JP2022043079A5 - - Google Patents

Description

上述した目的を達成するために、本発明の液体補充システムは、記録ヘッドと、記録ヘッドに供給される液体としてインクを収容する液体タンクとを有する記録装置と、液体タンクに補充される液体を収容する液体収容ボトルと、を有し、液体タンクが、上面と側面との間に傾斜面を有する液体収容室と、中心軸が傾斜面に垂直になるように傾斜面に設けられ、液体収容室に液体を注入するための円筒状の液体注入部とを有し、液体収容ボトルが、液体を収容するための円筒状のボトル本体と、ボトル本体の一端部に設けられ、液体注入部の内周面に係合可能な外周面を有し、ボトル本体に収容された液体を注出するための円筒状の液体注出部とを有し、液体注出部と液体注入部が互いに係合したときに、第１の流体通路および第２の流体通路を介して、液体タンクと液体収容ボトルとが連通して両者の間で気液交換が行われる。

Claims (17)

1. 液体補充システムであって、
   記録ヘッドと、前記記録ヘッドに供給される液体としてインクを収容する液体タンクとを有する記録装置と、
   前記液体タンクに補充される液体を収容する液体収容ボトルと、を有し、
   前記液体タンクが、上面と側面との間に傾斜面を有する液体収容室と、中心軸が前記傾斜面に垂直になるように該傾斜面に設けられ、前記液体収容室に液体を注入するための円筒状の液体注入部とを有し、
   前記液体収容ボトルが、液体を収容するための円筒状のボトル本体と、前記ボトル本体の一端部に設けられ、前記液体注入部の内周面に係合可能な外周面を有し、前記ボトル本体に収容された液体を注出するための円筒状の液体注出部とを有し、
   前記液体注出部と前記液体注入部が互いに係合したときに、第１の流体通路および第２の流体通路を介して、前記液体タンクと前記液体収容ボトルとが連通して両者の間で気液交換が行われることを特徴とする液体補充システム。
2. 前記液体タンクが半透明の容器である、請求項１に記載の液体補充システム。
3. 前記液体収容室の形状は、実質的に直方体である、請求項１または２に記載の液体補充システム。
4. 前記液体収容ボトルは、前記液体注出部と前記液体注入部が互いに係合したときに前記液体タンクに自立可能に固定される、請求項１から３のいずれか１項に記載の液体補充システム。
5. 前記気液交換は、前記液体収容ボトル内の液体が前記第１の流体通路を通って前記液体収容室に注入され、かつ前記液体収容室内の空気が前記第２の流体通路を通って前記液体収容ボトルに送り込まれるように行われる、請求項１から４のいずれか１項に記載の液体補充システム。
6. 前記第１の流体通路は、前記第２の流体通路よりも相対的に上方に位置する、請求項５に記載の液体補充システム。
7. 前記液体タンクは、前記液体注入部に取り外し可能に設けられたキャップを有し、該キャップを取り外すと前記液体注入部への液体の注入が可能になるように構成されている、請求項１から６のいずれか１項に記載の液体補充システム。
8. 前記キャップは、前記液体注入部を密閉するように構成されており、前記液体注入部に対向する側とは反対側に向かって突出する突起部を有する、請求項７に記載の液体補充システム。
9. 前記液体収容ボトルが、前記液体タンクに装着されたときに上側となる位置を特定するための部分を有する、請求項１から８のいずれか１項に記載の液体補充システム。
10. 前記部分は、前記液体収容ボトルの側面に設けられている、請求項９に記載の液体補充システム。
11. 前記記録装置は、前記記録ヘッドから液体として複数種類のインクを吐出可能に構成されており、前記複数種類のインクに対応する複数の液体タンクを有する、請求項１から１０のいずれか１項に記載の液体補充システム。
12. 前記複数の液体タンクのうち少なくとも１つの液体タンクは、他の液体タンクよりも前記複数の液体タンクの配列方向における幅が大きい、請求項１１に記載の液体補充システム。
13. 前記複数種類のインクが、シアンインク、マゼンダインク、イエローインク、およびブラックインクを含む、請求項１１に記載の液体補充システム。
14. 前記複数の液体タンクのうち前記ブラックインク用の液体タンクは、他の液体タンクよりも前記複数の液体タンクの配列方向における幅が大きい、請求項１３に記載の液体補充システム。
15. 前記幅が大きい液体タンクは、前記配列方向の端部に配置されている、請求項１２または１４に記載の液体補充システム。
16. 前記液体収容室が、前記上面に大気連通口を有する、請求項１から１５のいずれか１項に記載の液体補充システム。
17. 前記液体収容室が、前記記録ヘッドに液体を供給するための供給チューブに接続可能な供給口を有し、前記供給口は、前記液体収容室のうち前記傾斜面に隣接する側面とは反対側の側面に設けられている、請求項１から１７のいずれか１項に記載の液体補充システム。