JP2022082660A - チャック付き紙容器 - Google Patents
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Abstract
Description
上記の技術により、内容物の保護や、紙容器転倒時の内容物の零れを防止できる。また、紙容器であることから、内容物を消費後の容器の減容化や、廃棄が容易である。図1に、従来技術のチャック付き紙容器80の製造に用いるブランク板81を示し、図2に従来技術のチャック付き紙容器80の斜視図を示す。
また、従来技術の説明を行う際に使用する符号は、本発明と区別するために、80番代又は800番代としている。
さらに上部重ね合わせ板834a、834bにはチャックテープ861も接合されているため、当該部分の積層数は多くなり、当該部分の厚さがさらに厚くなるからである。
層構成は、
(表面がわ) 低密度ポリエチレン(LDPE)層881 / 紙基材層882 /
低密度ポリエチレン(LDPE)層883 (裏面がわ)、
からなる。
層構成は、
(表面がわ) 低密度ポリエチレン(LDPE)層881 / 紙基材層882 /
エチレン・メタクリル酸のランダム共重合体(EMAA)層884 /
シリカ蒸着PET層885 / 低密度ポリエチレン(LDPE)層883
(裏面がわ)、
からなる。
すなわち、紙を基材とする積層シート78からなる2枚のブランク板93を接合して組み上げられるチャック付き紙容器90において、
前記チャック付き紙容器90の上部に、前記ブランク板93を重ね合わせて接合される上部重ね合わせ板34、及び前記上部重ね合わせ板34の下がわに連設される天面板33とからなる天部71と、
前記上部重ね合わせ板34の左右に連設される側部板41と、
前記天部71の左右に連設される天部がわ突出部74と、
前記天部71の下がわに備わる胴部72と、
前記胴部72の下がわに備わる底部73と、
前記上部重ね合わせ板34の上縁部21若しくは前記上縁部21の近傍を、横断する上部シール部53と、
前記上部シール部53の下がわ位置するチャックテープ61と、を備え、
前記チャック付き紙容器90の前記天部71の左右両がわに連設される前記天部がわ突出部74が、前記チャック付き紙容器90の前記胴部72に接合される際に生じる、前記天部がわ突出部74の折り曲げ部76の角度θが鈍角であることを特徴としている。
前記チャック付き紙容器90の上部に、前記ブランク板93を重ね合わせて接合される上部重ね合わせ板34、及び前記上部重ね合わせ板34の下がわに連設される天面板33とからなる天部71と、
前記上部重ね合わせ板34の左右に連設される側部板41と、
前記天部71の左右に連設される天部がわ突出部74と、
前記天部71の下がわに備わる胴部72と、
前記胴部72の下がわに備わる底部73と、
前記上部重ね合わせ板34の上縁部21若しくは前記上縁部21の近傍を、横断する上部シール部53と、
前記上部シール部53の下がわ位置するチャックテープ61と、を備え、
前記チャック付き紙容器90の前記天部71の左右両がわに連設される前記天部がわ突出部74が、前記チャック付き紙容器90の前記胴部72に接合される際に生じる、前記天部がわ突出部74の折り曲げ部76が曲線にて折り曲がることを特徴としている。
なお、各図においては、分かり易くする為に、部材の大きさや比率を変更または誇張して記載することがある。また、見やすさの為に説明上不要な部分や繰り返しとなる符号は省略することがある。
本発明の第一の実施形態のチャック付き紙容器90のブランク板93を、図7に示す。図7(a)は、裏がわブランク板10aを表し、図7(b)は表がわブランク板10bを表す。
図7(a)の裏がわブランク板10aの図面の下がわである、裏がわ上縁部21aが、チャック付き紙容器90の上がわとなる。
図7(b)の表がわブランク板10bの図面の上がわである、表がわ上縁部21bが、チャック付き紙容器90の上がわとなる。
図7(a)、(b)は、夫々の上縁部21a、21bを基準にして、線対称となっており、裏がわブランク板10aと表がわブランク板10bの内面同士を、位置を合わせて重ね合わせると、各構成要素(後述する各形成板、線、シール部、チャックテープ接合部など)は重なり合う。
今後特段の記述がない場合は、図7(b)を参照として、表がわブランク板10bの上下左右を示すものとする。裏がわブランク板10aについても、その上縁部21aを上がわとして説明する。従って図7(a)では、上下が逆となる。
また、裏がわブランク板10aと表がわブランク板10bとは、材質(層構成)、製造方法も同じである。
また、表がわ上部第二縦折り曲げ線13b-1の下端部には、表がわ胴部第二縦折り曲げ線13b-2が繋がっている。
また、表がわ胴部第二縦折り曲げ線13b-2は、表がわ第二横折り曲げ線23bと表がわ第三横折り曲げ線24bを結んでいる。
表がわ天部がわ斜め折り曲げ線16bの上端部は、表がわ第一縦折り曲げ線12bと、表がわ第一横折り曲げ線22bとの交点である、表がわ第一天部交点Ebと同じ位置である。
表がわ底部がわ斜め折り曲げ線17bの上端部は、表がわ底部第二縦折り曲げ線13b-3と、表がわ胴部第二横折り曲げ線13a-2と、表がわ第三横折り曲げ線24bとの交点である、表がわ第二底部交点Hbと同じ位置である。
チャック付き紙容器90の組み立ての手順は後ほど説明するが、その手順のうち、ここではチャックテープ61の接合手順を説明する。
その際に、予め雄型テープ体62と雌型テープ体63とが、それらの嵌合部で嵌合されたチャックテープ61がこの部分に挿入され、同時に2枚のブランク板93の外面がわからチャックテープ接合部52a、52bが加熱、加圧されヒートシールされる方法で行う。
具体例として、上質紙、晒クラフト紙、カップ原紙、ミルクカートン原紙などを好適に使用することができ、その坪量は、90~320g/m2の範囲が適切である。
また、罫線加工を実施する前に、積層シート78をシート断ちしてもよい。あるいは、積層シート78はロール状で罫線加工の工程に供給されてもよい。
また、罫線加工と打ち抜き加工の順番は問わない。同時に加工してもよい。
また、下部(底部)が開口する袋状に形成し、また、チャックテープ接合部52a、52bの上がわで重なり合う易開封加工線51a、51bの両端にノッチ77を設けて構成したものである。なお、ノッチ77は、どちらか一方の端に設けてもよい。
なお、所望のチャック付き紙容器90が得られるならば、上記工程の順番以外でも構わない。
その後、チャック付き紙容器90の底部73の両がわに突出する底部がわ突出部(耳部)75が底面板35a、35bへの折り曲げとヒートシールが行われ、チャック付き紙容器90の包装体が完成させられる。
なお、設計では直方体形状のチャック付き紙容器90を想定しているが、紙を主体とした柔軟性がある積層シート78からなるチャック付き紙容器90であるため、完全な直方体形状とならない場合を含め、略直方体形状としている。
例えば、図7に示した構成のブランク板93を用いて、図8に示すように2枚のブランク板10a、10bの内面同士を、位置が合わせてから重ね合わされて、チャックテープ接合部52a、52bが重なり合う位置に、予め雄型テープ体62と雌型テープ体63とを嵌合させたチャックテープ61が挿入され、ブランク板93の外がわからチャックテープ接合部52a、52bが加熱、加圧されてヒートシールされる。
なお、設計では胴部72の水平断面の形状及び底部73の開口の形状は、矩形状を想定しているが、紙を主体とした柔軟性がある積層シート78からなるチャック付き紙容器90であるため、完全な矩形状とならない場合を含め、略矩形状としている。
この段階では図9のように、上部重ね合わせ板34a、34bは、上方向に起立している。
接合する方法は、接着剤(ホットメルト等)を使用する方法、接着テープを使用する方法、機械的に接合する方法(係合させるもの、接合具を用いるもの)などでもよい。また、ブランク板93の最外層に熱可塑性樹脂層(シーラント層)が備えられる場合は、その熱可塑性樹脂層がヒートシールされる方法がある。
また、天部がわ突出部(耳部)74の先端部以外の箇所が、チャック付き紙容器90の胴部72に接合してもよい。その場合は、天部がわ突出部(耳部)74の先端部は、チャック付き紙容器90の胴部72に接合されなくてもよい。
第二の実施形態のチャック付き紙容器90では、天部がわ突出部(耳部)74の折り曲げ部76の折り曲げ角度θが100°以上、160°以下であってもよい。
天部がわ突出部(耳部)74の折り曲げ部76の折り曲げ角度θが100°未満であると、折り曲げ部76の外面がわの損傷(亀裂)が生じやすくなる。
さらに、天部がわ突出部(耳部)74の飛び出し量が大きくなることから、使用時や輸送時に他の障害物などに接触する虞れがあり、その結果、天部がわ突出部(耳部)74が胴部72から外れやすくなる。
第三の実施形態のチャック付き紙容器90では、天部がわ突出部(耳部)74と、表がわ天面板33b及び表がわ上部重ね合わせ板34bとの間に介在する、天部がわ突出部(耳部)74の折り曲げ部76の折り曲げを曲線としている。(図15参照)。図16は、図15の折り曲げ部76の拡大断面図である。その断面位置は、図12の断面A-Aである。
第四の実施形態のチャック付き紙容器90では、天部がわ突出部(耳部)74の折り曲げ部76の曲率半径Rが、1mm以上10mm以下となってもよい。
天部がわ突出部(耳部)74の折り曲げ部76の曲率半径が1mm未満であると、折り曲げ部76の外面がわの損傷(亀裂)が生じやすくなる。
さらに、天部がわ突出部(耳部)74の飛び出し量が大きくなることから、使用時や輸送時に他の障害物などに接触する虞れがあり、その結果、天部がわ突出部(耳部)74が外れやすくなる。
第五の実施形態のチャック付き紙容器90は、上部重ね合わせ板34の上部シール部53の下がわに、易開封加工線51を備え、さらに上部重ね合わせ板34の易開封加工線51の下がわに、横断方向のチャックテープ61を備えることを特徴とするチャック付き紙容器90である。
≪実施例1≫
実施例1では、第一の実施形態に相当する図7のブランク板93を用いて、図10に示した構成のチャック付き紙容器90を作製した。
(外面がわ) 絵柄等印刷層(グラビア印刷) /
LDPE層(厚み20μm)(日本ポリエチレン、LC520) /
紙基材層(日本製紙、液体紙容器用原紙)(150g/m2) /
EMAA(20μm)(三井・ダウポリケミカル、N0908N) /
シリカ蒸着PET(12μm)(大日本印刷、IB-PET-UBP) /
LDPE層(40μm)(日本ポリエチレン、LC520) (内面がわ)
まず、前記紙基材層の外面がわに、押出ラミネートによりLDPE層(20μm)を形成された。
次に、前記紙基材層の内面がわに、シリカ蒸着PET(12μm)を、溶融したEMAA(20μm)を中間に介在させて、押出ラミネート(サンドイッチラミネート)により積層された。
次に、前記紙基材層の外面がわに形成されたLDPE層(20μm)の外面がわに、グラビア印刷機にて、絵柄が印刷された。
なお、印刷は、紙基材層に印刷した後、前記紙基材層の外面がわに押出ラミネートによりLDPE層(20μm)を形成してもよい。また、紙基材層に印刷した後、外がわへの押出ラミネートをしなくてもよい。
なお、裏がわ天面板33aがわに折り曲げられた上部重ね合わせ板34a、34bは、天部71の構成要素の一部である。
実施例1と同じブランク板93を使用して、チャック付き紙容器90が作製された。
チャック付き紙容器90の天部71の左右両がわに連設される天部がわ突出部(耳部)74が、チャック付き紙容器90の胴部72への接合される際に、天部がわ突出部(耳部)74の折り曲げ部76を介して、天部71から天部がわ突出部(耳部)74に渡る部分が曲線であり、前記曲線の曲率半径Rが約2mm、5mm、10mmの3通りであるチャック付き紙容器90を作製した。
その他の箇所の形状、材質、加工方法などは、実施例1と同じであった。
比較例1では、図1に示した1枚のブランク板81を用いて、図2に示した構成のチャック付き紙容器80を作製した。
なお、重ね合わせた上部重ね合わせ板834a、834bが裏がわ天面板833aがわに折り曲げられ、チャック付き紙容器80の天部871の左右両がわに突出する天部がわ突出部(耳部)874を、チャック付き紙容器80の胴部872への接合する際に、天部がわ突出部(耳部)874の折り曲げ部876を介して、天部871と天部がわ突出部(耳部)874とが成す角度θが略直角であった。
その他の箇所の形状、材質、加工方法などは、実施例1と同じであった。
比較例2では、図7に示した2枚のブランク板93を用いて、チャック付き紙容器(不図示)を作製した。
なお、重ね合わせた上部重ね合わせ板834a、834bが裏がわ天面板833aがわに折り曲げられ、チャック付き紙容器80の天部871の左右両がわに突出する天部がわ突出部(耳部)874を、チャック付き紙容器80の胴部872への接合する際に、天部がわ突出部(耳部)874の折り曲げ部876を介して、天部871と天部がわ突出部(耳部)874とが成す角度θが略直角であった。外形は比較例1と同じであった。
その他の箇所の形状、材質、加工方法などは、実施例1と同じであった。
実施例1と2と、比較例1と2のサンプルを各100個作製した。
比較例1と2では、チャック付き紙容器の天部がわ突出部(耳部)の折り曲げ部の積層シートに損傷(亀裂)が生じた。
実施例1と2では、いずれもチャック付き紙容器90の天部がわ突出部(耳部)74の折り曲げ部76の積層シート78に損傷(亀裂)が生じなかった。
このため、本発明のチャック付き紙容器90においては、その製造能力が低下することがなく、また不良の発生も少なくすることができる。
10b 表がわブランク板
11 側縁部
12 第一縦折り曲げ線
13 第二縦折り曲げ線
13a 裏がわ第二縦折り曲げ線
13b 表がわ第二縦折り曲げ線
13a-1 裏がわ上部第二縦折り曲げ線
13b-1 表がわ上部第二縦折り曲げ線
13a-2 裏がわ胴部第二縦折り曲げ線
13b-2 表がわ胴部第二縦折り曲げ線
13a-3 裏がわ底部第二縦折り曲げ線
13b-3 表がわ底部第二縦折り曲げ線
16 天部がわ斜め折り曲げ線
17 底部がわ斜め折り曲げ線
18 胴部凹み板の内がわ折り曲げ線
21 上縁部
22 第一横折り曲げ線(上部重ね合わせ板の下がわ)
23 第二横折り曲げ線(天面板の下がわ)
24 第三横折り曲げ線(壁面板の下がわ)
25 第四横折り曲げ線(底面板の下がわ)
26 下縁部
31 壁面板
32 裏がわ側面板
33 裏がわ天面板
34 上部重ね合わせ板
35 底面板
37 側面がわシール代
38 底部がわシール代
39 裏がわ天部がわ突出部(耳部)代
41 上部重ね合わせ板の側部板
43 底部がわ突出部(耳部)代
51 易開封加工線(ミシン目線)
52 チャックテープ接合部
53 上部シール部
61 チャックテープ
62 雄型テープ体
63 雌型テープ体
71 チャック付き紙容器の天部
71d 天部の角部
72 チャック付き紙容器の胴部
72d 胴部の稜部
72e 稜折り曲げ線
73 チャック付き紙容器の底部
73d 底部の角部
74 天部がわ突出部(耳部)
75 底部がわ突出部(耳部)
76 天部がわ突出部(耳部)の折り曲げ部
77 ノッチ
78 紙容器の積層シート
781 表がわ低密度ポリエチレン(LDPE)層
782 紙基材層
783 裏がわ低密度ポリエチレン(LDPE)層
784 エチレン・メタクリル酸のランダム共重合体(EMAA)層
785 シリカ蒸着PET層
80 従来技術のチャック付き紙容器
81 従来技術のブランク板
821 従来技術の中間横折り曲げ線(半折り線)
831 従来技術の壁面板
833 従来技術の天面板
834 従来技術の上部重ね合わせ板
851 従来技術の易開封加工線(ミシン目線)
861 従来技術のチャックテープ
871 従来技術のチャック付き紙容器の天部
872 従来技術のチャック付き紙容器の胴部
874 従来技術の天部がわ突出部(耳部)
876 従来技術の天部がわ突出部(耳部)の折り曲げ部
879 従来技術の天部がわ突出部(耳部)の折り曲げ部の損傷(亀裂)
88 従来技術の紙容器の積層シート
881 従来技術の表がわ低密度ポリエチレン(LDPE)層
882 従来技術の紙基材層
883 従来技術の裏がわ低密度ポリエチレン(LDPE)層
884 従来技術のエチレン・メタクリル酸のランダム共重合体(EMAA)層
885 従来技術のシリカ蒸着PET層
90 本発明のチャック付き紙容器
91 本発明の中間段階のチャック付き紙容器(平面状態)
92 本発明の中間段階のチャック付き紙容器(起函状態)
93 本発明のブランク板
E 第一天部交点(第一縦折り曲げ線と第一横折り曲げ線との交点)
F 第二天部交点(第二縦折り曲げ線と第二横折り曲げ線との交点)
G 第一底部交点(第一縦折り曲げ線と第四横折り曲げ線との交点)
H 第二底部交点(第二縦折り曲げ線と第三横折り曲げ線との交点)
θ 天部がわ突出部(耳部)の折り曲がり角度
R 天部がわ突出部(耳部)の折り曲がり曲率半径
すなわち、紙を基材とする積層シート78からなる2枚のブランク板93を接合して組み上げられるチャック付き紙容器90において、
前記チャック付き紙容器90の上部に、前記ブランク板93を重ね合わせて接合される上部重ね合わせ板34、及び前記上部重ね合わせ板34の下がわに連設される天面板33とからなる天部71と、
前記上部重ね合わせ板34の左右に連設される側部板41と、
前記天部71の左右に連設される天部がわ突出部74と、
前記天部71の下がわに備わる胴部72と、
前記胴部72の下がわに備わる底部73と、
前記上部重ね合わせ板34の上縁部21若しくは前記上縁部21の近傍を、横断する上部シール部53と、
前記上部シール部53の下がわに位置するチャックテープ61と、を備え、
前記チャック付き紙容器90の前記天部71の左右両がわに連設される前記天部がわ突出部74が、前記チャック付き紙容器90の前記胴部72に接合される際に生じる、前記天部がわ突出部74の折り曲げ部76の角度θが鈍角であることを特徴としている。
前記チャック付き紙容器90の上部に、前記ブランク板93を重ね合わせて接合される上部重ね合わせ板34、及び前記上部重ね合わせ板34の下がわに連設される天面板33とからなる天部71と、
前記上部重ね合わせ板34の左右に連設される側部板41と、
前記天部71の左右に連設される天部がわ突出部74と、
前記天部71の下がわに備わる胴部72と、
前記胴部72の下がわに備わる底部73と、
前記上部重ね合わせ板34の上縁部21若しくは前記上縁部21の近傍を、横断する上部シール部53と、
前記上部シール部53の下がわに位置するチャックテープ61と、を備え、
前記チャック付き紙容器90の前記天部71の左右両がわに連設される前記天部がわ突出部74が、前記チャック付き紙容器90の前記胴部72に接合される際に生じる、前記天部がわ突出部74の折り曲げ部76が曲線にて折り曲がることを特徴としている。
Claims (3)
- 紙を基材とする積層シートからなる2枚のブランク板を接合して組み上げられるチャック付き紙容器において、
前記チャック付き紙容器の上部に、前記ブランク板を重ね合わせて接合される上部重ね合わせ板、及び前記上部重ね合わせ板の下がわに連設される天面板とからなる天部と、
前記上部重ね合わせ板の左右に連設される側部板と、
前記天部の左右に連設される天部がわ突出部と、
前記天部の下がわに備わる胴部と、
前記胴部の下がわに備わる底部と、
前記上部重ね合わせ板の上縁部もしくは前記上縁部の近傍を、横断する上部シール部と、
前記上部シール部の下がわ位置するチャックテープと、を備え、
前記チャック付き紙容器の前記天部の左右両がわに連設される前記天部がわ突出部が、前記チャック付き紙容器の前記胴部に接合される際に生じる、前記天部がわ突出部の折り曲げ部が曲線にて折り曲がることを特徴とするチャック付き紙容器。 - 前記天部がわ突出部の折り曲げ部の曲率半径が1mm以上10mm以下であることを特徴とする請求項1に記載のチャック付き紙容器。
- 前記上部重ね合わせ板の前記上部シール部の下がわに、易開封加工線を備え、
前記易開封加工線の下がわに、横断方向のチャックテープを備えることを特徴とする請求項1または2に記載のチャック付き紙容器。
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