JP2022007668A - ブランケット胴および印刷機 - Google Patents

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浩司 西山
Koji Nishiyama
充成 森尾
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Abstract

【課題】ブランケット胴および印刷機において、溝部によるブランケット胴の振動の発生を抑制することで印刷品質の低下を抑制する。【解決手段】円柱形状をなして外周部に軸方向に沿って溝部が設けられる胴本体と、胴本体の外周面に巻き付けられて巻付方向の各端部が前記溝部に挿入されるブランケットと、を備え、ブランケットは、伸縮性を有するブランケット本体と、ブランケット本体の裏面に設けられて胴本体の外周面に沿って配置される非伸縮性プレートと、を有し、非伸縮性プレートは、巻付方向の一端面と他端面の少なくとも一方が前記溝部側に延出される。【選択図】図4

Description

本開示は、インキを印刷媒体に転写する転写体として使用されるブランケット胴、ブランケット胴を備える印刷機に関するものである。
新聞用オフセット輪転印刷機は、給紙装置と印刷装置とウェブパス装置と折機とを備える。印刷装置は、インキ供給源のインキが複数のインキローラを介して版胴に装着された刷版に供給される。また、湿し水供給源の湿し水が複数のローラを介して刷版に供給される。そして、刷版の画線部に付着したインキがブランケット胴に転写され、ブランケット胴のインキが絵柄として印刷媒体としてのウェブに転写される。
印刷装置は、鉛直方向の上方に向けて搬送される印刷紙(ウェブ)に対して、版胴やブランケット胴などが左右対称に配置される。ウェブが左右のブランケット胴の間を通過するときに各ブランケット胴からウェブにインキが転写される。ブランケット胴は、胴本体の外周面に転写用のブランケットが巻き付けられる。ブランケットは、巻付方向の各端部が胴本体に形成された溝部(ギャップ部)に挿入されて固定される。そのため、ブランケット胴は、溝部に対応したブランケットの表面に凹部が形成される。
また、ブランケット胴は、巻付方向の各端部に金属製の取付バーが固定される。ブランケットは、一方の取付バーが胴本体の溝部に挿入され、胴本体の外周面に巻き付けられた後、他方の取付バーが胴本体の溝部に挿入され、所定の張力が付与されて固定される。
ブランケットは、伸縮性を有するため、所定の張力が付与されることで厚さが薄くなり、溝部に対応する凹部が大きくなる。そのため、左右のブランケット胴が回転し、互いの凹部(溝部)同士が対向する位置にきたとき、ブランケット胴同士の印圧が一時的に低下し、ブランケット胴が振動する。すると、ブランケット胴の振動によりバウンドし、ウェブに対して適正にインキを転写することができず、印刷品質が低下してしまう。
このような課題を解決するものとして、例えば、下記特許文献1に記載されたものがある。特許文献1に記載された画像転写ブランケットは、織製ファブリックプライの裏面に非伸長性ベース層を貼り付けたものである。
特許第3681685号公報
上述した特許文献1では、織製ファブリックプライの裏面に織製ファブリックプライより長い非伸長性ベース層を貼り付けて画像転写ブランケットを構成している。この構成は、巻付方向の各端部に金属製の取付バーを固定したブランケットとは、胴本体へのブランケットの締め付け方法が相違する。そのため、上述のブランケットを通常ブランケット仕様のブランケット胴に使用しようとすると、胴本体における締め付け装置を変更する必要があり、コストが増加してしまうという課題がある。また、上述した特許文献1では、織製ファブリックプライの各端部にブランケットバーを固定すると共に、織製ファブリックプライにおける各ブランケットバーの間の裏面の一部に長い非伸長性ベース層を貼り付けて画像転写ブランケットが記載されている。この構成は、胴本体における締め付け装置を変更する必要がないものの、胴本体の溝部近傍でのブランケットの伸びによる薄さを解決することができず、ブランケット胴の振動の発生を抑制することが困難となる。
本開示は、上述した課題を解決するものであり、溝部によるブランケット胴の振動の発生を抑制することで印刷品質の低下を抑制するブランケット胴および印刷機を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための本開示のブランケット胴は、円柱形状をなして外周部に軸方向に沿って溝部が設けられる胴本体と、前記胴本体の外周面に巻き付けられて巻付方向の各端部が前記溝部に挿入されるブランケットと、を備え、前記ブランケットは、伸縮性を有するブランケット本体と、前記ブランケット本体の裏面に設けられて前記胴本体の外周面に沿って配置される非伸縮性プレートと、を有し、前記非伸縮性プレートは、前記巻付方向の一端面と他端面の少なくとも一方が前記溝部側に延出される。
本開示の印刷機は、インキを供給するインキ供給装置と、前記インキ供給装置から外周部に装着された刷版にインキが供給される版胴と、前記版胴から受け取ったインキの画像を印刷媒体に転写する前記ブランケット胴と、を備える。
本開示のブランケット胴および印刷機によれば、溝部によるブランケット胴の振動の発生を抑制することで印刷品質の低下を抑制することができる。
図1は、第1実施形態のブランケット胴の要部を表す概略図である。 図2は、ブランケットを表す平面図である。 図3は、ブランケットを表す側面図である。 図4は、第1実施形態のブランケット胴におけるくわえ側端部およびくわえ尻側端部を表す概略図である。 図5は、第1実施形態の新聞用オフセット輪転印刷機を表す概略構成図である。 図6は、新聞用オフセット輪転印刷機における印刷ユニットを表す概略構成図である。 図7は、第2実施形態のブランケット胴におけるくわえ側端部およびくわえ尻側端部を表す概略図である。 図8は、第3実施形態のブランケット胴におけるくわえ側端部およびくわえ尻側端部を表す概略図である。 図9は、第4実施形態のブランケット胴におけるくわえ側端部およびくわえ尻側端部を表す概略図である。 図10は、第5実施形態のブランケット胴におけるくわえ側端部およびくわえ尻側端部を表す概略図である。
以下に図面を参照して、本開示の好適な実施形態を詳細に説明する。なお、この実施形態により本開示が限定されるものではなく、また、実施形態が複数ある場合には、各実施形態を組み合わせて構成するものも含むものである。また、実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。
[第1実施形態]
[新聞用オフセット輪転印刷機]
図5は、第1実施形態の新聞用オフセット輪転印刷機を表す概略構成図である。第1実施形態の新聞用オフセット輪転印刷機は、印刷装置の版胴のサイズが4頁幅×1頁周長に設定された4×1輪転印刷機であるが、版胴のサイズが4頁幅×2頁周長に設定された4×2輪転印刷機であってもよい。
第1実施形態の印刷機は、図5に示すように、新聞用オフセット輪転印刷機10である。新聞用オフセット輪転印刷機10は、給紙装置Rと、インフィード装置Iと、印刷装置Uと、ウェブパス装置Dと、折機Fとを備える。
給紙装置Rは、複数(本実施形態では、7台)の給紙ユニットR1~R7を有する。インフィード装置Iは、複数(本実施形態では、7台)のインフィードユニットI1~I7を有する。印刷装置Uは、複数(本実施形態では、6台)の印刷ユニットU1~U6を有する。ウェブパス装置Dは、複数(本実施形態では、2台)のウェブパスユニットD1,D2を有する。折機Fは、複数(本実施形態では、2台)の折ユニットF1,F2を有する。
給紙装置Rにおいて、給紙ユニットR1~R7は、ほぼ同様の構成をなし、ウェブ(印刷媒体)Wがロール状に巻かれた3つの巻取紙を保持する保持アームを有する。保持アームを回動することで、巻取紙を給紙位置に回動することができる。インフィード装置Iにおいて、インフィードユニットI1~I7は、ほぼ同様の構成をなし、印刷装置Uの各印刷ユニットU1~U6に送り込むウェブWの張力を調整することで、印刷装置Uを走行するウェブWの張力を適正値に安定して維持する。なお、給紙装置Rからインフィード装置IまでのウェブWの張力は、給紙ユニットR1~R7に設けられた図示しないブレーキ装置により行われる。
印刷装置Uにおいて、印刷ユニットU1~U6は、両面4色印刷を行うことができる多色刷印刷ユニットである。但し、各印刷ユニットU1~U6は、上下に分割することで、両面2色印刷を行うことができる印刷ユニットU11~U62とすることができる。印刷ユニットU11~U62は、ほぼ同様の構成をなし、インキ供給装置、版胴、ブランケット胴などを有する。
ウェブパス装置Dにおいて、ウェブパスユニットD1は、印刷ユニットU1~U3に対して設けられ、ウェブパスユニットD2は、印刷ユニットU4~U6に対して設けられる。ウェブパスユニットD1,D2は、ほぼ同様の構成をなし、ウェブWを縦方向(ウェブWの搬送方向)に沿ってその幅方向の中央部で裁断するスリッタ、縦裁断したウェブWの搬送経路を設定するターンバー、ウェブWにおける天地長手方向における絵柄位置を調整するコンペンセータなどを有する。
印刷ユニットU1~U3で印刷が施された各ウェブWは、ウェブパスユニットD1にて、スリッタにより縦裁断され、ターンバーにより搬送経路が変更され、コンペンセータにより絵柄位置が調整されてから所定の順番に重ね合わされる。また、印刷ユニットU4~U6で印刷が施された各ウェブWは、ウェブパスユニットD2にて、スリッタにより縦裁断され、ターンバーにより搬送経路が変更され、コンペンセータにより絵柄位置が調整されてから所定の順番に重ね合わされる。また、印刷ユニットU4~U6で印刷が施された各ウェブWが、ウェブパスユニットD1を経由し、印刷ユニットU1~U3で印刷が施された各ウェブWの上に入るパターンもある。
折機Fにて、2つの折ユニットF1,F2は、操作側と駆動側に配設される。ウェブパスユニットD1から複数のウェブW1が重ねられて導入されると、折ユニットF1は、ウェブW1を縦折りし、所定の長さで横裁断し、横折りして折帖を形成し、新聞として排紙する。また、ウェブパスユニットD2から複数のウェブW2が重ねられて導入されると、折ユニットF2は、ウェブW2を縦折りし、所定の長さで横裁断し、横折りして折帖を形成し、新聞として排紙する。なお、本実施形態では折ユニットF1,F2を2つ設けているが、折ユニットF2を設けずに、折ユニットF1の1台にてウェブW1とウェブW2を重ねて縦折りし、所定の長さで横裁断し、横折りして折帖を形成し、新聞として排紙してもよい。
[印刷ユニット]
図6は、新聞用オフセット輪転印刷機における印刷ユニットを表す概略構成図である。
印刷ユニットU1は、図6に示すように、4色印刷が可能となるように、H型のタワーユニットをなす。印刷ユニットU1は、ウェブWの搬送方向にて、下から上に向かう方向)に沿って、墨、藍、紅、黄ごとの4つのスタック21,22,23,24が配置されて構成され、スタック21,22,23,24は、それぞれ左右対称となるローラ配列である。なお、墨、藍、紅、黄の色順は、この限りではない。
スタック21,22,23,24は、左右に対向してブランケット胴31a,31b,32a,32b,33a,33b,34a,34bがウェブWの搬送経路を挟んで対接可能であり、ブランケット胴31a,31b,32a,32b,33a,33b,34a,34bに版胴41a,41b,42a,42b,43a,43b,44a,44bが対接する。スタック21,22,23,24は、版胴41a,41b,42a,42b,43a,43b,44a,44bに対して、インキ供給装置51a,51b,52a,52b,53a,53b,54a,54bが設けられる。また、版胴41a,41b,42a,42b,43a,43b,44a,44bに対して、湿し水供給装置61a,61b,62a,62b,63a,63b,64a,64bが設けられる。
[ブランケット胴]
図1は、第1実施形態のブランケット胴の要部を表す概略図、図2は、ブランケットを表す平面図、図3は、ブランケットを表す側面図、図4は、第1実施形態のブランケット胴におけるくわえ側端部およびくわえ尻側端部を表す概略図である。
上述したブランケット胴31a,31b,32a,32b,33a,33b,34a,34bは、胴本体の外周部にブランケットが巻き付けられ、ブランケットがブランケット締め付け装置により締結されて構成される。各ブランケット胴31a,31b,32a,32b,33a,33b,34a,34bは、ほぼ同様の構成であることから、以下では、ブランケット胴31bに基づいて説明する。
図1に示すように、ブランケット胴31bは、胴本体101と、ブランケット102とを有する。胴本体101は、軸方向に所定長さを有する円柱形状をなす。胴本体101は、図1に表す矢印に沿う時計回り方向に回転する。胴本体101は、ギャップ部(溝部)111と、収容孔112と、テンションバー113とを有する。なお、ブランケット胴本体101は、胴本体101の軸方向における胴幅が、ページ幅の4ページ分となるように構成され、胴本体101の周方向における外周長が、ページ長の2ページ分となるように構成され、2つのギャップ部(溝部)111は、ブランケット胴本体の胴幅の半分の長さにそれぞれ形成されると共に、胴本体101の回転軸を挟んで対向した位置に形成されている。
ギャップ部111は、胴本体101の外周面から胴本体101の軸方向の全域にわたって内部に延びるスリット形状をなす。ギャップ部111は、ブランケット102の各端部が挿入される。胴本体101は、ギャップ部111が設けられることで、胴本体101の径方向に対向するくわえ側肩部114とくわえ尻側肩部115が設けられる。ギャップ部111は、くわえ側肩部114にくわえ側平面部(第1面部)116が設けられ、くわえ尻側肩部115にくわえ尻側平面部(第2面部)117が設けられる。くわえ側平面部116とくわえ尻側平面部117は、胴本体101の径方向に対向する。くわえ側平面部116は、胴本体101の外周面に対して鋭角をなし、くわえ尻側平面部117は、胴本体101の外周面に対して直角となっている。すなわち、ギャップ部111へのブランケット102の各端部の挿入方向は、くわえ側平面部116側で胴本体101の外周面に対して鋭角をなし、くわえ尻側平面部117側で胴本体101の外周面に対して鈍角をなす。ギャップ部111は、胴本体101の周方向の長さ(幅)がブランケット102の各端部の厚さの2倍より若干長い。なお、くわえ尻側平面部117の胴本体101の外周面に対しての角度は、くわえ尻側端部122の挿入に邪魔にならない角度であればよく、鋭角であっても鈍角であってもよい。
収容孔112は、胴本体101の内部に軸方向に沿って設けられる。収容孔112は、胴本体101の外周面から所定長さだけ中心側に位置して設けられる。収容孔112は、円形断面形状をなし、胴本体101の軸方向に沿って所定の長さ形成されている。ギャップ部111は、くわえ側平面部116が収容孔112の内周面に対して接線方向に沿って接続され、くわえ尻側平面部117が収容孔112の内周面に対して交差する方向に沿って接続される。
テンションバー113は、ブランケット締め付け装置を構成する。テンションバー113は、軸方向に所定長さを有する円柱形状をなす。テンションバー113は、収容孔112に配置される。テンションバー113は、軸方向の長さが胴本体101の軸方向の長さとほぼ同様である。テンションバー113は、外径が収容孔112の内径より若干小さい。テンションバー113は、スリット118が設けられる。スリット118は、テンションバー113の外周面から中心部に向けて延出される。スリット118は、テンションバー113の軸方向の全域にわたって設けられる。スリット118は、周方向の長さ(幅)がブランケット102の厚さより若干長い(幅が広い)。なお、テンションバー113は、図示しない回転装置により図1にて反時計回り方向に付勢支持される。
一方、ブランケット102は、長さが胴本体101の周方向の長さより長く、幅が胴本体101の軸方向の長さとほぼ同様である。ブランケット102は、胴本体101の外周面に巻き付けられて装着される。ブランケット102は、版胴から供給されたインキをウェブWに転写するものである。ブランケット102は、胴本体101への巻付方向となる長手方向の一端部がくわえ側端部121であり、他端部がくわえ尻側端部122である。
ブランケット102は、くわえ側端部121がギャップ部111に挿入され、折曲されることでくわえ側肩部114に支持される。ブランケット102は、くわえ側端部121がギャップ部111に挿入された状態で、胴本体101の外周面に巻き付けられる。ブランケット102は、くわえ尻側端部122がギャップ部111に挿入される。このとき、テンションバー113は、スリット118がギャップ部111側に向くように回動されている。すると、ブランケット102は、くわえ尻側端部122がギャップ部111を通してテンションバー113のスリット118に挿入される。そして、テンションバー113が所定角度だけ、図1にて反時計回り方向に回動すると、ブランケット102は、くわえ尻側端部122を介して胴本体101の内部に引き込まれる。すると、ブランケット102は、テンションバー113により長手方向に張力が付与されて伸長し、胴本体101の外周面およびくわえ尻側肩部115に密着するように巻き付けられる。
ところで、一般的に、ブランケットは、基布層と表面ゴム層から構成される弾性部材である。そのため、ブランケットは、胴本体101の外周面に張力が付与されて巻き付けられると、ギャップ部111のくわえ側肩部114およびくわえ尻側肩部115に接触する折曲部が伸長されて厚さが薄くなる。ブランケット胴は、くわえ側肩部114およびくわえ尻側肩部115に接触する折曲部でブランケットの厚さが薄くなると、ギャップ部111に対応する凹部が大きくなってしまう。ブランケット胴の凹部が大きくなると、左右のブランケット胴の各ギャップ部111同士がウェブWを介して対向したとき、印圧が一時的に低下し、ブランケット胴が振動してしまう。
第1実施形態は、ギャップ部111によるブランケット胴31a,31bの振動の発生を抑制するものである。第1実施形態において、図1から図3に示すように、ブランケット102は、ブランケット本体131と、くわえ側取付バー132と、くわえ尻側取付バー133と、非伸縮性プレート134とを有する。
ブランケット本体131は、伸縮性を有する。ブランケット本体131は、例えば、基布層と表面ゴム層から構成される弾性部材である。くわえ側取付バー132とくわえ尻側取付バー133は、非伸縮性を有する。くわえ側取付バー132とくわえ尻側取付バー133は、例えば、金属部材である。くわえ側取付バー132は、ブランケット本体131の巻付方向の一端部であるくわえ側端部121の裏面に固定される。くわえ尻側取付バー133は、ブランケット本体131の巻付方向の他端部であるくわえ尻側端部122の裏面に固定される。くわえ側取付バー132は、幅がブランケット本体131の幅と同様である。くわえ尻側取付バー133は、幅がブランケット本体131の幅より若干長い。
非伸縮性プレート134は、非伸縮性を有する、つまり、伸縮しないプレートである。非伸縮性プレート134は、例えば、金属プレートである。非伸縮性プレート134は、幅がブランケット本体131の幅と同様である。非伸縮性プレート134は、長さがブランケット本体131の長さより短い。非伸縮性プレート134は、ブランケット本体131の裏面に固定される。非伸縮性プレート134は、くわえ側取付バー132とくわえ尻側取付バー133との間に固定される。非伸縮性プレート134の一端面134aとくわえ側取付バー132との間に隙間135が設けられると共に、非伸縮性プレート134の他端面134bとくわえ尻側取付バー133との間に隙間136が設けられる。ブランケット本体131の長手方向の隙間136の長さは、ブランケット本体131の長手方向の隙間135の長さより長い。また、非伸縮性プレート134は、厚さがくわえ側取付バー132およびくわえ尻側取付バー133の厚さより薄い。
胴本体101は、ギャップ部111を有する。胴本体101は、ギャップ部111を挟んでくわえ側肩部114とくわえ尻側肩部115が設けられる。くわえ側肩部114にくわえ側平面部116が設けられ、くわえ尻側肩部115にくわえ尻側平面部117が設けられる。また、胴本体101は、外周面とくわえ側平面部116とが鋭角をなし、外周面とくわえ側平面部116との間にくわえ側湾曲面部(第1湾曲面部)119が設けられる。くわえ側湾曲面部119は、胴本体101の軸方向に沿う第1中心O1を有する。胴本体101は、外周面とくわえ尻側平面部117とが直角をなしており、外周面とくわえ尻側平面部117との間にくわえ尻側湾曲面部(第2湾曲面部)120が設けられる。くわえ尻側湾曲面部120は、胴本体101の軸方向に沿う第2中心O2を有する。なお、くわえ側湾曲面部119とくわえ尻側湾曲面部120は、複数の中心を有する円弧であってもよい。
ブランケット102は、くわえ側端部121がギャップ部111に挿入され、くわえ側取付バー132がくわえ側平面部116に接触する。ブランケット102は、胴本体101の外周面に巻き付けられると、非伸縮性プレート134が外周面に接触する。ブランケット102は、くわえ尻側端部122がギャップ部111に挿入され、ブランケット本体131の端部とくわえ尻側取付バー133がテンションバー113のスリット118(図1参照)に挿入されて係止される。ブランケット102は、長手方向に張力が付与されて伸長した状態で、胴本体101の外周面に巻き付けられる。
このとき、非伸縮性プレート134は、巻付方向(胴本体101の周方向)の一端面134aがくわえ側湾曲面部119より手前側に位置する。ここで、非伸縮性プレート134は、胴本体101の外周面に巻き付けられ、一端面134aと他端面134bがギャップ部111側に向けて延出する。くわえ側湾曲面部119より手前側とは、非伸縮性プレート134の長手方向で、くわえ側湾曲面部119より一端面134aが延出する方向とは逆方向、つまり、ギャップ部111とは逆方向(図4にて、左方向)である。
また、非伸縮性プレート134は、巻付方向の他端面134bがギャップ部111側に延出する。具体的に、非伸縮性プレート134は、他端面134bが第2中心O2よりくわえ側平面部116側に位置する。さらに、具体的に、非伸縮性プレート134は、他端面134bがくわえ尻側平面部117よりくわえ側平面部116側に位置する。
ここで、ギャップ部111について説明する。ギャップ部111は、上述したように、胴本体101の外周面から内部に延出する。ギャップ部111は、くわえ側肩部114にくわえ側湾曲面部119とくわえ側平面部116が設けられ、くわえ尻側肩部115にくわえ尻側湾曲面部120とくわえ尻側平面部117が設けられる。ギャップ部111は、最大幅が、例えば、第1中心O1と第2中心O2の最短距離Lに規定できる。なお、ギャップ部111は、最大幅が、例えば、くわえ側湾曲面部119とくわえ尻側湾曲面部120との最短距離に規定してもよい。
非伸縮性プレート134は、一端面134aが、第1中心O1と第2中心O2とを結ぶ線と、第1中心O1と第2中心O2とを結ぶ線に直交する第1中心O1を通る線上に位置する。つまり、非伸縮性プレート134は、一端面134aが、胴本体101の外周面の円弧領域A1と、くわえ側湾曲面部119の領域A2との境界線上に位置する。なお、くわえ側取付バー132は、くわえ側平面部116の領域A3に位置決めされる。
また、非伸縮性プレート134は、他端面134bが、第1中心O1と第2中心O2とを結ぶ線と、第1中心O1と第2中心O2とを結ぶ線に直交する第2中心O2を通る線よりギャップ部111側に位置する。つまり、非伸縮性プレート134は、他端面134bが、胴本体101の外周面の円弧領域A1と、くわえ尻側湾曲面部120の領域A4との境界線よりギャップ部111側に位置する。なお、くわえ尻側平面部117に領域A5が設けられる。
ブランケット102は、胴本体101の外周面に巻き付けられた状態で、巻付け方向(長手方向)に張力が付与される。ところが、ブランケット102は、裏面に非伸縮性プレート134が固定されていることから、一端面134aから他端面134bまでの領域で伸びが抑制される。すなわち、ブランケット102は、伸びる領域が、くわえ側端部121側の隙間135に対応する領域A2と、くわえ尻側端部122の隙間136に対応する領域A4の一部およびくわえ尻側取付バー133までの領域A5となる。すると、ブランケット102は、領域A2,A4(一部),A5のみで伸びて薄くなるが、従来に比べて薄くなる領域が減少する。そして、ブランケット102は、円弧領域A1ではほとんど薄くならない。そのため、胴本体101の外周面にブランケット102が巻き付けられた状態で、ギャップ部111に対応してブランケット102の外周面に形成される凹部の容積が小さくなる。
特に、くわえ尻側端部122では、非伸縮性プレート134の他端面134bがくわえ尻側湾曲面部120およびくわえ尻側平面部117よりギャップ部111側に延出する。すると、非伸縮性プレート134が固定されたブランケット本体131が折曲してギャップ部111に挿入される位置もくわえ側肩部114側に移行する。そのため、実質的にギャップ部111の幅が減少し、ギャップ部111に対応してブランケット102の外周面に形成される凹部の容積が小さくなる。なお、くわえ側端部121では、くわえ側肩部114のくわえ側湾曲面部119が鋭角であり、ブランケット本体131に対する非伸縮性プレート134の一端面134aの悪影響を考慮し、一端面134aをギャップ部111側に延出させていない。
その結果、ギャップ部111に対応してブランケット102の外周面に形成される凹部の容積が小さくなることから、左右のブランケット胴31a,31bの各ギャップ部111同士がウェブを介して対向したとき、印圧の一時的な低下が抑制され、ブランケット胴31a,31bの振動の発生が抑制される。
[第2実施形態]
図7は、第2実施形態のブランケット胴におけるくわえ側端部およびくわえ尻側端部を表す概略図である。なお、上述した第1実施形態と同様の機能を有する部材には、同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
第2実施形態において、図7に示すように、ブランケット胴31bは、胴本体101と、ブランケット102Aとを有する。胴本体101は、ギャップ部111と、収容孔112と、テンションバー113(いずれも図1参照)とを有する。ブランケット102Aは、長手方向の一端部がくわえ側端部121であり、他端部がくわえ尻側端部122である。ブランケット102Aは、ブランケット本体131と、くわえ側取付バー132と、くわえ尻側取付バー133(図1参照)と、非伸縮性プレート134Aとを有する。
ブランケット102Aは、くわえ側端部121とくわえ尻側端部122がギャップ部111に挿入されて支持され、非伸縮性プレート134Aが胴本体101の外周面に接触し、長手方向に張力が付与されて伸長した状態で、胴本体101の外周面に巻き付けられる。
このとき、非伸縮性プレート134Aは、巻付方向の一端面134aがくわえ側湾曲面部119より手前側に位置する。また、非伸縮性プレート134Aは、巻付方向の他端面134bがギャップ部111側に延出する。具体的に、非伸縮性プレート134Aは、他端面134bが第2中心O2よりくわえ側平面部116側に位置する。
すなわち、非伸縮性プレート134Aは、他端部が胴本体101の中心側に向けて屈曲する。具体的に、非伸縮性プレート134Aは、他端部に胴本体101の中心側に向けて湾曲するくわえ尻側湾曲部134cが設けられる。くわえ尻側湾曲部134cは、くわえ尻側肩部115のくわえ尻側湾曲面部120に沿って湾曲する。くわえ尻側湾曲部134cは、内面がくわえ尻側湾曲面部120の外面に接触する。非伸縮性プレート134Aは、他端面134bが、第1中心O1と第2中心O2とを結ぶ線と、第1中心O1と第2中心O2とを結ぶ線に直交する第2中心O2を通る線よりギャップ部111側に位置する。
ブランケット102Aは、胴本体101の外周面に巻き付けられた状態で、巻付け方向に張力が付与される。ところが、ブランケット102Aは、裏面に非伸縮性プレート134Aが固定されていることから、一端面134aから他端面134bまでの領域で伸びが抑制されている。すなわち、ブランケット102Aは、伸びる領域が、くわえ側端部121側の隙間135に対応する領域と、くわえ尻側端部122の隙間136に対応する領域となる。すると、ブランケット102Aは、隙間135,136に対応する領域のみで伸びて薄くなるが、従来に比べて薄くなる領域が減少する。そのため、胴本体101の外周面にブランケット102Aが巻き付けられた状態で、ギャップ部111に対応してブランケット102Aの外周面に形成される凹部の容積が小さくなる。
特に、くわえ尻側端部122では、非伸縮性プレート134Aのくわえ尻側湾曲部134cがくわえ尻側湾曲面部120に沿って湾曲し、他端面134bがくわえ尻側湾曲面部120に位置する。すると、非伸縮性プレート134Aが固定されたブランケット本体131が折曲してギャップ部111に挿入される位置もくわえ側肩部114側に移行する。そのため、実質的にギャップ部111の幅が減少し、ギャップ部111に対応してブランケット102Aの外周面に形成される凹部の容積が小さくなる。
その結果、ギャップ部111に対応してブランケット102Aの外周面に形成される凹部の容積が小さくなることから、左右のブランケット胴31a,31bの各ギャップ部111同士がウェブを介して対向したとき、印圧の一時的な低下が抑制され、ブランケット胴31a,31bの振動の発生が抑制される。
[第3実施形態]
図8は、第3実施形態のブランケット胴におけるくわえ側端部およびくわえ尻側端部を表す概略図である。なお、上述した第1実施形態と同様の機能を有する部材には、同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
第3実施形態において、図8に示すように、ブランケット胴31bは、胴本体101と、ブランケット102Bとを有する。胴本体101は、ギャップ部111と、収容孔112と、テンションバー113(いずれも図1参照)とを有する。ブランケット102Bは、長手方向の一端部がくわえ側端部121であり、他端部がくわえ尻側端部122である。ブランケット102Bは、ブランケット本体131と、くわえ側取付バー132と、くわえ尻側取付バー133(図1参照)と、非伸縮性プレート134Bとを有する。
ブランケット102Bは、くわえ側端部121とくわえ尻側端部122がギャップ部111に挿入されて支持され、非伸縮性プレート134Bが胴本体101の外周面に接触し、長手方向に張力が付与されて伸長した状態で、胴本体101の外周面に巻き付けられる。
このとき、非伸縮性プレート134Bは、巻付方向の一端面134aがくわえ側湾曲面部119より手前側に位置する。また、非伸縮性プレート134Bは、巻付方向の他端面134bがギャップ部111側に延出する。具体的に、非伸縮性プレート134Bは、他端面134bが第2中心O2よりくわえ側平面部116側に位置する。さらに、具体的に、非伸縮性プレート134は、他端面134bがくわえ尻側平面部117よりくわえ側平面部116側に位置する。
すなわち、非伸縮性プレート134Bは、他端部が胴本体101の中心側に向けて屈曲する。具体的に、非伸縮性プレート134Bは、他端部に胴本体101の中心側に向けて湾曲するくわえ尻側湾曲部134dが設けられる。くわえ尻側湾曲部134dは、くわえ尻側肩部115のくわえ尻側湾曲面部120に沿って湾曲する。つまり、非伸縮性プレート134Bは、他端部の先端が曲がることでくわえ尻側湾曲部134dが形成される。くわえ尻側湾曲部134dは、内面とくわえ尻側湾曲面部120の外面との間に隙間が確保され、接触しない。非伸縮性プレート134Bは、他端面134bが、第1中心O1と第2中心O2とを結ぶ線と、第1中心O1と第2中心O2とを結ぶ線に直交する第2中心O2を通る線よりギャップ部111側に位置する。
ブランケット102Bは、胴本体101の外周面に巻き付けられた状態で、巻付け方向に張力が付与される。ところが、ブランケット102Bは、裏面に非伸縮性プレート134Bが固定されていることから、一端面134aから他端面134bまでの領域で伸びが抑制されている。すなわち、ブランケット102Bは、伸びる領域が、くわえ側端部121側の隙間135に対応する領域と、くわえ尻側端部122の隙間136に対応する領域となる。すると、ブランケット102Bは、隙間135,136に対応する領域のみで伸びて薄くなるが、従来に比べて薄くなる領域が減少する。そのため、胴本体101の外周面にブランケット102Bが巻き付けられた状態で、ギャップ部111に対応してブランケット102Bの外周面に形成される凹部の容積が小さくなる。
特に、くわえ尻側端部122では、非伸縮性プレート134Bのくわえ尻側湾曲部134dがくわえ尻側湾曲面部120に沿って湾曲し、他端面134bがくわえ尻側湾曲面部120に位置する。すると、非伸縮性プレート134Bが固定されたブランケット本体131が折曲してギャップ部111に挿入される位置もくわえ側肩部114側に移行する。そのため、実質的にギャップ部111の幅が減少し、ギャップ部111に対応してブランケット102Bの外周面に形成される凹部の容積が小さくなる。
その結果、ギャップ部111に対応してブランケット102Bの外周面に形成される凹部の容積が小さくなることから、左右のブランケット胴31a,31bの各ギャップ部111同士がウェブを介して対向したとき、印圧の一時的な低下が抑制され、ブランケット胴31a,31bの振動の発生が抑制される。
[第4実施形態]
図9は、第4実施形態のブランケット胴におけるくわえ側端部およびくわえ尻側端部を表す概略図である。なお、上述した第1実施形態と同様の機能を有する部材には、同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
第4実施形態において、図9に示すように、ブランケット胴31bは、胴本体101と、ブランケット102Cとを有する。胴本体101は、ギャップ部111と、収容孔112と、テンションバー113(いずれも図1参照)とを有する。ブランケット102Cは、長手方向の一端部がくわえ側端部121であり、他端部がくわえ尻側端部122である。ブランケット102Cは、ブランケット本体131と、くわえ側取付バー132と、くわえ尻側取付バー133(図1参照)と、非伸縮性プレート134Cとを有する。
ブランケット102Cは、くわえ側端部121とくわえ尻側端部122がギャップ部111に挿入されて支持され、非伸縮性プレート134Cが胴本体101の外周面に接触し、長手方向に張力が付与されて伸長した状態で、胴本体101の外周面に巻き付けられる。
このとき、非伸縮性プレート134Cは、巻付方向の一端面134aがくわえ側湾曲面部119に位置する。非伸縮性プレート134Cは、一端部が胴本体101の中心側に向けて屈曲する。具体的に、非伸縮性プレート134Cは、一端部に胴本体101の中心側に向けて湾曲するくわえ側湾曲部134eが設けられる。くわえ側湾曲部134eは、くわえ側肩部114のくわえ側湾曲面部119に沿って湾曲する。くわえ側湾曲部134eは、内面がくわえ側湾曲面部119の外面に接触する。非伸縮性プレート134Cは、一端面134aが、第1中心O1と第2中心O2とを結ぶ線と、第1中心O1と第2中心O2とを結ぶ線に直交する第1中心O1を通る線よりギャップ部111側に位置する。また、非伸縮性プレート134Cは、巻付方向の他端面134bがギャップ部111側に延出する。具体的に、非伸縮性プレート134Cは、他端面134bが第2中心O2よりくわえ側平面部116側に位置する。さらに、具体的に、非伸縮性プレート134は、他端面134bがくわえ尻側平面部117よりくわえ側平面部116側に位置する。
ブランケット102Cは、胴本体101の外周面に巻き付けられた状態で、巻付け方向に張力が付与される。ところが、ブランケット102Cは、裏面に非伸縮性プレート134Cが固定されていることから、一端面134aから他端面134bまでの領域で伸びが抑制されている。すなわち、ブランケット102Cは、伸びる領域が、くわえ側端部121側の隙間135に対応する領域と、くわえ尻側端部122の隙間136に対応する領域となる。すると、ブランケット102Cは、隙間135,136に対応する領域のみで伸びて薄くなるが、従来に比べて薄くなる領域が減少する。そのため、胴本体101の外周面にブランケット102Cが巻き付けられた状態で、ギャップ部111に対応してブランケット102Cの外周面に形成される凹部の容積が小さくなる。
特に、くわえ側端部121では、非伸縮性プレート134の一端面134aがくわえ側湾曲面部119に位置する。また、くわえ尻側端部122では、非伸縮性プレート134の他端面134bがくわえ尻側湾曲面部120およびくわえ尻側平面部117よりギャップ部111側に延出する。すると、非伸縮性プレート134Cが固定されたブランケット本体131が折曲してギャップ部111に挿入される位置もギャップ部111の中心部側に移行する。そのため、実質的にギャップ部111の幅が減少し、ギャップ部111に対応してブランケット102Cの外周面に形成される凹部の容積が小さくなる。
その結果、ギャップ部111に対応してブランケット102Cの外周面に形成される凹部の容積が小さくなることから、左右のブランケット胴31a,31bの各ギャップ部111同士がウェブを介して対向したとき、印圧の一時的な低下が抑制され、ブランケット胴31a,31bの振動の発生が抑制される。
[第5実施形態]
図10は、第5実施形態のブランケット胴におけるくわえ側端部およびくわえ尻側端部を表す概略図である。なお、上述した第1実施形態と同様の機能を有する部材には、同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
第5実施形態において、図10に示すように、ブランケット胴31bは、胴本体101と、ブランケット102Dとを有する。胴本体101は、ギャップ部111と、収容孔112と、テンションバー113(いずれも図1参照)とを有する。ブランケット102Dは、長手方向の一端部がくわえ側端部121であり、他端部がくわえ尻側端部122である。ブランケット102Dは、ブランケット本体131と、くわえ側取付バー132と、くわえ尻側取付バー133(図1参照)と、非伸縮性プレート134Dとを有する。
ブランケット102Dは、くわえ側端部121とくわえ尻側端部122がギャップ部111に挿入されて支持され、非伸縮性プレート134Dが胴本体101の外周面に接触し、長手方向に張力が付与されて伸長した状態で、胴本体101の外周面に巻き付けられる。
このとき、非伸縮性プレート134Dは、巻付方向の一端面134aがくわえ側湾曲面部119に位置する。非伸縮性プレート134Dは、一端部が胴本体101の中心側に向けて屈曲する。具体的に、非伸縮性プレート134Dは、一端部に胴本体101の中心側に向けて湾曲するくわえ側湾曲部134eが設けられる。くわえ側湾曲部134eは、くわえ側肩部114のくわえ側湾曲面部119に沿って湾曲する。くわえ側湾曲部134eは、内面がくわえ側湾曲面部119の外面に接触する。非伸縮性プレート134Dは、一端面134aが、第1中心O1と第2中心O2とを結ぶ線と、第1中心O1と第2中心O2とを結ぶ線に直交する第1中心O1を通る線よりギャップ部111側に位置する。
また、非伸縮性プレート134Dは、巻付方向の他端面134bがギャップ部111側に延出する。具体的に、非伸縮性プレート134Dは、他端面134bが第2中心O2よりくわえ側平面部116側に位置する。さらに、具体的に、非伸縮性プレート134は、他端面134bがくわえ尻側平面部117よりくわえ側平面部116側に位置する、すなわち、非伸縮性プレート134Dは、他端部が胴本体101の中心側に向けて屈曲する。具体的に、非伸縮性プレート134Dは、他端部に胴本体101の中心側に向けて湾曲するくわえ尻側湾曲部134dが設けられる。くわえ尻側湾曲部134dは、くわえ尻側肩部115のくわえ尻側湾曲面部120に沿って湾曲する。くわえ尻側湾曲部134dは、内面とくわえ尻側湾曲面部120の外面との間に隙間が確保され、接触しない。非伸縮性プレート134Dは、他端面134bが、第1中心O1と第2中心O2とを結ぶ線と、第1中心O1と第2中心O2とを結ぶ線に直交する第2中心O2を通る線よりギャップ部111側に位置する。
ブランケット102Dは、胴本体101の外周面に巻き付けられた状態で、巻付け方向に張力が付与される。ところが、ブランケット102Dは、裏面に非伸縮性プレート134Dが固定されていることから、一端面134aから他端面134bまでの領域で伸びが抑制されている。すなわち、ブランケット102Dは、伸びる領域が、くわえ側端部121側の隙間135に対応する領域と、くわえ尻側端部122の隙間136に対応する領域となる。すると、ブランケット102Dは、隙間135,136に対応する領域のみで伸びて薄くなるが、従来に比べて薄くなる領域が減少する。そのため、胴本体101の外周面にブランケット102Dが巻き付けられた状態で、ギャップ部111に対応してブランケット102Dの外周面に形成される凹部の容積が小さくなる。
特に、くわえ側端部121では、非伸縮性プレート134の一端面134aがくわえ側湾曲面部119に位置する。また、くわえ尻側端部122では、非伸縮性プレート134の他端面134bがくわえ尻側湾曲面部120およびくわえ尻側平面部117よりギャップ部111側に延出する。すると、非伸縮性プレート134Dが固定されたブランケット本体131が折曲してギャップ部111に挿入される位置もギャップ部111の中心部側に移行する。そのため、実質的にギャップ部111の幅が減少し、ギャップ部111に対応してブランケット102Cの外周面に形成される凹部の容積が小さくなる。
その結果、ギャップ部111に対応してブランケット102Dの外周面に形成される凹部の容積が小さくなることから、左右のブランケット胴31a,31bの各ギャップ部111同士がウェブを介して対向したとき、印圧の一時的な低下が抑制され、ブランケット胴31a,31bの振動の発生が抑制される。
[本実施形態の作用効果]
第1の態様に係るブランケット胴は、円柱形状をなして外周部に軸方向に沿ってギャップ部(溝部)111が設けられる胴本体101と、胴本体101の外周面に巻き付けられて巻付方向の各端部121,122がギャップ部111に挿入されるブランケット102とを備え、ブランケット102は、伸縮性を有するブランケット本体131と、ブランケット本体131の裏面に設けられて胴本体101の外周面に沿って配置される非伸縮性プレート134,134A,134B,134C,134Dとを有し、非伸縮性プレート134,134A,134B,134C,134Dは、巻付方向の他端面134bがギャップ部111側に延出される。この場合、非伸縮性プレート134,134A,134B,134C,134Dは、巻付方向の一端面134aと他端面134bの少なくとも一方がギャップ部111側に延出されていればよい。
第1の態様に係るブランケット胴は、ブランケット102は、胴本体101の外周面に巻き付けられた状態で張力が付与されるが、非伸縮性プレート134,134A,134B,134C,134Dが設けられた胴本体101の外周面側での伸びがない。また、非伸縮性プレート134,134A,134B,134C,134Dの他端面134bがギャップ部111側に延出されるため、実質的にギャップ部111の幅が減少する。そのため、胴本体101の外周面にブランケット102が巻き付けられた状態で、ギャップ部111に対応してブランケット102の外周面に形成される凹部の容積が小さくなる。その結果、左右のブランケット胴31a,31bの各ギャップ部111同士がウェブWを介して対向したとき、印圧の一時的な低下が抑制され、ブランケット胴31a,31bの振動の発生を抑制することで印刷品質の低下を抑制することができる。
第2の態様に係るブランケット胴は、ギャップ部111は、胴本体101の径方向に対向するくわえ側平面部(第1面部)116とくわえ尻側平面部(第2面部)117とを有し、胴本体101は、外周面とくわえ尻側平面部117との間に胴本体101の軸方向に沿う第2中心O2を有するくわえ尻側湾曲面部(第2湾曲面部)120を有し、非伸縮性プレート134,134A,134B,134C,134Dの他端面134bは、第2中心O2よりくわえ側平面部116側に位置する。これにより、非伸縮性プレート134,134A,134B,134C,134Dが設けられた胴本体101の外周面側での伸びを抑制し、ギャップ部111に対応してブランケット102の外周面に形成される凹部の容積を小さくすることができる。
第3の態様に係るブランケット胴は、非伸縮性プレート134,134A,134B,134C,134Dの他端面134bは、くわえ尻側平面部117よりくわえ側平面部116側に位置する。これにより、実質的なギャップ部111の幅を減少し、ギャップ部111に対応してブランケット102の外周面に形成される凹部の容積を小さくすることができる。
第4の態様に係るブランケット胴は、非伸縮性プレート134A,134B,134Dの他端面134bは、胴本体101の中心側に向けて屈曲する。これにより、非伸縮性プレート134A,134B,134Dによりブランケット本体131が伸びる領域を減少させ、ギャップ部111に対応してブランケット102の外周面に形成される凹部の容積を小さくすることができる。
第5の態様に係るブランケット胴は、非伸縮性プレート134Aの他端面134bは、くわえ尻側湾曲面部120に沿って湾曲するくわえ尻側湾曲部134cを有する。これにより、くわえ尻側湾曲部134cが接触するブランケット本体131の損傷を抑制することができる。
第6の態様に係るブランケット胴は、胴本体101は、外周面とくわえ側平面部116との間に胴本体101の軸方向に沿う第1中心O1を有するくわえ側湾曲面部(第1湾曲面部)119を有し、非伸縮性プレート134,134A,134Bの一端面134aは、くわえ側湾曲面部119より手前側に位置する。これにより、一端面134aが接触するブランケット本体131の損傷を抑制することができる。
第7の態様に係るブランケット胴は、胴本体101は、外周面とくわえ側平面部116との間に胴本体101の軸方向に沿う第1中心O1を有するくわえ側湾曲面部(第1湾曲面部)119を有し、非伸縮性プレート134C,134Dの一端面134aは、くわえ側湾曲面部119に位置する。実質的なギャップ部111の幅を減少し、ギャップ部111に対応してブランケット102の外周面に形成される凹部の容積を小さくすることができる。
第8の態様に係るブランケット胴は、非伸縮性プレート134C,134Dの一端面134aは、くわえ側湾曲面部119に沿って湾曲するくわえ側湾曲部134eを有する。これにより、くわえ側湾曲部134eが接触するブランケット本体131の損傷を抑制することができる。
第9の態様に係るブランケット胴は、ギャップ部111へのブランケット102,102A,102B,102C,102Dの各端部121,122の挿入方向は、くわえ側平面部116側が胴本体101の外周面に対して鋭角をなし、くわえ尻側平面部117側が胴本体101の外周面に対して鈍角をなす。これにより、少なくとも非伸縮性プレート134,134A,134B,134C,134Dの他端面134bをギャップ部111側に延出されることで、ギャップ部111に対応してブランケット102の外周面に形成される凹部の容積を小さくすることができる。
第10の態様に係る印刷機は、インキを供給するインキ供給装置51a,51b,52a,52b,53a,53b,54a,54bと、インキ供給装置51a,51b,52a,52b,53a,53b,54a,54bから外周部に装着された刷版にインキが供給される版胴41a,41b,42a,42b,43a,43b,44a,44bと、版胴41a,41b,42a,42b,43a,43b,44a,44bから受け取ったインキの画像をウェブ(印刷媒体)Wに転写するブランケット胴31a,31b,32a,32b,33a,33b,34a,34bとを備える。これにより、ブランケット胴31a,31b,32a,32b,33a,33b,34a,34bにて、各ギャップ部111同士がウェブWを介して対向したとき、印圧の一時的な低下が抑制され、振動の発生を抑制することで印刷品質の低下を抑制することができる。
なお、上述した実施形態では、非伸縮性プレート134,134A,134B,134C,134Dの他端面134bをギャップ部111側に延出したが、一端面134aをギャップ部111側に延出してもよい。
また、本開示は、上述した実施形態に限定されるものではない。例えば、第1実施形態から第5実施形態を組み合わせて構成するものも含まれる。
R 給紙装置
R1~R7 給紙ユニット
I インフィード装置
I1~I7 インフィードユニット
U 印刷装置
U1~U6,U11~U62 印刷ユニット
D ウェブパス装置
D1,D2 ウェブパスユニット
F 折機
F1,F2 折ユニット
10 新聞用オフセット輪転印刷機
21,22,23,24 スタック
31a,31b,32a,32b,33a,33b,34a,34b ブランケット胴
41a,41b,42a,42b,43a,43b,44a,44b 版胴
51a,51b,52a,52b,53a,53b,54a,54b インキ供給装置
61a,61b,62a,62b,63a,63b,64a,64b 湿し水供給装置
101 胴本体
102,102A,102B,102C,102D ブランケット
111 ギャップ部(溝部)
112 収容孔
113 テンションバー
114 くわえ側肩部
115 くわえ尻側肩部
116 くわえ側平面部(第1面部)
117 くわえ尻側平面部(第2面部)
118 スリット
119 くわえ側湾曲面部(第1湾曲面部)
120 くわえ尻側湾曲面部(第2湾曲面部)
121 くわえ側端部
122 くわえ尻側端部
131 ブランケット本体
132 くわえ側取付バー
133 くわえ尻側取付バー
134,134A,134B,134C,134D 非伸縮性プレート
134a 一端面
134b 他端面
134c,134d くわえ尻側湾曲部
134e くわえ側湾曲部
135,136 隙間
O1 第1中心
O2 第2中心
W ウェブ(印刷媒体)

Claims (10)

  1. 円柱形状をなして外周部に軸方向に沿って溝部が設けられる胴本体と、
    前記胴本体の外周面に巻き付けられて巻付方向の各端部が前記溝部に挿入されるブランケットと、
    を備え、
    前記ブランケットは、
    伸縮性を有するブランケット本体と、
    前記ブランケット本体の裏面に設けられて前記胴本体の外周面に沿って配置される非伸縮性プレートと、
    を有し、
    前記非伸縮性プレートは、前記巻付方向の一端面と他端面の少なくとも一方が前記溝部側に延出される、
    ブランケット胴。
  2. 前記溝部は、前記胴本体の径方向に対向する第1面部と第2面部とを有し、前記胴本体は、外周面と前記第2面部との間に前記胴本体の軸方向に沿う第2中心を有する第2湾曲面部を有し、前記非伸縮性プレートの他端面は、前記第2中心より前記第1面部側に位置する、
    請求項1に記載のブランケット胴。
  3. 前記非伸縮性プレートの他端面は、前記第2面部より前記第1面部側に位置する、
    請求項2に記載のブランケット胴。
  4. 前記非伸縮性プレートの他端部は、前記胴本体の中心側に向けて屈曲する、
    請求項2または請求項3に記載のブランケット胴。
  5. 前記非伸縮性プレートの他端部は、前記第2湾曲面部に沿って湾曲する、
    請求項4に記載のブランケット胴。
  6. 前記胴本体は、外周面と前記第1面部との間に前記胴本体の軸方向に沿う第1中心を有する第1湾曲面部を有し、前記非伸縮性プレートの一端面は、前記第1湾曲面部より手前側に位置する、
    請求項2から請求項5のいずれか一項に記載のブランケット胴。
  7. 前記胴本体は、外周面と前記第1面部との間に前記胴本体の軸方向に沿う第1中心を有する第1湾曲面部を有し、前記非伸縮性プレートの一端面は、前記第1湾曲面部に位置する、
    請求項2から請求項5のいずれか一項に記載のブランケット胴。
  8. 前記非伸縮性プレートの一端部は、前記第1湾曲面部に沿って湾曲する、
    請求項7に記載のブランケット胴。
  9. 前記溝部への前記ブランケットの各端部の挿入方向は、前記第1面部側が前記胴本体の外周面に対して鋭角をなし、前記第2面部側が前記胴本体の外周面に対して鈍角をなす、
    請求項2から請求項8のいずれか一項に記載のブランケット胴。
  10. インキを供給するインキ供給装置と、
    前記インキ供給装置から外周部に装着された刷版にインキが供給される版胴と、
    前記版胴から受け取ったインキの画像を印刷媒体に転写する請求項1から請求項9のいずれか一項に記載のブランケット胴と、
    を備える印刷機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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