JP2023050945A - コンバイン - Google Patents

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一実 五島
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Abstract

【課題】従来、副変速レバーと刈脱レバーのそれぞれに対してそれぞれにモーターが必要となり、組立が面倒であり、製造コストが高くなるという課題があった。【解決手段】エンジンEの伝動下手側に、エンジンEの出力回転の増減速と正転と逆転との回転方向の切替えを行う油圧式無段変速機20を設け、油圧式無段変速機20の出力回転を、トランスミッション21を介して走行装置2と刈取装置4とに伝動する構成とすると共に、刈取装置4への出力回転はトランスミッション21に設けた副変速機構の刈取変速により走行速度を変更せずに刈取装置4の作業速度を変速可能に構成し、刈取変速および刈取クラッチ22と脱穀クラッチ23の操作は一つの兼用操作レバー31により行う構成とし、兼用操作レバー31の操作角度を検出して一つの兼用モーター30により刈取クラッチ22と脱穀クラッチ23と刈取変速とを作動させる構成としたコンバイン。【選択図】 図4

Description

本発明は、操縦部に刈取クラッチおよび脱穀クラッチと刈取変速の兼用操作レバーを備えたコンバインに関するものである。
従来のコンバインでは、主変速レバーの近傍に刈取装置の作業速度を変速する副変速レバーと刈取クラッチと脱穀クラッチを入切する刈脱レバーを配置し、副変速レバーと刈脱レバーの基部に設けたポテンショメーター等の検出装置によりモーターを作動させて、副変速機構による刈取変速と刈取クラッチと脱穀クラッチの入切させる構成は、公知である(特許文献1)。
特開2016-19476号公報
前記公知例では、副変速レバーと刈脱レバーのそれぞれに対してそれぞれにモーターが必要となり、組立が面倒であり、製造コストが高くなるという課題があった。
本発明は、副変速レバーと刈脱レバーとを兼用する操作レバーにより操作する構成とし、組立の容易化・製造コストの低減・操作の容易化を図ったものである。
請求項1の発明は、エンジンEを搭載した機体フレーム1の下側に走行装置2を設け、該機体フレーム1の前側に刈取装置4と、該刈取装置4の後方左側に脱穀装置3を設け、前記刈取装置4の後方右側に作業者が搭乗する操縦部6を設けたコンバインにおいて、前記エンジンEの伝動下手側に、前記エンジンEの出力回転の増減速と正転と逆転との回転方向の切替えを行う油圧式無段変速機20を設け、該油圧式無段変速機20の出力回転を、トランスミッション21を介して走行装置2と刈取装置4とに伝動する構成とすると共に、刈取装置4への出力回転はトランスミッション21に設けた副変速機構の刈取変速により走行速度を変更せずに刈取装置4の作業速度を変速可能に構成し、エンジンEの伝動下手側に、脱穀装置3と刈取装置4とに伝達する駆動回転を入切する刈取クラッチ22と脱穀クラッチ23を設け、刈取変速および刈取クラッチ22と脱穀クラッチ23の操作は一つの兼用操作レバー31により行う構成とし、兼用操作レバー31の操作角度を検出して一つの兼用モーター30により刈取クラッチ22と脱穀クラッチ23と刈取変速とを作動させる構成としたコンバインとしたものである。
請求項2の発明は、前記兼用操作レバー31の操作角度の中間位置を刈取変速・刈取クラッチ22と脱穀クラッチ23の「切」とし、兼用操作レバー31の正回転操作位置では刈取クラッチ22と脱穀クラッチ23の「入」および刈取変速を「標準速」、兼用操作レバー31の逆回転操作位置では刈取クラッチ22と脱穀クラッチ23の「入」および刈取変速の「倒伏速」とにするように構成したコンバインとしたものである。
請求項3の発明は、前記兼用操作レバー31の操作位置は、前記兼用モーター30のモータアーム部32の近傍に設けた検出部で検知する構成としたコンバインとしたものである。
請求項4の発明は、前記兼用操作レバー31の操作位置は、兼用モーター30の出力伝達機構経路中に設けた検出部で検知する構成としたコンバインとしたものである。
請求項5の発明は、前記兼用操作レバー31の操作位置は、兼用モーター30のモータ内部部に設けた検出部で検知する構成とたコンバインとしたものである。
請求項1の発明では、副変速機構25および刈脱クラッチ(刈取クラッチ22と脱穀クラッチ23)の操作は一つの兼用操作レバー31により行う構成とすると共に、兼用操作レバー31の操作角度を検出して一つの兼用モーター30により刈取装置4の変速および刈取クラッチ22と脱穀クラッチ23の入切を行う構成としているので、モーター1個で刈取変速と刈取クラッチ22と脱穀クラッチ23の2カ所の「入・切」が可能となり、スペースの有効利用が図れ、コストダウンでき、二つの操作対象を一つの兼用操作レバー31で操作でき、操作の容易化が図れる。
請求項2の発明では、兼用操作レバー31の操作角度の中間位置を刈取変速・刈脱クラッチ(刈取クラッチ22と脱穀クラッチ23)の「切」とし、兼用操作レバー31の正回転操作位置では刈脱クラッチ(刈取クラッチ22と脱穀クラッチ23)の「入」および刈取変速を「標準速」とし、兼用操作レバー31の逆回転操作位置では刈脱クラッチ(刈取クラッチ22と脱穀クラッチ23)の「入」および刈取変速を「倒伏速」とするように構成しているので、モーター1個で刈取変速と刈脱クラッチ(刈取クラッチ22と脱穀クラッチ23)の2カ所の「入・切」が可能となり、スペースの有効利用が図れ、コストダウンでき、二つの操作対象を一つの兼用操作レバー31で操作でき、操作の容易化が図れる。
請求項3の発明では、兼用操作レバー31の操作位置は、前記兼用モーター30のモータアーム部32の近傍に設けた検出部で検知する構成としているので、検出部(リミットスイッチ)の位置調整やメンテナンスがメンテナンスが容易にできる。
請求項4の発明では、兼用操作レバー31の操作位置は、兼用モーター30の出力伝達機構経路中に設けた検出部(リミットスイッチ)で検知する構成としているので、検出部(リミットスイッチ)の位置調整やメンテナンスがメンテナンスが容易にできる。
請求項5の発明では、前記兼用操作レバー31の操作位置は、兼用モーター30のモータ内部部に設けた検出部で検知する構成としているので、検知部の構成を簡素化できる
コンバインの正面図。 コンバインの平面図。 コンバインの左側面図。 エンジンの出力回転の伝動図。 兼用モーターの側面視における作用状態図。
本発明の一実施形態を図により説明すると、1は作業機の機体フレームであり、本願はコンバインの例である。コンバインは、機体フレーム1の下側に土壌面を走行する左右一対のクローラからなる走行装置2が設けられ、機体フレーム1の前側に圃場の穀稈を収穫する刈取装置4が設けられている。また、刈取装置4の後方左側に刈取装置4で収穫された穀稈を脱穀・選別処理する脱穀装置3が設けられ、刈取装置4の後方右側に作業者が搭乗する操縦部6が設けられている(図3)。
操縦部6の操縦者が着席する操縦席11の下側にはエンジンEを搭載し、操縦部6の後側には脱穀装置3で脱穀・選別処理された穀粒を貯留するグレンタンク7が設けられている。また、グレンタンク7に貯留された穀粒は、グレンタンク7に連結された排出オーガ(図示省略)によって外部に排出される。
操縦部6の操縦席11の前方には、フロントパネル12が設けられ、操縦席11の左側には、サイドパネル13が設けられている(図2)。
操縦部6のフロントパネル12の所定位置には、走行装置2による機体走行速度を変速する主変速レバー13Aを設ける。
前記エンジンEの伝動下手側に、前記エンジンEの出力回転の増減速と正転と逆転との回転方向の切替えを行う油圧式無段変速機20を設け、該油圧式無段変速機20の出力回転を、トランスミッション21を介して走行装置2と刈取装置4とに伝動する構成とし、トランスミッション21に設けた副変速機構25により走行速度を変更せずに刈取装置4の作業速度を変速可能に構成する(図4)。
また、エンジンEの伝動下手側に、脱穀装置3と刈取装置4とに伝達する駆動回転を入切する刈取クラッチ22と脱穀クラッチ23を設ける(図4)。
この場合、従来では、主変速レバー30の近傍に刈取装置4の作業速度を変速する副変速レバーと刈取クラッチ22と脱穀クラッチ23(刈取クラッチ22および脱穀クラッチ23を、以下、「刈脱クラッチ」と称する。)を入切する刈脱クラッチ操作レバー(刈脱クラッチ操作レバーを、「刈脱レバー」と称する)とを配置し、副変速レバーと刈脱レバーの基部に設けたポテンショメーター等の検出装置によりモーターを作動させて、副変速機構25による刈取変速と刈脱刈取クラッチ22と脱穀クラッチ23の入切させる構成としているため、従来では副変速レバーと刈脱レバーのそれぞれに対してそれぞれにモーターが必要となり、組立が面倒であり、製造コストが高くなるという課題があった。
本発明では、一つの兼用操作レバー31と兼用モーター30にてトランスミッション21の副変速機構25による刈取変速(以下、「刈取変速」という)および刈脱クラッチの「入」「切」を行う構成であって、兼用操作レバー31の操作角度の中間位置を刈取刈取変速・刈取クラッチ22と脱穀クラッチ23の「切」とし、兼用操作レバー31の正回転操作位置では刈取クラッチ22と脱穀クラッチ23の「入」および刈取変速を「標準速」、兼用操作レバー31の逆回転操作位置では刈取クラッチ22と脱穀クラッチ23の「入」および刈取変速の「倒伏速」とにするように構成する。
そのため、一つの兼用モーター30で「刈取変速」と「刈脱クラッチ」の2カ所の「入・切」が可能となり、スペースの有効利用が図れ、コストダウンでき、二つの操作対象を一つの兼用操作レバー31で操作でき、操作の容易化が図れる。
この場合、兼用操作レバー31(兼用モーター30の回転位置)の操作位置はモータアーム部32に設けた検出部(リミットスイッチ)で検知する構成とする。
すなわち、兼用操作レバー31(兼用モーター30の回転位置)の操作位置の検出構成は任意であり、兼用モーター30からトランスミッション21の副変速機構25までの出力操作伝達機構経路中に設けた検出部24で検知する構成とすればよく(図4)、本実施形態では図示は省略しているが、モータアーム部32の近傍に設けた検出部(リミットスイッチ・図示省略)で、モータアーム部32の位置を検知する構成としている(図5)。
そのため、一つの兼用モーター30で「刈取変速」と「刈脱クラッチ」の2カ所の「入・切」が可能となり、スペースの有効利用が図れ、コストダウンでき、二つの操作対象を一つの兼用操作レバー31で操作でき、操作の容易化が図れる。
また、一つの兼用操作レバー31と兼用モーター30にて「刈取変速」および「刈脱クラッチ」の「入」「切」を行う構成であって、兼用操作レバー31の操作角度の中間位置では「刈取変速」と刈取「刈脱クラッチ」を共に「切」とし、正回転(前方傾倒位置)では「刈脱クラッチ」を「入」・「刈取変速」を「標準速」、逆回転(後方傾倒位置)では「刈脱クラッチ」の「入」・「刈取変速」の「倒伏速」とする構成とし、兼用操作レバー31の操作位置はテンション部35に設けた検出部(リミットスイッチ)で検知する構成としてもよい。テンション部35はモータアーム部32とトランスミッション21を連動させる部分であり、例えばモータアーム部32の先端に連結されるスプリング36とそのスプリング36とトランスミッション21の副変速機構を接続するワイヤーやアーム(図示省略)で構成することができる(図5)。
そのため、一つの兼用モーター30で「刈取変速」と「刈脱クラッチ」の2カ所の「入・切」が可能となり、スペースの有効利用が図れ、コストダウンでき、二つの操作対象を一つの兼用操作レバー31で操作でき、操作の容易化が図れる。
一つの兼用操作レバー31と兼用モーター30にて「刈取変速」および「刈脱クラッチ」の「入」「切」を行う構成であって、兼用操作レバー31の操作角度の中間位置では「刈取変速」と刈取「刈脱クラッチ」を共に「切」とし、正回転(前方傾倒位置)では「刈脱クラッチ」を「入」・「刈取変速」を「標準速」、逆回転(後方傾倒位置)では「刈脱クラッチ」の「入」・「刈取変速」の「倒伏速」と構成し、兼用モーター30の位置はモータ内部部に設けたリミットスイッチで検知する構成としてもよい。
この場合、リミットスイッチはモータユニットの中のモータ出力軸(図示省略)の回転の減速機構部分(図示省略)に設けるとよい。
そのため、一つの兼用モーター30で「刈取変速」と「刈脱クラッチ」の2カ所の「入・切」が可能となり、スペースの有効利用が図れ、コストダウンでき、二つの操作対象を一つの兼用操作レバー31で操作でき、操作の容易化が図れる。
一つの兼用操作レバー31と兼用モーター30にて「刈取変速」および「刈脱クラッチ」の「入」「切」を行う構成であって、兼用操作レバー31の操作角度の中間位置では「刈取変速」と「刈脱クラッチ」を共に「切」とし、正回転(前方傾倒位置)では「刈脱クラッチ」を「入」・「刈取変速」を「標準速」、逆回転(後方傾倒位置)では「刈脱クラッチ」の「入」・「刈取変速」の「倒伏速」と構成し、一つの兼用操作レバー31の操作位置と兼用モーター30の回転位置はモータアーム部32の近傍に設けたポジションセンサ(図示省略)で検知する構成としてもよい。
そのため、一つの兼用モーター30で「刈取変速」と「刈脱クラッチ」の2カ所の「入・切」が可能となり、スペースの有効利用が図れ、コストダウンでき、二つの操作対象を一つの兼用操作レバー31で操作でき、操作の容易化が図れる。
一つの兼用操作レバー31と兼用モーター30にて「刈取変速」および「刈脱クラッチ」の「入」「切」を行う構成であって、兼用操作レバー31の操作角度の中間位置では「刈取変速」と「刈脱クラッチ」を共に「切」とし、正回転(前方傾倒位置)では「刈脱クラッチ」を「入」・「刈取変速」を「標準速」、逆回転(後方傾倒位置)では「刈脱クラッチ」の「入」・「刈取変速」の「倒伏速」と構成し、一つの兼用操作レバー31の操作位置と兼用モーター30の回転位置はテンション部に設けたポジションセンサ(図示省略)で検知する構成としてもよい。
そのため、一つの兼用モーター30で「刈取変速」と「刈脱クラッチ」の2カ所の「入・切」が可能となり、スペースの有効利用が図れ、コストダウンでき、二つの操作対象を一つの兼用操作レバー31で操作でき、操作の容易化が図れる。
一つの兼用操作レバー31と兼用モーター30にて「刈取変速」および「刈脱クラッチ」の「入」「切」を行う構成であって、兼用操作レバー31の操作角度の中間位置では「刈取変速」と「刈脱クラッチ」を共に「切」とし、正回転(前方傾倒位置)では「刈脱クラッチ」を「入」・「刈取変速」を「標準速」、逆回転(後方傾倒位置)では「刈脱クラッチ」の「入」・「刈取変速」の「倒伏速」と構成し、兼用モーター30の回転位置をモータ内部部に設けたポジションセンサで検知する構成としてもよい。
そのため、一つの兼用モーター30で「刈取変速」と「刈脱クラッチ」の2カ所の「入・切」が可能となり、スペースの有効利用が図れ、コストダウンでき、二つの操作対象を一つの兼用操作レバー31で操作でき、操作の容易化が図れる。
上記実施形態では、機体が走行時は兼用モーター30は駆動させない構成とする。
この場合、機体が走行しているか否かの判定はトランスミッション21の回転数センサ(図示省略)で行う。
また、機体が走行しているか否かの判定は主変速レバー13Aの位置で行ってもよい。
この場合、主変速レバー13Aの操作位置は、主変速レバー13Aの基部に設けたポジションセンサ(図示省略)で検出する。
また、機体が走行しているか否かの判定は、機体所定位置に設けたカメラ(図示省略)の画像により判定してもよい。
また、機体が走行しているか否かの判定は、機体所定位置に設けたGPS受信機(図示省略)により受信する機体位置情報の変化によって判定してもよい。
上記各実施形態において、圃場の穀稈の刈取作業時には兼用モーター30を駆動させない構成とする。
この場合、圃場の穀稈の刈取作業時か否かは刈取装置4の穀稈搬送通路に設けた穀稈センサ(図示省略)にて行う。
また、刈取装置4が駆動時は兼用モーター30は駆動させない構成とする。
また、コンバインは、刈取作業中に、圃場の所定位置にて、刈取装置4を上昇させて機体を旋回させることがあり、この旋回のための刈取装置4の上昇操作中(旋回中)は、刈取装置4の駆動を自動的に停止させる制御を自動的に行う構成とし、この機体旋回中の刈取装置4の自動停止制御中には、兼用モーター30を駆動させない構成とする。
上記各実施形態において、圃場の穀稈の刈取作業時には兼用モーター30を駆動させない構成とし、機体旋回中の刈取装置4の自動停止制御中は兼用モーター30を駆動可とし、兼用モーター30が作動し終わるまで、刈取装置4の自動停止制御は解除されない。
すなわち、刈取作業の条終わりでコンバインを旋回するときに、刈取装置4を停止させ、その際にはギアチェンジを許容するものであり、たとえば次行程で倒伏刈に切り替えたい場合などに実行する。
一つの兼用操作レバー31と兼用モーター30にて「刈取変速」および「刈脱クラッチ」の「入」「切」を行う構成であって、兼用操作レバー31の操作角度の中間位置を「刈取変速」・「刈脱クラッチ」の「切」とし、正回転を「刈取変速」を「入」・「刈脱クラッチ」を「標準速」、逆回転を「刈取変速」の「入」・「刈脱クラッチ」の「倒伏速」と構成し、刈取装置4による刈取作業時も兼用モーター30は駆動可能と構成し、兼用モーター30作動時は正転から逆転まで瞬時に動かす構成とする。
そのため、兼用操作レバー31により一つの操作で瞬時の変速を可能にできる。
一つの兼用操作レバー31と兼用モーター30にて「刈取変速」および「刈脱クラッチ」の「入」「切」を行う構成であって、兼用操作レバー31の操作角度の中間位置を「刈取変速」・「刈脱クラッチ」の「切」とし、正回転を「刈取変速」を「入」・「刈脱クラッチ」を「標準速」、逆回転を「刈取変速」の「入」・「刈脱クラッチ」の「倒伏速」と構成し、刈取作業時も兼用モーター30は駆動させる構成とする。
1…機体フレーム、2…走行装置、3…脱穀装置、3A…搬送装置、4…刈取装置、6…操縦部、7…グレンタンク、11…操縦席、12…フロントパネル、12A…モニタ、12B…操作レバー、12C…切替えスイッチ、12D…支軸、12E…ブラケット、13…サイドパネル、13A…主変速レバー、13B…副変速レバー、20…無段変速装置、21…トランスミッション、22…刈取クラッチ、23…脱穀クラッチ、25…副変速機構、30…兼用モーター、31…兼用操作レバー、32…モータアーム部、34…検出部(リミットスイッチ)、35…テンション部、36…スプリング。

Claims (5)

  1. エンジン(E)を搭載した機体フレーム(1)の下側に走行装置(2)を設け、該機体フレーム(1)の前側に刈取装置(4)と、該刈取装置(4)の後方左側に脱穀装置(3)を設け、前記刈取装置(4)の後方右側に作業者が搭乗する操縦部(6)を設けたコンバインにおいて、前記エンジン(E)の伝動下手側に、前記エンジン(E)の出力回転の増減速と正転と逆転との回転方向の切替えを行う油圧式無段変速機(20)を設け、該油圧式無段変速機(20)の出力回転を、トランスミッション(21)を介して走行装置(2)と刈取装置(4)とに伝動する構成とすると共に、刈取装置(4)への出力回転はトランスミッション(21)に設けた副変速機構の刈取変速により走行速度を変更せずに刈取装置(4)の作業速度を変速可能に構成し、エンジン(E)の伝動下手側に、脱穀装置(3)と刈取装置(4)とに伝達する駆動回転を入切する刈取クラッチ(22)と脱穀クラッチ(23)を設け、刈取変速および刈取クラッチ(22)と脱穀クラッチ(23)の操作は一つの兼用操作レバー(31)により行う構成とし、兼用操作レバー(31)の操作角度を検出して一つの兼用モーター(30)により刈取クラッチ(22)と脱穀クラッチ(23)と刈取変速とを作動させる構成としたコンバイン。
  2. 請求項1記載の発明において、前記兼用操作レバー(31)の操作角度の中間位置を刈取変速・刈取クラッチ(22)と脱穀クラッチ(23)の「切」とし、兼用操作レバー(31)の正回転操作位置では刈取クラッチ(22)と脱穀クラッチ(23)の「入」および刈取変速を「標準速」、兼用操作レバー(31)の逆回転操作位置では刈取クラッチ(22)と脱穀クラッチ(23)の「入」および刈取変速の「倒伏速」とにするように構成したコンバイン。
  3. 請求項2記載の発明において、前記兼用操作レバー(31)の操作位置は、前記兼用モーター(30)のモータアーム部(32)の近傍に設けた検出部で検知する構成としたコンバイン。
  4. 請求項2記載の発明において、前記兼用操作レバー(31)の操作位置は、兼用モーター(30)の出力伝達機構経路中に設けた検出部で検知する構成としたコンバイン。
  5. 請求項2記載の発明において、前記兼用操作レバー(31)の操作位置は、兼用モーター(30)のモータ内部部に設けた検出部で検知する構成とたコンバイン。
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