JP2002305942A - コンバインにおける前処理駆動装置 - Google Patents

コンバインにおける前処理駆動装置

Info

Publication number
JP2002305942A
JP2002305942A JP2001108784A JP2001108784A JP2002305942A JP 2002305942 A JP2002305942 A JP 2002305942A JP 2001108784 A JP2001108784 A JP 2001108784A JP 2001108784 A JP2001108784 A JP 2001108784A JP 2002305942 A JP2002305942 A JP 2002305942A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
speed
traveling
driving
processing
transmission
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001108784A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002305942A5 (ja
Inventor
Keiichi Omoto
啓一 大本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd filed Critical Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
Priority to JP2001108784A priority Critical patent/JP2002305942A/ja
Publication of JP2002305942A publication Critical patent/JP2002305942A/ja
Publication of JP2002305942A5 publication Critical patent/JP2002305942A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Motor Power Transmission Devices (AREA)
  • Harvester Elements (AREA)
  • Arrangement Of Transmissions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 前処理部と走行装置との駆動速度の連動を正
確に行うコンバインにおける前処理駆動装置を提供する
ことを課題としている。 【解決手段】 エンジン1からの出力を走行伝動系と穀
稈搬送を含む前処理部17への前処理伝動系とに分岐せ
しめるコンバインにおける前処理部17の駆動速度を走
行速度に連動して変更せしめる速度連動手段を、前処理
部駆動用の前処理変速機14を変速操作せしめるアクチ
ュエータ39と、走行装置駆動用の走行変速機8の変速
後の駆動速度を検出する走行回転センサ36と、走行速
度に対応して前処理部17を駆動するように、上記走行
回転センサ36の情報に基づいてアクチュエータ39を
制御する制御装置38とから構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はコンバインにおけ
る前処理駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】従来コン
バインにおける前処理駆動装置として、エンジンからの
出力を走行伝動系と穀稈搬送を含む前処理部への前処理
伝動系とに分岐せしめ、走行装置駆動用の走行変速機
と、前処理部駆動用の前処理変速機とを設け、前処理部
の駆動速度を走行速度に連動して変更せしめる速度連動
手段を設けたものが知られている。しかし上記速度連動
手段が両変速機を機械的に連動せしめていたため、前処
理部と走行装置との駆動速度の連動が不正確となる場合
があるという欠点があった。
【0003】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明のコンバインにおける前処理駆動装置は、エン
ジン1からの出力を走行伝動系と穀稈搬送を含む前処理
部17への前処理伝動系とに分岐せしめ、走行装置駆動
用の走行変速機8と、前処理部駆動用の前処理変速機1
4とを設け、前処理部17の駆動速度を走行速度に連動
して変更せしめる速度連動手段を設けた装置において、
速度連動手段が、前処理変速機14を変速操作せしめる
アクチュエータ39と、走行変速機8の変速後の駆動速
度を検出する走行回転センサ36と、走行速度に対応し
て前処理部17を駆動するように、上記走行回転センサ
36の情報に基づいてアクチュエータ39を制御する制
御装置38とを備えたことを第1の特徴としている。
【0004】またエンジン1からの出力を走行伝動系と
穀稈搬送を含む前処理部17への前処理伝動系とに分岐
せしめ、走行装置駆動用の走行変速機8と、前処理部駆
動用の前処理変速機14とを設け、前処理部17の駆動
速度を走行速度に連動して変更せしめる速度連動手段を
設けた装置において、該速度連動手段側に、走行速度が
予め設定された所定の速度より小さな場合に前処理部1
7の駆動速度を予め設定された速度に維持する駆動速度
維持手段を設けたことを第2の特徴としている。
【0005】さらに走行速度に対する前処理部17の駆
動速度を上昇させる速度上昇手段を設けたことを第3の
特徴としている。
【0006】そして走行速度に対する前処理部17の駆
動速度の速度比の変更を行う速度変更手段を設けたこと
を第4の特徴としている。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は本発明のコンバインにおけ
る穀稈搬送伝動装置を採用したコンバインの伝動系統図
であり、エンジン1の駆動軸(出力軸)1aには出力取
り出し用の2つのプーリ2,3が取り付けられている。
そしてエンジン1からの駆動力はプーリ2を介して走行
伝動系として走行用の油圧伝動装置であるHST4に、
またプーリ3を介して作業機伝動系として扱胴6に駆動
力を伝動せしめる扱胴入力軸7にそれぞれ分岐して出力
されている。
【0008】そして上記走行用HST4を備えた走行伝
動用のトランスミッション(走行トランスミッション)
8から左右の走行装置用の駆動力が変速されて出力さ
れ、これにより左右の走行装置は変速駆動され、機体が
変速走行せしめられる構造となっている。
【0009】一方エンジン1側のプーリ3と扱胴入力軸
7に取り付けられたプーリ9との間には、駆動力伝動用
のベルト11が巻き掛けられており、該ベルト11側に
はテンションクラッチが脱穀クラッチ12として設けら
れている。つまり作業機伝動系にはエンジン1から脱穀
クラッチ12を介して駆動力が断接自在に伝動されてい
る。
【0010】そして扱胴入力軸7に脱穀クラッチ12を
介して入力される作業機伝動系の駆動力は、扱胴入力軸
7に取り付けられたプーリ13を介して作業機伝動用の
トランスミッション(作業機トランスミッション)14
に備えられる油圧伝動装置である作業機HST16(作
業機HST16の入力プーリ15)に伝動せしめられて
おり、作業機トランスミッション14からコンバインに
おける前処理部17への伝動系と、脱穀フィードチェー
ン18への伝動系が分岐して出力されている。
【0011】このとき作業機トランスミッション14に
は、前処理部17への駆動力出力用の前処理出力軸19
と、脱穀フィードチェーン18への駆動力出力用のフィ
ードチェーン出力軸21との2つの出力軸が設けられて
おり、脱穀フィードチェーン18はフィードチェーン出
力軸21の端部側に設けられたスプロケット22により
駆動せしめられている。また扱胴6は扱胴入力軸7から
ベベルギヤ23を介して直接(トランスミッションを介
さず)駆動力が入力されて駆動されている。
【0012】すなわち作業機伝動系は脱穀部24への伝
動系(扱胴6及び脱穀フィードチェーン18への駆動力
の伝動)を含み、この脱穀部24への駆動力の伝動は作
業機トランスミッション14への駆動力の伝動と共に、
作業機伝動系における作業機トランスミッション14へ
の伝動上流側に設けられた脱穀クラッチ12により断接
せしめられる。
【0013】一方前処理部17は、従来同様穀稈の刈取
装置(カッタ)41と引起装置42とスターホイールや
扱深搬送体43等の穀稈搬送装置等を備え、前処理部1
7への駆動力の伝動は、前処理部17側の駆動力の入力
軸26に取り付けられたプーリ27と、前述の前処理出
力軸19に取り付けられたプーリ28との間に巻き掛け
られた伝動用のベルト29を介して行われる。
【0014】なお前処理部17は、従来同様入力軸26
に入力される駆動力により上記各機構が、該駆動力の回
転数(速度)に応じた駆動速度によって駆動される構造
となっている。また上記ベルト29側には前処理部24
(入力軸26)への駆動力の伝動を断接するテンション
クラッチが前処理クラッチ31として備えられている。
【0015】以上により前処理クラッチ31の「切り」
状態において、脱穀クラッチ12を「入り」作動させる
ことによって、エンジン1から扱胴入力軸7に駆動力が
入力され、前処理部17が停止した状態のまま、扱胴6
及び脱穀フィードチェーン18が駆動され、さらに前処
理クラッチ31を「入り」作動させることにより、前処
理部17に駆動力が伝動され、前処理部17(上記各機
構)が駆動される。
【0016】このとき作業機トランスミッション14は
図2,図3に示されるように作業機HST16と一体構
成されており、作業機HST16により変速される構造
となっている。そして前処理出力軸19及びフィードチ
ェーン出力軸21は作業機HST16より後段(下流)
に設けられている。
【0017】すなわち作業機トランスミッション14
は、作業機HST16の出力軸16aに軸支されたギヤ
G1が前処理出力軸19に軸支されたギヤG2と噛合し
ているとともに、前処理出力軸19に軸支されたギヤG
3と出力軸16aに自由回転自在に軸支されたギヤG4
とが噛合しており、出力軸16aに自由回転自在に軸支
され、ギヤG4と一体回転するスプロケットP1とフィ
ードチェーン出力軸21に一体回転可能に軸支されたス
プロケットP2とがチェーンCを介して伝動連結された
構造となっている。
【0018】このときフィードチェーン出力軸21とス
プロケットP2との間にはトルクリミッタ機構20が介
設されている。これにより前処理出力軸19及びフィー
ドチェーン出力軸21からの駆動力は共に作業機HST
16より変速され、つまりフィードチェーン18及び前
処理部17の駆動速度は作業機HST16によって同調
して変速される。なお脱穀クラッチ12を「切り」作動
させることによって扱胴入力軸7への駆動力が断たれる
ため、前処理部17,扱胴6,脱穀フィードチェーン1
8はいずれも停止して駆動されない。
【0019】一方前述の走行トランスミッション8に
は、走行HST4にエンジン1側から駆動力が入力され
ており、走行HST4により変速される駆動力が走行ト
ランスミッション8側に備えられた副変速機構32を介
して副変速されて走行装置側に出力されるように構成さ
れている。
【0020】すなわち走行トランスミッション8側には
走行HST4を操作して走行HST4からの出力を変速
する主変速レバー33と副変速機構32を操作する副変
速レバー(図示せず)とが取り付けられており、主変速
レバー33及び副変速レバーの操作によって走行装置側
への走行駆動力を変速して、機体の走行速度の変速を行
う。
【0021】このとき上記副変速機構31には副変速さ
れた駆動力(変速操作後の駆動力)を出力する副変速出
力軸34が取り付けられており、該副変速出力軸34に
は走行回転センサ36が取り付けられ、副変速出力軸3
4の回転数(走行速度)を検出することが可能となって
いる。また作業機トランスミッション14の前処理出力
軸19には、該前処理出力軸19の回転数(前処理部1
7の駆動速度)を検出する前処理回転センサ37が設け
られている。
【0022】さらに上記作業機HST14の変速用のト
ラニオン軸(図示せず)側には、図1に示されるように
トラニオン軸(作業機HST14の斜板角)を操作して
作業機HST14の変速操作を行うアクチュエータ(モ
ータ)39が作業機HST14と一体的に取り付けられ
ている。また図4に示されるように上記両回転センサ3
6,37が制御装置であるマイコンユニット38に入力
されているとともに、モータ39がマイコンユニット3
8の出力側に接続されている。
【0023】そしてマイコンユニット38は、上記両回
転センサ36,37からの情報に基づいて上記モータ3
9を制御し、前処理部17(前処理出力軸19)と脱穀
フィードチェーン18(フィードチェーン出力軸21)
の駆動速度を同調して、走行速度に連動対応(同期)さ
せて前処理部17の駆動速度を自動変速するように構成
されている。
【0024】これは作業走行時には、走行速度に対応し
て所定の単位時間あたりの刈取穀桿の量が増減せしめら
れ、上記所定の単位時間あたりの前処理部17が処理す
るべき穀桿の処理量が変化するため、走行速度に応じて
(同期させて)前処理部17(カッタ41,引起装置4
2,扱深搬送体43等)の駆動速度を変化させる必要が
あるためである。
【0025】このため上記マイコンユニット38は走行
回転センサ36からの走行速度情報により、前処理部1
7を当該走行速度に応じた処理量を確保する駆動速度で
駆動するように前処理回転センサ37からの情報を監視
して作業機HST16の変速をモータ39により制御
し、図5のグラフに示されるように前処理部17の駆動
速度を走行速度に連動して変更する。すなわち前処理部
17の駆動速度を走行速度に連動して変更せしめる速度
連動手段が、モータ39,マイコンユニット38,前処
理回転センサ37,走行回転センサ36等から構成され
ている。
【0026】そしてマイコンユニット38(速度連動手
段)は、図5に示されるように、走行速度が所定の低速
(速度維持制御開始速度)V1以上の場合は、走行速度
に比例させて前処理の駆動速度を増加させ、走行速度が
速度維持制御開始速度V1以下となる場合及び後進する
際に、前処理部17の駆動を所定の低速速度(維持速
度)V2を保って継続するように構成されている。
【0027】なお上記速度連動手段は、前述のように走
行速度が速度維持制御開始速度V1より小さくなると、
前処理部17の駆動を維持速度V2で固定して継続する
ように構成されているが、V1がほぼ0又は0であるよ
うに設定しても良い。またV2はコンバインが刈取り搬
送作業を行うことができる程度の速度となっている。
【0028】そして作業機トランスミッション14は、
前述の構造により前処理部17の駆動速度に対してフィ
ードチェーン18が所定の速度比で駆動せしめられるよ
うに、前処理出力軸19とフィードチェーン出力軸21
との駆動力(回転数)比が設定されている。
【0029】以上により前処理部17の駆動速度は走行
速度にシンクロ(追従)して変化せしめられ、走行速度
に対応して穀稈の刈り取り及び下流側への穀稈搬送を円
滑に行い、さらにフィードチェーン18が前処理部17
の駆動速度変化に追従して駆動速度が変化せしめられ、
前処理部17の扱深さ搬送体43によって搬送される穀
桿を円滑に受け継ぎ扱胴6側に搬送することができる。
【0030】このとき前処理部17側とフィードチェー
ン18側の駆動速度が常に同調していることによって、
両者の駆動速度の誤差による穀稈の搬送乱れ等が防止さ
れる。なお上記構造により作業機HST16は逆回転が
不要であり正回転のみの変速で対応することができ、変
速機構をシンプルに構成することができる。
【0031】一方作業機トランスミッション14は作業
機HST16を用いて構成されているため、前処理部1
7と脱穀フィードチェーン18の入力側に共通の作業機
HST16が配置されることとなり、作業機トランスミ
ッション14側の構造がコンパクトになる他、走行装置
だけでなく、前処理部17及び脱穀フィードチェーン1
8のいずれも無段階変速されるため、走行速度との関係
や刈取量の関係で生じる穀稈の搬送乱れを円滑に防止す
ることができる。
【0032】また前処理部17と脱穀フィードチェーン
18の駆動力が、脱穀クラッチ12の下流側に配置され
た作業機トランスミッション14から同調して出力され
ると共に、扱胴6の駆動力も脱穀クラッチ12の下流側
からとる構造となっているため、脱穀クラッチ16を
「切り」状態とすることによって、前処理部17,脱穀
フィードチェーン18,扱胴6等が停止し、脱穀部6停
止時に前処理部17を停止させ又は駆動させないための
牽制装置が不要となり、構造を簡略化できる。
【0033】一方前処理クラッチ31が作業機トランス
ミッション14の伝動下流側(作業機トランスミッショ
ン14の前処理出力軸19と前処理部17の入力軸26
との間)に配置されているため、脱穀クラッチ12が入
り作動している状態においては、作業機HST16は駆
動(回転)状態となっている。
【0034】このため前処理クラッチ31「入」時に
は、作業機HST16における回転駆動力が入力されて
油圧モータ16Mを回転せしめる油圧ポンプ16Pが既
に回転しており、該油圧ポンプ16Pと共にチャージポ
ンプ(油圧ポンプと油圧モータとの間で漏れるオイルの
補充用のポンプ)が回転せしめられている。
【0035】これにより前処理クラッチ31の入り作動
時のチャージポンプ側への負荷が小さく、チャージポン
プにおける高圧発生がなくなり、また既にチャージポン
プが回転しているため、ピストンの焼き付き等のトラブ
ルも防止でき油圧機器(HST)の耐久性も向上する。
【0036】なお本実施形態の場合は、走行トランスミ
ッション8及び作業機トランスミッション14が共にH
STを変速装置として使用したものとなっており、HS
T(作業機HST16)を電子制御により制御し、作業
機トランスミッション14を自動変速する構造であるた
め、速度連動手段の走行速度に対する追従性が高く、且
つ走行HST4又は作業機HST16に油温,圧力によ
る容積効率の変化等が発生した場合においても、走行速
度と前処理部17の駆動速度とが正確にシンクロする。
【0037】さらに上記マイコンユニット38の制御に
は、前述のように走行速度が所定の低速V1以下及び後
進する際に前処理部17の駆動を速度V2を維持して継
続する駆動速度維持手段(機能)が備えられているた
め、例えば枕地近傍まで刈り取り作業を行い、主変速
(走行HST4)により停止又は後進する際も、駆動速
度維持機能によって、前処理部17,フィードチェーン
18,扱胴6の駆動が継続する。
【0038】すなわち上記速度維持機能は、上記のよう
に機体の後進の際にも前処理部17の駆動を速度V2を
維持して継続する後進速度維持手段の機能も備えてお
り、これにより穀稈の刈り残し及び搬送残し等が防止さ
れ、稈こぼれ等の穀稈の刈取り搬送乱れ等を防止するこ
とができる。また前処理部17の駆動速度が必要以上に
低下して刈り取り作業が十分行われずに株の引き抜きや
押し切りが発生する等の不都合も防止される。
【0039】一方上記マイコンユニット38の制御に
は、上記駆動速度維持機能を停止(キャンセル)する速
度維持キャンセル手段(機能)が備えられており、切換
手段となる、図4に示されるようにマイコンユニット3
8の入力側に接続された強制掻き込み解除スイッチ53
の操作(ON,OFF)により、速度維持キャンセル機
能の作動及び非作動(駆動速度維持機能を作動)を設定
することができるように構成されている。
【0040】すなわち強制掻き込み解除スイッチ53を
ON(入り)操作することによって、速度維持キャンセ
ル機能を作動させ、図6のグラフに示されるように、走
行速度が0又は限りなく0に近い所定の低速(近停止速
度)V3以下及び後進状態となると作業機HST16を
ニュートラルとして前処理部17及び脱穀フィードチェ
ーン18を停止させることができる。
【0041】これにより通常の刈り取り脱穀作業(条刈
り)中は強制掻き込み解除スイッチ53をONとして速
度維持キャンセル機能を作動させ、走行速度が0又は近
停止速度V3以下及び後進状態となると前処理部17及
び脱穀フィードチェーン18を停止させるようにするこ
とによって、例えば脱穀詰まり等が発生し、扱胴6が停
止した場合等に、機体を停止させることによって前処理
部17及び脱穀フィードチェーン18を停止させ、詰ま
りの除去等を容易に行うことができる。
【0042】また前処理部17や脱穀フィードチェーン
18等が停止しているため、あぜ際等における回向時に
は機体の後方側に排わら等が排出されず、回向に際して
後進して排わらを踏みつける等の不都合は防止される。
【0043】一方前述の前処理部17は従来同様上下昇
降自在となっており、前処理部17側には前処理部17
の高さを検出する前処理高さポテンションメータ44が
取り付けられ、図4に示されるように上記マイコンユニ
ット38にポテンションメータ44からの情報が入力さ
れている。
【0044】そしてマイコンユニット38には、上記ポ
テンショメータ44からの情報により、前処理部17が
予め設定された所定の設定高さに上昇せしめられるとモ
ータ39により作業機HST16を操作して作業機HS
T16の出力を0とし、前処理部17及び脱穀フィード
チェーン18の駆動を停止せしめる自動停止手段(機
能)が備えられている。
【0045】これにより例えばあぜ際等における回向時
に前処理部17を上昇させた場合に、前処理部17の所
定高さへの上昇によって自動停止機能が作動し、前処理
部17及び脱穀フィードチェーン18の駆動が停止され
るため、排わら等の排出が行われない。このため旋回場
所にわら等を落下させることが無く、回向時に機体が排
わらを踏みつける等の不都合が防止される。このとき前
述のように前処理部17及び脱穀フィードチェーン18
の駆動が同調して停止するため、搬送乱れや穀稈の詰ま
り等は防止される。
【0046】なお前処理部17を上記上昇状態から下降
させると、上記設定高さ以下に下降した場合は、自動停
止機能が解除され、マイコンユニット38はモータ39
を作動せしめ、再度前処理部17及び脱穀フィードチェ
ーン18を走行速度に同調させて駆動し、刈り取りや搬
送等が再開される。
【0047】またマイコンユニット38には図4に示さ
れるようにリフトシャット解除スイッチ46も入力せし
められており、該リフトシャット解除スイッチ46がO
Nの状態においては、自動停止機能の作動が停止せしめ
られ、これによりリフトシャット解除スイッチ46がO
Nの場合は、前処理部17が前記設定高さに上昇せしめ
られても、前処理部17及び脱穀フィードチェーン18
の駆動は継続する。
【0048】ただしマイコンユニット38側には、前処
理部17に稈が入っているか否かを感知する扱深さ搬送
体43側のメインセンサ47も入力されており、メイン
センサ47からマイコンユニット38側への情報によ
り、リフトシャット解除スイッチ46がONの場合であ
っても前処理部17が稈を流し終えると前処理部17及
び脱穀フィードチェーン18の駆動を停止せしめる駆動
停止手段(機能)が備えられている。
【0049】すなわちマイコンユニット38は、駆動停
止機能によって、前処理部17を上昇させた後にメイン
センサ47がOFFとなり稈を流し終えたことを検知す
ると、モータ39を駆動して作業機HST16の出力を
0とし、前処理部17及び脱穀フィードチェーン18の
駆動を停止せしめ、必要以上の駆動を防止する。
【0050】一方プーリ2と走行HSTの入力プーリ4
8との間にはメインクラッチ51が設けられており、該
メインクラッチ51を切り作動させることにより走行装
置側(走行伝動系)への駆動力の伝動を断ち、機体を停
止させることが可能となっている。
【0051】このときメインクラッチ51を操作する走
行用のクラッチペダル側にはクラッチペダルの踏み操作
(メインクラッチ51の切り操作)を検知するセンサ
(セーフティースイッチ)52が設けられており、該セ
ーフティースイッチ52からの情報はマイコンユニット
38に入力されている。そしてマイコンユニット38に
は、セーフティースイッチ38のON(クラッチペダル
の踏み操作時)によりモータ39を駆動して作業機HS
T16の出力を0(ニュートラル)とし、前処理部17
及び脱穀フィードチェーン18の駆動を停止せしめる作
動停止手段(機能)も設けられている。
【0052】なおクラッチペダルの踏み操作の際には、
主変速レバー33も強制的にニュートラルに戻され、走
行HST4も出力が0(ニュートラル)に切り換えられ
る。これによりオペレータは走行用のクラッチペダルを
踏み込み、メインクラッチ51を切り作動させることに
より機体を緊急停止させることができ、緊急停止の操作
が容易であり、且つ確実に緊急停止することができる。
【0053】ところで未刈穀稈が倒伏している状態での
刈り取り作業は、引き起こしの性能上前処理部17の駆
動速度を上昇させる必要がある。すなわち本コンバイン
の場合、走行速度に対する前処理部17の駆動速度の比
例係数高くして、前述のように側高速度に対して速度連
動手段により設定される前処理部17の駆動速度を早く
する必要がある。
【0054】このため本実施形態においては、マイコン
ユニット38の制御に、走行速度に対する前処理部17
の駆動速度を上昇させる速度上昇手段(機能)が備えら
れており、マイコンユニット38は、図4に示されるよ
うにマイコンユニット38に接続されている倒伏スイッ
チ58のON,OFFにより速度上昇機能の入り切りを
設定するように構成されている。
【0055】これにより本実施形態のコンバインにより
倒伏穀稈の刈り取り脱穀作業を行う場合は、オペレータ
がマニュアル(手動)で倒伏スイッチ58をONするこ
とによって、速度上昇機能を作動させ、図7に示される
ように、図5と同様の駆動速度S1(図7の点線)に比
較して、走行速度に対して前処理部17を高速S2(図
7の実線)で駆動し、これにより倒伏穀稈の刈り取りを
容易に且つ安定して行うことができる。なお倒伏スイッ
チ58をOFFにすると、前処理部17はS1の速度で
駆動される。
【0056】また前処理部17からフィードチェーン1
8側に搬送される穀稈が適正姿勢となる前処理部17の
駆動速度は材料条件(稲の立毛角や稈剛性等)や圃場条
件等により異なり、上記のようにいかなる条件の場合に
おいても、速度連動手段や速度上昇機能により予め設定
された駆動速度(標準速度)で前処理部17を駆動する
と穂先又は株元先行等の穀稈搬送に乱れが発生する場合
がある。
【0057】この不都合を避けるため、本実施形態にお
いてはマイコンユニット38の制御に、走行速度に対す
る前処理部17の駆動速度の速度比(上記比例係数)の
変更を行い、前処理部17の駆動速度を上記標準速度に
対して変更する速度変更手段(機能)を設け、マイコン
ユニット38は、図4に示されるようにマイコンユニッ
ト38に接続されている前処理速度変更ダイヤルスイッ
チ59の切換により速度変更機能の入り切りを設定する
ように構成されている。
【0058】このとき前処理速度変更ダイヤルスイッチ
59は図8に示されるように複数の切換ポジションを有
したものとなっており、各ポジションに切り換えること
により、図9のグラフに示されるように標準速度に対し
て駆動速度が増減するように構成されている。すなわち
前処理速度変更ダイヤルスイッチ59をポジション1に
切り換えると図9の1の比例係数で駆動され、以下ポジ
ション7まで同様に駆動される。
【0059】これにより走行速度(標準速度)に対して
前処理部17の駆動速度を上げると穂先が先行し、下げ
ると株元が先行する(穂先が遅れる)こととなり、圃場
条件により穂先又は株元先行等の穀稈搬送の乱れが発生
した場合に、前処理速度変更ダイヤルスイッチ59を適
当なポジションに切り換えることによって穀稈搬送の乱
れを補正することができる。なお前処理速度変更ダイヤ
ルスイッチ59としてバリアブル抵抗(ボリューム等)
を使用して、駆動速度の増減を無段階に設定するように
構成しても良い。
【0060】またフィードチェーン18の前処理部17
からの受け継ぎ部分に、図4に示されるようにマイコン
ユニット38の入力側に接続してカメラ61を設け、該
カメラ61により撮影される穀稈の姿勢に基づき速度変
更機能を作動させ、前処理部17の駆動速度の調節によ
って穀稈の搬送姿勢を自動補正するように構成しても良
い。
【0061】なお本発明のコンバインを手扱ぎ作業に使
用する場合、走行速度が0となるため、速度維持キャン
セル機能を作動させている(強制掻き込み解除スイッチ
53をON)と前処理部の駆動速度が0、速度維持キャ
ンセル機能を非作動(強制掻き込み解除スイッチ53を
OFF)としていると駆動速度維持機能が作動して前処
理部の駆動速度がV2となる。
【0062】つまり手扱ぎ作業の場合、フィードチェー
ン18の駆動速度が0又は比較的低速(V2)となり、
作業性ができない又は悪化する。この不都合を避けるた
め本発明のマイコンユニット38には手扱ぎ速度上昇手
段(機能)が備えられており、該手扱ぎ速度上昇機能に
より手扱ぎ作業時のフィードチェーン18の駆動速度を
上昇させ、手扱ぎ作業を効率よく行うことができるよう
に構成されている。
【0063】すなわちマイコンユニット38には図4に
示されるように手扱ぎ状態を検知する手扱ぎスイッチ5
6が接続されており、マイコンユニット38は該手扱ぎ
スイッチ56のON,OFFにより手扱ぎ速度上昇機能
の入り切りを設定するように構成されている。
【0064】ところで本実施形態においては、図10に
示されるように従来同様フィードチェーン18の上方に
は、フィードチェーン18と共に穀稈を挾持する挾扼レ
ール62と、該挾扼レール62の前端部62aにおいて
フィードチェーン18に対して上下揺動自在に支持され
た穀稈押え杆63とが備えられており、該穀稈押え杆6
3は、フィードチェーン18に対して起立させる手扱ぎ
作業位置Hと、フィードチェーン18に対して前端を倒
伏させる通常作業位置Aとに姿勢切換えが自在となって
いる。
【0065】そして本実施形態の場合、上記手扱ぎスイ
ッチ56は挾扼レール62側に設けられており、穀稈押
え杆63を起立姿勢(手扱ぎ作業位置H)に切り換える
と、穀稈押え杆63の支持ユニット64によりONとな
り、マイコンユニット38が手扱ぎ速度上昇機能を入り
作動せしめる。
【0066】また前述の前処理クラッチ31側には前処
理クラッチ31の入り切りを操作するアクチュエータ
(前処理クラッチモータ)が、図4に示されるようにマ
イコンユニット38の出力側に接続されて設けられてお
り、該前処理クラッチモータ57の駆動により前処理ク
ラッチ31の入り切りを前述の手動以外に自動で操作す
ることができるように構成されている。
【0067】これにより穀稈押え杆63を手扱ぎ作業位
置Hに切り換え、上記手扱ぎスイッチ56がONとなる
と、マイコンユニット38は、手扱ぎ速度上昇機能を作
動させ、図11に示されるように、走行速度が所定速度
以下となったときの前処理部17の駆動速度を維持速度
V2から手扱ぎ維持速度V4に上昇させるとともに、前
処理クラッチモータ57を駆動して前処理クラッチ31
を切り作動させ、前処理部17の駆動を停止させた状態
で、フィードチェーン18を予め設定された手扱ぎ維持
速度V4の速度で駆動する。これにより手扱ぎ作業時に
作業効率が低下することなく、手扱ぎ作業を効率よく行
うことができる。
【0068】なおマイコンユニット38は、速度維持キ
ャンセル機能の作動に対して、強制掻き込み解除スイッ
チ53のON,OFFの他、手扱ぎスイッチ56のO
N,OFFもチェックしており、手扱ぎスイッチ56が
ONの場合は、たとえ強制掻き込み解除スイッチ53が
ONであっても速度維持キャンセル機能を作動させない
速度維持キャンセル規制手段(機能)が備えられてい
る。
【0069】これにより手扱ぎ作業時には、手扱ぎスイ
ッチ56がONとなるため速度維持キャンセル規制機能
が作動して、速度維持キャンセル機能が作動(強制掻き
込み解除スイッチ53がON)していた場合であって
も、速度維持キャンセル機能が自動的に停止せしめら
れ、フィードチェーン18の駆動速度が0となる不都合
は自動的に防止される。
【0070】
【発明の効果】以上のように構成される本発明の構造に
よると、前処理部(穀稈搬送を含む)が走行速度に連動
して同調した速度で駆動されるため、走行速度の変化に
シンクロして前処理部が駆動され、前処理部の穀稈搬送
部が脱穀部側に穀稈を搬送し、走行速度に関係なく穀稈
が安定して搬送され、搬送乱れ等が防止されるという効
果がある。
【0071】特に速度連動手段が、前処理変速機を変速
操作せしめるアクチュエータと、走行変速機の変速後の
駆動速度を検出する走行回転センサと、走行回転センサ
の情報に基づいてアクチュエータを制御する制御装置と
を備え、電子制御により前処理部の駆動速度を制御する
ものの場合、制御機構をシンプルに構成することができ
る他、油圧無段変速装置(HST)等を容易に採用する
ことができ、走行速度に対して追従性の良い機構を容易
に提供することができるという利点がある。
【0072】また駆動速度維持手段を設けることによっ
て、走行速度が予め設定された所定の速度より小さくな
ると、前処理部が予め設定された駆動速度に維持されて
駆動されるため、例えば枕地での刈り取り作業の場合、
枕地の際まで刈り取り作業を行い、機体を停止させても
前処理部が駆動されるため、稈こぼれ等の搬送乱れ等が
防止されるという利点もある。
【0073】一方速度上昇手段を備える場合は、前処理
部の駆動速度を起立状態の穀稈の刈り取り作業時の速度
に比較して上昇させる必要がある未刈穀稈が倒伏してい
る状態での刈り取り作業時に、速度上昇手段を作動させ
ることによって、上記刈り取り作業を安定して行わせる
ことができるという効果がある。
【0074】そして速度変更手段を設けることによっ
て、圃場条件や材料条件(稲の立毛角や稈剛性等)等に
より前処理部の穀稈搬送に乱れ(穂先又は株元先行等)
が発生した場合、上記速度変更手段により前処理部の駆
動速度を変更して、上記搬送の乱れを修正することがで
きるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバインの伝動線図である。
【図2】作業機トランスミッションの平断面図である。
【図3】作業機トランスミッションの正面図である。
【図4】マイコンユニット部分のブロック図である。
【図5】走行速度と前処理駆動速度との関係を示すグラ
フ図である。
【図6】速度維持キャンセル機能を作動させた状態の走
行速度と前処理駆動速度との関係を示すグラフ図であ
る。
【図7】速度上昇機能を作動させた状態の走行速度と前
処理駆動速度との関係を示すグラフ図である。
【図8】前処理速度変更ダイヤルスイッチの平面図であ
る。
【図9】速度変更機能を作動させた場合の走行速度と前
処理駆動速度との関係を示すグラフ図である。
【図10】フィードチェーンの前端部分の側面図であ
る。
【図11】手扱ぎ速度上昇機能を作動させた状態の走行
速度と前処理駆動速度との関係を示すグラフ図である。
【符号の説明】
1 エンジン 8 走行トランスミッション(走行変速機) 14 前処理トランスミッション(前処理変速機) 17 前処理部 36 走行回転センサ 38 マイコンユニット(制御装置) 39 モータ(アクチュエータ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2B076 AA03 DA05 DA15 DB08 EA01 EA06 EB01 EC09 ED06 3D039 AA04 AA05 AB13 AB22 AC33 AC40 AC70 AC77 AD23 AD43 AD44 AD53 3D042 AA01 AB11 BA02 BA07 BA08 BA13 BA19 BA20 BD02 BD04 BD06 BD09

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジン(1)からの出力を走行伝動系
    と穀稈搬送を含む前処理部(17)への前処理伝動系と
    に分岐せしめ、走行装置駆動用の走行変速機(8)と、
    前処理部駆動用の前処理変速機(14)とを設け、前処
    理部(17)の駆動速度を走行速度に連動して変更せし
    める速度連動手段を設けた装置において、速度連動手段
    が、前処理変速機(14)を変速操作せしめるアクチュ
    エータ(39)と、走行変速機(8)の変速後の駆動速
    度を検出する走行回転センサ(36)と、走行速度に対
    応して前処理部(17)を駆動するように、上記走行回
    転センサ(36)の情報に基づいてアクチュエータ(3
    9)を制御する制御装置(38)とを備えたコンバイン
    における前処理駆動装置。
  2. 【請求項2】 エンジン(1)からの出力を走行伝動系
    と穀稈搬送を含む前処理部(17)への前処理伝動系と
    に分岐せしめ、走行装置駆動用の走行変速機(8)と、
    前処理部駆動用の前処理変速機(14)とを設け、前処
    理部(17)の駆動速度を走行速度に連動して変更せし
    める速度連動手段を設けた装置において、該速度連動手
    段側に、走行速度が予め設定された所定の速度より小さ
    な場合に前処理部(17)の駆動速度を予め設定された
    速度に維持する駆動速度維持手段を設けたコンバインに
    おける前処理駆動装置。
  3. 【請求項3】 走行速度に対する前処理部(17)の駆
    動速度を上昇させる速度上昇手段を設けた請求項1又は
    2のコンバインにおける前処理駆動装置。
  4. 【請求項4】 走行速度に対する前処理部(17)の駆
    動速度の速度比の変更を行う速度変更手段を設けた請求
    項1又は2又は3のコンバインにおける前処理駆動装
    置。
JP2001108784A 2001-04-06 2001-04-06 コンバインにおける前処理駆動装置 Pending JP2002305942A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001108784A JP2002305942A (ja) 2001-04-06 2001-04-06 コンバインにおける前処理駆動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001108784A JP2002305942A (ja) 2001-04-06 2001-04-06 コンバインにおける前処理駆動装置

Related Child Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012001883A Division JP2012090640A (ja) 2012-01-10 2012-01-10 コンバインにおける前処理駆動装置
JP2012001884A Division JP2012095660A (ja) 2012-01-10 2012-01-10 コンバインにおける前処理駆動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002305942A true JP2002305942A (ja) 2002-10-22
JP2002305942A5 JP2002305942A5 (ja) 2008-05-15

Family

ID=18960861

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001108784A Pending JP2002305942A (ja) 2001-04-06 2001-04-06 コンバインにおける前処理駆動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002305942A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009219465A (ja) * 2008-03-18 2009-10-01 Yanmar Co Ltd コンバイン
JP2009261268A (ja) * 2008-04-23 2009-11-12 Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd コンバイン
JP2022010720A (ja) * 2020-06-29 2022-01-17 株式会社クボタ コンバイン

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5657025U (ja) * 1979-10-08 1981-05-16
JPH05103529A (ja) * 1991-10-16 1993-04-27 Iseki & Co Ltd コンバインの刈取部作動速度制御装置
JPH05211817A (ja) * 1992-01-31 1993-08-24 Iseki & Co Ltd コンバインの伝動方式
JPH05252823A (ja) * 1992-03-12 1993-10-05 Kubota Corp コンバインの駆動構造
JPH07290984A (ja) * 1994-04-27 1995-11-07 Iseki & Co Ltd コンバインの伝動機構
JPH08256519A (ja) * 1995-03-17 1996-10-08 Iseki & Co Ltd 移動農機における操向制御装置
JPH0974875A (ja) * 1995-09-07 1997-03-25 Kubota Corp 刈取作業機の車速制御装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5657025U (ja) * 1979-10-08 1981-05-16
JPH05103529A (ja) * 1991-10-16 1993-04-27 Iseki & Co Ltd コンバインの刈取部作動速度制御装置
JPH05211817A (ja) * 1992-01-31 1993-08-24 Iseki & Co Ltd コンバインの伝動方式
JPH05252823A (ja) * 1992-03-12 1993-10-05 Kubota Corp コンバインの駆動構造
JPH07290984A (ja) * 1994-04-27 1995-11-07 Iseki & Co Ltd コンバインの伝動機構
JPH08256519A (ja) * 1995-03-17 1996-10-08 Iseki & Co Ltd 移動農機における操向制御装置
JPH0974875A (ja) * 1995-09-07 1997-03-25 Kubota Corp 刈取作業機の車速制御装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009219465A (ja) * 2008-03-18 2009-10-01 Yanmar Co Ltd コンバイン
JP2009261268A (ja) * 2008-04-23 2009-11-12 Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd コンバイン
JP2022010720A (ja) * 2020-06-29 2022-01-17 株式会社クボタ コンバイン
JP7317765B2 (ja) 2020-06-29 2023-07-31 株式会社クボタ コンバイン

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5088260B2 (ja) コンバイン
JP4815479B2 (ja) コンバイン
JP5418766B2 (ja) コンバイン
JP2010029105A5 (ja)
JP2013192505A (ja) コンバイン
JP2011135780A (ja) コンバイン
JP2008035737A (ja) コンバインの前処理駆動構造
JP5408444B2 (ja) コンバイン
JP5248725B2 (ja) コンバイン
JP2002305942A (ja) コンバインにおける前処理駆動装置
JP2009284823A (ja) コンバイン
JP3577738B2 (ja) コンバインの伝動機構
JP2004089049A (ja) コンバイン
JP2012095660A (ja) コンバインにおける前処理駆動装置
JP4301743B2 (ja) コンバインにおける油圧無段変速装置
JP3692645B2 (ja) コンバイン等の刈取装置
JP2003169529A (ja) コンバインにおける前処理制御装置
JP3499523B2 (ja) コンバイン
JP2020174537A (ja) 作業車両
JP2002305943A (ja) コンバインにおける前処理駆動システム
WO2018159735A1 (ja) コンバイン
WO2005058010A1 (ja) コンバイン
JP5928641B2 (ja) コンバイン
JP2002291323A (ja) コンバインにおける穀稈搬送伝動装置
JP2012090640A (ja) コンバインにおける前処理駆動装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080328

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080402

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090902

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110419

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110620

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111108

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120110

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120717