JP2021533300A - 道路を造るためのシステム及び方法 - Google Patents

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Abstract

道路を組み立てるためのシステムは、複数のプラスチック支持構造及び複数の道路デッキ要素を含む。各支持構造はベースプレートと、道路デッキ要素のうちの少なくとも1つを少なくとも部分的に支持するためにベースプレートから上方に延びるか又は延びるための少なくとも1つの柱とを含む。道路デッキ要素のそれぞれは、前記システムが組み立てられて道路として使用可能な状態にある場合に、雨水が主に道路上を流れて道路の隣の1つ以上の位置に及び/又は道路を横切る道路のスリットサイズの中断部に流れ出るように構成されている。

Description

本開示は、好ましくは接続可能な要素及び構造を含み、より好ましくは接続可能な要素及び構造のみを含む、道路を造るためのシステムに関する。本開示は、好ましくは、接続要素及び構造を接続すること、より好ましくは接続要素及び構造を接続することのみを含む、道路を造るための方法に関する。
道路は、少なくとも1つの連続する層又は層を共に形成する複数の個別の部分を含む少なくとも1つの層を提供することにより造られる傾向がある。連続する層としては、例えばアスファルトの層が考えられる。層を共に形成する複数の個別の部分を含む層としては、それぞれが同じ形態を有し得るとともに、連続的な道路デッキが形成されるように所定のパターンで配置可能な天然の又は人工のセラミックブロックが考えられる。互いに隣接するコンクリートのスラブを有することも可能である。そのような道路デッキは砂の層の上に通常あり、砂の層は顆粒材料の層の上にあり得る。橋梁の一部である道路は、支持構造に固定されることによって所定の位置で保持される複数の金属デッキ要素により形成され得る。
道路デッキの下に支持構造を用いることは橋梁に特有なものではない。
特許文献1には、モジュールにより支持される複数の層を有する構造が開示されている。各層は、密閉された容積(enclosed volume)を画定する周辺側壁により接合される、離間された平行な上層及び下層を含む。複数の表面層はモジュールの上に直接配置されて、車両交通を支持するための仕上げ面を提供する。モジュールは地面に埋め込まれ、複数の層で覆われる。これは、道路を造る方法をもたらし得る。しかしながら、それは非常に面倒な方法である。
特許文献2にも、道路の下の支持構造として敷設可能なモジュールが記載されており、これも道路を造るための同様に面倒な方法をもたらし得る。
これらの先行技術文献の双方は、支持構造の上に水が直接流入することを予見し、雨水の管理を支持構造の上の道路層の透水性に依存させている。特許文献3にも同じことが言える。特許文献3は、互いに隣り合って配置されたグリッドボックスを開示している。グリッドボックスは少なくとも1つのグリッド体の層を共に支え、グリッド体の層の内では芝生及び/又は植物を生育でき、その上を車両交通が通ることができる。
欧州特許第1311727号明細書 欧州特許第1469133号明細書 国際公開第2018/083346号 国際公開第2016/042141号
本開示の目的は、上記欠点の少なくとも1つに対処する道路を造るためのシステムを提供することである。
道路を組み立てるためのシステムが提供される。一実施形態では、システムは、複数のプラスチック支持構造及び複数の道路デッキ要素を含む。支持構造のそれぞれは、ベースプレートと、道路デッキ要素のうちの1つを少なくとも部分的に支持するためにベースプレートから上方に延びるか又は延びるための(extending or for extending upwardly)少なくとも1つの柱を含む。道路デッキ要素のそれぞれは、システムが組み立てられて、道路として使用可能な状態にある場合に、雨水が主に道路の上を流れて道路に隣の1つ以上の位置に及び/又は道路を横切る道路のスリットサイズの中断部(slit-sized interruption of the road across the road)に流れ出るように構成されている。システムのこの実施形態は道路を容易に造ることを可能にし、該道路では、道路デッキの透水性にあまり依存することなく水が洗練された方法で流れ出る。そのため、道路上に降る水は、道路デッキの透水性が不十分な道路上で回収されない。その代わりに、水は道路デッキから速やかに流れ出ることで、水の飛散が低減され、水等によるスリップが低減され、道路上の交通の安全性を全体的に高める。
一実施形態では、支持構造及び/又は道路デッキ要素は、組み立てられた状態において道路デッキとベースプレートとの間に少なくとも1つのトンネルが形成されるように接続可能である。システムの組み立てられた状態では、道路が形成され、少なくとも1つのトンネルが道路の長さ寸法に延びる。長さの寸法は道路の方向に延び得る。これにより、例えば、トンネル内を進むことが可能な専用のモバイル装置に取り付けられたカメラを用いて検査する目的でトンネルを用いることができる。これはまた、例えば、下水及び/又はランプポストに電気を供給する必要性に関連するだけでなく、電気駆動自動車を充電するために将来道路に埋め込まれ得る誘導コイルに及び誘導コイルから必要なケーブルを提供するインフラ目的で、トンネルを通してパイプ及び/又はケーブルを敷設できるようにする。本システムを用いて道路を容易に組み立てることができるだけでなく、本システムを用いて道路が敷かれた場合に、道路デッキの下に設置された部品及びネットワークのメンテナンスのために及び/又は道路デッキの下に新たな装置を導入するために容易に開くこともできる。そのような作業を容易に行うことができるため、必要となる計画が比較的少なく、道路上の交通の流れを比較的短時間中断するだけで済む。
一実施形態では、少なくとも複数の支持構造は、少なくとも1つの柱と平行な方向に延在する上方に延びる壁部材をベースプレートの外周全体に沿って有さない。したがって、そのような壁部材を含まない側面は、上述のトンネルを形成するために接続できる。
一実施形態では、少なくとも1つの、好ましくは各支持構造に関して、ベースプレートとシームレスに接続されるか又はベースプレートと接続可能な第1の端部を少なくとも1つの柱が有することが適用される。これにより、非常に迅速な組み立て方法が可能となり、非常に安定した支持構造が得られる。例えば、「QBic plus」又は「QBic+」という商品名で本出願人により商業的に提供されている水浸透要素(water filtration element)が用いられ得る。これらの浸透要素は特許文献4に記載されている。これらの要素は、ベースプレートを即座に利用可能にでき且つ道路デッキ要素のうちの少なくとも1つを支持するために柱の端部を利用可能にできるように上下逆さまにされ得る。当然ながら、組み立てられていない状態では、柱はベースプレーに接続されていないが、ベースプレートに接続可能である。
一実施形態では、少なくとも1つの、好ましくは各支持構造に関して、システムが組み立てられた状態にある場合に、隣接して配置される1つ以上の道路デッキ要素を保持するためにキャリアプレートとシームレスに接続されるか又はキャリアプレートに接続可能な第2の端部を少なくとも1つの柱が有することが適用される。これにより、特許文献4に記載の浸透ユニットを、浸透ユニットとしての使用が想定されている位置で用いることを可能にする。浸透装置を使用することができる。ここでも、組み立てられていない状態では柱は接続されていないが接続可能であることができる。
一実施形態では、システムは、少なくとも2つの柱とシームレスに接続されるキャリアプレートを含む。特許文献4に記載の浸透ユニットは、記載されているように用いられる場合にそのようなキャリアプレートを有し、キャリアプレートに接続された柱を有する。柱がキャリアプレートに接続可能であることは考えられないことはない。
一実施形態では、システムは、少なくとも2つの柱に接続可能なキャリアプレートを含む。特許文献4に記載の浸透ユニットは上下逆さまにして用いられた場合、そのようなそれぞれが、相互に異なる支持構造の一部であり得る少なくとも2つの柱にキャリアプレートが接続されるようにできる。キャリアプレートはコネクタプレートとも呼ばれ得る。
一実施形態では、複数の支持構造のうちの少なくとも1つは、水減衰構造(water attenuation structure)又は水浸透構造として少なくとも部分的に使用可能である。この構造により素早く道路を有利に設置することができ、該道路では道路デッキ上を雨水が容易に流れ出ることができ、道路デッキの下にさらなる水管理施設を有するため、道路から流れ出た水が道路の隣の地面への負担にならない。この結果、道路の「設置面積(footprint)」をコンパクトに保つことができる。これは、交通インフラのための空間が限られている場合にとりわけ有利である。
一実施形態では、システムは複数の側溝要素(gutter elements)を含む。これらは、道路上を流れて道路の隣の位置に及び/又は道路を横切る道路のスリットサイズの中断部に流れ出る水を集めることができる。そのような側溝要素は、水減衰構造又は水浸透構造に入るか又は導かれる出口を有することが好ましい。
一実施形態では、側溝要素のうちの少なくとも1つは、道路デッキ要素のうちの少なくとも1つ及び/又は支持構造のうちの少なくとも1つに別々に接続可能である。しかしながら、側溝要素のうちの少なくとも1つは、支持構造のうちの少なくとも1つ及び/又は道路デッキ要素のうちの少なくとも1つと少なくともに部分的に一体化されることも考えられないわけではない。側溝要素のうちの少なくとも1つは柱のうちの少なくとも1つに少なくとも部分的に一体化されているか又は接続可能であることも可能である。
本開示は道路を組み立てる方法にも関する。一実施形態では、本方法は、複数のプラスチック支持構造及び複数の道路デッキ要素を提供するステップを含み、各支持構造は、ベースプレート及び少なくとも1つの柱を含む。方法の本実施形態は、少なくとも1つの道路デッキ要素及び少なくとも1つのプラスチック支持構造を有する道路モジュールが形成されるように、道路デッキ要素のうちの少なくとも1つをプラスチック支持構造のうちの少なくとも1つに接続するステップをさらに含む。本方法のこの実施形態は、隣接して配置されたプラスチック支持構造及び/又は隣接して配置された道路デッキ要素を接続するステップをさらに含む。これは、道路を素早く提供する方法を可能にする。これは、交通インフラを実施し且つ周辺インフラを比較的長期間ブロックすることなく利用可能にする必要がある場合に有利である。さらに、道路の実施はより簡素であり、スキルをあまり必要としない。道路モジュールの等の道路のパーツは別の場所で合体され、道路を建設する必要がある場所に素早く「降ろす(dropped)」ことができる。
一実施形態では、本方法は、支持構造が重力の方向に対して比較的低い位置にベースプレートを有し、少なくとも1つの柱のそれぞれがベースプレートから上方に延びるように支持構造を互いに隣接して配置するステップを含む。本方法のこの実施形態は、道路デッキ要素が隣接して配置される支持構造によって支持され、道路デッキが隣接して配置される道路デッキ要素により形成され且つ柱によって支持されるように、複数の道路デッキ要素を互いに隣接して配置するステップを含む。これにより、道路デッキが配置される前に、例えばケーブル、パイプ等の配置が可能となり、最終的にそのようなケーブル、パイプ等が道路デッキ要素と支持構造との間に配置される。これにより、短時間でのインフラのタイトなタイミング及び完成を可能にし、交通インフラのその部分の全体的な「ダウンタイム」を削減する。さらに、道路モジュールを先ず設置するか又は道路モジュールを造り、モジュールを持ち上げて道路が形成される位置に置くのに場所を必要しない。
そのような方法のさらなる実施形態は、下記の図面を参照しながら、システム及び方法の双方の例示の実施形態のより詳細な説明で提示される。
図1は、組み立てられて、道路として使用可能な状態にある、本開示に係るシステムの実施形態の斜視図である。 図2は、本開示に係るシステムの一実施形態のモジュールの斜視図を示す。 図3は、図2に示すモジュールを道路の方向で示す図である。 図4は、本開示に係るシステムの一実施形態の支持構造を示す。 図5は、本開示に係るシステムの一実施形態のコネクタ部の一部を示す。 図6は、本開示に係るシステムの一実施形態のコネクタ部の一部を示す。 図7は、本開示に係る一実施形態のコネクタ部の概略的な組み立てを示す。 図8は、本開示に係るシステムの一実施形態の支持構造を示す。 図9は、本開示に係るシステムの一実施形態に係る道路モジュールの一部を示す。 図10は、本開示に係るシステムの一実施形態の道路モジュールの一部を示す。 図11は、本開示に係るシステムの一実施形態の道路デッキ要素の一部の斜視図を示す。 図12は、図11に示す道路デッキ要素の一部の断面図を示す。 図13は、道路を組み立てる方法のステップを行う前の道路モジュールの一部の図及びそのステップを行った後の道路モジュールの図を示す。 図14は、本開示に係るシステムの実施形態の道路モジュールを介して道路方向に見た図を示す。 図15は、本発明に係るシステムの実施形態のコネクタ部の一部の詳細図を示す。 図16は、本開示に係るシステムの実施形態のコネクタ部の一部の斜視図を示す。 図17は、本開示に係るシステムの一実施形態の一部として、柱に接続され且つキャリアプレートを通って延在するコネクタ部の側面図を示す。 図18は、本開示に係るシステムの一実施形態の柱、コネクタ部、キャリアプレート及び道路デッキ要素の断面図を示す。 図19は、本開示に係るシステムの一実施形態の支持構造から道路デッキ要素をどのように取り外すかについての表示を概略的に示す。 図20は、(a)本開示に係るシステムの実施形態の側溝要素の斜視図及び(b)側溝要素をその長手方向に見た図を示す。 図21は、本開示に係るシステムの実施形態の道路モジュールの一部として接続された、図20に示す側溝要素の斜視図を示す。 図22は、本開示に係るシステムの一実施形態の一部として、どのように水が道路デッキから側溝要素内に流れ、その後道路デッキ要素の下の支持構造内に流れることができるかの表示を概略的に示す。 図23は、本開示に係るシステムの一実施形態の一部としてのサイドパネルを示す。 図24は、本開示の実施形態に係る道路モジュールの一部としてのスペーサを示す。 図25は、本開示の実施形態で接続された道路モジュールにおける、図24に示すスペーサの使用の詳細図を示す。 図26は、本開示に係るシステムの方法の実施形態及びシステムの実施形態における道路の形成を示す。 図27は、本開示に係る道路を組み立てるための方法の実施形態の組み立てられた及び/又は結果として得られたシステムの実施形態を示す。 図28は、本開示に係るシステム及び/又は方法の実施形態を用いて組み立てられた道路を道路の方向に見た図を示す。 図29は、本開示に係るシステム及び/又は方法の実施形態を用いて組み立てられた道路を道路の方向に見た図を示し、道路デッキ要素は台形の形状を有する。 図面において、同様の参照は同様の部分を表す。
図1は、プラスチック道路1の一部の斜視図を示す。通常は、システムの組み立て後、道路は地面に埋め込まれるため、主に道路デッキが見え且つ交通のために利用可能である。道路デッキは複数の道路デッキ要素2により形成される。システムは複数のプラスチック支持構造6(図4参照)をさらに含む。通常、複数のプラスチック支持構造6は、組み立てられたシステムで用いられる場合に地面に埋め込まれ、見ることができない。各支持構造6は、ベースプレート3と、ベースプレート3から上方に延びるか又は延びるための複数の柱4を含む。各道路デッキ要素2は、システムが組み立てられて、道路として使用可能な状態にある場合に、雨水が主に道路上を流れ、道路の隣の1つ以上の位置に又は道路を横切る道路のスリットサイズの中断部に流れ出るように構成されている。このような構成は、以下に説明するように、表面上の任意の点から表面上を通って道路デッキ要素の端部及び/又はデッキモジュールの端部の方に水を主に導く面を伴う。そのような面は実質的に、該面の端部内の水を排水しなくてよい。該面は、面全体に平方センチメートル当たり一定量の雨を伴う降雨の場合に、50%を超える水が道路デッキに隣の位置に行き着くようなものであり得る。しかしながら、それに代えて又は加えて、雨水は主に道路上を流れて、道路を横切る道路のスリットサイズの中断部27に流れ出ることも可能である。「主に道路上を流れて(predominantly flowing over the road)」とは、「道路内に流れ込むよりもより多くが道路上を流れる」ことを意味すると理解される。さらに最適化された実施形態では、道路デッキを介してであなく、70%よりも多くが道路上を流れる。高度に最適化された実施形態は、90%よりも多くの、さらには95%よりも多くの水が道路を介してではなく道路上を流れるようにできる。
雨水が主に道路上を流れて道路に隣の1つ以上の位置に又は道路を横切るスリットサイズの中断部に流出するかどうかを検証する目的で、水平方向に対して2°の角度を有する道路デッキに対して雨のパターンをシミュレーションする試験を用いることができる。降雨密度が毎秒90リットル/ヘクタール、降雨時間が10分、道路デッキが幅3メートル、長さ3メートルであり、道路デッキ面に含まれる角度が水平方向に対して2°の場合、道路から主に道路上を水が流れる道路として適格であるためには、50%よりも多くを道路の隣で回収する必要がある。もちろん、「主に」が例えば60%よりも多いことを意味する場合、60%よりも多くが道路から流れ出るかどうかを測定するために同じテストの設定を用いることができる。
本開示では、ベースプレート及びベースプレートから上方に延びる柱を参照した結果、読者は重力の方向を念頭に置いているものと仮定する。すなわち、ベースプレートは、システムが組み立てられて道路として使用可能な状態にある場合のその使用を参照することによって言及される。ベースプレートは、道路デッキ要素を明らかに下から支持するために柱が上方に延びる基部の機能を有することができる。そのため、ベースプレートは、システムが組み立てられて、道路として使用可能な状態にある場合に(重力の方向に対して)より低い位置にあるのに対して、道路デッキはより高い位置を有する。したがって、組み立てられて、道路として使用可能な状態では、雨水は重力の方向に沿って道路上に落ち、何らかの方法で重力の方向に従ってより低い位置に行く方法を見つける。本開示によれば、雨水は主に道路上を流れて、道路の隣の位置に又は道路を横切る道路のスリットサイズの中断部に流れ出る。
本開示に係るシステムは、組み立てられて、道路として使用可能な状態にある場合、ベースプレート及び道路デッキが水平方向に対して浅い角度下にあるように配置され得る。典型的な角度は1°〜3°であり、好ましくは約2°である。
図1の道路デッキ1は、複数の道路デッキモジュール5を整列させることにより形成される。
図2は、道路デッキモジュール5及び支持構造6の存在をより詳細に示す。道路デッキモジュール5のこの例は10個の支持構造を含む。図9、図10、図13も参照されたい。本開示によれば、各支持構造6はベースプレート3と、道路デッキ要素2のうちの1つを少なくとも部分的に支持するためにベースプレート3から上方に延びる少なくとも1つの柱4とを含む。後述するように、この例では、各支持構造6は、1つの道路デッキ要素2を共に支持する6つの柱4を有する。
支持構造6及び/又は道路デッキ要素2は、組み立てられた状態において、少なくとも1つのトンネル7が道路デッキ要素2とベースプレート3との間に形成されるように接続可能である。システムが組み立てられた状態では、道路1が形成され、少なくとも1つのトンネル7が道路1の長さ寸法に延びる。図3は、道路方向、すなわち、道路デッキ要素2及びベースプレート3の下の道路の方向におけるトンネル7の図を示す。
支持構造6の一例を図4に示す。そのような支持構造6は、柱4と平行な方向に延在する上方に延びる壁部材をベースプレート3の外周全体に沿って有さない。これは、トンネル7の形成を容易にする。
そのような支持構造6を提供する非常に実用的な方法は、雨水管理システムの一部を形成することを通常意図した、所謂Q−Bic+モジュールの柱を短くすることによるものである。これらのモジュールはWAVIN社から市販されており、特許文献4に詳しく記載されている。本開示でベースプレートと称される部分は、特許文献4に記載されているように、Q−Bic+モジュールの上位レベルでの使用である。本開示に係るシステムでQ−Bic+モジュールを用いるために、Q−Bic+モジュールを上下逆さまにしてもよい。上述したように、柱4は、現在市販されているQ−Bic+モジュールの柱に対して短くされている。そのように短くすることは、柱を厚さ方向に鋸で切ることによって行うことができる。少なくとも1つの、好ましくは各支持構造6について、柱4は第1の端部8でベースプレート3とシームレスに接続されることが適用される。柱がベースプレート3に接続可能な第1の端部8を有することも可能である。さらに、少なくとも1つの、好ましくは各支持構造6について、柱4は、キャリアプレート(図示せず)とシームレスに接続され得る第2の端部9を有する。しかしながら、本開示に示す実施形態では、各柱はキャリアプレートに接続可能な第2の端部9を有する。柱4がキャリアプレートとシームレスに接続される代替案は、WAVIN社により奨励され、特許文献4に記載される雨水管理システムにおいて意図された向きでQ−Bic+モジュールを用いることに対応し得ることに留意する必要がある。したがって、システムは、例えば、(Wavin社により奨励されるように、雨水管理システムにおいて意図されるようにQ−Bic+モジュールを用いて)6つの柱4とシームレスに接続されるキャリアプレート10を含むこと又はキャリアプレートが、以下にさらに詳述するように6つの柱4に接続できることが可能である。
柱の少なくとも1つは、それぞれの道路デッキ要素が少なくとも1つの柱4により支持されるように道路デッキ要素2のうちの1つの少なくとも一部に接続するためのコネクタ部111を備えることが好ましい。図5、図6及び図7は、柱4の第2の端部9がそのようなコネクタ部11を有するようにどのように適合され得るかを示す。中央ポケット14を有する縁部12は、柱の縁が広がり、柱の第1の端部9の場合によっては粗い切断端(possibly rough cutting edge)が縁部12により覆われるように柱4の第1の開口端9内に挿入されるように設けられる。縁部12は、雨水管理のために用いられるQ−Bic+モジュールにおいて、中空の柱4内に嵌める(clicked into)ことができる。縁部12はその中心13にクリック要素15を収容するためのポケット14を有する。縁部12及びクリック要素15は共にコネクタ部11を形成する。柱4の第2の端部9とコネクタ部11との間の相互作用の素早い理解を得るために、読者は図18も参照されたい。もちろん、コネクタ部11を提供する他の多くの方法が可能である。
図8は、ベースプレート3及び6つの柱4を有する支持構造6を示す。各柱4はコネクタ部11を備える。支持構造6は1つの柱4のみを有することもできるが、各ベースプレート3から上方に延びる柱が1つ以上あることが理想的であり、6つあることが好ましい。
図9は、2×5の構成で互いに隣接して配置された10個の支持構造6を含む道路デッキモジュールの一部を示す。支持構造は、重力の方向に対して比較的低い位置にあるベースプレートと、ベースプレートから上方に延びる柱とを有する。隣接して配置された支持構造は互いに接続されている。この目的のために、各ベースプレート3は、例えば特許文献4でさらに記載されているように、例えば一体化されたコネクタ16を備える。
図10は、道路デッキモジュール5の実施形態の一部を示す図であり、図9に示すものと同様であるが、追加でキャリアプレート10を有する。そのようなキャリアプレートは、例に示すプレートが個々の支持構造6の間でさらなる接続を提供することを考えるとコネクタプレート10とも呼ばれる。そのようなプレート10はポリプロピレン(PP)、好ましくはリサイクル材料でできており、場合によってはガラス繊維で補強され得る。
なお、キャリアプレート10は支持構造を接続する機能を必ずしも有していない。キャリアプレート10は柱に接続される必要すらない。キャリアプレート10はただ柱の上に置かれ、柱4を介して道路デッキ2から荷重を伝達するために設けられる。
図11は道路デッキ要素2の一部を示す。一実施形態では、道路デッキ要素2はプラスチックを含む。複数の道路デッキ要素2のうちの少なくとも1つ、好ましくは複数の道路デッキ要素2のそれぞれが補強材として、ガラス繊維、カーボンファイバ又は有機繊維等の繊維を含むことが好ましい。図11から分かるように、道路デッキ要素2は、組み立てられて道路として使用可能な状態で各道路デッキ要素2の上階デッキ(upper deck level)17を形成するプレート状部17を有する構造を含み得る。道路デッキ要素2は、下階デッキ(lower deck level)としてセル構造部18を有し得る。プレート状部17は最上階デッキ(uppermost deck level)を形成し得る。プレート状部17は、摩擦強化面を提供するために及び/又は耐摩耗面を提供するために非プラスチック材料、好ましくはセラミック材料を含み得る。図11から分かるように、道路デッキ要素2はセル構造部18が上階デッキを形成する板状部17と、上階デッキを形成するプレート状部17の側とは反対のセル構造部18の側に設けられるプレート状部19との間にあるサンドイッチ構造を含み得る。図11には示していないが、これらのセル構造部18はハニカム構造を有し、ハニカムは各道路デッキ102の上階デッキを形成するプレート状部17の方に向かう軸を有する。そのようなサンドイッチ構造は、例えばフランスのNidaplast社が販売するNidapan 8 GR 600という名で知られている。
図12は、図11に示す道路デッキ要素の断面図を示す。道路デッキ要素2はクリック要素15の上部を受容するためのチャンバ20を有する。チャンバ20は、所定のスキームに従って道路デッキ要素2が、コネクタ部11を有する複数の隣接して配置される支持構造に適切に嵌合するような位置で、道路デッキ要素2の下側プレート状部19に位置するため、柱4の第2の端部9に設けられるクリック要素15のそれぞれはチャンバ20内に嵌合する。図12から分かるように、チャンバ20は、チャンバ20内にクリック要素が貫入し且つチャンバ20からクリック要素15が外れ難くすることができる保持縁部(retainer rim)21を備える。図18を参照して、柱4の第2の端部9に設けられるクリック要素15がキャリアプレート10及び道路デッキ要素12のチャンバ20と相互作用する方法のさらなる理解を提供する。
図13は、道路デッキ要素2を設置及び接続する前の道路デッキモジュール5の一部と、隣接して配置された2つの道路デッキ要素2が設けられた後の道路デッキモジュール5の一部を示す。図14は道路の方向に見た図を示す。明確にするために、図14には一体化されたコネクタ16等のいくつかの要素を示していない。
完全性のために、図15はクリック要素15をより詳細に示す。当業者であれば、この要素がどのように作られ、どのように機能するか容易に理解するであろう。また、図16は、そのようなクリック要素15のより詳細な図を示し、クリック要素15をポケット14の底部の対応部分で固定するために、クリック要素15の下端にある差し込み型の固定機構(bayonet-type of fixation mechanism)22を明らかにする。これらの特徴は当業者によく知られている。図17は、柱4、クリック要素15及びキャリアプレート10の間の相互作用を明らかにする断面図である。さらに、図18は、道路デッキ要素2の一部として、保持リング21を有するチャンバ20と、柱4と、クリック要素15と、縁部12と、キャリアプレート10との間の相互作用を明らかにする断面図である。これまでは道路デッキモジュール5を造ることに焦点を当ててきた。道路をさらに造ることに焦点を当てる前に、道路デッキモジュール5を開けることにも注意を払う。
図19は、道路デッキ要素2を支持構造6から外すために力を加えるべき場所を矢印で概略的に示す。矢印28は、支持構造6から道路デッキ2を外すために生成される必要がある力を示す。力は機械的に発生される力、水力的に発生される力又は空気的に発生される力であり得る。例えば、道路デッキ内の好適な位置に配置され、道路の側面からアクセス可能な空気注入式パケットを用いることで、道路デッキを柱から外すために空気力を加えることができる。
上述したように、各道路デッキ要素2は、外層17を有する側とは反対の側にある接続側19を備え、チャンバ20等の接続構造を備える。接続構造のそれぞれはコネクタ部11のうちの1つに着脱可能に接続できる。
そのような道路デッキ要素2の取り外しは、パイプ、ケーブル又は誘導等により車両のバッテリーを充電するための要素等のさらなる他のインフラ要素を道路デッキの下に配置する必要がある場合に必要となり得る。
好ましくは、道路デッキ要素の少なくとも1つが、より好ましくは各道路デッキ要素が単一の要素として1つ以上の隣接して配置される支持構造6の上に直接配置されるように構成されていることが明らかである。しかしながら、説明したように、支持構造6と道路デッキ要素2との間に、所謂キャリアプレート又はコネクタプレート10が存在し得る構成も可能である。
システムは、図20に示すように側溝要素23も含み得る。図20の上部は斜視図で示す図であり、図の下部は側溝要素を通して且つそのような側溝要素23の長手方向に沿って見た図である。側溝要素23は、道路デッキ要素2のうちの少なくとも1つ及び/又は支持構造6のうちの少なくとも1つに別個に接続可能であり得る。側溝要素23は、支持構造6のうちの少なくとも1つ及び/又は道路デッキ要素2のうちの少なくとも1つに少なくとも部分的に一体化される構成も可能である。そのような一体化された実施形態は、当然ながら支持構造6及び/又は道路デッキ要素2は非対称であることが必要であり、そのため、それらの使用では汎用性が低い。また、側溝要素23は柱4のうちの少なくとも1つ以上と少なくとも部分的に一体化されているか又は接続されていることも考えられる。側溝要素23及びそれが接続される構造との可能性のある相互作用についてのより詳細な説明は、参照により本願に組み込まれるオランダ国特許出願第1042809号及び国際出願PCT/EP2019/058382号を参照されたい。側溝要素は入口31を有する。使用時に、その入口31は道路の隣にある。側溝要素23は出口32を有する。使用時に、その出口32はトンネル7内に向けられている。リザーバ23は、水が出口32から流れ出る前に水を溜めることができる。
図21は、2つの側溝要素23が取り付けられた道路デッキモジュール5の一部がどのようなものかを示す。図22は、破線及び矢印によって、水が道路デッキ要素2から側溝要素23に入り、そして最終的に出口23を介して側溝要素23内に流れて道路デッキ要素2とベースプレート3との間に行き着くかを模式的に示す。側溝要素は道路に隣に位置するため、水は道路の上を流れるか又は側溝要素23内に流れ込むことができる。
以下の番号付きの項目は、そのような側溝要素の可能な特徴のさらなる開示を提供する。
1)少なくとも1つの入口と、少なくとも1つの出口と、底部を有するリザーバとを有する側溝要素であって、当該側溝要素は、使用時に、重力の方向に対して当該側溝要素の上部に前記少なくとも1つの入口を有し、当該側溝要素の下部に前記底部を有し、前記底部と前記少なくとも1つの入口との間に前記少なくとも1つの出口を有するように構成されている、側溝要素。
2)前記少なくとも1つの入口は複数の入口開口を含み、前記少なくとも1つの出口は複数の出口開口を含む、1項に記載の側溝要素。
3)前記出口開口のそれぞれは、前記入口開口のうちの最も大きいものより小さい、2項に記載の側溝要素。
4)前記入口開口は、線に似た第1のパターンにおいて互いに空間的に離れている、1、2又は3項に記載の側溝要素。
5)前記入口開口の対は前記線内において、前記入口開口の他の対から規則的な距離の位置にある、4項に記載の側溝要素。
6)前記規則的な距離のそれぞれは、前記入口開口の対の長さに対応する、5項に記載の側溝要素。
7)各入口開口は約15mmの最大幅を有する、2項乃至6項のいずれか1項に記載の側溝要素。
8)各入口開口は約35mmの最大長さを有する、2項乃至7項のいずれか1項に記載の側溝要素。
9)各入口開口は、前記線の方向に対応する長さ方向を有する、4項に従属する限りにおいて、2項乃至8項のいずれか1項に記載の側溝要素。
10)前記出口開口のそれぞれは、前記入口開口のそれぞれの最小寸法よりも小さい最大直径を有する、2項乃至9項のいずれかに記載の側溝要素。
11)各出口開口の最大直径は14mmである、10項に記載の側溝要素。
12)前記出口開口は、出口開口の群にグループ化され、該群は互いに空間的に離間されている、2項乃至11項のいずれかに記載の側溝要素。
13)前記システムは少なくとも1つのブロック状の突起を備え、前記出口開口の群のうちの1つは、前記ブロック状の突起のうちの1つの突起面に設けられている、12項に記載の側溝要素。
14)前記少なくとも1つのブロック状の突起は、使用時に浸透システムの2つの柱の間で突出するのに好適である、12項又は13項に記載の側溝要素。
15)前記ブロック状の突起のそれぞれは、前記ブロック状の突起が前記柱の間に配置され且つ前記柱に接続される接続状態を採用するためにサイドコネクタを備える、13項又は14項に記載の側溝要素。
16)前記少なくとも1つの入口開口は、重力の方向に従う水に面する、先行する項のいずれかに記載の側溝要素。
17)前記少なくとも1つの出口開口は、重力の方向と平行に延びる、先行する項のいずれかに記載の側溝要素。
18)前記少なくとも1つの出口は、前記少なくとも1つの入口よりも多くの水が流れるようにすることができる、先行する項のいずれかに記載の側溝要素。
19)前記側溝要素内で、前記底部は洗浄を容易にするために凹状である、先行する項のいずれかに記載の側溝要素。
20)前記底部が浸透ユニット上に配置されて該浸透ユニットに接続される接続状態を採用するために、前記底部はその外側に底部コネクタを備える、先行する項のいずれか一項に記載の側溝要素。
21)前記底部コネクタは、浸透ユニットの底部上に前記底部を配置できるようにし、それにより接点を確立し、該接点を前記側溝要素を接続状態で回転させるための枢動点として用いることができるようにする、20項に記載の側溝要素。
22)前記側溝要素は横方向に比べて長手方向に大幅に延び、該長手方向及び該横方向はそれぞれ、重力の方向に対して垂直な仮想面内にある、20項に記載の側溝要素。
23)前記リザーバが長手方向に延びるように前記側溝要素は同一の側溝要素に接続可能である、先行する項のいずれか一項に記載の側溝要素。
24)各側溝要素は別の側溝要素に接続するために差し込み部及びスリーブを備える、20項に記載の側溝要素。
25)前記側溝要素は、アクセス可能な溝に接続する可能性(possibility)を備え、その溝からその側溝要素にホースが入ることにより、前記側溝要素の内部を清掃することができる、先行する項のいずれか一項に記載の側溝要素。
完全性のために、図23は、(特許文献4にも記載されている)雨水管理の一部としてQ−Bic+モジュールのためにも用いることができ、道路デッキモジュール5の側面に等しく接続可能な、場合によっては部分的に開いた(possible partially open)サイドパネル29を示す。図23の(a)のサイドパネル29は、雨水管理の一部としてQ−Bic+モジュールと共に用いるために設けられた場合を示す。図23の(b)では、パネルは上下逆さまにされ且つ短くされている。図23の(c)では、パネルは支持構造6に取り付けられたものとして示される。パネルは良好な支持フレームを提供し、ジオテキスタイル材料を該支持フレームに対して配置して、トンネル7に砂が入るのを阻止する一方で、水はそのテキスタイル材料及びパネルを自由に通過できる。また、システムが組み立てられた状態で道路デッキ要素2の間に形成されるか又は配置されるとともに、水の流れがそれを通ることができるようにする他の構造は、道路を横切る道路のスリットサイズの中断部の形態であってもよい。
道路デッキモジュール5は、隣接する道路デッキモジュール5を外すことなく、隣接する道路デッキモジュール5間で制限された形である程度動かすことができることが可能な方法で互いに接続される必要がある。この目的のために、参照により本願に組み込まれるオランダ国特許出願第1042777号及び国際出願PCT/EP2019/055375号にさらに記載されている、図24に示すスペーサ構造25が用いれ得る。図25は、図26に示すさらに伸長された道路を形成するために双方の道路デッキ要素5が互いに接続されている点におけるさらなる詳細図を示す。図27は上面図を示す。スペーサ構造は、道路を横切る道路のスリットサイズの中断部の形態として見ることができる。
以下の番号付きの項目は、そのようなスペーサ構造の可能な特徴のさらなる開示を提供する。
1)建設要素(construction element)に固定して、別の建設要素との相対距離を維持し且つ別の建設要素と相対的な位置を中心とする動きを該維持された距離で制限するためのスペーサ構造であって、当該スペーサ構造は、
a)別の近くにある建設要素に対する距離が所定の距離に低減された場合に、該別の建設要素に対する距離を増進するための力を生成するとともに弾性を提供する構造と、
b)前記所定の距離の方向とは異なる少なくとも1つの方向での前記構造の動きの制限する構造と、
を有する、スペーサ構造。
2)前記構造は弾性要素を含む、1項に記載のスペーサ構造。
3)前記構造は前記動きを制限するための制限器を含む、1項及び/又は2項に記載のスペーサ構造。
4)前記制限器及び前記弾性要素は、前記構造の空間的に離間された異なる要素であるか又は前記制限器及び前記弾性要素は互いに直接接続され、前記構造の1つの全く同一の要素でそれぞれ具現化されている、2項及び3項に記載のスペーサ構造。
5)前記制限器は前記弾性要素の上に設けられている、先行する3項又は4項のいずれか1項に記載のスペーサ構造。
6)前記制限器は、別の建設要素の一部に当接する当接面を備え、該当接面は、別の建設要素に当接する間に前記制限器を該別の建設要素に対してしっかり固定するために吸着カップ又は高摩擦面を備える、5項に記載のスペーサ構造。
7)前記構造は、前記構造の空間的に離間された異なる部分である少なくとも1つの弾性要素及び少なくとも1つの制限器を備える、2項及び3項のそれぞれに従属する限りにおいて、先行する項のいずれか一項に記載のスペーサ構造。
8)前記構造は複数の弾性要素及び複数の制限器を備える、7項に記載のスペーサ構造。
9)前記弾性要素及び前記制限器は、前記構造内で前記構造の寸法に沿って互いに交互に配置される、8項に記載のスペーサ構造。
10)前記構造は、2つの主面及び該2つの主面の間にある縁部を有するスラブ状の建設要素に固定されるか又は固定可能であり、前記構造は、隣接するスラブ状の建設要素の縁部に対する相対距離を維持するとともに、隣接するスラブ状の建設要素の縁部に相対する位置を中心とする前記縁部の動きを維持した距離で低減するために、前記縁部に配置されるか又は配置可能である、先行する項のいずれか一項に記載のスペーサ構造。
11)前記弾性要素のうちの少なくとも1つは歯止め状(pawl-shaped)であり、好ましくは各弾性要素が歯止め状である、2項乃至10項のいずれか一項に記載のスペーサ構造。
12)前記弾性要素は、前記構造の使用時に前記縁部にあるか又は前記主面のうちの1つの近くにある部分に又はその近くに自由端を有する、10項及び11項に記載のスペーサ構造。
13)前記自由端は前記所定の距離の位置にある、2項及び12項に記載のスペーサ構造。
14)前記自由端は、前記スラブ状の建設要素を後位にある別のスラブ状の建設要素に隣接して配置するための前記歯止め状要素の後端であり、該後端は、前記自由端から離れ且つ配置の開始時に前記後位にある別のスラブ状の建設要素に既に隣接する前記弾性要素の一部とは反対に、前記配置の終わりの方でのみ前記後位にある別のスラブ状の建設要素に隣接する、12項に記載のスペーサ構造。
15)前記制限器は、隣接するスラブ状の建設要素の縁部に固定される構造の歯止め状弾性要素の自由端の動きをブロックするために設計されている、3項乃至14項のいずれか一項及び10項に記載のスペーサ構造。
16)前記ブロック要素は、前記スラブ状の建設要素を、既に後位にある別のスラブ状の建設要素に隣接して配置するための前記構造の後端であり、該後端は、該後端から離れ且つ配置の開始時に前記後位にある別のスラブ状の建設要素と既に隣接する前記弾性要素の一部とは反対に、前記配置の終わりの方でのみ前記別のスラブ状の建設要素に隣接する前記構造の一部である、15項に記載のスペーサ構造。
17)前記スペーサ構造は、少なくとも2つのそのようなスペーサを有するアセンブリのスペーサ構造のうちの1つである、先行する項のいずれか一項に記載のスペーサ構造。
18)各スペーサ構造の構造は複数の弾性素子及び動作を制限するための複数の制限器を備え、それぞれの構造の弾性素子及び制限器は該構造の長手方向で互いに交互に配置される、17項に記載のスペーサ構造。
19)各スペーサ構造の構造は、該構造を前記アセンブリの別のスペーサ構造の構造と嵌合状態で位置決めできるようにする、17項又は18項に記載のスペーサ構造。
20)前記嵌合状態において、1つのスペーサ構造の構造の弾性要素は、前記アセンブリの別のスペーサ構造の構造の制限器の反対にあり且つ相互作用する、19項に記載のスペーサ構造。
21)前記構造は、ガイドトラックと、ガイドトラックと相互作用するカウンタトラックとを備え、1つのスペーサ構造を別のスペーサの構造と嵌合状態にする際に、前記構造を他の構造に対して先ず斜めにしてから接触させて、嵌合状態に到るために前記カウンタトラックを前記ガイドトラックと相互作用させる、20項に記載のスペーサ構造。
22)前記構造が篏合位置にある場合に、前記スペーサ構造のうちの1つの構造が前記スペーサ構造のうちの別の1つの構造と前記嵌合位置で固定される、19項乃至21項のいずれか一項に記載のスペーサ構造。
23)前記構造は、前記嵌合位置にある場合に機械的にリリース可能な状態にある、19項乃至22項のいずれか一項に記載のスペーサ構造。
24)前記構造はプレート状要素を備え、該プレート状要素は前記嵌合状態において前記構造の後端から延びるとともに、前記嵌合状態において前記嵌合構造間の距離により形成される間隙を少なくともある程度カバーする、19項乃至23項のいずれか一項に記載のスペーサ構造。
25)前記プレート状の要素は外面を有し、前記嵌合状態において、前記外面と平行に制限された動きが可能である、19項乃至23項のいずれか一項に記載のスペーサ構造。
26)前記嵌合状態では、前記プレート状の要素の外面は、前記嵌合構造の一部として同一平面内に留まる、25項に記載のスペーサ構造。
27)前記構造は前記スラブ状の建設要素に固定されている、10項に記載のスペーサ構造。
28)前記スラブ状の建設要素は、コンクリートスラブ、壁パネル、浮遊性のプラスチック要素、浸透ユニット、道路デッキ要素のうちの1つである、先行する項のいずれか一項に記載のスペーサ構造。
図28は、組み立てられて道路として使用可能なシステム内でパイプ26等の更なるインフラ要素がどのように位置し得るかを示す。
それに加えて又は代替的に、一実施形態において、道路デッキ要素は最上面を有し、該最上面の上に雨水が落下し、最上面は水平方向に対して浅い角度を含み、重力の方向は当然水平方向に対して垂直であることを最後に指摘する。含まれる角度は1°〜5°の範囲内にあり得る。
支持構造は、柱が重力の方向と平行であることが有利である。その結果、そのような道路デッキ要素は、前記浅い角度により水が道路デッキの上を流れて流れ出ることを依然として可能にしながら、そのような道路デッキ要素が依然として最適に支持される。図29は、そのような道路デッキ要素を有する道路モジュール5の一部を示す。最上面は、明らかに、雨水が道路デッキ上を流れて道路に隣接する位置に至るようにできる。
道路デッキ要素2の最上面17及び底面19により含まれる角度は、原理を説明するために示されているが、実際に使用され得る角度に必ずしも対応しない。
一般に、そのような道路デッキは台形状を有し得る。図29に示すような断面は台形状を有する。
本開示において、道路は、交通を支援するために設けられる面として定義される。2つの道路を互いに平行に配置し、2つの道路のうちの一方は一つの方向の交通を対象とし、2つの道路のうちの他方は反対方向の交通を対象とすることが可能である。これらの2つの道路と平行に且つこれらの2つの道路の間に1つ以上の側溝要素を配置することも可能である。
以下では、道路を組み立てる方法を説明する。上述の説明の後、本開示は、道路を組み立てる方法の非常に詳細な説明を必要としない当業者のためのものであると考えられるため、以下のセクションは比較的簡潔にする。
本方法は、複数のプラスチック支持構造6及び複数の道路デッキ要素2を提供することを含む。各支持構造6は、ベースプレート3及び少なくとも1つの柱4を含む。本方法は、少なくとも1つの道路デッキ要素2及び少なくとも1つのプラスチック支持構造6を有する道路モジュール5が形成されるように、道路デッキ要素2のうちの少なくとも1つをプラスチック支持構造6のうちの少なくとも1つに接続することをさらに含む。本方法は、隣接して配置されるプラスチック支持構造6及び/又は隣接して配置される道路デッキ要素2を接続することをさらに含む。より詳細には、本方法は、支持構造6が重力の方向に対してベースプレート3を比較的低い位置に有し、少なくとも1つの柱4のそれぞれが、ベースプレート3から上方に延びるように、支持構造6を互いに隣接して配置することを含み得る。本方法は、道路デッキ要素2が隣接して配置される支持構造6によって支持され、道路デッキが隣接して配置される道路デッキ要素2によって形成され且つ柱4によって支持されるように、複数の道路デッキ要素2を互いに隣接して配置することをさらに含み得る。図13及び図25〜図27を参照する。
図面では、所謂キャリアプレート又は接続プレート10が用いられているが、道路デッキ要素が柱4によって直接支持される構成も可能である。図25〜図27に示すように、隣接して配置されたプラスチック支持構造及び/又は隣接して配置された道路デッキ要素2を接続することは、隣接して配置された道路モジュール5を接続することを含み得る。図に示す方法では、各道路モジュール5が10個の支持構造6及び2個の道路デッキ要素2を含む構成を示す。しかしながら、当業者であれば、原則的に、各組み合わせが可能であることを理解するであろう。各道路モジュール5は少なくとも1つの道路デッキ要素2を含む。
キャリアプレート/接続プレート又はそれらの使用及び機能について上述したコメントは本方法にも等しく当てはまる。
より具体的に、一般に、本方法は道路モジュール5を互いに接続することを含み得るが、隣接して配置された複数の支持構造6が先ず接続され、それにより道路全体の少なくとも主要部分のための設置面積が提供されることは考えられないことではない点を指摘する。その後のステップとして、道路デッキ要素2をキャリアプレート(コネクタプレート10)を間に有するか又は有さない状態で柱4の上に配置できる。いずれにしても、最終的には、並んで接続された道路モジュール5は道路1の少なくとも一部を形成することになる。
そのため、道路を組み立てる2つの主要な方法のうちの一方は、先ず道路デッキモジュール5を組み立て、その後にこれらを位置合わせし且つ接続することである。道路デッキモジュールは、道路が最終的に必要とされる軌道から比較的遠く離れた組み立て現場で造ることができる。道路デッキモジュールは容易に運搬できる。道路を組み立てる2つの主要な方法のうちの他方は支持構造を別々に配置することを伴う。すなわち、道路が必要とされる軌道でこれらを接続し、設置することである。そして、後のステップで、道路の道路デッキ全体を形成するために道路デッキ要素2を配置できる。これらのステップの間に、支持構造の柱の間にパイプ及び/又はケーブル等が敷設され得る。図面では、道路デッキ要素2が都度1つの支持構造6により支持されている構成を示す。しかしながら、道路デッキ要素2が1つの支持構造により部分的に支持され、別の支持構造により部分的に支持されることも考えられる。
本方法は、組み立てられた状態において、道路デッキ2とベースプレート3との間に少なくとも1つのトンネル7が形成されるように支持構造6と道路デッキ要素2とを接続することを含み得る。組み立てられた状態では、道路1が形成され、少なくとも1つのトンネル7が道路1の少なくとも1つ寸法全体にわたって延びる。より具体的には、本方法は、少なくとも1つの柱4と平行な方向に上方に延在する壁部材をそれぞれのベースプレート3の外周全体に沿って各支持構造に適用するステップを含まない。しかしながら、上述したように、道路の方向にあるトンネル7をブロックすることなく、側溝要素23及び部分的に開いたサイドパネル24が特定の側に配置され得る。
提供される複数のプラスチック支持構造6は、ベースプレート3にシームレスに接続された柱4をベースプレート3毎に有する複数のプラスチック支持構造を伴う。しかしながら、柱4がベースプレート3に接続可能な構成も可能である。この目的のために、少なくとも1つの、好ましくは各支持構造6が、ベースプレート3に接続可能な第1の端部8を有する柱を有することが可能である。柱4は、システムが組み立てられた状態で1つ以上の隣接して配置された道路デッキ要素2を保持するためにキャリアプレート10に接続可能であるか又は接続される第2の端部9を有し得る。本方法は、キャリアプレートを少なくとも2つの柱4に接続するか又は単に配置することを含み得る。
各柱は第2の端部9を有し、各道路デッキ要素2は、複数の第2の端部9に接続可能なように設けられ得る。本方法は、次に、少なくとも1つの道路デッキ要素2を複数の第2の端部に接続することを含み得る。
道路デッキ要素2のそれぞれは、道路面として使用可能な外層を備え得る。道路面は、摩擦強化面を提供するために及び/又は耐摩耗面を提供するためにセラミック材料を含み得る。
道路デッキ要素2は様々な方法で提供され得る。しかしながら、それぞれの道路デッキ要素の上階デッキであるプレート状部と、下階デッキであるセル構造部とを有する構造を含む複数の道路デッキ要素2を提供することが好ましい。プレート状部は最上階デッキを形成してもよい。すなわち、摩擦強化面を提供するために及び/又は耐摩耗性を提供するためにセラミック材料を有し得る。
道路デッキ要素2の構造は、上階デッキを形成するプレート状部と、上階レベルを形成するプレート状部と反対のセル構造部の側に設けられるプレート状部との間にセル構造部を有するサンドイッチ構造を含み得る。セル構造部は、各ハニカムが、各道路デッキ要素の上階デッキを形成するプレート状部の方に直接延びる軸を有するようなハニカム構造体を含み得る。また、システムを組み立てることにより道路が造られた後に道路面に好適な層を設けることも可能である。例えば、道路デッキ2にコーティングが施され得るか又は層がホットメルトされ得る。
プラスチック支持構造6は、水減衰構造又は水浸透構造として少なくとも部分的に使用可能であり得る。
本方法は、複数の側溝要素を提供することをさらに含み得る。本方法は、道路デッキ要素のうちの少なくとも1つ及び/又は支持構造のうちの少なくとも1つに側溝要素を別々に接続することを含み得る。しかしながら、複数の側溝要素が支持構造のうちの1つ又は道路デッキのうちの1つと少なくとも部分的に一体化されるように設けられることは考えられないことではない。
また、側溝要素が設けられる側と反対の道路デッキモジュール5の側をパネルで閉じることも可能である。さらに、道路の長手方向にジオテキスタイルを設けることもさらに可能である。ジオテキスタイルは水に対して透過性を有するが、ジオテキスタイルがない場合に「トンネル」内に行き着き得る砂粒に対する抗性を提供する。このテキスタイルは、水管理のための地下インフラを構築する技術分野でよく知られている。
道路は、水が道路に隣接する位置に又は道路を横切るスリットサイズの道路の中断部に常に流れるように配置され得る。道路は水平であると認識されるものの、水が道路上を流れて道路から流れ出るのを確実にする浅い角度を有すること確実にすることは当業者にとって困難ではない。ベースプレートが水平になっている場合に、雨水が道路に隣接する1つ以上の位置に及び/又は道路を横切るスロットサイズの中断部に行くように、道路上を主に流れて道路から流れ出るようにシステムを構成することももちろん可能である。
そのような実施形態では、柱は例えば異なる長さを有し、道路デッキの近くの柱の端部は、水平方向に対して浅い角度を有し得る。リサイクルプラスチックを使用することが理想的である。
上述のプラスチックの場合、例えばPP、PE、PVC等の通常のプラスチックが存在し得る。理想的にはリサイクルプラスチックが使用される。しかしながら、それに加えて又は代替的に、上述したように台形状の道路デッキ要素を用いることも可能である。
特許文献4を参照したが、支持構造はそのエンクロージャとは大きく異なる可能性があり得る。まず、柱は必ずしも円筒状ではない。例えば、円錐状の柱も好適である。さらに、例えば、断面が小さい2つの円錐台が互いに面して共に柱を形成することも可能である。ベースプレートも、特許文献4に開示されているものとは大きく異なる構造を同様に有し得る。好適な支持構造は、例えば、国際公開第2010/042141号、独国特許出願公開第10200944412号、欧州特許出願公開第3165687号、欧州特許出願公開第2980328号及び欧州特許出願公開第2463449号にも見られる。
道路を横切る道路のスリットサイズの中断部はグリッドを含んでもよく、ジグザグ状であってもよいし又は道路を斜めに横切っていてもよい。
そのような変形例の全ては本開示の枠組内に含まれるものと理解される。

Claims (51)

  1. 道路を組み立てるためのシステムであって、当該システムは複数のプラスチック支持構造及び複数の道路デッキ要素を含み、該支持構造のそれぞれはベースプレートと、前記道路デッキ要素のうちの1つを少なくとも部分的に支持するために、該ベースプレートから上方に延びるか又は延びるための少なくとも1つの柱とを含み、前記道路デッキ要素のそれぞれは、当該システムが組み立てられて道路として使用可能な状態にある場合に、雨水が主に前記道路上を流れて前記道路の隣接する1つ以上の位置に及び/又は前記道路を横切る前記道路のスリットサイズの中断部に流れ出るように構成されている、システム。
  2. 前記支持構造及び/又は前記道路デッキ要素は、組み立てられた状態にある場合に、前記道路デッキと前記ベースプレートとの間に少なくとも1つのトンネルが形成されるように接続可能であり、前記システムが組み立てられた状態にある場合、道路が形成されて、前記少なくとも1つのトンネルは該道路の長さ寸法に延びる、請求項1に記載のシステム。
  3. 前記支持構造のうちの少なくともいくつかは、前記少なくとも1つの柱と平行な方向に延在する上方に延びる壁部材を前記ベースプレートの外周全体に沿って有さない、請求項1又は2に記載のシステム。
  4. 少なくとも1つの、好ましくは各支持構造について、前記少なくとも1つの柱が前記ベースプレートとシームレスに接続されるか又は前記ベースプレートに接続可能な第1の端部を有することが適用されるか又は少なくとも1つの、好ましくは各支持構造について、前記少なくとも1つの柱は、前記システムが組み立てられた状態で1つ以上の隣接して配置される道路デッキ要素を保持するために、キャリアプレートにシームレスに接続されるか又はキャリアプレートに接続可能な第2の端部を有することが適用される、請求項1乃至3のいずれか一項に記載のシステム。
  5. 前記システムは、少なくとも2つの柱とシームレスに接続されるか又は少なくとも2つの柱に接続可能なキャリアプレートを含む、請求項4に記載のシステム。
  6. 前記複数の支持構造のうちの少なくとも1つは、水減衰構造又は水浸透構造として少なくとも部分的に使用可能である、請求項1乃至5のいずれか一項に記載のシステム。
  7. 前記柱の少なくとも1つ、好ましくはそれぞれは、前記道路デッキのそれぞれが少なくとも1つの柱によって支持されるように、前記道路デッキのうちの1つの少なくとも一部に接続するためのコネクタ部を備える、請求項1乃至6のいずれか一項に記載のシステム。
  8. 前記道路デッキ要素のそれぞれは、道路面として使用可能な外層を備える、請求項1乃至7のいずれか一項に記載のシステム。
  9. 前記道路デッキ要素のそれぞれは、前記外層の反対側である接続側を備え、前記コネクタ部のうちの1つに着脱可能に接続できる接続構造を備える、少なくとも請求項7及び請求項8に従属する限りにおいて請求項1乃至8のいずれかに一項に記載のシステム。
  10. 前記システムは複数の側溝要素を含む、請求項1乃至9のいずれか一項に記載のシステム。
  11. 前記側溝要素のうちの少なくとも1つは、前記道路デッキ要素のうちの少なくとも1つ及び/又は前記支持構造のうちの少なくとも1つに別々に接続可能である、請求項10に記載のシステム。
  12. 前記側溝要素のうちの少なくとも1つは、前記支持構造のうちの少なくとも1つ及び/又は前記道路デッキ要素のうちの少なくとも1つと少なくとも部分的に一体化されている、請求項10に記載のシステム。
  13. 前記側溝要素のうちの少なくとも1つは前記柱のうちの少なくとも1つに少なくとも部分的に一体化されているか又は接続可能である、請求項10乃至12のいずれか一項に記載のシステム。
  14. 前記複数の道路デッキ要素のうちの少なくとも1つはプラスチックを含む、請求項1乃至13のいずれか一項に記載のシステム。
  15. 前記複数の道路デッキ要素のうちの少なくとも1つは繊維を含む、請求項1乃至14のいずれか一項に記載のシステム。
  16. 前記複数の道路デッキ要素のうちの少なくとも1つは、組み立てられて道路として使用可能な状態にある場合に前記道路デッキ要素の上階デッキを形成するプレート状部を有する構造を含み、該構造は下階デッキであるセル構造部を有する、請求項1乃至15のいずれか一項に記載のシステム。
  17. 前記プレート状部は最上階デッキを形成する、請求項16に記載のシステム。
  18. 前記プレート状部は、摩擦強化面を提供するために及び/又は耐摩耗面を提供するために非プラスチック材料、好ましくはセラミック材料を含む、請求項17に記載のシステム。
  19. 前記構造は、上階デッキを形成する前記プレート状部と、該上階デッキを形成する前記プレート状部と反対の前記セル構造部の側に設けられる別のプレート状部との間に前記セル構造部を有するサンドイッチ構造を含む、請求項16乃至18のいずれか一項に記載のシステム。
  20. 前記セル構造部は、各ハニカムが前記道路デッキ要素のそれぞれの上階デッキを形成する前記プレート状部の方の向く軸を有するようなハニカム構造を含む、請求項16乃至19のいずれか一項に記載のシステム。
  21. 前記道路デッキ要素のうちの少なくとも1つは、1つ以上の隣接して配置される支持構造の上に直接配置される単一の要素として構成される、請求項1乃至20のいずれか一項に記載のシステム。
  22. 前記プラスチックは再生プラスチックを含む、請求項1乃至21のいずれか一項に記載のシステム。
  23. 前記システムは、複数のプラスチック支持構造及び複数の道路デッキ要素のみで構成されるか又は複数のプラスチック支持構造、複数の道路デッキ要素及び複数の側溝要素のみで構成される、請求項1乃至22のいずれか一項に記載のシステム。
  24. 道路を組み立てる方法であって、当該方法は、
    複数のプラスチック支持構造及び複数の道路デッキ要素を提供するステップであって、該支持構造のそれぞれはベースプレート及び少なくとも1つの柱を含む、ステップと、
    少なくとも1つの道路デッキ要素及び少なくとも1つのプラスチック支持構造を有す道路モジュールが形成されるように、前記道路デッキ要素のうちの少なくとも1つを前記プラスチック支持構造のうちの少なくとも1つに接続するステップと、
    隣接して配置されるプラスチック支持構造及び/又は隣接して配置される道路デッキ要素を接続するステップと、
    を含む、方法。
  25. 前記方法は、
    前記支持構造が、重力の方向に対して、比較的低い位置に前記ベースプレートを有し、前記少なくとも1つの柱のそれぞれがベースプレートから上方に延びるように、前記支持構造を互いに隣接して配置するステップと、
    前記道路デッキ要素が前記隣接して配置された支持構造によって支持され、隣接して配置される道路デッキ要素により道路デッキが形成され且つ前記柱によって支持されるように、前記複数の道路デッキ要素を互いに隣接して配置するステップと、
    を含む、請求項24に記載の方法。
  26. 前記複数の道路デッキ要素を互いに隣接して配置するステップは、前記道路デッキ要素が前記柱によって直接支持されるように、前記隣接して配置された支持構造の上に前記道路デッキ要素を配置し、前記複数の道路デッキ要素を単一の層として互いに隣接して配置することを含む、請求項25に記載の方法。
  27. 隣接して配置された道路モジュールを接続するステップを含む、請求項24に記載の方法。
  28. 各道路モジュールは少なくとも1つの支持構造及び少なくとも1つの道路デッキ要素を含む、請求項25又は27に記載の方法。
  29. 前記方法は、道路モジュールを互いに接続するステップを含む、請求項28に記載の方法。
  30. 前記方法は、道路の少なくとも一部を形成するために道路モジュールを並べるステップを含む、請求項29に記載の方法。
  31. 前記方法は、組み立てられた状態にある場合に、前記道路デッキと前記ベースプレートとの間に少なくとも1つのトンネルが形成されるように、前記支持構造及び/又は前記道路デッキ要素を接続するステップを含み、前記組み立てられた状態にある場合、道路が形成され、前記少なくとも1つのトンネルは、複数の道路モジュールを介して該道路の長さ寸法に少なくとも延びる、請求項25乃至30のいずれか一項に記載の方法。
  32. 前記方法は、前記少なくとも1つの柱と平行な方向に上方に延びる壁部材を前記ベースプレートの外周全体に沿って前記支持構造のそれぞれに適用するステップを含まない、請求項25乃至31のいずれか一項に記載の方法。
  33. 複数のプラスチック支持構造を提供するステップは、各ベースプレートについて、前記ベースプレートにシームレスに接続された前記少なくとも1つの柱を有する複数のプラスチック支持構造を提供することを含む、請求項25乃至32のいずれか一項に記載の方法。
  34. 複数のプラスチック支持構造を提供するステップは、各ベースプレートについて、前記ベースプレートに接続可能な前記少なくとも1つの柱を有する複数のプラスチック支持構造を提供することを含む、請求項25乃至33のいずれか一項に記載の方法。
  35. 少なくとも1つの、好ましくは前記支持構造のそれぞれについて、前記少なくとも1つの柱が前記ベースプレートに接続可能な第1の端部を有する、請求項25乃至36のいずれか一項に記載の方法。
  36. 前記少なくとも1つの柱は、前記システムが組み立てられた状態にある場合に1つ以上の隣接して配置される道路デッキ要素を保持するために、キャリアプレートに接続可能であるか又は接続される第2の端部を有する、請求項25乃至35のいずれか一項に記載の方法。
  37. 前記方法は、前記キャリアプレートを少なくとも2つの柱に接続するステップを含む、請求項36に記載の方法。
  38. 前記複数のプラスチック支持構造を提供するステップは、水減衰構造又は水浸透構造として少なくとも部分的に使用可能な複数の支持構造を提供することを含む、請求項24乃至29のいずれか一項に記載の方法。
  39. 前記複数のプラスチック支持構造を提供するステップは、各柱が第2の端部を有する複数のプラスチック支持構造を提供することであって、各道路デッキ要素は、複数の前記第2の端部に接続可能なように提供される、ことを含み、前記方法は、少なくとも1つの道路デッキ要素を複数の第2の端部に接続することをさらに含む、請求項24乃至30のいずれか一項に記載の方法。
  40. 前記複数の道路デッキ要素を提供するステップは、道路面として使用可能な外層をそれぞれが備える複数の道路デッキ要素を提供することを含む、請求項24乃至39のいずれか一項に記載の方法。
  41. 前記方法は、複数の側溝要素を提供するステップをさらに含む、請求項24乃至40のいずれか一項に記載の方法。
  42. 前記方法は、前記道路デッキ要素のうちの少なくとも1つ及び/又は前記支持構造のうちの少なくとも1つに前記側溝要素を別々に接続するステップを含む、請求項41に記載の方法。
  43. 前記複数の側溝要素を提供するステップは、前記側溝要素のうちの少なくとも1つを前記支持構造のうちの1つ又は前記道路デッキのうちの1つに少なくとも部分的に一体化されるように提供することを含む、請求項41に記載の方法。
  44. 前記複数の道路デッキ要素を提供するステップは、複数の道路デッキ要素であって、少なくとも1つが、各道路デッキ要素の上階デッキであるプレート状部と、下階デッキであるセル構造部とを有する構造を含む、複数の道路デッキ要素を提供することを含む、請求項24乃至43のいずれか一項に記載の方法。
  45. 前記プレート状部は最上階デッキを形成する、請求項44に記載の方法。
  46. 前記プレート状部は、摩擦強化面を提供するために及び/又は耐摩耗面を提供するためにセラミック材料を含む、請求項45に記載の方法。
  47. 前記構造は、上階デッキを形成する前記プレート状部と、該上階デッキを形成する前記プレート状部と反対の前記セル構造部の側に設けられるプレート状部との間に前記セル構造部を有するサンドイッチ構造を含む、請求項44乃至46のいずれか一項に記載の方法。
  48. 前記セル構造部は、各ハニカムが前記道路デッキ要素のそれぞれの上階デッキを形成する前記プレート状部の方を向く軸を有するハニカム構造を含む、請求項44乃至47のいずれか一項に記載の方法。
  49. 台形状を有する道路デッキ要素。
  50. 断面が台形状の道路デッキ要素。
  51. 請求項8乃至21のいずれか一項に記載の道路デッキ要素の特徴をさらに有する、請求項49又は50に記載の道路デッキ要素。
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