JP2022070741A - コンバイン - Google Patents
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Abstract
Description
すなわち、請求項1記載の発明は、エンジンを搭載した機体フレーム(1)の下側に走行装置(2)を設け、該機体フレーム(1)の前側に刈取装置(3)を設け、該刈取装置(3)の後方左側に脱穀装置(4)を設け、前記刈取装置(3)の後方右側に操縦部(5)を設けたコンバインにおいて、
前記操縦部(5)の左部のサイドパネル(11)に切替レバー(26)を設け、該切替レバー(26)を後側傾斜姿勢から前側傾斜姿勢に向かって第1姿勢と、第2姿勢と、第3姿勢と、第4姿勢の位置に切替え可能に左右方向に延在する支軸(70)に揺動自在に固定し、前記切替レバー(26)を第1姿勢に位置させた場合には、前記エンジンの回転速度は、前記エンジンの下流側に設けられた無段変速装置(27)と、トランスミッション(28)と、刈取クラッチ(54)を介して刈取装置(3)に伝動されると共に、前記エンジンの下流側に設けられた脱穀クラッチ(58)を介して脱穀装置(4)で伝動され、前記切替レバー(26)を第3位置に位置させた場合には、前記エンジンの回転速度は、前記エンジンの下流側に設けられたテンションアーム(63)をベルト(62)に向かって前進させて張力を緊張させたベルト(62)を介して刈取装置(3)に伝動されると共に、前記エンジンの下流側に設けられた脱穀クラッチ(58)を介して脱穀装置(4)で伝動され、前記切替レバー(26)を第2位置に位置させた場合には、前記刈取クラッチ(54)の接続を解除させ、又は、前記テンションアーム(63)をベルト(62)から後退させてベルト(62)の張力を弛緩させて、前記エンジンの回転速度の刈取装置(3)への伝動を遮断し、前記切替レバー(26)を第4位置に位置させた場合には、前記前記テンションアーム(63)をベルト(62)から後退させてベルト(62)の張力を弛緩させて、前記エンジンの回転速度の刈取装置(3)への伝動を遮断すると共に、前記脱穀クラッチ(58)の接続を解除させて、前記エンジンの回転速度の脱穀装置(4)への伝動を遮断することを特徴とするコンバインである。
次に、切替レバー26を、後側傾斜姿勢から前側傾斜姿勢、すなわち第1姿勢から第4姿勢に切替えた場合の駆動について説明する。
ギヤ50とギヤ52Aが係合して刈取装置3の駆動速度を増速することができる。
次に、切替レバー26を、前側傾斜姿勢から後側傾斜姿勢、すなわち第4姿勢から第1姿勢に切替えた場合の駆動について説明する。
図6に示すように、コンバインのコントローラ15は、CPU等からなる処理部16と、ROM、RAM、ハードディスクドライブ、フラッシュメモリ等からなる記憶部17から形成されている。
図7に示すように、ステップS1で、コントローラ15の処理部16は、角度センサ26Aの出力値を読込んで、切替レバー26が後側傾斜姿勢から前側傾斜姿勢に切替えられていると判断した場合には、ステップS2に進み、切替レバー26が前側傾斜姿勢から後側傾斜姿勢に切替えられていると判断した場合には、ステップS9に進む。
2 走行装置
3 刈取装置
4 脱穀装置
5 操縦部
11 サイドパネル
26 切替レバー
27 無段変速装置
28 トランスミッション
54 刈取クラッチ
58 脱穀クラッチ
62 ベルト
63 テンションアーム
70 支軸
Claims (5)
- エンジンを搭載した機体フレーム(1)の下側に走行装置(2)を設け、該機体フレーム(1)の前側に刈取装置(3)を設け、該刈取装置(3)の後方左側に脱穀装置(4)を設け、前記刈取装置(3)の後方右側に操縦部(5)を設けたコンバインにおいて、
前記操縦部(5)の左部のサイドパネル(11)に切替レバー(26)を設け、
該切替レバー(26)を後側傾斜姿勢から前側傾斜姿勢に向かって第1姿勢と、第2姿勢と、第3姿勢と、第4姿勢の位置に切替え可能に左右方向に延在する支軸(70)に揺動自在に固定し、
前記切替レバー(26)を第1姿勢に位置させた場合には、前記エンジンの回転速度は、前記エンジンの下流側に設けられた無段変速装置(27)と、トランスミッション(28)と、刈取クラッチ(54)を介して刈取装置(3)に伝動されると共に、前記エンジンの下流側に設けられた脱穀クラッチ(58)を介して脱穀装置(4)で伝動され、
前記切替レバー(26)を第3位置に位置させた場合には、前記エンジンの回転速度は、前記エンジンの下流側に設けられたテンションアーム(63)をベルト(62)に向かって前進させて張力を緊張させたベルト(62)を介して刈取装置(3)に伝動されると共に、前記エンジンの下流側に設けられた脱穀クラッチ(58)を介して脱穀装置(4)で伝動され、
前記切替レバー(26)を第2位置に位置させた場合には、前記刈取クラッチ(54)の接続を解除させ、又は、前記テンションアーム(63)をベルト(62)から後退させてベルト(62)の張力を弛緩させて、前記エンジンの回転速度の刈取装置(3)への伝動を遮断し、
前記切替レバー(26)を第4位置に位置させた場合には、前記前記テンションアーム(63)をベルト(62)から後退させてベルト(62)の張力を弛緩させて、前記エンジンの回転速度の刈取装置(3)への伝動を遮断すると共に、前記脱穀クラッチ(58)の接続を解除させて、前記エンジンの回転速度の脱穀装置(4)への伝動を遮断することを特徴とするコンバイン。 - 前記切替レバー(26)を第1姿勢と第2姿勢の間を移動させて、前記トランスミッション(28)から出力される回転速度を増減速する請求項1記載のコンバイン。
- 前記支軸(70)の軸心視において、前記第1姿勢と第3姿勢の間の切替レバー(26)の揺動角度を、前記第3姿勢と第4姿勢の間の切替レバー(26)の揺動角度よりも狭く形成した請求項1又は2記載のコンバイン。
- 前記支軸(70)の軸心視において、前記第1姿勢と第2姿勢の間の切替レバー(26)の揺動角度を、前記第2姿勢と第3姿勢の間の切替レバー(26)の揺動角度と同一角度に形成した請求項1~3のいずれか1項に記載のコンバイン。
- 前記刈取クラッチ(54)をワンウエイクラッチとした請求項1~4のいずれか1項に記載のコンバイン。
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Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2009284823A (ja) * | 2008-05-29 | 2009-12-10 | Iseki & Co Ltd | コンバイン |
JP2010166866A (ja) * | 2009-01-23 | 2010-08-05 | Kubota Corp | コンバインのクラッチ操作装置 |
JP2018029556A (ja) * | 2016-08-26 | 2018-03-01 | 井関農機株式会社 | コンバイン |
JP2020162426A (ja) * | 2019-03-28 | 2020-10-08 | 井関農機株式会社 | コンバイン |
-
2020
- 2020-10-27 JP JP2020179974A patent/JP7441388B2/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010166866A (ja) * | 2009-01-23 | 2010-08-05 | Kubota Corp | コンバインのクラッチ操作装置 |
JP2018029556A (ja) * | 2016-08-26 | 2018-03-01 | 井関農機株式会社 | コンバイン |
JP2020162426A (ja) * | 2019-03-28 | 2020-10-08 | 井関農機株式会社 | コンバイン |
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