JP2022085732A - 液体吐出装置、液体吐出方法及びプログラム - Google Patents

液体吐出装置、液体吐出方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】正確なタイミングで液体を吐出すること。【解決手段】本発明の一態様に係る液体吐出装置は、第1液体吐出部と、記録媒体の移動方向における前記第1液体吐出部より下流側に設けられた第2液体吐出部と、を含む複数の液体吐出部が液体を吐出して前記記録媒体に画像形成する液体吐出装置であって、前記第1液体吐出部に対応する位置で前記記録媒体の第1画像を撮影する第1撮影部と、前記第2液体吐出部に対応する位置で前記記録媒体の第2画像を撮影する第2撮影部と、前記第1画像と、前記第2画像と、に基づき、前記移動方向における前記記録媒体の移動量を検出する検出部と、前記移動量と、クロック信号と、に基づき、前記第1液体吐出部の吐出に対する前記第2液体吐出部の吐出タイミングを決定する吐出決定部と、を有する。【選択図】図3

Description

本発明は、液体吐出装置、液体吐出方法及びプログラムに関する。
従来、複数の液体吐出部が液体を吐出して記録媒体に画像形成する液体吐出装置が知られている。
また、記録媒体の搬送ローラに設けたロータリエンコーダの出力信号と、複数の液体吐出部のそれぞれに対応する位置に配置したセンサを用いて検出した記録媒体の移動量と、に基づき、液体の吐出タイミングを調整する構成が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1の構成では、正確なタイミングで液体を吐出できない場合がある。
本発明は、正確なタイミングで液体を吐出することを課題とする。
本発明の一態様に係る液体吐出装置は、第1液体吐出部と、記録媒体の移動方向における前記第1液体吐出部より下流側に設けられた第2液体吐出部と、を含む複数の液体吐出部が液体を吐出して前記記録媒体に画像形成する液体吐出装置であって、前記第1液体吐出部に対応する位置で前記記録媒体の第1画像を撮影する第1撮影部と、前記第2液体吐出部に対応する位置で前記記録媒体の第2画像を撮影する第2撮影部と、前記第1画像と、前記第2画像と、に基づき、前記移動方向における前記記録媒体の移動量を検出する検出部と、前記移動量と、クロック信号と、に基づき、前記第1液体吐出部の吐出に対する前記第2液体吐出部の吐出タイミングを決定する吐出決定部と、を有する。
本発明によれば、正確なタイミングで液体を吐出できる。
第1実施形態に係る画像形成装置の内部構成を例示する概略図である。 実施形態に係る制御部のハードウェア構成例のブロック図である。 第1実施形態に係る制御部の機能構成例のブロック図である。 撮影及び吐出タイミングの一例を示すタイミングチャートである。 実施形態に係る画像形成装置の動作例を示すフローチャートである。 ロータリエンコーダ出力信号と連帳紙移動量との関係の図である。 ロータリエンコーダ出力信号のばらつき誤差を示す図である。 第2実施形態に係る制御部の機能構成例のブロック図である。 駆動ローラの直径を示す図である。
実施形態では、第1液体吐出部と、記録媒体の移動方向における前記第1液体吐出部より下流側に設けられた第2液体吐出部と、を含む複数の液体吐出部が液体を吐出して前記記録媒体に画像形成する。
また、第1液体吐出部に対応する位置で記録媒体の第1画像を撮影し、第2液体吐出部に対応する位置で記録媒体の第2画像を撮影し、第1画像と、第2画像とに基づき、移動方向における記録媒体の移動量を検出する。検出した移動量と、クロック信号とに基づき、第1液体吐出部の吐出に対する第2液体吐出部の吐出タイミングを決定する。
例えば、クロック信号は規則正しく刻まれる電気信号であり、画像形成条件に応じて周期が調整された固定クロック信号である。画像形成条件は、記録媒体の移動速度、又は画像形成の解像度等の条件を含む。実施形態では、固定クロック信号を基準にして吐出タイミング及び撮影タイミングのそれぞれを決定する。
ここで、記録媒体の搬送ローラに設けたロータリエンコーダの出力信号に基づいて液体の吐出タイミングを決定すると、搬送ローラに対するロータリエンコーダの取付誤差や、ロータリエンコーダの検出誤差等の誤差要因により、正確なタイミングで液体を吐出できない場合がある。
これに対し、実施形態では、固定クロック信号を基準にして第1液体吐出部の吐出に対する第2液体吐出部の吐出タイミングを決定することで、上記の誤差要因の影響を受けずに、正確なタイミングで液体を吐出可能にする。
以下、図面を参照して発明を実施するための形態について説明する。なお、各図面において、同一構成部には同一符号を付し、重複した説明を適宜省略する。
また以下に示す実施形態は、本発明の技術思想を具体化するための液体吐出装置を例示するものであって、本発明を以下に示す実施形態に限定するものではない。以下に記載されている構成部品の形状、その相対的配置、パラメータの値等は特定的な記載がない限り、本発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、例示することを意図したものである。また図面が示す部材の大きさや位置関係等は、説明を明確にするため、誇張している場合がある。
実施形態の説明では、長尺状の用紙である連帳紙にインクを吐出して画像を形成するインクジェット方式の画像形成装置を一例とする。ここで、連帳紙は記録媒体の一例であり、インクは液体の一例である。
なお、実施形態の用語における、画像形成、記録、印字、印写、印刷は何れも同義語とする。また記録媒体は、用紙、記録紙、記録用紙、普通紙、光沢紙、フィルム、布等の被記録媒体を含む。記録媒体の材質は、紙、糸、繊維、布帛、皮革、金属、プラスチック、ガラス、木材、セラミックス等で、液体が一時的でも付着可能であればよい。また、記録媒体はシート状の形状に限られず、壁や天井等の構造物、或いは段ボールの側面、底面、上面等であってもよい。また、地面や施設等に固定されている立体物の表面を記録媒体としてもよい。
液体は、液体吐出部から吐出可能な粘度や表面張力を有するものであればよく、特に限定されないが、常温、常圧下において、または加熱、冷却により粘度が30mPa・s以下となるものであることが好ましい。より具体的には、水や有機溶媒等の溶媒、染料や顔料等の着色剤、重合性化合物、樹脂、界面活性剤等の機能性付与材料、DNA、アミノ酸やたんぱく質、カルシウム等の生体適合材料、天然色素等の可食材料等を含む溶液、懸濁液、エマルジョン等である。これらは例えば、インクジェット用インク、表面処理液、電子素子や発光素子の構成要素や電子回路レジストパターンの形成用液等の用途で用いることができる。
また液体吐出部は、ノズルから液体を吐出・噴射する機能部品である。液体を吐出するエネルギー発生源として、圧電アクチュエータ(積層型圧電素子及び薄膜型圧電素子)、発熱抵抗体などの電気熱変換素子を用いるサーマルアクチュエータ、振動板と対向電極からなる静電アクチュエータ等を使用するものが含まれる。
[実施形態]
<画像形成装置1の構成例>
まず図1を参照して、実施形態に係る画像形成装置1の構成を説明する。図1は、画像形成装置1の内部構成を例示する概略図である。
本構成では、ヘッドユニット350K、350Y、350M及び350Cがそれぞれインクを吐出し、連帳紙Pの表面にインクを付与して画像を形成する。ヘッドユニット350K、350Y、350M及び350Cをまとめてヘッドユニット群350と呼称する。
ヘッドユニット350Kはブラック色のインクを吐出し、ヘッドユニット350Yはイエロー色のインクを吐出し、ヘッドユニット350Mはマゼンタ色のインクを吐出し、ヘッドユニット350Cはシアン色のインクを吐出する。各色のインクにより、連帳紙Pにはカラーの画像が形成される。なお、以下では、説明を簡単にするため、ブラックをK、イエローをY、マゼンタをM、シアンをCと称する場合がある。
図1に示すように、連帳紙Pの周りには、ヘッドユニット350K、350Y、350M及び350Cが設けられている。
本構成では、連帳紙Pは、駆動ローラ321と、搬送ローラ324と、8つの支持ローラ325K1、325K2、325Y1、325Y2、325M1、325M2、325C1及び325C2とに架け渡されている。連帳紙Pは、駆動モータ327によって回転する駆動ローラ321に従動して、図中に矢印で示した移動方向2に沿って移動する。移動方向2は、駆動ローラ321の回転によって連帳紙Pが移動する方向である。
ヘッドユニット群350に対向して設けられる8つの支持ローラ325K1、325K2、325Y1、325Y2、325M1、325M2、325C1及び325C2は、各ヘッドユニットからインクが吐出される際の連帳紙Pの引張状態を維持する。
本構成では、支持ローラ325K1と支持ローラ325K2の間かつ、ヘッドユニット350Kの吐出位置よりも、連帳紙Pの移動方向上流側にセンサデバイス332Kが配置されている。
また、支持ローラ325Y1と支持ローラ325Y2の間かつ、ヘッドユニット350Yの吐出位置よりも、連帳紙Pの移動方向上流側にセンサデバイス332Yが配置されている。
同様に、支持ローラ325M1と支持ローラ325M2の間かつ、ヘッドユニット350Mの吐出位置よりも、連帳紙Pの移動方向上流側にセンサデバイス332Mが配置されている。
支持ローラ325C1と支持ローラ325C2の間かつ、ヘッドユニット350Cの吐出位置よりも、連帳紙Pの移動方向上流側にセンサデバイス332Cが配置されている。
センサデバイス332K、332Y、332M及び332Cは、それぞれ画像センサを有している。
画像センサは、被検物である連帳紙PにLED(Light Emitting Diode)が発する光等のインコヒーレント光を照射し、連帳紙Pの表面を所定の撮影範囲で撮影する。連帳紙Pの表面には、紙の繊維等による地模様が形成されており、連帳紙Pの位置によって地模様のパターンが異なる。センサデバイス332K、332Y、332M及び332Cは、連帳紙Pの表面を撮影してこの地模様の画像を撮影する。 センサデバイス332K、332Y、332M及び332Cは、それぞれが備える画像センサが撮影した画像データを制御部100に出力する。
ここで、ヘッドユニット350Kは第1液体吐出部の一例であり、センサデバイス332Kは、ヘッドユニット350Kに対応する位置で連帳紙Pの第1画像を撮影する第1撮影部の一例である。
支持ローラ325K1と支持ローラ325K2の間かつ、ヘッドユニット350Kの吐出位置よりも連帳紙Pの移動方向上流側の位置は、第1液体吐出部に対応する位置の一例である。
センサデバイス332Kが撮影した連帳紙Pの画像は、第1画像の一例である。
また、ヘッドユニット350Yは第2液体吐出部の一例であり、センサデバイス332Yは、ヘッドユニット350Yに対応する位置で連帳紙Pの第2画像を撮影する第2撮影部の一例である。
支持ローラ325Y1と支持ローラ325Y2の間かつ、ヘッドユニット350Yの吐出位置よりも連帳紙Pの移動方向上流側の位置は、第2液体吐出部に対応する位置の一例である。
センサデバイス332Yが撮影した連帳紙Pの画像は、第2画像の一例である。
但し、第1液体吐出部はヘッドユニット350Kに限定されるものではなく、また第2液体吐出部はヘッドユニット350Yに限定されるものではない。3つのヘッドユニット350K、350Y及び350Mのうち、移動方向2における上流側に設けられた何れか1つのヘッドユニットを第1液体吐出部としてもよい。また3つのヘッドユニット350Y、350M及び350Cのうち、移動方向2における下流側に設けられた何れか1つのヘッドユニットを第2液体吐出部としてもよい。この場合には、第1液体吐出部に対応する位置で連帳紙Pを撮影するセンサデバイスが第1撮影部に対応し、第2液体吐出部に対応する位置で連帳紙Pを撮影するセンサデバイスが第2撮影部に対応する。
制御部100は、センサデバイス332K、332Y、332M及び332Cから取得した画像データから、移動方向2における連帳紙Pの移動量を検出する制御基板である。また制御部100は、移動方向2における連帳紙Pの移動量に応じて、ヘッドユニット350Y、350M及び350Cの吐出タイミングを制御する。
例えば、制御部100は、画像形成条件に応じた周期の固定クロック信号に基づき、第1画像の撮影に対する第2画像の撮影タイミングを決定し、この撮影タイミングで第2画像を撮影するようにセンサデバイス332Yを制御する。
また制御部100は、第1画像と、上記の撮影タイミングで撮影された第2画像とに基づき、移動方向2における連帳紙Pの移動量を検出する。検出した移動量と、固定クロック信号とに基づき、ヘッドユニット350Kの吐出に対するヘッドユニット350Yの吐出タイミングを決定し、この吐出タイミングで吐出するようにヘッドユニット350Yを制御する。
また制御部100は、駆動モータ327に駆動信号を出力し、駆動モータ327の回転、及び駆動モータの回転に従う連帳紙Pの移動等を制御する。
<制御部100のハードウェア構成例>
次に図2を参照して、画像形成装置1が備える制御部100のハードウェア構成について説明する。図2は、制御部100のハードウェア構成の一例を説明するブロック図である。
図2に示すように、制御部100は、CPU(Central Processing Unit)301と、ROM(Read Only Memory)302と、RAM(Random Access Memory)303と、HDD(Hard Disk Drive)/SSD(Solid State Drive)304とを有する。また、制御部100は、I/F(Interface)305と、吐出駆動回路306と、モータ駆動回路307と、センサI/F308とを有する。
CPU301は、RAM303を作業領域として使用し、ROM302に格納されているプログラムを実行する。
HDD/SSD304は、記憶部として使用され、予め設定された設定値を格納している。HDD/SSD304に格納されている情報は、CPU301が読み出しプログラム実行時に使用することもある。
I/F305は、外部装置200と通信可能にするインターフェースである。外部装置200は、例えばクライアントPC(Personal Computer)等である。但し、外部サーバ又は他の画像形成装置等を外部装置に含むこともできる。またインターネット又はLAN(Local Access Network)等のネットワークを介して外部装置と通信可能にしてもよい。
吐出駆動回路306は、CPU301から入力する制御信号に基づき、ヘッドユニット群350に含まれるヘッドユニット350K、350Y、350M及び350Cにインクを吐出させる電気回路である。
モータ駆動回路307は、CPU301から入力する制御信号に基づき、駆動モータ327を駆動させる電気回路である。
センサI/F308は、センサデバイス332K、332Y、332M及び332Cと通信可能にするインターフェースである。なお、センサデバイス332は、センサデバイス332K、332Y、332M及び332Cの総称表記である。
例えばセンサI/F308は、CPU301から入力する制御信号に基づき、センサデバイス332に撮影させる。センサデバイス332の制御項目は、撮影タイミング、シャッタースピード、レーザ光の照射タイミング又はレーザ光の照射光量等を含む。またセンサI/F308は、センサデバイス332が撮影した画像データをセンサデバイス332から入力することができる。
<制御部100の機能構成例>
次に図3を参照して、制御部100の機能構成について説明する。図3は、制御部100の機能構成の一例を説明するブロック図である。
図3に示すように、制御部100は、通信部101と、条件設定部102と、周期調整部103と、撮影決定部104と、検出部105と、吐出決定部106と、吐出制御部107とを有する。
これら各部は、図2に示されている各構成要素の何れかがROM302からRAM303上に展開されたプログラムに従ったCPU301からの命令によって動作することで実現される機能又は機能する手段である。なお図3は、制御部100の備える主な構成を示すが、制御部100はこれら以外の構成を備えてもよい。
ここで、例えば所定の移動速度Vで移動する連帳紙Pに対し、ヘッドユニット350KはK色のインクを吐出し、ヘッドユニット350YはY色のインクを吐出する。ヘッドユニット350Kの吐出後、所定の移動量だけ連帳紙Pが移動したタイミングでヘッドユニット350Yが吐出すると、連帳紙PにはK色とY色のインクが所定の位置関係で付与される。
しかし、駆動ローラ321と連帳紙Pとの間の滑り、連帳紙Pの伸縮、又は駆動ローラ321の回転速度変動等により、所定の移動量に対する連帳紙Pの実際の移動量に、誤差が生じる場合がある。
ヘッドユニット350Kの吐出に対してヘッドユニット350Yの吐出タイミングが移動量誤差によりずれると、K色とY色のインクが所望の位置関係からずれて連帳紙Pに付与され、色ずれにより画像の品質が低下する。
これに対し、制御部100では、まず、条件設定部102が設定した画像形成条件に応じて周期調整部103が固定クロック信号の周期を調整する。撮影決定部104は、固定クロック信号に基づき、第1画像の撮影に対する第2画像の撮影タイミングを決定する。
検出部105は、第1画像と、撮影決定部104が決定した撮影タイミングで撮影された第2画像とに基づき、移動方向2における連帳紙Pの移動量を検出する。吐出決定部106は、検出部105が検出した移動量と、固定クロック信号とに基づき、ヘッドユニット350Kの吐出に対するヘッドユニット350Yの吐出タイミングを決定する。
吐出制御部107は、ヘッドユニット350Kに吐出させ、また吐出決定部106が決定した吐出タイミングでヘッドユニット350Yに吐出させる。これにより、連帳紙Pに移動量誤差に起因したヘッドユニット350Kの吐出に対するヘッドユニット350Yの吐出タイミングのずれを補正し、連帳紙Pに形成される画像の色ずれを防ぐ。
以下、図3を参照しながら各部の機能をより詳しく説明する。
通信部101は、外部装置200と制御部100との間で各種の情報を送受信する。本実施形態では、制御部100は、連帳紙Pに形成する画像の元となる画像データを、外部装置200から通信部101を介して受信する。
条件設定部102は、画像形成条件を設定する。画像形成条件は、連帳紙Pの移動速度、又は画像形成装置1が連帳紙Pに形成する解像度等を含む。条件設定部102は、画像形成装置1のユーザによる画像形成条件の入力操作等に従って、画像形成条件を設定することができる。条件設定部102は、設定した画像形成条件を図2のHDD/SSD304に保持させる。
周期調整部103は、HDD/SSD304を参照して画像形成条件の情報を取得し、画像形成条件に応じて周期を調整した固定クロック信号を出力する。より具体的には、周期調整部103は、図2のCPU301が出力するCPUクロック信号の周期を、分周器を用いて画像形成条件に応じた周期に調整して変更する。
そして、周期調整部103は、画像形成条件に応じた周期の固定クロック信号を、撮影決定部104及び吐出決定部106のそれぞれに出力する。なお、本実施形態では、CPUクロック信号のクロック周期を所定周期に調整後のクロック信号を固定クロック信号と称する。
撮影決定部104は、固定クロック信号に基づき、第1画像の撮影に対する第2画像の撮影タイミングを決定する。
より詳しく説明する。移動方向2におけるセンサデバイス332Kとセンサデバイス332Yとの距離をD[m]とし、連帳紙Pの移動速度をV[m/s]とすると、連帳紙Pはセンサデバイス332Kの位置を通過後、時間T(=D/V[s])を経過した後に、センサデバイス332Yを通過する。
しかし、移動量誤差があると、この時間Tがずれる。そのため制御部100は、連帳紙Pがセンサデバイス332Kの位置を通過後、時間Tより少し早いタイミングである時間Tsを経過した後に第2画像を撮影する。そして、撮影した第2画像と、ヘッドユニット350Kの吐出と同時に撮影した第1画像とに基づき移動量誤差を検出し、移動量誤差に基づき時間Tを補正したタイミングでヘッドユニット350Yに吐出させる。
撮影決定部104は、固定クロック信号を基準にして上記の時間Tsを計測し、ヘッドユニット350Kの吐出と同時に第1画像を撮影した後、時間Tsの経過後に第2画像を撮影するように、撮影タイミングを決定する。
第2画像を撮影後に移動量誤差の算出にかかる時間に対して、時間Tと時間Tsの時間差を長くすると、移動量誤差の影響を補正後の吐出タイミングで、ヘッドユニット350Yが吐出可能になる。
撮影決定部104は、予め定められた時間Tsを固定クロック信号の周期Mで除算することで、第2画像の撮影タイミングを示す撮影目標パルス数Piを予め定めている。
撮影決定部104は、画像形成装置1による画像形成の際に、センサデバイス332Kが第1画像を撮影した時刻を起点に、固定クロック信号のクロックパルス数をカウントする。そして、カウントしたクロックパルス数が撮影目標パルス数Piになったタイミングでセンサデバイス332Yに撮影させる。これにより、連帳紙Pがセンサデバイス332Kの位置を通過後、時間Tsが経過したタイミングで第2画像を撮影できる。
検出部105は、センサデバイス332Kが撮影した第1画像と、撮影決定部104が決定した撮影タイミングでセンサデバイス332Yが撮影した第2画像と、に基づき、移動量誤差を検出する。
第1画像は、ヘッドユニット350Kに対応する位置で撮影された連帳紙Pの画像である。第2画像は、ヘッドユニット350Yに対応する位置で撮影された連帳紙Pの画像である。
従って、センサデバイス332Kが第1画像を撮影後、所定の時間Tの経過後にセンサデバイス332Yが第2画像を撮影すると、第1画像と第2画像は同じ画像になる。
しかし連帳紙Pの移動量誤差があると、移動量誤差に応じて第2画像における連帳紙Pの画像は、第1画像における連帳紙Pの画像に対して移動方向2に沿ってずれた画像になる。
検出部105は、入力した第1画像と第2画像の相互相関演算を行い、第1画像に対する第2画像の移動方向2におけるずれ量を算出する。そして、算出したずれ量から移動方向2における連帳紙Pの移動量誤差を検出する。
なお、所定の距離Dに移動量誤差を加算すれば、センサデバイス332Kとセンサデバイス332Yとの間における連帳紙Pの移動量になるため、検出部105は、連帳紙Pの移動量を検出していると換言することもできる。
本実施形態では、時間Tより短い時間Tsで第2画像を撮影するため、連帳紙Pがセンサデバイス332Kの位置を通過後、時間Tsを経過したタイミングでの連帳紙Pの移動量誤差ΔDsが得らえる。検出部105は移動量誤差ΔDsを吐出決定部106に出力する。
吐出決定部106は、検出部105から入力した移動量誤差ΔDsと、周期調整部103から入力した固定クロック信号とに基づき、ヘッドユニット350Kの吐出に対するヘッドユニット350Yの吐出タイミングを決定する。
本実施形態では、時間Tsの時点での移動量誤差ΔDsを検出するため、時間{T-(Ts+ΔDs/V)}がヘッドユニット350Yの補正後の吐出タイミングになる。吐出決定部106は、時間{T-(Ts+ΔDs/V)}を固定クロック信号の周期Mで除算して吐出目標パルス数Pjを得る。
吐出決定部106は、センサデバイス332Yが第2画像を撮影した時刻を起点に、固定クロック信号のクロックパルス数をカウントし、クロックパルス数が吐出目標パルス数Pjになったタイミングで、吐出制御部107を介して、ヘッドユニット350Yに吐出させる。
吐出制御部107は、通信部101を介して入力した画像データに基づいて、ヘッドユニット350Kに吐出させ、また吐出決定部106が決定したタイミングでヘッドユニット350Yに吐出させる。
このようにして、ヘッドユニット350Kの吐出に対して、連帳紙Pの移動量誤差の影響を補正したタイミングで、ヘッドユニット350Yに吐出させることができる。
<画像形成装置1の動作例>
次に図4及び図5を参照して、画像形成装置1の動作を説明する。
(動作タイミング)
図4は、撮影及び吐出タイミングの一例を示すタイミングチャートである。
図4における最上段に示すHead1信号は、ヘッドユニット350Kの吐出タイミングを示し、その下のIm1信号は、センサデバイス332Kの撮影タイミングを示している。
その下のIm2信号は、センサデバイス332Yの撮影タイミングを示し、その下のDist信号は、検出部105による移動量誤差ΔDsの算出タイミング示している。その下のSClk信号は、固定クロック信号を示し、その下のHead2信号はヘッドユニット350Kの吐出タイミングを示している。
時刻t1は、ヘッドユニット350Kが吐出した時刻(タイミング)であり、またセンサデバイス332Kが撮影した時刻である。両者はほぼ同じである。時刻t3は、時刻t1から時間Tsが経過した時刻である。
時刻t2'は、移動量誤差がない場合にヘッドユニット350Yが吐出すべき時刻であり、時刻t1から時間T(=D/V[s])だけ経過した時刻である。
時刻t2は、検出部105が検出した移動量誤差ΔDsと固定クロック信号に基づき、補正後のヘッドユニット350Yの吐出タイミングである。
図4に示すように、時刻t1にヘッドユニット350Kが吐出し、ほぼ同じタイミングでセンサデバイス332Kが第1画像を撮影する。
その後、撮影決定部104は、時刻t1からクロックパルス数をカウントし、クロックパルス数が撮影目標パルス数Pi(=Ts/m)に到達した時刻t3に、センサデバイス332Yに第2画像を撮影させる。
検出部105は、第1画像と第2画像に基づき、移動量誤差ΔDsを算出する(Dist信号参照)。吐出決定部106は、時刻t3からクロックパルス数をカウントし、クロックパルス数が吐出目標パルス数Pj[={T-(Ts+ΔDs/V)}/m]に到達した時刻t2に、ヘッドユニット350Yに吐出させる。
(動作フロー)
次に図5は、画像形成装置1の動作の一例を示すフローチャートである。図5は、ヘッドユニット350Kが吐出制御部107の制御下でK色のインクを吐出したタイミングをトリガーにした動作を示している。
まず、ステップS51において、センサデバイス332Kは、検出部105の制御下で第1画像を撮影する。なお、ヘッドユニット350Kの吐出と、ステップS51は、ほぼ同時に行われる。
続いて、ステップS52において、撮影決定部104は、センサデバイス332Kが第1画像を撮影した時刻t1を起点に固定クロック信号のクロックパルス数をカウントする。
続いて、ステップS53において、撮影決定部104は、クロックパルス数が撮影目標パルス数Piに到達したか否かを判定する。
ステップS54で、クロックパルス数が撮影目標パルス数Piに到達していないと判定された場合には(ステップS53、No)、ステップS52以降の動作が再度行われる。
一方、ステップS53で、クロックパルス数が撮影目標パルス数Piに到達したと判定された場合には(ステップS53、Yes)、ステップS54において、センサデバイス332Yは、撮影決定部104の指示に応答して第2画像を撮影する。
続いて、ステップS55において、検出部105は、第1画像と第2画像とに基づき、移動量誤差ΔDsを算出し、吐出決定部106に出力する。
続いて、ステップS56において、吐出決定部106は、固定クロック信号のクロックパルス数をカウントする。
続いて、ステップS57において、吐出決定部106は、クロックパルス数が吐出目標パルス数Pjに到達したか否かを判定する。
ステップS57で、クロックパルス数が吐出目標パルス数Pjに到達していないと判定された場合には(ステップS57、No)、ステップS56以降の動作が再度行われる。
一方、ステップS57で、クロックパルス数が吐出目標パルス数Pjに到達したと判定された場合には(ステップS57、Yes)、ステップS58において、ヘッドユニット350Yは、吐出決定部106の指示に応答した吐出制御部107の制御下で、Y色のインクを吐出する。
このようにして、画像形成装置1は、ヘッドユニット350Kの吐出に対するずれを補正して、ヘッドユニット350Yに吐出させることができる。
<画像形成装置1の作用効果>
次に画像形成装置1の作用効果について説明する。
従来、複数の液体吐出部がインクを吐出して連帳紙等の記録媒体に画像を形成する画像形成装置が知られている。このような画像形成装置では、移動される連帳紙の移動方向における複数の液体吐出部の上流側に設けられた搬送ローラにロータリエンコーダを取り付け、ロータリエンコーダの出力信号を基準にして、複数の液体吐出部のそれぞれがインクを吐出する場合がある。
しかしながら、連帳紙を移動させるための駆動ローラと連帳紙との間の滑り、連帳紙の伸縮、又は駆動ローラの回転速度変動等により、連帳紙の実際の移動量に誤差が生じる場合がある。
ここで、図6はロータリエンコーダの出力信号と連帳紙の移動量との関係の一例を示す図である。図6の横軸は時間を示し、縦軸は連帳紙の移動量を示している。検出値61(破線)は、ロータリエンコーダの出力信号に基づき検出された連帳紙の移動量の検出値を示している。また実際値62(実線)は、実際の連帳紙の移動量を示している。
図6に示すように、検出値61と実際値62はずれている。実際値62の検出値61に対する変動のうち、周期的に生じる成分の周期は、例えば連帳紙を移動させる駆動ローラの外周長に略一致する。
検出値61と実際値62のずれに応じて液体吐出部によるインクの吐出タイミングがずれ、連帳紙上での色ごとのインクの着弾位置が、例えば図6のずれ量δのようにずれる。これにより画像品質が低下する場合がある。
このような検出値と実際値のずれを補正するために、ロータリエンコーダの出力信号と、複数の液体吐出部のそれぞれに対応する位置に配置したセンサを用いて検出した連帳紙の移動量とに基づき、インクの吐出タイミングを調整する構成が開示されている(特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1の構成では、搬送ローラに対するロータリエンコーダの取付誤差や、ロータリエンコーダの検出誤差等が生じる場合がある。ここで、図7は、ロータリエンコーダ出力信号のばらつき誤差の一例を示す図である。図7の横軸は時間を示し、縦軸はロータリエンコーダの出力信号である電圧信号を示している。
図7は、搬送ローラが静止時のロータリエンコーダの出力信号であるため、正しくは一定の値になるべきであるが、時間に応じて変動し、ばらつき誤差が生じている。また搬送ローラに対するロータリエンコーダの取付偏心誤差があると、図7のばらつき誤差に対し、ロータリエンコーダの出力信号に周期的な誤差がさらに重畳する。
従って、ロータリエンコーダの出力信号を基準に液体吐出部の吐出タイミングを決定すると、インクの吐出タイミングのずれを正確に補正できない場合がある。またロータリエンコーダの出力信号を基準にセンサの検出タイミングを決定すると、連帳紙の移動量を正確に検出できずに、インクの吐出タイミングのずれを正確に補正できない場合がある。その結果、正確なタイミングで液体を吐出できない場合がある。
本実施形態では、ヘッドユニット350K(第1液体吐出部)と、連帳紙P(記録媒体)の移動方向におけるヘッドユニット350Kより下流側に設けられたヘッドユニット350Yと、を含む複数のヘッドユニットがインク(液体)を吐出して連帳紙Pに画像形成する。
また、ヘッドユニット350Kに対応する位置で連帳紙Pの第1画像を撮影し、ヘッドユニット350Yに対応する位置で連帳紙Pの第2画像を撮影する。
第1画像と、第2画像とに基づき、移動方向における記録媒体の移動量誤差を検出し、この移動量誤差と、固定クロック信号(クロック信号)とに基づき、ヘッドユニット350Kの吐出に対するヘッドユニット350Yの吐出タイミングを決定する。
固定クロック信号は、例えば画像形成条件に応じた信号である。また画像形成条件は、例えば、連帳紙Pの移動速度、又は画像形成装置1が形成する画像の解像度の少なくとも一方を含む。
固定クロック信号は、規則正しく刻まれる電気信号であるため、ロータリエンコーダの出力信号に含まれるような取付誤差やばらつき誤差は含まない。従って、固定クロック信号を基準にして、ヘッドユニット350Kの吐出に対するヘッドユニット350Yの吐出タイミングを決定することで、ロータリエンコーダの取付誤差やばらつき誤差等の誤差要因の影響を受けずに、正確なタイミングで液体を吐出することができる。
また本実施形態では、固定クロック信号に基づき、第1画像の撮影に対する第2画像の撮影タイミングを決定し、第1画像と、上記の撮影タイミングで撮影された第2画像とに基づき、移動量誤差を検出する。
固定クロック信号を基準にして、第1画像の撮影に対する第2画像の撮影タイミングを決定することで、より正確に連帳紙Pの移動量を検出できるため、ヘッドユニット350Kの吐出に対するヘッドユニット350Yの吐出タイミングを正確に補正し、正確なタイミングで液体を吐出することができる。
なお、第1画像の撮影に対する第2画像の撮影タイミングの決定には、固定クロック信号を必ずしも用いなくてよい。例えば搬送ローラ324(図1参照)に設けられたロータリエンコーダの出力信号を基準にして撮影タイミングを決定してもよい。但し、固定クロック信号を基準にした方が、ロータリエンコーダの出力信号を基準にする場合等と比較して、より正確に連帳紙Pの移動量を検出できる。
また本実施形態では、連帳紙Pの移動速度、又は画像形成装置1が形成する画像の解像度等の画像形成条件に応じた固定クロック信号を用いるため、図2のCPU301等が出力する既存のクロック信号の周期を調整したものを利用できる。
そのため、規則正しく刻まれる電気信号を発生する水晶発振子等を新たに設けることなく、簡単な構成及び低コストで正確なタイミングで液体を吐出することができる。但し、規則正しく刻まれる電気信号を発生する水晶発振子等を新たに設け、水晶発振子等の出力信号の周期を調整して固定クロック信号として用いてもよい。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態に係る画像形成装置1aについて説明する。
図8は、画像形成装置1aが備える制御部100aの機能構成の一例のブロック図である。図8に示すように、制御部100aは、撮影周期設定部108を有する。
撮影周期設定部108は、図2に示されている各構成要素の何れかがROM302からRAM303上に展開されたプログラムに従ったCPU301からの命令によって動作することで実現される機能又は機能する手段である。
撮影周期設定部108は、センサデバイス332Kによる撮影周期Uを以下の(1)式に従って設定する。
U≦(π・φ/V)/10 ・・・(1)
ここで、πは円周率を表し、φは駆動ローラ321の直径を表し、移動速度Vは連帳紙Pの移動速度を表す。
センサデバイス332Kは、撮影周期Uで第1画像を撮影する。
図9は、駆動ローラ321の直径の一例を説明する図である。図9に示すように、駆動ローラ321は、移動方向2における複数のヘッドユニット350K、350Y、350M及び350Cの下流側に設けられ、回転により連帳紙Pを移動させるローラである。直径φが駆動ローラ321の直径に該当する。
上述した図6に示したように、実際値62の検出値61に対する変動のうち、周期的に生じる成分の周期は、例えば連帳紙Pを移動させる駆動ローラ321の外周長(=π・φ)に略一致する。
従って、撮影周期Uを、駆動ローラ321が1回転する時間(π・φ/V)の1/10以下にすることで、駆動ローラ321の周期誤差に起因する連帳紙Pの移動量誤差を1/10以下の分解能で検出できる。
これにより、駆動ローラ321の周期誤差に起因する連帳紙Pの移動量誤差の影響を正確に補正し、ヘッドユニット350Yを正確なタイミングで液体を吐出することができる。なお、これ以外の効果は、第1実施形態で説明したものと同様である。
以上、実施形態を説明したが、本発明は、具体的に開示された上記の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。
なお、上述した実施形態では、第1液体吐出部をヘッドユニット350Kとし、第2液体吐出部をヘッドユニット350Yとして、ヘッドユニット350Kの吐出に対し、正確なタイミングでヘッドユニット350Yに吐出させる例を示したが、これに限定されるものではない。
4つのヘッドユニット350K、350Y、350M及び350Cのうち、移動方向2における上流側に設けられた何れか1つのヘッドユニットを第1液体吐出部とし、移動方向2における第1液体吐出部より下流側に設けられた何れか1つのヘッドユニットを第2液体吐出部としてもよい。これにより、第1液体吐出部の吐出に対して正確なタイミングで第2液体吐出部を吐出させることができる。
また上述した実施形態では、センサデバイス332K及び332Yが連帳紙PにLEDが発する光等のインコヒーレント光を照射し、連帳紙Pの画像を撮影する構成を例示したが、これに限定されるものではない。
例えば、センサデバイス332K及び332Yは、レーザ光を連帳紙Pに照射した際に生じるスペックルパターンを撮影してもよい。また連帳紙Pに予め所定のマークを形成しておき、このマークの撮影画像を第1画像及び第2画像としてもよい。これらによっても、上述した実施形態と同様の作用効果が得られる。
また第1画像と第2画像との相互相関演算を実行すると、移動方向2における第1画像と第2画像のずれだけでなく、移動方向2と直交する方向における第1画像と第2画像のずれも検出できる。
これを利用して、連帳紙P等の記録媒体が移動方向2と直交する方向にずれた場合に、相互相関演算でずれ量を検出できる。検出したずれ量に応じて、ヘッドユニット350K、350Y、350M及び350Cを移動させることで、移動方向2と直交する方向における記録媒体のずれの影響を補正して、記録媒体の正しい位置に画像形成できる。
ヘッドユニット350K、350Y、350M及び350Cの移動方向2と直交する方向への移動には、ヘッドユニット350K、350Y、350M及び350Cのそれぞれに設けたアクチュエータ等を利用できる。
また、実施形態は、液体吐出方法も含む。例えば、液体吐出方法は、第1液体吐出部と、記録媒体の移動方向における前記第1液体吐出部より下流側に設けられた第2液体吐出部と、を含む複数の液体吐出部が液体を吐出して前記記録媒体に画像形成する液体吐出装置による液体吐出方法であって、前記第1液体吐出部に対応する位置で前記記録媒体の第1画像を撮影する工程と、前記第2液体吐出部に対応する位置で前記記録媒体の第2画像を撮影する工程と、前記第1画像と、前記第2画像と、に基づき、前記移動方向における前記記録媒体の移動量誤差を検出する工程と、前記移動量誤差と、画像形成条件に応じたクロック信号と、に基づき、前記第1液体吐出部の吐出に対する前記第2液体吐出部の吐出タイミングを決定する工程と、を行う。このような液体吐出方法により、上述した液体吐出装置と同様の作用効果を得ることができる。
また実施形態は、プログラムも含む。例えば、プログラムは、第1液体吐出部と、記録媒体の移動方向における前記第1液体吐出部より下流側に設けられた第2液体吐出部と、を含む複数の液体吐出部が液体を吐出して前記記録媒体に画像形成する液体吐出装置で動作するプログラムであって、前記第1液体吐出部に対応する位置で前記記録媒体の第1画像を撮影し、前記第2液体吐出部に対応する位置で前記記録媒体の第2画像を撮影し、前記第1画像と、前記第2画像と、に基づき、前記移動方向における前記記録媒体の移動量誤差を検出し、前記移動量誤差と、画像形成条件に応じたクロック信号と、に基づき、前記第1液体吐出部の吐出に対する前記第2液体吐出部の吐出タイミングを決定する処理をコンピュータに実行させる。このようなプログラムにより、上述した液体吐出装置と同様の作用効果を得ることができる。
また、上記で用いた序数、数量等の数字は、全て本発明の技術を具体的に説明するために例示するものであり、本発明は例示された数字に制限されない。また、構成要素間の接続関係は、本発明の技術を具体的に説明するために例示するものであり、本発明の機能を実現する接続関係はこれに限定されない。
また上記で説明した実施形態の各機能は、一又は複数の処理回路によって実現することが可能である。ここで、本明細書における「処理回路」とは、電子回路により実装されるプロセッサのようにソフトウェアによって各機能を実行するようプログラミングされたプロセッサや、上記で説明した各機能を実行するよう設計されたASIC(Application Specific Integrated Circuit)、DSP(digital signal processor)、FPGA(field programmable gate array)や従来の回路モジュール等のデバイスを含むものとする。
1 画像形成装置(液体吐出装置の一例)
2 移動方向
100 制御部
101 通信部
102 条件設定部
103 周期調整部
104 撮影決定部
105 検出部
106 吐出決定部
107 吐出制御部
108 撮影周期設定部
200 外部装置
321 駆動ローラ
324 搬送ローラ
327 駆動モータ
350 ヘッドユニット群
350K ヘッドユニット(第1液体吐出部の一例)
350Y ヘッドユニット(第2液体吐出部の一例)
350M、350C ヘッドユニット
332K センサデバイス(第1撮影部の一例)
332Y センサデバイス(第2撮影部の一例)
332M、332C センサデバイス
T、Ts 時間
t1、t2、t3 時刻
V 移動速度
D 距離
ΔDs 移動量誤差
P 連帳紙(記録媒体の一例)
特開2018‐158573号公報

Claims (8)

  1. 第1液体吐出部と、記録媒体の移動方向における前記第1液体吐出部より下流側に設けられた第2液体吐出部と、を含む複数の液体吐出部が液体を吐出して前記記録媒体に画像形成する液体吐出装置であって、
    前記第1液体吐出部に対応する位置で前記記録媒体の第1画像を撮影する第1撮影部と、
    前記第2液体吐出部に対応する位置で前記記録媒体の第2画像を撮影する第2撮影部と、
    前記第1画像と、前記第2画像と、に基づき、前記移動方向における前記記録媒体の移動量を検出する検出部と、
    前記移動量と、クロック信号と、に基づき、前記第1液体吐出部の吐出に対する前記第2液体吐出部の吐出タイミングを決定する吐出決定部と、を有する液体吐出装置。
  2. 前記クロック信号に基づき、前記第1画像の撮影に対する前記第2画像の撮影タイミングを決定する撮影決定部をさらに有し、
    前記検出部は、前記第1画像と、前記撮影タイミングで撮影された前記第2画像と、に基づき、前記移動量を検出する請求項1に記載の液体吐出装置。
  3. 前記クロック信号は、画像形成条件に応じた信号である請求項1又は2に記載の液体吐出装置。
  4. 前記画像形成条件は、前記記録媒体の移動速度、又は前記液体吐出装置が形成する画像の解像度の少なくとも一方を含む請求項3に記載の液体吐出装置。
  5. 前記移動方向における前記複数の液体吐出部の下流側に設けられ、前記記録媒体を移動させる駆動ローラを有し、
    前記第1撮影部による撮影周期Uは、以下の式に従う請求項1乃至3の何れか1項に記載の液体吐出装置。
    U≦(π・φ/V)/10
    (πは円周率を表し、φは前記駆動ローラの直径を表し、Vは前記記録媒体の移動速度を表す)
  6. 前記記録媒体は、長尺状の用紙である請求項1乃至5の何れか1項に記載の液体吐出装置。
  7. 第1液体吐出部と、記録媒体の移動方向における前記第1液体吐出部より下流側に設けられた第2液体吐出部と、を含む複数の液体吐出部が液体を吐出して前記記録媒体に画像形成する液体吐出装置による液体吐出方法であって、
    前記第1液体吐出部に対応する位置で前記記録媒体の第1画像を撮影する工程と、
    前記第2液体吐出部に対応する位置で前記記録媒体の第2画像を撮影する工程と、
    前記第1画像と、前記第2画像と、に基づき、前記移動方向における前記記録媒体の移動量を検出する工程と、
    前記移動量と、画像形成条件に応じたクロック信号と、に基づき、前記第1液体吐出部の吐出に対する前記第2液体吐出部の吐出タイミングを決定する工程と、を行う液体吐出方法。
  8. 第1液体吐出部と、記録媒体の移動方向における前記第1液体吐出部より下流側に設けられた第2液体吐出部と、を含む複数の液体吐出部が液体を吐出して前記記録媒体に画像形成する液体吐出装置で動作するプログラムであって、
    前記第1液体吐出部に対応する位置で前記記録媒体の第1画像を撮影し、
    前記第2液体吐出部に対応する位置で前記記録媒体の第2画像を撮影し、
    前記第1画像と、前記第2画像と、に基づき、前記移動方向における前記記録媒体の移動量を検出し、
    前記移動量と、画像形成条件に応じたクロック信号と、に基づき、前記第1液体吐出部の吐出に対する前記第2液体吐出部の吐出タイミングを決定する
    処理をコンピュータに実行させるプログラム。
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