JP2022028336A - 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】スポットカラーマッチングの対象となる特定の色を、出力時にその目標とする色に正しく変換できるよう担保する。【解決手段】画像出力装置に画像の描画を行わせるための描画データを生成する際、その画像出力時に、入力画像に含まれる第1の色空間における特定の色を、画像出力装置が取り扱い可能な第2の色空間における目標の色へと変換するかどうかを判定する。そして、変換を行うと判定される場合には、入力画像に含まれる色のうち少なくとも特定の色については、色調整が行われないようにする。【選択図】図5

Description

本発明は、入力画像データに基づき画像を出力する際の色調整技術に関する。
企業ロゴや製品ロゴを含む印刷物を得る用途ではいわゆるコーポレートカラーなどの特定色について高い色再現性が要求されるところ、近年の家庭・オフィス向け画像形成装置の性能向上に伴い、各販売店舗等でPOP印刷等が行われるようになっている。ここで、“POP”とは、Point of purchase advertisingの略称である。そして、専門知識を持たないユーザでも特定色が印刷時に再現できるよう、企業ロゴ等に用いる特定色に色名(例えばDark_REDなど)を付けておき、印刷時に色名を指定することでその目標とする色を出力する技術がある。この技術は、一般的に「スポットカラーマッチング」と呼ばれる。さらに、スポットカラーマッチングをより手軽に行うための技術も提案されている。特許文献1は、調整対象となる特定色の色値(RGB値)とその目標色の色値(CMYK値)とを対応付けた色変換リストを保持しておき、印刷対象の画像データに特定色の色値が含まれる場合、色変換リストに従って目標色の色値に変換して出力する技術を開示する。
特開2005-252728号公報
通常、印刷対象の画像データは、ホストPC等においてプリンタドライバを用いて生成されて画像形成装置に入力される。そして、プリンタドライバでは、印刷時における色味や明度等の調整(一般に「色調整」と呼ばれる。)が可能である。ここで、上記色変換リストによる変換を実行する前に、色調整によって画像データ中の特定色の色値が変更されると、色変換リストを使って目標色の色値に変換するスポットカラーマッチングができなくなってしまう。
本開示の技術は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、スポットカラーマッチングの対象となる特定の色を、出力時にその目標とする色に正しく変換できるよう担保することである。
本開示に係る情報処理装置は、画像出力装置に画像を描画させるための描画データを生成する情報処理装置であって、入力画像に含まれる第1の色空間で表現される色を調整する色調整手段と、前記画像出力装置にて前記入力画像の描画を行う際に、前記入力画像に含まれる前記第1の色空間における特定の色を、前記画像出力装置が取り扱い可能な第2の色空間における目標の色へと変換するかどうかに応じて、前記色調整手段における調整を制御する制御手段と、前記入力画像について前記描画データを生成する生成手段と、を備え、前記制御手段は、前記画像出力装置にて前記変換が行われる場合、前記入力画像に含まれる色のうち少なくとも前記特定の色については、前記色調整手段にて調整が行われないように制御する、ことを特徴とする。
本開示の技術によれば、スポットカラーマッチングの対象となる特定の色を、出力時にその目標とする色に正しく変換することができる。
印刷システムのハードウェア構成を示すブロック図。 プリンタドライバの内部構成を示す機能ブロック図。 色調整に関する設定をユーザが行うためのGUIの一例を示す図。 画像処理部の内部構成を示す機能ブロック図。 プリンタドライバの設定制御部が行う制御動作の流れを示すフローチャート。 カラーマッチングに関する設定をユーザが行うためのGUIの一例を示す図。 濃度調整に関する設定をユーザが行うためのGUIの一例を示す図。
以下、本発明に係る実施形態について、図面を参照して説明する。尚、以下の実施形態は本発明を限定するものではなく、また、各実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが必須のものとは限らない。尚、同一の構成については、同じ符号を付して説明する。
また、各実施形態では、印刷対象の入力画像データに従って記録媒体上に電子写真方式にて画像を形成する画像形成装置としていわゆるMFP(Multi Function Printer)を例に説明を行うものとする。ただし、本開示の技術の適用範囲はMFPに限定されるものではなく、入力画像データに従って画像を出力する画像出力装置全般に広く適用可能である。すなわち、複写機、レーザプリンタ、インクジェットプリンタといった他の種類の画像形成装置に加え、モニタやプロジェクタ等の画像表示装置に対しても適用可能である。
[実施形態1]
<印刷システムの構成>
図1は、本実施形態に係る、印刷システムのハードウェア構成を示すブロック図である。印刷システムは、画像形成装置としてのMFP100と情報処理装置としてのホストPC120とを含み、MFP100とホストPC120とがLAN等のネットワーク130を介して接続されている。
≪MFPのハードウェア構成≫
MFP100は、CPU101、ROM102、RAM103、大容量記憶装置104、UI部105、画像処理部106、エンジンインタフェース(I/F)107、ネットワークI/F108、スキャナI/F109を備える。これら各部は、システムバス110を介して相互に接続されている。また、MFP100は、プリンタエンジン111及びスキャナユニット112を備える。プリンタエンジン111及びスキャナユニット112は、それぞれエンジンI/F107及びスキャナI/F109を介してシステムバス110に接続されている。尚、画像処理部106は、MFP100とは独立した画像処理装置(画像処理コントローラ)として構成されていてもよい。
CPU101は、MFP100全体の動作を制御する。CPU101は、ROM102に格納されたプログラムをRAM103に読み出して実行することによって、後述する各種の処理を実行する。ROM102は、読み出し専用メモリであり、システム起動プログラムまたはプリンタエンジンの制御を行うためのプログラム、及び、文字データまたは文字コード情報等が格納されている。RAM103は、揮発性のランダムアクセスメモリであり、CPU101のワークエリア、及び、各種のデータの一時的な記憶領域として使用される。例えば、RAM103は、ダウンロードによって追加的に登録されたフォントデータ、または、外部装置から受信した画像ファイル等を格納するための記憶領域として使用される。大容量記憶装置104は、例えばHDDやSSDであり、様々なデータがスプールされ、プログラム、各種テーブル、情報ファイル及び画像データ等の格納、および、作業領域として使用される。
UI(ユーザインタフェース)部105は、例えばタッチパネル機能を備えた液晶ディスプレイ(LCD)で構成され、MFP100の設定状態、実行中の処理の状況、エラー状態等をユーザに通知するための画面表示を行う。また、UI部105では、MFP100の各種設定値の入力や各種ボタンの選択など様々なユーザ指示を、所定のユーザインタフェース画面(UI画面)を介して受け付ける。なお、UI部105は、ハードキーなどの入力デバイスを別途備えていてもよい。
画像処理部106は、ホストPC120からネットワーク130を介して入力された、PDLで記述された描画データ(以下、「PDLデータ」と呼ぶ。)を解析する。そして、PDLによって指定された方式で色変換処理を行い、印刷エンジン111で処理可能な画像データを生成する。なお、PDLとはページ記述言語(Page Description Language)の略称である。
エンジンI/F107は、印刷を実行する際に、CPU101からの指示に応じてプリンタエンジン111を制御するためのインタフェースとして機能する。エンジンI/F107を介して、CPU101とプリンタエンジン111との間でエンジン制御コマンド等が送受信される。ネットワークI/F108は、MFP100をネットワーク130に接続するためのインタフェースとして機能する。尚、ネットワーク108は、例えば、LANであってもよいし、電話回線網(PSTN)であってもよい。プリンタエンジン111は、システムバス110側から受信した画像データに基づいて、複数色(ここではCMYKの4色)の色材(ここではトナー)を用いてマルチカラー画像を紙等の記録媒体上に形成する。スキャナI/F109は、スキャナユニット112による原稿の読み取りを行う際に、CPU101からの指示に応じてスキャナユニット112を制御するためのインタフェースとして機能する。スキャナI/F109を介して、CPU101とスキャナユニット112との間でスキャナユニット制御コマンド等が送受信される。スキャナユニット112は、CPU101による制御によって、原稿を光学的に読み取って読取画像データを生成し、スキャナI/F109を介してRAM103または大容量記憶装置104に読取画像データ(スキャン画像データ)を送信する。
≪ホストPCのハードウェア構成≫
ホストPC120は、CPU121、ROM122、RAM123、大容量記憶装置124、UI部125及びネットワークI/F126を備える。これら各部は、システムバス127を介して相互に接続されている。CPU121は、ホストPC120全体の動作を制御するプロセッサであり、ROM122に記憶された制御プログラムやアプリケーションプログラムを読み出して各種処理を実行する。RAM123は、CPU121の主メモリ、ワークエリア等の一時記憶領域として用いられる。大容量記憶装置124は、例えばHDDやSSDであり、プリンタドライバなどの各種プログラムの他、画像データなどを記憶する。UI(ユーザインタフェース)部125は、例えば液晶モニタやキーボード等で構成され、各種UI画面の表示やユーザ指示の受付に使用される。ネットワークI/F126は、ホストPC120をネットワーク130に接続するインタフェースである。ホストPC120は、インストールされているプリンタドライバを用いて生成したPDLデータを、ネットワークI/F126を介してMFP100に送信し、印刷処理を実行させる。
<プリンタドライバの機能構成>
続いて、PDLデータを生成する際に用いるプリンタドライバについて説明する。図2は、本実施形態に係るプリンタドライバの内部構成を示す機能ブロック図である。プリンタドライバ200は、PDL生成部201、色調整値設定部202、濃度調整値設定部206、設定制御部203、色調整部204、PDL出力部205を備える。これらの各機能部は、ホストPC120のオペレーティングシステム(OS)上で動作する。
PDL生成部201は、ホストPC120にインストールされている文書作成アプリケーション等からOSが用意しているGDI(Graphics Device Interface)を介して描画情報を受け取り、PDLを生成する。
色調整値設定部202は、グラフィカルユーザインタフェース(GUI:Graphical User Interface)上で入力された色調整に関する値を受け付け、色調整値として設定する。図3は、色に関する設定をユーザが行うための色設定用のUI画面において、「色調整」タブ300が選択されている状態を示す図である。なお、「マッチング」タブ310及び「濃度調整」タブ311については後述する。図3に示す色調整用のタブが選択された状態のGUIには、色調整の項目として、画像全体の色味を調整する色調整マトリクス301、画像全体の明るさを調整する明るさ調整302、画像全体のコントラストを調整するコントラスト調整303の3項目が存在している。ここで示したGUIは一例であり、色調整の項目はこれらに限定されるものではない。
濃度調整値設定部206は、グラフィカルユーザインタフェース上で入力された濃度調整に関する値を受け付け、濃度調整値として設定する。図7は、濃度に関する設定をユーザが行うための濃度設定用のUI画面において、「濃度調整」タブ311が選択されている状態を示す図である。図7に示す濃度調整用のタブが選択された状態のGUIには、濃度調整の項目として、以下の5項目が存在している。まず、画像全体のトナー消費量を抑制するためのトナー節約モード701、トナーの各色(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック)の濃度を調整するトナー調整702、703、704及び705である。ここで示したGUIは一例であり、濃度調整の項目はこれらに限定されるものではない。
設定制御部203は、MFP100での印刷処理の際にスポットカラーマッチングが適用されるかどうかに応じて、上記図3に示す色調整用GUIの制御や色調整値設定部202にて設定される色調整値を制御する。同様に、上記図7に示す濃度調整用GUIの制御や濃度調整値設定部206にて設定される濃度調整値を制御する。この場合において、スポットカラーマッチングの適用の有無は、予め用意された色変換リストに基づき判定する。以下の表1は、色変換リストの一例を示す。
Figure 2022028336000002
上記表1の色変換リストは、スポットカラーマッチングの対象となる特定の色(以下、「調整対象色」と表記)をRGB各色8ビットの入力色値、その目標となる色をCMYK各色8ビットの出力色値として両者を対応付けたリストである。表1の色変換リストの場合、RGB値で特定される3種類の色について、MFP100での印刷処理時にスポットカラーマッチングが適用されることを意味している。本実施形態では、上記のような色変換リストを例えばMFP100側で保持しておき、所定のタイミングで取得(ダウンロード)して判定に用いることとしているが、ホストPC120側で予め保持しておいてもよい。また、色変換リストは、MFP100を用いて作成してもよい。色変換リストを作成する方法として、例えば、特許6501621号のような方法がある。調整対象色のRGBの入力色値に対して、目標となる色のCMYKの出力色値とその近傍色の含んだ出力色値のチャートをプリンタエンジン111にて印刷する。そして、印刷されたチャートの中からユーザが所望するパッチを選択し、それに対応するCMYKの出力色値を色変換リストの出力色値として登録する方法である。尚、濃度調整機能に関する設定が予めなされその設定内容がMFP100の内部で保持されている場合、チャートの印刷時には濃度調整機能の濃度設定値をデフォルト値として用いて印刷するものとする。設定制御部203の詳細については後述する。
色調整部204は、色調整値設定部202にて設定された調整内容(項目毎の調整値)に基づいて色値(ここではRGB値)の調整を行う。例えば、前述の図3に示すGUIにおける明るさ調整302において“明るく”の方向に2メモリ進めた場合、RGB8ビットの各値に対して下記の式(1)を用いた演算処理を行なう。
N’=(N÷255)^0.8×255 ・・・式(1)
上記式(1)において、N’は調整後の成分値、Nは調整前の成分値であり、いずれも0~255の範囲の整数である。例えば、ある画素の色が(R,G,B)=(240,120,0)である場合、上記式(1)により、(R’,G’,B’)=(243,140,0)に調整される。
PDL出力部205は、必要に応じて色調整が施されたPDLデータを出力する。出力されたPDLデータは、ネットワークI/F126によって、MFP100に送信される。
<画像処理部の機能構成>
次に、ホストPC120から受信したPDLデータに基づいて印刷エンジン111で処理可能な画像データを生成するMFP100の画像処理部106について説明する。図4は、本実施形態に係る、画像処理部106の内部構成を示す機能ブロック図である。画像処理部106は、PDL入力部401、PDL解析部402、スポットカラーマッチング部403、色変換部404、RIP部405、中間調処理部406、画像出力部407を備える。これら各機能部は、CPU101がROM102に格納されたプログラムをRAM103に読み出して実行することによって実現される。あるいは、これらの一部または全部が、ASICまたは電子回路等のハードウェアで実現されてもよい。
PDL入力部401は、ホストPC100から送信されてきたPDLデータの入力を受け付ける。入力として受け付けられたPDLデータは、RAM103または大容量記憶装置104に格納される。
PDL解析部402は、RAM103等からPDLデータを読み出して解析する。そして、描画対象オブジェクトの属性(文字、図形、イメージなど)や色値(ここではRGB値)等の情報を取得して、後述のスポットカラーマッチング部403、色変換部404の制御やRIP部405の制御コマンドの生成を行う。
スポットカラーマッチング部403は、PDLを解析して得た色値(RGB値)が、色変換リストにおける調整対象色の入力色値と一致する場合に、その目標色である出力色値(ここではCMYK値)に変換する。なお、PDL解析によって得た色値と色変換リストに登録されている入力色値とが一致しない場合は、スポットカラーマッチングの対象色が印刷対象の入力画像に含まれないことを意味するので、スポットカラーマッチング部403における色変換は行わない。
色変換部404は、PDLを解析して得た色値に対して、所定の色処理を施す。本実施形態の場合、PDLを解析して得られる色値はRGB値であり、MFP100の印刷エンジン111で処理可能な色値はCMYK値であるため、予め用意されたICCプロファイルを用いてRGB値からCMYK値へ変換する処理(カラーマッチング処理)が実行される。ここで、ICCプロファイルは、大容量記憶装置104等に保存しておいたものを読み出してもよいし、ホストPC120等の外部装置からネットワーク130を介してダウンロードして取得してもよい。
RIP(Raster Image Processer)部405は、PDL解析部402が生成したRIP部制御コマンドを用いて、CMYK色空間で表現されたラスタ形式の画像データ(以下、「CMYKラスタ画像データ」と表記)を生成する。
濃度調整部408は、RIP部405によって生成されたCMYKラスタ画像データに対して、濃度調整設定部206にて設定された調整内容(項目毎の調整値)に基づいて色値(CMYK値)の調整を行う。例えば、前述の図7に示すGUIにおけるシアンのトナー調整702において“薄く”の方向に2メモリ進めた場合、8ビットのシアンの色値に対して下記の式(2)を用いた演算処理を行なう。
N’=(N÷255)^1.2×255 ・・・式(2)
上記式(2)において、N’は調整後の成分値、Nは調整前の成分値であり、いずれも0~255の範囲の整数である。べき乗の底が小数で、指数が1を超える場合のN’は、Nよりも小さくなるため、印刷時に濃度が薄くなる。例えば、ある画素の色が(C,M,Y,K)=(200,150,0,0)である場合、上記式(2)により、(C’,M’,Y’,K’)=(191,150,0,0)に調整される。
中間調処理部406は、濃度調整部408から受け取った濃度調整後の画像データに対して、中間調処理を施して、プリンタエンジン111で処理可能な、網点で表現された印刷画像データ(ハーフトーン画像データ)を生成する。プリンタエンジン111は、通常、2階調、4階調、16階調といったように、入力画像データの階調数よりも低い階調数にて出力可能な場合が多い。このため、上述のような少ない階調数で印刷出力した場合でも安定した中間調表現が可能となるように、中間調処理を行う。なお、中間調処理の手法には、濃度パターン法、組織的ディザ法、誤差拡散法等があり、これら公知の手法を適用することが可能である。
画像出力部407は、中間調処理部406から印刷画像データを受け取ると、エンジンI/F107を介してプリンタエンジン111に印刷画像データを送信する。CPU101は、印刷画像データに基づく画像形成の指示を、プリンタエンジン111に対して行う。プリンタエンジン111は、露光、現像、転写及び定着の各プロセスを実行することによって、入力された印刷画像データに従ったカラー画像を記録媒体上に形成して出力する。
<設定制御部の詳細>
次に、プリンタドライバ200の設定制御部203が行う制御動作について、図5のフローチャートに沿って詳しく説明する。図5のフローチャートが示す一連の処理は、ホストPC120のCPU121が、プリンタドライバ200に対応するプログラムをRAM123に読み出して実行することによって実現される。また、その実行は、図6に示すように色設定用GUIの「マッチング」タブ310が選択された状態において、ユーザが「マッチングモード」601の設定で「使う」を選択し「OK」ボタン304を押下したことに応答して開始する。なお、各処理の説明における記号「S」はステップを意味する。
S501では、「マッチング」タブ310が選択された状態のGUIにおける「マッチング方法」602の設定内容に従って、次のステップが決定される。スポットカラーマッチングのための色変換リストは、所定のマッチング方式に関連付けられている。ここで「POP印刷」の場合、前述のとおりコーポレートカラー等を正確に再現する必要があることから、色変換リストが関連付けられているものとする。一方、「一般」、「モニター色再現」、「色差最小」、「VIVIDフォト」の各マッチング方式には色変換リストが関連付けられていないものとする。よって、「一般」、「モニター色再現」、「色差最小」、「VIVIDフォト」のいずれかが選択されている場合は、色調整のためのGUIを使用可能な状態、すなわち、調整値の入力を受付可能な状態で表示するべくS506に進む。一方、「POP印刷」が選択されている場合には、色変換リストを取得するべくS502に進む。
S502では、前述の色変換リストがMFP100からネットワーク130を介して取得される。なお、本実施形態ではMFP100から受信することで取得しているが、ホストPC120内の大容量記憶装置124内に予め保持しておいたものを読み込んで取得してもよい。
S503では、S502で取得した色変換リストに、1つ以上の調整対象色が登録されているかどうかが判定される。表1に示す色変換リストの例では、(R、G、B)=(204、0、0)、(R、G、B)=(255、240、0)、(R、G、B)=(0、240、240)の3つの調整対象色が登録されていると判定されることになる。調整対象色が登録されている場合はS504へ進み、登録されていない場合はS508に進む。
調整対象色の登録がある場合のS504では、前述の色設定用GUIにおいて「色調整」タブ300が選択されたとき、前述の図3に示すUI画面がグレーアウトされて表示されるように表示制御設定がなされる。つまり、「色調整」タブ300を選択したユーザは、グレーアウト表示されたUI画面を見て、色調整の設定ができないこと(色調整機能の使用禁止)を把握することになる。そして、次のS505では、色調整のための各種設定値がリセットされる。具体的には、色味、明るさ、コントラストといった各項目に対し、予め決まっているデフォルト値がそれぞれ設定されることになる。
色調整用の設定値のリセット完了後のS506では、前述の色設定用GUIにおいて「濃度調整」タブ311が選択されたとき、前述の図7に示すUI画面がグレーアウトされて表示されるように表示制御設定がなされる。つまり、色調整と同様に、「濃度調整」タブ311を選択したユーザは、グレーアウト表示されたUI画面を見て、濃度調整の設定ができないこと(濃度調整機能の使用禁止)を把握することになる。そして、次のS507では、濃度調整のための各種設定値がリセットされる。具体的には、トナー節約モード、トナー濃度の各色(CMYK)といった各項目に対し、予め決まっているデフォルト値がそれぞれ設定されることになる。濃度調整用の設定値のリセット完了後は本処理を抜ける。
一方、調整対象色の登録がない場合のS508では、前述の色設定用GUIにおいて「色調整」タグ300が選択されたとき、前述の図3に示すUI画面を使用可能な状態、すなわち、ユーザが色調整に関する値を入力可能な状態で表示させる表示制御設定がなされる。そして、実際に「色調整」タグ300が選択されると、図3に示すGUIがグレーアウトすることなく表示されることになる。続くS509では、前述の濃度設定用GUIにおいて「濃度調整」タグ311が選択されたとき、前述の図7に示すUI画面を使用可能な状態、すなわち、ユーザが濃度調整に関する値を入力可能な状態で表示させる表示制御設定がなされる。そして、実際に「濃度調整」タグ311が選択されると、図7に示すGUIがグレーアウトすることなく表示されることになる。続くS510は、ユーザによって色調整もしくは濃度調整のいずれかの項目について値が入力されたかどうかのチェック処理である。ユーザが、「色調整」タブ300もしくは「濃度調整」タブ311を選択した状態でいずれかの項目について値を入力し、「OK」ボタン304もしくは「OK」ボタン706を押下すると、S511へ進む。一方、値が入力されることなく「キャンセル」ボタン305もしくは「キャンセル」ボタン707が押下された場合には、そのまま本処理を抜ける。
S511では、ユーザによって入力された値がその対応する色調整項目の調整値として設定される。設定完了後は本処理を終了する。
以上が、プリンタドライバ200の設定制御部203が行う制御動作の流れである。なお、図5のフローチャートは、カラーマッチングの設定に続いて色調整の設定を行うことを前提としたフローになっている。もし色調整もしくは濃度調整の設定を先に行なっていた場合は、それに続くカラーマッチングの設定において「POP印刷」が選択されたときに色調整機能及び濃度調整機能を無効化すればよい。この際、色調整及び濃度調整が無効になったことを示すメッセージを表示してもよい。また、「POP印刷」をユーザが選択したタイミングで「色調整と濃度調整が無効になりますがよろしいですか?」といった警告メッセージを表示してもよい。これにより、同様の結果が得られる。
また、本実施形態では、濃度調整機能の設定はプリンタドライバ200を用いて実現する場合について説明している。しかしながら、プリンタドライバ200を介さずにホストPC120からMFP100に画像ファイルを直接送信して印刷する、いわゆるダイレクトプリントについても本実施形態の内容は適用できる。例えば、MFP100のUI部105を用いて、上述したカラーマッチングや濃度調整機能についての必要な設定を行うためのUI画面(図6及び図7に準じたUI画面)を表示し、設定された調整値を大容量記憶装置104に保存することで、各機能についての必要な設定を行う。そして、カラーマッチングの設定において「POP印刷」が設定されている場合に、濃度調整部408の処理をキャンセルして印刷することにより、プリンタドライバを用いて「POP印刷」の印刷を行った場合と同様の結果が、ダイレクトプリントでも得られる。尚、本実施形態における印刷対象の画像ファイル形式は、TIFF(Tagged Image File Format)やPDF(Portable Document Format)を想定しているが、TIFFやPDF以外の画像ファイル形式であっても構わない。
<変形例1>
また、上述の実施形態では、色調整のためのGUI及び濃度調整のためのGUIをグレーアウト表示にすることで色調整機能及び濃度調整機能を使用できないようにしている。しかしながら、マッチング方法602にて「POP印刷」を選択したときであっても、色変換リストを利用しない他のマッチング方式による印刷(スポットカラーマッチングを行わない印刷)のための色調整及び濃度調整の設定を予めしておきたいというケースも考えられる。そこで、色変換リストに調整対象色の登録がある場合でも色調整及び濃度調整のための設定自体は可能(グレーアウト表示しない)としてもよい。その際には、POP印刷など色変換リストが関連付けられているマッチング方式が選択された場合にだけ、色調整及び濃度調整のために入力された値を無視し、代わりにデフォルト値を設定するようにすればよい。そして、ユーザがその事実を認識できるよう「POP印刷には色調整機能と濃度調整機能は適用されません」といったメッセージ表示を行うようにすればよい。これにより、上述の実施形態と同様の効果を得つつ、スポットカラーマッチングを利用しない種類の印刷のために予め色調整及び濃度調整の設定を行うことも可能になる。
<変形例2>
また、上述の実施形態では、マッチング方法に「POP印刷」を選択したときに色調整及び濃度調整の機能そのものを無効化している。しかしながら、色変換リストに登録された調整対象色に対しては目標色に変換して適切な出力色を得られるようにしつつ、それ以外の色には色調整を適用させるようにしてもよい。具体的な手順は以下のとおりである。
≪プリンタドライバ側≫
1)色調整の値を受け付け。
2)色変換リストを取得。
3)描画情報に基づきPDLを生成。
4)PDLに含まれる全ての色(RGB値)と色変換リストに登録されている調整対象色(RGB値)とを比較。
5)PDLに含まれる色のうち色変換リストに登録されている調整対象色と一致する色については、色変換リストに従って目標色(CMYK値)に変換。一方、PDL内の残りの色については、受け付けた色調整の値に従って色値(RGB値)を変更。
6)変換/変更後のPDLを出力。
≪MFP側≫
1)プリンタドライバからPDLを受信。
2)受信したPDLを解析して色を抽出。
3)抽出した色がRGB値の場合は、ICCプロファイルに従ってCMYK値に色変換し、濃度調整を無効。一方、抽出した色がRGB値ではなくCMYK値の場合はそのまま(色変換を不実施)にし、濃度調整を有効。
4)CMYKラスタ画像データに対して、抽出した色の濃度調整が無効の場合、CMYK値をそのまま(濃度調整を不実施)。一方、抽出した色の濃度調整が有効の場合、受け付けた濃度調整の値に従って各色値(CMYK値)を変更。
5)濃度調整後のCMYK画像データに対して、中間調処理を施してハーフトーン画像データを生成。
以上のような処理により、スポットカラーマッチングを適用したい色については目標色で再現しつつ、それ以外の色については色調整及び濃度調整を適用することができる。
以上のとおり本実施形態によれば、プリンタドライバにおいてPDLデータを生成する際に、印刷処理時にスポットカラーマッチングが適用される場合には色調整機能及び濃度調整機能が働かないようにする。これにより、POP印刷等のスポットカラーマッチングを適用して印刷処理を行う場合において、コーポレートカラー等の特定色をその目標色で適切に再現することが可能となる。
(その他の実施例)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。

Claims (14)

  1. 画像出力装置に画像を描画させるための描画データを生成する情報処理装置であって、
    入力画像に含まれる第1の色空間で表現される色を調整する色調整手段と、
    前記画像出力装置にて前記入力画像の描画を行う際に、前記入力画像に含まれる前記第1の色空間における特定の色を、前記画像出力装置が取り扱い可能な第2の色空間における目標の色へと変換するかどうかに応じて、前記色調整手段における調整を制御する制御手段と、
    前記入力画像について前記描画データを生成する生成手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、前記画像出力装置にて前記変換が行われる場合、前記入力画像に含まれる色のうち少なくとも前記特定の色については、前記色調整手段にて調整が行われないように制御する、
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記制御手段は、前記画像出力装置にて前記変換が行われる場合、前記入力画像に含まれるすべての色について、前記色調整手段にて調整が行われないように制御する、ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記制御手段は、前記第1の色空間における前記特定の色と前記第2の色空間における前記目標の色とを対応付けて登録した色変換リストを取得し、前記入力画像に含まれる色のうちいずれかの色が当該色変換リストに登録されている前記特定の色と一致する場合に前記画像出力装置にて前記変換が行われると判定して、前記制御を行う、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記調整のためのユーザ指示を受け付けるユーザインタフェース手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記画像出力装置にて前記変換が行われる場合、前記ユーザインタフェース手段において前記ユーザ指示が入力できないように制御する、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記制御手段は、前記調整のための値を入力するユーザインタフェース画面をグレーアウト表示することで、前記ユーザインタフェース手段において前記調整のための値が入力できないように制御する、ことを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記調整のためのユーザ指示を受け付けるユーザインタフェース手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記画像出力装置にて前記変換が行われる場合、前記ユーザインタフェース手段を介して入力された前記調整のための値に代えて予め決められた値を設定する、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記色変換リストは、前記画像出力装置に保持され、
    前記制御手段は、前記色変換リストを前記画像出力装置から取得して、前記入力画像に含まれる色のうちいずれかの色が当該色変換リストに登録されている前記特定の色と一致するかどうか判定する、
    ことを特徴とする請求項3乃至6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記画像出力装置は、前記画像を記録媒体上に描画して出力する印刷装置であり、
    前記制御手段は、前記印刷装置にて実行されるカラーマッチングの方式が前記色変換リストと関連付けられている場合、前記色変換リストを取得して、前記入力画像に含まれる色のうちいずれかの色が当該色変換リストに登録されている前記特定の色とが一致するかどうかを判定する、
    ことを特徴とする請求項3乃至7のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  9. 前記第1の色空間はRGBであり、前記第2の色空間はCMYKである、ことを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。
  10. 前記色調整手段における前記調整は、色味、明るさ、コントラストのうち少なくとも1つの調整を含むことを特徴とする請求項8又は9に記載の情報処理装置。
  11. 画像出力装置に画像を描画させるための描画データを生成する画像処理方法であって、
    入力画像に含まれる第1の色空間で表現される色を調整する色調整ステップと、
    前記画像出力装置にて前記入力画像の描画を行う際に、前記入力画像に含まれる前記第1の色空間における特定の色を、前記画像出力装置が取り扱い可能な第2の色空間における目標の色へと変換するかどうかに応じて、前記色調整ステップにおける調整を制御する制御ステップと、
    前記入力画像について前記描画データを生成する生成ステップと、
    を含み、
    前記制御ステップでは、前記画像出力装置にて前記変換が行われる場合、前記入力画像に含まれる色のうち少なくとも前記特定の色については、前記色調整ステップにて調整が行われないように制御する、
    ことを特徴とする画像処理方法。
  12. 印刷装置に印刷処理させるためのPDLデータを生成するプログラムであって、
    入力画像に含まれる第1の色空間で表現される色を調整する色調整ステップと、
    前記印刷装置にて前記入力画像を印刷処理する際に、前記入力画像に含まれる前記第1の色空間における特定の色を、前記印刷装置が取り扱い可能な第2の色空間における目標の色へと変換するかどうかに応じて、前記色調整ステップにおける調整を制御する制御ステップと、
    前記入力画像について前記PDLデータを生成する生成ステップと、
    を含み、
    前記制御ステップでは、前記印刷装置にて前記変換が行われる場合、前記入力画像に含まれる色のうち少なくとも前記特定の色については、前記色調整ステップにて調整が行われないように制御する、
    ことを特徴とするプログラム。
  13. コンピュータを、請求項1乃至10のいずれか1項に記載の情報処理装置として機能させるためのプログラム。
  14. 画像出力装置に画像を描画させるための描画データを生成する情報処理装置であって、
    入力画像に含まれる第1の色空間で表現される色の濃度を調整する濃度調整手段と、
    前記画像出力装置にて前記入力画像の描画を行う際に、前記入力画像に含まれる前記第1の色空間における特定の色を、前記画像出力装置が取り扱い可能な第2の色空間における目標の色へと変換するかどうかに応じて、前記濃度調整手段における調整を制御する制御手段と、
    前記入力画像について前記描画データを生成する生成手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、前記画像出力装置にて前記変換が行われる場合、前記入力画像に含まれる色のうち少なくとも前記特定の色については、前記濃度調整手段にて調整が行われないように制御する、
    ことを特徴とする画像処理装置。
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