JP2022521062A - 自動車の調整要素をモータにより調整するためのスピンドル駆動装置 - Google Patents

自動車の調整要素をモータにより調整するためのスピンドル駆動装置 Download PDF

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Abstract

本発明は、自動車の調整要素(1)をモータにより調整するためのスピンドル駆動装置であって、駆動モータ(2)と、駆動モータ(2)に駆動技術的に後置された回転数減速機(3)と、回転数減速機(3)に駆動技術的に後置された送り伝動装置(4)とを備え、回転数減速機(3)は、少なくとも1つの遊星歯車機構(3a,3b)を備える遊星歯車機構アセンブリとして形成されており、それぞれの遊星歯車機構(3a,3b)は、回転可能な太陽歯車(5)と、太陽歯車(5)に対して同軸に回転可能な遊星歯車枠(6)と、内歯車(7)とを有し、それぞれの遊星歯車枠(6)は、少なくとも1つの回転可能な遊星歯車(6a)を支持しており、遊星歯車(6a)は、一方でそれぞれの太陽歯車(5)にかつ他方でそれぞれの内歯車(7)に軸線平行に係合しており、送り伝動装置(4)は、スピンドル・スピンドルナット伝動装置として形成されており、スピンドル・スピンドルナット伝動装置は、軸線方向(X)における線形の駆動運動を発生させるために、駆動側の伝動装置部品と、駆動側の伝動装置部品に噛み合っている被駆動側の伝動装置部品とを有し、駆動側の伝動装置部品の回転運動を制動する制動アセンブリ(10)が設けられており、駆動モータ(2)と、回転数減速機(3)と、送り伝動装置(4)とが内部に相前後して収容されていて、軸線方向(X)に延びている1つの共通の駆動軸線(12)に整列させられた縦長の駆動装置ハウジング(11)が設けられており、スピンドル・スピンドルナット伝動装置にそれぞれ連結された遊星歯車機構(3a,3b)の遊星歯車枠(6)からスピンドル・スピンドルナット伝動装置の駆動側の伝動装置部品にトルクを伝達するために、スピンドル・スピンドルナット伝動装置と協働する被駆動要素(13)が、遊星歯車枠(6)に相対回動不能に結合されている、スピンドル駆動装置に関する。制動アセンブリ(10)は、駆動装置ハウジング(11)に対して相対回動不能な少なくとも1つの第1の摩擦接続要素(15a,15b)と、それぞれの第1の摩擦接続要素(15a,15b)に摩擦接続的に係合している少なくとも1つの第2の摩擦接続要素(16a,16b)とを有し、第2の摩擦接続要素(16a,16b)は、遊星歯車枠(6)にまたは複数の遊星歯車枠(6)のうちの1つの遊星歯車枠に相対回動不能に結合されていることが提案される。

Description

本発明は、請求項1の前提部に記載した、自動車の調整要素をモータにより調整するためのスピンドル駆動装置と、請求項14に記載した、自動車の調整要素アセンブリとに関する。
前述したスピンドル駆動装置は、自動車の可能なすべての調整要素に使用することができる。これに対する例として、自動車のリヤフラップ、リヤカバー、ドア、特にサイドドア、エンジンフードまたはこれに類するものが挙げられる。
本願発明が出発している公知のスピンドル駆動装置(独国実用新案第202017102066号明細書)は、回転式の駆動モータと、駆動モータに後置された回転数減速機と、回転数減速機に後置された送り伝動装置とを備えている。公知のスピンドル駆動装置の回転数減速機は、遊星歯車機構を備えた遊星歯車機構アセンブリとして形成されており、遊星歯車機構は、通常の遊星歯車機構部品として、太陽歯車と、内歯車と、遊星歯車を備えた遊星歯車枠とを有している。送り伝動装置は、軸線方向における線形の駆動運動を発生させるために、スピンドル・スピンドルナット伝動装置として形成されており、このスピンドル・スピンドルナット伝動装置は、通常の伝動装置部品として、駆動側のスピンドルと被駆動側のスピンドルナットとを有している。
公知のスピンドル駆動装置は特に有利である。それというのは、このスピンドル駆動装置は、開放位置または中間位置における調整要素の確実な支持を可能にするからである。この目的のために、スピンドル駆動装置の駆動系統には、駆動スピンドルの回転運動を制動する制動アセンブリが設けられている。制動アセンブリは、別体のユニットとして形成されていて、互いに摩擦接続的に係合(reibschluessigem Eingriff)している複数の摩擦接続要素(Reibschlusselement)を有していて、これらの摩擦接続要素は、形成された摩擦接続を介して制動作用を提供する。制動アセンブリを含むユニットは、駆動技術的に(antriebstechnisch)遊星歯車機構アセンブリの遊星歯車機構とスピンドル・スピンドルナット伝動装置との間に配置されている。遊星歯車機構は、被駆動側に被駆動要素を有しており、この被駆動要素は、制動アセンブリの駆動要素に駆動技術的に、つまり、トルクを伝達するように協働する。制動アセンブリはそれ自体、被駆動側の被駆動要素を有しており、この被駆動要素は、スピンドル・スピンドルナット伝動装置の駆動要素、同号ではスピンドルと協働する。スピンドル駆動装置の上述したすべての駆動コンポーネント、つまり、駆動装置と、回転数減速機と、制動アセンブリと、送り伝動装置とは、相前後して、伸縮可能な縦長の駆動装置ハウジング内に収容されていて、1つの共通の駆動軸線に整列させられており、駆動軸線の延在方向は、実質的に軸線方向と呼ばれる。駆動装置ハウジングは、相応に大きな技術的な長さを有していて、これに相応して、自動車において比較的多くの構成スペースを占めている。
本発明の根底にある課題は、公知のスピンドル駆動装置を、その技術的な長さひいては自動車において必要となる構成スペースが減じられるように構成しかつ改良することである。
上述した課題は、請求項1の前提部に記載したスピンドル駆動装置において、請求項1の特徴部の特徴によって解決される。
重要なのは、スピンドル・スピンドルナット伝動装置の駆動側の伝動装置部品、特にスピンドルの回転運動を制動するために働く制動アセンブリを、制動アセンブリの一部、特に制動アセンブリの1つの軸線方向区分が、回転数減速機内に、特に回転数減速機の遊星歯車機構内に組み込まれているように構成するという基本的な考えである。したがって、制動アセンブリは、回転数減速機とは別体のかつ軸線方向に間隔を置いて配置された、制動作用を発生させるために摩擦接続的に係合している摩擦接続要素を備えた、回転数減速機とは別体のユニットではなくなる。むしろ、本発明では、制動アセンブリの複数の摩擦接続要素のうちの少なくとも1つの摩擦接続要素が、遊星歯車枠に設けられている。1つの摩擦接続要素に摩擦接続的に係合している少なくとも1つの別の摩擦接続要素は、ハウジング側に設けられている、つまり、駆動装置ハウジングに対して相対回動不能に設けられている。
単に1つの遊星歯車機構と、これに相応して、単に1つの遊星歯車枠とが設けられている場合には、それぞれ少なくとも1つの摩擦接続要素を備えた遊星歯車枠は、スピンドル・スピンドルナット伝動装置に連結されている遊星歯車枠である。
しかしながら、本発明によれば、遊星歯車機構アセンブリは、複数、特に2つの遊星歯車機構を有していてもよく、この場合、両遊星歯車枠のうちの1つの遊星歯車枠、特に送り伝動装置側の遊星歯車枠、すなわち、駆動技術的に後ろ側の遊星歯車枠は、上述した少なくとも1つの摩擦接続要素を備えた遊星歯車枠である。基本的には、少なくとも1つの相応の摩擦接続要素を備えた1つよりも多くの遊星歯車枠が設けられていてもよく、摩擦接続要素は、制動アセンブリの一部として、少なくとも1つのハウジング側の摩擦接続要素に摩擦接続的に係合している。本発明のように設けられた制動アセンブリによって、回転数減速機の少なくとも1つの遊星歯車機構、場合によっては複数の遊星歯車機構も直接制動させられ、これによって、最終的にスピンドル・スピンドルナット伝動装置の駆動側の伝動装置部品、特にスピンドルの回転運動が制動させられる。本発明による解決手段では、制動アセンブリが、回転数減速機または送り伝動装置と別体のユニットを形成しているのではなく、回転数減速機内に、いずれにせよ部分的に組み込まれているので、スピンドル駆動装置の技術的な長さ、ひいては、これに相応して、自動車における構成スペースをも大幅に減じることができる。
詳しく述べると、制動アセンブリは、駆動装置ハウジングに対して相対回動不能な少なくとも1つの第1の摩擦接続要素と、それぞれの第1の摩擦接続要素に摩擦接続的に係合している少なくとも1つの第2の摩擦接続要素とを有し、第2の摩擦接続要素は、遊星歯車枠または複数の遊星歯車枠のうちの1つの遊星歯車枠に相対回動不能に結合されていることが特定されている。制動アセンブリは、いずれにせよ、遊星歯車機構アセンブリの1つの遊星歯車枠、好ましくは複数の遊星歯車枠またはすべての遊星歯車枠を制動、しかも、直接制動し、すなわち、少なくとも1つの遊星歯車枠側の摩擦接続要素と少なくとも1つのハウジング側の摩擦接続要素との間の直接的な摩擦接続的な接触によって制動する。このとき、制動作用は、特に好ましくは持続的な制動作用である。
請求項2および請求項3は、互いに摩擦接続的に協働する摩擦接続要素の特に好適な配置形態に関する。摩擦接続要素は、軸線方向で互いに摩擦接続的に係合していてよく、これによって、遊星歯車枠、特にスピンドル・スピンドルナット伝動装置の駆動側の伝動装置部品にトルクを伝達する遊星歯車枠は、軸線方向で制動される(請求項2)。しかしながら、補足的にまたは代替的に、半径方向で摩擦接続的な係合が行われてもよい(請求項3)。
請求項4記載の好適な構成によれば、遊星歯車機構アセンブリは、正確に1つの遊星歯車機構を有している。この場合には、ただ1つの遊星歯車枠は、駆動側の伝動装置部品にトルクを伝達する遊星歯車枠である。この遊星歯車枠は、同時に、少なくとも1つのハウジング側の摩擦接続要素と摩擦接続的に協働する少なくとも1つの摩擦接続要素を有している遊星歯車枠である。代替的に、遊星歯車機構アセンブリは複数の遊星歯車機構と相応に複数の遊星歯車枠を有していてもよく、このとき、遊星歯車機構のうちの1つの遊星歯車機構は、遊星歯車機構のそれぞれ他方の遊星歯車機構に駆動技術的に後置されている。この構成では、駆動技術的に後置された遊星歯車機構は、スピンドル・スピンドルナット伝動装置に連結されている遊星歯車機構もしくはスピンドル・スピンドルナット伝動装置に連結されている遊星歯車枠を備えた遊星歯車機構である。
請求項6には、遊星歯車機構アセンブリの相前後して接続された2つの遊星歯車機構を駆動技術的に結合するための特に好適な構成が定義されている。
請求項7~請求項9は、少なくとも1つの第3の摩擦接続要素を備えた構成に該当する。第3の摩擦接続要素は、複数の遊星歯車機構を有している遊星歯車機構アセンブリでは、駆動技術的に前置された遊星歯車機構の遊星歯車枠に設けられている。この少なくとも1つの第3の摩擦接続要素は、同様に制動アセンブリの一部である。
請求項10および請求項11は、摩擦接続要素相互の押付け力を発生させるための押付け機構に該当する。押付け機構は、有利には調整可能である。押付け機構は、好ましくはばねアセンブリであり、特に少なくとも1つのコイルばねを備えたばねアセンブリを有していてもよい。
請求項12および請求項13には、遊星歯車機構アセンブリ、特に遊星歯車機構の被駆動要素および駆動要素の好適な配置形態および構成が開示されている。
請求項14に記載の独立した意義に相当する別の教示によれば、調整要素と、上述した本発明に係るスピンドル駆動装置とを備える、自動車の調整要素アセンブリが請求される。したがって、本発明に係る調整要素アセンブリに対しては、本発明に係るスピンドル駆動装置に対するすべての構成を参照することができる。
最後に、請求項15には、調整要素の可能な構成が定義されている。
次に本発明について、単に実施例を示す図面を参照しながら詳説する。
本発明に係るスピンドル駆動装置を備えた自動車のリヤフラップ領域を極めて概略的に示す図である。 走入させられた状態における、図1に示したスピンドル駆動装置を、部分的に断面して示す側面図である。 a)は、図1に示したスピンドル駆動装置の駆動系統の第1実施例によるトレイン部分を極めて概略的に示す図であり、b)は、図1に示したスピンドル駆動装置の駆動系統の第2実施例によるトレイン部分を極めて概略的に示す図である。
図面に示したスピンドル駆動装置は、自動車の、リヤフラップとして形成された調整要素1をモータにより調整するために働く。このような形態は、確かに有利であるものの、限定的に解釈すべきではない。むしろ、本発明に係るスピンドル駆動装置は、以下においてさらに述べるように、自動車のすべての可能な調整要素のために使用することができる。
スピンドル駆動装置は、駆動モータ2と、駆動モータ2に後置された回転数減速機3と、回転数減速機3に後置された、線形の駆動運動を発生させるための送り伝動装置4とを備えている。回転数減速機3は、少なくとも1つの遊星歯車機構3a,3bを備えた遊星歯車機構アセンブリとして形成されている。図3a)によれば、遊星歯車機構アセンブリはただ1つの遊星歯車機構3aを有しており、図3b)に示した遊星歯車機構アセンブリは、駆動技術的に相前後して接続された2つの遊星歯車機構3a,3bを有している。遊星歯車機構アセンブリに駆動技術的に後置された送り伝動装置4は、線形の駆動運動を発生させるために、スピンドル・スピンドルナット伝動装置として形成されている。
それぞれの遊星歯車機構3a,3bは、自体慣用の形式で、遊星歯車機構部品として、太陽歯車5と、遊星歯車6aを備えた遊星歯車枠6と、内歯車7とを有している。太陽歯車5は、相応の太陽歯車軸線を中心として回転可能である。太陽歯車軸線に対して同軸に、遊星歯車枠6は遊星歯車枠軸線を中心として回転可能であり、遊星歯車6aは、遊星歯車枠6にそれぞれ固有の遊星歯車軸線を中心として回転可能である。同様に太陽歯車5に対して同軸に、内歯車7が、内歯車軸線に回転可能に配置されており、内歯車7は、図示の構成では好ましくはハウジング固定に、つまり、持続的に相対回動不能にかつ軸線方向固定に配置されている。また、内歯車7が固定可能であることも考えられ、このような構成では、内歯車7は、状態に応じて固定されているかまたはその内歯車軸線を中心として回転可能である。後者の場合には、それぞれの遊星歯車機構3a,3bは、切換え可能なクラッチとして使用することができる。遊星歯車6aは、一方で太陽歯車5と軸線平行に係合し、他方で内歯車7と軸線平行に係合している。「軸線平行」という概念は、本明細書では、太陽歯車軸線と、遊星歯車軸線と、内歯車軸線とが、互いに平行に方向付けられているということを意味する。
スピンドル・スピンドルナット伝動装置として形成された送り伝動装置4は、駆動側の伝動装置部品と、この駆動側の伝動装置部品に噛み合っている被駆動側の伝動装置部品とを有している(図2)。「駆動側」というのは、スピンドル駆動装置の駆動系統における、トルクが発生させられる側、つまり、モータ側を意味している。したがって、駆動側の伝動装置部品は、駆動モータ2によって発生させられ、回転数減速機3によってさらに導かれた回転運動を受け止め、被駆動側の伝動装置部品に伝達する伝動装置部品である。図示の構成では好ましくは、駆動側の伝動装置部品は、スピンドル8であり、被駆動側の伝動装置部品は、スピンドル8に噛み合っているスピンドルナット9である。代替的に、駆動モータ2が回転数減速機3を介して、スピンドル8ではなく、その代わりに、スピンドルナット9を駆動する実施形態も考えることができ、この実施形態では、スピンドルナット9が、駆動側の伝動装置部品を形成し、スピンドル8が、被駆動側の伝動装置部品を形成している。
図示の構成では好ましくは、駆動モータ2によって発生させられたトルクは、送り伝動装置4に連結された遊星歯車枠6を介してスピンドル8に持続的に伝達される。「連結された」というのは、それぞれの両要素、図示の構成では、遊星歯車枠6とスピンドル8とが、駆動技術的に、つまり、トルクを伝達するように互いに係合していることを意味している。代替的に、駆動モータ2によって発生させられたトルクが、それぞれの遊星歯車機構3a,3bの伝動装置位置に応じて、内歯車7を介してまたは遊星歯車枠6を介してスピンドル8に伝達される実施形態も考えられる。
さらに、図示の構成では好ましくは、スピンドル8の回転運動を制動する制動アセンブリ10が設けられており、この制動アセンブリ10は、中間位置における調整要素1、例えばリヤフラップの確実な支持を可能にする。
特にスリムな構造形態は、駆動モータ2と、回転数減速機3と、送り伝動装置4とが相前後して、実質的に縦長の駆動装置ハウジング11内に収容されていて、1つの共通の駆動軸線12に整列させられていることによって生じる。
図示の構成では好ましくは、それぞれの遊星歯車機構3a,3bによって、回転数減速機3の非セルフロック式の構成を形成することが可能である。そのために、それぞれの遊星歯車機構3a,3bは、例えば斜歯歯列を備えた伝動装置として形成されていてよい。遊星歯車機構3a,3bは、例えばエボロイド伝動装置として形成されていてもよく、このエボロイド伝動装置の太陽歯車5は、単にただ1つのピニオン歯しか有しておらず、このピニオン歯は、太陽歯車軸線を中心として螺旋状に延びるインボリュート形状を有している。このとき、遊星歯車6aと内歯車7とは、対応する歯列を有している。このようなエボロイド歯列の詳細については、独国実用新案第202011106149号明細書を参照されたい。好ましくは、回転数減速機3、特に好ましくは、駆動モータ2と、回転数減速機3と、送り伝動装置4とから成る全駆動系統が、非セルフロック式に形成されていることが特定されている。このことは特に、リヤフラップ駆動装置としてのスピンドル駆動装置の使用時に有利であり、このように構成されていると、駆動モータ2が給電されていない場合のリヤフラップ1の手による調整が難なく可能になる。
本発明に係るスピンドル駆動装置では、既に上述したように、トルクが、遊星歯車機構アセンブリのただ1つの遊星歯車機構3a(図3a))もしくは駆動技術的に後ろ側の遊星歯車機構3b(図3b))から、後置の送り伝動装置4に伝達され、しかも、この伝達は、送り伝動装置4に連結された遊星歯車機構3aもしくは遊星歯車機構3bの遊星歯車枠6が、被駆動要素13に相対回動不能に結合されていることによって行われる。被駆動要素13は、図示の構成では好ましくは、被駆動爪(Abtriebsklaue)として形成されていて、トルクを特にスピンドル接続部に伝達し、このスピンドル接続部は、対応する駆動爪として形成されていてよく、スピンドル8に相対回動不能に結合されている。遊星歯車機構アセンブリは駆動側に駆動要素14を有しており、この駆動要素14は、駆動側のトルク、つまり、駆動モータ2のトルクを、それぞれ駆動側の遊星歯車機構3aの遊星歯車枠6に伝達するために設けられていて、遊星歯車枠6に相対回動不能に結合されている。駆動要素14は、図示の構成では好ましくは、被駆動爪として形成されていて、トルクを特に駆動モータ2のモータ軸の接続部に伝達し、この接続部は、対応する被駆動爪として形成されてよい。
ここで重要なことは、制動アセンブリ10が、駆動装置ハウジング11に対して相対回動不能な少なくとも1つの第1の摩擦接続要素15a,15bと、それぞれの第1の摩擦接続要素15a,15bに摩擦接続的に係合している少なくとも1つの第2の摩擦接続要素16a,16bとを有していることであり、この第2の摩擦接続要素16a,16bは、遊星歯車枠6または複数の遊星歯車枠6のうちの1つの遊星歯車枠に相対回動不能に結合されている。制動アセンブリ10は、図示の構成では好ましくは、それぞれの遊星歯車枠6を持続的に制動するために構成されている。ここに記載した制動アセンブリ10とは別の制動アセンブリは、好ましくはスピンドル駆動装置の駆動系統に設けられていない。つまり、制動アセンブリ10は、好ましくはスピンドル駆動装置のただ1つの制動アセンブリである。
図3a)および図3b)には、このような制動アセンブリ10を備えた本発明に係るスピンドル駆動装置の2つの異なる実施例が示してある。図3a)に示した遊星歯車機構アセンブリは、単にただ1つの遊星歯車機構3aを有しており、これに対して、図3b)に示した実施例による遊星歯車機構アセンブリは、相前後して接続された2つの遊星歯車機構3a,3bを有している。
以下に、まず図3a)に示した実施例について詳説する。
遊星歯車機構アセンブリの、図示の構成ではただ1つの遊星歯車枠6である遊星歯車枠6は、図示の構成では好ましくは、その両軸線方向側に、それぞれ1つの第2の摩擦接続要素16a,16bを備えており、つまり、送り伝動装置4に向けられた軸線方向側に摩擦接続要素16aを備えていて、駆動モータ2に向けられた軸線方向側に摩擦接続要素16bを備えている。第2の摩擦接続要素16a,16bのそれぞれは、それぞれ駆動装置ハウジング11に対して相対回動不能である割り当てられた第1の摩擦接続要素15a,15bと摩擦接続的に協働する。図示の構成では、遊星歯車枠6の摩擦接続要素16aは、ハウジング側の摩擦接続要素15aと摩擦接続的に協働し、遊星歯車枠6の他方の摩擦接続要素16bは、他方のハウジング側の摩擦接続要素15bと摩擦接続的に協働する。摩擦接続要素15aと摩擦接続要素16aとの間および摩擦接続要素15bと摩擦接続要素16bとの間のそれぞれの摩擦抵抗は、図示の構成では好ましくは等しい大きさである。しかしながら、基本的には、個々の摩擦接続要素対の間に異なる大きさの摩擦抵抗を設けることも考えられる。例えば摩擦接続要素15bと摩擦接続要素16bとの間の摩擦接続要素対に玉、ころまたはこれに類するものを設けることが考えられ、このようになっていると、この場合には単に転動摩擦しか発生しないのに対して、別の摩擦接続要素対では、スピンドル駆動装置の停止時に静止摩擦が発生し、スピンドル駆動装置の運転時に滑り摩擦が発生する。このとき、転動摩擦は、特に静止摩擦もしくは滑り摩擦よりも僅かな摩擦抵抗を生じさせる。
図示の構成では好ましくは、遊星歯車枠6においてそれぞれの軸線方向側に、正確に1つの摩擦接続要素16a,16bが設けられている。しかしながら、基本的には、遊星歯車枠6の一方の軸線方向側または他方の軸線方向側にまたは両軸線方向側に、1つよりも多くの摩擦接続要素16a,16bが設けられていてもよい。相応のことは、ハウジング側の摩擦接続要素15a,15bに対しても言え、ここでは同様にこれらの摩擦接続要素15a,15bのうちのそれぞれただ1つの摩擦接続要素が、該当する軸線方向側に設けられている。しかしながら、基本的には、遊星歯車枠6の一方の軸線方向側または他方の軸線方向側または両軸線方向側に、1つよりも多くのハウジング側の摩擦接続要素15a,15bが設けられていてもよい。
基本的に、図3a)および図3b)に示すように、それぞれ第1の摩擦接続要素15a,15bまたは第1の摩擦接続要素15a,15bのうちの少なくとも1つの第1の摩擦接続要素と、第2の摩擦接続要素16a,16bまたは複数の第2の摩擦接続要素16a,16bのうちの少なくとも1つの第2の摩擦接続要素とが、軸線方向Xで互いに摩擦接続的に係合していることが考えられる。図3a)における実施例では、相応に、一方の第1の摩擦接続要素15aが一方の第2の摩擦接続要素16aと、他方の第1の摩擦接続要素15bが他方の第2の摩擦接続要素16bと、それぞれ軸線方向Xで互いに摩擦接続的に係合している。つまり、図示の構成では好ましくは、駆動側の伝動装置部品、図示の構成ではスピンドル8にトルクを伝達する遊星歯車枠6は、軸線方向で制動させられる。
しかしながら、代替的にかつ本明細書では図示しないが、第1の摩擦接続要素15a,15bまたは複数の第1の摩擦接続要素15a,15bのうちの少なくとも1つの第1の摩擦接続要素と、第2の摩擦接続要素16a,16bまたは複数の第2の摩擦接続要素16a,16bのうちの少なくとも1つの第2の摩擦接続要素とが、半径方向で互いに摩擦接続的に係合していることも特定されていてよい。つまり、この場合には、一方の第1の摩擦接続要素15aと一方の第2の摩擦接続要素16aとがかつ/または他方の第1の摩擦接続要素15bと他方の第2の摩擦接続要素16bとが、それぞれ半径方向で互いに摩擦接続的に係合していることも考えられる。このとき、摩擦接続要素15aと摩擦接続要素16aとは、かつ摩擦接続要素15bと摩擦接続要素16bとは、遊星歯車枠6の半径方向内側でかつ/または半径方向外側で互いに摩擦接続的に係合していてよい。
図3b)には、2つの遊星歯車機構3a,3bを備えた実施例が示してある。両遊星歯車機構3a,3bは、駆動技術的に相前後して接続されていて、図示の構成では互いに特に不動に連結されている。「不動に連結されている」というのは、駆動技術的な結合が、クラッチを介して解離可能ではないということを意味している。しかしながら、基本的には、両遊星歯車機構3a,3bは、クラッチを介して互いに連結されていてもよい。
この場合には、一方の遊星歯車機構3aは、スピンドル駆動装置の駆動側、つまり、駆動モータ2に連結されており、これに対して、他方の遊星歯車機構3bは、スピンドル・スピンドルナット伝動装置に連結されている。駆動側に連結された遊星歯車機構3aは、図示の構成では好ましくは、スピンドル・スピンドルナット伝動装置に連結された遊星歯車機構3bに駆動技術的に前置されている。相応に、駆動側の伝動装置部品、図示の構成ではスピンドル8にトルクを伝達する遊星歯車枠6は、駆動技術的に後ろ側の遊星歯車機構3bの遊星歯車枠6である。駆動技術的に後ろ側のこの遊星歯車機構3bの太陽歯車5は、駆動技術的に前置されたもしくは前側の遊星歯車機構3aの遊星歯車枠6に連結されている。遊星歯車機構3bの太陽歯車5と遊星歯車機構3aの遊星歯車枠6とは、1つの共通の軸に相対回動不能に配置されている。
ここで付言しておくと、図3b)に示した実施例では、相前後して接続された正確に2つの遊星歯車機構3a,3bが設けられている。しかしながら、基本的には、代替的なここでは図示しない実施形態では、相前後して接続された2つよりも多くの遊星歯車機構が設けられていてもよい。このような場合にも、駆動技術的に後ろ側の遊星歯車機構は、スピンドル・スピンドルナット伝動装置に連結された遊星歯車機構である。そして、この遊星歯車機構には、相前後して少なくとも2つの別の遊星歯車機構が駆動技術的に前置されており、駆動技術的に前置された遊星歯車機構のうちの1つの遊星歯車機構は、駆動技術的に後ろ側の遊星歯車機構に、記載した形式で連結されていてよい。このような形態では、駆動技術的に後ろ側の遊星歯車機構に直接前置されている遊星歯車機構には、ここでも少なくともさらに1つの別の遊星歯車機構が前置されており、この別の遊星歯車機構は、特に駆動モータ2に結合されている。
遊星歯車機構アセンブリが、複数、特に2つの遊星歯車機構3a,3bを有している上述した場合には、制動アセンブリ10は、好ましくは少なくとも1つの第3の摩擦接続要素19a,19bを有しており、この第3の摩擦接続要素19a,19bは、スピンドル・スピンドルナット伝動装置に連結された遊星歯車機構3bに駆動技術的に前置されている遊星歯車機構3aの遊星歯車枠6に相対回動不能に結合されている。少なくとも1つの第3の摩擦接続要素19a,19bはそれぞれ、別の摩擦接続要素15a,15b,16a,16bのうちの少なくとも1つの摩擦接続要素に摩擦接続的に係合している。
図3b)に示した実施例では、制動アセンブリ10は、駆動技術的に前側の遊星歯車機構3aの遊星歯車枠6のそれぞれの軸線方向側にそれぞれ1つの第3の摩擦接続要素19a,19bを有しており、この第3の摩擦接続要素19a,19bは、遊星歯車枠6に相対回動不能に結合されている。駆動技術的に前側の遊星歯車機構3aの遊星歯車枠6の、送り伝動装置4に向けられた軸線方向側で、遊星歯車枠6の第3の摩擦接続要素19aが、駆動技術的に後ろ側の遊星歯車機構3bの遊星歯車枠6の第2の摩擦接続要素16bと摩擦接続的に協働する。遊星歯車機構3aの遊星歯車枠6の、駆動モータ2に向けられた軸線方向側で、遊星歯車枠6の別の第3の摩擦接続要素19bが、ハウジング側の第1の摩擦接続要素15bと摩擦接続的に協働する。駆動技術的に後ろ側の遊星歯車機構3bでは、送り伝動装置4に向けられた軸線方向側で、遊星歯車機構3bの遊星歯車枠6の別の第2の摩擦接続要素16aが、別のハウジング側の第1の摩擦接続要素15aと摩擦接続的に協働する。
図3b)に例示されているように、複数、特に2つの遊星歯車機構3a,3bを有している遊星歯車機構アセンブリが設けられている場合には、好ましくは、それぞれ互いに摩擦接続的に協働する摩擦接続要素または、いずれにせよ、それぞれ互いに摩擦接続的に協働する摩擦接続要素のうちの幾つかの摩擦接続要素は、軸線方向で互いに摩擦接続的に係合している。図3b)に示した実施例では、摩擦接続要素15aと摩擦接続要素16aとは、摩擦接続要素16bと摩擦接続要素19aとは、かつ摩擦接続要素19bと摩擦接続要素15bとは、それぞれ軸線方向で互いに摩擦接続的に協働する。したがって、第3の摩擦接続要素19aまたは複数の第3の摩擦接続要素19a,19bのうちの少なくとも1つの第3の摩擦接続要素と、複数の第2の摩擦接続要素16a,16bのうちの少なくとも1つの第2の摩擦接続要素とは、軸線方向Xで互いに摩擦接続的に係合していることが特定されていてよい。補足的にまたは代替的に、第3の摩擦接続要素19bまたは複数の第3の摩擦接続要素19a,19bのうちの少なくとも1つの第3の摩擦接続要素と、複数の第1の摩擦接続要素15a,15bのうちの少なくとも1つの第1の摩擦接続要素とは、軸線方向Xで互いに摩擦接続的に係合していることが特定されていてよい。
補足的にまたは代替的に、それぞれ1つの第3の摩擦接続要素19a,19bと摩擦接続的に協働する第1の摩擦接続要素15a,15bまたは第2の摩擦接続要素16a,16bもまた、第3の摩擦接続要素19a,19bに半径方向で摩擦接続的に係合していてよい。相応に、第3の摩擦接続要素19aまたは複数の第3の摩擦接続要素19a,19bのうちの少なくとも1つの第3の摩擦接続要素と、複数の第2の摩擦接続要素16a,16bのうちの少なくとも1つの第2の摩擦接続要素とは、半径方向で互いに摩擦接続的に係合していることが特定されていてよい。補足的にまたは代替的に、第3の摩擦接続要素19bまたは複数の第3の摩擦接続要素19a,19bのうちの少なくとも1つの第3の摩擦接続要素と、複数の第1の摩擦接続要素15a,15bのうちの少なくとも1つの第1の摩擦接続要素とは、半径方向で互いに摩擦接続的に係合していることが特定されていてよい。
図示の構成では好ましくは、図3に示された両実施例では、さらに、制動アセンブリ10は、摩擦接続要素の押付け力、図示の構成では軸線方向の押付け力を発生させるための押付け機構17を有するようになっている。それぞれ2つの摩擦接続要素の間の上述した半径方向の摩擦接続的な係合の場合には、摩擦接続要素相互の相応の半径方向の押付け力を発生させる押付け機構が設けられていてもよい。摩擦接続要素の押付け力は、好ましくは調整可能である。
図示の構成では好ましくは、押付け機構17はばねアセンブリ18を有しており、このばねアセンブリ18のばね予荷重が押付け力を規定する。好ましくは、ばね予荷重ひいては押付け力は調整可能である。ばねアセンブリ18は、図示の構成では好ましくは、少なくとも1つのコイルばね、特に圧縮コイルばねを有している。
ばね予荷重が調整可能であるばねアセンブリ18を介しての押付け力の調整可能性を得ることだけが考えられるのではない。補足的にまたは代替的に、押付け力が、斜歯歯列またはエボロイド歯列を備えた伝動装置部品の調整によって、それぞれの遊星歯車機構3a,3bにおいて調整可能であることも考えられる。
図示の構成では好ましくは、さらに、駆動側の伝動装置部品、特にスピンドル8にトルクを伝達する遊星歯車枠6に相対回動不能に結合されている被駆動要素13が、制動アセンブリ10の軸線方向区分10aの半径方向内側にかつ/または押付け機構17の軸線方向区分17aの半径方向内側に配置されていることが特定されている。補足的にまたは代替的に、それぞれの駆動側の遊星歯車機構3a,3bの遊星歯車枠6に駆動側のトルクを伝達するために設けられていて、遊星歯車枠6に相対回動不能に結合されている駆動要素14も、制動アセンブリ10の軸線方向区分10aの半径方向内側にかつ/または押付け機構17の軸線方向区分17aの半径方向内側に配置されていてよい。このことには、それぞれスピンドル駆動装置の技術的な長さをさらに減じることができるという利点がある。
最後に、送り伝動装置4の機能形態についてさらに詳しく触れることにする。駆動モータ2の運転は、回転数減速機3の被駆動要素13の回転数を減じる回転を発生させ、この回転はスピンドル8に導かれる。スピンドル8の回転は、スピンドルナット9の線形の調整ひいてはスピンドルナット9に不動に結合されたガイド管20の線形の調整を生じさせる。ガイド管20は、さらに、スピンドル駆動装置の接続部21の領域で駆動装置ハウジング11のハウジング外管11aに結合されており、このハウジング外管11aは、駆動装置ハウジング11のハウジング内管11bに対して伸縮可能である。ハウジング内管11bは、さらに、反対側の接続部22に結合されている。ハウジング内管11bは、さらに、駆動モータ2と、回転数減速機3と、制動アセンブリ10とから成る、好ましくは予め組み立てられたユニットを収容している。場合によっては、駆動系統に、さらに、本明細書では図示しないクラッチが設けられていてもよく、このクラッチは、同様に予め組み立てられたユニットの構成部分であってよい。特にスピンドル駆動装置は、顧客の要望に応じて、可変のユニットシステムとしてまとめることができる。
独立した意義に相当する別の教示によれば、調整要素1と、調整要素1をモータにより調整するための上述した本発明に係るスピンドル駆動装置とを備えた、自動車の調整要素アセンブリが請求される。調整要素アセンブリを説明するのに適した本発明に係るスピンドル駆動装置に対するすべての構成が参照されてよい。
上述したように、調整要素1のためには、数多くの変化実施形態が考えられる。特に好適な構成では、調整要素1は、自動車のリヤフラップ、リヤカバー、ドア、特にサイドドア、エンジンフードまたはこれに類するものである。

Claims (15)

  1. 自動車の調整要素(1)をモータにより調整するためのスピンドル駆動装置であって、駆動モータ(2)と、該駆動モータ(2)に駆動技術的に後置された回転数減速機(3)と、該回転数減速機(3)に駆動技術的に後置された送り伝動装置(4)とを備え、前記回転数減速機(3)は、少なくとも1つの遊星歯車機構(3a,3b)を備える遊星歯車機構アセンブリとして形成されており、それぞれの前記遊星歯車機構(3a,3b)は、回転可能な太陽歯車(5)と、該太陽歯車(5)に対して同軸に回転可能な遊星歯車枠(6)と、内歯車(7)とを有し、それぞれの前記遊星歯車枠(6)は、少なくとも1つの回転可能な遊星歯車(6a)を支持しており、該遊星歯車(6a)は、一方でそれぞれの前記太陽歯車(5)にかつ他方でそれぞれの前記内歯車(7)に軸線平行に係合しており、前記送り伝動装置(4)は、スピンドル・スピンドルナット伝動装置として形成されており、該スピンドル・スピンドルナット伝動装置は、軸線方向(X)における線形の駆動運動を発生させるために、駆動側の伝動装置部品、特にスピンドル(8)と、該駆動側の伝動装置部品に噛み合っている被駆動側の伝動装置部品、特にスピンドルナット(9)とを有し、前記スピンドル・スピンドルナット伝動装置の前記駆動側の伝動装置部品の回転運動を制動する制動アセンブリ(10)が設けられており、前記駆動モータ(2)と、前記回転数減速機(3)と、前記送り伝動装置(4)とが内部に相前後して収容されていて、軸線方向(X)に延びている1つの共通の駆動軸線(12)に整列させられた縦長の駆動装置ハウジング(11)が設けられており、前記スピンドル・スピンドルナット伝動装置にそれぞれ連結された前記遊星歯車機構(3a,3b)の前記遊星歯車枠(6)から前記スピンドル・スピンドルナット伝動装置の前記駆動側の伝動装置部品にトルクを伝達するために、前記スピンドル・スピンドルナット伝動装置と協働する被駆動要素(13)が、前記遊星歯車枠(6)に相対回動不能に結合されている、スピンドル駆動装置において、
    前記制動アセンブリ(10)は、前記駆動装置ハウジング(11)に対して相対回動不能な少なくとも1つの第1の摩擦接続要素(15a,15b)と、それぞれの該第1の摩擦接続要素(15a,15b)に摩擦接続的に係合している少なくとも1つの第2の摩擦接続要素(16a,16b)とを有し、該第2の摩擦接続要素(16a,16b)は、前記遊星歯車枠(6)または複数の前記遊星歯車枠(6)のうちの1つの遊星歯車枠に相対回動不能に結合されている、
    ことを特徴とする、スピンドル駆動装置。
  2. 前記第1の摩擦接続要素(15a,15b)または複数の前記第1の摩擦接続要素(15a,15b)のうちの少なくとも1つの第1の摩擦接続要素と、前記第2の摩擦接続要素(16a,16b)または複数の前記第2の摩擦接続要素(16a,16b)のうちの少なくとも1つの第2の摩擦接続要素とは、軸線方向(X)で互いに摩擦接続的に係合していることを特徴とする、請求項1記載のスピンドル駆動装置。
  3. 前記第1の摩擦接続要素(15a,15b)または複数の前記第1の摩擦接続要素(15a,15b)のうちの少なくとも1つの第1の摩擦接続要素と、前記第2の摩擦接続要素(16a,16b)または複数の前記第2の摩擦接続要素(16a,16b)のうちの少なくとも1つの第2の摩擦接続要素とは、半径方向で互いに摩擦接続的に係合しており、好ましくは、前記摩擦接続要素(15a,16a;15b,16b)は、前記遊星歯車枠(6)の半径方向内側でかつ/または半径方向外側で互いに摩擦接続的に係合していることを特徴とする、請求項1または2記載のスピンドル駆動装置。
  4. 前記遊星歯車機構アセンブリは、正確に1つの遊星歯車機構(3a)を有することを特徴とする、請求項1から3までのいずれか1項記載のスピンドル駆動装置。
  5. 前記遊星歯車機構アセンブリは、駆動技術的に相前後して接続された、特に互いに連結された少なくとも2つ、好ましくは正確に2つの遊星歯車機構(3a,3b)を有し、該遊星歯車機構(3a,3b)のうち、1つの遊星歯車機構が、前記スピンドル・スピンドルナット伝動装置に連結された前記遊星歯車機構(3b)を形成しており、該遊星歯車機構(3b)に前記少なくとも1つの遊星歯車機構または正確に1つの別の遊星歯車機構(3a)が駆動技術的に前置されていることを特徴とする、請求項1から3までのいずれか1項記載のスピンドル駆動装置。
  6. 前記スピンドル・スピンドルナット伝動装置に連結された前記遊星歯車機構(3b)の前記太陽歯車(5)は、駆動技術的に前置された前記遊星歯車機構(3a)または駆動技術的に前置された複数の前記遊星歯車機構(3a)のうちの1つの遊星歯車機構の前記遊星歯車枠(6)に連結されていることを特徴とする、請求項1から5までのいずれか1項記載のスピンドル駆動装置。
  7. 前記制動アセンブリ(10)は、前記スピンドル・スピンドルナット伝動装置に連結された前記遊星歯車機構(3b)に駆動技術的に前置された前記遊星歯車機構(3a)の前記遊星歯車枠(6)に相対回動不能に結合された少なくとも1つの第3の摩擦接続要素(19a,19b)を有し、該少なくとも1つの第3の摩擦接続要素(19a,19b)はそれぞれ、別の前記摩擦接続要素(15a,15b,16a,16b)のうちの少なくとも1つの摩擦接続要素に摩擦接続的に係合していることを特徴とする、請求項1から6までのいずれか1項記載のスピンドル駆動装置。
  8. 前記第3の摩擦接続要素(19a)または複数の前記第3の摩擦接続要素(19a,19b)のうちの少なくとも1つの第3の摩擦接続要素と、複数の前記第2の摩擦接続要素(16a,16b)のうちの少なくとも1つの第2の摩擦接続要素とは、軸線方向(X)で互いに摩擦接続的に係合しており、かつ/または
    前記第3の摩擦接続要素(19b)または複数の前記第3の摩擦接続要素(19a,19b)のうちの少なくとも1つの第3の摩擦接続要素と、複数の前記第1の摩擦接続要素(15a,15b)のうちの少なくとも1つの第1の摩擦接続要素とは、軸線方向(X)で互いに摩擦接続的に係合している
    ことを特徴とする、請求項1から7までのいずれか1項記載のスピンドル駆動装置。
  9. 前記第3の摩擦接続要素(19a)または複数の前記第3の摩擦接続要素(19a,19b)のうちの少なくとも1つの第3の摩擦接続要素と、複数の前記第2の摩擦接続要素(16a,16b)のうちの少なくとも1つの第2の摩擦接続要素とは、半径方向で互いに摩擦接続的に係合しており、かつ/または
    前記第3の摩擦接続要素(19b)または複数の前記第3の摩擦接続要素(19a,19b)のうちの少なくとも1つの第3の摩擦接続要素と、複数の前記第1の摩擦接続要素(15a,15b)のうちの少なくとも1つの第1の摩擦接続要素とは、半径方向で互いに摩擦接続的に係合している
    ことを特徴とする、請求項1から8までのいずれか1項記載のスピンドル駆動装置。
  10. 前記制動アセンブリ(10)は、前記摩擦接続要素(15a,16a;15b,16b;15b,19b;16b,19a)相互の押付け力を発生させるための押付け機構(17)を有し、好ましくは、前記摩擦接続要素(15a,16a;15b,16b;15b,19b;16b,19a)の押付け力は調整可能であることを特徴とする、請求項1から9までのいずれか1項記載のスピンドル駆動装置。
  11. 前記押付け機構(17)は、前記押付け力を規定するばね予荷重を有する、特に少なくとも1つのコイルばねを備えるばねアセンブリ(18)を有し、好ましくは、前記ばね予荷重は調整可能であることを特徴とする、請求項1から10までのいずれか1項記載のスピンドル駆動装置。
  12. 前記トルクを前記駆動側の伝動装置部品に伝達する前記遊星歯車枠(6)に相対回動不能に結合された前記被駆動要素(13)および/または駆動側のトルクをそれぞれの前記駆動側の遊星歯車機構(3a,3b)の前記遊星歯車枠(6)に伝達するために設けられていて、該遊星歯車枠(6)に相対回動不能に結合された駆動要素(14)が、前記制動アセンブリ(10)の軸線方向区分(10a)の半径方向内側にかつ/または前記押付け機構(17)の軸線方向区分(17a)の半径方向内側に配置されていることを特徴とする、請求項1から11までのいずれか1項記載のスピンドル駆動装置。
  13. 前記被駆動要素(13)は、被駆動爪として形成されており、かつ/または駆動側のトルクをそれぞれの前記駆動側の遊星歯車機構(3a,3b)の前記遊星歯車枠(6)に伝達するために設けられていて、該遊星歯車枠(6)に相対回動不能に結合された前記駆動要素(14)は、駆動爪として形成されていることを特徴とする、請求項1から12までのいずれか1項記載のスピンドル駆動装置。
  14. 調整要素(1)と、該調整要素(1)をモータにより調整するための、請求項1から13までのいずれか1項記載のスピンドル駆動装置とを備える、自動車の調整要素アセンブリ。
  15. 前記調整要素(1)は、自動車のリヤフラップ、リヤカバー、ドア、特にサイドドア、エンジンフードまたはこれに類するものであることを特徴とする、請求項14記載の調整要素アセンブリ。
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