JP5355743B2 - サドル形エレクトロフュージョン継手用のクランプ - Google Patents

サドル形エレクトロフュージョン継手用のクランプ Download PDF

Info

Publication number
JP5355743B2
JP5355743B2 JP2012094694A JP2012094694A JP5355743B2 JP 5355743 B2 JP5355743 B2 JP 5355743B2 JP 2012094694 A JP2012094694 A JP 2012094694A JP 2012094694 A JP2012094694 A JP 2012094694A JP 5355743 B2 JP5355743 B2 JP 5355743B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
saddle
joint
clamp
pipe
main
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012094694A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012145230A (ja
Inventor
宏明 田中
洋 阿部
真平 久木田
直 照沼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Gas Co Ltd
Mitsui Chemicals Industrial Products Ltd
Keiyo Gas Co Ltd
Original Assignee
Nippon Gas Co Ltd
Mitsui Chemicals Industrial Products Ltd
Keiyo Gas Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Gas Co Ltd, Mitsui Chemicals Industrial Products Ltd, Keiyo Gas Co Ltd filed Critical Nippon Gas Co Ltd
Priority to JP2012094694A priority Critical patent/JP5355743B2/ja
Publication of JP2012145230A publication Critical patent/JP2012145230A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5355743B2 publication Critical patent/JP5355743B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)

Description

本発明は、分岐配管の施工時にプラスチック管に電気融着される中大口径分岐用のサドル形エレクトロフュージョン継手をプラスチック管に固定するために用いるクランプに関する。
エレクトロフュージョン継手は、プラスチック管との接合面に埋設した電熱線に通電することで発熱させてプラスチック管との融着を行うもので、融着時には融着不良を来たさないようにするために界面圧力が一定以上立つようにする必要がある。そこでサドル継手の場合、融着時には、継手をプラスチック管にクランプで押付けて固定している。
サドル継手における従来のクランプによる固定は、サドル継手のサドル部両側に側方に向けて突出形成された鍔部にプラスチック管を抱持する締め金具を引掛けて締め込むことにより行われているが、この方法は、融着のための通電時間が長い継手(主に外径60mm以上(呼び50以上)の中大口径用継手で、かつ融着時間が140秒を超える継手)を固定するのには適さない。継手を融着する際に発生する熱によってサドル部の外面まで温度が上昇するが、融着時間が長いことでこれが顕著化し、サドル部全体の樹脂が軟化することによりクランプ力が低下し安定した界面圧力が得られない恐れがあるためである。この界面圧力の低下は、継手とプラスチック管との密着性低下に繋がり、融着不良を起すおそれがある。
本発明は、クランプによる固定時により安定して主幹部周辺を押える事により、広い融着部を持つ中大口径分岐用サドル形エレクトロフュージョン継手であってもプラスチック管との密着性を向上させて融着させる事を目的とし、この目的達成のために前記継手をプラスチック管に固定するために用いるクランプを提供しようとするものである。
本発明者らの検討によれば、サドル部とプラスチック管とを融着時に密着させておくためには、サドル部をサドル部の融着箇所の下部からの引張力では無く、融着箇所の上部からの押付力によって押し付けることが重要である。詳しく言えば、サドル部が融着される箇所の下方部をクランプで押さえてサドル部下方部からの引張力により融着面に押し付けるのではなく、融着される箇所の上方部をクランプで押さえることにより、サドル部の上方部からの押付力によりサドル部とプラスチック管の融着面同士を密着させるように被押え部を配置することが重要である。
本発明は係る点に鑑みてなされたもので、請求項1に係わる発明は、プラスチック管との接合面に電熱線を埋設した凸状に湾曲するサドル部と、該サドル部の中央部より突設される主幹部よりなる、中大口径分岐用のサドル形エレクトロフュージョン継手をプラスチック管に固定するために用いるクランプであって、前記サドル形エレクトロフュージョン継手の前記主幹部を通してサドル部に装着され、凸状に湾曲した内周面を前記主幹部両側の凸状に湾曲したサドル部に合致させて当て、該サドル部をプラスチック管の周方向に押える第1の締め金具と、プラスチック管に当てられる第2の締め金具と、サドル部に装着した第1の締め金具とプラスチック管に当てられた第2の締め金具を締着する締着手段を有し、該締着手段による両締め金具の締着により上記継手と管を固定することを特徴とする
本発明のエレクトロフュージョン継手は、サドル部を備えた好ましくは外径60mm(呼び50A)以上の中大口径分岐用継手で、継手品種としては、例えばサドル継手、サービスチー継手が挙げられる
主幹部には継手が例えばサドル継手の場合では、分岐管が接続され、サービスチー継手の場合には、分岐管が接続されるスピゴットが横向きに突設される。
本発明の第1の締め金具としては、主幹部に通してサドル部に装着され、サドル部を押える機能を有するものであればよく、特に制限はない。
第2の締め金具もプラスチック管に当てられ、第1の締め金具と協同して継手と管を固定できるようになっていればよく、特に制限はない。
締着手段としては、例えばボルトとナットよりなる止着手段、前述の第2の下締め金具に開閉可能に軸着され、第1の締め金具に形成されるフォーク部4に押込んで嵌合係止されるロッドを例示することができる。
請求項2に係わる発明は、請求項1に係わる発明のクランプにおいて、継手の主管部外周又は主管部周辺のサドル部に形成され被押え部を押える押え部が前記第1の締め金具に該第1の締め金具に当接して支持される取付部を介してボルトにて固着されることを特徴とする。
被押え部は、例えば平坦部や突起等で構成されるが、要は押え部が被押え部を押えて押付力が付与される形態をなすものであれば、どのようなものでもよく、特に制限はない。こうした被押え部は、主幹部外周又は主幹部周辺のサドル部に一ないし数か所形成される。
押え部は、前述するように被押え部を押えて押付力を付与する機能を有するものであればよく特に制限はない。敢えて例示すれば、被押え部が平坦部である場合には、平坦部又は突起で構成され、被押え部が突起で構成される場合には、平坦部又は突起に嵌合係止する凹部で構成される。
本発明のサドル形エレクトロフュージョン継手用のクランプによれば、第1の締め金具の凸状に湾曲する内周面を前記主幹部両側の凸状に湾曲したサドル部に合致させて当ててサドル部をプラスチック管の周方向に押えることにより長時間の融着により樹脂が軟化しても安定した界面圧力が得られるようになり、比較的融着面積の広い中大口径分岐用のサドル継手において、主管部又はその周辺で生じるおそれがあった融着不良を解消することができる。
また電気融着時、クランプの押え部が継手の主管部外周又は主管部周辺のサドル部に形成される被押え部を押えて界面圧力に抗した押付力を安定して付与することにより、継手の主管部又は主管部周辺をプラスチック管に密着させることができるようになる。
本発明のクランプが用いられるエレクトロフュージョンサドル継手の斜視図。 サドル継手とプラスチック管を固定した本発明に係わるクランプの断面図。 同斜視図。
以下、本発明のサドル形エレクトロフュージョン継手用のクランプについて図面により説明する。
図1に示すエレクトロフュージョンサドル継手11は、上向きに凸状に湾曲し、プラスチック管3と接合する内周面に電熱線を埋設したサドル部2bと、サドル部中央より突設され、図示しない分岐管が接続される主管部2aと、上記電熱線に接続される一対のターミナル2cと、主管部2aの基部外周にターミナル2cと直交する方向の対称位置に突設され、上面を平坦部とした被押え部である突起部12を備えている。該突起部12は本実施形態では対称位置に二か所設けられているが、一か所にのみ或いは三か所以上に設けてもよいし、図示する位置とはずらして設けてもよい。
図2は、クランプ14の断面図、図3は同クランプ14の使用例を示す斜視図で、該クランプ14は上向きに凸状に湾曲してサドル継手11の主管部2aに通し、サドル部2bに上方より被せて装着される、四隅にフォーク部4を備えた第1の締め金具である上締め金具15と、下向きに凸状の半円形をなして両端に操作摘み6aを備えた締込用のロッド6を開閉可能に軸着した一対の第2の締め金具である下締め金具7よりなり、上締め金具15には突起部12と対向する箇所にそれぞれ取付部16を介して平坦な押え部17が一対のボルト18にて固着されている。この押え部17は、本実施形態では一対、対称位置に設けられているが、突起部12が前述するように、一或いは三か所以上に設けられる場合には、突起部12に対応して一或いは三か所以上に設けられる。
プラスチック管3にサドル継手11を装着して図3に示すようにクランプ14で固着するときには、上締め金具15をサドル継手11のサドル部2bに上方より主管部2aを通して装着し、ついでプラスチック管3に下締め金具7を下方より当ててロッド6による締着を行う。この締着は、上締め金具15の両側において図示するように行われる。
本発明は、好ましくは外径が60mm以上(呼び50A以上)の分岐径用サドル形エレクトロフュージョン継手とプラスチック管を電気融着する際に、継手とプラスチック管を固定するために用いるクランプに適用される。
2a・・主管部
2b・・サドル部
2c・・ターミナル
3・・プラスチック管
4・・フォーク部
6・・ロッド
6a・・操作摘み
7・・下締め金具
11・・サドル継手
12・・突起部
14・・クランプ
15・・上締め金具
16・・取付部
17・・押え部
18・・ボルト

Claims (2)

  1. プラスチック管との接合面に電熱線を埋設した凸状に湾曲するサドル部と、該サドル部の中央部より突設される主幹部よりなる、中大口径分岐用のサドル形エレクトロフュージョン継手をプラスチック管に固定するために用いるクランプであって、前記サドル形エレクトロフュージョン継手の前記主幹部を通してサドル部に装着され、凸状に湾曲した内周面を前記主幹部両側の凸状に湾曲したサドル部に合致させて当て、プラスチック管との接合面に電熱線を埋設した凸状に湾曲するサドル部と、該サドル部の中央部より突設される主幹部よりなる、中大口径分岐用のサドル形エレクトロフュージョン継手をプラスチック管に固定するために用いるクランプであって、前記サドル形エレクトロフュージョン継手の前記主幹部を通してサドル部に装着され、凸状に湾曲した内周面を前記主幹部両側の凸状に湾曲したサドル部に合致させて当て、該サドル部をプラスチック管の周方向に押える第1の締め金具と、プラスチック管に当てられる第2の締め金具と、サドル部に装着した第1の締め金具とプラスチック管に当てられた第2の締め金具を締着する締着手段を有し、該締着手段による両締め金具の締着により上記継手と管を固定することを特徴とするクランプ。
  2. 継手の主管部外周又は主管部周辺のサドル部に形成され被押え部を押える押え部が前記第1の締め金具に該第1の締め金具に当接して支持される取付部を介してボルトにて固着されることを特徴とする請求項1記載のクランプ。
JP2012094694A 2012-04-18 2012-04-18 サドル形エレクトロフュージョン継手用のクランプ Expired - Fee Related JP5355743B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012094694A JP5355743B2 (ja) 2012-04-18 2012-04-18 サドル形エレクトロフュージョン継手用のクランプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012094694A JP5355743B2 (ja) 2012-04-18 2012-04-18 サドル形エレクトロフュージョン継手用のクランプ

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006168849A Division JP5094052B2 (ja) 2006-06-19 2006-06-19 サドル形エレクトロフュージョン継手用のクランプ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012145230A JP2012145230A (ja) 2012-08-02
JP5355743B2 true JP5355743B2 (ja) 2013-11-27

Family

ID=46788978

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012094694A Expired - Fee Related JP5355743B2 (ja) 2012-04-18 2012-04-18 サドル形エレクトロフュージョン継手用のクランプ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5355743B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108237695B (zh) * 2018-03-30 2023-09-29 湖北水之翼科技有限公司 一种改进型pe管热熔对接机和用其制备止水环的方法
KR102528802B1 (ko) * 2021-11-30 2023-05-08 주식회사 화승알앤에이 레이저 용접용 지그장치 및 이를 포함하는 지그 시스템

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001193889A (ja) * 2000-01-11 2001-07-17 Osaka Gas Co Ltd サドル型継手の固定方法及びサドル型継手固定用クランプ
JP4731754B2 (ja) * 2001-07-25 2011-07-27 シチズンホールディングス株式会社 振動検出装置及びこの振動検出装置を用いた機器の起動制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012145230A (ja) 2012-08-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR200473913Y1 (ko) 파이프용 클램프
US10828840B2 (en) Electromagnetic induction welding of fluid distribution systems
JP5355743B2 (ja) サドル形エレクトロフュージョン継手用のクランプ
JP4326158B2 (ja) 電気融着サドル系継手
JP5833414B2 (ja) 電気融着継手、それを用いた接合方法、および電気融着継手と合成樹脂管との接合構造
JP5094052B2 (ja) サドル形エレクトロフュージョン継手用のクランプ
JP2014190513A (ja) 電気融着継手
JP2011226498A (ja) 分岐継手
JP2018105370A (ja) サドルクランプ装置
KR200475077Y1 (ko) 관 연결구
JP6344949B2 (ja) 電気融着継手用クランプ
JP2003004192A (ja) 分岐サドル継手
US20100066080A1 (en) Device for the sealed coupling of two cylindrical pipes having different diameters
JPH11153274A (ja) 管継手
JPH10169847A (ja) 電気融着継手の固定方法
JPH10185063A (ja) サドル付分水栓
KR101604450B1 (ko) 열접착 방식을 이용한 복합 리벳 장치
JP2004183793A (ja) 電気融着継手用の中継継手
JP2001065772A (ja) サドル継手の固定治具及び固定方法
JP2500888Y2 (ja) 合成樹脂管の電気融着式補修部材
JPH10185068A (ja) 電気融着継手の固定方法
JP2018105371A (ja) 分岐サドル継手
KR200313866Y1 (ko) 합성수지관의 분기관 연결구조
JP2000154897A (ja) 樹脂管用分岐継手
JP3187654B2 (ja) 分岐サドルの取付方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120418

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130702

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130718

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130827

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130827

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5355743

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees