JP2016107832A - レジスタ - Google Patents

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大江 広行
Hiroyuki Oe
広行 大江
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Abstract

【課題】可動フィンに簡単な構造のガイド板部を設けることによって、スポット風を良好に送風することができるレジスタを提供する。【解決手段】 レジスタは、通風路21内に、後可動ルーバ4の後フィン41が空気吹出口11の短手方向と平行な支軸47により回動可能に軸支される。後フィン41のフィン本体42の厚さ方向の両側と後フィン41の軸方向の両側に、2対のガイド板部43〜46がフィン本体42と略直角に突設される。ガイド板部43〜46には、送風方向に沿ったガイド面43a〜46aが設けられる。【選択図】図6

Description

本発明は、自動車等の空調装置に使用される空気吹出調整用のレジスタに関し、特に空気吹出口から拡散の少ないスポット風を送風することができるレジスタに関する。
従来、例えば自動車の車室内の天井部などに装着されるレジスタとしてルーフレジスタがあり、この種のルーフレジスタは、通常、下記特許文献1に記載されるように、長手方向に細長い形状の空気吹出口を有し、空気吹出口の直ぐ内側に、バレルがその短手方向(上下方向)に回動可能に軸支され、バレル内には複数の可動フィンを短手方向に並設した可動ルーバが配設される。
このルーフレジスタは、細長い形状の空気吹出口を有した薄型レジスタとして構成され、車室内の天井部などの壁部内に配設された送風ダクトの開口部に連通接続されて、装着される。自動車の天井部は、壁面の深さ(厚さ)が比較的短く、またルーフレジスタ内の通風路も、その前後方向の幅(送風方向の深さ)が比較的短く形成される。
特開2007−118884号公報
このルーフレジスタを通して送風する場合、通常、送風ダクトからの空気流は、送風ダクトの開口部からルーフレジスタ内の通風路にかけて略直角に曲げられ、空気吹出口から前方に送風される。このため、レジスタの空気吹出口から前方に送風される空気流の風速は低下して、送風状態が拡散されやすく、レジスタからスポット感のあるスポット風を送風しにくいという課題があった。
また、車室内のインストルメントパネルなどに装着される薄型のレジスタとして、水平横方向に長い長方形の空気吹出口を有し、内部にクロスタイプの可動ルーバを配設したレジスタが、使用されている。このレジスタは、1〜3枚の前フィンを上下に回動可能に軸支した前可動ルーバが、空気吹出口の直ぐ内側に水平横方向に配設され、前フィンと直交する複数の後フィンを縦に配置し、左右方向に回動可能に軸支した後可動ルーバが、前可動ルーバの直ぐ上流側に配設されて構成される。この種のクロスタイプの可動ルーバを配設したレジスタは、前後の可動ルーバを操作して、風向を上下左右に振ることができるものの、レジスタの通風路内の形状或いは通風路内に配置される部品の形状によっては、通風路内を通過する空気流が拡散しやすく、空気流の拡散により、風速が低下し、スポット感のあるスポット風を送風しにくい場合があった。
本発明は、上述の課題を解決するものであり、可動フィンに簡単な構造のガイド板部を設けることによって、空気吹出口からスポット風を良好に送風することができるレジスタを提供することを目的とする。
本発明に係るレジスタは、通風路内に、複数の可動フィンが空気吹出口の短手方向と平行な支軸により回動可能に軸支されたレジスタにおいて、
該可動フィンのフィン本体の厚さ方向の両側と該可動フィンの軸方向の両側に、2対のガイド板部が該フィン本体と略直角に突設され、該ガイド板部には、送風方向に沿ったガイド面が設けられたことを特徴とする。
この発明によれば、送風時、可動フィンのフィン本体の両側を流れる空気流が、フィン本体の両側に設けた2対のガイド板部のガイド面にガイドされて流れるため、通風路内の空気流を、良好に整流して拡散させることなく、空気吹出口に比較的速い速度で空気流を送ることができ、可動フィンの両側にガイド面をもつガイド板部を設けるだけの、簡単な構成により、空気吹出口からスポット風を使用者に送風することができ、使用者には良好なスポット感を感じさせることができる。
例えば、細長い長方形状の空気吹出口を有する薄型レジスタに適用した場合、ガイド板部のガイド面が、開放時、空気吹出口の短手方向と直角状態で通風路の上下両側または左右両側に配置されることとなり、空気吹出口から吹き出される空気流の短手方向両面を円滑にガイドして、良好なスポット風を送風することができる。
ここで、上記レジスタにおいて、上記可動フィンの軸方向の両側に位置する上記ガイド板部のガイド面は、相互に対向し、且つ下流側に向けて相互に間隔を狭め、送風を下流側に向けて絞るように、少なくとも一方のガイド面が傾斜して設けられた構成とすることができる。これによれば、送風を下流側に向けて絞るように、ガイド面が傾斜して設けられるので、一層、スポット感のあるスポット風を使用者に送風することができる。また、上記可動フィンの軸方向の両側に位置する上記ガイド板部のガイド面は、相互に平行で且つ対向して形成することができる。
さらに、上記レジスタにおいて、上記通風路内に、前可動ルーバと後可動ルーバとが前後して相互に直交方向に設けられ、上記可動フィンは、該後可動ルーバの後フィンとして、該前可動ルーバの上流側に、回動可能に軸支され、該後フィンのフィン本体の厚さ方向の両側と該後フィンの軸方向の両側に、2対のガイド板部が該フィン本体と直角に突設され、該ガイド板部に、送風方向に沿ったガイド面を設けて構成することができる。
なお、この明細書でレジスタ或いは各部分の前後とは、通風路の上流側(後)、下流側(前)である。
さらに、上記レジスタにおいて、上記通風路は横断方向の縦断面が横方向を長手方向とし縦方向を短手方向とする略長方形状に形成され、該通風路内に配設される上記後可動ルーバの後フィンにはその上部と下部に前記ガイド板部が突設され、該下部のガイド板部のガイド面はその下流側を上に傾斜させて形成することができる。これによれば、下部のガイド板部のガイド面が、その下流側を上に傾斜させて形成されるので、送風が上下短手方向に絞られた状態で、且つ斜め上前方に向けて効率良く送風され、レジスタが車内のインストルパネルの前面に配設される場合、乗員の顔や首の近傍に向けてスポット感のあるスポット風を良好に送風することができる。
さらに、本発明のレジスタは、空気吹出口の内側に、リテーナの通風路内に、空気吹出口を有するバレルが、該空気吹出口の短手方向に突設された両側端部の回動軸を介して回動可能に軸支され、該バレルの内側に、複数の可動フィンが該回動軸と略直交する支軸により回動可能に軸支され、該複数の可動フィンが、1本のリンク部材により連結され、該バレル内で同じ方向に回動するレジスタにおいて、
該可動フィンのフィン本体の両側に、平坦で板状のガイド板部が該フィン本体と直角に突設され、両側の該ガイド板部の外側面に該支軸が該フィン本体と平行に突設され、該ガイド板部の内側にガイド面が送風方向と平行に設けられ、該両側のガイド板部の幅は、該フィン本体の幅の1/2より大きく形成されたことを特徴とする。
この発明によれば、送風時、フィン本体の幅の1/2より大きいガイド板部のガイド面によって、1対のガイド板部のガイド面とガイド面との間を流れる空気流は、空気吹出口の短手方向両面で円滑にガイドされ送風される。このため、可動フィンの両側にガイド板部を設けるだけの、簡単な構成により、空気吹出口の短手方向両面でガイドされる空気流の風速を上昇させて、スポット風を送風することができ、使用者には良好なスポット感を感じさせることができる。
また、従来のバレル式レジスタでは、バレル内の可動フィンを開放したとき、可動フィンの支軸の支持部が、バレル内に露出して見栄えが悪化しやすいが、本発明のレジスタでは、バレル内に軸支された可動フィンが、平坦で板状のガイド板部の外側面に突設した支軸により軸支され、可動フィンの開放時、見栄えの良好な平坦で板状のガイド板部が、バレル内に露出する。このため、開放されたバレル内を正面から見たときの見栄えを改善することができる。
ここで、上記ガイド板部の内側のガイド面に、送風方向に沿って送風を絞るように傾斜した傾斜面を設けることが好ましい。これによれば、ガイド面に設けた傾斜面によって、空気流を円滑にガイドしつつ良好に絞るように作用し、より効果的にスポット風を送風することができる。また、上記ガイド板部の内側のガイド面には、送風方向に沿って送風を絞るようにガイドする凸状円弧状の曲面部を、上流側端部に設けることもできる。
本発明のレジスタによれば、可動フィンにガイド板部を設けるのみの簡単な構成により、空気吹出口からスポット感のあるスポット風を送風することができる。
本発明の第1実施形態を示すレジスタの正面図である。 同レジスタの右側面図である。 同レジスタの平面図である。 同レジスタの斜視図である。 同レジスタのベゼル及び前可動ルーバを外した状態の斜視図である。 後可動ルーバの斜視図である。 後可動ルーバの平面図である。 後フィンの斜視図(a)、その左側面図(b)である。 後フィンの正面図(a)、その平面図(b)である。 図1のX-X断面図である。 図1のXI-XI断面図である。 後可動ルーバを振った状態の断面図である。 他の実施形態の後フィンの背面図(a)、その斜視図(b)、その右側面図(c)、その平面図(d)である。 さらに他の実施形態の図10に対応した断面図である。 さらに他の実施形態の図10に対応した断面図である。 さらに他の実施形態の図10に対応した断面図である。 本発明の第2実施形態を示すレジスタの正面図である。 同レジスタの平面図である。 同レジスタの斜視図である。 同レジスタの可動ルーバを閉鎖した状態の斜視図である。 正面から見たバレルの斜視図(a)、背面から見たバレルの斜視図(b)である。 正面から見た可動ルーバの斜視図(a)、背面から見た可動ルーバの斜視図(b)である。 可動ルーバの正面図(a)、その左側面図(b)、その平面図(c)である。 可動フィンの正面図(a)、その右側面図(b)、その平面図(c)、その背面側からの斜視図(d)である。 図17のA−A拡大断面図である。 他の実施形態の同拡大断面図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1〜図16は第1実施形態のレジスタを示している。このレジスタは、内部に通風路21を形成したリテーナ2の前面にベゼル1を嵌着して構成され、ベゼル1の正面には、図1に示す如く、横長の空気吹出口11が形成される。
レジスタは、全体として横に細長く縦幅の短い薄型レジスタとして構成され、空気吹出口11の直ぐ内側には、前可動ルーバ3が上下に回動可能に配設され、前可動ルーバ3には、1枚の前フィン7及び1枚の補助前フィン71が水平横方向に空気吹出口11の長手方向に沿って配設される。さらに、通風路21内の前可動ルーバ3の上流側(後部、奥側)には、後可動ルーバ4が前可動ルーバ3と直交する方向つまり縦方向(空気吹出口11の短手方向)に向けて配設され、前可動ルーバ3と後可動ルーバ4からクロスフィン型の可動ルーバが構成される。このレジスタにおける本発明の可動フィンは、後可動ルーバ4の後フィン41において適用される。
レジスタの前面を形成するベゼル1の正面に、横長長方形状の空気吹出口11とダンパダイヤル用の開口部が形成され、ダンパダイヤル用の開口部には、ダンパダイヤル91が配置され露出している。ベゼル1の背面後部側には、矩形断面のダクト状に形成されたリテーナ2が嵌着される。
リテーナ2は、図10に示すように、内部に通風路21が形成され、通風路21内の上流側には、図10に示すように、通風路21を開閉するダンパプレート9が水平に軸支され、さらに、ダンパプレート9の下流側に後可動ルーバ4が配設される。ダンパプレート9はその両側端部を回動軸9aにより軸支され、図2に示すように、一方の回動軸となるレバー軸がダンパリンク部材92を介して、ダンパダイヤル91のアーム部に連結される。これにより、ダンパダイヤル91を回動操作すると、ダンパプレート9は回動して、通風路21を遮断し或いは開放する。
後可動ルーバ4には、複数(ここでは7本)の後フィン40、41がその上部と下部の支軸47を介して左右に回動可能に、縦に軸支される。全ての後フィン40、41は、同期して回動し、その回動角度に応じて、送風方向を左右横方向に変えるように、リンクバー48によりリンクされる。
図6に示すように、後可動ルーバ4は、中央に位置する1枚の後フィン40の両側に、3本の後フィン41が並設され、中央の後フィン40には、その前部に係合棒40aが開口部とともに設けられる。図10〜図12に示すように、中央の後フィン40の係合棒40aは、操作ノブ5の後部奥側に設けた二股状係合部6と係合し、操作ノブ5が摺動操作に応じて左右に移動したとき、後可動ルーバ4の後フィン40,41は、係合棒40aと二股状係合部6を介して、左右に同期して所定の角度範囲で回動する。なお、係合棒40aと二股状係合部6は、フィン側に歯部を設け、操作ノブ側にラック部を設け、歯部とラック部を噛合させる構造とすることもできる。
さらに、後可動ルーバ4の後フィン40,41には、図6〜図9に示す如く、そのフィン本体42の厚さ方向(図9のT方向)の両側と後フィン40,41の軸方向(図9に示すS1軸の方向)の両側に、2対のガイド板部43〜46がフィン本体42と略直角に突設されて形成される。ガイド板部43〜46は、図8,9に示すように、略長方形の平坦な板状に形成され、フィン本体42から水平横方向に突設され、通風路21の送風方向に沿ったガイド面43a〜46aが、ガイド板部43〜46の上面と下面に形成される。
後フィン41のフィン本体42の軸方向は、図8,9のS1軸の軸方向であり、その両側に位置するガイド板部のガイド面は相互に平行で且つ対向して形成される。図8,9に示す如く、ガイド板部43のガイド面43aとガイド板部45のガイド面45aは、相互に平行で且つ対向し、ガイド板部44のガイド面44aとガイド板部46のガイド面46aは、相互に平行で且つ対向して形成される。また、フィン本体42の厚さ方向(図9に示す厚さTの方向)の両側に、上部でガイド板部43,44が両側に水平に突出して形成され、下部ではガイド板部45,46が両側に水平に突出して形成される。
このように、ガイド板部45,46の上下面には、ガイド面45a、ガイド面46aが通風路21の通風方向である水平横方向に形成される。このようなガイド面43a〜46aを有するガイド板部43〜46を、後フィン40,41に設けることにより、通風路21内を流れる空気流の拡散を防止して、空気吹出口11から前方中央に風速の比較的速いスポット風を送風するようになっている。
なお、後可動ルーバ4は、各後フィン40,41を左右に回動させて送風方向を左右に振るように動作するが、その際、フィン本体42の外側面にガイド板部が突設されると、リテーナ2内の側壁と干渉する。このため、図6に示すように、両端に位置する後フィン41では、ガイド板部はなく、フィン本体42の内側にのみ、ガイド板部44とガイド板部46が突設されるが、スポット風の送風には効果がある。したがって、後可動ルーバ4の各後フィン40,41に設けるガイド板部は、一方の側にのみ設けることもでき、これにより、スポット感のある送風を行うことができる。
後可動ルーバ4の各後フィン40,41は、図10に示す如く、その上部と下部に突設された支軸47がリテーナ2の内側上部と下部に設けた軸受部22に軸支され、所定の角度範囲で左右に回動する。また、図6に示すように、各後フィン40,41のフィン本体42の上部には、連結軸49が突設され、1本のリンクバー48が全ての連結軸49をリンクして取り付けられる。これにより、操作ノブ5を左右に摺動操作したとき、中央の後フィン40が回動し、同時に、全ての後フィン41が同じ向きに回動するようになっている。
通風路21内の後可動ルーバ4の下流側(前側)で、空気吹出口11の直ぐ内側に、図10に示す如く、前可動ルーバ3が水平横方向に配設される。前可動ルーバ3には、1枚の前フィン7と1枚の補助前フィン71が、上下に連動して回動(傾動)可能に、水平横方向に向けて軸支される。前フィン7は、図11に示すように、フィン本体の両端に支軸8が突設され、その支軸8がベゼル1またはリテーナ2の側壁に設けた軸受部に嵌合され、上下に回動可能に軸支される。
また、図10に示すように、補助前フィン71は、前フィン7の下側で、ベゼル1の内側に隠れる位置に配設され、両側端部に突設した支軸がベゼルの両側壁に設けた軸受部に嵌合され、上下に回動可能に軸支される。前フィン7と補助前フィン71は、図10に示す如く、リンクバー72によってリンクされ、操作ノブ5の操作により前フィン7が上下に回動操作されたとき、補助前フィン71も同じ方向に同じ角度だけ回動するようになっている。
操作ノブ5は、前可動ルーバ3の前フィン7の外側に、長手方向に摺動可能に外嵌され、操作ノブ5の後部(上流側)には、図10,11に示すように、後方(上流側)に向けて二股状係合部6が設けられる。二股状係合部6は、二股状(フォーク状)の部材からなり、二股状の部材の間に、中央に位置する後フィン40の係合棒40aを進入させて係合し、操作ノブ5の左右への摺動時、係合棒40aと二股状係合部6が係合して、後フィン40,41を左右に回動させるようになっている。
後可動ルーバ4の中央の後フィン40には、フィン本体42の前部に係合棒40aが、切欠の前開口部を縦に貫通して設けられ、操作ノブ5の二股状係合部6がこの係合棒40aと係合する。なお、図10に示すように、二股状係合部6は軸を介して上下に回動可能に、操作ノブ5の後部に軸支される構造であるが、単純に操作ノブ5の後部に固定してもよい。
上記構成のレジスタは、自動車の車内のインストルメントパネルやダッシュボードの部分に、そのリテーナ2の末端を図示しない通風ダクトに接続するようにして装着される。通風ダクトから送られる空気は、リテーナ2内の通風路21から空気吹出口11を通して送風される。
図10、11に示すように、ダンパプレート9を開放状態とし、操作ノブ5を中央位置で水平状態として、送風を行なった場合、通風路21を通過する空気流は、後可動ルーバ4の後フィン40、41の間を通過し、水平状態の前フィン7を通過して空気吹出口11から正面前方に送風される。このとき、後可動ルーバ4を通過する空気流は、後フィン40、41の間を通過する際、後フィン40、41の両側に突設された水平方向のガイド板部43〜46のガイド面43a〜46aにガイドされ、整流されて下流側に送風される。
特に、後可動ルーバ4の後フィン40,41には、縦方向のガイド面を有するフィン本体42とともに、水平方向にガイド面43a〜46aを有するガイド板部43〜46が設けられるため、空気流は、ガイド面43a〜46aによって良好に中央付近にガイドされて整流され、拡散することなく送風される。このため、送風の速度は比較的速い速度で且つ中央付近に集束された状態で送風され、スポット風がレジスタ正面の乗員に送風されることとなり、これにより、乗員は良好なスポット感のある送風を受けることができる。
空気吹出口から吹き出される空気流の速度分布を測定する実験によれば、本発明の上記レジスタは、吹き出し空気流の中央近傍部の風速が、従来のレジスタに比して上昇し、スポット感のあるスポット風が送風されることを確認できる。
一方、送風方向を左右に変える場合、操作ノブ5を左または右に移動させて調整する。操作ノブ5を持って例えば右に動かすと、図12のように、操作ノブ5が前フィン7上を摺動して水平方向(横方向)に移動し、操作ノブ5と二股状係合部6が、後可動ルーバ4の後フィン40の係合棒40aと係合した状態で、横方向に移動する。
これに伴い、後可動ルーバ4の後フィン40が操作ノブ5の操作力を受け、支軸47を軸に回動し、その回動が連結軸49とリンクバー48を介して、他の後フィン41に伝達される。これにより、後可動ルーバ4の全ての後フィン40、41が、その支軸47を軸に左右に回動し、その向きが所定の角度範囲で回動調整される。このような後可動ルーバ4の回動操作による風向調整時においても、後フィン40、41の間を通過する空気流は、後フィン40、41の両側に突設された水平方向のガイド板部43〜46のガイド面43a〜46aにガイドされ、拡散することなく良好に整流されて送風され、図12に示す如く、後フィン40,41の向かう方向にスポット風を送風することができる。
一方、空気の吹出方向を上または下に調整する場合、操作ノブ5を上または下に回動(傾動)させて調整する。操作ノブ5を持って上または下に回動させると、操作ノブ5の嵌挿された前フィン7が支軸8を軸に上または下に回動し、同様に下側の補助前フィン71が回動する。
前可動ルーバ3の前フィン7と補助前フィン71が図10のように水平状態にあるとき、操作ノブ5を例えば上に回動させると、操作ノブ5と共に前フィン7及び補助前フィン71が上側に回動(傾動)する。これにより、空気吹出口11から送風される空気流は、前可動ルーバ3の前フィン7と補助前フィン71によりガイドされ、前フィン7及び補助前フィン71の向けられた斜め上側の方向に、送風される。
このように、送風時、後フィン40,41のフィン本体42の両側を流れる空気流は、フィン本体42の両側に設けた2対のガイド板部43〜46のガイド面43a〜46aにガイドされ、下流に進むため、フィン本体42の両側面とともにガイド面43a〜46aによって、縦方向と水平横方向の両方向に空気流が良好に整流されて送風される。このため、通風路21内の空気流の拡散は大幅に抑制され、空気流は中央近傍に集束して送風され、乗員にはスポット感のあるスポット風を送風することができる。また、後フィン40,41の両側にガイド面をもつガイド板部を設けるだけの、簡単な構成により、比較的速度の速い風をスポット風として送風することができ、使用者には良好なスポット感を感じさせることができる。
図13は、他の実施形態の後可動ルーバにおける後フィン51を示している。この後フィン51のガイド板部53〜56には、下流側に向けて空気流を集束させるように傾斜したガイド面53a〜56aが形成される。
図13に示すように、後フィン51には、そのフィン本体52の厚さ方向の両側と後フィン51の軸方向の両側に、2対のガイド板部53〜56がフィン本体52と略直角に突設されて形成される。ガイド板部53〜56は、図13に示す如く、略長方形の平坦な板状に形成され、フィン本体52から水平横方向に突設される。ガイド板部53〜56の上面と下面にはガイド面が送風方向と平行に形成されるが、特にガイド板部53〜56の相互に対向する内側面には、下流側に向けて空気流を集束させるように傾斜したガイド面53a〜56aが形成される。
つまり、図13(c)に示すように、ガイド板部53の上部のガイド面53aは下流側に向けてその前部を下げるように傾斜し、ガイド板部55の下部のガイド面55aは下流側に向けてその前部を上げるように傾斜し、同様に反対側のガイド板部54,56においても、ガイド板部54の上部のガイド面54aは下流側に向けてその前部を下げるように傾斜し、ガイド板部56の下部のガイド面56aは下流側に向けてその前部を上げるように傾斜して形成される。
これにより、上記後フィン51を有した後可動ルーバを通風路内に配設し、通風路内に空気流を送風した場合、通風路の空気流は、後可動ルーバの後フィン51の近傍を流れる際、ガイド板部53〜56のガイド面53a〜56aによって、下流側に向けて空気流が縦方向に集束されるようにガイドされて送風される。このため、通風路内を流れる空気流の拡散を防止して、空気吹出口から前方中央に風速の比較的速いスポット風を送風することができ、さらに一層集束された風を空気吹出口から使用者に送風し、使用者には良好なスポット感を感じさせることができる。
図14〜図16は、さらに他の実施形態のレジスタを示している。図14に示すレジスタは、ベゼル30に設けた空気吹出口31が、その上部を後方に後退させ、その下部を前方の突き出すように傾斜して形成される。また、空気吹出口31の傾斜と同様に、後可動ルーバの後フィン61も、略同じ方向に傾斜し、且つ同様に傾斜した上下の支軸67により、左右に回動可能に軸支される。
このように、後フィン61がその上部と下部を前後に傾けるように傾斜して軸支される場合、図14に示すように、後フィン61に設けるガイド板部63,64は、後フィン61のフィン本体62の軸方向に対し略直角ではなく傾斜して配設され、通風路21の通風方向と略平行に、ガイド板部63,64は配置される。なお、図14は、後フィン61の左側面のみを示しているが、後フィン61の右側面にも同様に傾斜したガイド板部が対称的に突設される。
このレジスタによれば、上記実施形態のレジスタと同様、後フィン61のガイド板部63,64は、通風路21を流れる空気流と平行に配設されるので、空気流を良好に整流し、傾斜した空気吹出口31からスポット風を送風することができる。
また、図15に示すレジスタは、上記と同様に、ベゼル30に設けた空気吹出口31が、その上部を後方に後退させ、その下部を前方の突き出すように傾斜して形成される。後可動ルーバの後フィン61は、上記と同様、略同じ方向に傾斜した上下の支軸67により回動可能に軸支されるが、後フィン61のフィン本体62の上部に設けられるガイド板部63は、通風路21の通風方向と平行に配設されるのに対し、下部のガイド板部65は、その下流側を上方に上げ、その上流側を下に下げるように傾斜して配設される。これにより、後フィン61の側面で対向して配設されたガイド板部63とガイド板部65は、空気流を下流側に集束するように作用する。
このため、この後フィン61を有した後可動ルーバを通風路内に配設し、通風路内に空気流を送風した場合、通風路の空気流は、後フィン61の近傍を流れる際、ガイド板部63,65によって、下流側に向けて空気流が縦方向に集束されるようにガイドされて送風される。このため、通風路内を流れる空気流の拡散を防止して、空気吹出口から前方中央に風速の比較的速いスポット風を送風することができ、さらに一層集束された風を空気吹出口から使用者に送風し、使用者には良好なスポット感を感じさせることができる。
また、図16に示すレジスタは、上記と同様に、ベゼル30に設けた空気吹出口31が、その上部を後方に後退させ、その下部を前方の突き出すように傾斜して形成される。後可動ルーバの後フィン61は、上記と同様、略同じ方向に傾斜し且つ同じ方向に傾斜した上下の支軸67により回動可能に軸支されるが、後フィン61のフィン本体62の上部に設けられるガイド板部66は、図16に示す如く、通風路21の通風方向に対しその下流側を上方に上げ、その上流側を下に下げるように傾斜して配設され、下部のガイド板部68も、その下流側を上方に上げ、その上流側を下に下げるように傾斜して配設される。これにより、後フィン61の側面で対向して配設されたガイド板部66とガイド板部68は、図16のように、空気流を斜め上方に曲げて送風するように作用する。
このため、この後フィン61を有した後可動ルーバを通風路内に配設し、通風路内に空気流を送風した場合、通風路の空気流は、後フィン61の近傍を流れる際、ガイド板部66,68によって、空気流が整流され、且つ風を斜め上方に曲げて送風する。このため、通風路内を流れる空気流の拡散を防止して、空気吹出口から前方に風速の比較的速いスポット風を送風するとともに、乗員の首や顔の付近に向けて送風し、使用者には一層良好なスポット感を感じさせることができる。
なお、上記実施形態では、レジスタの空気吹出口11を横長形状として、上流側に配設した後可動ルーバ4には後フィン40,41を、立てた状態で横方向に並設したが、空気吹出口を縦長形状とし、後可動ルーバには横に配置した複数の後フィンを縦方向に並設した構造のレジスタに、本発明を適用することもできる。
また、上記実施形態では、前可動ルーバ3に前フィン7と補助前フィン71を設けたが、前可動ルーバには、2枚、3枚の複数の前フィンを並設し、それらの前フィンをクランク部、連結軸及びリンクバーによってリンク結合し、複数の前フィンを操作ノブの操作により回動させる構造とすることもできる。
図17〜図25は、第2実施形態のレジスタを示している。このレジスタは、車室内の天井部などに装着されるバレル型のレジスタとして構成される。図17,18に示すように、レジスタの外殻を形成するリテーナ101は、略直方体の箱型のダクト状に形成され、内部に通風路106が形成される。リテーナ101の前部には、空気吹出口107を設けたベゼル109が一体形成され、リテーナ101の通風路106内には、図21に示すバレル102がその長手方向の両側端部の回動軸103を介して回動可能に軸支される。
空気吹出口107は、左右横方向と長手方向とし、上下縦方向を短手方向とする略長方形状に形成される。リテーナ101の背面部は開口し、内部に形成される通風路106は背面の開口部と連通され、通風路106の前部はベゼル109とバレル102の空気吹出口107に連通する。リテーナ101の両側壁部には、バレル102の回動軸103を軸支する軸受部が設けられる。
バレル102は、図21に示すように、略長方形の枠状に形成され、その長手方向の両側端部に、回動軸103が長手方向と平行に突設される。バレル102の前部は開口し、上記空気吹出口107の主要部を構成し、空気を送風する。図25の断面図に示すように、バレル102の短手方向に沿った断面は、その外側面(上面と下面)が略円弧状曲面で形成され、リテーナ101の通風路106内で、バレル102は両側の回動軸103を、リテーナ101の側壁の軸受部に嵌入して、上下に回動可能に支持される。
バレル102内には、図22に示すように、例えば6枚の可動フィン105を回動可能に並設した可動ルーバ104が配設される。可動ルーバ104の各可動フィン105は、バレル102の回動軸103と直交する上下の支軸113,114により軸支され、図25の断面図に示すように、上下の支軸113,114は、バレル102の上部と下部に設けた軸受部に、各々嵌入されて軸支され、各可動フィン105は、相互に同期して、左右に所定の角度範囲で回動可能である。
可動フィン105は、図24に示すように、略長方形板状のフィン本体110の上下端部に、ガイド板部111,112をフィン本体110と略直角に突設し、両側の内側に平坦なガイド面111a,112aが形成される(図25)。さらに、ガイド板部111,112の外側には、各々、支軸113,114がガイド板部の長手方向と平行に突設して構成される。フィン本体110の正面は、図24に示すように、縦長の長方形状に形成され、可動ルーバ104を閉鎖位置まで回動操作したとき、図20に示す如く、6枚の可動フィン105がバレル102の空気吹出口107を閉鎖する形状に、形成される。中央位置近傍の可動フィン105には、そのフィン本体110の前面に操作ノブ108が突設される。
ガイド板部111,112は、通風路106を流れる空気流を円滑にガイドするように平坦な板状に形成されて、その内側にガイド面111a,112aが形成される。可動フィン105を図25に示すように、開放状態とし、ガイド板部111,112を通風路106の通風方向と平行にしたとき、ガイド面111a,112aが通風方向と平行となって、空気流を円滑にガイドして流す構造である。さらに、ガイド板部111,112のガイド面111a,112aに連接する上流側端部には、図25に示すように、凸状円弧状の曲面部111b、112bが形成され、空気流をスムーズにガイドして流すように形成される。
なお、このガイド板部111,112のガイド面111a,112aに連接するように、その上流側端部に設けた、凸状円弧状の曲面部111b、112bは、図26に示すように、傾斜面111c、112cとすることもできる。この傾斜面111c、112cは、ガイド面111a,112aの上流側に、空気流を送風方向に沿って絞るように傾斜して形成される。
従来のこの種のレジスタでは、可動フィンの両側端部に軸支持部が突設され、その軸支持部は細い棒状に形成されていた。しかし、この可動フィン105のガイド板部111,112は、支軸113,114の支持部として機能しつつ、その主機能は、円滑に空気流をガイドして流すことであり、このために、図24に示す如く、ガイド板部111,112の幅W2は、フィン本体110の幅W1の約4/5の長さに形成され、十分な平坦面積を有するガイド板部111,112となって、円滑に空気流をガイドして流すようにしている。
図24に示す如く、ガイド板部111,112の幅W2はフィン本体110の幅W1の約4/5の長さとしたが、ガイド板部111,112の幅W2は、フィン本体110の幅W1の約1/2以上であればよく、望ましくは、フィン本体110の幅W1の約2/3以上であればよい。ガイド板部111,112の幅W2は、円滑な空気流のガイドという観点から、できるだけ広い幅とすることが望ましいが、バレル102内で干渉なく可動フィン105を回動操作可能とするためには、ガイド板部111,112の幅W2は、最大でもフィン本体110の幅W1となる。
各可動フィン105のフィン本体110の内側に、連結軸115が支持部を介して支軸113,114と平行に突設される。図23に示すように、全ての可動フィン105の連結軸115は、1本のリンク部材116により相互にリンクされ、全ての可動フィン105は、約90°の角度範囲で、開放位置から閉鎖位置まで同期して連動回動する構造である。また、上側のガイド板部111上には、小ピン117が突設され、可動フィン105の装着時に、バレル102の内側に設けた、ガイド溝に小ピン117を係合させ、各可動フィン105は開放位置から閉鎖位置まで回動し、閉鎖位置で静止するようになっている。
上記構成の6枚の可動フィン105は、図21に示すように、バレル102の内側に、所定の等間隔で縦に配置され、各可動フィン105の上部と下部の支軸113,114が、バレル102の内側の上面と下面に設けた軸受部に嵌入され、回動可能に軸支される。全可動フィン105をリンクするように1本のリンク部材116が連結軸115に連結される。これより、バレル102内の可動ルーバ104は、操作ノブ108を把持して、正面左側に可動フィン105を回動操作することにより、空気吹出口107が閉鎖され、閉鎖状態からは、操作ノブ108を把持して、正面右側に可動フィン105を回動操作することにより、空気吹出口107が開放可能となる。
このような可動ルーバ104を組み付けたバレル102は、その両側の回動軸103を、リテーナ2の内側に設けた軸受部に嵌入し、バレル102の内側で、上下に所定の角度範囲で回動可能に軸支され、組み付けられる。
上記構成のレジスタは、自動車の車内の天井部近傍に、そのリテーナ101の末端を図示しない通風ダクトに接続するようにして装着される。通風ダクトから送られる空気は、リテーナ101内の通風路106から空気吹出口107を通して送風される。
可動ルーバ104の可動フィン105を開放状態とし、送風を行なった場合、図25、26に示すように、通風路106を通過する空気流は、バレル102内の可動ルーバ104の可動フィン105の間を通過し、空気吹出口107から正面前方に送風される。このとき、可動ルーバ104を通過する空気流は、可動フィン105の間を通過する際、図25、26に示す如く、その上側と下側をガイド板部111のガイド面111aとガイド板部112のガイド板部112aの間で円滑にガイドされながら通過し、整流されて下流側の空気吹出口107から前方に送風される。
このとき、可動ルーバ104の可動フィン105の近傍を流れる空気流は、ガイド板部111のガイド面111aとガイド板部112のガイド面112aとによって、空気吹出口107の短手方向両面で円滑にガイドされ、これにより、空気流を下流側に向けて、空気吹出口107から送風される。また、ガイド面111a,112aの上流側に曲面部111b、112bまたは傾斜面111c、112cにより、空気流は、縦方向(短手方向)に絞られ、集束されるように、送風される。このため、通風路106内を流れる空気流の拡散を防止して、空気吹出口107から前方中央に風速の比較的速いスポット風を送風することができ、使用者には良好なスポット感を感じさせることができる。
送風方向を右または左に変える場合、操作ノブ108を持って可動ルーバ104の可動フィン105を、その上下の支軸113,114を軸に右または左に回動させれば、風向を変えることができる。一方、送風方向を斜め上或いは斜め下方に変える場合、操作ノブ108などを持ってバレル102を上または下に回動させれば、風向を上下に変えることができる。この場合も、上記と同様、可動フィン105の近傍を流れる空気流は、ガイド板部111のガイド面111aとガイド板部112のガイド面112aとによって、良好にガイドされ、空気流の拡散を防止して、任意の方向に、良好なスポット風を送風することができる。
上記バレル型のレジスタにおいて、空気吹出口から吹き出される空気流の速度分布を測定する実験を行った場合、上記実施形態と同様、吹き出し空気流の中央近傍部の風速が、従来のレジスタに比して上昇し、スポット感のあるスポット風が送風されることが確認された。
1 ベゼル
2 リテーナ
3 前可動ルーバ
4 後可動ルーバ
5 操作ノブ
6 二股状係合部
7 前フィン
8 支軸
9 ダンパプレート
9a 回動軸
11 空気吹出口
21 通風路
22 軸受部
30 ベゼル
31 空気吹出口
40 後フィン
40a 係合棒
41 後フィン
42 フィン本体
43 ガイド板部
43a ガイド面
44 ガイド板部
44a ガイド面
45 ガイド板部
45a ガイド面
46 ガイド板部
46a ガイド面
47 支軸
48 リンクバー
49 連結軸
51 後フィン
52 フィン本体
53 ガイド板部
53a ガイド面
54 ガイド板部
54a ガイド面
55 ガイド板部
55a ガイド面
56 ガイド板部
56a ガイド面
61 後フィン
62 フィン本体
63 ガイド板部
65 ガイド板部
66 ガイド板部
67 支軸
71 補助前フィン
72 リンクバー
91 ダンパダイヤル
92 ダンパリンク部材
101 リテーナ
102 バレル
103 回動軸
104 可動ルーバ
105 可動フィン
106 通風路
107 空気吹出口
108 操作ノブ
109 ベゼル
110 フィン本体
111 ガイド板部
111a ガイド面
111b 曲面部
111c 傾斜面
112 ガイド板部
112a ガイド面
112b 曲面部
112c 傾斜面
113 支軸
115 連結軸
116 リンク部材
117 小ピン

Claims (8)

  1. 通風路内に、複数の可動フィンが空気吹出口の短手方向と平行な支軸により回動可能に軸支されたレジスタにおいて、
    該可動フィンのフィン本体の厚さ方向の両側と該可動フィンの軸方向の両側に、2対のガイド板部が該フィン本体と略直角に突設され、該ガイド板部には、送風方向に沿ったガイド面が設けられたことを特徴とするレジスタ。
  2. 前記可動フィンの軸方向の両側に位置する前記ガイド板部のガイド面は、相互に対向し、且つ下流側に向けて相互に間隔を狭め、送風を下流側に向けて絞るように、少なくとも一方のガイド面が傾斜して設けられたことを特徴とする請求項1記載のレジスタ。
  3. 前記可動フィンの軸方向の両側に位置する前記ガイド板部のガイド面は、相互に平行で且つ対向して形成されたことを特徴とする請求項1記載のレジスタ。
  4. 前記通風路内に、前可動ルーバと後可動ルーバとが前後して相互に直交方向に設けられ、前記可動フィンは、該後可動ルーバの後フィンとして、該前可動ルーバの上流側に、回動可能に軸支され、該後フィンのフィン本体の厚さ方向の両側と該後フィンの軸方向の両側に、2対のガイド板部が該フィン本体と直角に突設され、該ガイド板部に、送風方向に沿ったガイド面が設けられたことを特徴とする請求項1記載のレジスタ。
  5. 前記通風路は横断方向の縦断面が横方向を長手方向とし縦方向を短手方向とする略長方形状に形成され、該通風路内に配設される前記後可動ルーバの後フィンにはその上部と下部に前記ガイド板部が突設され、該下部のガイド板部のガイド面が下流側を上に傾斜させて形成されたことを特徴とする請求項4記載のレジスタ。
  6. リテーナの通風路内に、空気吹出口を有するバレルが、該空気吹出口の短手方向に突設された両側端部の回動軸を介して回動可能に軸支され、該バレルの内側に、複数の可動フィンが該回動軸と略直交する支軸により回動可能に軸支され、該複数の可動フィンが、1本のリンク部材により連結され、該バレル内で同じ方向に回動するレジスタにおいて、
    該可動フィンのフィン本体の両側に、平坦で板状のガイド板部が該フィン本体と直角に突設され、両側の該ガイド板部の外側面に該支軸が該フィン本体と平行に突設され、該ガイド板部の内側にガイド面が送風方向と平行に設けられ、該両側のガイド板部の幅は、該フィン本体の幅の1/2より大きく形成されたことを特徴とするレジスタ。
  7. 前記ガイド板部の内側のガイド面には、送風方向に沿って送風をガイドする凸状円弧状の曲面部が、上流側端部に設けられたことを特徴とする請求項6記載のレジスタ。
  8. 前記ガイド板部の内側のガイド面には、送風方向に沿って送風を絞るように傾斜する傾斜面が設けられたことを特徴とする請求項6記載のレジスタ。
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