JP2009518197A - インクの重なりを含む図版を印刷するシステム - Google Patents

インクの重なりを含む図版を印刷するシステム Download PDF

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Abstract

インクが重なった図版を有する文書を印刷する機構を与えるシステムおよび方法。本システムおよび本方法の特徴のひとつには、文書を、プリンター制御システムを有するプリンターへと送信することが含まれる。このプリンター制御システムは、重なり領域を検出して、図版を別々の単位領域(atomic regions)へと平坦化する。プリンター制御システムは、単位領域内の色が、プリンターで標準色(プロセスカラー)もしくは特別色(スポットカラー)として使用可能であるのかどうかを検出する。利用不能な特別色は、標準色へと変換し、利用可能な特別色と混ぜる。
【選択図】図2

Description

〔優先権の主張〕
本PCT出願は、U.S. Patent Application Serial No. 11/291,805(2005年11月30日出願)"SYSTEMS AND METHODS FOR PRINTING ARTWORK CONTAINING OVERLAPPED INKS"の優先権を35 U.S.C. §120もしくは§365(c)により主張し、その出願日の利益を請求する。
〔分野〕
本実施形態群は概して電子図版の処理に関し、より具体的には、重なったインクを含んだ電子図版の印刷に関する。
〔著作権の限定的抛棄〕
本特許文献の開示の一部には、著作権保護の対象となるものが含まれている。本著作権者は、本特許文献/開示が米国特許商標庁に記録された事実を以って、本文献/開示を何人も複製することを認める。しかし、その他一切の権利についてはこれを留保する。
色のついた図版やテキストを文書に含めたい場合がある。色をつければ文書はより興味を惹起する有用なものになりえる。加えて、文書や図版をつくるための多くのソフトウェアアプリケーションでは、色を定めるための数多の機構や色を使った数多の効果を使うことができる。
文書中の色仕様では通常、二種類の色(標準色(プロセスカラー)と特別色(スポットカラー))のうちの一方を用いる。標準色とは、色空間内の他の色を組み合わせて印刷できる色のことである。色空間内の色というと、赤、緑、および青(RGB色空間)、または、シアン、マゼンタ、黄、および黒(CMYK色空間)などである。特別色とは、特別な混合でできる色のことである。
旧来の印刷ワークフローでは、印刷機器の機能では、その印刷機器が持っていない特別色インクを使用している図版の色彩を保つことはほとんどできないかもしくはまったくできず、特に、そうした図版が重なりあった色を含んでいたときには尚更であった。特別色は印刷の前に除去されて標準色に置換されるか(しかも大抵は、最終的な印刷機器に関する確実な知識が欠けたままに行われる)、あるいは、図版をそのまま(工夫もせずに)印刷して酷い結果となるか、である。
特別色の任意の組を用いた図版は、そのままに印刷可能である。頁記述言語(PostScriptなど)を、その利用不能なインクについての色記述をfallback(フォールバック)することを許容する機能を発揮しつつ使うことで、利用不能な特別色の外観をそれなりに良好に維持できる――ただしそれは、色の重なりのない不透明な対象物として使う限りにおいて、そして図版をつくったアプリケーションの使ったfallback色を最終的な印刷機器が上手く扱える限りにおいてはの話である。こうした手法には、図版の記述の移植性を保てるという利点はあるものの、上述した制限は現実世界のほとんどの図版にとっては受け容れ難い。
あるいは別の手法として、図版を前処理して、印刷前に元の特別色の代わりに同等の標準色のみを使うように変換することも可能である。こうした特別色は、同等の標準色で単純に置換される。この標準色をどう択んだか、そして推定した出力色特性に合ったデバイスで図版が印刷されるかどうかに依って、こうした標準色を印刷した際に元の特別色のイ
ンクに似たり似なかったりする。重なった標準色領域に関しては、その領域での標準色の組み合わせに依り、重なった特別色にいくぶん似たように見えたり見えなかったりする。
加えて、前処理工程では通常、管理が必要となりうるひとつもしくは複数の新たなファイルを作成するため、一般的に前処理により印刷ワークフロー中のファイル管理オーバーヘッドが増大してしまうことがある。
本システムおよび方法では、インクが重なった図版を有する文書を印刷する機構を提供する。本システムおよび本方法の特徴のひとつには、文書を、プリンター制御システムを有するプリンターへと送信することが含まれる。このプリンター制御システムは、重なり領域を検出して、図版を別々の単位領域(atomic regions)へと平坦化(flatten)する。プリンター制御システムは、単位領域内の色が、プリンターで標準色もしくは特別色として使用可能であるのかどうかを検出する。利用不能な特別色は、標準色へと変換し、利用可能な特別色と混ぜる。
本出願では、さまざまな範囲のシステム、方法、およびコンピュータが読取可能な媒体について述べる。この発明の開示にて述べる本出願の特徴と効果に加えて、実施形態にかかるさらなる特徴と効果についても、図面を参照して後述する詳細な説明を読むことで明らかとなってくるであろう。
以降の、実施形態例にかかる詳細な説明では、付随する図面を参照しており、この図面は本明細書の一部であって、本発明を実施可能な特定の実施形態例を説明するために示しているものである。これらの実施形態については、当業者が本発明の実施形態を実施可能な程度に充分に詳細に説明してある。なお、詳細な説明の範疇から逸脱すること無く、他の実施形態を利用して論理的・機械的・電気的・その他の変更を施すことができる、ということに留意されたい。
以降の詳細な説明のうちのいくらかは、コンピュータメモリ内のデータビットでの動作に関するアルゴリズムおよびシンボリック表現の用語で示してある。こうしたアルゴリズム的な記載および表現は、データ処理技術についての当業者が他の当業者へ作業の実体を伝える際にもっとも効率的なものとして使われている。本明細書では(そして一般的にも)アルゴリズムとは、所望の結果を導く動作の自己無撞着的なシーケンスであるとして理解されている。こうした動作は、物理量を物理的に操作することを要するものである。通常は(必須であるとは云えないにせよ)、こうした物理量は電気的信号もしくは磁気的信号の形態をとり、格納され、伝送され、併合され、比較され、および何らかの他の操作を受けることができる。共用したいという理由からを筆頭に話をわかりやすくしたいときには、こうした信号のことを、ビット、値、要素、シンボル、文字、ターム、もしくは数、などと呼ぶ。しかしながら心に留めてほしいのは、これらと類似の用語のすべては適切な物理量に関連するものであって、単にそうした物理量に適用された簡便な標号なのだ、ということである。特に他に定めない限りは、以下の論述から明らかであるように、「処理する」("processing")や「計算処理する」("computing")や「計算する」("calculating")や「決定する」("determining")や「表示する」("displaying")などの用語は、コンピュータシステムまたは同様のコンピュータ機器の動作および工程を指すものである。そうしたコンピュータシステムまたは同様のコンピュータ機器は、物理的な量(例えば電気的な量)で表現されてコンピュータシステムのレジスタおよびメモリーに収まっているデータを操作して、コンピュータシステムのレジスタもしくはメモリーまたはそういった他の情報ストレージもしくは通信機器もしくは表示機器中で同様に物理量で表現された他のデータへと変える。
図面全体を通して、複数の図面に出現する同一の参照番号は同じ要素を指す。信号および接続については、同一の参照番号もしくは標識を使って示すことがあり、その実際に意味するところは、説明の文章にて用いているところから明らかとなるであろう。
さまざまな実施形態の説明は、単なる例に過ぎず、本発明で可能なあらゆる実施例を記載したものではない。現行の技術もしくは将来の技術を組み合わせて用いることで、厖大な別の例を実施可能であると考えられるが、これらは本請求項の範囲内に収まることとなる。したがって以降の詳細な説明は限定的な意味では無く、本発明の範囲は付随する請求項のみによって定まる。
図1は、本発明の実施形態を組み込んだ印刷ワークフロー 100 の要素例を示したブロック図である。示した例では、ワークフロー 100 には、デスクトップアプリケーション 102 、第一の印刷制御システム 104 、およびプリンター 106 が含まれる。
デスクトップアプリケーション102 には、ユーザーが、さまざまな形態の印刷対象群220 (図2参照)を含んだ文書のレイアウトを設計できるようにする機能を具えたアプリケーションが含まれている。印刷対象 220 には、テキスト、図式、および/もしくは画像(図版など)をさまざまに組み合わせて含めることができる。デスクトップアプリケーション 102 では通常、ユーザーが、文書中の印刷対象 220 のサイズ、位置、および向きを制御できる手段を用意している。ファイル内に印刷対象群 220 を配置した結果、ひとつの印刷対象のうちのいくらかの部分が、別の印刷対象の他の部分と重なってしまうことがある。こうしたデスクトップアプリケーションの例としては、文書処理アプリケーションであるAdobe Acrobat(R) family、さらにはInDesign(R)、Photoshop(R)、Creative Suite、Illustrator(R)、FrameMaker(R)、およびPageMaker(R)といったアプリケーションが含まれる。これらのアプリケーションはすべてAdobe Systems Inc.(San Jose, California)から市販されている。しかしながら、本実施形態群は、特定のいかなる文書作成アプリケーションにも限定されず、別の実施形態群では、文書作成アプリケーションが、作文アプリケーションであってもよいし、画像処理アプリケーションであってもよいし、または、電子テキスト・画像を操作する他のアプリケーションであってもよい。一例として、デスクトップアプリケーション 102 には、Microsoft Corporation(Redmond, WA)から市販されているアプリケーションであるMicrosoft(R) Publisherを含めてもよい。
デスクトップアプリケーション102 は通常、デスクトップアプリケーション 102 を使って作成された文書中の印刷対象群 220 に対して、特別色を指定できる。上述したように不運にも、印刷対象群 220 に特別色を用いると問題が巻き起こってくる。そして、そうした特別色のどれかが重なっている場合には、さらなる問題も出てきてしまうのである。例えば従来のデスクトップシステムでは、重なりあった特別色の対象群を含んだ印刷対象群 220 があった場合、ひとつ以上の特別色が印刷時に利用不能である可能性があるならば、前処理をするのが一般的である。こうした前処理により、それ独自の発行物の組ができあがる。普通は、前処理工程に先立って出力デバイスの特別色設定を知っておかねばならず、もし知らなければ前処理工程でインクを必要以上に除いてしまいかねない。さらには、出力デバイスの色特性も、前処理工程に先立って充分に知っておかねばならず、さもなくば置換された特別色の外観が杜撰なものになってしまいかねない。
従来のデスクトップシステムで行われる前処理で施される操作では、特定のデバイスを対象とした図版ができあがるので、その図版はよそへ持ってゆくには向かなくなる。こうした従来のシステムでは、図版を別のデバイスに送信してみると、図版の印刷が不正確なものとなってしまうことがあった。加えて、平坦化を用いたデスクトップアプリケーションでの前処理では、重なった外観を維持しようと努めたとしても、新たなアーチファクト
を招いてしまい、それどころか、デバイスについての正確な知識への依存を増し且つどこで印刷できるかについての限定もまたきつくなってしまうのである。
印刷制御システム 104 には、プリンター 106 で印刷しようとするファイルに対してフロントエンド処理を施すための、ハードウェアおよびソフトウェアが含まれる。印刷制御システム 104 は、デスクトップアプリケーション102 からネットワークもしくは他の通信インターフェイス(図示せず)を介してひとつ以上のファイルを受信して処理してから、それらのファイルを印刷するようプリンター 106 へと送信する。印刷制御システム104
は、プリンター 106 と通信可能に接続した別のワークステーションであってもよいし、あるいはプリンター 106 内に統合されていてもよい。印刷制御システム 104 のさらなる詳細については、図2を参照しつつ後述する。
プリンター 106 は、印刷制御システム 104 が処理したデータを受信して、デスクトップアプリケーション 102 により印刷制御システム 104 へと送られたひとつもしくは複数のファイルの印刷されたコピーを得る。プリンター 106 は、インクジェットプリンター、レーザープリンター、オフセットプリンター、もしくは当該技術分野にて公知の他の種類のプリンターとすることができる。プリンター 106 には、プリンターで利用可能な色を含んだデバイス色の組 108 が含まれる。
デバイス色の組 108 には、大まかにいって二種の色(すなわち、標準色 110 および特別色 112 )に関するインクが含まれる。インクのことを顔料(colorant)と呼ぶこともあり、通常は名を以って識別している。標準色とは、共用できるよう設計された標準的なインクの組を組み合わせて用いて指定し印刷される色のことである。標準的なインクの組のことは、色空間と称するのが普通である。色空間の例としては、RGB(Red Green Blue)色空間およびCMYK(Cyan Magenta Yellow Black)色空間が含まれる。標準色を作成するには、色空間から顔料を特定の量で取って使う。異なる色は、色空間から各成分色をそれぞれ異なる量で有することになる。
プリンター 106 は、一種類以上の特別色 112.1 〜 112.n も提供できる。特別色とは、特定の色をつくるための特製のインクであって、標準色 110 中のインクの一部では無いのが普通である。特別色のためのインクは、さまざまな表色系で利用可能である。こうした表色系の例としては、Pantone表色系、TruMatch表色系、Toyo Inks(東洋インキ)表色系、およびFocoltone表色系が含まれる。精確な色が必要であって、その色をつくることが標準色よりも難しいかもしくは高くつくような場合に、または特定の紙質上に精確に色を再現することが難しいかもしくは高くつくような場合に、特別色を使用できる。加えて特別色では、標準色では使えないような効果、例えば金属感や蛍光感を出すことも可能である。特別色のさまざまな暗清色系(shade)や明清色系(tint)も、特別色の使用量(割合)をさまざまに変えることで作成できる。
図2は、例示的な実施形態に係る、印刷制御システム 104 の主な要素を示したブロック図である。例示的な実施形態では、印刷制御システム 104 に、平坦化手段 202 、デバイス色プロセッサ 204 、およびレンダラー(構築手段; renderer) 206 が含まれる。
印刷制御システム 104 は、デスクトップアプリケーション 102 からアプリケーションが印刷するファイル 212 を受信する。アプリケーションが印刷するファイル 212 では、プリンター 106 で印刷しようとするひとつもしくは複数の頁を定めている。アプリケーションが印刷するファイル 212 には、対象の定義、ラスター画像、もしくは印刷しようとする他の品目を含めることができる。いくつかの実施形態では、アプリケーションが印刷するファイル 212 はPostScriptファイルである。別の実施形態では、アプリケーションが印刷するファイルはPDFファイルである。こうした実施形態群は、特定の種類のアプ
リケーションが印刷するファイル 212 に束縛されはしない。
いくつかの実施形態においては、印刷制御システム 104 が、印刷ジョブ記述ファイル214 を読み取ることが可能である。印刷ジョブ記述ファイル 214 には、アプリケーションが印刷するファイル 212 に関連するパラメータを包含できる。例えば、印刷ジョブ記述ファイル 214 には、印刷するコピーの枚数、アプリケーションが印刷するファイル 212 のファイルシステム内での位置、または適用する拡大比率もしくは縮小比率を指定するパラメータ、あるいは、他の印刷パラメータを含められる。
例示的な実施形態では、印刷制御システム 104 が、プリンター設定ファイル216 を読み取る。プリンター設定ファイル 216 には、特定のプリンター 106 に関連するパラメータが含まれる。プリンター設定ファイル 216 では例えば、プリンターが使用できる一種以上の解像度を指定できる。加えて、プリンター設定ファイル 216 には、色仕様 218 も含まれる。色仕様 218 には、プリンターが印刷できる一種以上の色(「利用可能なデバイス色」と呼ぶ)を指定するデータが含まれる。デバイス色には、特別色および標準色が含まれうる。例示的な実施形態では、こうした(一種もしくは複数種の)色は、名で指定できる。そうした名のことを、デバイス色の名と称する。とはいえ、色を指定する別の機構を使ってもよいし、そうした機構もまた本実施形態群の範疇といえる。加えて、色仕様
218 には、或る色を他の色と同等であるとして定めるデータを含めることもできる。こうした色のことを、同等な色の名、とも称する。
いくつかの実施形態では、プリンター設定ファイル 216 を、ユーザー(システム管理者など)が作成および/もしくは保持できる。別の実施形態では、プリンター設定をプリンター 106 から直接読み取ることができる。
プリンターが、アプリケーションが印刷するファイル 212 を受信すると、そのファイルは平坦化手段 202 によって処理される。平坦化手段202 は、重なり領域を含んだ印刷文書内の区域を識別するように作動する。その後、重なった領域を分離して、(例えば独立している)単位領域 210 として再定義を行うことができる。重なっている(載っている)印刷対象および重なられている(載られている)印刷対象 220 の透明度または不透明度に応じて、重なっている領域を、重なっている印刷対象および重なられている印刷対象 220 のどちらとも異なる色で印刷できる。換言すれば、重なっている領域の色を、重なっている領域の色と重なられている領域の色との組み合わせとして印刷可能であるということであり、その精確な組み合わせは、重なっている印刷対象および重なられている印刷対象 220 の透明度により決まってくる。
図3Aから3Cには、平坦化手段202 の動作例を示した。図3Aには三つの独立した印刷対象である対象A 302 と対象B 304 と対象C 306 とを示してある。ここでは対象Cが対象Bに載っており、そして対象Bが対象Aに載っていることに留意されたい。平坦化手段 202 は、図3Bの領域 310 と領域 312 のように重なり領域を識別する。
図3Cには、対象A、対象B、および対象Cの例に関して、平坦化手段 202 が、単位領域
210 を最終的に決定することを示している。図示しているように、平坦化手段 202 は、最初に受信した三つの対象から、五つの対象を作成する。この実施例では、対象A' 322 は、対象Aから重なった領域 310 を除去したものを示し、また、対象B' 324 は、対象Bから重なった領域 310 および重なった領域 312 を除去したものを示し、また、対象C' 326
は、対象Cから重なった領域 312 を除去したものを示し、また、対象AB 328 は重なっている領域 310 を示し、また、対象BC 328 は重なっている領域 312 を示す。図3Cに示した対象は、各々の形状がわかるように離して描いてあることに留意されたい。実際には、これらの対象群の位置は、図3Bに示したままになっていると考えられる。
当業者は、図3Aから3Cに示した実施例が、対象と重なり特性の無数の組み合わせのうちのほんの一例に過ぎない、ということを正しく理解できる。複数の対象が互いに重なりあうこともできるし、対象の形状と大きさをさまざまに変えることも可能である。
図2に話を戻すと、平坦化手段202 には、領域 210 内の各単位領域ごとのその単位領域内に在る印刷対象色のリストが含まれる。特定の領域についての印刷対象色は、重なりあった各印刷対象の色と、載っているほうの対象の透明度とに依ることになる。いくつかの実施形態においては、単位領域内の印刷対象色の組を、色の名と量のリストとして保持することもできる。色の名のリストのことを、領域色の名、とも称する。いくつかの実施形態では、印刷対象は、自らに関連するひとつ以上の色を、その色量とともに有することが可能である。平坦化手段 202 は、重なっている印刷対象の組のうちの各対象を解析して、どの色が印刷対象内に在るのかをその色量とともに決定することで、色の名のリストを定める。或る色が重なっている対象もしくは重なられている対象に在ったら、その色をその領域に関する色の名のリストに加える。こうした色としては、標準色、特別色、もしくはその両方が含まれうる。
デバイス色プロセッサ 204 は、単位領域 210 の組を受信して、領域内の色のうちのどれがプリンターで利用可能であってどれが利用不能なのかを決定することにより、領域の印刷準備をする。利用可能な色とは、標準色、もしくは、色の組 208 にて利用可能な特別色であると定められる色のことである。利用不能な色とは、プリンターに関する色の組
208 のうちには無い特別色のことである。同等な色を指定可能なこういった実施形態においては、さもなくば利用不能であると見做されるだろう色について、同等である利用可能な色が見つかったならば、利用可能な色であると見做せる。利用不能な色を標準色へと変換することも可能である。
特別色は、可能であるならばいつでも使用されるものであって、また、標準色への変換は、特定の特別色が利用不能であり且つ利用可能な同等なものが無いときにのみ行われる、ということに留意されたい。
図3Aから3Cに示された実施例を参照して、対象Bが特別色1を有しており、その特別色1がプリンターで利用可能であると仮定する。そうしてさらに対象Cが特別色2を有していて、その特別色2が利用不能であるとする。そしてさらに対象Aが標準色を有しているとする。すると対象ABは、標準色と特別色1との組み合わせとなり、また、対象BCは、特別色1と特別色2との組み合わせとなる。上述した工程では、対象Aは自身の標準色を維持し、対象Bは自身の特別色1を維持する。対象Cは標準色へと変換される。対象ABは、定められた標準色と特別色1の組み合わせを維持する。対象BCに関しては、特別色2を、特別色2と同等な標準色へと変換し、色および混合モードにより指定される量に応じて特別色1と混合する。さまざまな混合モードが可能である。例えば、「普通の」混合モードでは、透明度の値に応じて色を混合できるが、重なっている色事態は変化しない。「複合的な」混合モードでは、重なっている色々を組み合わせて、対象群の透明度の値と色量に応じ、新たな色を定めて得る。当該技術分野において本実施形態の範疇に含まれる他の種の混合モードも知られている。
レンダラー 206 は、対象群(可能な変換を施された色の定義を含む)を受信し、それらの対象群およびその色をラスター画像に変換してから、プリンター 106 へと送信する。
システムの動作に関するさらなる詳細については、図4にからめて後述する。図4は、例示的な実施形態にかかる、重なっているインクを含んだ印刷対象を印刷する方法を示す
フローチャートである。この方法は、プリンター設定を読み取って、利用可能な色の組を定めること(ブロック 402 )から始まる。例示的な実施形態では、システムの初期化時、プリンターが利用可能となったとき、ファイルが修正されたとき、もしくは、アプリケーションが印刷するファイルがプリンターに送信された際のいつでもに、印刷制御システムがプリンター設定ファイルを読み取り可能である。上述したように、プリンター設定ファイルでは、ひとつ以上の利用可能なデバイス色の組(標準色およびプリンターで利用可能な特別色を含む)を指定することになる。
そうして、印刷制御システムは、アプリケーションが印刷するファイルを受信する(ブロック 404 )。アプリケーションが印刷するファイルには、印刷制御システムが制御するプリンターで印刷されようとしている対象およびラスター画像を定義するデータが含まれることになる。アプリケーションが印刷するファイルを、特定の印刷ファイル仕様に合わせた形式(PostScriptファイル形式など)にすることもできる。他のファイル形式(PDFやPCLなど)も可能であり、これらは本実施形態の範囲内である。こうしたファイルには、重なっている対象を表わすデータ(重ね印刷領域など)が含まれうる。
ファイル中で重なっている領域が検出された場合、印刷制御システムは、アプリケーションが印刷するデータを、平坦化手段へと送信する。平坦化手段は、重なっている領域について単位領域を決定する(ブロック 406 )。一般に、単位領域は、重なっている領域を成す二つ以上の重なっている対象から切り分けられた対象となる。複数の重なっている領域が形成されている場合には、複数の単位領域がつくられることになる。
そうして、平坦化手段が、単位領域内に在る色が何であるのかを決定する(ブロック 408 )。存在する色は、標準色、特別色、または、標準色と特別色の組み合わせ、でありうる。各色(標準色および/もしくは特別色)の量は、他のものに重なる対象の透明度に依って決まってくる。領域内の色のリストとその強度は、単位領域に関連づけられる。
その後、単位領域をデバイス色プロセッサへと送信する。デバイス色プロセッサは、単位領域に関する色のリストのうちのどの色が利用可能であって、どの色が利用不能であるのか、を決定する(ブロック 410 )。この決定を行うに際しては、単位領域内の色のリストを、プリンター機器設定に用意された色のリストと比較する。
そうしてから次に、デバイス色プロセッサは、利用不能な色に対しての置換色を定める(ブロック 412 )。置換色を作成するにあたっては、その利用不能な特別色に似た標準色を用いる。いくつかの実施形態においては、同等な色を指定できる。こうした場合、利用不能な特別色を、利用可能である同等な特別色で置き換えることも可能である。互いに同等である特別色を、プリンター機器設定ファイル中で指定することもできる。別の手法として、同等な特別色を、アプリケーションが印刷するファイルにて指定することもできる。そうして、利用可能な色と任意の置換色とを、単位領域内で指定された量に応じて混合して、不透明な単位領域を作成する。
その後、不透明な単位領域を構築(レンダリング; render)して、印刷機器に渡す(ブロック 414 )。
図5は、コンピュータシステム500 の主な要素を示すブロック図である。このシステム内にて、機械に任意のここで述べたひとつ以上の方法を実施させる命令の組を、実行可能である。別の実施形態においては、機械は、スタンドアローンな機器として作動し、あるいは、他の機械と(ネットワークを介してなどして)接続することも可能である。ネットワーク化された配置では、機械は、サーバ-クライアントネットワーク環境においてサーバ機械としての機能を発揮して動作することももしくはクライアント機械としての機能を
発揮して動作することもできるし、あるいは、peer-to-peer型(もしくは分散型)ネットワーク環境におけるピア機械として動作することも可能である。機械は、パーソナルコンピュータ(PC)、タブレットPC、セットトップボックス(STB)、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、携帯電話、webアプライアンス、埋め込み型コントローラー、ネッワークルーター(スイッチ型もしくはブリッジ型)、または、機械に指定した動作をさせる命令の組(シーケンス型であってもよいしその他であってもよい)を実行可能な任意の機械、とすることができる。さらに云えば、単独の機械についてのみ説明しているものの、「機械」という語は、命令の組(もしくは複数の組)を独立にかまたは連携して実行して、ここに述べたひとつ以上の方法を実施する、複数の機械の任意のあつまり、のことであるとも解釈されたい。
例示的なコンピュータシステム500 には、プロセッサ 502 (中央処理ユニット(CPU)、グラフィックス処理ユニット(GPU)、もしくはその両方、など)、メインメモリ 504 、ならびに静的メモリ 506 が含まれ、これらはバス 508 を介して互いに通信している。コンピュータシステム 500 はさらに、ビデオ表示ユニット510 (液晶ディスプレイ(LCD)もしくはブラウン管(CRT)など)を含んでもよい。コンピュータシステム 500 はまた、英数入力機器 512 (キーボードなど)、カーソル制御機器 514 (マウスなど)、ディスクドライブユニット 516 、信号発生装置 518 (スピーカーなど)、およびネットワークインターフェイス機器 520 も含む。
ディスクドライブユニット516 には、機械が読取可能な媒体 522 が含まれる。この媒体には、ここで述べたひとつ以上の方法もしくは機能を具現化する命令のひとつ以上の組(ソフトウェア 524 など)が格納される。また、ソフトウェア 524 のすべてもしくは少なくとも一部分的は、コンピュータシステム 500 により実行されている際には、メインメモリ 504 内および/もしくはプロセッサ502 内に存在しうる。したがって、メインメモリ 504 およびプロセッサ 502 も、機械が読取可能な媒体を構成すると云える。
ソフトウェア 524 はさらに、ネットワークインターフェイス機器 520 を介して、ネットワーク 526 を使って伝送もしくは受信ができる。ネットワーク 526 は、任意の種類の有線ネットワークもしくは無線ネットワークであってよく、そのネットワークの種類に応じてネットワークインターフェイス機器 520 を変更可能である。いくつかの実施形態においては、ネットワークは、LAN(ローカルエリアネットワーク)を含む。別の実施形態においては、ネットワークが、ワイドエリアネットワーク、法人ネットワーク、もしくは複数のネットワークを繋ぐイントラネット、であってもよい。さらに別の実施形態では、ネットワークがインターネットを含んでもよい。
例示的な実施形態では、機械が読取可能な媒体 522 を単独の媒体として示したが、「機械が読取可能な媒体」という語は、命令のひとつ以上の組を格納する、単独の媒体あるいは複数の媒体(中央集約型データベースもしくは分散型データベース、ならびに/または、関連するキャッシュおよびサーバ、など)を含むものとして解釈されたい。また、「機械が読取可能な媒体」という語は、機械が実行するための命令の組を格納し、符号化し、もしくは伝搬する機能を持ち、機械に本発明の実施形態群にかかる任意のひとつ以上の方法を実施させる、任意の媒体を含む、と解釈されるべきである。したがって「機械が読取可能な媒体」という語は、固相メモリ、光学メディアおよび磁気メディア、ならびに光信号および電磁気信号を含んだ搬送波を含むと解釈されるが、これらに限定はされない。
本発明の主題については特定の実施形態例を参照して説明してきたとは云え、本発明主題の広い範囲を逸脱すること無く、こうした実施形態へさまざまな修正と変更を施すことが可能なのは自明の理である。したがって、本明細書および図面は、限定的な意味にでは無く説明的な意味で捉えるべきものである。他の数多の実施形態についても、当業者が上
述の記載を読めば明らかとなるであろう。したがって、本発明は、付随する請求項およびその均等な特徴によってのみ限定されることを企図しているのは明らかである。
本要約書は、37 C.F.R. §1.72(b) に従い、読者が手早く技術開示の本質と要点を掴めるようにするために提供するものである。本要約書の提出は、請求項の範囲や意義を限定するためには使われないという理解の下で行われている。
本発明にかかる実施形態群を実施可能な、例示的な環境を示すブロック図である。 本発明の実施形態例に関する印刷システムの、主要な論理要素を示すブロック図である。 印刷される文書の要素例を示すブロック図であって、その要素は平坦化工程にかけられてゆく。 印刷される文書の要素例を示すブロック図であって、その要素は平坦化工程にかけられてゆく。 印刷される文書の要素例を示すブロック図であって、その要素は平坦化工程にかけられてゆく。 実施形態例にかかる、重なったインクを含んだ図版を印刷する方法を示したフローチャートである。 本発明の実施形態群にかかる、システムおよび方法を実行可能な、計算処理装置の要素を示すブロック図である。

Claims (20)

  1. プリンター設定を読み取って、プリンターで利用可能なデバイス色の組を決定するステップと、
    重なり領域を有する複数の印刷対象を含んだファイルを受信するステップと、
    前記重なり領域内に在る印刷対象色の組を決定するステップと、
    前記利用可能なデバイス色の組を、前記重なり領域内に在る前記印刷対象色の組と比較して、前記印刷対象色の組のうちの利用不能な色の組を決定するステップと、
    前記利用不能な色の組のうちの利用不能な色に対しての置換色を決定するステップと、
    前記利用可能なデバイス色および前記置換色を使って、前記プリンターのために前記重なり領域を構築するステップと
    を含むことを特徴とする、方法。
  2. 前記重なり領域に関して、ひとつ以上の単位領域を作成するステップ
    をさらに含むことを特徴とする、請求項1記載の方法。
  3. 前記利用可能なデバイス色の組を、デバイス色の名のリストとして指定し、また、
    前記重なり領域内に在る前記印刷対象色の組に、印刷対象色の名のリストが含まれ、また、
    前記利用不能な色の組を決定するステップが、デバイス色の名の前記リストを前記印刷対象色の名と比較するステップ、を含む
    ことを特徴とする、請求項1記載の方法。
  4. 前記印刷対象色の組が、ひとつ以上の同等な色を含むことを特徴とする、請求項1記載の方法。
  5. 前記利用可能なデバイス色の組が、ひとつ以上の同等な色を含むことを特徴とする、請求項1記載の方法。
  6. 置換色を決定するステップが、前記ひとつ以上の同等な色を選択するステップを含むことを特徴とする、請求項5記載の方法。
  7. 置換色を決定するステップが、標準色を決定するステップを含むことを特徴とする、請求項1記載の方法。
  8. 前記重なり領域を構築するステップが、前記利用可能な色を前記置換色と混合するステップを含むことを特徴とする、請求項1記載の方法。
  9. 前記プリンター設定を読み取るステップで、ファイルから前記プリンター設定を取得することを特徴とする、請求項1記載の方法。
  10. 平坦化手段であって、
    ひとつ以上の印刷対象を含んだファイルを受信して、前記ひとつ以上の印刷対象から重なり領域を確認するためと、
    ひとつ以上の前記重なり領域の各々についての、ひとつ以上の色のリストを作成するためと
    の平坦化手段、ならびに、
    デバイス色プロセッサであって、
    プリンター設定データを読み取り、ここで、前記プリンター設定データは、ひとつ
    以上の利用可能なインクを指定する利用可能なデバイス色の組を含み、また、前記利用可能なデバイス色は、標準色および特別色を含む、ということのためと、
    前記利用可能なデバイス色を、前記ひとつ以上の色のリストと比較して、ひとつ以上の利用不能なデバイス色の組を決定することのためと、
    前記ひとつ以上の利用不能なデバイス色の組を、置換色で置き換えることのためと、
    利用可能な前記特別色と前記置換色とを混合して、不透明な重なり領域を作成することのためと
    のデバイス色プロセッサ、ならびに、
    前記プリンターのために、前記不透明な重なり領域を構築する、レンダラー
    を含むことを特徴とする、システム。
  11. 前記利用可能なデバイス色の組を、デバイス色の名のリストとして規定し、
    前記重なり領域内に在る前記印刷対象色の組が、印刷対象色の名のリストを含み、
    前記利用不能な色の組を決定することが、前記特別色の名のリストを、前記印刷対象色の名と比較することを含む
    ことを特徴とする、請求項10記載のシステム。
  12. 前記印刷対象色の組が、ひとつ以上の同等な色を含むことを特徴とする、請求項10記載のシステム。
  13. 前記利用可能な特別色の組が、ひとつ以上の同等な色を含むことを特徴とする、請求項10記載のシステム。
  14. 前記置換色が、前記ひとつ以上の同等な色を含むことを特徴とする、請求項13記載のシステム。
  15. 前記置換色が、標準色を含むことを特徴とする、請求項10記載のシステム。
  16. 前記デバイス色プロセッサが、前記利用可能なデバイス色を、前記置換色と混合することを特徴とする、請求項10記載のシステム。
  17. 前記プリンター設定データが、ファイルから読み取られることを特徴とする、請求項10記載のシステム。
  18. 前記特別色が、Pantone色を含むことを特徴とする、請求項10記載のシステム。
  19. 前記重なり領域が、単位領域を含むことを特徴とする、請求項10記載のシステム。
  20. 命令の組を具現化する機械が読取可能な媒体であって、
    前記命令の組は、機械によって実行された際に、前記機械に、
    ひとつ以上の重なり領域を有する印刷対象を含んだファイルを受信するステップと、
    前記重なり領域内に在る印刷対象色の組を決定するステップと、
    前記利用可能なデバイス色の組を、前記重なり領域内に在る前記印刷対象色の組と比較して、前記印刷対象色の組のうちの利用不能な色の組を決定するステップと、
    前記利用不能な色の組のうちの利用不能な色に対して、置換色を定めるステップと、
    前記利用可能な色および前記置換色を用いて、前記プリンターのために前記重なり領域を構築するステップと
    を含む方法を実施させる
    ことを特徴とする、媒体。
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