JP2005252728A - 色変換処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 本発明は色指定や色の範囲指定が可能な印刷装置に関し、特にカラー変換テーブルの特定部分を変更するのではなく、特定のRGB値を指定した専用テーブルを使用することにより、変換処理を容易に行い、特定の描画オブジェクトに対する処理を可能とすると共に、色指定の範囲に一定の幅を持たせ柔軟な色変換が可能な色変換装置を提供するものである。
【解決手段】 入力部1から入力したRGB値は、カスタム色指定部3において予め設定された指定色と比較され、一致する色データはテーブルに登録されたCMYK値の色データに変換される。また、罫線や文字等の特定の描画オブジェクトをカスタム色指定することによって、描画オブジェクト毎に強調、消去等の処理を行うことができる。さらに、指定色に一定の幅、例えば範囲(α)を設定することによって、より柔軟性のある色変換処理を実現することができる。
【選択図】 図1
【解決手段】 入力部1から入力したRGB値は、カスタム色指定部3において予め設定された指定色と比較され、一致する色データはテーブルに登録されたCMYK値の色データに変換される。また、罫線や文字等の特定の描画オブジェクトをカスタム色指定することによって、描画オブジェクト毎に強調、消去等の処理を行うことができる。さらに、指定色に一定の幅、例えば範囲(α)を設定することによって、より柔軟性のある色変換処理を実現することができる。
【選択図】 図1
Description
本発明は色指定や色の範囲指定を行い、対応する色情報を予め設定した色情報に変換する色変換処理装置に関する。
従来、パーソナルコンピュータ等のコンピュータのOS(オペレーションシステム)は、画面描画モジュールとしてのGDI(Graphics Device Interface)により、描画オブジェクトのカラーRGB値が指定され、CRTモニタに表示される。また、この表示画像をプリンタ装置で印刷するために、コンピュータに組み込まれたプリンタドライバは、GDIが発生する描画オブジェクトのカラーRGB値に基づき、印刷情報を生成し、プリンタに送出する。そして、CRTモニタで設定したカラーをプリンタで再現するため、先ずプリンタ機種固有の色再現データを基に、カラー変換テーブル、例えばRGB値(表示用表色系の表色値)からCMYK値(印刷用表色系の表色値)への変換テーブルを作成し、この変換テーブルを使用して色変換を行う。
図7は、従来の色変換装置を使用するシステム図である。従来においては、GDIからの色データとして供給されるRGB値を3つのカラー変換方式(RGB→CMYK)の中から一つ選択し、選択した変換方式によってカラー変換処理を行う。例えば、明るさ優先の標準タイプ、色み優先の標準タイプ、更にカスタムカラーによる変換タイプの中の1つを選択し、色変換を行う。例えば、明るさ優先の標準タイプと色み優先の標準タイプの変換方式は、変換後“カラー調整”を経てCMYK値として出力され、用紙に印刷される。一方、カスタムカラーで変換された場合、直接CMYK値として印刷に使用される。また、このカスタムカラーによる色変換処理は、従来標準仕様のカラー変換テーブルを加工し、特定のRGB値が変換可能なテーブルとするものである。
また、特許文献1には、文書中に含まれる特定の色を指定し、指定された特定色を含む文書中のオブジェクトを選別し、文書中に含まれる特定色を属性として含むオブジェクトを非印刷対象データとして印刷する技術が開示されている。
特開平9−295430号公報
しかしながら、従来の方式では、RGB値からCMYK変換のカラー変換テーブルは既存のテーブルの特定部分を変更し、作成する為、多くの労力を必要とする。
また、特定色部分の変更を計算によって行うこともできるが、実際に印刷しなければ変換結果を検証することができない。
また、特定色部分の変更を計算によって行うこともできるが、実際に印刷しなければ変換結果を検証することができない。
さらに、アプリケーションによる色指定も可能であるが、特定色でRGB値が、明確にわからない場合がある。例えば、RGB値でなく、「赤」、「青」、「緑」とする指定の場合、特定色のRGB値を一意に指定することが困難であった。この為、RGB値の検出に多くの作業時間を必要とした。
また、特定の描画オブジェクトを強調し、消去する等の処理を行う為には上記のような処理が必要である。
上記課題は本発明によれば、特定色の色変換テーブルを有する記憶手段と、色データに前記特定色の情報が含まれるか判断する判断手段と、該特定色が含まれる時、該特定色の色情報を前記色変換テーブルに登録された色情報に変換する色変換手段とを有する色変換処理装置を提供することによって達成できる。
このように構成することにより、特定色の色変換テーブルを設け、例えば供給されるRGB値の色データから色変換テーブルに登録された色情報に一致する色情報を確認し、色変換テーブルに従った色変換処理を行うことによって、容易に希望する色の強調や消去を行う処理が可能となる。
また、前記色情報は、例えば特定の描画オブジェクトである。例えば、罫線や特定文字等の描画オブジェクトであり、このように構成することにより、特定の描画オブジェクトの強調や消去が可能となる。
また、前記色変換テーブルに登録された色情報は一定の範囲を有し、例えば前記判断手段は該一定範囲内の色情報が含まれるか判断し、該一定範囲内の色情報が含まれる時前記色変換テーブルから対応する色変換を行う構成である。
このように構成することにより、柔軟性のある色変換処理装置を提供することが可能となる。
さらに、上記課題は、上位から入力する表示用表色系に基づく表色値を含む第1の画像データを、印刷用表色系に基づく表色値を含む第2の画像データに変換する色変換処理装置において、前記第1の画像データ中に含まれるカスタム変換指定に該当する表色値を識別する識別手段と、前記カスタム変換指定に該当する表色値の画像データを前記第2の表色系に基づく予め指定された表色値の画像データに変換する変換手段と、前記識別手段により識別されなかった第1の画像データを第2の表色系に基づく画像データに変換する変換テーブルとを有することを特徴とする色変換処理装置を提供することによっても達成できる。
さらに、上記課題は、上位から入力する表示用表色系に基づく表色値を含む第1の画像データを、印刷用表色系に基づく表色値を含む第2の画像データに変換する色変換処理装置において、前記第1の画像データ中に含まれるカスタム変換指定に該当する表色値を識別する識別手段と、前記カスタム変換指定に該当する表色値の画像データを前記第2の表色系に基づく予め指定された表色値の画像データに変換する変換手段と、前記識別手段により識別されなかった第1の画像データを第2の表色系に基づく画像データに変換する変換テーブルとを有することを特徴とする色変換処理装置を提供することによっても達成できる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。
(実施形態1)
図1は本実施形態における色変換処理装置の機能ブロック図である。
(実施形態1)
図1は本実施形態における色変換処理装置の機能ブロック図である。
同図において、入力部1は描画オブジェクトのRGB値の色データを色変換部2に出力する。ここで、前述のようにGDIは、画面描画モジュールであり、描画オブジェクトのカラーRGB値が入力部1から色変換部2に供給される。
色変換部2はカスタム色指定部3、通常カラー変換部4、カラー調整部5で構成されている。また、通常カラー変換部4は、明るさ優先カラー変換4aと色み優先カラー変換4bで構成されている。
カスタム色指定部3は、特定色の色指定に基づいて色変換を行う。上記入力部1から供給されたRGB値の色データは、先ずこのカスタム色指定部3に入力し、カスタム色指定部3に設定された特定色のデータと比較し、一致した場合(同図に示す「1」)、一致したデータのみを特定色(CMYK値)に置き換え、カラー変換を行う。そして、変換後の色データをCMYK値として印刷装置6に送信し、そのまま印刷を行う。
また、通常カラー変換部4は上記のように明るさ優先カラー変換4aと色み優先カラー変換4bで構成され、予め不図示の制御信号によって一方が選択されている。この通常カラー変換部4にRGBの色データが入力するのは、カスタム色指定部3においてRGB値の入力データが特定色のデータと一致しなかった場合である(同図に示す「2」)。この時、予め設定された明るさ優先カラー変換4a、又は色み優先カラー変換4bに基づいてカラー変換が行われる。
カラー調整部5は、通常カラー変換部4でカラー変換された色データに対して色調整を行う。そして、色調整が行われたCMYK値の色データは、カラー調整部5から印刷装置6に出力され、印刷装置6による印刷処理が行われる。
図2(a)は、カスタム色指定部3に構築されたテーブルの構成例である。尚、ここで使用するカスタム色指定LUT(ルックアップテーブル)は、変換前と変換後のRGB値とCMYK値がセットになって登録されており、この変換セットを色変換する色の個数分備えている。尚、同図に示す「0x00000000〜0x0000007F」番地は、ヘッダ情報である。
また、同図(b)は、上記例の内容を示すLUTファイルフォーマットカスタム色指定データを示す。同図(b)において、例えば「128−131Byte(0x80−0x83)」のデータは、4バイトの16進数のデータであり、色変換テーブル数を示す。
また、「132−134Byte(0x84−0x86)」のデータは、RGB値を示し、0x84のデータがR値、0x85のデータがG値、0x86のデータがB値である。また、「135−138Byte(0x87−0x8A)」のデータは、CMYK値を示し、0x87のデータがC値、0x88のデータがM値、0x89のデータがY値、0x8AがK値を示す。
尚、同図(b)に示すデータ以降のテーブル数分RGB値とCMYK値が順番に並ぶ。したがって、同図(c)に示す上記LUTのサンプル表示は、具体的な内容である。例えば、テーブル1が上記に示した番地のデータであり、RGB値は、R値が0x84番地で0x44、G値が0x85番地で0x44、B値が0x86番地で0x44である。CMYK値は、C値が0x87番地で0x00、M値が0x88番地で0x00、Y値が0x89番地で0x00、K値が0x8A番地で0x99である。尚、以降同図(c)には、同じデータ形式のテーブル2からテーブル6までが表示されている。
次に、上記構成において、本例の処理動作を説明する。
図3は、カスタム色指定部3において行う処理動作を説明するフローチャートである。
前述のように入力部1から供給されたRGB値の色データはカスタム色指定部3に入力し、カスタム色指定の判断を行う。この判断は、R(赤)、G(緑)、B(青)の順に行われ、RGB値がカスタム色指定されているか判定する。先ず、R(赤)が色指定された値(R01)であるか判断する(ステップ(以下、Sで示す)1)。ここで、R=R01であれば(S1がYES)、次のG(緑)の判断に移行する。一方、R=R01でなければ(S1がNO)、前述の通常カラー変換部4に入力した色データを送信する。
図3は、カスタム色指定部3において行う処理動作を説明するフローチャートである。
前述のように入力部1から供給されたRGB値の色データはカスタム色指定部3に入力し、カスタム色指定の判断を行う。この判断は、R(赤)、G(緑)、B(青)の順に行われ、RGB値がカスタム色指定されているか判定する。先ず、R(赤)が色指定された値(R01)であるか判断する(ステップ(以下、Sで示す)1)。ここで、R=R01であれば(S1がYES)、次のG(緑)の判断に移行する。一方、R=R01でなければ(S1がNO)、前述の通常カラー変換部4に入力した色データを送信する。
次に、G(緑)についても同様に処理を行い(S2)、G=G01であれば(S2がYES)、次のB(青)の判断に移行し、G=G01でなければ(S2がNO)、前述の通常カラー変換部4に色データを送信する。同様に、B(青)についても処理を行い(S3)、B=B01であれば(S3がYES)、次の処理に移行し、B=B01でなければ(S3がNO)、前述の通常カラー変換部4に色データを送信する。
次に、上記処理によってカスタム色指定であると判断すると、カスタム色指定部3においてRGB値をCMYK値に色変換を行う。例えば、C(シアン)=C01に設定し(S4)、M(マゼンダ)=M01に設定し(S5)、Y(イエロー)=Y01に設定し(S6)、更にK(ブラック)=K01に設定する(S7)。
このように構成することによって、カスタム色指定部3によって特定されたRGB値(R01、G01、B01)は、CMYK値(C01、M01、Y01、K01)に変換され、前述の印刷装置6に送信され、カスタム色指定された印刷処理が行われる。
図4(図4(b))は、本例の処理を説明するものであり、例えばRGB値=(96、80、40)の色データと、RGB値=(100、100、100)の色データをカスタム色指定部3によって色変換した結果である。尚、この場合、特定されたRGB値(R01、G01、B01)は、(96、80、40)であるものとする。
上記場合、RGB=(96、80、40)は特定色データであり、CMYK値は(150、150、50、0)に変換される。一方、RGB=(100、100、100)は特定色データではないので、CMYK値は(0、0、0、255)となる。尚、同図(a)に示す例は、比較のために示すものであり、具体的な数値は示さないが、共に色変換されCMYK値(AA)やCMYK値(BB)に変換されてしまう。
以上のように、本例によればカスタム色指定部3によって特定色のみを置き換え、画像情報に含まれる特定色の強調等の処理を容易に行うことができる。また、専用の色変換ツールを使用することにより、テーブルの作成を容易にすることができる。
図5(a)は本例の印刷結果を示す図であり、各計算結果「579」、「5535」、「78」と同じ色にCMYK値への変換色情報を設定することによって、同図(a)のII
に示すように、計算結果を隠す印字とすることができる。この場合、例えばRGB値(255、0、0)をCMYK値(0、37、180)に変換したものである。
に示すように、計算結果を隠す印字とすることができる。この場合、例えばRGB値(255、0、0)をCMYK値(0、37、180)に変換したものである。
尚、上記例では見えにくい色に置き換えることを目的としたが、逆に現在ある文書ファイルに手を加えず、特定色を強調した指定色に置き換える構成としてもよい。
また、特定色をRGB値としたが、CMYK値でもよく、用途によってはCMYK値を他のCMYK値に置き換える構成としてもよい。さらに、置き換える色テーブルをLUTファイル形式としたが、他のファイル構成、例えば、プリンタドライバの動作をカスタマイズする設定ファイルに項目を追加する構成としてもよい。
(実施形態2)
次に、本発明の実施形態2について説明する。
また、特定色をRGB値としたが、CMYK値でもよく、用途によってはCMYK値を他のCMYK値に置き換える構成としてもよい。さらに、置き換える色テーブルをLUTファイル形式としたが、他のファイル構成、例えば、プリンタドライバの動作をカスタマイズする設定ファイルに項目を追加する構成としてもよい。
(実施形態2)
次に、本発明の実施形態2について説明する。
本例は、文字や罫線、イメージ等の描画オブジェクト毎に、使用される色を指定することによって、特定の描画オブジェクトを指定色に変換する構成である。以下、具体的に説明する。
先ず、本例においても、前述の図3で説明したフローチャートに従った処理を行う。先ず、入力部1から供給されたRGB値の色データはカスタム色指定部3に入力し、カスタム色指定の判断を行う。この判断は、R(赤)、G(緑)、B(青)の順に行われ、RGB値がカスタム色指定されているか判定する(S1〜S3)。そして、何れか1の判断が不一致であれば、前述の通常カラー変換部4に色データを送信する。一方、カスタム色指定であると判断すると、カスタム色指定部3においてRGB値をCMYK値に色変換を行う(S4〜S7)。
このように構成することにより、カスタム色指定部3によって特定されたRGB値(R01、G01、B01)は、CMYK値(C01、M01、Y01、K01)に変換され、例えば指定した色を使用した文字や罫線、イメージ等の描画オブジェクトが強調され、又は色変更や、当該描画オブジェクトのみを印刷することができる。
図5(b)及び(c)は、上記効果を示す図であり、同図(b)では罫線が薄く表示され、同図(c)では「CAS・・・」の文字が強調される。
以上のように、本例によれば特定のオブジェクトに対して強調や削除、色変更等処理を施すことができ、より有効な印刷装置とすることができる。
(実施形態3)
次に、本発明の実施形態3について説明する。
以上のように、本例によれば特定のオブジェクトに対して強調や削除、色変更等処理を施すことができ、より有効な印刷装置とすることができる。
(実施形態3)
次に、本発明の実施形態3について説明する。
本例は前述の実施形態1に対してカスタム色の指定に範囲を設け、該範囲内において色変換を行う構成である。以下、具体的に説明する。
図6は本例の処理動作を説明するフローチャートである。先ず、前述と同様、入力部1から供給されたRGB値の色データはカスタム色指定部3に入力し、カスタム色指定の判断を行う。この判断は、R(赤)、G(緑)、B(青)の順に行われ、RGB値がカスタム色指定されているか判定する。但し、本例においては、RGBの各色において一定の範囲があり、この範囲(α)を予め設定する(ステップ(以下、STで示す)1)。例えば、この範囲(α)の最大値(MAX)と最小値(MIN)を設定する。
図6は本例の処理動作を説明するフローチャートである。先ず、前述と同様、入力部1から供給されたRGB値の色データはカスタム色指定部3に入力し、カスタム色指定の判断を行う。この判断は、R(赤)、G(緑)、B(青)の順に行われ、RGB値がカスタム色指定されているか判定する。但し、本例においては、RGBの各色において一定の範囲があり、この範囲(α)を予め設定する(ステップ(以下、STで示す)1)。例えば、この範囲(α)の最大値(MAX)と最小値(MIN)を設定する。
次に、先ずR(赤)が色指定された範囲(最小値(MIN)<R01<最小値(MIN))であるか判断する(ST2)。そして、R値が上記範囲内であれば(ST2がYES)、次のG(緑)の判断に移行する。一方、範囲外であれば(ST2がNO)、前述の通常カラー変換部4に入力した色データを送信する。
次に、G(緑)についても同様に処理を行い(ST3)、G値が上記範囲内であれば(ST3がYES)、次のB(青)の判断に移行し、G値が範囲外であれば(ST3がNO)、前述の通常カラー変換部4に色データを送信する。同様に、B(青)についても同様の処理を行い(ST4)、範囲内であれば(ST4がYES)、次の処理に移行し、範囲外であれば(ST4がNO)、前述の通常カラー変換部4に色データを送信する。
次に、上記処理によって入力した色データがカスタム色指定範囲内であると判断すると、カスタム色指定部3においてRGB値をCMYK値に色変換を行う。この処理は前述の実施形態1と同じであり、例えばC(シアン)=C01に設定し(ST5)、M(マゼンダ)=M01に設定し(ST6)、Y(イエロー)=Y01に設定し(ST7)、更にK(ブラック)=K01に設定する(ST8)。
このように構成することによって、一定範囲のRGB値の色データは、カスタム色指定部3によって指定のCMYK値(C01、M01、Y01、K01)の色データに変換され、前述の印刷装置6に送信され、カスタム色指定された印刷処理が行われる。
図4(図4(c)〜(e))は、本例の処理を説明するものであり、前述のRGB値=(96、80、40)の色データ、及びRGB値=(100、100、100)の色データに対して一定の範囲(α)設定を行い、当該範囲に入る色のみを色変換した結果である。尚、同図(c)は範囲(α)が±0の場合であり、同図(d)は範囲(α)が±50の場合であり、同図(e)は範囲(α)が±100の場合である。
この場合、同図(d)の例では、RGB値が(96、80、40)の場合のみ、CMYK値が(150、150、50、0)に変換される。一方、同図(e)の例では、RGB値が(96、80、40)の場合、及び(100、100、100)の場合共に、CMYK値が(150、150、50、0)に変換される。
以上のように、本例によればカスタム色指定部3によって特定色のみならず、一定の範囲(α)を有する色データも色変換され、より広い色の変換処理を行うことができる。したがって、例えば色指定が正確に設定できなかった場合でも、確実に色変換処理を行うことができる。また、上記範囲(α)を指定することができ、柔軟性のある変換色の設定を行うことができる。
尚、上記図5(a)〜(c)に示す>の記号は本例を使用した場合を考慮するものであり、本例の構成によっても同図(a)〜(c)の印刷結果を得ることができる。
1・・・入力部
2・・・色変換部
3・・・カスタム色指定部
4・・・通常カラー変換部
5・・・カラー調整部
6・・・印刷装置
2・・・色変換部
3・・・カスタム色指定部
4・・・通常カラー変換部
5・・・カラー調整部
6・・・印刷装置
Claims (4)
- 特定色の色変換テーブルを有する記憶手段と、
色データに前記特定色の情報が含まれるか判断する判断手段と、
該特定色が含まれる時、該特定色の色情報を前記色変換テーブルに登録された色情報に変換する色変換手段と、
を有することを特徴とする色変換処理装置。 - 前記色変換テーブルに登録される色情報は特定のRGB値であり、該RGB値に対するCMYK値が登録されていることを特徴とする請求項1記載の色変換処理装置。
- 前記色情報は、特定の描画オブジェクトであることを特徴とする請求項1、又は2記載の色変換処理装置。
- 前記色変換テーブルに登録された色情報は一定の範囲を有し、前記判断手段は該一定範囲内の色情報が含まれるか判断し、該一定範囲内の色情報が含まれる時前記色変換テーブルから対応する変換色の情報を出力することを特徴とする請求項1、2、又は3記載の色変換処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Applications Claiming Priority (1)
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009094895A (ja) * | 2007-10-10 | 2009-04-30 | Olympus Corp | 映像信号処理装置及び色変換処理方法 |
JP2013527732A (ja) * | 2010-06-08 | 2013-06-27 | ドルビー ラボラトリーズ ライセンシング コーポレイション | 階調および色再現域のマッピング方法および装置 |
US20220038604A1 (en) * | 2020-08-03 | 2022-02-03 | Canon Kabushiki Kaisha | Information processing apparatus, information processing method, and storage medium |
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2004
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DE102021003649A1 (de) | 2020-08-03 | 2022-03-24 | Canon Kabushiki Kaisha | Informationsverarbeitungsvorrichtung, Informationsverarbeitungsverfahren und Speichermedium |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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