JP2023016319A - 空調装置の吹出構造体 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、通風路を閉鎖する状態となった風向可変手段による良好な気密性を発揮することができるとともに、従来よりも良好な風の指向性を発揮することができる空調装置の吹出構造体を提供する。【解決手段】本発明の空調装置の吹出構造体10は、ケース1内に配置されて吹き出す風の向きを回動角度に応じて変更可能となっているとともに風の吹き出しを禁止するようにケース1内の通風路5を閉鎖する風向可変手段2を備え、ケース1内には、通風路5を閉鎖する状態となった風向可変手段2が当接する当接面S1と、当接面S1から上流側へと逆流する気流を下流側へと反転させる反し面S2とが形成されていることを特徴とする。【選択図】図4

Description

本発明は、空調装置の吹出構造体に関する。
従来、空調装置の吹出構造体(レジスタ)としては、内側に通風路を形成するケースと、このケース内に配置されて吹き出す風の向きを回動角度に応じて変化させるとともに風の吹き出しを禁止するように通風路を閉鎖するフィン(風向可変手段)と、を備えるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。そして、このような吹出構造体においては、フィンが通風路を閉鎖するフィンシャット状態となった際に、フィンによる気密性を向上させるために、フィンとケース内壁面との接触面積を高めている。具体的には、吹出構造体は、風の吹出口の近傍にて通風路を狭めることで通風路の一般部との間に段差を形成し、この段差面にフィンシャット状態のフィンの板面を当接させる構成となっている。
特開2016-199074号公報
しかしながら、前記のように吹出口の近傍で通風路に段差を設けると、段差部に風の吹き溜まりが形成されるという新たな問題を生じる。吹出構造体は、段差部に形成される風の吹き溜まりによって、フィン(風向可変手段)による良好な風の指向性が阻害される。
本発明の課題は、通風路を閉鎖する状態となった風向可変手段による良好な気密性を発揮することができるとともに、従来よりも良好な風の指向性を発揮することができる空調装置の吹出構造体を提供することにある。
前記課題を解決した本発明の空調装置の吹出構造体は、内側に通風路を有するケースと、前記ケース内に配置されて吹き出す風の向きを回動角度に応じて変更可能となっているとともに風の吹き出しを禁止するように前記通風路を閉鎖する風向可変手段と、を備え、前記ケース内には、前記通風路を閉鎖する状態となった前記風向可変手段が当接するように、前記通風路の延在方向に対して交差する方向であって前記通風路から離れる方向に延びて形成される当接面と、前記当接面の上流側で、前記当接面と対向するように設けられ、前記当接面から上流側へと逆流する気流を下流側へと反転させる反し面と、が形成されていることを特徴とする。
本発明の吹出構造体によれば、通風路を閉鎖する状態となった風向可変手段による良好な気密性を発揮することができるとともに、従来よりも良好な風の指向性を発揮することができる。
本発明の実施形態に係る吹出構造体を配置した車両のインストルメントパネルの正面図である。 本発明の実施形態に係る吹出構造体の全体斜視図である。 図2の吹出構造体の分解斜視図である。 図2のIV-IV断面図である。 第1風向調節手段(風向調節手段)の横断面を含む図2のV-V断面図である。 第2風向調節手段(他の風向調節手段)を構成するドラムフィンの全体斜視図である。 右向き送風時における吹出構造体の動作説明図である。 上向き送風時における吹出構造体の動作説明図である。 下向き送風時における吹出構造体の動作説明図である。 吹出構造体の段差空間の周辺における気流の模式図である。 比較例に係る吹出構造体の段差空間の周辺における気流の模式図である。
次に、本発明の空調装置の吹出構造体を実施するための形態(実施形態)について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
本実施形態の吹出構造体は、ケース内の通風路を閉鎖する状態となった風向可変手段がケースとの気密性を高めるように当接する当接面をケース内に設けるとともに、この当接面から上流側へと逆流する気流を下流側へと反転させる反し面をケース内に設けたことを主な特徴とする。
なお、以下の説明において前後左右上下の方向は、この吹出構造体を搭載する車両の前後左右上下の方向に一致させた各図における矢示方向を基準とする。
図1は、本実施形態に係る吹出構造体10を配置した車両VのインストルメントパネルPの正面図である。
本実施形態の吹出構造体10は、運転席及び助手席のそれぞれに対応するように、車幅方向に複数並んで配置されているが、以下では、助手席に対応するように設けられるものの一つを例にとって吹出構造体10について具体的に説明する。
図1に示すように、吹出構造体10は、車室R側に吹出口13が臨むように、インストルメントパネルPに取り付けられている。具体的には、吹出口13は、助手席(図示を省略)に着座した乗員に向き合うように、インストルメントパネルPの縦壁に配置されている。
図2は、吹出構造体10の全体斜視図である。図3は、吹出構造体10の分解斜視図である。
図2に示すように、吹出構造体10は、角筒体からなるケース1と、吹出口13となるケース1の一端側(図2の後側)でケース1内に収容される第1風向可変手段2とを備えている。また、吹出構造体10は、図3に示すように、ケース1の他端側(図3の前側)でケース1内に収容される第2風向可変手段3をさらに備えている。なお、第1風向可変手段2は、特許請求の範囲にいう「風向可変手段」に相当し、第2風向可変手段3は、特許請求の範囲にいう「他の風向可変手段」に相当する。
≪ケース≫
ケース1は、図3に示すように、上板部材1aと、下板部材1bと、側板部材1cと、ベゼル部材1dと、を有している。
ケース1は、これらの部材1a,1b,1c,1dが一体となることで前記の角筒体を形成している。そして、このケース1の内側には、矩形流路断面を有する後記の通風路5(図4参照)が形成されることとなる。
図4は、図2のIV-IV断面図である。なお、図4中、符号Dは、空調装置(図示を省略)からの送風路となる仮想線(二点鎖線)にて示すダクトである。
上板部材1aと下板部材1bとは、図4に示す側面視で、ケース1の前後方向に延びる中心線Cを挟んで相互に対称形状となっている。
具体的には、上板部材1aと下板部材1bとは、互いに向き合うことで、一対の側板部材1c(図3参照)との間に、ダクト接続部7と、ドラムフィン配置部8と、縦フィン配置部9とを形成している。
ダクト接続部7は、ダクトDに接続される部分であり、吹出構造体10における空気(風)の流入口17を形成している。なお、このダクト接続部7の内側には、後記する第2風向可変手段3(ドラムフィン30)の前端が配置されている。
そして、ダクト接続部7の後部には、ドラムフィン30の回動角度を規制するストッパ面7aが、板部材1aと下板部材1bのそれぞれに形成されている。ドラムフィン30の回り止めとして機能するこれらストッパ面7aについては、ドラムフィン30とともに後に詳しく説明する。
ドラムフィン配置部8は、ダクト接続部7の下流側に設けられている。このドラムフィン配置部8は、後記するドラムフィン30が後記する軸部39(図6参照)を中心に所定の角度で回動可能となるように、上板部材1aと下板部材1bとの上下間隔がダクト接続部7における上板部材1aと下板部材1bとの上下間隔よりも広くなっている。
ドラムフィン配置部8の前部には、ドラムフィン30の後部の回動軌跡に沿って湾曲する湾曲部8aが形成されている。
なお、ドラムフィン配置部8における湾曲部8aの下流側は、上板部材1aと下板部材1bとの間隔が略一定で次に説明する縦フィン配置部9まで延びる一般部8bとなっている。
縦フィン配置部9は、ドラムフィン配置部8の一般部8bよりも上板部材1aと下板部材1bとの上下間隔が広くなっている。縦フィン配置部9での上板部材1aと下板部材1bとの上下間隔は、前後方向に略一定となっている。
そして、ケース1は、ドラムフィン配置部8の一般部8bと縦フィン配置部9との段差を繋ぐように上板部材1a及び下板部材1bのそれぞれに縦壁面16が形成されている。
これらの縦壁面16は、後記するベゼル部材1dの縦壁面15(当接面S1)に対抗するように設けられ、後に詳しく説明するように、縦壁面15側から逆流する気流の反し面S2を構成している。
このような縦壁面16は、通風路5側で下流側に向けて突出する反し部11を有している。
なお、本実施形態での縦壁面16(反し面S2)は、上流側(前側)に向けて凹むように湾曲する湾曲面となっている。つまり、縦壁面16(反し面S2)は、縦壁面15に対して凹面にて向き合うようになっている。ただし、縦壁面16は、反し部11を有していれば、湾曲面に代えて上下方向に延びる平坦面とすることもできる。
このような縦フィン配置部9の内側には、第1風向可変手段2を構成する縦フィン21の前側部分が配置されている。
ちなみに、縦フィン21の回動軸21aよりも前方に位置するこの前側部分の上下幅は、ドラムフィン配置部8の一般部8bにおける上板部材1aと下板部材1bとの上下間隔よりも広くなっている。
このような縦フィン配置部9における上板部材1aの後部と、下板部材1bの後部には、回動軸21aの軸受け9aが形成されている。そして、縦フィン配置部9を形成する上板部材1a、下板部材1b及び側板部材1cの後部には、次に説明するベゼル部材1dの前部が接続される。
ベゼル部材1dは、図3に示すように、矩形の開口を有する枠体で形成されている。
また、ベゼル部材1dは、図4に示すように、ケース1の車室側となる最も下流側に配置され、空調装置(図示を省略)からの送風の吹出口13を形成している。
つまり、ケース1の内部には、前記の流入口17から吹出口13に向う風の通風路5が形成されることとなる。
このようなベゼル部材1dは、その内側に気流案内部14を有している。
気流案内部14は、後に詳しく説明するように、ドラムフィン30の回動角度に応じて通風路5内で変化した気流を、所定方向に案内するように構成されている。
気流案内部14は、図4に示すように、上下間隔が前後方向に沿って略一定の一般部14aと、この一般部14aの後側に接続されて後方に向かうほど上下間隔が徐々に狭まるように傾斜する傾斜部14bとで構成されている。
なお、一般部14aにおけるベゼル部材1dの内側の上下間隔は、ドラムフィン配置部8の一般部8bにおける上板部材1aと下板部材1bとの上下間隔と略等しくなるように設定されている。
このような一般部14aの内側には、縦フィン21の回動軸21aよりも後方に位置する縦フィン21の後側部分が配置されることとなる。
そして、一般部14aにおけるベゼル部材1dの内側と縦フィン配置部9との段差としてベゼル部材1dの前端に形成される上下の縦壁面15は、後に詳しく説明するフィンシャット状態の縦フィン21の当接面S1となる。
これらの縦壁面15(当接面S1)は、前記の縦壁面16(反し面S2)との間でケース1内に空間部12を形成することとなる。つまり、この空間部12は、通風路5の外側で段差空間を形成している。
≪第1風向可変手段≫
第1風向可変手段2は、図3に示すように、複数の縦フィン21と、連結部材22と、操作部23と、を主に備えて構成されている。
縦フィン21は、板体で構成され、板面が互いに平行となるように車幅方向(左右方向)に並んでいる。
縦フィン21は、前記の軸受け9a(図4参照)に支承される回動軸21aと、連結部材22に支承される連結ピン21bとを備えている。
回動軸21aは、縦フィン21の上縁及び下縁のそれぞれから上下方向に突出している。連結ピン21bは、回動軸21aの上流側で縦フィン21の上縁から上下方向に突出している。
また、複数の縦フィン21のうち、左右方向の中程に位置する一の縦フィン21dは、後記の操作部23が係合する係合ピン21cを有している。この係合ピン21cは、回動軸21aの下流側で上下方向に延びている。
連結部材22は、図3に示すように、その長手方向に沿って所定間隔で並ぶ複数の孔部22aを有している。これらの孔部22aには、平行状態を維持した複数の縦フィン21のそれぞれの連結ピン21bが回転自在に嵌め込まれる。これにより複数の縦フィン21は、連結部材22を介して一体に連結される。
このような連結部材22は、図4に示すように、縦壁面15(当接面S1)と縦壁面16(反し面S2)との間に形成される空間部12に配置されている。
なお、連結部材22は、縦フィン21を回動させる回動機構を構成している。
操作部23は、図3に示すように、ユーザの把持部23aと、この把持部23aから前方に向けて突出する二股部23bと、把持部23aを左右方向にスライド自在に支持する案内バー23cと、を有している。
図5は、第1風向調節手段2の横断面を含む図2のV-V断面図である。
図5に示すように、把持部23aを支持する案内バー23cの両端部は、ベゼル部材1dに支持されている。操作部23の二股部23bの間には、前記した縦フィン21の係合ピン21cが、前後方向に移動可能に嵌め込まれている。
このような第1風向可変手段2においては、ユーザが操作部23の把持部23aを左右方向にスライドさせると、縦フィン21dの係合ピン21cは、二股部23bの間を前後方向に移動しながら、縦フィン21dを回動軸21a回り回動させる。
この際、縦フィン21dの連結ピン21bを介して連結部材22にて連結されたその他の縦フィン21は、縦フィン21dに連動して各回動軸21a回りに回動する。これにより縦フィン21(縦フィン21dを含む)は、回動角度に応じて吹出口13から吹き出される風の方向を変化させる。
また、回動した縦フィン21(縦フィン21dを含む)は、図5中、点線で示すように、互いに重なりあって、吹出口13を閉鎖するフィンシャット状態となる。
このフィンシャット状態は、特許請求の範囲にいう「通風路を閉鎖する状態」に相当する。
なお、図5に示すように、ベゼル部材1dの内側には、フィンシャット状態となった縦フィン21の回動角度を維持する回り止めとしてのストッパ面1d1が形成されている。
また、フィンシャット状態となった縦フィン21は、図4中、点線で示すように、ベゼル部材1dの上下の縦壁面15(当接面S1)に当接することとなる。
≪第2風向可変手段≫
次に、第2風向可変手段3(図3参照)について説明する。
図3に示すように、第2風向可変手段3は、第1風向可変手段2の上流側(前側)に配置されている。
第2風向可変手段3は、ドラムフィン30と、このドラムフィン30を回動させるリンク機構31とを主に備えて構成されている。
図6は、ドラムフィン30の全体斜視図である。
図6に示すように、ドラムフィン30は、車幅方向(左右方向)に長い部材であって、前後に開口を有する角筒状のドラムフィン本体32と、ドラムフィン本体32の内側を上下に仕切る平板状の横フィンからなる中間フィン33とを備えている。
ドラムフィン本体32は、平板状の横フィンからなる上フィン36及び下フィン37と、端板38とを備えている。
上フィン36と、下フィン37とは、平面形状が矩形で左右方向に長い板体で構成されている。また、上フィン36と下フィン37とは、相互に前後幅が略同じに設定されている。
図4に戻って、上フィン36と下フィン37との間隔は、上流側から下流側に向けて徐々に狭くなっている。つまり、ドラムフィン本体32の後側(下流側)の開口断面積は、前側(上流側)の開口断面積よりも僅かに小さくなっている。
図6に示すように、中間フィン33は、左右方向に長い平面形状が矩形の板体で構成されている。また、中間フィン33は、上フィン36(又は下フィン37)の前後幅よりも広くなっている。
そして、中間フィン33は、上フィン36と下フィン37との間に配置されるとともに、左右一対の端板38によって、これら上フィン36及び下フィン37と一体に接続されている。
端板38は、図4に示す平面視で、その後縁が、上フィン36の後端側から後方に向かうほど中間フィン33の後端に近付くように傾斜するとともに、下フィン37の後端側から後方に向かうほど中間フィン33の後端に近付くように傾斜している。
このような端板38には、図6に示すように、軸部39が設けられている。
軸部39は、中間フィン33の前後方向の中央部に対応する位置で、端板38から左右方向に突出するように形成されている。
なお、図6中、一対の端板38のそれぞれに設けられる軸部39うち、右側の端板38の軸部39については作図の便宜上、その記載を省略している。
そして、図6に示すドラムフィン30は、ドラムフィン配置部8(図4参照)に配置された際に、軸部39を介してケース1(図3参照)の側板部材1c(図3参照)に回動可能に支持されることとなる。
次に、リンク機構31(図3参照)について説明する。
図3に示すように、リンク機構31は、一方向に長い板状のレバー部材34と、アーム部材35とを備えている。
レバー部材34の後部には、ベゼル部材1dに対する軸支部34aと、把持部34bとが形成されている。なお、把持部34bは、図2に示すように、ベゼル部材1dに形成された小孔を介して車室側に突出している。
また、レバー部材34の前部には、長孔34cが形成されている。
図3に示すように、アーム部材35の後部には、レバー部材34の長孔34cに嵌入されるピン部35aが形成されている。また、アーム部材35の前部には、ドラムフィン30の右側の端板38に設けられた前記の軸部(図示を省略)を、例えば圧入などによって固定する孔部35bが形成されている。
このリンク機構31によれば、ユーザが把持部34bを上下移動させることで、レバー部材34及びアーム部材35を介してドラムフィン30が軸部39を中心に回動する。
≪吹出構造体の動作≫
次に、本実施形態に係る吹出構造体10の動作について説明する。
図7は、右向き送風時における吹出構造体10の動作説明図である。
図7に示すように、吹出構造体10の吹出口13から風Wを右向きに送風させる場合には、縦フィン21の下流側に位置する回動端が左側の側板部材1cの内壁面から離れるように縦フィン21を傾斜させる。具体的には、図2に示す操作部23の把持部23aを右側に向けてスライドさせる。
この際、図7に示す操作部23の二股部23bは、縦フィン21dの係合ピン21cを右側に向けて移動する。これにより縦フィン21dは、回動軸21aを中心に左回りに回動する。そして、縦フィン21dの連結ピン21bを介して連結部材22にて連結されたその他の縦フィン21は、縦フィン21dに連動して各回動軸21aを中心に左回りに回動する。
これにより縦フィン21は、下流側に位置する回動端が左側の側板部材1cの内壁面から離れるように傾斜する。
吹出構造体10は、図7に示すように、風Wを斜め右側に向けて吹出口13から車室R側に送風する。
図8Aは、上向き送風時における吹出構造体10の動作説明図である。図8Bは、下向き送風時における吹出構造体10の動作説明図である。
図8Aに示すように、吹出構造体10の吹出口13から風Wを上向きに送風させる場合には、ドラムフィン30の中間フィン33の下流側がケース1の中心線Cから下方に向けて離れるように中間フィン33を傾斜させる。具体的には、図2に示すレバー部材34の把持部34bを中立位置から上方にスライドさせる。
この際、図3に示すリンク機構31は、レバー部材34の長孔34c側が下方に向けて移動する。このレバー部材34に連結されたアーム部材35は、中間フィン33が下向きとなるようにドラムフィン30を軸部39回りに回動させる。ちなみに、図8Aに示す中間フィン33においては、前記した回り止めとしての一対のストッパ面7aのうち、上側のストッパ面7aに当接している。
これによりドラムフィン30は、下側の空間部12を有するケース内壁6、つまり下板部材1bの内壁に対して風Wを斜め下方に向けて送風する。その後、風Wは、下板部材1bの内壁に沿って後方に流れるとともに、ベゼル部材1dの気流案内部14に流れ込む。具体的には、風Wは、ベゼル部材1dの一般部14aにおける下側の内壁面に沿って流れるとともに、ベゼル部材1dの下側の傾斜部14bにて斜め上方に流れを変える。
吹出構造体10は、図8Aに示すように、風Wを斜め上方に向けて吹出口13から車室R(図1参照)側に送風する。
図8Bに示すように、吹出構造体10の吹出口13から風Wを下向きに送風させる場合には、ドラムフィン30の中間フィン33の下流側がケース1の中心線Cから上方に向けて離れるように中間フィン33を傾斜させる。具体的には、図2に示すレバー部材34の把持部34bを中立位置から下方にスライドさせる。
この際、図3に示すリンク機構31は、レバー部材34の長孔34c側が上方に向けて移動する。このレバー部材34に連結されたアーム部材35は、中間フィン33が上向きとなるようにドラムフィン30を軸部39回りに回動させる。ちなみに、図8Bに示す中間フィン33においては、その前端が、前記した回り止めとしての一対のストッパ面7aのうち、下側のストッパ面7aに当接している。
これによりドラムフィン30は、上側の空間部12を有するケース内壁6、つまり上板部材1aの内壁に対して風Wを斜め上方に向けて送風する。その後、風Wは、上板部材1aの内壁に沿って後方に流れるとともに、ベゼル部材1dの気流案内部14に流れ込む。具体的には、風Wは、ベゼル部材1dの一般部14aにおける上側の内壁面に沿って流れるとともに、ベゼル部材1dの上側の傾斜部14bにて斜め下方に流れを変える。
吹出構造体10は、図8Bに示すように、風Wを斜め下方に向けて吹出口13から車室R(図1参照)側に送風する。
また、図示は省略するが、吹出構造体10の吹出口13から風Wを後方に直進させるように送風させる場合には、ケース1の中心線Cに沿うようにドラムフィン30の中間フィン33を配置する。具体的には、図2に示すレバー部材34の把持部34bを中立位置に設定する。
これにより吹出構造体10は、風Wを後方に直進させるように吹出口13から車室R(図1参照)側に送風する。
≪作用効果≫
次に、本実施形態の吹出構造体10の奏する作用効果について説明する。
図9Aは、吹出構造体10の空間部12(段差空間)の周辺における気流A1,A2の模式図である。図9Bは、比較例に係る吹出構造体10aの空間部12(段差空間)の周辺における気流A1及び循環気流A2の模式図である。
ここでは、まず比較例に係る吹出構造体10a(図9B参照)について説明する。
図9Bに示すように、吹出構造体10aは、空間部12(段差空間)を挟んで前後方向に向き合う縦壁面15と縦壁面16とが互いに平行な平坦面で構成されている。
このような吹出構造体10aにおいては、通風路5を上流側から下流側へと流れる気流A1は、空間部12内に循環気流A2を形成する。具体的には、循環気流A2は、通風路5と空間部12との境界付近では気流A1に沿って上流側から下流側へと流れるものの、その一部は、縦壁面15で反転して縦壁面16側へと逆流する。その後、逆流した気流の一部は、縦壁面16で折り返して再び上流側から下流側へと流れて空間部12内で循環する。
その一方で、逆流した気流の残りの一部は、縦壁面16に突き当たった後に、再び通風路5に合流する。
この合流によって、空間部12を有するケース内壁6側で、通風路5を上流側から下流側へと流れる気流A1は、図9B中、点線で示す流れから空間部12に対して離れる方向に持ち上げられて、実線で示す変位した流れとなる。
これにより実線にて示す気流A1は、ベゼル部材1dで気流案内部14での風向制御が不十分となって、風W(図8A及び図8B参照)の指向性が低下する。
これに対して、本実施形態の吹出構造体10は、図8Aに示すように、縦壁面16が、縦壁面15側から逆流する気流を積極的に反転させる反し面S2となっている。これにより吹出構造体10は、通風路5における気流A1に対する循環気流A2の合流が抑制される。気流案内部14における気流A1に基づく風向の制御は、効果的に行われる。
このような吹出構造体10によれば、縦壁面15を、フィンシャット状態となった縦フィン21の当接面S1とすることで、良好な気密性を発揮することができる。また、この吹出構造体10によれば、縦壁面15に向き合う縦壁面16を反し面S2とすることで、気流案内部14での気流A1の制御が効果的に行われ、従来よりも良好な風Wの指向性を発揮することができる。
また、本実施形態の吹出構造体10においては、反し面S2は、通風路5側で下流側に向けて突出する反し部11を有している。
このような吹出構造体10によれば、循環気流A2から通風路5における気流A1への合流がさらに効果的に抑制される。吹出構造体10は、風Wの指向性がさらに高くなる。
また、本実施形態の吹出構造体10の反し面S2は、上流側に向けて凹む湾曲面を有して構成されている。
このような吹出構造体10によれば、循環気流A2から通風路5における気流A1への合流が、より一層効果的に抑制される。吹出構造体10は、風Wの指向性がより一層高くなる。
また、本実施形態の吹出構造体10においては、当接面S1と反し面S2との間に形成される空間部12に、縦フィン21を回動させる回動機構を構成する連結部材22が配置されている。
このような吹出構造体10によれば、ケース1内で所定の仕切り壁を介して通風路5と隔てたチャンバ内に連結部材22などの回動機構を配置するものと異なって、空間部12を有効利用することで、吹出構造体10のコンパクト化を図ることができる。
また、本実施形態の吹出構造体10は、第1風向可変手段2(風向可変手段)の上流側でケース1内に配置される第2風向可変手段3(他の風向可変手段)をさらに備えている。
このような吹出構造体10によれば、第2風向可変手段3によって、吹出口13を介して吹き出される風Wの方向を、第1風向可変手段2とは異なる方向に変更可能となるとともに、通風路5内では空間部12(当接部S1)を有するケース内壁6側に沿うように送風方向を制御することができる。吹出構造体10は、風Wの指向性を高く設定しつつ、風Wの吹出方向についてその選択の幅を広げることができる。
以上、本実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されず、種々の形態で実施することができる。
1 ケース
2 第1風向可変手段(風向可変手段)
3 第2風向可変手段(他の風向可変手段)
5 通風路
6 空間部が形成されるケース内壁
10 吹出構造体
11 反し部
12 空間部
13 吹出口
17 流入口
21 縦フィン
21a 回動軸
30 ドラムフィン
39 軸部
A1 気流
A2 循環気流
D ダクト
R 車室
S1 当接面
S2 反し面
V 車両

Claims (5)

  1. 内側に通風路を有するケースと、
    前記ケース内に配置されて吹き出す風の向きを回動角度に応じて変更可能となっているとともに風の吹き出しを禁止するように前記通風路を閉鎖する風向可変手段と、を備え、
    前記ケース内には、
    前記通風路を閉鎖する状態となった前記風向可変手段が当接するように、前記通風路の延在方向に対して交差する方向であって前記通風路から離れる方向に延びて形成される当接面と、
    前記当接面の上流側で、前記当接面と対向するように設けられ、前記当接面から上流側へと逆流する気流を下流側へと反転させる反し面と、
    が形成されていることを特徴とする空調装置の吹出構造体。
  2. 前記反し面は、前記通風路側で下流側に向けて突出する反し部を有していることを特徴とする請求項1に記載の空調装置の吹出構造体。
  3. 前記反し面は、上流側に向けて凹む湾曲面を有して構成されていることを特徴とする請求項1に記載の空調装置の吹出構造体。
  4. 前記当接面と前記反し面との間に形成される空間部には、前記風向可変手段の回動機構が配置されていることを特徴とする請求項1に記載の空調装置の吹出構造体。
  5. 前記風向可変手段の上流側で前記ケース内に配置される他の風向可変手段をさらに備えていることを特徴とする請求項1に記載の空調装置の吹出構造体。
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