JP2022022941A - クランプ及びサドルの固定方法 - Google Patents
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Abstract
Description
例えば、サドル継手は、通常EF(エレクロトフュージョン)継手として構成されており、サドル本体の内部に配した電熱線に通電してこれを発熱させることにより、サドル継手と本管の界面を溶融して両者を接合するように構成されている。
本発明に係るクランプは、間隔をあけて配置された2つのバンド部と、前記2つのバンド部の第1の端同士を接続する第1のクランプ片と、を備える本体部材と、前記2つのバンド部それぞれの第2の端に形成された穴に配置されるシャフト部を備える回転部材と、を備え、前記2つのバンド部の第2の端同士は解放されている。
よって、管にサドル継手を被せ、クランプを取付ける時、クランプを外れ難くでき、加えて、サドル継手や管の寸法バラツキを吸収できるクランプを提供することができる。
すなわち、第2の端同士が解放されていることで、穴同士の間隔を広げることができない場合(2つのバンド部の第2の端同士が鍔によって固定されている場合等)と比較して、作業を容易に実施することができる。
さらに、回転部材自身に回り止めを有することで、回り止めのための別部品を備える必要がなくなる。このため、別途回り止め構造を設ける場合と比較して部品の構成が少なくなることでさらに単純な構造とでき、かつ安価なクランプを提供することが出来る。
そこで、この発明によれば、回り止めには誤組付け防止部が設けられている。これにより、回転部材と回り止めとの間にサドル端部が入りこむこと等を規制することが可能になり、誤組付けが発生することを防ぐことができる。
よって、円筒状の管に複数のサドルを連続させて融着でき、施工スピードを速くできる。また、クランプを安価にすることにより、管にサドルを融着した後、クランプをサドルに取り付けた状態にできる。これにより、クランプをサドルから取り外す手間がなくなり、施工スピードを速くできる。
(第1実施形態)
図1から図3に示すように、サドル継手1は、例えば、水道水やガスを流通させる本管(管)10に枝管(分岐管)12を接続する継手である。サドル継手1は、通常、EF継手(エレクロトフュージョン継手、電気融着継手)として構成されている。サドル継手1は、サドル2が本管10に密着され、サドル2の内部に設けられた電熱線4(図5参照)を発熱させることにより、サドル2と本管10とが融着されるように構成されている。サドル2と本管10とが融着されることにより、サドル2の分岐管部18に枝管12を接続して、本管10に枝管12が接続される。
以下、本管10の軸方向を「軸方向」、本管10の径方向を「径方向」、本管10の周方向を「周方向」として説明することもある。また、本管10の軸に直交する方向の一方側を「第1側」、他方側を第1側の反対側である「第2側」として説明する。
サドル本体15は、本管10に沿って半径Rの湾曲に形成され、本管10のうち第1側の外周面10aに融着される。サドル本体15の中央には、本管10と枝管12とを連通させるための円形の孔(不図示)が形成されている。サドル本体15には、円形の孔の外周縁に沿って分岐管部18が形成されている。分岐管部18は、円形の孔の外周縁から本管10の径方向外側(第1側)に向けて突出されている。
サドル本体15には、軸方向において分岐管部18の両側に、端子5,5が設けられている。端子5,5は、サドル本体15に埋設された電熱線4と接続されている。
サドル本体15、第1のサドル鍔16、および第2のサドル鍔17は、軸方向の長さ(すなわち、軸長さ)L1に形成されている。すなわち、サドル2は、軸方向の長さ(すなわち、軸長さという)L1に形成されている。
クランプ3は、本体部材3aと、回転部材28と、を備えている。本体部材3aは、第1のクランプ片(クランプ片)22と、一対の弾性バンド(バンド部)24と、一対の位置決め突起25と、穴35(図6も参照)と、を備えている。
本体部材3aは、熱可塑性樹脂材により射出成型で一体成型されている。熱可塑性樹脂材として、硬質塩化ビニル、耐衝撃材入り硬質塩化ビニル、ABS樹脂、POM(ポリアセタール)樹脂、ナイロン、ガラス入りPP(ポリプロピレン)樹脂等が挙げられる。
クランプ3(回転部材28を除く)を熱可塑性樹脂製の一体成形部材とすることにより、クランプ3の部材構成を少なくしてクランプ3を安価にできる。
また、弾性バンド24の第2の端同士は解放されている。言い換えると、弾性バンド24の第2の端同士は、弾性バンド24と一体的に成形された他の部材によっては接続されていない。この部位は、回転部材28(すなわち、弾性バンド24(本体部材3a)とは別部材)で接続されている。
弾性バンド24は、本管10に対して、第1側(すなわち、サドル2)の反対側である第2側に配置されている。
第1の傾斜バンド部24bは、湾曲バンド部24aの一端部から第1のクランプ片22まで傾斜状に延びている。第1の傾斜バンド部24bは、第1のクランプ片22のうち、第1のサドル鍔16に接触する面22aにおいて、軸方向の両端部に連結されている。
第2の傾斜バンド部24cは、湾曲バンド部24aの他端部から接続部33まで傾斜状に延びている。
弾性バンド24、特に湾曲バンド部24aは、チェーンのような連結部を備えない一体成型品であることが好ましい。
よって、第2のサドル鍔17に回転部材28(後述する)を第1側から引っ掛けることにより、弾性バンド24を本管10の外周面10bに接触させた状態でクランプ3をサドル2に仮固定できる。これにより、クランプ3をサドル2に取り付ける施工時にクランプ3を外れ難くできる。
また、例えば、第1のクランプ片22を第1のサドル鍔16に引っ掛けた状態において、第2のサドル鍔17に回転部材28を引っ掛けることにより、クランプ3をサドル2に容易に仮固定できる。
これらの第1の突起41および第2の突起42は、互いの中央において交差している。
また、第1実施形態では、弾性バンド24に第1の突起41、第2の突起42をそれぞれ1つ形成した例について説明するが、これに限らない、例えば、弾性バンド24に第1の突起41、第2の突起42を複数設けてもよい。
第1のサドル鍔16に一対の位置決め突起25が形成されることにより、本管10の軸方向において、クランプ3の中心をサドル2の中心に合わせる、あるいは近づける位置に簡単に配置できる。
このような、軸長さL1の異なる多種のサドル2に対応させて、位置決め突起25の位置が異なるクランプ3を射出成形するために、多種の金型を用意することは経済的に好ましくない。そこで、例えば、クランプ3の位置決め突起25がサドル2の軸長さL1に対応しない場合には、クランプ3から位置決め突起25を除去して使用するようにした。
よって、一種類の金型で成形したクランプ3を、軸長さL1の異なる多種のサドル2に適用させることができる。これにより、軸長さL1の異なる多種のサドル2に合わせて、多種のクランプ3を射出成形する必要がなく、多種のサドル2に適用するクランプ3を一種類の金型で兼用できる。
すなわち、金型に位置決め突起25用の入れ子を備える。クランプ3に位置決め突起25が必要な場合には、金型に位置決め突起25用の入れ子を配置することにより、クランプ3に位置決め突起25を一体成形できる。一方、クランプ3から位置決め突起25を除去する場合には、金型から位置決め突起25用の入れ子を外して、クランプ3に位置決め突起25を成形しないようにできる。
あるいは、クランプ3を金型で成形する際に、位置決め突起25をクランプにインサート成形してもよい。一方、位置決め突起25を必要としないクランプ3の場合には、クランプ3を金型で成形する際に、位置決め突起25をインサート成形しないことにより、クランプに位置決め突起25を形成しないようにする。
このような形状とすることで、穴35に備えられた切り欠きが、クランプ3の固定時等に弾性変形して広がる。これにより、サドル2や本管10寸法等の寸法バラツキに加え、本管10の長期使用によるクリープ膨張によって変形した場合等の変形吸収量をより大きくすることができる。
図12、図13、図14に示すように、抑え部30は、軸方向を長手方向として延びている。図14に示すように、ストッパー部31を操作片38に対して上方に位置させた姿勢において、抑え部30は、例えば、軸方向から見て、シャフト部29の中心線を底辺とした平行四辺形状をなしている。抑え部30の上辺に相当する面30aは、回転部材28を用いてクランプ3をサドル2に固定する際に第2のサドル鍔17と当接する部位である。以下、抑え部30のうち、面30aを「当接部30a」ということがある。また、面30aのうち、ストッパー部31が備わっている側の反対側の角30bは、回転部材28をサドル2に引っ掛ける際に最初に接する部位である。
第1実施形態においては、抑え部30の断面形状を、一例として、平行四辺形状として説明するが、本発明はこれに限らない。その他の例として、平行四辺形状を他の形状としてもよい。
また、操作片38の軸方向の幅は、施工者の手によって操作可能の広さに設定される。例えば、30mm程度の広さが好ましい。
第1実施形態においては、操作片38の断面形状を、一例として、長方形状として説明するが、本発明はこれに限らない。その他の例として、長方形状を他の形状としてもよい。
ストッパー部31は、例えば、操作片38の根元部から、クランプ3をサドル2に固定した際にサドル本体15に接する側に、操作片38の厚さ方向に突出している。
ストッパー部31の位置及び大きさは、施工条件等により適宜決定される。例えば、ストッパー部31の軸方向の幅は操作片38の軸方向の幅と等しく30mmとして、操作片38の根元部から抑え部30の平行四辺形状の底辺(シャフト部29の中心線)に対して平行に12mm程度突出していることが好ましい。
第1実施形態においては、ストッパー部31の断面形状を、一例として、長方形状として説明するが、本発明はこれに限らない。その他の例として、長方形状を他の形状としてもよい。また、ストッパー部31の突出する部位は、施工条件等に合わせて適宜変更してもよい。
また、回転部材28を用いてクランプ3をサドル継手1に取付ける(後述する)際は、
図17に示すように、抑え部30の当接部30aが第2のサドル鍔17の上面と接するのが正常である。しかしながら、図24に示すように、ストッパー部31の下面が第2のサドル鍔17に接した状態で固定されることがある(誤組付け)。この場合は、図17に示すような張力P1が付与されず、取付不良となる。
これを防ぐために、図25及び図26に示すように、ストッパー部31には、誤組付け防止部32を有していてもよい。誤組付け防止部32は、抑え部30とストッパー部31との間に設けられたリブ形状である。また、誤組付け防止部32は、抑え部30の上面(組付け時に本管10に面する部位)とストッパー部31の下面(組付け時に第2側に面する部位)とを接続する凸リブ(突起)である。
これにより、ストッパー部31の下面が第2のサドル鍔17の上面に接しようとした場合、図27に示すように誤組付け防止部32が第2のサドル鍔17に接触する。これにより、ストッパー部31の下面が第2のサドル鍔17の上面に接する誤組付けが生じることを防ぐことができる。
なお、本実施形態において、誤組付け防止部32は、図26に示す正面視において、ストッパー部31の端部と抑え部30の端部とが交差する部位を頂点の1つとして、それぞれの他方の端を頂点とした、三角形状のリブであるとする。誤組付け防止部32は、ストッパー部31と抑え部30との間に第2のサドル鍔17が入り込んだり、引っかかったりしない形状、構造であればよく、ストッパー部31と抑え部30との間を全体的に埋めるものであってもよいし、ストッパー部31から抑え部30に向けて延びる板やピンであってもよい。
回転部材28の、シャフト部29と、抑え部30と、ストッパー部31と、操作片38は、例えば、熱可塑性樹脂材で一体に成形されている。熱可塑性樹脂材として、硬質塩化ビニル、耐衝撃材入り硬質塩化ビニル、ABS樹脂、POM(ポリアセタール)樹脂、ナイロン、ガラス入りPP(ポリプロピレン)樹脂等が挙げられる。これにより、回転部材28の部品構成を少なくして安価にできる。
尚、回転部材28は、第1のクランプ片22および弾性バンド24と同じ材質でも、違う材質でも良い。
すなわち、まず、一方のシャフト部29を一方の穴35に挿入する。次に、他方の穴35を有する弾性バンド24を、回転部材28の軸方向の長さに合わせて変形させる。そして、他方のシャフト部29を他方の穴35に挿入する。
図15に示すように、第1工程において、本管10のうち第1側の外周面10aにサドル2を被せる。本管10に被せたサドル2の第1のサドル鍔16に、クランプ3の第1のクランプ片22を第1側から引っ掛ける(係止する)。
その後、回転部材28を第2のサドル鍔17から離す方向に弾性バンド24を弾性変形させる。弾性変形した弾性バンド24を復元させることにより、回転部材28を矢印C方向に移動させる。回転部材28が第2のサドル鍔17を乗り越えて、抑え部30の角30bが第2のサドル鍔17に第1側から引っ掛けられる(係止される)。
このとき、角30bが第2のサドル鍔17に確実に係止されていることを確認する。ここで、角30bが第2のサドル鍔17から外れた状態で第3工程を行うと、図24に示すような誤組付けの状態となる。
そこから更に操作片38を矢印A方向に移動させると、当接部30aが第2のサドル鍔17と完全に接する。
このため、回転部材28をストッパー部31がサドル本体15と接する状態となった後は、弾性バンド24による張力P1は、固定を解除する方向へ(B方向への回転力)は作用しない。
これにより、弾性バンド24に張力P1を付与する回転部材28が、例えばクランプ3の1か所に設けられた場合でも、サドル2にクランプ3をバランスよく取り付けることができる。これにより、クランプ3による本管10の取付性(すなわち、施工性)を高めることができる。
よって、本管10にサドル継手1を被せ、クランプ3を取付ける時、クランプ3を外れ難くでき、加えて、サドル継手1や本管10の寸法バラツキを吸収できるクランプ3を提供することができる。
すなわち、第2の端同士が解放されていることで、穴35同士の間隔を広げることができない場合(2つの弾性バンド24の第2の端同士が鍔によって固定されている場合等)と比較して、作業を容易に実施することができる。
また、従来の技術のようにチェーンを用いてネジにより固定する場合と比較してより単純な構造とすることで、部品の点数を少なく、かつ部材の組み立てを容易にすることができる。
さらに、回転部材28自身にストッパー部31を有することで、ストッパー部31のための別部品を備える必要がなくなる。このため、別途回り止め構造を設ける場合と比較して部品の構成が少なくなることでさらに単純な構造とでき、かつ安価なクランプ3を提供することが出来る。
すなわち、ストッパー部31に誤組付け防止部32を設けることで、誤組付けが発生することを防ぐことができる。
よって、円筒状の本管10に複数のサドル2を連続させて融着でき、施工スピードを速くできる。また、クランプ3を安価にすることにより、本管10にサドル2を融着した後、クランプ3をサドル2に取り付けた状態にできる。これにより、クランプ3をサドル2から取り外す手間がなくなり、施工スピードを速くできる。
図21から図23に示すように、サドル付分水栓50は、サドル51と、分水栓52と、クランプ(サドルクランプ、サドルジグ)53と、を備えている。分水栓52は、サドル51の継手部56に接続されている。分水栓52は、一般に使用されている分水栓と概ね同じ構成であり、詳しい説明を省略する。
その他の方法として、例えば、第1実施形態のクランプ3を成形する金型でクランプ3を成形する。成形したクランプ3から位置決め突起25を取り除くことによりクランプ53を形成できる。
さらに、他の方法として、例えば、第1実施形態のクランプ3を成形する金型でクランプ53を成形する際に、位置決め突起25をインサート成形しないことにより、クランプ53を成形できる。
これにより、クランプ53の金型を、第1実施形態のクランプ3を形成する金型と兼用できる。
そこで、クランプ3の位置決め突起25がサドル51の軸長さL1に対応しない場合には、第2実施形態のクランプ53のように位置決め突起25を設けないようにした。これにより、クランプ53をサドル51に対応させることができる。
よって、第2実施形態のクランプ53の金型を、第1実施形態のクランプ3を形成する金型と兼用できる。兼用の金型で形成したクランプ3,53は、軸長さL1の異なる多種のサドル2,51に適用させることができる。
3、53 クランプ
3a 本体部材
22 第1のクランプ片
24 弾性バンド
25 突起
28 回転部材
29 シャフト部
35 穴
37 波型形状
41 第1の突起
42 第2の突起
Claims (9)
- 間隔をあけて配置された2つのバンド部と、前記2つのバンド部の第1の端同士を接続する第1のクランプ片と、を備える本体部材と、
前記2つのバンド部それぞれの第2の端に形成された穴に配置されるシャフト部を備える回転部材と、を備え、
前記2つのバンド部の第2の端同士は解放されている、
クランプ。 - 前記回転部材に回り止めを備えた、
請求項1に記載のクランプ。 - 前記回り止めは、前記回転部材から突出し、
前記回転部材と前記回り止めとの間には、誤組付け防止部が設けられている、
請求項2に記載のクランプ。 - 前記クランプが熱可塑性樹脂からなる、
請求項1または3のいずれか1項に記載のクランプ。 - 前記バンド部は、突起を有する、
請求項1から4のいずれか1項に記載のクランプ。 - 前記第1のクランプ片にローレット加工がなされている、
請求項1から5のいずれか1項に記載のクランプ。 - 前記穴には、前記バンド部を前記穴から、前記穴の軸に直交する方向に貫通する切り欠きが設けられている、
請求項1から6のいずれか1項に記載のクランプ。 - 前記バンド部の一部に波型形状を有する、
請求項1から7のいずれか1項に記載のクランプ。 - 請求項1から8のいずれか1項に記載のクランプにより、サドルを管に固定するサドルの固定方法であって、
前記サドルに前記第1のクランプ片を引っ掛ける第1工程と、
前記第1工程の後、前記シャフト部を前記穴に配置し、前記サドルと前記クランプとの間に前記管を挟む第2工程と、
前記第2工程の後、前記回転部材を回転させて前記回転部材を前記サドルに押し付け、前記バンド部によって前記管を締め付ける第3工程と、を備え、
前記第2工程で、前記シャフト部を前記穴に配置するときに、前記穴同士の間隔を広げることで前記シャフト部を前記穴に配置する、
サドルの固定方法。
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