JP2022112269A - 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム - Google Patents
画像処理装置、画像処理方法及びプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2022112269A JP2022112269A JP2021008033A JP2021008033A JP2022112269A JP 2022112269 A JP2022112269 A JP 2022112269A JP 2021008033 A JP2021008033 A JP 2021008033A JP 2021008033 A JP2021008033 A JP 2021008033A JP 2022112269 A JP2022112269 A JP 2022112269A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- color
- monochrome
- printing
- image
- image data
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000012545 processing Methods 0.000 title claims abstract description 85
- 238000003672 processing method Methods 0.000 title claims 2
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims abstract description 120
- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract description 10
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 34
- 238000012937 correction Methods 0.000 claims description 19
- 230000008569 process Effects 0.000 claims description 17
- 239000003086 colorant Substances 0.000 claims description 15
- 230000009466 transformation Effects 0.000 claims 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 13
- 101100175003 Oryza sativa subsp. japonica RGB1 gene Proteins 0.000 description 9
- 238000013139 quantization Methods 0.000 description 8
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 3
- 230000008859 change Effects 0.000 description 2
- 238000011161 development Methods 0.000 description 2
- 230000006870 function Effects 0.000 description 2
- 238000013507 mapping Methods 0.000 description 2
- MCSXGCZMEPXKIW-UHFFFAOYSA-N 3-hydroxy-4-[(4-methyl-2-nitrophenyl)diazenyl]-N-(3-nitrophenyl)naphthalene-2-carboxamide Chemical compound Cc1ccc(N=Nc2c(O)c(cc3ccccc23)C(=O)Nc2cccc(c2)[N+]([O-])=O)c(c1)[N+]([O-])=O MCSXGCZMEPXKIW-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000004913 activation Effects 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 238000004040 coloring Methods 0.000 description 1
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 description 1
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
- 238000003786 synthesis reaction Methods 0.000 description 1
- 230000002194 synthesizing effect Effects 0.000 description 1
- 230000009897 systematic effect Effects 0.000 description 1
- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06K—GRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
- G06K15/00—Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers
- G06K15/02—Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers using printers
- G06K15/18—Conditioning data for presenting it to the physical printing elements
- G06K15/1867—Post-processing of the composed and rasterized print image
- G06K15/1872—Image enhancement
- G06K15/1878—Adjusting colours
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06K—GRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
- G06K15/00—Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers
- G06K15/02—Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers using printers
- G06K15/18—Conditioning data for presenting it to the physical printing elements
- G06K15/1867—Post-processing of the composed and rasterized print image
- G06K15/1882—Post-processing of the composed and rasterized print image involving operator action
Abstract
【課題】目標デバイスから印刷物がカラーとモノクロのどちらで印刷出力された場合でも適切なデバイス間色合わせを行うことができるようにする。【解決手段】所定の濃度パターンが形成されたチャートを目標デバイスで印刷し、当該チャートの色を読み取って、目標デバイスの色特性を取得する。次に、目標デバイスから出力されたチャートがカラーであるかモノクロであるかを判定する。そして、カラーであると判定された場合はカラーチャートを、モノクロと判定された場合はモノクロチャートを、調整デバイスで印刷して、目標デバイスの色特性を調整デバイスで再現するための色変換パラメータを生成する。【選択図】図5
Description
本開示の技術は、デジタル画像データを印刷するプリンタにおける色調整技術に関する。
いわゆるフルカラー印刷が可能な画像形成装置のリプレースや買い足しを行う際には、リプレース前或いは既存の画像形成装置による印刷物の色味を、リプレース後や買い足した画像形成装置においても継承したいという要望がある。ここで、リプレース前の画像形成装置や既存の画像形成装置といった目標となる側の印刷デバイスを「目標デバイス」と呼び、リプレース後の画像形成装置や買い足した画像形成装置といった調整する側の印刷デバイスを「調整デバイス」と呼ぶこととする。そして、従来より、カラープロファイルを調節することで異なるデバイス間における印刷物の色味を一致させる技術が提案されている。例えば、特許文献1は、調整デバイスとしての安価なカラープリンタの印刷物の色味を目標デバイスとしての大型校正機の印刷物の色味に一致させるカラープルーフシステムを開示する。
上述した異なるデバイス間での色合わせを行う際には、まず目標デバイスから出力した印刷物を読み取って目標デバイスの色特性を取得することが行われる。ここで、従来は、目標デバイスから印刷物をカラーもしくはモノクロのいずれか一方で印刷出力することが前提となっており、カラーとモノクロのどちらでも印刷出力され得る場合において適切なデバイス間色合わせを行うことは困難であった。
本開示に係る画像処理装置は、所定の濃度パターンが形成された印刷物の色を読み取って、当該印刷物を出力した画像形成装置の色特性を取得する取得手段と、第1の画像形成装置について取得した第1の色特性と、第2の画像形成装置について取得した第2の色特性とに基づき、前記第2の画像形成装置において前記第1の色特性を再現するための色変換パラメータを生成する生成手段と、前記第1の画像形成装置から出力された前記印刷物がカラーであるかモノクロであるかを判定する判定手段と、を備え、前記生成手段は、前記判定手段にてカラーであると判定された場合は、カラー印刷用の色変換パラメータを生成し、前記判定手段にてモノクロであると判定された場合は、モノクロ印刷用の色変換パラメータを生成する、ことを特徴とする。
本開示の技術によれば、目標デバイスから印刷物がカラーとモノクロのどちらで印刷出力された場合でも適切なデバイス間色合わせを行うことができる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下の実施形態は本発明を限定するものではなく、また、本実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。なお、同一の構成については、同じ符号を付して説明する。
[実施形態1]
[実施形態1]
<システム構成>
図1は、本発明の実施形態に係る印刷システムの構成を示すブロック図であり、画像形成装置100とコンピュータ114とで構成され、コンピュータ114にはモニタ113が接続されている。画像形成装置100は、例えばデジタル複写機や、別途スキャナが用意されているレーザープリンタ、ファクシミリといった電子写真式によるカラー印刷及びモノクロ印刷が可能な印刷装置である。画像形成装置100は、CPU101、ROM102、RAM103、HDD104、表示部105、操作部106、スキャナ部107、スキャナ画像処理部108、ネットワークI/F109、プリンタ画像処理部110、プリンタ部111を備えている。
図1は、本発明の実施形態に係る印刷システムの構成を示すブロック図であり、画像形成装置100とコンピュータ114とで構成され、コンピュータ114にはモニタ113が接続されている。画像形成装置100は、例えばデジタル複写機や、別途スキャナが用意されているレーザープリンタ、ファクシミリといった電子写真式によるカラー印刷及びモノクロ印刷が可能な印刷装置である。画像形成装置100は、CPU101、ROM102、RAM103、HDD104、表示部105、操作部106、スキャナ部107、スキャナ画像処理部108、ネットワークI/F109、プリンタ画像処理部110、プリンタ部111を備えている。
画像形成装置100の各構成を詳述すると、CPU101は、装置全体の制御及び演算処理等を行う中央処理装置であり、ROM102に格納されたプログラムに基づき後述する各画像処理を実行する。ROM102は、読み出し専用メモリであり、システム起動プログラムやスキャナ部107およびプリンタ部111の制御を行うプログラム、文字データや文字コード情報等の記憶領域である。RAM103は、ランダムアクセスメモリであり、様々な処理毎にROM102に格納されているプログラムやデータがCPU101によりロードされ実行される際に利用される。また、スキャナ部107やネットワークI/F109から受信した画像データの記憶領域として利用される。HDD104は、例えばハードディスク等から構成されており、CPU101の実行する処理の結果や、プログラム、各情報ファイル、印刷対象の画像データ等の格納に利用される。また、CPU101が処理を実行する際の作業用領域としても利用される。表示部105は、例えば液晶等によって画面表示を行うものであり、装置の設定状態や、CPU101などの装置各部の処理、エラー状態などの表示に使用される。操作部106は、ユーザが各種設定の変更やリセット等の各種指令の入力を行う部分である。操作部106を介して入力された各種指令の情報はRAM103に格納され、CPU101の処理実行時に用いられる。スキャナ部107は、不図示の原稿台等にセットされた文書に光を照射し、その反射光をRGBのカラーフィルタを備えたCCDなどで電気信号に変換し、文書に対応したRGB色空間の画像データ(スキャン画像データ)を得る。スキャナ画像処理部108は、スキャン画像データに対してシェーディング処理などの画像処理を施す。ネットワークI/F109は、画像形成装置100をイントラネットなどのネットワークに接続する。このネットワークI/F109を介して、ネットワーク越しのコンピュータ114から印刷ジョブが画像形成装置100に入力される。印刷ジョブは、カラー/モノクロや用紙サイズといった印刷条件を規定するヘッダ情報と印刷対象の画像をページ単位で規定するPDLデータとで構成される。PDLとは、「Page Description Language」の略称であり、コンピュータ上で作成された文章や画像などを印刷する際に、プリンタへの出力イメージを記述する言語のことである。代表的なものとして、Adobe SystemのPostScriptが挙げられる。プリンタ画像処理部110は、スキャナ画像処理部108で処理された画像データ、あるいはコンピュータ114から受信した印刷ジョブ内のPDLを解釈して得た画像データに対して所定の画像処理を行って、プリンタ部111のための印刷データを生成する。プリンタ部111は、プリンタ画像処理部110で処理された、色材に対応する各色版(ここではシアン、マゼンタ、イエロー、ブラック)の印刷データを露光、潜像、現像、転写、定着の各電子写真プロセスによって紙媒体上に画像を形成する。システムバス112は、上述の構成要素を接続し、それぞれの間のデータ通路となるものである。
コンピュータ114は、画像形成装置100のホスト装置である。すなわち、ユーザは、コンピュータ114を介して、モニタ113に表示される画像などをプリンタ部111で印刷するための印刷ジョブを生成し画像形成装置100に投入することで印刷指示を行う。
なお、画像形成装置100する上記各部のうち一部の構成要素を、画像形成装置100とは独立した装置として構成してもよい。
<プリンタ画像処理部>
図2は、プリンタ画像処理部110の内部構成を説明するブロック図である。プリンタ画像処理部110は、ジョブ解析部201、カラーモノクロ変換部202、色変換部203、濃度補正部204、量子化部205、色変換テーブル生成部206、色変換テーブル保持部207を備えている。これら各部は、CPU101がROM102に格納されたプログラムをRAM103に読み出して実行することによって実現され。あるいは、これらの一部または全部が、ASICまたは電子回路等のハードウェアで実現されてもよい。以下、プリンタ画像処理部110を構成する各部について説明する。
図2は、プリンタ画像処理部110の内部構成を説明するブロック図である。プリンタ画像処理部110は、ジョブ解析部201、カラーモノクロ変換部202、色変換部203、濃度補正部204、量子化部205、色変換テーブル生成部206、色変換テーブル保持部207を備えている。これら各部は、CPU101がROM102に格納されたプログラムをRAM103に読み出して実行することによって実現され。あるいは、これらの一部または全部が、ASICまたは電子回路等のハードウェアで実現されてもよい。以下、プリンタ画像処理部110を構成する各部について説明する。
ジョブ解析部201は、コンピュータ114からネットワークI/F109を経由して受信した印刷ジョブを解析する。そして、描画対象となるオブジェクト毎に、その属性(テキスト、グラフィクス、イメージなど)や色値等の情報を取得して、各画素がRGB色空間の色成分を持つビットマップ形式のRGB画像データを生成する。生成したRGB画像データは、オブジェクト属性を示す属性情報と共に、カラーモノクロ変換部202又は色変換部203に送られる。
カラーモノクロ変換部202は、印刷出力をモノクロで行う場合に、RGB画像データの各画素のRGB値を所定の変換式を用いてGray値に変換して、モノクロ印刷用のGray画像データを生成する。ここで、Gray値は彩度成分を持たない色値であり、後述のCMYK画像データにおけるK値と同義である。ジョブ解析部201から入力されるRGB画像データの各画素のRGB値が8bit(0~255)で表現される場合のカラーモノクロ変換の具体例を説明する。カラーモノクロ変換の出力信号としてのGray値は、以下の式(1)によって求めることができる。
Gray=α×R+β×G+γ×B ・・・式(1)
上記式(1)において、α、β、γはRGB各チャンネルの値に対する係数であり、以下の式(2)を満たす値である。
α+β+γ=1 ・・・式(2)
例えば、色域がsRGB規格に準じている場合にはα=0.21、β=0.72、γ=0.07といった値となる。カラーモノクロ変換部202は、上述のようなα、β、γの値を予め保持しておき、入力されるRGB画像データの各画素に対してカラーモノクロ変換を実施して、各画素がGray値を持つGray画像を生成する。いま、入力RGB画像におけるある画素のRGB値が濃い赤を表す(238,0,0)であったとする。この場合のカラーモノクロ変換後のGray値は、上記式(1)と上記係数値から49.98≒50となる。このような変換処理が、入力RGB画像の各画素について行われる。なお、変換式は上記式(1)に限定されず、例えば、R値、G値、B値を合計して“3”で除した値をGray値としてもよい。また、詳細は後述するが、目標デバイスの色特性を再現したモノクロ印刷を行う場合には、カラーモノクロ変換部202の処理は実施しない。
Gray=α×R+β×G+γ×B ・・・式(1)
上記式(1)において、α、β、γはRGB各チャンネルの値に対する係数であり、以下の式(2)を満たす値である。
α+β+γ=1 ・・・式(2)
例えば、色域がsRGB規格に準じている場合にはα=0.21、β=0.72、γ=0.07といった値となる。カラーモノクロ変換部202は、上述のようなα、β、γの値を予め保持しておき、入力されるRGB画像データの各画素に対してカラーモノクロ変換を実施して、各画素がGray値を持つGray画像を生成する。いま、入力RGB画像におけるある画素のRGB値が濃い赤を表す(238,0,0)であったとする。この場合のカラーモノクロ変換後のGray値は、上記式(1)と上記係数値から49.98≒50となる。このような変換処理が、入力RGB画像の各画素について行われる。なお、変換式は上記式(1)に限定されず、例えば、R値、G値、B値を合計して“3”で除した値をGray値としてもよい。また、詳細は後述するが、目標デバイスの色特性を再現したモノクロ印刷を行う場合には、カラーモノクロ変換部202の処理は実施しない。
色変換部203は、印刷出力をカラーで行う場合に、RGB画像データの各画素のRGB値をCMYK色空間の4つの色成分で表現した画像データ(CMYK画像データ」に変換する。この変換には、所定数の入力RGB値と出力CMYK値とを対応付けた三次元のルックアップテーブル(3D-LUT)が用いられる。ここで図3を参照して、3D-LUTを用いた色変換について説明する。図3に示す三次元色空間の立方体の8つの頂点は、R、G、B、Y、M、C、K、W(ホワイト)にそれぞれ対応している。3D-LUTは、RGB値(入力側)によって規定される所定間隔で並ぶ各格子点に対応したCMYK値(出力側)をテーブルデータとして格納したものである。この3D-LUTを用いて入力RGB値に対応する出力CMYK値を求める。この際、入力RGB値に対応する格子点が存在しない場合には、入力RGB値に近いRGB値の格子点に対応するCMYK値を読み出し、当該読み出したCMYK値を用いて補間処理を行うことで、入力RGB値に対応するCMYK値を算出する。補間方法としては、四面体補間や立方体補間といった公知の補間方法をも用いればよい。なお、RGB画像データに付随する属性情報に基づき、3D-LUTをオブジェクト属性毎に切り替えることも可能である。3D-LUTのバリエーションの代表的な例としては、以下のような種類がある。
階調優先・・・モニタの階調性を重視した色変換
色差最小・・・モニタの色をプリンタの色再現範囲内で正確に表現する色変換
彩度優先・・・プリンタの彩度を重視した色変換
階調優先・・・モニタの階調性を重視した色変換
色差最小・・・モニタの色をプリンタの色再現範囲内で正確に表現する色変換
彩度優先・・・プリンタの彩度を重視した色変換
また、色変換部203は、目標デバイスの色特性を再現したモノクロ印刷を行う場合に、入力RGB画像データの各画素のRGB値をK成分のみの値(すなわち、C=M=Y=0)に変換し、K画像データを生成する処理も行う。
濃度補正部204は、色変換部203で処理されたCMYK画像データ又はK画像データ、もしくはカラーモノクロ変換部202で処理されたGray画像データに対して、プリンタ部111にて目標となる濃度階調を実現するための補正処理を行う。この補正処理には、1D-LUTを用いる。ここで、図4を参照して濃度補正用の1D-LUTについて説明する。図4(a)は、入力画像データの画素値(8bitの入力信号値)に対する目標となる出力濃度レベルを規定する3種類のガンマ特性を示している。図4(a)において、実線401が示す“γ=1.0”はテキスト用、一点鎖線402が示す“γ=1.8”はグラフィクス用、二点鎖線403が示す“γ=2.2”はイメージ用である。図4(b)の実線412は、濃度補正を行わない状態のプリンタ部111の濃度階調特性を示している。いま、プリンタ部111が図4(b)の実線412に示す濃度階調特性を持ち、“γ=1.0”のリニア特性を目標とするとき、これを実現するための1D-LUTにおける入力値と出力値との関係は、図4(c)の実線413で表される。図4(c)において、破線412’は図4(b)の実線412に対応し、破線401’は図4(a)の実線401に対応している。
量子化部205は、濃度補正部204で処理されたCMYK画像データ又はK画像データ、或いは、カラーモノクロ変換部202で処理されたGray画像データに対して量子化処理を行なう。量子化処理により、プリンタ部111に適したN(正の整数)ビットのハーフトーン画像データに変換される。なお、量子化処理の手法には組織的ディザ法、誤差拡散法等があり、いずれの手法を用いてもよい。
色変換テーブル生成部206は、目標デバイスの色特性を調整デバイスとしての自装置で再現するための色変換パラメータとしての、入力RGB値と出力CMYK値とを対応付けた3D-LUT(以下、「色変換LUT」と呼ぶ。)を生成する。その大まかな手順は以下のとおりである。まず、目標デバイスである他装置から、複数のパッチで構成された濃度パターンチャート(以下、単に「チャート」と呼ぶ。)を印刷して、目標デバイスの色特性を取得する。この場合において、チャート上の各パッチは特定の濃度の色に対応しており、段階的に色が変化するように並んでいる。次に、調整デバイスである自装置からチャートを印刷して、その色特性を取得する。そして、取得した双方の色特性に基づいて、目標デバイスの色特性を調整デバイスで再現可能な色変換LUTを生成する。なお、色変換パラメータは3D-LUTの形式に限定されるものではない。本実施形態の色変換テーブル生成部206は、目標デバイスで印刷出力されたチャートがカラーかモノクロかを判定し、判定結果がカラーであればカラー印刷用の色変換LUT、モノクロであればモノクロ印刷用の色変換LUTを生成する。ここで、カラー印刷用の色変換LUTには、非グレー補償タイプとグレー補償タイプの2種類が存在する。非グレー補償タイプは、RGB画像内に画素値がR=G=Bとなる画素が存在する場合、当該画素をCMYKの4色で表現する値に変換する。一方、グレー補償タイプは、RGB画内に画素値がR=G=Bとなる画素が存在する場合、当該画素をK単色(すなわち、C=M=Y=0)で表現する値に変換する。非グレー補償タイプとグレー補償タイプは、描画対象のオブジェクト属性に応じて切り替えて使用される。例えば、テキストやグラフィクスの場合はグレー補償タイプを用い、イメージの場合は非グレー補償タイプを用いるといった具合である。これにより、テキストやグラフィクスのオブジェクトについてはそのエッジ部分において鮮鋭な出力結果を得ることができ、また、イメージオブジェクトについては色間のバランスが取れた色再現豊かな出力結果を得ることができる。一方、モノクロ印刷用の色変換LUTは、RGB画像を構成するすべての画素を、K単色で表現する値に変換する。目標デバイスの色特性を再現したモノクロ印刷を実現したい場合に、このモノクロ印刷用の色変換LUTが用いられる。色変換テーブル生成部206の詳細については後述する。
色変換テーブル保持部207は、RGB画像をCMYK画像(もしくはK画像)に変換する際に用いるテーブルデータを保持して、色変換部203に提供する。保持されるテーブルデータには、目標デバイスの色特性再現のために生成された色変換LUTの他、予め作成されたデフォルトの色変換LUTも含まれる。
なお、本実施形態では、プリンタ画像処理部110の一部に色変換テーブル生成部110が組み込まれているが、プリンタ画像処理部110とは別の処理部として、或いは画像形成装置100から独立した画像処理装置として構成することも可能である。
<色変換テーブル生成部の詳細>
図5は、色変換テーブル生成部206における目標デバイスの色特性を再現するための色変換LUTを生成する処理の流れを示すフローチャートである。本フローは、CPU101が所定のプログラムをROM102からRAM103にロードし、これを実行することで実現される。以下の説明において記号「S」はステップを表す。
図5は、色変換テーブル生成部206における目標デバイスの色特性を再現するための色変換LUTを生成する処理の流れを示すフローチャートである。本フローは、CPU101が所定のプログラムをROM102からRAM103にロードし、これを実行することで実現される。以下の説明において記号「S」はステップを表す。
デバイス間色合わせを行うユーザは、まず、目標デバイスからチャートをカラー印刷又はモノクロ印刷にて出力する。図6は、9×9×9=729色のパッチ領域で構成されるカラーのチャート画像600と、その印刷ジョブを示す模式図である。図7(a)は、カラーのチャート画像600の各パッチ領域のRGB値の一例を示している。図7(a)の例では、パッチ毎のRGB値(パッチRGB値)は、(R,G,B)=(0、0、0)から(R,G,B)=(255、255、255)までの32刻みとなっている。そして、チャート画像600に対応するオブジェクト属性別の印刷ジョブ601~603には、「ジョブ属性定義部」と「描画情報定義部」とが存在している(図6参照)。ジョブ属性定義部では、物理ページ1ページ目の印刷媒体の種類(紙種)が規定され、この例では“普通紙”となっている。チャートが複数ページに亘る場合には、物理ページ2ページ目以降についても紙種が規定されるが、紙種はページ共通であることが望ましい。なお、物理ページとは、印刷媒体単位(紙単位)のページであり、物理ページ1ページは印刷媒体1枚と同義である。描画情報定義部では、論理ページ単位で、各パッチの描画属性が記載される。ここで論理ページとは、印刷デバイスのメモリ空間上に形成する画像を示しており、論理ページの画像は、印刷デバイスが物理ページ上にトナーを用いた現像処理を行うことで可視画像化される。イメージ属性用の印刷ジョブ601の場合、各パッチがJPEGやTIFF等のビットマップ形式で表現され、描画情報定義部には“イメージ”と記述される。グラフィクス属性用の印刷ジョブ602の場合、各パッチが矩形描画の形式で表現(座標位置、幅、高さを指定して矩形を形成)され、描画情報定義部には“グラフィクス”と記述される。テキスト属性用の印刷ジョブ603の場合、各パッチが文字描画の形式で表現(フォントの形状、サイズ等を指定して文字を形成)され、描画情報定義部には“テキスト”と記述される。オブジェクト属性毎に専用の色変換LUTを生成するのではなく、すべてのオブジェクト属性に共通で適用する色変換LUTを生成する場合は、例えば代表してイメージ属性用のチャートのみを出力するなどすればよい。目標デバイスでは、印刷ジョブに従い、チャート画像内の各パッチに対応するRGB値をCMYK値又はK値に変換した上で印刷処理を行う。こうしてカラー又はモノクロにてチャートを目標デバイスから印刷出力したユーザは、不図示のUI画面を介してデバイス間色合わせ用の色変換LUTの生成指示を行う。これと共に、目標デバイスから印刷出力されたチャートを調整デバイスの不図示の原稿台にセットしてスキャン指示を行う。これにより、チャートのスキャン画像データが生成され、図5のフローチャートに示す一連の処理が開始する。
まず、S501では、目標デバイスで印刷出力されたチャートのスキャン画像データが入力される。次のS502では、S501で得られたチャートのスキャン画像データに基づき、目標デバイスの色特性が取得される。具体的には、スキャン画像上の各パッチ領域におけるRGB値を抽出し、別途用意したRGB値をL*a*b*値に変換するテーブル(3D-LUT)を参照して、各パッチ領域に対応するL*a*b*値を取得する。図7(b)は、図7(a)のチャート画像がカラーで印刷出力された場合の、そのスキャン画像上の各パッチ領域を読み取って得られたRGB値を示し、同(c)はその変換後のL*a*b*値を示している。また、図7(d)は図7(a)のチャート画像がモノクロで印刷出力された場合の、そのスキャン画像上の各パッチ領域を読み取って得られたRGB値を示し、同(e)はその変換後のL*a*b*値を示している。図7(d)に示すとおり、モノクロ印刷の場合にはカラー印刷の場合と異なり、スキャン画像上のパッチ毎のRGB値(スキャンRGB値)が、R≒G≒Bとなっている。こうして取得したパッチ毎のL*a*b*値は、目標デバイスの色特性を示す情報としてRAM103に格納される。
S503では、S502で取得された色特性が解析され、目標デバイスから印刷出力されたチャートがカラー印刷であったかモノクロ印刷であったかが判別される。この色特性の解析では、パッチ毎のL*a*b*値で表される色が、有彩色であるのか無彩色であるのかの判別がa*値とb*値とに基づいて行われる。ここで、図9を参照して、有彩色と無彩色とを判別する手法について説明する。図9は、L*a*b*色空間の色相と彩度との関係を示す図であり、a*軸のプラス側が赤方向をマイナス側が緑方向を示し、b*軸のプラス側が黄色方向をマイナス側が青方向を示す。そして、有彩色領域と無彩色領域との境界線をa*軸に関して±Param1、b*軸に関して±Param2と定義したとき、以下の式(3)が成り立つL*a*b*値の色が無彩色と判定される。
S504では、S503におけるチャート判別処理の結果に従って処理が振り分けられる。具体的には、目標デバイスから出力されたチャートがカラー印刷であったと判定された場合はS505に進み、モノクロ印刷であったと判定された場合はS508に進む。この際、チャート判別処理の結果と共に、調整デバイスからのチャートの印刷をユーザに促すメッセージを表示部105に表示するなどしてもよい。ユーザは、チャート判別処理の結果に応じて、カラー或いはモノクロのチャートを調整デバイスから印刷出力して不図示の原稿台にセットし、スキャン指示を行う。このスキャン指示に応答してS505又はS508の処理が開始する。この場合において、カラーのチャートを印刷する場合には目標デバイスで用いたのと同じカラーのチャート画像(すなわち、図7(a)のパッチRGB値を持つチャート画像)を用いる。一方、モノクロのチャートを印刷する場合には、R=G=BのパッチRGB値を持つモノクロのチャート画像を用いる。図8(a)に示すように、モノクロのチャート画像では、パッチ毎のRGB値が、(R,G,B)=(0、0、0)から(R,G,B)=(255、255、255)まで1刻みで、かつ、R=G=Bの値となっている。このモノクロのチャート画像を印刷する場合、RGBをKに変換するテーブル(R=G=Bの信号値をK単色に変換)を用いて各パッチをK単色で表現した画像に変換して、調整対象デバイスから出力される。
目標デバイスから出力されたチャートがカラー印刷だった場合のS505では、調整デバイスから出力されたカラーチャートのスキャン画像データが入力される。
S506では、S502と同様、S505で得られたスキャン画像データに基づき、調整デバイスの色特性が取得される。具体的には、スキャン画像上の各パッチ領域におけるRGB値を抽出し、別途用意したRGB値をL*a*b*値に変換するテーブル(3D-LUT)を参照して、各パッチに対応するL*a*b*値を取得する。こうして取得したパッチ毎のL*a*b*値は、調整デバイスの色特性を示す情報としてRAM103に格納される。
S507では、S502で取得した目標デバイスの色特性とS506で取得した調整対象デバイスの色特性とに基づいて、目標デバイスの色特性を再現可能なカラー印刷用の色変換LUTが生成される。具体的な生成方法は以下のとおりである。いま、目標デバイスでチャートをカラー印刷する際に用いたチャート画像のパッチRGB値(以下、「RGB1」と表記)に対応した目標デバイスのL*a*b*値(以下、「L*a*b*1」と表記)が、S502で取得済みである。そして、調整デバイスでチャートを印刷する際に用いたカラーのチャート画像のパッチRGB値(以下、「RGB2」と表記)に対応した調整デバイスのL*a*b*値(以下、「L*a*b*2」と表記)も、S506で取得されている。したがって、RGB1に対応した目標デバイスのL*a*b*1と一致する、調整デバイスのL*a*b*2を探索し、見つかったL*a*b*2に対応するRGB2を逆算することで、任意のRGB1に対応するRGB2を求めることができる。そして、このような処理を全てのRGB1に対して行なう。なお、目標デバイスで再現可能な色の範囲(色域、カラーガマット)と調整デバイスで再現可能な色の範囲が異なる場合もある。例えば、目標デバイスのあるL*a*b*1が調整デバイスの色域外である場合には、当該L*a*b*1を調整デバイスの色域内の近似する色のL*a*b*2に置換すればよい。この置換処理は一般にガマットマッピングと呼ばれ、例えば色差を最小にする手法などがある。そして、上記のようにして得られたRGB1とRGB2とを対応付けたテーブルと、予め保存されていたRGBをCMYKに変換するデフォルトの3D-LUTとを合成する。これにより、目標デバイスの色特性を調整デバイスで再現するためのカラー印刷用の色変換LUTが得られる。なお、前述のとおり、RGBをCMYKに変換する色変換LUTには非グレー補償タイプとグレー補償タイプとがあるため、それぞれについて合成処理が行われることになる。合成後の色変換LUTは色変換テーブル保持部207にて保持される。
一方、目標デバイスから出力されたチャートがモノクロ印刷だった場合のS508では、調整デバイスから出力されたモノクロのチャートのスキャン画像データが入力される。次のS509では、S508で得られたスキャン画像データに基づき、調整デバイスの色特性、より詳細には明度(L*)の特性が取得される。具体的には、スキャン画像上の各パッチ領域におけるRGB値を抽出し、別途用意したRGB値をL*a*b*値に変換するテーブル(3D-LUT)を参照して、各パッチに対応するL*値を取得する。図8(b)はモノクロで出力されたチャートのスキャン画像上の各パッチ領域を読み取って得られたRGB値を示し、同(c)は3D-LUTを参照して得られたL*値を示している。こうして取得したパッチ毎のL*値は、目標デバイスの明度特性を示す情報としてRAM103に格納される。
S510では、S502で取得した目標デバイスの色特性とS509で取得した調整対象デバイスの明度特性とに基づいて、目標デバイスの色特性を再現可能なモノクロ印刷用の色変換LUTが生成される。具体的な生成方法は以下のとおりである。いま、目標デバイスでチャートをモノクロ印刷する際に用いたチャート画像のパッチRGB値(以下、「RGB1」と表記)に対応した目標デバイスのL*値(以下、「L*1」と表記)が、S502で取得済みである。そして、調整デバイスでチャートを印刷する際に用いたモノクロのチャート画像のパッチRGB値(以下、「RGB2」と表記)に対応した調整デバイスのL*値(以下、「L*2」と表記)も、S509で取得されている。したがって、RGB1に対応した目標デバイスのL*1と一致する、調整デバイスのL*2を探索し、見つかったL*2に対応するRGB2を逆算することで、任意のRGB1に対応するRGB2を求めることができる。そして、このような処理を全てのRGB1に対して行なう。なお、必要に応じガマットマッピングを行う点はS507と同様である。そして、上記のようにして得られたRGB1とRGB2とを対応付けたテーブルと、予め保存されていたRGBをK単色に変換するデフォルトの3D-LUTとを合成することで、目標デバイスの色特性を調整デバイスで再現するためのモノクロ印刷用の色変換LUTが得られる。合成後の色変換LUTは色変換テーブル保持部207にて保持される。
以上が、本実施形態に係る、目標デバイスの色特性を再現するための色変換LUTを生成する処理の内容である。なお、上記の説明では、カラー印刷用の色変換LUTとして非グレー補償タイプとグレー補償タイプの2種類を作成したが、これに限るものではない。また、前述のとおり、イメージ、グラフィクス、テキストといった属性別に目標デバイスの色特性を取得し、カラー印刷用色変換LUT(非グレー補償タイプとグレー補償タイプ)もしくはモノクロ印刷用色変換LUTを属性毎に生成してもよい。また、本実施形態では目標デバイスや調整デバイスの色特性を取得する際に、チャートをスキャナで読み取ることでパッチの色値を取得しているが、例えば測色器を用いて各パッチ領域を測色することで色値を取得してもよい。
<印刷処理の詳細>
続いて、一般的な文書の印刷ジョブが入力された場合のプリンタ画像処理部110における一連の処理について詳しく説明する。本実施形態の特徴は、通常のモノクロ印刷(以下、「標準モノクロ」と表記)を行う場合と、目標デバイスの色特性の再現を目的としたモノクロ印刷(以下、「カスタムモノクロ」と表記)を行う場合とで、変換方式を切り替える制御を行う点にある。具体的には、標準モノクロ時には所定の変換式を用いたカラーモノクロ変換を行い、カスタムモノクロ時には3D-LUTを用いた色変換を行うように変換方式の切り替え制御を行う。このような切り替え制御を行う理由は、標準モノクロの時は滑らかな濃度変化を優先し、カスタムモノクロの時は目標デバイスの色特性を再現することを優先するためである。以下、図10のフローチャートに沿って、印刷時のプリンタ画像処理部110における一連の画像処理の流れについて説明する。図10のフローチャートに示す一連の処理は、CPU101が所定のプログラムをROM102からRAM103にロードし、これを実行することで実現される。なお、以下の説明において記号「S」はステップを意味する。
続いて、一般的な文書の印刷ジョブが入力された場合のプリンタ画像処理部110における一連の処理について詳しく説明する。本実施形態の特徴は、通常のモノクロ印刷(以下、「標準モノクロ」と表記)を行う場合と、目標デバイスの色特性の再現を目的としたモノクロ印刷(以下、「カスタムモノクロ」と表記)を行う場合とで、変換方式を切り替える制御を行う点にある。具体的には、標準モノクロ時には所定の変換式を用いたカラーモノクロ変換を行い、カスタムモノクロ時には3D-LUTを用いた色変換を行うように変換方式の切り替え制御を行う。このような切り替え制御を行う理由は、標準モノクロの時は滑らかな濃度変化を優先し、カスタムモノクロの時は目標デバイスの色特性を再現することを優先するためである。以下、図10のフローチャートに沿って、印刷時のプリンタ画像処理部110における一連の画像処理の流れについて説明する。図10のフローチャートに示す一連の処理は、CPU101が所定のプログラムをROM102からRAM103にロードし、これを実行することで実現される。なお、以下の説明において記号「S」はステップを意味する。
S1001では、ジョブ解析部201が、入力された印刷ジョブを解析して、印刷処理の対象となるRGB画像データを生成する。この際、印刷をカラーで行うのかモノクロで行うのかといった印刷条件に関する情報や、オブジェクトの属性情報も抽出される。
S1002では、印刷ジョブの解析結果に基づき、カラーマッチングの設定値が取得される。図11(a)は、カラーマッチング設定用のユーザインタフェース画面(UI画面)の一例であり、ユーザは、表示部105に表示されるこのようなUI画面を介して、予めカラーマッチング設定を行っておく。図11(a)に示すUI画面では、カラー印刷とモノクロ印刷とに分けて、それぞれ通常印刷用(標準)と目標デバイスの色特性再現用(カスタム)の2種類をラジオボタンによって選択できるようになっている。そして、カラー印刷用エリア1101とモノクロ印刷用エリア1102のそれぞれに存在する「属性別設定」ボタンを押下することで、オブジェクト属性毎に異なる設定が可能になっている。図11(b)は、モノクロ印刷用エリア1102にて“カスタムモノクロ”が選択された状態で「属性別設定」ボタンが押下された場合に表示されるサブ画面を示しており、イメージ、グラフィクス、テキストの属性別の設定ができるようになっている。このようにユーザが予め行ったカラーマッチング設定の内容が、本ステップで取得されることになる。カラーマッチング設定をユーザが事前に行わなかった場合には、デフォルト設定値として“標準カラー”又は“標準モノクロ”を、解析結果がカラー印刷であるかモノクロ印刷であるかに応じて取得すればよい。
S1003では、S1001のジョブ解析によって得られた、印刷出力をカラーで行うのかモノクロで行うのかを示す情報に基づき、処理の振り分けがなされる。印刷ジョブにてカラー印刷が指定されていた場合はS1005に進み、モノクロ印刷が指定されていた場合はS1004に進む。そして、S1004では、S1002にて取得されたカラーマッチングの設定値に基づき処理の振り分けが行われる。取得した設定値が“標準モノクロ”であった場合はS1007に進み、“カスタムモノクロ”であった場合はS1005に進む。
S1005では、色変換部203によって、S1001にて生成されたRGBデータに対し、3D―LUTを用いた色変換処理が実行され、カラー印刷の場合はCMYK画像データが、モノクロ印刷の場合はK画像データが生成される。色変換処理には、S1002にて取得されたカラーマッチングの設定値に関連付けられた、カラー印刷用又はモノクロ印刷用の色変換LUTが用いられる。以下、場合を分けて説明する。
≪標準カラーの場合≫
カラーマッチングの設定値が“標準カラー”であれば、通常のカラー印刷用の色変換LUT(非グレー補償タイプとグレー補償タイプ)が色変換テーブル保持部207から取得されて、色変換がなされることになる。これにより、RGB画像データの各画素値がCMYK値に変換される。
カラーマッチングの設定値が“標準カラー”であれば、通常のカラー印刷用の色変換LUT(非グレー補償タイプとグレー補償タイプ)が色変換テーブル保持部207から取得されて、色変換がなされることになる。これにより、RGB画像データの各画素値がCMYK値に変換される。
≪カスタムカラーの場合≫
カラーマッチングの設定値が“カスタムカラー”であれば、目標デバイスの色特性再現用の色変換LUT(前述のS507で生成された非グレー補償タイプとグレー補償タイプ)が色変換テーブル保持部207から取得されて、色変換がなされることになる。さらに“カスタムカラー”の場合において、前述の「属性別設定」をユーザが行っていた場合には、属性毎の設定値に対応する色変換LUTが取得され、オブジェクト属性に応じて選択的に適用されることになる。これにより、RGB画像データの各画素値がCMYK値に変換される。
カラーマッチングの設定値が“カスタムカラー”であれば、目標デバイスの色特性再現用の色変換LUT(前述のS507で生成された非グレー補償タイプとグレー補償タイプ)が色変換テーブル保持部207から取得されて、色変換がなされることになる。さらに“カスタムカラー”の場合において、前述の「属性別設定」をユーザが行っていた場合には、属性毎の設定値に対応する色変換LUTが取得され、オブジェクト属性に応じて選択的に適用されることになる。これにより、RGB画像データの各画素値がCMYK値に変換される。
≪カスタムモノクロの場合≫
カラーマッチングの設定値が“カスタムモノクロ”であれば、目標デバイスの色特性再現用のモノクロ印刷用色変換LUT(前述のS510で生成されたテーブル)が色変換テーブル保持部207から取得されて、色変換がなされることになる。さらに“カスタムモノクロ”の場合において、前述の「属性別設定」をユーザが行っており、属性毎の設定値に対応する色変換LUTが色変換テーブル保持部207に保持されていればそれらが取得され、オブジェクト属性に応じて選択的に適用されることになる。例えば前述の図11(b)の例では、“カスタムカラー_1”、“カスタムカラー_2”、“カスタムカラー_3”に関連付けられている各色変換LUTが取得され、イメージ、グラフィクス、テキストのオブジェクト別に適用されることになる。これにより、RGB画像データの各画素値がK値(C=M=Y=0)に変換される。
カラーマッチングの設定値が“カスタムモノクロ”であれば、目標デバイスの色特性再現用のモノクロ印刷用色変換LUT(前述のS510で生成されたテーブル)が色変換テーブル保持部207から取得されて、色変換がなされることになる。さらに“カスタムモノクロ”の場合において、前述の「属性別設定」をユーザが行っており、属性毎の設定値に対応する色変換LUTが色変換テーブル保持部207に保持されていればそれらが取得され、オブジェクト属性に応じて選択的に適用されることになる。例えば前述の図11(b)の例では、“カスタムカラー_1”、“カスタムカラー_2”、“カスタムカラー_3”に関連付けられている各色変換LUTが取得され、イメージ、グラフィクス、テキストのオブジェクト別に適用されることになる。これにより、RGB画像データの各画素値がK値(C=M=Y=0)に変換される。
次のS1006では、濃度補正部204によって、色変換処理によって得られたCMYK画像データ又はK画像データに対し、1D―LUTを用いた濃度補正処理が実行される。この際には、どの属性のオブジェクトにも固定のガンマ値(例えばイメージ用のγ=2.2)を共通で適用して濃度補正処理がなされる。ガンマ値を固定にするのは、色変換LUTを用いた非線形の色変換結果をできるだけ尊重するためである。濃度補正後のCMYK画像データ又はK画像データは量子化部205に入力される。
S1007では、カラーモノクロ変換部202によって、S1001にて生成されたRGBデータに対し、前述の変換式を用いたカラーモノクロ変換処理が実行され、Gray画像データが生成される。
続くS1008では、濃度補正部204によって、カラーモノクロ変換処理によって得られたGray画像データ(≒K画像データ)に対し、1D―LUTを用いた濃度補正処理が実行される。この際には、オブジェクト属性別に可変のガンマ値(前述の図4(a)を参照)を適用して濃度補正処理がなされる。ガンマ値を可変にするのはオブジェクト属性に応じたより滑らかな階調変化を実現するためである。濃度補正後のGray画像データは量子化部205に入力される。
S1009では、量子化部205によって、濃度変換部204から入力された濃度補正後のCMYK画像データに対し量子化処理が実行され、ハーフトーン画像データが生成される。
以上が、プリンタ画像処理部110における画像処理の流れである。なお、上述の説明では、“標準モノクロ”で印刷を行う場合、所定の変換式を用いてカラー画像をモノクロ画像に変換していたが3D―LUTを用いる色変換を行ってもよい。この場合、入力RGB値に対応する格子点データがない部分については補間処理によってK値を算出することになるため、前述の手法よりも非線形な階調変化のK画像データが得られることになる。
以上のとおり本実施形態によれば、目標デバイスで印刷したチャートがカラーであるかモノクロであるかを判定し、判定結果に応じて、カラー印刷用の色変換パラメータを生成するか、モノクロ印刷用の色変換パラメータを生成するかを決定する。これにより、目標デバイスから印刷物がカラーとモノクロのどちらで印刷出力された場合でも適切なデバイス間色合わせを行うことができる。
(その他の実施例)
本開示の技術は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
本開示の技術は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
Claims (12)
- 所定の濃度パターンが形成された印刷物の色を読み取って、当該印刷物を出力した画像形成装置の色特性を取得する取得手段と、
第1の画像形成装置について取得した第1の色特性と、第2の画像形成装置について取得した第2の色特性とに基づき、前記第2の画像形成装置において前記第1の色特性を再現するための色変換パラメータを生成する生成手段と、
前記第1の画像形成装置から出力された前記印刷物がカラーであるかモノクロであるかを判定する判定手段と、
を備え、
前記生成手段は、前記判定手段にてカラーであると判定された場合は、カラー印刷用の色変換パラメータを生成し、前記判定手段にてモノクロであると判定された場合は、モノクロ印刷用の色変換パラメータを生成する、
ことを特徴とする画像処理装置。 - 前記取得手段は、
前記判定手段にてカラーと判定された場合は、前記第2の画像形成装置からカラーで出力された前記印刷物の色を読み取って、前記第2の色特性を取得し、
前記判定手段にてモノクロと判定された場合は、前記第2の画像形成装置からモノクロで出力された前記印刷物の色を読み取って、前記第2の色特性を取得する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記所定の濃度パターンは、各パッチが特定の濃度の色に対応した複数のパッチで構成され、
前記取得手段は、前記複数のパッチそれぞれに対応する色を読み取って前記第1の色特性を取得し、
前記判定手段は、
前記第1の色特性に係る前記複数のパッチに対応する色のうち少なくとも1つの色が無彩色である場合はモノクロであると判定し、
前記第1の色特性に係る前記複数のパッチに対応するすべての色が無彩色ではない場合はカラーであると判定する、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。 - 前記取得手段は、前記複数のパッチそれぞれを測色して得られたRGB値をL*a*b*値に変換することで、前記第1及び第2の色特性を取得し、
前記判定手段は、前記複数のパッチに対応する色のうち少なくとも1つの色が無彩色であるかどうかの判定を、前記第1の色特性に係る前記複数のパッチに対応するL*a*b*値におけるa*値とb*値とに基づいて行う、ことを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。 - 前記生成手段は、
前記判定手段にてカラーと判定された場合は、前記第1の色特性を表す第1のL*a*b*値と前記第2の色特性を表す第2のL*a*b*値とを用いて、前記カラー印刷用の色変換パラメータを生成し、
前記判定手段にてモノクロと判定された場合は、前記第1の色特性を表す第1のL*a*b*値のうち明度特性を表す第1のL*値と前記第2の色特性を表す第2のL*a*b*値のうち明度特性を表す第2のL*値とを用いて、前記モノクロ印刷用の色変換パラメータを生成する、
ことを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。 - 前記取得手段は、オブジェクト属性毎に出力された前記印刷物の色を読み取って、オブジェクト属性毎に前記第1の色特性及び前記第2の色特性を取得し、
前記生成手段は、オブジェクト属性毎に取得された前記第1の色特性及び前記第2の色特性に基づいて、前記色変換パラメータを生成する、
ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の画像処理装置。 - 前記生成手段は、印刷対象の画像データにおけるRGB色空間の色値をCMYK色空間の色値に変換する三次元のルックアップテーブルを、前記色変換パラメータとして生成する、ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
- カラー印刷用の前記三次元のルックアップテーブルには、非グレー補償タイプとグレー補償タイプの2種類が存在し、
前記非グレー補償タイプは、RGB色空間の色値がR=G=Bである場合にCMYKの4色で表現するテーブルであり、
前記グレー補償タイプは、RGB色空間の色値がR=G=Bである場合にK単色で表現するテーブルである、
ことを特徴とする請求項7に記載の画像処理装置。 - 請求項1乃至8のいずれか一項に記載の画像処理装置を備えた前記第2の画像形成装置としての印刷装置であって、
前記第1の色特性の再現を目的とした印刷を行うか否かを、カラー印刷とモノクロ印刷とで分けて設定するためのユーザインタフェース手段と、
印刷ジョブに従って印刷処理を行う印刷手段と、
前記印刷ジョブに含まれるPDLを解釈して得られるRGB色空間の画像データを、前記印刷処理に用いられる色材に対応したCMYK色空間の画像データに変換する変換手段と、
前記変換の方式を制御する制御手段と、
を備え、
前記制御手段は、モノクロ印刷を行う場合において、
前記第1の色特性の再現を目的とした印刷を行う設定が前記ユーザインタフェース手段を介してなされている場合は、前記生成手段が生成した色変換パラメータを用いた色変換を行って、前記RGB色空間の画像データをK単色の画像データに変換し、
前記第1の色特性の再現を目的とした印刷を行わない設定が前記ユーザインタフェース手段を介してなされている場合は、前記生成手段が生成した色変換パラメータを用いた色変換ではなく所定の変換式を用いて、前記RGB色空間の画像データをK単色の画像データに変換する、
ことを特徴とする印刷装置。 - 前記RGB色空間の画像データを前記所定の変換式を用いてK単色の画像データに変換した場合は、当該K単色の画像データに対してガンマ値を可変にした濃度補正処理をさらに行い、
前記RGB色空間の画像データを前記生成手段が生成した前記モノクロ印刷用の色変換パラメータを用いてK単色の画像データに変換した場合は、当該K単色の画像データに対してガンマ値を固定にした濃度補正処理をさらに行う、
ことを特徴とする請求項9に記載の印刷装置。 - 所定の濃度パターンが形成された印刷物の色を読み取って、当該印刷物を出力した画像形成装置の色特性を取得する取得ステップと、
第1の画像形成装置について取得した第1の色特性と、第2の画像形成装置について取得した第2の色特性とに基づき、前記第2の画像形成装置において前記第1の色特性を再現するための色変換パラメータを生成する生成ステップと、
前記第1の画像形成装置から出力された前記印刷物がカラーであるかモノクロであるかを判定する判定ステップと、
を含み、
前記生成ステップでは、前記判定ステップにてカラーであると判定された場合は、カラー印刷用の色変換パラメータを生成し、前記判定ステップにてモノクロであると判定された場合は、モノクロ印刷用の色変換パラメータを生成する、
ことを特徴とする画像処理方法。 - コンピュータを、請求項1乃至8のいずれか一項に記載の画像処理装置として機能させるためのプログラム。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021008033A JP2022112269A (ja) | 2021-01-21 | 2021-01-21 | 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム |
US17/578,800 US11531855B2 (en) | 2021-01-21 | 2022-01-19 | Image processing apparatus, image processing method, and storage medium |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021008033A JP2022112269A (ja) | 2021-01-21 | 2021-01-21 | 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2022112269A true JP2022112269A (ja) | 2022-08-02 |
Family
ID=82405247
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021008033A Pending JP2022112269A (ja) | 2021-01-21 | 2021-01-21 | 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US11531855B2 (ja) |
JP (1) | JP2022112269A (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7199900B2 (en) * | 2000-08-30 | 2007-04-03 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Color conversion coefficient preparation apparatus, color conversion coefficient preparation method, storage medium, and color conversion system |
JP2004153667A (ja) | 2002-10-31 | 2004-05-27 | Canon Inc | 画像処理装置およびその方法 |
JP5617456B2 (ja) * | 2009-09-15 | 2014-11-05 | 株式会社リコー | 測色チャート、色再現推定装置、色再現推定方法およびプログラム |
JP2015149525A (ja) | 2014-02-04 | 2015-08-20 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置およびその制御方法、並びにプログラム |
-
2021
- 2021-01-21 JP JP2021008033A patent/JP2022112269A/ja active Pending
-
2022
- 2022-01-19 US US17/578,800 patent/US11531855B2/en active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20220230030A1 (en) | 2022-07-21 |
US11531855B2 (en) | 2022-12-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4307095B2 (ja) | 色変換方法及びプロファイル作成方法 | |
JP4623630B2 (ja) | 画像処理装置、画像処理方法、プログラム、画像形成装置、画像形成システム | |
JP5713727B2 (ja) | プロファイル作成方法、プロファイル作成装置、プロファイルにより色変換を行う画像処理装置およびプログラム | |
US20070030499A1 (en) | Color processing method and apparatus | |
KR102323909B1 (ko) | 화상 처리 장치, 화상 처리 방법, 및 기억 매체 | |
JP2006217181A (ja) | 色処理装置およびその方法 | |
US11636294B2 (en) | Image forming apparatus, control method thereof, and storage medium | |
JP4974853B2 (ja) | 画像処理装置、画像処理方法およびプログラム | |
JP2006197457A (ja) | カラーチャート作成方法、カラーチャート作成装置、およびカラーチャート作成プログラム、ならびに色変換定義修正方法 | |
JP7367159B2 (ja) | 画像処理装置、画像処理方法、および、プログラム | |
JP2021093719A (ja) | 画像処理装置、画像処理方法、およびプログラム | |
JP2005063168A (ja) | 色調整方法、その色調整方法をコンピュータに実行させるプログラム及びそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な情報記録媒体 | |
JP2004088734A (ja) | プリンタドライバ、色変換方法、記録媒体、およびカラー画像形成システム | |
JP7297547B2 (ja) | 画像処理装置、画像形成装置 | |
JP2009083460A (ja) | カラー印刷制御装置、カラー印刷制御方法、およびカラー印刷制御プログラム | |
JP4205839B2 (ja) | 色変換方法および色変換装置 | |
JP2022112269A (ja) | 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム | |
JP2009017473A (ja) | 色域生成装置、色域生成方法、色域生成プログラム、及び色変換装置 | |
US8368979B2 (en) | Image forming apparatus and computer readable medium for forming image | |
US20190052774A1 (en) | Image processing apparatus, image processing method, and storage medium | |
US11553110B2 (en) | Image processing apparatus, control method thereof, and storage medium | |
JP7479841B2 (ja) | 制御装置、制御方法及びプログラム | |
JP6526134B2 (ja) | 画像形成装置、及びその制御方法ならびにコンピュータプログラム | |
JP2007129447A (ja) | 画像処理装置、画像処理方法、画像処理方法を実行するプログラム及び、記憶媒体 | |
JP4793364B2 (ja) | 色処理装置、画像形成装置及びプログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20240109 |