以下、本発明の実施形態について、添付の図面を参照しながら詳しく説明する。
本発明の実施形態は、コンテンツを提供する技術に関し、より詳細には、コンテンツに対するユーザ反応に基づき、該当のコンテンツの後続内容を決定して提供する技術に関する。
本明細書で具体的に開示される事項を含む実施形態は、コンテンツに対するユーザ反応に基づき、該当のコンテンツの後続内容を決定して提供することができ、これにより、サービス品質、娯楽要素、利便性、費用節減などの側面において相当な長所を達成することができる。
図1は、本発明の一実施形態における、ネットワーク環境の例を示した図である。図1のネットワーク環境は、複数の電子機器110、120、130、140、複数のサーバ150、160、およびネットワーク170を含む例を示している。このような図1は、発明の説明のための一例に過ぎず、電子機器の数またはサーバの数が図1のように限定されることはない。
複数の電子機器110、120、130、140は、コンピュータシステムによって実現される固定端末または移動端末であってよい。複数の電子機器110、120、130、140の例としては、スマートフォン、携帯電話、ナビゲーション、PC(personal computer)、ノート型PC、デジタル放送用端末、PDA(Personal Digital Assistant)、PMP(Portable Multimedia Player)、タブレット、ゲームコンソール、ウェアラブルデバイス、IoT(internet of things)デバイス、VR(virtual reality)デバイス、AR(augmented reality)デバイスなどがある。一例として、図1では、電子機器110の例としてスマートフォンを示しているが、本発明の実施形態において、電子機器110は、実質的に無線または有線通信方式を利用し、ネットワーク170を介して他の電子機器120、130、140および/またはサーバ150、160と通信することのできる多様な物理的なコンピュータシステムのうちの1つを意味してよい。
通信方式が限定されることはなく、ネットワーク170が含むことのできる通信網(一例として、移動通信網、有線インターネット、無線インターネット、放送網、衛星網など)を利用する通信方式だけではなく、機器間の近距離無線通信が含まれてもよい。例えば、ネットワーク170は、PAN(personal area network)、LAN(local area network)、CAN(campus area network)、MAN(metropolitan area network)、WAN(wide area network)、BBN(broadband network)、インターネットなどのネットワークのうちの1つ以上の任意のネットワークを含んでよい。さらに、ネットワーク170は、バスネットワーク、スターネットワーク、リングネットワーク、メッシュネットワーク、スター−バスネットワーク、ツリーまたは階層的ネットワークなどを含むネットワークトポロジのうちの任意の1つ以上を含んでもよいが、これらに限定されることはない。
サーバ150、160それぞれは、複数の電子機器110、120、130、140とネットワーク170を介して通信して命令、コード、ファイル、コンテンツ、サービスなどを提供する1つ以上のコンピュータ装置によって実現されてよい。例えば、サーバ150は、ネットワーク170を介して接続した複数の電子機器110、120、130、140に第1サービスを提供するシステムであってよく、サーバ160も、ネットワーク170を介して接続した複数の電子機器110、120、130、140に第2サービスを提供するシステムであってよい。より具体的な例として、サーバ150は、複数の電子機器110、120、130、140においてインストールされて実行されるコンピュータプログラムであるアプリケーションを通じ、該当のアプリケーションが目的とするサービス(一例として、コンテンツ提供サービスなど)を第1サービスとして複数の電子機器110、120、130、140に提供してよい。他の例として、サーバ160は、上述したアプリケーションのインストールおよび実行のためのファイルを複数の電子機器110、120、130、140に配布するサービスを第2サービスとして提供してよい。
図2は、本発明の一実施形態における、電子機器およびサーバの内部構成を説明するためのブロック図である。図2では、電子機器に対する例として電子機器110の内部構成およびサーバ150の内部構成について説明する。また、他の電子機器120、130、140またはサーバ160も、上述した電子機器110またはサーバ150と同一または類似の内部構成を有してよい。
電子機器110およびサーバ150は、メモリ211、221、プロセッサ212、222、通信モジュール213、223、および入力/出力インタフェース214、224を含んでよい。メモリ211、221は、非一時的なコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、RAM(random access memory)、ROM(read only memory)、ディスクドライブ、SSD(solid state drive)、フラッシュメモリ(flash memory)などのような永続的大容量記録装置を含んでよい。ここで、ROM、SSD、フラッシュメモリ、ディスクドライブのような永続的大容量記録装置は、メモリ211、221とは区分される別の永続的記録装置として電子機器110またはサーバ150に含まれてもよい。また、メモリ211、221には、オペレーティングシステムと、少なくとも1つのプログラムコード(一例として、電子機器110においてインストールされて実行されるブラウザ、または特定のサービスの提供のために電子機器110にインストールされたアプリケーションなどのためのコード)が記録されてよい。このようなソフトウェア構成要素は、メモリ211、221とは別のコンピュータ読み取り可能な記録媒体からロードされてよい。このような別のコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、フロッピードライブ、ディスク、テープ、DVD/CD−ROMドライブ、メモリカードなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体を含んでよい。他の実施形態において、ソフトウェア構成要素は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体ではない通信モジュール213、223を通じてメモリ211、221にロードされてもよい。例えば、少なくとも1つのプログラムは、開発者またはアプリケーションのインストールファイルを配布するファイル配布システム(一例として、上述したサーバ160)がネットワーク170を介して提供するファイルによってインストールされるコンピュータプログラム(一例として、上述したアプリケーション)に基づいてメモリ211、221にロードされてよい。
プロセッサ212、222は、基本的な算術、ロジック、および入出力演算を実行することにより、コンピュータプログラムの命令を処理するように構成されてよい。命令は、メモリ211、221または通信モジュール213、223によって、プロセッサ212、222に提供されてよい。例えば、プロセッサ212、222は、メモリ211、221のような記録装置に記録されたプログラムコードにしたがって受信される命令を実行するように構成されてよい。
通信モジュール213、223は、ネットワーク170を介して電子機器110とサーバ150とが互いに通信するための機能を提供してもよいし、電子機器110および/またはサーバ150が他の電子機器(一例として、電子機器120)または他のサーバ(一例として、サーバ160)と通信するための機能を提供してもよい。一例として、電子機器110のプロセッサ212がメモリ211のような記録装置に記録されたプログラムコードにしたがって生成した要求が、通信モジュール213の制御にしたがってネットワーク170を介してサーバ150に伝達されてよい。これとは逆に、サーバ150のプロセッサ222の制御にしたがって提供される制御信号または命令、コンテンツ、ファイルなどが、通信モジュール223とネットワーク170を経て電子機器110の通信モジュール213を通じて電子機器110に受信されてよい。例えば、通信モジュール213を通じて受信されたサーバ150の制御信号または命令、コンテンツ、ファイルなどは、プロセッサ212またはメモリ211に伝達されてよく、コンテンツまたはファイルなどは、電子機器110がさらに含むことのできる記録媒体(上述した永続的記録装置)に記録されてよい。
入力/出力インタフェース214は、入力/出力装置215とのインタフェースのための手段であってよい。例えば、入力装置は、キーボード、マウス、マイクロフォン、カメラなどの装置を、出力装置は、ディスプレイ、スピーカ、触覚フィードバックデバイスなどのような装置を含んでよい。他の例として、入力/出力インタフェース214は、タッチスクリーンのように入力と出力のための機能が1つに統合された装置とのインタフェースのための手段であってもよい。入力/出力装置215は、電子機器110と1つの装置で構成されてもよい。また、サーバ150の入力/出力インタフェース224は、サーバ150に接続するかサーバ150が含むことのできる入力または出力のための装置(図示せず)とのインタフェースのための手段であってよい。より具体的な例として、電子機器110のプロセッサ212がメモリ211にロードされたコンピュータプログラムの命令を処理するにあたり、サーバ150または電子機器120が提供するデータを利用して構成されるサービス画面またはコンテンツが、入力/出力インタフェース214を通じてディスプレイに表示されてよい。
また、他の実施形態において、電子機器110およびサーバ150は、図2の構成要素よりも多くの構成要素を含んでもよい。しかし、大部分の従来技術的構成要素を明確に図に示す必要はない。例えば、電子機器110は、上述した入力/出力装置215のうちの少なくとも一部を含むように実現されてもよいし、トランシーバ、GPS(Global Positioning System)モジュール、カメラ、各種センサ、データベースなどのような他の構成要素をさらに含んでもよい。より具体的な例として、電子機器110がスマートフォンである場合、一般的にスマートフォンが含んでいる加速度センサまたはジャイロセンサ、カメラモジュール、物理的な各種ボタン、タッチパネルを利用したボタン、入力/出力ポート、振動のための振動器などのような多様な構成要素が、電子機器110にさらに含まれるように実現されてよい。
以下では、ユーザ反応に基づいてコンテンツを提供する方法およびシステムの具体的な実施形態について説明する。
図3は、本発明の一実施形態における、サーバのプロセッサが含むことのできる構成要素の例を示したブロック図であり、図4は、本発明の一実施形態における、サーバが実行することのできる方法の例を示したフローチャートである。
本実施形態に係るサーバ150は、クライアント(client)である複数の電子機器110、120、130、140を対象にコンテンツ提供サービスを提供するプラットフォームの役割を担う。ここで、コンテンツとは、テキスト、イメージ、映像、音声のうちの少なくとも1つに基づいて製作された内容物を包括したものを意味してよく、例えば、映画またはウェブトゥーン(Webtoon)、ライブクイズショー、ゲーム、電子書籍などがこれに該当してよい。特に、コンテンツ提供サービスは、先行内容に続く後続内容が複数の異なる内容に分岐された形態で製作されたコンテンツを対象とする。言い換えれば、コンテンツは、少なくとも1つの分岐点を含んでよく、各分岐点を基準として分離可能な複数の後続部分コンテンツを含んでよい。コンテンツは、各分岐点を基準として先行部分コンテンツの先行内容に続く互いに異なる後続内容を有する複数の後続部分コンテンツのうちの1つを含んでよい。
サーバ150は、コンテンツ提供サーバとして図4に係るコンテンツ提供方法を実行してよく、このために、サーバ150のプロセッサ222は、構成要素として、図3に示すように、コンテンツ提供部310、インタフェース提供部320、および反応認識部330を含んでよい。実施形態によって、プロセッサ222の構成要素は、選択的にプロセッサ222に含まれても除外されてもよい。また、実施形態によって、プロセッサ222の構成要素は、プロセッサ222の機能の表現のために分離されても併合されてもよい。
このようなプロセッサ222およびプロセッサ222の構成要素は、図4のコンテンツ提供方法が含む段階410〜460を実行するようにサーバ150を制御してよい。例えば、プロセッサ222およびプロセッサ222の構成要素は、メモリ221が含むオペレーティングシステムのコードと、少なくとも1つのプログラムのコードとによる命令(instruction)を実行するように実現されてよい。
ここで、プロセッサ222の構成要素は、サーバ150に記録されたプログラムコードが提供する命令にしたがってプロセッサ222によって実行される、プロセッサ222の互いに異なる機能(different functions)の表現であってよい。例えば、サーバ150が電子機器110、120、130、140の要求に対応するコンテンツを提供するように上述した命令にしたがってサーバ150を制御するプロセッサ222の機能的表現として、コンテンツ提供部310が利用されてよい。
段階410で、プロセッサ222は、サーバ150の制御と関連する命令がロードされたメモリ221から必要な命令を読み取ってよい。この場合、前記読み取られた命令は、以下で説明する段階420〜460をプロセッサ222が実行するように制御するための命令を含んでよい。
段階420で、コンテンツ提供部310は、コンテンツを要求したユーザの電子機器110に、コンテンツの一部である第1コンテンツを提供してよい。一例として、コンテンツ提供部310は、コンテンツを要求したすべてのユーザを対象に、該当のコンテンツを定められた時間にリアルタイムストリーミング方式によって一括提供してよい。特に、コンテンツ提供部310は、先行内容に続く後続内容が複数の他の内容に分岐された形態のコンテンツを提供してよい。このとき、コンテンツは、少なくとも1つの分岐点を含み、分岐点ごとに、該当のコンテンツの一部として先行内容に続く後続内容を有する複数の後続部分コンテンツを含んでよい。
段階430で、インタフェース提供部320は、コンテンツを要求したすべてのユーザが多様な基準によってグルーピングされたユーザグループのうち、電子機器110のユーザが選択した第1ユーザグループが含まれた第1インタフェース空間を提供してよい。このとき、ユーザグループは、電子機器110のユーザと関連する情報の一例として、ソーシャル関係(例えば、友達など)、プロフィール情報(例えば、年齢、性別、位置など)、コンテンツ選好情報、コンテンツ分岐履歴などに基づいて決定されてよい。ユーザと関連する情報は、サーバ150またはサーバ150と連動可能な他のサーバ160上に記録された情報であってよく、またはサーバ150が提供するコンテンツに対するユーザの消費履歴またはパターンなどを分析することで取得可能な情報であってよい。コンテンツ選好情報は、ユーザが主に消費するコンテンツの趣向またはジャンルなどを含んでよく、コンテンツ分岐履歴は、各コンテンツのフローヒストリーとして、ユーザが消費した部分コンテンツを含むコンテンツ経路を含んでよい。ここで、第1インタフェース空間は、第1ユーザグループが参加するチャットルームであって、第1ユーザグループに含まれるユーザ同士の対話機能はもちろん、第1コンテンツと関連する情報あるいは第1コンテンツに対するユーザコメントなどを共有する機能を含んでよい。
段階440で、反応認識部330は、電子機器110のユーザが選択した第1ユーザグループが含まれた第1インタフェース空間において、第1コンテンツの後続内容としてコンテンツの一部である複数の後続部分コンテンツのうちのいずれか1つである第2コンテンツを決定するためのユーザ反応を認識してよい。反応認識部330は、コンテンツの分岐点に到達した場合、例えば、第1コンテンツの送信が完了した時点に到達した場合、第1インタフェース空間に、選択、投票、ミッション(mission)またはクエスト(quest)などのように第2コンテンツを決定するためのユーザ反応を認識するためのインタラクション要素などを提供してよい。一例として、反応認識部330は、第1インタフェース空間に後続部分コンテンツに対する選択機能を提供し、第2コンテンツに対する直接的な選択をユーザ反応として認識してよい。他の例として、反応認識部330は、第1インタフェース空間に後続部分コンテンツに対する投票機能を提供し、すべてのユーザまたは第1ユーザグループが多数決で決めた投票結果をユーザ反応として認識してよい。また他の例として、反応認識部330は、第1インタフェース空間にミッションまたはクエストを提供し、これから取得した報酬をユーザ反応として認識してよい。このとき、各ユーザには、コンテンツ消費実績、サービス全般の参加度または信頼度などを基にした等級が付与されてよく、第1ユーザグループにおいて等級を基準として特定された少なくとも1つのユーザに後続部分コンテンツに対する選択権限または投票権限を提供するか、またはミッションまたはクエストから取得した報酬に対して等級別に差のある加重値を適用してよい。インタラクション要素を利用する他にも、反応認識部330は、第1インタフェース空間においてユーザがやり取りする対話の途中に後続部分コンテンツごとに事前に定義されたキーワードまたはアクションなどが登場した場合、これをコンテンツ分岐と同時に第2コンテンツを決定するためのユーザ反応として認識することも可能である。
段階450で、コンテンツ提供部310は、第1コンテンツから分岐された複数の後続部分コンテンツのうちでユーザ反応に対応する第2コンテンツを提供してよい。一例として、コンテンツ提供部310は、電子機器110のユーザが直接選択した第2コンテンツを電子機器110に提供してよい。他の例として、コンテンツ提供部310は、電子機器110のユーザが選択した第1ユーザグループによる投票によって多数決で決まった第2コンテンツを電子機器110に提供してよい。第1ユーザグループに限定されてはならず、コンテンツを要求したすべてのユーザによる投票結果によって決定された第2コンテンツを提供することも可能である。また他の例として、コンテンツ提供部310は、電子機器110のユーザが選択した第1ユーザグループがミッションまたはクエストから取得した報酬による第2コンテンツを電子機器110に提供してよい。例えば、第1ユーザグループが、ミッションまたはクエストで取得した合計得点が目標値に到達すればコンテンツAを提供し、目標値に到達できなければコンテンツBを提供してよい。さらに他の例として、コンテンツ提供部310は、電子機器110のユーザが選択した第1ユーザグループのユーザがやり取りする対話内容に事前に定義されたキーワードまたはアクションが登場した場合、該当のキーワードまたはアクションに対応する第2コンテンツを電子機器110に提供してよい。したがって、コンテンツ提供部310は、電子機器110のユーザまたは電子機器110のユーザが選択した第1ユーザグループの反応に基づき、第2コンテンツを決定して提供してよい。
段階460で、インタフェース提供部320は、第1ユーザグループで同じ分岐経路の第2コンテンツを消費する第2ユーザグループが含まれた第2インタフェース空間を提供してよい。第2インタフェース空間は、第2ユーザグループが参加するチャットルームであって、第2ユーザグループに含まれるユーザ同士の対話機能はもちろん、第2コンテンツと関連する情報あるいは第2コンテンツに対するユーザコメントなどを共有する機能を含んでよい。このとき、第2インタフェース空間は、第1インタフェース空間とは別の空間として新たに生成されたチャットルームであってよく、または、第1インタフェース空間から電子機器110のユーザとは異なる内容の後続部分コンテンツを消費するユーザを除き、電子機器110のユーザと同じ内容の後続部分コンテンツを消費する第2ユーザグループを維持する形態であってもよい。また、インタフェース提供部320は、コンテンツに対し、該当のコンテンツの分岐点ごとに、電子機器110のユーザがどのような後続部分コンテンツ、すなわち、第2コンテンツを消費したかを示すコンテンツ経路を提供してよい。このとき、インタフェース提供部320は、コンテンツの分岐経路全体において、電子機器110のユーザが消費した後続部分コンテンツと消費していない後続部分コンテンツとを区分して示してよい。
以下では、ユーザ反応に基づいてコンテンツを提供する技術についてより具体的に説明する。
図5〜6は、本発明の一実施形態における、コンテンツの類型を説明するための例示図である。
図5を参照すると、コンテンツ500は、先行内容に続く後続内容が複数の異なる内容に分岐された形態であって、コンテンツ500の一部である第1コンテンツ510と、第1コンテンツ510から分岐されてそれぞれ異なる内容A、B、Cを含む複数の後続部分コンテンツ520とを含んでよい。分岐点が1つであるコンテンツ500を例示して説明しているが、これに限定されてはならず、2つ以上の分岐点を含んでもよく、分岐点ごとに複数の後続部分コンテンツを含んでよい。
後続部分コンテンツ520は、選択または投票過程などでユーザに直接公開されるコンテンツA、B、Cの他にも、図6に示すように、公開されない隠れ(hidden)経路として、事前に定められたミッションまたはクエスト、キーワードなどのようにユーザ反応によって提供可能な隠れ(hidden)コンテンツ621を含んでもよい。
図7は、本発明の一実施形態における、ユーザグループを選択する過程を説明するための例示図である。
図7を参照すると、インタフェース提供部320は、ユーザグループ選択画面700に、コンテンツを要求したすべてのユーザを多様な基準によってグルーピングしたユーザグループリスト710を提供してよい。ユーザグループは、ソーシャル関係、プロフィール情報、コンテンツ選好情報、コンテンツ分岐履歴などに基づいて決定されてよく、例えば、ユーザグループリスト710は、コンテンツを要求したすべてのユーザ、友達関係が設定されたユーザを含む友達グループ、同年代のユーザを含む年齢グループ、コンテンツに対する趣向が同一あるいは類似するユーザを含む趣向グループ、以前に消費した部分コンテンツに対するコンテンツ経路が同じであるユーザを含むコンテンツ経路グループなどを含んでよい。
図8は、本発明の一実施形態における、特定のユーザグループが含まれたインタフェース空間を提供する過程を説明するための例示図である。
インタフェース提供部320は、電子機器110のユーザが、図7のユーザグループ選択画面700のユーザグループリスト710から特定のグループ、例えば、趣向グループを選択した場合、図8に示すように、第1コンテンツが提供されるコンテンツ画面800上に、第1コンテンツに関する情報またはユーザコメントを共有することのできるインタフェース空間として、電子機器110のユーザと趣向が同一あるいは類似するユーザが含まれたグループチャットルーム810を提供してよい。
図9〜11は、本発明の一実施形態における、後続部分コンテンツを選択する過程を説明するための例示図である。
図9を参照すると、反応認識部330は、コンテンツの分岐点に到達した場合(例えば、第1コンテンツの送信が完了した場合)、グループチャットルーム810に、該当の分岐点で選択可能な後続部分コンテンツを含むコンテンツリスト920を提供してよく、電子機器110のユーザがコンテンツリスト920から1つの後続部分コンテンツである第2コンテンツを選択したという情報を受信してよい。
図10を参照すると、反応認識部330は、コンテンツリスト920に含まれた後続部分コンテンツごとに推薦情報1021をともに提供してよい。例えば、推薦情報1021は、コンテンツを要求したすべてのユーザが選択した比重、友達関係にあるユーザが選択した比重、趣向が同一あるいは類似するユーザが選択した比重などを含むか、あるいは上述した比重を基にしたランキング情報を含んでよい。これにより、電子機器110のユーザは、後続部分コンテンツを選択する過程において推薦情報1021を考慮して第2コンテンツを決定することができる。
図11を参照すると、反応認識部330は、コンテンツリスト920に含まれた後続部分コンテンツごとに評点情報1121をともに提供してよい。コンテンツを消費したユーザは、分岐経路によって自身が消費した個別コンテンツごとに、または個別コンテンツに含まれる部分コンテンツごとに評点を付与してよく、反応認識部330は、コンテンツリスト920の後続部分コンテンツごとにユーザからの評点情報1121を提供してよい。これにより、電子機器110のユーザは、後続部分コンテンツを選択する過程において評点情報1121を考慮して第2コンテンツを決定することができる。ユーザが付与した各コンテンツの評点は、コンテンツに対するユーザの趣向などようにコンテンツの選好情報を分析するために活用されてよい。
ユーザが個別に第2コンテンツを直接選択する方式ではなく、投票によって第2コンテンツを決定する過程であっても、投票可能なコンテンツリスト920を提供するときには、同じように推薦情報1021および/または評点情報1121をともに提供してよい。
図12は、本発明の一実施形態における、ユーザのコンテンツ消費経路を提供する過程を説明するための例示図である。
図12を参照すると、インタフェース提供部320は、コンテンツ経路画面1200に、電子機器110のユーザがコンテンツの各分岐点でどのような部分コンテンツを消費したかを示すコンテンツ消費経路1230を示してよい。インタフェース提供部320は、分岐点に到達するたびに、これまで消費したユーザのコンテンツ消費経路1230を提供してよい。このとき、コンテンツのすべての分岐経路のうち、ユーザのコンテンツ消費経路1230は、残りの分岐経路とは区分されるように異なるように表示してよい。例えば、電子機器110のユーザが、第1コンテンツに続いてコンテンツBを消費してコンテンツAおよびCは消費しなかった場合、第1コンテンツおよびコンテンツBはコンテンツAおよびCとは区別して表示されてよい。
このように、本発明の実施形態によると、先行内容に続く後続内容が複数の異なる内容に分岐された形態のコンテンツに対し、オンライン上の複数のユーザの反応に基づき、該当のコンテンツの後続内容を決定して提供することができる。
上述した装置は、ハードウェア構成要素、ソフトウェア構成要素、および/またはハードウェア構成要素とソフトウェア構成要素との組み合わせによって実現されてよい。例えば、実施形態で説明された装置および構成要素は、プロセッサ、コントローラ、ALU(arithmetic logic unit)、デジタル信号プロセッサ、マイクロコンピュータ、FPGA(field programmable gate array)、PLU(programmable logic unit)、マイクロプロセッサ、または命令を実行して応答することができる様々な装置のように、1つ以上の汎用コンピュータまたは特殊目的コンピュータを利用して実現されてよい。処理装置は、オペレーティングシステム(OS)およびOS上で実行される1つ以上のソフトウェアアプリケーションを実行してよい。また、処理装置は、ソフトウェアの実行に応答し、データにアクセスし、データを記録、操作、処理、および生成してもよい。理解の便宜のために、1つの処理装置が使用されるとして説明される場合もあるが、当業者は、処理装置が複数個の処理要素および/または複数種類の処理要素を含んでもよいことが理解できるであろう。例えば、処理装置は、複数個のプロセッサまたは1つのプロセッサおよび1つのコントローラを含んでよい。また、並列プロセッサのような、他の処理構成も可能である。
ソフトウェアは、コンピュータプログラム、コード、命令、またはこれらのうちの1つ以上の組み合わせを含んでもよく、思うままに動作するように処理装置を構成したり、独立的または集合的に処理装置に命令したりしてよい。ソフトウェアおよび/またはデータは、処理装置に基づいて解釈されたり、処理装置に命令またはデータを提供したりするために、いかなる種類の機械、コンポーネント、物理装置、コンピュータ記録媒体または装置に具現化されてよい。ソフトウェアは、ネットワークによって接続されたコンピュータシステム上に分散され、分散された状態で記録されても実行されてもよい。ソフトウェアおよびデータは、1つ以上のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されてよい。
実施形態に係る方法は、多様なコンピュータ手段によって実行可能なプログラム命令の形態で実現されてコンピュータ読み取り可能な媒体に記録されてよい。ここで、媒体は、コンピュータ実行可能なプログラムを継続して記録するものであっても、実行またはダウンロードのために一時記録するものであってもよい。また、媒体は、単一または複数のハードウェアが結合した形態の多様な記録手段または格納手段であってよく、あるコンピュータシステムに直接接続する媒体に限定されることはなく、ネットワーク上に分散して存在するものであってもよい。媒体の例は、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、および磁気テープのような磁気媒体、CD−ROMおよびDVDのような光媒体、フロプティカルディスク(floptical disk)のような光磁気媒体、およびROM、RAM、フラッシュメモリなどを含み、プログラム命令が記録されるように構成されたものであってよい。また、媒体の他の例として、アプリケーションを配布するアプリケーションストアまたはその他の多様なソフトウェアを供給または配布するサイト、サーバなどで管理する記録媒体または格納媒体が挙げられる。
以上のように、実施形態を、限定された実施形態および図面に基づいて説明したが、当業者であれば、上述した記載から多様な修正および変形が可能であろう。例えば、説明された技術が、説明された方法とは異なる順序で実行されたり、かつ/あるいは、説明されたシステム、構造、装置、回路などの構成要素が、説明された方法とは異なる形態で結合されたりまたは組み合わされたり、他の構成要素または均等物によって対置されたり置換されたとしても、適切な結果を達成することができる。
したがって、異なる実施形態であっても、特許請求の範囲と均等なものであれば、添付される特許請求の範囲に属する。