JP2023142829A - プログラム及び情報処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】特定の波長成分を吸収する用紙の特性を考慮しない場合に比して、画面に表示する印刷物の画像の色味の再現性を高める。【解決手段】印刷前に印刷物の色味を再現して画面上に表示するコンピュータに、特定の波長成分の吸収により発色する色材の濃度値と、特定の波長成分の吸収に関する用紙の特性とを取得する機能と、濃度値と用紙の特性とに基づいて、印刷物の色味を再現した画像を表示する機能とを実現させるためのプログラムを提供する。【選択図】図9

Description

本発明は、プログラム及び情報処理装置に関する。
印刷前に、印刷される画像の色味を画面上で確認することがある。この確認にはプレビュー機能が用いられる。印刷前に色味を確認することで、用紙や色材の無駄が少なくなる。
カラー印刷の分野では、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)、K(黒)の4色を基本色とする。昨今では、基本色に加え、蛍光色を使用することもある。蛍光色を使用すると、基本色だけで印刷する場合よりも鮮やかな色の再現が可能になる。
特開2017-98740号公報
蛍光色に対応するトナー(以下「蛍光トナー」ともいう。)は、紫外光を吸収して発色する色材である。
ところで、紫外光の吸収は、蛍光トナーの表面側から入射する場合だけでなく、下面側から入射する場合にも生じる。下面側からの入射は、蛍光トナーの下層に位置する用紙や他のトナー層で反射された紫外光の入射に起因する。
このため、印刷に使用する用紙で吸収される紫外光が多い場合、蛍光トナーの下面側から入射する紫外光の光量が、紫外光の吸収量が少ない用紙に印刷する場合よりも少なくなる。その結果、再現される色の鮮やかさが低下してしまう。
ところが、従前のプレビュー機能では、蛍光トナーの発色を低減する用紙の特性が考慮されていない。このため、実際の印刷物の見た目と画面上に表示される画像(以下「プレビュー画像」ともいう。)の見た目に差が生じている。
本発明は、特定の波長成分を吸収する用紙の特性を考慮しない場合に比して、画面に表示する印刷物の画像の色味の再現性を高めることを目的とする。
請求項1に記載の発明は、印刷前に印刷物の色味を再現して画面上に表示するコンピュータに、特定の波長成分の吸収により発色する色材の濃度値と、当該特定の波長成分の吸収に関する用紙の特性とを取得する機能と、前記濃度値と前記用紙の特性とに基づいて、前記印刷物の色味を再現した画像を表示する機能と、を実現させるためのプログラムである。
請求項2に記載の発明は、前記特定の波長成分は、波長が短い光成分である、請求項1に記載のプログラムである。
請求項3に記載の発明は、前記特定の波長成分は紫外光である、請求項2に記載のプログラムである。
請求項4に記載の発明は、前記用紙の特性は、前記用紙の表面に入射した前記特定の波長成分の光を反射する特性である、請求項1に記載のプログラムである。
請求項5に記載の発明は、前記取得する機能は、前記用紙の銘柄の指定を通じ、前記用紙の特性を取得する、請求項1に記載のプログラムである。
請求項6に記載の発明は、前記取得する機能は、前記特定の波長成分の吸収に関する前記用紙の特性と当該用紙の銘柄とを紐付けたテーブルから、当該用紙の特性を読み出す、請求項5に記載のプログラムである。
請求項7に記載の発明は、前記取得する機能は、ユーザが入力用の画面を通じて指定した値を前記用紙の特性として取得する、請求項1に記載のプログラムである。
請求項8に記載の発明は、前記取得する機能は、印刷に使用する前記用紙を撮像した画像の青色の成分値を前記用紙の特性として取得する、請求項1に記載のプログラムである。
請求項9に記載の発明は、前記画像を表示する機能は、前記色材の色を表す第1画素値を、前記特定の波長成分の吸収が少ない基準紙に当該色材を印刷する場合の第2画素値よりも小さい値に補正する、請求項1に記載のプログラムである。
請求項10に記載の発明は、前記画像を表示する機能は、前記用紙の表面に入射した前記特定の波長成分の光を反射する特性に応じて前記第2画素値を前記第1画素値に補正する、請求項9に記載のプログラムである。
請求項11に記載の発明は、前記画像を表示する機能は、前記用紙の銘柄に紐付けられている前記用紙の特性により前記第2画素値を前記第1画素値に補正する、請求項9に記載のプログラムである。
請求項12に記載の発明は、前記画像を表示する機能は、ユーザが入力用の画面を通じて指定した前記用紙の特性により前記第2画素値を前記第1画素値に補正する、請求項9に記載のプログラムである。
請求項13に記載の発明は、前記画像を表示する機能は、印刷に使用する前記用紙を撮像した画像の青色の成分値を用いて前記第2画素値を前記第1画素値に補正する、請求項9に記載のプログラムである。
請求項14に記載の発明は、プロセッサを有し、前記プロセッサは、特定の波長成分の吸収により励起する色材の濃度値と、当該特定の波長成分の吸収に関する用紙の特性とを取得し、前記濃度値と前記用紙の特性とに基づいて、印刷物の色味を再現した画像を表示する、情報処理装置である。
請求項1記載の発明によれば、特定の波長成分を吸収する用紙の特性を考慮しない場合に比して、画面に表示する印刷物の画像の色味の再現性を高めることができる。
請求項2記載の発明によれば、波長が短い光成分で発色する色材による印刷物の画像の色味の見え方を再現できる。
請求項3記載の発明によれば、蛍光色による印刷物の画像の色味の見え方を再現できる。
請求項4記載の発明によれば、反射に関する特性の大きさにより画面に表示する印刷物の画像の色味を調整できる。
請求項5記載の発明によれば、用紙の銘柄の指定だけで画面に表示される印刷物の画像の色味を調整できる。
請求項6記載の発明によれば、テーブルに記録されている銘柄であれば、用紙の銘柄の指定だけで画面に表示される印刷物の画像の色味を調整できる。
請求項7記載の発明によれば、特定の波長成分の吸収に関する特性が不明な場合にも、画面に表示される印刷物の画像の色味を調整できる。
請求項8記載の発明によれば、特定の波長成分の吸収に関する特性が不明な場合にも、画面に表示される印刷物の画像の色味を調整できる。
請求項9記載の発明によれば、印刷に使用する用紙が色材の発色に使用する特定の波長成分を吸収する場合には、基準紙に印刷する場合の画素値に比して小さくできる。
請求項10記載の発明によれば、特定の波長成分の光を反射する特性に応じ画素値の大きさを調整できる。
請求項11記載の発明によれば、用紙の銘柄により特定される用紙の特性に応じ画素値の大きさを調整できる。
請求項12記載の発明によれば、ユーザが入力した用紙の特性に応じ画素値の大きさを調整できる。
請求項13記載の発明によれば、用紙を撮像した画像の青色の値に応じ画素値の大きさを調整できる。
請求項14記載の発明によれば、特定の波長成分を吸収する用紙の特性を考慮しない場合に比して、画面に表示する印刷物の画像の色味の再現性を高めることができる。
実施の形態で使用する印刷システムの構成例を示す図である。 制御装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 白色DLUTのデータ構造の一例を説明する図である。 制御装置の機能構成の一例を示す図である。 色が認識されるメカニズムと色紙DLUTの演算アルゴリズムを説明する図である。(A)は白色の用紙の見え方を説明する図であり、(B)は白色の用紙の表面に黄トナーで印刷された部分の色味の見え方を説明する図であり、(C)は青色の用紙の見え方を説明する図であり、(D)は青色の用紙の表面に黄トナーで印刷された部分の色味の見え方を説明する図であり、(E)は青色の用紙に基本色を用いて印刷する場合を想定した色紙DLUTの演算アルゴリズムである。 赤色の用紙の波長別の反射率を説明する図である。 蛍光トナーによる発色の原理を説明する図である。(A)は、白紙に蛍光ピンクトナーを印刷した場合の蛍光の励起量を示し、(B)は、赤紙に蛍光ピンクトナーを印刷した場合の蛍光の励起量を示す。 基本色と蛍光色を使用して非白紙に印刷する場合におけるプレビュー画像の表示に使用する色紙DLUTの演算式を説明する図である。 制御装置によるプレビュー画像の表示に関する処理動作の一例を示すフローチャートである。 蛍光色を使用しない場合のプレビュー画像の表示例を説明する図である。(A)は白紙に基本色で印刷する場合のプレビュー画像の例を示し、(B)は青紙に基本色で印刷する場合のプレビュー画像の例を示す。 蛍光色を使用する場合のプレビュー画像の表示例を説明する図である。(A)は蛍光ピンクトナーを使用して白紙に印刷する場合のプレビュー画像の例を示し、(B)は蛍光ピンクトナーを使用して赤紙に印刷する場合のプレビュー画像の例を示す。 用紙の特性である紫外光の反射率をユーザが指定する例を説明する図である。(A)は操作画面の一例を示し、(B)は実施の形態2で使用する色紙DLUTの演算式を示す。 励起波長に該当する成分の色紙DLUTの演算に必要になる用紙の特性を用紙の銘柄の指定を通じて指定する例を説明する図である。(A)は操作画面の一例を示し、(B)は用紙の銘柄と用紙の特性を紐付けたデータテーブルの例を示す。 実施の形態3で使用する色紙DLUTの演算式を説明する図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。
<実施の形態1>
<システム構成>
図1は、実施の形態で使用する印刷システム1の構成例を示す図である。
図1に示す印刷システム1は、給紙装置10と、印刷装置20と、後処理装置30、制御装置40で構成されている。
ここでの印刷システム1は画像形成システムの一例であり、印刷装置20は画像形成装置の一例であり、制御装置40は情報処理装置の一例である。
図1に示す印刷システム1は、プロダクションプリンタとも呼ばれる。もっとも、印刷システム1は、プロダクションプリンタに限らず、オフィスで使用されるプリンタや家庭で使用されるプリンタでもよい。オフィスで使用されるプリンタには、プリント機能に加え、スキャナ機能、FAXを送受信する機能等が設けられている。オフィスで使用されるプリンタと家庭で使用されるプリンタの違いは主に性能である。
図1に示す印刷システム1には、2台の給紙装置10が直列に接続されている。
給紙装置10は、用紙を印刷装置20に供給する装置である。本実施の形態の場合、給紙装置10には、カット紙が収容されている。給紙装置10には、例えば7000枚のカット紙が収容される。もっとも、給紙装置10に収容される用紙は、カット紙に限らず、ロール紙でもよい。本実施の形態の場合、用紙は、いわゆる白色紙(以下「白紙」ともいう。)に限らず、色付きの用紙(以下「非白色の用紙」という。)の使用も想定する。
ここでの白紙は、基準紙の一例である。
本実施の形態における非白紙は、用紙の全体が単色である場合に限らない。例えば用紙に含まれる色が複数でもよい。
また、非白紙は、染色された用紙に限らず、表面だけに着色した用紙も含まれる。このため、色材が印刷される面又はその下層に色が付されている用紙も、広義には非白紙に含めてもよい。ここでの用紙は、記録媒体の一例である。
図1に示す印刷システム1には、2台の印刷装置20が直列に接続されている。本実施の形態における印刷装置20は、電子写真方式により用紙に画像を印刷するエンジン(以下「印刷エンジン」ともいう。)を有している。
印刷エンジンは、帯電、露光、現像、転写、及び定着の工程を経て、用紙に画像を印刷する。印刷エンジンは、複数の色材を使用して用紙に画像を形成する形成部の一例である。画像には、いわゆる図や写真に限らず、文字も含まれる。以下では、用紙の表面に形成される図や写真をオブジェクトともいう。
本実施の形態で使用する印刷装置20は、基本色に対応する4種類のトナーと蛍光色に対応する1又は2種類のトナーを用いた印刷が可能な装置である。蛍光色に対応するトナーを、以下では、蛍光トナーという。
蛍光トナーには、ピンク、イエロー、シアンその他の蛍光色がある。蛍光トナーは、紫外光を吸収し、特定の波長を有する励起光を発生する。蛍光色は、基本色以外の色である点で「特色」とも呼ばれることもある。
印刷装置20で使用するトナーは、色材の一例である。
本実施の形態における印刷装置20は、用紙の片面に印刷する機能に加え、用紙の両面に印刷する機能も備える。画像が印刷された用紙を印刷物という。
図1に示す印刷システム1には、2台の後処理装置30が直列に接続されている。後処理装置30には、例えば同じページの印刷物を単位として位置をずらして排出する処理(すなわちスタック処理)、複数枚の用紙を針で綴るステープル処理、複数枚の用紙を粘着テープで製本する処理が設けられる。
制御装置40は、印刷装置20等の動きを制御する装置である。制御装置40は、例えばDLUT(=Direct Look Up Table)の生成、DLUTの読み出し、印刷ジョブや印刷に使用する文書データの管理、RIP(=Raster Image Processer)処理を制御する。
DLUTは、各トナー色の濃度値を各表示色の算出に使用する値に対応付けるテーブルである。DLUTは、変換テーブルの一例である。
また、制御装置40は、前述したDLUTを使用して印刷前に印刷物の色味を再現するプレビュー画像の生成も制御する。
図1の場合、制御装置40は、印刷装置20の筐体の上部に配置されているが、印刷装置20の筐体内に配置してもよい。
印刷ジョブは、文書の印刷を指示するジョブを意味する。1つの印刷ジョブには、印刷の対象である文書に対応するデータファイル(以下「文書データ」ともいう。)が含まれる。文書データのデータ形式は問わない。
文書データには、アプリケーションプログラム(以下「アプリ」という。)で生成された電子文書と、紙の文書から生成された電子化文書がある。
電子文書には、例えばいわゆるオフィスアプリで生成された電子データ、製図アプリで生成された電子データ、会計アプリで生成された電子データ、ウェブサイトを閲覧するアプリ(すなわちブラウザ)に表示されるウェブページがある。
電子化文書には、例えばスキャナから出力される電子データ、カメラから出力される電子データがある。
本実施の形態における文書データは、図形や文字などのオブジェクトを含み、各オブジェクトには色が設定されている。オブジェクトの色は、例えばC(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)、K(ブラック)、蛍光色の各濃度値で与えられる。本実施の形態では、蛍光色として蛍光ピンクを想定する。
本実施の形態における濃度値は、例えば0~100%、又は、0~255で表現される。0%又は0が最小の濃度値を示し、100%又は255が最高の濃度値を示す。
<制御装置の構成>
図2は、制御装置40のハードウェア構成の一例を示す図である。
図2に示す制御装置40は、プロセッサ41と、BIOS(=Basic Input Output System)等が記憶されたROM(=Read Only Memory)42と、プロセッサ41のワークエリアとして用いられるRAM(=Random Access Memory)43と、補助記憶装置44と、ユーザインタフェース45と、通信インタフェース46と、I/O47を有している。制御装置40の各部は、バスその他の信号線48を通じて接続されている。
プロセッサ41は、プログラムの実行を通じて各種の機能を実現するデバイスである。
本実施の形態におけるプロセッサ41は、プログラムの実行を通じ、各種の機能を実現する。プロセッサ41、ROM42、RAM43は、コンピュータとして機能する。
補助記憶装置44は、例えばハードディスク装置や半導体ストレージである。補助記憶装置44は、プログラムや印刷ジョブ等の記憶に使用される。プログラムは、OS(=Operating System)やアプリケーションプログラムの総称として使用する。
この他、補助記憶装置44には、文書データが与える各色の濃度値を、白色の用紙に印刷した場合に観察される表示色に変換するDLUT(以下「白色DLUT」という。)44Aが記憶されている。
図3は、白色DLUT44Aのデータ構造の一例を説明する図である。
データ構造の左欄は、文書データで規定されている濃度値に対応し、右欄は、表示色の算出に使用する値が対応する。
図3の場合、濃度値は、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)、K(ブラック)、蛍光色で与えられる。
一方、表示値の算出に使用する値は、R(赤)、G(緑)、B(青)の各階調値と光沢度とで与えられる。階調値は、「信号値」と呼ばれることもある。階調値は、例えば0~255で表現される。0が最小値であり、255が最高値である。光沢度は、例えば0~100%で表現される。0%が最小値であり、100%が最高値である。
図3では、具体的な数値は省略している。
図2の説明に戻る。
ユーザインタフェース45は、印刷装置20を使用するユーザの操作を受け付けるインタフェースである。ユーザインタフェース45は、例えば操作用のボタンやユーザの指先による操作を検知するタッチセンサ等の入力部と、液晶ディスプレイや有機EL(=Electro-Luminescent)ディスプレイ等の表示部とを有している。
通信インタフェース46は、他の端末等と通信するためのインタフェースである。通信インタフェース46の通信方式には有線又は無線が用いられる。通信インタフェース46の通信規格には、例えば、イーサネット(登録商標)、Wi-Fi(登録商標)等が用いられる。
I/O47は、プロセッサ41と印刷装置20(図1参照)等との通信に用いるデバイスである。
図4は、制御装置40の機能構成の一例を示す図である。図4に示す機能部は、プロセッサ41(図2参照)によるプログラムの実行を通じて実現される。
図4に示す機能部は、概略、入力受付部410と、画像処理部420と、出力部430とに分類される。
入力受付部410は、印刷物の色味の予測に必要な情報を受け付ける機能部である。
図4の場合、入力受付部410は、文書データ411と、トナー色412と、用紙色413の入力を受け付ける。文書データ411は、例えば色味が異なる複数の色をマトリクス状に配置したカラーチャートである。トナー色412は、印刷装置20が色材として使用が可能なトナーの色を示す。トナー色412は、例えばC(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)、K(ブラック)、蛍光色で与えられる。本実施の形態の場合、蛍光色として蛍光ピンクを使用する。用紙色413は、給紙装置10(図1参照)に収容されている用紙の色であり、例えばC(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)、K(ブラック)の濃度値で与えられる。
画像処理部420は、印刷物の色味を予測するプレビュー画像を生成する機能部である。
図4の場合、画像処理部420は、プレビュー画像作成部421と白色DLUT44Aで構成される。
プレビュー画像作成部421は、非白紙の表面にオブジェクトを印刷する場合に観察される色味を再現する色変換テーブル(以下「色紙DLUT」という。)の作成と、プレビュー画像の作成とを実行する機能部である。
本実施の形態におけるプレビュー画像作成部421は、文書データ411と、トナー色412と、用紙色413と、白色DLUT44Aを用いて色紙DLUTを作成する。
なお、作成された色紙DLUTは、補助記憶装置44(図2参照)に記憶される。
プレビュー画像作成部421は、白紙DLUTと色紙DLUTの参照により、文書データ411で指定されているオブジェクトの色を、非白紙に印刷した場合の見え方を再現する色に変換したプレビュー画像を作成する。
出力部430は、印刷物の色味を予測するプレビュー画像を表示部に表示する機能部である。
図4の場合、出力部430は、プレビュー部431で構成される。プレビュー部431は、プレビュー画像作成部421で作成されたプレビュー画像を表示部に表示する。本実施の形態におけるプレビュー画像は、3次元でプレビュー表示される。
<色紙DLUTの演算アルゴリズム>
以下では、図5~図8を使用し、色紙DLUTの演算アルゴリズムを説明する。
図5は、色が認識されるメカニズムと色紙DLUTの演算アルゴリズムを説明する図である。(A)は白色の用紙の見え方を説明する図であり、(B)は白色の用紙の表面に黄トナーで印刷された部分の色味の見え方を説明する図であり、(C)は青色の用紙の見え方を説明する図であり、(D)は青色の用紙の表面に黄トナーで印刷された部分の色味の見え方を説明する図であり、(E)は青色の用紙に基本色を用いて印刷する場合を想定した色紙DLUTの演算アルゴリズムである。
図5(A)~(D)の各図では、自然光としてのR(赤)、G(緑)、B(青)の入射と反射を矢印により表している。
下向きの矢印は入射光を示し、上向きの矢印は反射光を示す。なお、矢印の長さは、光の強度を表している。
図5(A)では、白色の用紙に入射する光成分の強度と白色の用紙で反射する光成分の強度がほぼ同じである。このため、R(赤)、G(緑)、B(青)が混合されて白く見えている。
ところで、B(青)の成分は、黄トナーに吸収される性質がある。このため、図5(B)では、B(青)の反射光の成分の強度だけが少なくなっている。結果的に、R(赤)の成分とG(緑)の成分が混合されて黄色く見えている。
なお、図5では、吸収される成分の量の違いを円の大きさで表している。
一方、図5(C)では、B(青)の成分だけ、入射時と同等の光成分が青色の用紙で反射され、R(赤)とG(緑)の成分の一部は、青色の用紙で吸収されている。図5(C)に示すように、青色の用紙からの反射光は、B(青)が支配的になる。結果的に、青色の用紙は、青く見えることになる。
なお、R(赤)の成分は、G(緑)の成分よりも青色の用紙での吸収量が大きい。このため、図5(C)におけるR(赤)の成分の吸収を表す円はG(緑)の成分の吸収を表す円よりも大きく、反射光の強度を表す矢印の長さはR(赤)の成分の方がG(緑)の成分よりも短い。
図5(D)は、青色の用紙に黄トナーを印刷すると緑っぽく見えるメカニズムを表している。図5(D)に示すように、R(赤)とG(緑)の成分については、図5(C)で説明した吸収が発生し、B(青)の成分については図5(B)で説明した吸収が発生する。
この結果、黄トナーを透過して外に出力される反射光の成分は、G(緑)の成分が支配的となる。このため、緑っぽく見えることになる。
図5(E)は、基本色を使用して非白紙に印刷する場合におけるプレビュー画像の表示に使用する色紙DLUTの演算式を表している。

色紙DLUT[RGB] = 色紙[RGB] × 白紙DLUT[RGB] / 白紙[RGB]

色紙[RGB]は、印刷に使用する色紙、すなわち非白紙の表示色を与える信号値であり、RGB値で与えられる。白紙[RGB]は、白紙に印刷する場合の表示色を与える信号値であり、RGB値で与えられる。
印刷に白紙を使用する場合、分子と分母に同じ値が現れるので、白紙DLUT[RGB]だけの式になる。
なお、分母の値は、非白紙での吸収の影響を白色の用紙に対する相対値として規格化するために用いられる。
なお、図5(E)における[RGB]は、プレビュー画像の表示色であるR(赤)、G(緑)、B(青)に対応する。
図6は、赤色の用紙の波長別の反射率を説明する図である。縦軸は反射率であり、横軸は光の波長である。反射率は、用紙が特定の波長の成分の光を反射する特性の一例である。ところで、用紙による特定の波長の反射と吸収にはエネルギー保存の法則が成立する。このため、換言すると、反射率は、特定の波長の成分の光を吸収する特性の一例でもある。
図6の場合、横軸には、波長が短い方から長い方向に、UV(紫外波長)、B(青波長)、G(緑波長)、R(赤波長)が配列されている。すなわち、UV(紫外波長)は、もっとも波長が短い光成分であり、B(青波長)は次に波長が短い光成分である。
図6には、赤色の用紙(以下「赤紙」という。)の波長別の反射率が曲線で示されている。UV(紫外波長)、B(青波長)、G(緑波長)の反射率は低く、R(赤波長)の反射率は高い。つまり、赤紙では、紫外光の反射光が少ないことを示している。
なお、エネルギー保存の法則により、反射率が高いことは吸収率が低いことを意味する。また、反射率が低いことは吸収率が高いことを意味する。
図7は、蛍光トナーによる発色の原理を説明する図である。(A)は、白紙に蛍光ピンクトナーを印刷した場合の蛍光の励起量を示し、(B)は、赤紙に蛍光ピンクトナーを印刷した場合の蛍光の励起量を示す。
図7(A)及び(B)の場合も、自然光としてのR(赤)、G(緑)、B(青)の入射と反射を矢印により表している。
下向きの矢印は入射光を示し、上向きの矢印は反射光を示す。矢印の長さは、光の強度を表している。
図7(A)には、蛍光ピンクトナーを透過して白紙に入射する光成分と、白紙の反射光として蛍光ピンクトナーを透過して外部に出力する光成分を表している。
図7(A)の場合、R(赤)の入射光の強度と反射光の強度はほぼ同じである。G(緑)の光成分は、蛍光ピンクトナーにおける吸収量が大きい。このため、G(緑)の反射光の強度は、入射光の強度の概略半分である。B(青)の光成分も、蛍光ピンクトナーで吸収されるが、その吸収量はG(緑)の光成分よりも少ない。このため、図7(A)では、B(青)の反射光の強度を、G(緑)の反射光よりも大きく描いている。
ところで、図7(A)では、紫外光をB(青)とみなして反射光を描いている。つまり、紫外光の入射光と反射光の強度は、B(青)の強度と同じとみなしている。
この場合、蛍光ピンクトナーでは、紫外光の入射光と反射光の両方の吸収により強度の高い励起光が発生する。
励起光の色はピンク色であるので、図7(A)では、励起光を示す矢印を、R(赤)の反射光を示す矢印の先端に追加している。つまり、紙面側から出力されるR(赤)の成分は、蛍光ピンクトナーを用いない場合よりも増加している。結果的に、蛍光感が強く現れて見える。
図7(B)の場合、赤紙で反射して外部に出力されるR(赤)の成分の強度は、入射光の強度と同等である。赤紙で反射して外部に出力されるG(緑)の成分の強度は、白紙で反射される場合よりも小さくなる。赤紙で反射して外部に出力されるB(青)の成分の強度は、白紙で反射される場合よりも更に小さくなる。図7(B)の例では、B(青)の反射光の強度は、入射光の3分の1ほどである。
もっとも、図7(B)では、励起光の発生に寄与する紫外光の成分は、入射光の成分のみを想定している。このため、図7(B)では、B(青)の入射光の吸収により励起光が発生している。この励起光の強度は、白紙の場合に比して小さい。このため、図7(B)では、R(赤)の反射光を示す矢印の先端に追加する励起光を示す矢印の長さが短くなっている。結果的に、蛍光感が弱く見える。
図8は、基本色と蛍光色を使用して非白紙に印刷する場合におけるプレビュー画像の表示に使用する色紙DLUTの演算式を説明する図である。
図8の場合も、蛍光ピンクを赤紙に印刷する場合を想定している。このため、蛍光色と用紙の色の組み合わせが異なる場合には、図8に示す演算式におけるR、G、Bの項目を入れ替える必要がある。
前述したように、蛍光ピンクトナーを赤紙に印刷する場合、励起光はR(赤)の強度を高めるが、G(緑)とB(青)の強度とは無関係である。
そこで、印刷に使用する各色の濃度値と表示色の算出に使用する値とを対応付ける色紙DLUTを、励起波長に該当しない成分用と、励起波長に該当する成分用とに分ける。
<励起波長に該当しない成分の色紙DLUTの演算式>
本実施の形態の場合、励起波長に該当する成分はG(緑)とB(青)である。このため、本実施の形態の場合、励起波長に該当する成分の色紙DLUTは、色紙DLUT[GB]となる。色紙DLUT[GB]は、次式で与えられる。

色紙DLUT[GB]=色紙[GB] × 白紙DLUT[GB] / 白紙[GB]
ここでの色紙[GB]は、非白紙に蛍光トナーを印刷する場合に発生する励起光が影響しない色成分の信号値である。すなわち、G(緑)とB(青)の信号値である。
白紙[GB]は、白紙に蛍光トナーを印刷する場合の表示色の信号値である。すなわち、G(緑)とB(青)の信号値である。
白紙DLUT[GB]は、文書データが与える各色の濃度値を、白色の用紙に印刷した場合に観察される表示色に変換するDLUTのうちG(緑)とB(青)の部分である。
<励起波長に該当する成分の色紙DLUTの演算式>
本実施の形態の場合、励起波長に該当する成分はR(赤)である。このため、以下では、R(赤)用の色紙DLUTについて説明する。

励起波長に該当する成分の色紙DLUT[R]

=色紙[R] × 白紙DLUT[R] / 白紙[R]-A
ここでの色紙[R]は、非白紙に蛍光トナーを印刷する場合に発生する励起光が影響する色成分の信号値である。すなわち、R(赤)の信号値である。
白紙[R]は、白紙に蛍光トナーを印刷する場合の表示色の信号値である。すなわち、R(赤)の信号値である。
白紙DLUT[R]は、文書データが与える各色の濃度値を、白色の用紙に印刷した場合に観察される表示色に変換するDLUTのR(赤)の部分である。
以上の成分は、色の違いを除き、励起波長に該当しない成分の演算式と同じである。
本実施の形態の場合、非白紙による紫外光の吸収は、R(赤)の信号分を弱めることになる。そこで、本来は励起しない量Aを減算している。
ここでの「本来は励起しない量A」は、次式で与えられる。

A=白紙での信号増分(励起分) × 色紙で本来励起しない比率 × 色紙[R] / 白紙[R]

このうち、「白紙での信号増分(励起分)」は、次式で与えられる。
白紙での信号増分(励起分)=白紙DLUT[R] - 白紙DLUT[R(S=0)]

第1項である白紙DLUT[R]は、特色Sである蛍光トナーを印刷に用いる場合の白紙DLUTのR(赤)の部分である。
第2項である白紙DLUT[R(S=0)]は、特色Sである蛍光トナーを印刷に用いない場合の白紙DLUTのR(赤)の部分である。
従って、第1項と第2項の差分が、蛍光トナーによる励起光分の信号値を表すことになる。
また、「色紙で本来励起しない比率」は、次式で与えられる。

色紙で本来励起しない比率 =1 - (255 + 色紙[B]) / (255 + 白紙[B])

第2項の分子のうち色紙[B]は、励起光の発生に寄与する表示色であるB(青)の色紙での信号値を示している。この信号値は、図7(B)におけるB(青)の反射光に相当する。なお、255は、入射光の光量を最大値に対応する。
つまり、第2項の分子は、図7(B)の入射光の矢印と反射光の矢印の和に相当する。
第2項の分母は、励起光の発生に寄与する表示色であるB(青)の白紙での信号値を示している。この信号値は、図7(A)におけるB(青)の反射光に相当する。なお、255は、入射光の光量を最大値に対応する。
つまり、第2項の分母は、図7(A)の入射光の矢印と反射光の矢印の和に相当する。
従って、第2項の数値は、励起光の発生に寄与するB(青)の成分が、白紙に印刷する場合のどれくらいの割合になるかを表している。例えば「0.7」になることを表している。
そこで、「0.7」を「1」から減算することにより、赤紙を使用することによるB(青)の成分の減少分の比率を計算している。
結果として、本来は励起しない量Aが計算されることになる。
<処理動作例>
図9は、制御装置40によるプレビュー画像の表示に関する処理動作の一例を示すフローチャートである。図中に示す記号のSはステップを意味する。
なお、図9に示す処理動作は、プロセッサ41(図2参照)によるプログラムの実行を通じて制御される。
図9に示す処理動作は、プロセッサ41が、例えば印刷前に印刷物の色味を再現するプレビュー画像の表示を受け付けた場合に開始される。
まず、プロセッサ41は、文書データ、トナー色、用紙色を受け付ける(ステップ1)。トナー色は、印刷装置20(図1参照)が実際に使用可能なトナーの色である。前述したように、トナー色には、基本色と特色がある。本実施の形態では、特色として蛍光色を想定する。用紙色には、文書データの印刷に使用する用紙の色が与えられる。
次に、プロセッサ41は、白色DLUTを取得する(ステップ2)。
白色DLUTを取得すると、プロセッサ41は、色紙DLUTを作成する(ステップ3)。色紙DLUTは、図8により算出が可能である。
次に、プロセッサ41は、色紙DLUTを使用して文書データの色を変換する(ステップ4)。具体的には、文書データの色を、赤(R)、緑(G)、青(B)の各階調値と光沢度に変換する。
最後に、プロセッサ41は、ステップ1で受け付けた用紙色と、ステップ4で算出された信号値を用いて作成したプレビュー画像を表示する(ステップ5)。
本実施の形態では、プレビュー画像は、制御装置40の表示部に表示される。
<プレビュー画像の表示例>
図10は、蛍光色を使用しない場合のプレビュー画像の表示例を説明する図である。(A)は白紙に基本色で印刷する場合のプレビュー画像の例を示し、(B)は青紙に基本色で印刷する場合のプレビュー画像の例を示す。
図10(A)及び(B)は、同じカラーチャートを用紙に印刷する場合を想定している。
図10(A)の場合、用紙が白色なのでカラーパッチの色はほぼ入力値のまま再現される。このため、3行4列目のカラーパッチは黄色として表示される。
ところが、用紙が青色の場合には、図5(D)で説明したように、図10(B)では、3行4列目のカラーパッチを緑色と表記している。
図11は、蛍光色を使用する場合のプレビュー画像の表示例を説明する図である。(A)は蛍光ピンクトナーを使用して白紙に印刷する場合のプレビュー画像の例を示し、(B)は蛍光ピンクトナーを使用して赤紙に印刷する場合のプレビュー画像の例を示す。
図11(A)及び(B)は、同じカラーチャートを用紙に印刷する場合を想定している。
図11(A)の場合、用紙が白色であるが、いずれのカラーパッチも蛍光感が強いプレビュー画像が表示される。
図11(B)の場合、用紙が赤色となり、蛍光ピンクトナーが励起に使用可能な紫外光が白紙よりも減少する。このため、蛍光感が弱いプレビュー画像が表示される。
<まとめ>
以上説明しように、本実施の形態では、紫外光の吸収量が多い用紙に蛍光トナーを印刷する場合には、蛍光トナーで発生する励起光が少なくなり、蛍光感が弱まる特性に着目する。
本実施の形態では、紫外光に近い波長を有するB(青)の成分に着目し、蛍光トナーによる励起光に該当する成分と該当しない成分についてそれぞれDLUTを算出する演算式を提案する。
この結果、非白紙に蛍光色を使用して文書データのイメージを印刷する場合における色味が実際に観察される色味に近いプレビュー画像を生成することが可能になる。
<実施の形態2>
本実施の形態では、色紙DLUTの他の生成例について説明する。
なお、印刷システム1(図1参照)の構成と、印刷システム1を構成する印刷装置20のハードウェア構成及び機能構成は実施の形態1と同じである。
図12は、用紙の特性である紫外光の反射率αをユーザが指定する例を説明する図である。(A)は操作画面の一例を示し、(B)は実施の形態2で使用する色紙DLUTの演算式を示す。
図12(A)は、ユーザインタフェース45の表示部に表示される操作画面の一例を示している。図12(A)に示す操作画面は、入力用の画面の一例である。
図12(A)に示す操作画面には、「紫外光の反射率αの設定」との表題451が表示されている。
また、ユーザに求める操作の内容452として「反射率αを0から1の間の数値で指定してください」が表示されている。図12(A)の場合、基準紙としての白紙における紫外光の反射率を「1」とする。ここでは、「1」が最大値である。すなわち、非白紙の反射率αを、白紙における紫外光の反射率に対する相対値として与える。
図12(A)の場合、反射率αの指定には、スライダバー453を使用する。スライダバー453に対応する棒状の領域には「0」から「1」までの数値が記載されている。反射率αは、マウスカーソル等の操作により、スライダ453Aを左右に移動させることにより指定することが可能である。
図12(A)の場合、数値欄454が設けられており、スライダ453Aの位置に対応する数値が表示される。ここでは「0.6」の数値が表示される。なお、ボタン455が操作されると指定された数値が確定される。
図12(B)は、基本色と蛍光色を使用して非白紙に印刷する場合におけるプレビュー画像の表示に使用する色紙DLUTの演算式を説明する図である。
図12の場合も、蛍光ピンクを赤紙に印刷する場合を想定する。このため、蛍光色と用紙の色の組み合わせが異なる場合には、図12に示す演算式におけるR、G、Bの項目を入れ替える必要がある。
<励起波長に該当しない成分の色紙DLUTの演算式>
本実施の形態の場合も、蛍光ピンクトナーを印刷に使用する。このため、励起波長に該当しない成分はG(緑)とB(青)になる。
よって、励起波長に該当しない成分の色紙DLUTは、図5(E)で説明した色紙DLUT[RGB]の[GB]部分と同じになる。
すなわち、文書データの濃度値に紐付けられるプレビュー画像の表示色の計算に使用する値は、以下の式で与えられる。

色紙DLUT[GB]=色紙[GB] × 白紙DLUT[GB] / 白紙[GB]

ただし、白紙[GB]及び白紙DLUT[GB]は、励起光の光量が最大である場合を想定した信号値を使用する。
<励起波長に該当する成分の色紙DLUTの演算式>
本実施の形態の場合、励起波長に該当する成分はR(赤)である。このため、励起波長に該当する成分の色紙DLUTは、色紙DLUT[R]となる。
前述したように、赤紙に印刷された蛍光ピンクトナーが励起光の発生に使用可能な紫外光は、白紙に印刷された蛍光ピンクトナーが励起光の発生に使用可能な紫外光よりも少なくなる。その理由は、赤紙の表面側から蛍光ピンクトナーに入射する紫外光の光量が白紙よりも少なくなるためである。
励起光の発生に使用可能な紫外光の総量の低下の算出には、実施の形態1で説明したような演算が必要となる。
本実施の形態では、励起波長に該当する成分の色紙DLUTを簡易に計算する手法を提案する。
具体的には、白紙に蛍光トナーを印刷した場合に励起光の発生に使用可能な紫外光の総量を基準値として使用し、非白紙に蛍光トナーを印刷した場合に低下する励起光の発生に使用可能な紫外光の総量を基準値に対する相対値として与える。
以下では、相対値の一例として非白紙の反射率αを使用する。ここでの非白紙の反射率αは、白紙の反射率αを「1」とする相対値に正規化されている。
反射率αの違いによる紫外光の低下は、赤紙の表面から蛍光トナーに入射する紫外光の低下にのみ作用するが、この実施の形態では、蛍光トナーが励起光の発生に使用可能な紫外光の総量を低下させる指標として使用する。
この場合、色紙DLUT[R]は、次式で与えられる。

色紙DLUT[R]=(色紙[R] × 白紙DLUT[R] / 白紙[R]) × α
この演算式で作成した色紙DLUTの使用により、赤紙に蛍光ピンクトナーを印刷した部位のR(赤)の信号値は、白紙に蛍光ピンクトナーを印刷した部位のR(赤)の信号値よりも小さい値に補正されることになる。
なお、「赤紙に蛍光ピンクトナーを印刷した部位のR(赤)の信号値」は第1画素値の一例であり、「白紙に蛍光ピンクトナーを印刷した部位のR(赤)の信号値」は第2画素値の一例である。
白紙は、紫外光の吸収が少ない基準紙の一例である。
ところで、本実施の形態では、励起光の発生に使用可能な紫外光の総量を低下させる指標として用紙の「反射率α」を使用しているが、「反射率α」に代えて「紫外光を反射する特性」を表す他の指標を使用してもよい。
例えば図7(A)におけるR(赤)の励起光の成分を加算した反射光の強度に対する、図7(B)におけるR(赤)の励起光の成分を加算した反射光の強度の比を表す0以上1以下の数値を使用してもよい。
この場合、図12(A)で入力する数値は、反射率αではなく、「用紙の特性」や「反射の特性」を表す数値となる。
また、反射率αに代えて、非白紙が紫外光を吸収する特性を表す吸収率βを使用してもよい。吸収率βは、エネルギー保存の法則により、β=1-αとしての計算が可能である。
吸収率βは、反射率αが高いほど小さい値になり、反射率αが小さいほど大きい値になる。なお、白紙の吸収率βを「1」とする。
吸収率βを使用する場合、色紙DLUT[R]は、次式として定義する。

色紙DLUT[R]=(色紙[R] × 白紙DLUT[R] / (白紙[R])× (1-β)
この演算式によれば、吸収率βが大きいほど励起波長に該当する成分の信号値は小さくなる。
反対に、吸収率βが小さいほど励起波長に該当する成分の信号値は大きくなり、白紙の信号値に近づく。
図12では、ユーザが操作画面を通じて数値を入力する場合について説明したが、用紙の銘柄等の指定を通じ、励起波長に該当する成分の色紙DLUTの演算に必要な数値を指定してもよい。
図13は、励起波長に該当する成分の色紙DLUTの演算に必要になる用紙の特性を用紙の銘柄の指定を通じて指定する例を説明する図である。(A)は操作画面の一例を示し、(B)は用紙の銘柄と用紙の特性を紐付けたデータテーブルの例を示す。
図13(A)は、ユーザインタフェース45の表示部に表示される操作画面の一例を示している。図13(A)に示す操作画面は、入力用の画面の一例である。
図13(A)に示す操作画面には、「用紙の銘柄の指定」との表題456が表示されている。
また、ユーザに求める操作の内容457として「用紙の銘柄を指定してください」が表示されている。
図13(A)には、チェックボックスに対応付けて銘柄名と品質情報を含む一覧458が表示されている。ユーザは、反射率αや吸収率βその他の用紙の特性を数値として知らなくても、チェックボックスにチェックを入れるだけでよい。なお、ボタン459が操作されると、ユーザによる銘柄の指定が確定される。
図13(B)に示すデータテーブルは、用紙の銘柄名に用紙の特性が紐付けられている。このデータテーブルに登録されている銘柄名が、図13(A)に示す操作画面に表示される。
なお、用紙の特性には、例えば反射率その他の特定の波長成分の光を反射する特性、吸収率その他の特定の波長成分の光を吸収する特定、励起光の発生に使用可能な特定の波長の総量の低下を表す指標が含まれる。
いずれにしても、ユーザは、用紙の銘柄を指定するだけでよい。
<実施の形態3>
本実施の形態でも、色紙DLUTの他の生成例について説明する。
なお、印刷システム1(図1参照)の構成と、印刷システム1を構成する印刷装置20のハードウェア構成及び機能構成は実施の形態1と同じである。
本実施の形態では、蛍光トナーを印刷した白紙の表面と非白紙の表面を事前に撮像する。用紙の表面を撮像した画像から、励起光の発生に寄与する紫外波長に近いB(青)の成分の信号値を、撮像された画像から取得する。
このB(青)の成分の信号値の取得は、図7(A)と図7(B)におけるB(青)の信号値の取得に相当する。ここでの信号値は、B(青)の成分値の一例である。
本実施の形態では、図7(A)に対応する画像から取得されるB(青)の信号値に対する、図7(B)に対応する画像から取得されるB(青)の信号値の比を、用紙から反射されて外部に出力される紫外光の特性と推定する。
図14は、実施の形態3で使用する色紙DLUTの演算式を説明する図である。
図14に示す色紙DLUTも、励起波長に該当しない成分と、励起波長に該当する成分とに分けて生成する。
<励起波長に該当しない成分の色紙DLUTの演算式>
本実施の形態の場合も、蛍光ピンクトナーを印刷に使用する。このため、励起波長に該当しない成分はG(緑)とB(青)になる。
よって、励起波長に該当しない成分の色紙DLUTは、図5(E)で説明した色紙DLUT[GB]と同じになる。
すなわち、文書データの濃度値に紐付けられるプレビュー画像の表示色の計算に使用する値は、以下の式で与えられる。

色紙DLUT[GB]=色紙[GB] × 白紙DLUT[GB] / 白紙[GB]
<励起波長に該当する成分の色紙DLUTの演算式>
本実施の形態の場合、励起波長に該当する成分はR(赤)である。このため、励起波長に該当する成分の色紙DLUTは、色紙DLUT[R]となる。
前述したように、本実施の形態では、用紙による紫外光の吸収の影響を、紫外光の波長に近いB(青)の成分の画像の信号値を用いて推定する。
この場合、色紙DLUT[R]は、次式で与えられる。

色紙DLUT[R]

=(色紙[R] × 白紙DLUT[R] / 白紙[R])× 色紙[B] / 白紙[R]
この式では、実施の形態2における反射率αの代わりに、色紙[B] / 白紙[R]を使用する。前述したように、色紙[B] / 白紙[R]は、印刷に使用する用紙による紫外光の反射の特性を表している。
本実施の形態では、蛍光トナーを印刷した白紙の画像と蛍光トナーを印刷した非白紙の画像の撮像が必要になるが、反射率αや吸収率β等の用紙の特性が未知である用紙を印刷に使用する場合にも、任意の文書データを非白紙に印刷した場合の見え方を高い精度で再現することが可能になる。
<他の実施の形態>
(1)以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明の技術的範囲は前述した実施の形態に記載の範囲に限定されない。前述した実施の形態に、種々の変更又は改良を加えたものも、本発明の技術的範囲に含まれることは、特許請求の範囲の記載から明らかである。
(2)前述の実施の形態では、制御装置40(図1参照)が印刷装置20(図1参照)の筐体の上部に配置されているが、ネットワークや信号線を通じて接続された独立した情報処理装置、例えばサーバとして実現してもよい。
(3)前述の実施の形態では、蛍光色の色材の例としてトナーを例示しているが、色材はインクでもよい。
(4)前述の実施の形態では、特定の波長成分の吸収により発色する色材の一例として蛍光トナーを例示したが、特定の波長成分は紫外波長UVに限定されない。
(5)前述の実施の形態では、紫外波長の成分を吸収する特性を有する用紙を非白紙と表記したが、前述した技術は、紫外波長の成分を吸収する特性を有する白色にも適用が可能である。
(6)前述した実施の形態におけるプロセッサは、広義的な意味でのプロセッサを指し、汎用的なプロセッサ(例えばCPU等)の他、専用的なプロセッサ(例えばGPU(=Graphical Processing Unit)、ASIC(=Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(=Field Programmable Gate Array)、プログラム論理デバイス等)を含む。
また、前述した各実施の形態におけるプロセッサの動作は、1つのプロセッサが単独で実行してもよいが、物理的に離れた位置に存在する複数のプロセッサが協働して実行してもよい。また、プロセッサにおける各動作の実行の順番は、前述した各実施の形態に記載した順番のみに限定されるものでなく、個別に変更してもよい。
1…印刷システム、10…給紙装置、20…印刷装置、30…後処理装置、40…制御装置、41…プロセッサ、44A…白色DLUT、410…入力受付部、411…文書データ、412…トナー色、413…用紙色、420…画像処理部、421…プレビュー画像作成部、430…出力部、431…プレビュー部

Claims (14)

  1. 印刷前に印刷物の色味を再現して画面上に表示するコンピュータに、
    特定の波長成分の吸収により発色する色材の濃度値と、当該特定の波長成分の吸収に関する用紙の特性とを取得する機能と、
    前記濃度値と前記用紙の特性とに基づいて、前記印刷物の色味を再現した画像を表示する機能と、
    を実現させるためのプログラム。
  2. 前記特定の波長成分は、波長が短い光成分である、
    請求項1に記載のプログラム。
  3. 前記特定の波長成分は紫外光である、
    請求項2に記載のプログラム。
  4. 前記用紙の特性は、前記用紙の表面に入射した前記特定の波長成分の光を反射する特性である、
    請求項1に記載のプログラム。
  5. 前記取得する機能は、前記用紙の銘柄の指定を通じ、前記用紙の特性を取得する、
    請求項1に記載のプログラム。
  6. 前記取得する機能は、前記特定の波長成分の吸収に関する前記用紙の特性と当該用紙の銘柄とを紐付けたテーブルから、当該用紙の特性を読み出す、
    請求項5に記載のプログラム。
  7. 前記取得する機能は、ユーザが入力用の画面を通じて指定した値を前記用紙の特性として取得する、
    請求項1に記載のプログラム。
  8. 前記取得する機能は、印刷に使用する前記用紙を撮像した画像の青色の成分値を前記用紙の特性として取得する、
    請求項1に記載のプログラム。
  9. 前記画像を表示する機能は、前記色材の色を表す第1画素値を、前記特定の波長成分の吸収が少ない基準紙に当該色材を印刷する場合の第2画素値よりも小さい値に補正する、
    請求項1に記載のプログラム。
  10. 前記画像を表示する機能は、前記用紙の表面に入射した前記特定の波長成分の光を反射する特性に応じて前記第2画素値を前記第1画素値に補正する、
    請求項9に記載のプログラム。
  11. 前記画像を表示する機能は、前記用紙の銘柄に紐付けられている前記用紙の特性により前記第2画素値を前記第1画素値に補正する、
    請求項9に記載のプログラム。
  12. 前記画像を表示する機能は、ユーザが入力用の画面を通じて指定した前記用紙の特性により前記第2画素値を前記第1画素値に補正する、
    請求項9に記載のプログラム。
  13. 前記画像を表示する機能は、印刷に使用する前記用紙を撮像した画像の青色の成分値を用いて前記第2画素値を前記第1画素値に補正する、
    請求項9に記載のプログラム。
  14. プロセッサを有し、
    前記プロセッサは、
    特定の波長成分の吸収により励起する色材の濃度値と、当該特定の波長成分の吸収に関する用紙の特性とを取得し、
    前記濃度値と前記用紙の特性とに基づいて、印刷物の色味を再現した画像を表示する、
    情報処理装置。
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