JP2010201812A - 印刷機 - Google Patents

印刷機 Download PDF

Info

Publication number
JP2010201812A
JP2010201812A JP2009050609A JP2009050609A JP2010201812A JP 2010201812 A JP2010201812 A JP 2010201812A JP 2009050609 A JP2009050609 A JP 2009050609A JP 2009050609 A JP2009050609 A JP 2009050609A JP 2010201812 A JP2010201812 A JP 2010201812A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
printing
embossing
web
mold
processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009050609A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukikazu Shoji
幸和 小路
Yasunobu Harada
泰伸 原田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP2009050609A priority Critical patent/JP2010201812A/ja
Publication of JP2010201812A publication Critical patent/JP2010201812A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Supply, Installation And Extraction Of Printed Sheets Or Plates (AREA)

Abstract

【課題】印刷機において、印刷作業とエンボス加工作業を連続して行うことで作業性を向上すると共に作業コストの低減を可能とする。
【解決手段】ウェブWを供給する給紙装置11と、給紙装置11から供給されるウェブWに対して印刷を行う印刷装置13と、印刷装置13により印刷が施されて乾燥後のウェブWに対して凹凸形状を形成するエンボス加工装置18と、エンボス加工装置18により凹凸形状が形成されたウェブWを排出する排紙装置20とを配置する。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、輪転印刷機や枚葉印刷機などにおいて、印刷後の印刷媒体に対してエンボス加工を行う印刷機に関するものである。
一般に、商業用オフセット輪転印刷機は、給紙装置とインフィード装置と印刷装置と乾燥装置と冷却装置とウェブパス装置と折り装置と排紙装置とから構成されている。給紙装置は、2つの巻取体(ウェブロール)が装着されるリールスタンドを有しており、一方の巻取体から引き出されて走行しているウェブを、他方の巻取体のウェブに接続することで、連続的にウェブを供給可能な印刷機を有している。インフィード装置は、給紙装置の巻取体から引き出されたウェブを所定の速度で印刷装置に供給するものである。印刷装置は、一般的にブラック、シアン、マゼンタ、イエローの4色それぞれに対応した4組の印刷ユニットがウェブ走行方向に沿って並設されている。乾燥装置は、印刷装置により印刷が施されたウェブ上のインキを乾燥させるためのものであり、冷却装置は、乾燥装置での乾燥後の過剰な熱を蓄えるウェブを適当な温度まで冷却するものである。ウェブパス装置は、乾燥されて冷却されたウェブを搬送するものであり、折り装置は、ウェブを縦折りした後に裁断し、所定の大きさに折り畳んで折帳を形成するものであり、排紙装置は、折り畳まれた折帳を機外へ搬出するものである。
従って、給紙装置により巻取体からロール状のウェブが引き出され、このウェブがインフィード装置により所定の速度で印刷装置に供給され、この印刷装置における各印刷ユニットにより多色印刷が施され、印刷されたウェブは、乾燥装置でインキが乾燥され、冷却装置で冷却され、ウェブパス装置を経て搬送された折り装置により折帳が作成され、排紙装置により搬出される。
このような商業用オフセット輪転印刷機にて、印刷後のウェブに対してエンボス加工を行いたいという要望がある。従来は、商業用オフセット輪転印刷機により印刷済の折帖に対して、エンボス加工装置によりエンボス加工を行っている。
なお、印刷機に対してエンボス加工装置を組み合わせたものとして、例えば、下記特許文献1に記載されたものがある。
特開2007-099514号公報
ところが、印刷機による印刷工程中にエンボス加工をオンラインで行う場合、印刷用紙に転写されたインキが擦れて印刷品質が低下してしまうおそれがある。また、搬送中の印刷用紙に対してエンボス加工を行う場合、印刷用紙を挟持した状態で回転する一対の加工用の型ロールが必要となる。すると、エンボス加工のために専用の型ロールを一組製作しなければならず、型ロールの製造コストが増加して印刷作業コストが増大してしまうという問題がある。
本発明は上述した課題を解決するものであり、印刷作業とエンボス加工作業を連続して行うことで作業性を向上すると共に作業コストの低減を可能とする印刷機を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための本発明の印刷機は、印刷媒体を供給する給紙装置と、該給紙装置から供給される印刷媒体に対して印刷を行う印刷装置と、該印刷装置により印刷が施された印刷媒体に対して凹凸形状を形成するエンボス加工装置と、該エンボス加工装置により凹凸形状が形成された印刷媒体を排出する排紙装置と、を備えることを特徴とするものである。
本発明の印刷機では、前記エンボス加工装置は、前記印刷装置により印刷が施されてインキが乾燥した印刷媒体に対して凹凸形状を形成することを特徴としている。
本発明の印刷機では、前記エンボス加工装置は、対接して同期回転可能な一対のエンボスロールと、該一対のエンボスロールの外周面に着脱自在であって表面に凹凸形状を有する一対の型プレートとを有することを特徴としている。
本発明の印刷機では、前記一対の型プレートは、前記一対のエンボスロールにそれぞれ締結可能なプレート形状をなす基部と、該基部の表面に固定される弾性層とを有し、該弾性層の表面に前記凹凸形状が形成されることを特徴としている。
本発明の印刷機では、前記一対の型プレートは、表面の硬度が高い第1型と、表面の硬度が前記第1型より低い第2型を有し、前記第1型の表面に前記凹凸形状が形成されることを特徴としている。
本発明の印刷機では、前記印刷装置と前記エンボス加工装置との間に印刷媒体に転写されたインキを乾燥する乾燥装置が配置されることを特徴としている。
また、本発明の印刷機は、印刷媒体を供給する給紙装置と、該給紙装置から供給される印刷媒体に対して印刷を行う印刷装置と、該印刷装置により印刷が施された印刷媒体に対して所定の加工を施す加工装置と、該加工装置により所定の加工が施された印刷媒体を排出する排紙装置と、を備え、前記加工装置として、印刷媒体に対して凹凸形状を形成するエンボス加工装置と、印刷媒体に対してミシン目を入れるミシン装置とを選択的に搬入可能である、ことを特徴とするものである。
本発明の印刷機では、前記印刷装置と前記加工装置との間に印刷媒体に転写されたインキを乾燥する乾燥装置が配置されることを特徴としている。
本発明の印刷機では、前記加工装置は、対接して同期回転可能な一対の加工ロールを有し、該加工ロールに対して、前記エンボス加工装置における表面に凹凸形状を有するプレートと、前記ミシン装置における表面にミシン刃を有するプレートとが選択的に着脱可能であることを特徴としている。
本発明の印刷機によれば、印刷装置により印刷が施された印刷媒体に対して凹凸形状を形成するエンボス加工装置を設けるので、印刷作業からエンボス加工作業までをオンラインで連続して行うことができ、作業性を向上することができると共に、作業コストの低減を可能とすることができる。
本発明の印刷機によれば、エンボス加工装置は、印刷装置により印刷が施されてインキが乾燥した印刷媒体に対して凹凸形状を形成するので、印刷品質を低下させることなくエンボス加工作業を行うことができる。
本発明の印刷機によれば、エンボス加工装置として、対接して同期回転可能な一対のエンボスロールと、一対のエンボスロールの外周面に着脱自在であって表面に凹凸形状を有する一対の型プレートとを設けるので、エンボスロールに対して凹凸形状を有する型プレートを着脱自在とすることで、凹凸形状に応じて型プレートを交換するだけでよく、凹凸形状を有する型ロールを不要として低コスト化を可能とすることができる。
本発明の印刷機によれば、一対の型プレートとして、一対のエンボスロールにそれぞれ締結可能なプレート形状をなす基部と、基部の表面に固定される弾性層とを設け、弾性層の表面に凹凸形状を形成するので、基部により型プレートをエンボスロールに容易に締結することができ、凹凸形状を容易に形成することができる。
本発明の印刷機によれば、一対の型プレートとして、表面の硬度が高い第1型と、表面の硬度が第1型より低い第2型を設け、第1型の表面に凹凸形状を形成するので、第1型と第2型が対向するとき、硬度の高い第1型が硬度の低い第2型を押圧することで、両者の間に挿入される印刷媒体にエンボス加工が施されることとなり、第1型だけを高精度に形成すればよく、型プレートの簡素化を可能とすることができる。
本発明の印刷機によれば、印刷装置とエンボス加工装置との間に印刷媒体に転写されたインキを乾燥する乾燥装置を配置するので、印刷済の印刷媒体を確実に乾燥した状態でエンボス加工することができ、印刷品質を向上することができる。
また、本発明の印刷機によれば、給紙装置と、印刷装置と、加工装置と、排紙装置とを設け、加工装置として、印刷媒体に対して凹凸形状を形成するエンボス加工装置と、印刷媒体に対してミシン目を入れるミシン装置とを選択的に搬入可能としたので、作業の種類に応じて、加工装置としてエンボス加工装置またはミシン装置を選択することができ、印刷作業からエンボス加工作業までをオンラインで連続して行うことができ、作業性を向上することができると共に、作業コストの低減を可能とすることができ、また、既存の装置を大きく変更することなく、利便性を向上することができる。
本発明の印刷機によれば、印刷装置と加工装置との間に印刷媒体に転写されたインキを乾燥する乾燥装置を配置するので、印刷済の印刷媒体を確実に乾燥した状態でエンボス加工することができ、印刷品質を向上することができる。
本発明の印刷機によれば、加工装置として、対接して同期回転可能な一対の加工ロールを設け、加工ロールに対して、エンボス加工装置における表面に凹凸形状を有するプレートと、ミシン装置における表面にミシン刃を有するプレートとを選択的に着脱可能としたので、加工ロールに、凹凸形状を有するプレートまたはミシン刃を有するプレートを選択的に装着することができ、加工ロールの交換を不要として装置の簡素化を可能とすることができる。
図1は、本発明の実施例1に係る印刷機としての商業用オフセット輪転印刷機を表す概略構成図である。 図2は、実施例1の商業用オフセット輪転印刷機におけるエンボス加工装置を表す概略図である。 図3は、実施例1のエンボス加工装置で使用される型プレートの概略図である。 図4は、実施例1のエンボス加工装置で使用される型プレートの変形例を表す概略図である。 図5は、実施例1のエンボス加工装置で使用される型プレートの変形例を表す概略図である。 図6は、実施例1のエンボス加工装置で使用される型プレートの変形例を表す概略図である。 図7は、本発明の実施例2に係る印刷機としての商業用オフセット輪転印刷機を表す概略構成図である。 図8は、本発明の実施例3に係る印刷機としてのオフセット枚葉印刷機を表す概略構成図である。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る印刷機を詳細に説明する。なお、この実施例により本発明が限定されるものではない。
図1は、本発明の実施例1に係る印刷機としての商業用オフセット輪転印刷機を表す概略構成図、図2は、実施例1の商業用オフセット輪転印刷機におけるエンボス加工装置を表す概略図、図3は、実施例1のエンボス加工装置で使用される型プレートの概略図である。
実施例1では、本発明の印刷機を商業用オフセット輪転印刷機に適用して説明する。実施例1の商業用オフセット輪転印刷機は、図1に示すように、給紙装置11と、インフィード装置12と、印刷装置13と、乾燥装置14と、冷却装置15と、ウェブパス装置16と、ミシン装置17と、エンボス加工装置18と、折り装置19と、排紙装置20とから構成されている。
給紙装置11は、2つの巻取体(ウェブロール)が装着されるリールスタンドを有しており、一方の巻取体から引き出されて走行しているウェブ(印刷媒体)Wを、他方の巻取体のウェブに接続することで、連続的にウェブを供給可能な紙継装置を有している。インフィード装置12は、給紙装置11のウェブWを印刷装置13側に供給するものである。
印刷装置13は、4つのインキ色である黒、藍、紅、黄ごとの4個の印刷ユニット21,22,23,24がウェブ走行方向に沿って並設されて構成されている。各印刷ユニット21,22,23,24は、ウェブWの表面及び裏面に同時に印刷する両面印刷機であって、使用するインキの色(黒、藍、紅、黄)が相違するだけで、その構成はほぼ同様のものとなっている。即ち、各印刷ユニット21,22,23,24は、図示しないインキつぼとインキ元ローラと受渡しローラと練ローラと往復ローラとインキ着ローラと版胴とブランケット胴とがほぼ直列に対接して回転自在に支持される構成が、上下対称に配設されている。そして、対向するブランケット胴の間にウェブWが通過するときに、各ブランケット胴からウェブWの表裏にインキ(印刷画像)が転写される。
乾燥装置14は、印刷装置13により印刷が施されたウェブWの表面及び裏面に転写されたインキを乾燥させるためのものであり、ウェブWに温風を吹付けるブロアを有している。冷却装置15は、乾燥装置14での乾燥後の過剰な熱を蓄えるウェブWを適当な温度まで冷却するものであり、ウェブWを巻き付けて冷却する複数の水冷シリンダを有している。ウェブパス装置16は、乾燥されて冷却されたウェブWを搬送するものであり、ウェブWを巻き付けて搬送する複数のシリンダを有している。
ミシン装置17は、印刷後に乾燥及び冷却されたウェブWに対してミシン目を形成するものである。このミシン装置17は、パタンパーフォレータと称し、径の大きいブランケット胴31と、このブランケット胴31に対接し、且つ、ブランケット胴31より径の小さい2つの版胴32,33とを有している。2つの版胴32,33は、版胴本体の表面にミシン刃が固定された版が着脱自在に装着されてなり、この版はプレート形状をなし、長手方向の各端部(くわえ端と尻端)が版胴本体に搭載された版締め装置により固定される。なお、一方の版胴32は、ウェブWの長手方向(搬送方向)に沿ってミシン目を入れるものであり、外周面の周方向に沿ってミシン刃が固定されている。他方の版胴33は、ウェブWの幅方向に沿ってミシン目を入れるものであり、外周面の軸方向に沿ってミシン刃が固定されている。
エンボス加工装置18は、印刷後に乾燥及び冷却されたウェブWに対してエンボス加工(凹凸加工)を施すものである。このエンボス加工装置18は、上下一対のエンボスロール41,42を有している。この上下一対のエンボスロール41,42は、対接状態で、互いに逆方向に回転することで、両者の間を通過するウェブWに対して凹凸加工を行う。
即ち、エンボス加工装置18において、図2に示すように、各エンボスロール41,42は、ロール本体43,44の外周部に型プレート45,46が装着されて構成されている。各ロール本体43,44は、円柱形状をなし、且つ、同径となっており、外周部における周方向における所定の箇所に、軸方向に沿った切欠部43a,44aが形成され、この切欠部43a,44aにプレート締め装置43b,44bが収容されている。このプレート締め装置43b,44bは、型プレート45,46における長手方向の各端部が折り曲げられて形成された締結部45a,45b,46a,46bを締結するものである。具体的には、型プレート45,46の咥え側の締結部45a,46aが切欠部43a,44aに係止した状態で、この型プレート45,46をロール本体43,44に巻き付け、尻側の締結部45b,46bを保持して引っ張りながら固定するものである。
また、型プレート45,46は、図3に示すように、ロール本体43,44に締結可能なプレート形状をなす基部47,48と、この基部47,48の表面に設けられる弾性層49,50とを有し、一方の弾性層49の表面に凸部49aが形成され、他方の弾性層50の表面に凹部50aが形成されている。この場合、弾性層49の凸部49aと弾性層50の凹部50aとは、長手方向における同一位置、つまり、型プレート45,46がロール本体43,44に締結された状態で、その回転位相が同じに設定される。
なお、この基部47,48は、金属(例えば、スチール、アルミなど)製の板材であって、長手方向における端部が折り曲げられることで、上述した締結部45a,45b,46a,46bが形成されている。なお、基部47,48を金属製とせずに、ガラス繊維(グラスファイバ)、このガラス繊維などプラスチックの中に入れて強度を高めた繊維強化プラスチック(FRP)などを用いてもよい。また、弾性層49,50は、一般的に使用されるブランケット材であり、基布層と発泡層(圧縮層)とゴム層が一層または多層に重ねられて構成され、このゴム層が表面側に配置される。
この場合、各基部47,48の表面に同じ長さの弾性層49,50を接着剤により貼り付け、基部47,48と弾性層49,50の端部との間にシール材51,52を貼り付けることで、基部47,48からの弾性層49,50のはがれを防止している。
従って、上下のエンボスロール41,42が同期して回転するとき、このエンボスロール41,42の間にウェブWが挿入されると、上方のエンボスロール41に装着された型プレート45の凸部49aと、下方のエンボスロール42に装着された型プレート46の凹部50aが嵌合する位置で、ウェブWに対してエンボス加工が行われ、ウェブWの所定の位置が凹凸形状となるエンボス形状に加工することができる。
図1に戻り、折り装置19は、ウェブWを縦折りした後に横に裁断し、所定の大きさに折り畳んで折帖を形成するものであり、三角板、鋸胴、くわえ胴を有している。排紙装置20は、形成された折帖を所定量だけ重なるように配列した状態で機外へ搬出するものであり、羽根車や搬送コンベアを有している。
ここで、このように構成された本実施例の商業用オフセット輪転印刷機による印刷方法について説明する。
まず、給紙装置11により巻取体からロール状のウェブWが引き出され、インフィード装置12により印刷装置13に供給される。次に、この印刷装置13にて、4台の印刷ユニット21,22,23,24によりウェブWの表面及び裏面に対して、黒、藍、紅、黄の4色の印刷が施される。続いて、印刷装置13で印刷が施されたウェブWは、この印刷装置13から乾燥装置14に送られ、温風により転写されたインキが乾燥され、冷却装置15で冷却された後、ウェブパス装置16を経てミシン装置17及びエンボス加工装置18に供給される。
このミシン装置17にて、インキが乾燥して冷却されたウェブWがブランケット胴31に巻き付けられて走行する間に、版胴32によりウェブWの長手方向に沿ってミシン目を入れられ、版胴33によりウェブWの幅方向に沿ってミシン目が入れられる。
続いて、エンボス加工装置18にて、ウェブWが上下一対のエンボスロール41,42の間を通過するときに、この各エンボスロール41,42の型プレート45,46により所定の位置がエンボス加工される。即ち、走行するウェブWが、一対の型プレート45,46により挟持されるとき、所定の位置が弾性層49の凸部49aと弾性層50の凹部50aにより押圧加工されることで、ここに凹凸形状が形成される。
その後、ミシン装置17及びエンボス加工装置18により所定の加工が施されたウェブWは、折り装置19により折帖が作成され、排紙装置20により搬出される。
なお、上述の説明では、エンボス加工装置18にて、エンボスロール41,42を、ロール本体43,44の外周部に型プレート45,46を装着して構成し、この型プレート45,46を、プレート形状をなす基部47,48に弾性層49,50を貼り付け、一方の弾性層49に凸部49aを形成し、他方の弾性層50に凹部50aを形成して構成したが、この構成に限定されるものではない。
図4乃至図6は、実施例1のエンボス加工装置で使用される型プレートの変形例を表す概略図である。
実施例1のエンボス加工装置で使用される型プレートの変形例において、図4に示すように、型プレート61,62は、ロール本体43,44(図2参照)に締結可能なプレート形状をなす基部63,64と、この基部63,64の裏面に設けられる弾性層65,66とを有し、一方の基部63の表面に凸部63aが形成され、他方の基部64の表面に凹部64aが形成されている。この場合、基部63の凸部63aと基部64の凹部64aとは、長手方向における同一位置、つまり、型プレート61,62がロール本体43,44に締結された状態で、その回転位相が同じに設定される。そして、各基部63,64における長手方向の各端部が折り曲げられることで、締結部61a,61b,62a,62bが形成されている。
従って、上下のエンボスロール41,42(図2参照)が同期して回転するとき、このエンボスロール41,42の間にウェブWが挿入されると、上方のエンボスロール41に装着された型プレート61の凸部63aと、下方のエンボスロール42に装着された型プレート62の凹部64aが嵌合する位置で、ウェブWに対してエンボス加工が行われ、ウェブWの所定の位置が凹凸形状となるエンボス形状に加工することができる。このように金属製の基部63,64に凸部63aと凹部64aを形成することで、エンボス加工によりウェブWに形成される凹部と凸部のエッジをはっきりと形成することで、加工された凹凸模様をシャープに形成することができる。
また、実施例1のエンボス加工装置で使用される型プレートの別の変形例において、図5に示すように、型プレート71,72は、ロール本体43,44(図2参照)に締結可能なプレート形状をなす基部73,74と、この基部73の表面に設けられる弾性層75及び基部74の裏面に設けられる弾性層76とを有し、他方の基部74の表面に凹部74aが形成されている。この場合、表面硬度の高い本発明の第1型が型プレート72(基部74)に該当し、表面硬度が第1型(型プレート72)より低い本発明の第2型が型プレート71(弾性層75)に該当する。なお、基部73と弾性層75の端部との間にシール材77を貼り付けることで、基部73からの弾性層75のはがれを防止している。そして、各基部73,74における長手方向の各端部が折り曲げられることで、締結部71a,71b,72a,72bが形成されている。
従って、上下のエンボスロール41,42(図2参照)が同期して回転するとき、このエンボスロール41,42の間にウェブWが挿入されると、上方のエンボスロール41に装着された型プレート71の弾性層75に対して、下方のエンボスロール42に装着された型プレート72の凹部74aが押圧する位置で、ウェブWに対してエンボス加工が行われ、ウェブWの所定の位置が凹凸形状となるエンボス形状に加工することができる。このように金属製の基部74のみに凹部74aを形成することで、型プレート72の凹部74aに型プレート71の弾性層75が入り込んで凹凸形状が形成されるため、エンボス加工によりウェブWに形成される凹部と凸部のエッジがはっきりと形成されずに、加工された凹凸模様をぼやかすことができる。
更に、実施例1のエンボス加工装置で使用される型プレートの別の変形例において、図6に示すように、型プレート81,82は、ロール本体43,44(図2参照)に締結可能なプレート形状をなす基部83,84と、この基部83の裏面に設けられる弾性層85及び基部84の表面に設けられる弾性層86とを有し、一方の基部84の表面に凸部83aが形成されている。この場合、表面硬度の高い本発明の第1型が型プレート81(基部83)に該当し、表面硬度が第1型(型プレート81)より低い本発明の第2型が型プレート82(弾性層86)に該当する。なお、基部84と弾性層86の端部との間にシール材87を貼り付けることで、基部84からの弾性層86のはがれを防止している。そして、各基部83,84における長手方向の各端部が折り曲げられることで、締結部81a,81b,82a,82bが形成されている。
従って、上下のエンボスロール41,42(図2参照)が同期して回転するとき、このエンボスロール41,42の間にウェブWが挿入されると、上方のエンボスロール41に装着された型プレート81の凸部83aが、下方のエンボスロール42に装着された型プレート82の弾性層86を押圧する位置で、ウェブWに対してエンボス加工が行われ、ウェブWの所定の位置が凹凸形状となるエンボス形状に加工することができる。このように金属製の基部83のみに凸部83aを形成することで、型プレート81の凸部83aが型プレート82の弾性層86を圧縮して凹凸形状が形成されるため、エンボス加工によりウェブWに形成される凹部と凸部のエッジがはっきりと形成されずに、加工された凹凸模様をぼやかすことができる。
このように実施例1の印刷機にあっては、ウェブWを供給する給紙装置11と、給紙装置11から供給されるウェブWに対して印刷を行う印刷装置13と、印刷装置13により印刷が施されて乾燥後のウェブWに対して凹凸形状を形成するエンボス加工装置18と、エンボス加工装置18により凹凸形状が形成されたウェブWを排出する排紙装置20とを配置している。
従って、印刷作業からエンボス加工作業までをオンラインで連続して行うことができ、作業性を向上することができると共に、作業コストの低減を可能とすることができる。
また、実施例1の印刷機では、エンボス加工装置18として、対接して同期回転可能な一対のエンボスロール41,42と、このエンボスロール41,42の外周面に着脱自在であって表面に凹凸部49a,50aを有する一対の型プレート45,46とを設けている。従って、エンボスロール41,42に対して凹凸部49a,50aを有する型プレート45,46を着脱自在とすることで、凸部49aと凹部50aの形状に応じて型プレート45,46を交換するだけでよく、凹凸形状を有する型ロールを不要として低コスト化を可能とすることができる。
また、実施例1の印刷機では、一対の型プレート45,46として、一対のエンボスロール41,42にそれぞれ締結可能なプレート形状をなす基部47,48と、基部47,48の表面に固定される弾性層49,50とを設け、この弾性層49,50の表面に凸部49aと凹部50aを形成している。従って、基部47,48により型プレート45,46をエンボスロール41,42に容易に締結することができ、エンボスロール41,42に凹凸形状(凸部49aと凹部50a)を容易に形成することができる。
また、実施例1の印刷機では、一対の型プレート61,62にて、金属製の基部63,64に凸部63aと凹部64aを形成している。従って、エンボス加工によりウェブWに形成される凹部と凸部のエッジをはっきりと形成することで、加工された凹凸模様をシャープに形成することができる。
また、実施例1の印刷機では、一対の型プレート71,72にて、金属製の基部74に凹部74aを形成し、凹部74aに対向して弾性層75を設けている。従って、型プレート72の凹部74aに型プレート71の弾性層75が入り込んで凹凸形状が形成されるため、エンボス加工によりウェブWに形成される凹部と凸部のエッジがはっきりと形成されずに、加工された凹凸模様をぼやかすことができる。
更に、実施例1の印刷機では、一対の型プレート81,82にて、金属製の基部83に凸部83aを形成し、凸部83aに対向して弾性層86を設けている。従って、型プレート81の凸部83aが型プレート82の弾性層86を圧縮して凹凸形状が形成されるため、エンボス加工によりウェブWに形成される凹部と凸部のエッジがはっきりと形成されずに、加工された凹凸模様をぼやかすことができる。
そして、型プレート71,72及び型プレート81,82にあっては、凹部74aを有する型プレート72や凸部83aを有する型プレート81だけを高精度に形成すればよく、型プレート71,72,81,82の簡素化及び低コスト化を可能とすることができる。
また、実施例1の印刷機では、印刷装置13とエンボス加工装置18との間にウェブWに転写されたインキを乾燥する乾燥装置14を配置している。従って、印刷済のウェブWを乾燥した状態でエンボス加工することができ、印刷品質を向上することができる。
図7は、本発明の実施例2に係る印刷機としての商業用オフセット輪転印刷機を表す概略構成図である。なお、前述した実施例で説明したものと同様の機能を有する部材には同一の符号を付して重複する説明は省略する。
実施例2の商業用オフセット輪転印刷機において、図7に示すように、給紙装置11と、インフィード装置12と、印刷装置13と、乾燥装置14と、冷却装置15と、ウェブパス装置16と、加工装置91と、折り装置19と、排紙装置20とから構成されている。そして、加工装置91として、ウェブWに対してミシン目を入れるミシン装置と、ウェブWに対して凹凸形状を形成するエンボス加工装置とを選択的に搬入可能となっている。この場合、ミシン装置は、実施例1で説明したミシン装置17と同様のものである。また、エンボス加工装置は、実施例1で説明したミシン装置17をエンボス加工装置として利用するものである。
即ち、加工装置91として、対接して同期回転可能な3つの加工ロール92,93,94を有し、加工ロール92は、加工ロール93,94より大径となっている。そして、ミシン装置を選択した場合には、加工ロール92をブランケット胴として適用し、2つの加工ロール93,94を版胴として適用する。また、2つの加工ロール(版胴)93,94を、版胴本体と、表面にミシン刃が固定されて版胴本体に着脱自在な版(プレート)とで構成する。
一方、加工装置91として、エンボス加工装置を選択した場合には、加工ロール92,93,94をエンボスロールとして適用し、加工ロール92をゴム胴とし、加工ロール93,94を、ロール本体と、表面に凹凸形状が形成されてロール本体に着脱自在な型プレート(プレート)とで構成する。この場合、3つの加工ロール92,93,94を、ロール本体と、表面に凹凸形状が形成されてロール本体に着脱自在な型プレートとで構成してもよい。即ち、加工ロール92,93の関係、加工ロール92,94の関係は、実施例1で説明したいずれの型プレートを適用してもよい。
従って、加工装置91としてミシン装置を選択したとき、加工装置91にて、インキが乾燥して冷却されたウェブWが加工ロール92に巻き付けられて走行する間に、加工ロール93によりウェブWの長手方向に沿ってミシン目を入れられ、加工ロール94によりウェブWの幅方向に沿ってミシン目が入れられる。
一方、加工装置91としてエンボス加工装置を選択しとき、加工装置91にて、インキが乾燥して冷却されたウェブWが加工ロール92に巻き付けられて走行する間に、加工ロール93によりエンボス加工が施され、加工ロール94によりエンボス加工が施される。この場合、加工ロール93,94の一方だけでエンボス加工し、他方で搬送するだけとしてもよい。
このように実施例2の印刷機にあっては、給紙装置11と、インフィード装置12と、印刷装置13と、乾燥装置14と、冷却装置15と、ウェブパス装置16と、加工装置91と、折り装置19と、排紙装置20とから構成し、加工装置91として、ウェブWに対してミシン目を入れるミシン装置と、ウェブWに対して凹凸形状を形成するエンボス加工装置とを選択的に搬入可能となっている。
従って、作業の種類に応じて、加工装置91としてエンボス加工装置またはミシン装置を選択することができ、印刷作業からエンボス加工作業までをオンラインで連続して行うことができ、作業性を向上することができると共に、作業コストの低減を可能とすることができ、また、既存の装置を大きく変更することなく、利便性を向上することができる。
また、実施例2の印刷機では、加工装置91として、対接して同期回転可能な加工ロール92,93,94を有し、加工ロール92,93,94に対して、エンボス加工装置における表面に凹凸形状を有するプレートと、ミシン装置における表面にミシン刃を有するプレートとが選択的に着脱可能となっている。従って、加工ロール92,93,94に、凹凸形状を有するプレートまたはミシン刃を有するプレートを選択的に装着することができ、加工ロールの交換を不要として装置の簡素化を可能とすることができる。
図8は、本発明の実施例3に係る印刷機としてのオフセット枚葉印刷機を表す概略構成図である。
実施例3では、本発明の印刷機をオフセット枚葉印刷機に適用して説明する。実施例3のオフセット枚葉印刷機は、図8に示すように、給紙装置101と、搬送装置102と、印刷装置103と、エンボス加工装置104と、排紙装置105とから構成されている。
給紙装置101は、給紙台111とセパレータ装置112を有している。給紙台111は、印刷媒体としての印刷シートSを積み重ねて載置するものであり、また、セパレータ装置112は、給紙台111上に積み重ねられた多数の印刷シートSを上から順に1枚ずつ取り上げて送り出すものである。この場合、給紙台111は、セパレータ装置112が印刷シートSと略一定の高さの位置関係を維持できるように、印刷シートSの供給に対応して上下に移動可能となっている。
搬送装置102は、給紙装置101から送り出された印刷シートSを搬送して所定の位置に位置決めすると共に、印刷装置103に供給するものである。この搬送装置102にて、給紙装置101に隣接してフィードローラ113及び咥えローラ114が対接して配置されると共に、複数のガイドローラ115に掛け回された搬送ベルト116が配置され、印刷装置103に隣接して前当て117が配置されている。
印刷装置103は、カラー印刷を実現できるように、黒(Black)、藍(Cyan)、紅(Magenta)、黄(Yellow)の4色に対応して4台の印刷ユニット121,122,123,124を有している。各印刷ユニット121,122,123,124は、ほぼ同様の構成をなし、インキ装置(図示略)と、版胴121a,122a,123a,124aとブランケット胴121b,122b,123b,124bと圧胴121c,122c,123c,124cとを備えている。この版胴121a,122a,123a,124aとブランケット胴121b,122b,123b,124bと圧胴121c,122c,123c,124cは、上下方向に沿って上側から下側にこの順で相互に接するように配置されており、インキ装置により版胴121a,122a,123a,124aを介してブランケット胴121b,122b,123b,124bにインキが供給され、ブランケット胴121b,122b,123b,124bと圧胴121c,122c,123c,124cとの間を印刷シートSが通過するときに、ブランケット胴121b,122b,123b,124bから印刷シートSにインキ(印刷画像)が転写される。
また、印刷装置103にて、各印刷ユニット121,122,123,124の前後には、中間胴131,132,133,134,135が配置されている。
エンボス加工装置104は、印刷後に乾燥された印刷シートSに対してエンボス加工(凹凸加工)を施すものである。この場合、印刷装置103で使用されるインキは、速乾性インキであり、エンボス加工装置104に到達する前にほぼ乾燥状態となる。このエンボス加工装置104は、一対のエンボスロール141,142を有している。この一対のエンボスロール141,142は、対接状態で、互いに逆方向に回転することで、両者の間を通過する印刷シートSに対して凹凸加工を行う。即ち、エンボス加工装置104において、各エンボスロール141,142は、それぞれロール本体の外周部に型プレートが着脱自在に装着されて構成されており、各型プレートは、表面に凸部と凹部が対向する位置に形成されている。なお、このエンボスロール141,142は、実施例1で説明したものとほぼ同様であり、また、変形例で説明したものを適用してもよい。
排紙装置105は、印刷シートSを搬送し、整列した状態で上下に積み重ねるものである。この排紙装置105は、印刷シートSを搬送するチェーングリッパ151と、印刷された印刷シートSが積層される排紙台152と、印刷シートSを揃える紙当て153を有している。チェーングリッパ151は、印刷シートSの先端部を咥える複数の咥え爪151aを有し、エンボス加工装置104から印刷シートSを受け取って排紙台152の上方位置の所定位置まで搬送する。排紙台152は、印刷シートSが積層されるにしたがって最上段の上面部高さが上昇した場合に、印刷シートSの落下距離が略一定となるように連続的、あるいは、段階的に下降可能となっている。紙当て153は、印刷シートSの進行方向における先端位置を規制するものである。
ここで、このように構成された本実施例のオフセット枚葉印刷機による印刷方法について説明する。
まず、給紙装置101の給紙台111に積載された印刷シートSは、セパレータ装置112により最上部から1枚ずつ取り出されて搬送装置102に送り出され、次に、この搬送装置102は、印刷シートSを前当て117で位置決めした後、順次、印刷装置103に供給する。続いて、印刷装置103にて、4台の印刷ユニット121,122,123,124により印刷シートSに対して、黒、藍、紅、黄の4色の印刷が施される。
エンボス加工装置104では、印刷シートSが一対のエンボスロール141,142の間を通過するときに、この各エンボスロール141,142により所定の位置がエンボス加工される。即ち、走行する印刷シートSが、一対の型プレートにより挟持されるとき、所定の位置が凸部と凹部により押圧加工されることで、ここに凹凸形状が形成される。
その後、印刷が施され、且つ、エンボス加工が施された印刷シートSは、排紙装置105に送り出され、チェーングリッパ151は印刷シートSの先端部を咥えながら搬送し、排紙台152上に積み上げていく。
このように実施例3のオフセット枚葉印刷機にあっては、給紙装置101と、搬送装置102と、印刷装置103と、エンボス加工装置104と、排紙装置105とから構成している。
従って、印刷作業からエンボス加工作業までをオンラインで連続して行うことができ、作業性を向上することができると共に、作業コストの低減を可能とすることができる。
なお、上述の各実施例では、本発明の印刷機を商業用オフセット輪転印刷機やオフセット枚葉印刷機に適用して説明したが、これらの印刷機に適用されるものではなく、新聞用オフセット輪転印刷機など、他の方式の印刷機にも適用することができる。
本発明に係る印刷機は、印刷作業とエンボス加工作業を連続して行うことで作業性を向上すると共に作業コストの低減を可能とするものであり、いずれの印刷機にも適用することができる。
11 給紙装置
12 インフィード装置
13 印刷装置
14 乾燥装置
15 冷却装置
16 ウェブパス装置
17 ミシン装置
18 エンボス加工装置
19 折り装置
20 排紙装置
41,42 エンボスロール
43,44 ロール本体
45,46,61,62,71,72,81,82 型プレート
49a,63a,83a 凸部
50a,64a,74a 凹部
47,48,63,64,73,74,83,84 基部
49,50,65,66,75,76,85,86 弾性層
91 加工装置
92,93,94 加工ロール
101 給紙装置
102 搬送装置
103 印刷装置
104 エンボス加工装置
105 排紙装置
141,142 エンボスロール
W ウェブ(印刷媒体)
S 印刷シート(印刷媒体)

Claims (9)

  1. 印刷媒体を供給する給紙装置と、
    該給紙装置から供給される印刷媒体に対して印刷を行う印刷装置と、
    該印刷装置により印刷が施された印刷媒体に対して凹凸形状を形成するエンボス加工装置と、
    該エンボス加工装置により凹凸形状が形成された印刷媒体を排出する排紙装置と、
    を備えることを特徴とする印刷機。
  2. 前記エンボス加工装置は、前記印刷装置により印刷が施されてインキが乾燥した印刷媒体に対して凹凸形状を形成することを特徴とする請求項1に記載の印刷機。
  3. 前記エンボス加工装置は、対接して同期回転可能な一対のエンボスロールと、該一対のエンボスロールの外周面に着脱自在であって表面に凹凸形状を有する一対の型プレートとを有することを特徴とする請求項1または2に記載の印刷機。
  4. 前記一対の型プレートは、前記一対のエンボスロールにそれぞれ締結可能なプレート形状をなす基部と、該基部の表面に固定される弾性層とを有し、該弾性層の表面に前記凹凸形状が形成されることを特徴とする請求項3に記載の印刷機。
  5. 前記一対の型プレートは、表面の硬度が高い第1型と、表面の硬度が前記第1型より低い第2型を有し、前記第1型の表面に前記凹凸形状が形成されることを特徴とする請求項4に記載の印刷機。
  6. 前記印刷装置と前記エンボス加工装置との間に印刷媒体に転写されたインキを乾燥する乾燥装置が配置されることを特徴とする請求項1から5のいずれか一つに記載の印刷機。
  7. 印刷媒体を供給する給紙装置と、
    該給紙装置から供給される印刷媒体に対して印刷を行う印刷装置と、
    該印刷装置により印刷が施された印刷媒体に対して所定の加工を施す加工装置と、
    該加工装置により所定の加工が施された印刷媒体を排出する排紙装置と、を備え、
    前記加工装置として、印刷媒体に対して凹凸形状を形成するエンボス加工装置と、印刷媒体に対してミシン目を入れるミシン装置とを選択的に搬入可能である、
    ことを特徴とする印刷機。
  8. 前記印刷装置と前記加工装置との間に印刷媒体に転写されたインキを乾燥する乾燥装置が配置されることを特徴とする請求項7に記載の印刷機。
  9. 前記加工装置は、対接して同期回転可能な一対の加工ロールを有し、該加工ロールに対して、前記エンボス加工装置における表面に凹凸形状を有するプレートと、前記ミシン装置における表面にミシン刃を有するプレートとが選択的に着脱可能であることを特徴とする請求項7または8に記載の印刷機。
JP2009050609A 2009-03-04 2009-03-04 印刷機 Pending JP2010201812A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009050609A JP2010201812A (ja) 2009-03-04 2009-03-04 印刷機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009050609A JP2010201812A (ja) 2009-03-04 2009-03-04 印刷機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010201812A true JP2010201812A (ja) 2010-09-16

Family

ID=42963781

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009050609A Pending JP2010201812A (ja) 2009-03-04 2009-03-04 印刷機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010201812A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102442054A (zh) * 2011-10-17 2012-05-09 谭日和 一种同步印刷压纹机
CN102765247A (zh) * 2011-05-03 2012-11-07 上海亚华印刷机械有限公司 一种卷筒纸印刷机
CN102815087A (zh) * 2012-08-13 2012-12-12 佛山市三水壹晨纸塑有限公司 一种装帧纸印刷同步套压生产设备
CN103963433A (zh) * 2014-05-07 2014-08-06 湖北京山轻工机械股份有限公司 一种印刷生产线
CN104647891A (zh) * 2015-03-04 2015-05-27 黄海琴 一种片式氧传感器用全自动印刷烘干生产线设备及其使用方法
CN105313449A (zh) * 2015-12-01 2016-02-10 佛山市南海区三简包装有限公司 一种全息模压机
CN106827783A (zh) * 2016-12-29 2017-06-13 宁波长青家居用品有限公司 一种对位压花印刷机

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102765247A (zh) * 2011-05-03 2012-11-07 上海亚华印刷机械有限公司 一种卷筒纸印刷机
CN102442054A (zh) * 2011-10-17 2012-05-09 谭日和 一种同步印刷压纹机
CN102815087A (zh) * 2012-08-13 2012-12-12 佛山市三水壹晨纸塑有限公司 一种装帧纸印刷同步套压生产设备
CN103963433A (zh) * 2014-05-07 2014-08-06 湖北京山轻工机械股份有限公司 一种印刷生产线
CN104647891A (zh) * 2015-03-04 2015-05-27 黄海琴 一种片式氧传感器用全自动印刷烘干生产线设备及其使用方法
CN105313449A (zh) * 2015-12-01 2016-02-10 佛山市南海区三简包装有限公司 一种全息模压机
CN106827783A (zh) * 2016-12-29 2017-06-13 宁波长青家居用品有限公司 一种对位压花印刷机

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8870361B2 (en) Printing device, printing method, sheet-fed printing press, and rotary printing press
JP2010201812A (ja) 印刷機
US8544385B2 (en) Printing press with different fixed cutoffs and method
CN110402196A (zh) 同时印刷片材的正反面尤其是用于生产安全文件的单张片材印刷机
JP2010094953A (ja) 印刷装置及び枚葉印刷機
JP6449051B2 (ja) 印刷機の制御装置及び方法と印刷機
JP2016510700A (ja) 紙幣等の有価証券を製造する枚葉輪転印刷機用の版胴
JP5465886B2 (ja) 印刷用ブランケット及びその製造方法、ブランケット胴並びに印刷機
KR101793874B1 (ko) 로터리 절단형 라벨 인쇄기
JP2010149412A (ja) 印刷装置及び印刷方法並びに枚葉印刷機と輪転印刷機
US20080295713A1 (en) Notching unit, folder and printing press
US20080156209A1 (en) Printing Machine Comprising a Former
JP2010162744A (ja) 印圧調整装置および印圧調整方法ならびにオフセット印刷機
JP2014516823A (ja) 回転式オフセット印刷機、及び基材に印刷するための方法
US8161874B2 (en) Variable cutoff printing unit with belt blanket and method of printing
US20090266251A1 (en) Variable cut off printing press having flexible plate and blanket
JP2002019250A (ja) 多色刷り孔版印刷装置
JP5618846B2 (ja) フレキソ印刷機兼グラビア印刷機
CN116587722A (zh) 卷筒纸印刷机的印刷单元、卷筒纸印刷机、方法和其使用
WO2011104832A1 (ja) 印刷用ブランケット及びその製造方法、ブランケット胴並びに印刷機
JP3152159U (ja) 凸版印刷機
JP2010111029A (ja) 印刷機
JP2010201650A (ja) 印刷機および印刷機の運転方法
JP3450162B2 (ja) 印刷機の調色確認補助装置
JP5467886B2 (ja) 印刷機

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Effective date: 20100915

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712