面123に連結されている。
第3面123は、第1面121と第2面122とを連結する。第3面123の一方の端は、第2面122の他方の端に連結されている。第3面123は、第2面122との連結部から、第2側から第1側へ向かって所定角度または円弧状に伸びている。第3面123の他方の端は、第1面121の一方の端に連結されている。第3面123は、前記U字状の内部に第1サドル鍔14を収納できる程度の長さを備える。
当接部130は、本体部110の他方の端に設けられる。当接部130は、クランプ100をサドル継手11に取り付けた時にサドル継手11の第2サドル鍔15と平行となるように設けられる。当接部130の第1側の面は、第2サドル鍔15の第2側の面に接する。図3に示すように、第2サドル鍔15と当接部130とは、ボルトBによって固定される。このため、図5に示すように、当接部130にはボルト穴130bが設けられている。
これに加えて、図6に示すように、サドル継手11の第2サドル鍔15には、長手方向が本管20の軸方向に平行な長穴15bを備える。長穴15bは、当接部130が第2サドル鍔15に接した時に生じるボルト穴130bの位置ずれを吸収して、第2サドル鍔15と当接部130とのボルト固定を可能とする役割を有する。図7に示すように、第2サドル鍔15と当接部130との固定には一般的なボルトBが用いられる。あるいは、工具を必要とせずに固定を可能とするために、図8に示すような蝶ボルトB1を用いてもよい。ボルト穴130bにボルトBや蝶ボルトB1が差し込まれることで、ボルトBのねじ山がボルト穴130bの内面に食い込む。これにより、ボルトBがボルト穴130bに固定される。あるいは、サドル継手11の製造工程において、予めボルト穴130bにめねじ部を形成してもよい。このめねじ部にボルトBを螺合することで、ボルトBをボルト穴130bに固定してもよい。
次に、クランプ100をサドル継手11に取り付けて本管20を固定する工程について説明する。
まず、本管20に取り付けられたサドル継手11の第1サドル鍔14に対して、一方側(第2側)からクランプ100の引掛部120を引っ掛ける。つまり、引掛部120のU字状の内部に第1サドル鍔14を挿入する。次に、当接部130を第2サドル鍔15の第2側の面に接する。これにより、サドル継手11とクランプ100とによって本管20を挟む。この時、第2サドル鍔15の長穴15bと当接部130のボルト穴130bとの位置合わせをする。
そして、第2サドル鍔15と当接部130とをボルト固定する。これにより、クランプ100とサドル継手11との固定を完了する。この状態でサドル継手11の端子13から電熱線に通電し、本管20とサドル継手11とを融着する。
まず、本管20に取り付けられたサドル継手11の第1サドル鍔14に対して、一方側(第2側)からクランプ100の引掛部120を引っ掛ける。つまり、引掛部120のU字状の内部に第1サドル鍔14を挿入する。次に、当接部130を第2サドル鍔15の第2側の面に接する。これにより、サドル継手11とクランプ100とによって本管20を挟む。この時、第2サドル鍔15の長穴15bと当接部130のボルト穴130bとの位置合わせをする。
そして、第2サドル鍔15と当接部130とをボルト固定する。これにより、クランプ100とサドル継手11との固定を完了する。この状態でサドル継手11の端子13から電熱線に通電し、本管20とサドル継手11とを融着する。
以上説明したように、本実施形態に係るクランプ100によれば、サドル継手11の第1サドル鍔14に引っ掛ける引掛部120と、サドル継手11の第2サドル鍔15に当接する当接部130とを備える。このような形状とすることで、クランプ100をサドル継手11に取り付ける時、引掛部120を第1サドル鍔14に引っ掛けてから、第2サドル鍔15に当接部130を接することができる。よって、サドル継手11と本管20とが軸方向にずれるような力を加えることなくクランプ100をサドル継手11に取り付けることができる。更に、当接部130にはネジ穴が設けられている。これにより、クランプ100とサドル継手11とのボルトBによる固定は、第2サドル鍔15の側のみ行えばよい。よって、取り付け及び取り外しの作業を容易に行うことができる。また、ボルトBによる固定作業を必要最小限として、作業時間を短縮することができる。
また、引掛部120の内面は、第1サドル鍔14に対して一方側から引っ掛かる第1面121を備え、第1面121に、突起部が設けられている。これにより、より引掛部120を第1サドル鍔14に対して引っ掛かりやすくすることができる。
また、本体部110には、本管20の軸方向に平行な溝111が設けられている。これにより、施工現場において本体部110を本管20の軸直方向に開きやすくすることができる。よって、作業性を向上することができる。
また、第2サドル鍔15には、長手方向が本管20の軸方向に平行な長穴15bを備える。これにより、当接部130のボルト穴130bの位置バラツキを吸収し、第2サドル鍔15と当接部130とをボルトBにより固定しやすくすることができる。
なお、本発明の技術的範囲は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、引掛部120について、第2面122に凹凸の形状が設けられていてもよい。これに対応して、第1サドル鍔14の第2側の面に凹凸の形状が設けられていてもよい。
例えば、引掛部120について、第2面122に凹凸の形状が設けられていてもよい。これに対応して、第1サドル鍔14の第2側の面に凹凸の形状が設けられていてもよい。
その他、本発明の趣旨に逸脱しない範囲で、前記実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、前記した変形例を適宜組み合わせてもよい。
10 サドル継手ユニット
11 サドル継手
14 第1サドル鍔
15 第2サドル鍔
15b 長穴
20 本管
100 クランプ
110 本体部
111 溝
120 引掛部
121 第1面
130 当接部
130b ボルト穴
B ボルト
11 サドル継手
14 第1サドル鍔
15 第2サドル鍔
15b 長穴
20 本管
100 クランプ
110 本体部
111 溝
120 引掛部
121 第1面
130 当接部
130b ボルト穴
B ボルト
Claims (4)
- 本管の外周面に配置したサドル継手を保持するクランプであって、
前記本管を挟んで前記サドル継手と対向する側である一方側に配置される本体部と、
前記本体部の一方の端に設けられ、前記サドル継手の第1サドル鍔に引っ掛ける引掛部と、
前記本体部の他方の端に設けられ、前記サドル継手の第2サドル鍔に当接する当接部と、
を備え、
前記当接部にはボルト穴が設けられている、
クランプ。 - 前記引掛部の内面は、前記第1サドル鍔に対して前記一方側から引っ掛かる第1面を備え、
前記第1面に、突起部が設けられている、
請求項1に記載のクランプ。 - 前記本体部には、前記本管の軸方向に平行な溝が設けられている、
請求項1又は2に記載のクランプ。 - 請求項1から3のいずれか1項に記載のクランプと、
一方の側縁に形成された第1サドル鍔と、他方の側縁に形成された第2サドル鍔と、を備え、本管の外周面に融着されるサドル継手と、
を備え、
前記第2サドル鍔には、長手方向が前記本管の軸方向に平行な長穴を備える、
サドル継手ユニット。
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