JP2021131101A - クランプ - Google Patents
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Abstract
Description
例えば、サドル継手は、通常EF(エレクロトフュージョン)継手として構成されており、サドル本体の内部に配した電熱線に通電してこれを発熱させることにより、サドル継手と本管の界面を溶融して両者を接合するように構成されている。
本発明に係るクランプは、円弧状のサドル本体、並びに、前記サドル本体がなす円弧状の両端から突出する第1のサドル鍔および第2のサドル鍔を備えるサドルを、前記円筒状の管に固定するために用いられるクランプであって、前記第1のサドル鍔に引っ掛かる第1のクランプ片と、前記サドル本体との間に前記管を挟むとともに、前記第1のクランプ片に連結された弾性バンドと、前記第2のサドル鍔に引っ掛かることで前記弾性バンドに張力を付与するとともに、前記張力を調整する調整機構と、を備えている。
よって、クランプ(サドルクランプ、サドルジグ)をサドルに安定させた状態に仮固定できる。これにより、管にサドルを被せ、サドルをクランプで管に取り付ける施工時に、クランプを外れ難くできる。
また、弾性バンドの張力を調整機構で調整するようにした。よって、サドルや管の寸法、クランプの寸法のバラツキを調整機構で吸収できる。これにより、管を安定したクランプ力で締め付けることができ、管にサドル本体をクランプで確実に密着できる。
さらに、弾性バンドや第1のクランプ片は、例えば熱可塑性樹脂材で形成することが可能である。よって、弾性バンドおよび第1のクランプ片等を熱可塑性樹脂材で一体成形できる。この場合、クランプの部材構成を少なくして安価にできる。クランプを安価にすることにより、施工業者は複数のクランプを保有できる。よって、円筒状の管に複数のサドルを連続させて融着でき、施工スピードを速くできる。また、クランプを安価にすることにより、管にサドルを融着した後、クランプをサドルに取り付けた状態にできる。これにより、クランプをサドルから取り外す手間がなくなり、施工スピードを速くできる。
よって、サドルや管の寸法、クランプの寸法のバラツキをボルトの回転で吸収できる。これにより、管を安定したクランプ力で締め付けることができ、管にサドル本体をクランプで確実に密着できる。
また、弾性バンドにボルトで張力を付与する前に、クランプを第1のサドル鍔および第2のサドル鍔に仮固定できる。これにより、弾性バンドにボルトで張力を付与するとともに、張力を調整する時、クランプをサドルから外れ難くできる。
また、雌ねじ部をα°傾けることにより、ボルトを弾性バンドの延長線に沿わせる、あるいは延長線に沿わせる方向に近づけることができる。これにより、ボルトの締付力を効率的に弾性バンドに伝えて、弾性バンドを良好に引き寄せることができる。
このように、ボルトの操作性と、弾性バンドの引寄性とを良くすることにより、クランプの取付性を高めることができる。
なお、雌ねじ部(すなわち、ボルト)の傾き角度は、弾性バンドの延長線の傾斜角度以内とすることが望ましい。
よって、サドルや管の寸法、クランプの寸法のバラツキを楔部の押し込みで吸収できる。これにより、管を安定したクランプ力で締め付けることができ、管にサドル本体をクランプで確実に密着できる。
また、弾性バンドに楔部で張力を付与する前に、クランプを第1のサドル鍔および楔部(第2のサドル鍔)に仮固定できる。これにより、弾性バンドに楔部で張力を付与するとともに、張力を調整する時、クランプをサドルから外れ難くできる。
突起は、例えば、弾性バンドから管の外周へ向けて徐々に断面幅が減少するように断面三角形に形成されている。また、突起は、管の周方向と管の軸方向とにそれぞれ複数設けてもよい。
これにより、弾性バンドに張力を付与するボルト等の調整機構が、例えばクランプの1か所に設けられた場合でも、サドルにクランプをバランスよく取り付けることができる。これにより、クランプによる管の取付性(すなわち、施工性)を高めることができる。
ここで、サドルのなかには、例えば多様な管(すなわち、本管)に適用させるために、サドルの内径R(曲率半径)が同じでも、サドルの軸方向の長さ(以下、軸長さという)が異なるものがある。このような、軸長さの異なる多種のサドルに合わせて、位置決め突起の位置が異なるクランプを例えば射出成形するために、多種の金型を用意することは経済的に好ましくない。そこで、例えば、クランプの位置決め突起がサドルの軸長さに合わない場合には、クランプから位置決め突起を除去してクランプを使用するようにした。
すなわち、一種類のクランプを、軸長さの異なる多種のサドルに適用させることができる。よって、軸長さの異なる多種のサドルに合わせて、多種のクランプを射出成形により用意する必要がない。これにより、多種のサドルに適用するクランプを一種類の金型で兼用できる。
なお、多種のサドルに適用できるクランプに一種類の金型で兼用する具体的な方法として、次の方法が考えられる。
すなわち、金型に位置決め突起用の入れ子を備える。クランプに位置決め突起が必要な場合には、金型に位置決め突起用の入れ子を配置することにより、クランプに位置決め突起を一体成形できる。一方、クランプから位置決め突起を除去する場合には、金型から位置決め突起用の入れ子を外して、クランプに位置決め突起を成形しないようにできる。
また、他の方法として、クランプの全種に位置決め突起を金型で一体成形してもよい。そして、施工現場において、位置決め突起を必要としないクランプから位置決め突起を取り除く。
あるいは、クランプを金型で成形する際に、位置決め突起をクランプにインサート成形してもよい。一方、位置決め突起を必要としないクランプの場合には、クランプを金型で成形する際に、位置決め突起をインサート成形しないことにより、クランプに位置決め突起を形成しないようにする。
なお、位置決め突起は、例えば、第1のクランプ片や第2のクランプ片に設けられる場合には、管の周方向に突出させることができる。また、位置決め突起は、例えば、弾性バンドに設けられる場合には、管の軸方向に突出させることができる。
(第1実施形態)
図1、図2に示すように、サドル継手1は、例えば、水道水やガスを流通させる本管(管)10に枝管(分岐管)12を接続する継手である。サドル継手1は、通常、EF継手(エレクロトフュージョン継手、電気融着継手)として構成されている。サドル継手1は、サドル2が本管10に密着され、サドル2の内部に設けられた電熱線4(図4参照)を発熱させることにより、サドル2と本管10とが融着されるように構成されている。サドル2と本管10とが融着されることにより、サドル2の分岐管部18に枝管12を接続して、本管10に枝管12が接続される。
以下、本管10の軸方向を「軸方向」、本管10の径方向を「径方向」、本管10の周方向を「周方向」として説明することもある。また、本管10の軸に直交する方向の一方側を「第1側」、他方側を第1側の反対側である「第2側」として説明する。
サドル本体15は、本管10に沿って半径Rの湾曲に形成され、本管10のうち第1側の外周面10aに融着される。サドル本体15の中央には、本管10と枝管12とを連通させるための円形の孔(不図示)が形成されている。サドル本体15には、円形の孔の外周縁に沿って分岐管部18が形成されている。分岐管部18は、円形の孔の外周縁から本管10の径方向外側(第1側)に向けて突出されている。
サドル本体15には、軸方向において分岐管部18の両側に、端子5,5が設けられている。端子5,5は、サドル本体15に埋設された電熱線4と接続されている。
サドル本体15、第1のサドル鍔16、および第2のサドル鍔17は、軸方向の長さ(すなわち、軸長さ)L1に形成されている。すなわち、サドル2は、軸方向の長さ(すなわち、軸長さという)L1に形成されている。
クランプ3は、第1のクランプ片22と、第2のクランプ片23と、一対の弾性バンド24と、一対の位置決め突起25と、ボルト26と、を備えている。
クランプ3(ボルト26を除く)を熱可塑性樹脂製の一体成形部材とすることにより、クランプ3の部材構成を少なくしてクランプ3を安価にできる。また、第1のクランプ片22および第2のクランプ片23と、弾性バンド24と、が回転軸を介さず一体的であることにより、クランプ3全体の形状が安定する。その結果、例えば、施工時において片手での操作を実現すること等ができる。
第2のクランプ片23は、軸方向の長さ(すなわち、軸長さ)L2が第2のサドル鍔17の軸長さL1より大きく形成されている。よって、第2のクランプ片23は、軸方向において、第2のサドル鍔17の両端から両側に突出されている。第2のクランプ片23の軸長さL2は、第1のクランプ片22の軸長さL2と等しい。
これにより、雌ねじ部31は、第2のクランプ片23において、一端31aが他端31bよりサドル本体15(図1参照)から離れるように傾斜されている。雌ねじ部31の一端31aは、ボルト26がはめ込まれる側(第1側)の端部である。雌ねじ部31の他端31bは、ボルト26の先端部34a(後述する)が突出する側(第2側)の端部である。
弾性バンド24は、本管10に対して、第1側(すなわち、サドル2)の反対側である第2側に配置されている。
第1の傾斜バンド部24bは、湾曲バンド部24aの一端部から第1のクランプ片22まで傾斜状に延びている。第1の傾斜バンド部24bは、第1のクランプ片22のうち、第1のサドル鍔16に接触する面22aにおいて、軸方向の両端部に連結されている。
第2の傾斜バンド部24cは、湾曲バンド部24aの他端部から第2のクランプ片23まで傾斜状に延びている。第2の傾斜バンド部24cは、第2のクランプ片23のうち、第2のサドル鍔17に接触する面23cにおいて、軸方向の両端部に連結されている。
また、例えば、第1のクランプ片22を第1のサドル鍔16に引っ掛けた状態において、第2のクランプ片23を第2のサドル鍔17に対向させて引っ掛けることにより、クランプ3をサドル2に容易に仮固定できる。
第1の突起41は、弾性バンド24の内周面のうち軸方向の中央において、周方向へ向けて内周面に沿って湾曲状に形成されている。第1の突起41は、例えば、弾性バンド24から本管10の外周面10bへ向けて徐々に断面幅(軸方向の大きさ)が減少するように断面三角形に形成されている。
これらの第1の突起41および第2の突起42は、互いの中央において交差している。
また、第1実施形態では、弾性バンド24に第1の突起41、第2の突起42をそれぞれ1つ形成した例について説明するが、これに限らない、例えば、弾性バンド24に第1の突起41、第2の突起42を複数設けてもよい。
第1のサドル鍔16に一対の位置決め突起25が形成されることにより、本管10の軸方向において、クランプ3の中心をサドル2の中心に合わせる、あるいは近づける位置に簡単に配置できる。
このような、軸長さL1の異なる多種のサドル2に対応させて、位置決め突起25の位置が異なるクランプ3を射出成形するために、多種の金型を用意することは経済的に好ましくない。そこで、例えば、クランプ3の位置決め突起25がサドル2の軸長さL1に対応しない場合には、クランプ3から位置決め突起25を除去して使用するようにした。
よって、一種類の金型で成形したクランプ3を、軸長さL1の異なる多種のサドル2に適用させることができる。これにより、軸長さL1の異なる多種のサドル2に合わせて、多種のクランプ3を射出成形する必要がなく、多種のサドル2に適用するクランプ3を一種類の金型で兼用できる。
すなわち、金型に位置決め突起25用の入れ子を備える。クランプ3に位置決め突起25が必要な場合には、金型に位置決め突起25用の入れ子を配置することにより、クランプ3に位置決め突起25を一体成形できる。一方、クランプ3から位置決め突起25を除去する場合には、金型から位置決め突起25用の入れ子を外して、クランプ3に位置決め突起25を成形しないようにできる。
あるいは、クランプ3を金型で成形する際に、位置決め突起25をクランプにインサート成形してもよい。一方、位置決め突起25を必要としないクランプ3の場合には、クランプ3を金型で成形する際に、位置決め突起25をインサート成形しないことにより、クランプに位置決め突起25を形成しないようにする。
図11に示すように、第1施工工程において、本管10のうち第1側の外周面10aにサドル2を被せる。本管10に被せたサドル2の第1のサドル鍔16に、クランプ3の第1のクランプ片22を第1側から引っ掛ける(係止する)。
この状態において、弾性バンド24が、本管10のうち第2側の外周面10bに嵌るように配置され、外周面10bに接触して弾性嵌合する。また、第1のクランプ片22が第1のサドル鍔16に引っ掛けられ、第2のクランプ片23が第2のサドル鍔17に引っ掛けられる。よって、クランプ3は、サドル2に安定的に仮固定される。
この状態からボルト26を継続して回転することにより、第2のクランプ片23が第2のサドル鍔17から離れる矢印D方向に移動する。よって、ボルト26で弾性バンド24に張力を付与できる。これにより、弾性バンド24で本管10を締め付けることができる。したがって、本管10にサドル本体15を密着させた状態で、サドル継手1を本管10に取り付けることができる。
なお、雌ねじ部31(すなわち、ボルト26)の傾き角度は、弾性バンド24の延長線38の傾斜角度以内とすることが望ましい。
さらに、弾性バンド24にボルト26で張力を付与する前に、弾性バンド24を本管10に嵌めるように配置する。すなわち、弾性バンド24を本管10の外周面10bに接触させて弾性嵌合させることができる。よって、クランプ3を第1のサドル鍔16および第2のサドル鍔17に安定的に仮固定できる。これにより、弾性バンド24にボルト26で張力を付与するとともに、張力を調整する施工時に、クランプ3をサドル2から外れ難くできる。
これにより、弾性バンド24に張力を付与するボルト26が、例えばクランプ3の1か所に設けられた場合でも、サドル2にクランプ3をバランスよく取り付けることができる。これにより、クランプ3による本管10の取付性(すなわち、施工性)を高めることができる。
よって、クランプ3を第1のサドル鍔16および第2のサドル鍔17に安定させた状態に仮固定できる。これにより、本管10にサドル2を被せ、クランプ3で本管10を取付ける施工時に、クランプ3を外れ難くできる。
よって、本管10に複数のサドル2を連続融着でき、施工スピードを速くできる。また、クランプ3を安価にすることにより、本管10にサドル2を融着した後、クランプ3をサドル2に取り付けた状態にできる。これにより、クランプ3をサドル2から取り外す手間がなくなり、施工スピードを速くできる。
図14から図16に示すように、サドル付分水栓50は、サドル51と、分水栓52と、クランプ(サドルクランプ、サドルジグ)53と、を備えている。分水栓52は、サドル51の継手部56に接続されている。分水栓52は、一般に使用されている分水栓と概ね同じ構成であり、詳しい説明を省略する。
その他の方法として、例えば、第1実施形態のクランプ3を成形する金型でクランプ3を成形する。成形したクランプ3から位置決め突起25を取り除くことによりクランプ53を形成できる。
さらに、他の方法として、例えば、第1実施形態のクランプ3を成形する金型でクランプ53を成形する際に、位置決め突起25をインサート成形しないことにより、クランプ53を成形できる。
これにより、クランプ53の金型を、第1実施形態のクランプ3を形成する金型と兼用できる。
そこで、クランプ3の位置決め突起25がサドル51の軸長さL1に対応しない場合には、第2実施形態のクランプ53のように位置決め突起25を設けないようにした。これにより、クランプ53をサドル51に対応させることができる。
よって、第2実施形態のクランプ53の金型を、第1実施形態のクランプ3を形成する金型と兼用できる。兼用の金型で形成したクランプ3,53は、軸長さL1の異なる多種のサドル2,51に適用させることができる。
図17、図18に示すように、第1実施形態のボルト(6角ボルト)26をノブ付ボルト(ボルト)70に代えてもよい。ノブ付ボルト70は、ねじ部71と、ノブ72と、を備えている。ねじ部71は、雌ねじ部31(図1参照)にねじ結合可能に形成されている。ねじ部71の基端部にノブ72が取り付けられている。ノブ72は、平面視において外周に複数の凹部73が形成されている。よって、施工者がノブ72を握った状態において、ノブ72の凹部73に施工者の指をかけることができる。これにより、施工者は、ラチェットレンチ等の工具を使用することなく、ノブ付ボルト70を雌ねじ部31に容易にねじ結合できる。
図19から図21に示すように、サドル継手80は、第1実施形態のクランプ3に代えてクランプ(サドルクランプ、サドルジグ)81を備えたもので、その他の構成は第1実施形態のサドル継手1と同様である。
クランプ81は、第1実施形態の第2のクランプ片23およびボルト26を第2のクランプ片84および楔部82に代えたもので、その他の構成は第1実施形態のクランプ3と同様である。
第2のクランプ片84および第1のクランプ片22は、第1実施形態のクランプ3と同様に、一対の弾性バンド24で連結されている。
傾斜状の楔面82aには、複数の凹凸が、第1の抜止部84aに噛み合うように連続して形成されている。以下、複数の凹凸が形成された楔面82aを「第2の抜止部82a」という。楔部82および第1の抜止部84aにより調整機構86が構成されている。ただし、第1の抜止部84aおよび第2の抜止部82aはなくてもよい。
また、楔部82が押し込まれることにより、第2の抜止部82aが第1の抜止部84aに噛み合い、楔部82が押し込まれた位置に係止される。すなわち、第2のクランプ片84が第2のサドル鍔17から離れた位置に保持される。よって、楔部82(すなわち、調整機構86)で弾性バンド24に張力を付与できる。これにより、弾性バンド24で本管10を締め付けることができる。したがって、本管10にサドル本体15を密着させた状態で、サドル継手1を本管10に取り付けることができる。
2,51 サドル
3,53,81 クランプ(サドルクランプ、サドルジグ)
10 本管(管)
15,61サドル本体
16,62 第1のサドル鍔
17,63 第2のサドル鍔
22 第1のクランプ片
23,84 第2のクランプ片
24 弾性バンド
25 位置決め突起
26 ボルト
30,86 調整機構
31 雌ねじ部
31a 雌ねじ部の一端
31b 雌ねじ部の他端
34,71 ねじ部
34a ねじ部の先端部(端部)
41 第1の突起(突起)
42 第2の突起(突起)
50 サドル付分水栓
70 ノブ付ボルト(ボルト)
82 楔部
82a 第2の抜止部
84 第2のクランプ片
84a 第1の抜止部
Claims (8)
- 円弧状のサドル本体、並びに、前記サドル本体がなす円弧状の両端から突出する第1のサドル鍔および第2のサドル鍔を備えるサドルを、円筒状の管に固定するために用いられるクランプであって、
前記第1のサドル鍔に引っ掛かる第1のクランプ片と、
前記サドル本体との間に前記管を挟むとともに、前記第1のクランプ片に連結された弾性バンドと、
前記第2のサドル鍔に引っ掛かることで前記弾性バンドに張力を付与するとともに、前記張力を調整する調整機構と、を備えるクランプ。 - 前記弾性バンドに連結され、前記第2のサドル鍔に対向する第2のクランプ片を備える請求項1に記載のクランプ。
- 前記調整機構は、
前記第2のクランプ片に形成された雌ねじ部と、
前記雌ねじ部にはめ込まれ、端部が前記第2のサドル鍔に接触するボルトと、を備える請求項2に記載のクランプ。 - 前記雌ねじ部は、前記ボルトがはめ込まれる側の一端が前記サドル本体から離れるように、前記第2のクランプ片に対して直交する角度よりα°傾いている請求項3に記載のクランプ。
- 前記調整機構は、前記第2のサドル鍔および前記第2のクランプ片の間に押し込まれる楔部を備える請求項2に記載のクランプ。
- 前記クランプは、前記第1のクランプ片および前記弾性バンドが一体成形された熱可塑性樹脂製の部材である請求項1から5のいずれか1項に記載のクランプ。
- 前記弾性バンドには、前記管の外周へ向けて突出する突起が形成されている請求項1から6のいずれか1項に記載のクランプ。
- 前記第1のクランプ片または前記弾性バンドに一体成形された位置決め突起を有し、
前記位置決め突起は、前記管の軸方向に間隔をあけて配置されている請求項1から7のいずれか1項に記載のクランプ。
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