JP2021500751A - ワイヤソー - Google Patents

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Abstract

本発明は、切削ワイヤ(6)から形成される切削領域(5)を支持するためのワイヤガイドローラ(13,14)が配置される第1区画(1)と、切削ワイヤ(6)を多数巻きで少なくとも一時的に保管するための第1切削ワイヤスプール(11)が配置される第2区画(2)と、ワイヤガイドローラの一つ(13)から第1切削ワイヤスプール(11)まで延在する第1切削ワイヤ経路(7)とを包含する、工作物から材料塊を切削するためのワイヤソー(10)に関しており、第2区画(2)が、前記第1区画(1)の少なくとも部分的に下方に、好ましくは直接的な下方および/または完全に下方に配置される、および/または、前記第1切削ワイヤスプール(11)が前記第1区画(1)の下方に、好ましくは垂直方向下方に配置される、および/または、前記第1ワイヤスプール(11)が前記切削領域(5)の少なくとも部分的に、好ましくは完全に下方に、好ましくは垂直方向下方に配置される。

Description

本発明は、請求項1の前文に記載のワイヤソーと、請求項18の前文に記載のワイヤソーに関する。
特許文献1は、シリコンインゴットを薄片に切断するためのワイヤソーを開示している。このワイヤソーは、ワイヤウェブを支持するワイヤガイドローラと、切削ワイヤをワイヤウェブに供給するためと、切削ワイヤをワイヤウェブから巻き取るためのスプールとを包含する。ハウジングカセットは、シリコンウェハを収容するための溝を備える。
特許文献2は、切削ワイヤが多数巻きで懸架されるワイヤガイドローラを包含するワイヤソーを開示している。ワイヤウェブの供給側と巻き取り側とにボビンが設けられる。ワイヤガイドローラとボビンとの間での切削ワイヤの張力を測定するセンサが設けられる。
このようなワイヤソーの設置面積、ゆえに設置に必要なスペースが非常に大きいという事実のため、先行技術の短所が発生する。また、(ワイヤガイドローラとワイヤウェブとを包含する)切削エリアは、切削ワイヤを(一時的に)保管するためのプーリおよび/またはスプールが配置されるエリアから充分に分離されていない。切削液、汚れ、材料粒子は、スプールとその上のワイヤ、転向プーリ、張力手段に悪影響を及ぼす。ワイヤソーのクリーニングおよびメンテナンスは、時間を浪費する高費用の手順である。また、力測定システムとプーリベアリングとの損傷が発生しうる。
特許文献3は、ワイヤウェブの両側にあるワイヤガイドローラと、ワイヤウェブの片側の未使用ワイヤと反対側の使用後ワイヤのための保管スプールとを包含するワイヤソーを開示している。保管スプールは横向きハウジングに配置される。
このような解決法の短所は、ワイヤソーの外側からのワイヤガイドローラおよびプーリのような構成部品のアクセス性が非常に低いという事実に存する。加えてハウジングは非常に複雑である。
特開平07‐153724号公報 国際公開第2013/018556号 欧州特許出願公開第2650070号明細書
本発明の目的は、上述の目的を克服することと、切削領域の一部ではない切削ワイヤとともに、切削ワイヤを案内および/または保管するためのプーリおよび/またはスプールが、切削液、汚れ、材料粒子の悪影響から効率的に保護されるワイヤソーを提供することである。さらに、ワイヤソーは、ワイヤソーへの、特にワイヤウェブ(つまり切削領域)と保管スプールとの間に延在する切削ワイヤ経路への最適なアクセス性を可能にするべきである。
この目的は、切削ワイヤから形成される切削領域を支持するためのワイヤガイドローラが配置される第1区画を包含する、材料塊を切削するための、特に半導体材料塊を薄片、方形、および/またはれんが状に切断するための、および/または工作物から複数のウェハを切削するためのワイヤソーによって達成され、ワイヤソーはさらに、
切削ワイヤを多数巻きで少なくとも一時的に保管するための第1切削ワイヤスプールが配置される第2区画と、
ワイヤガイドローラの一つから第1切削ワイヤスプールまで延在する第1切削ワイヤ経路と、
を包含し、
第2区画が、第1区画の少なくとも部分的に下方に、好ましくは直接的な下方および/または完全に下方に配置される、
および/または、第1切削ワイヤスプールが第1区画の下方に、好ましくは垂直方向下方に配置される、
および/または、第1切削ワイヤスプールが切削領域の少なくとも部分的、好ましくは完全に下方に、好ましくは垂直方向下方に配置される。
このような配置は、設置面積が効果的に縮小された省スペース設計を可能にする。
「直接的な下方」は、「垂直方向下方」、つまり第2区画が第1区画の垂直方向下方に配置されることを意味する。
ワイヤガイドローラのすぐ近傍(つまり下方)での第1切削ワイヤスプールの配置により、ワイヤガイドローラと第1切削ワイヤスプールとの間に延在する切削ワイヤ経路が効果的に短縮されうる。「自由ワイヤ」が短くなるとシステムの振動を軽減する一方で、設置面積を縮小してメンテナンスを必要とする構成部品(スプールなど)へのアクセスを可能にする。
好適な実施形態において、第1切削ワイヤスプールは切削領域の垂直方向下方にほぼ配置される。
好適な実施形態において、第1切削ワイヤスプールは垂直方向に第1区画と完全に重複する。
さらに好適な実施形態において、第1切削ワイヤスプールは切削領域(ワイヤウェブ)と垂直方向に少なくとも部分的に、好ましくは完全に重複する。
好適な実施形態において、―ワイヤガイドローラから始まって第1切削ワイヤスプールで終わる―第1切削ワイヤ経路の長さは、ワイヤガイドローラの長さの3倍未満、好ましくはワイヤガイドローラの長さの2倍未満である。ワイヤソーの設計により、ワイヤガイドローラと切削ワイヤスプールとの間での切削ワイヤ経路を短縮することが可能である。短いワイヤ移送経路を有すると非常に有利である。特に、メンテナンス、ワイヤの交換、および/またはクリーニングの時間および労力が効率的に削減される。加えて、ワイヤの振動が少ないと切溝が小さくなってより効率的な切削となるため、細い切削ワイヤが使用されうる。
好適な実施形態において、―ワイヤガイドローラから始まって第1切削ワイヤスプールで終わる―第1切削ワイヤ経路の長さは、1.5メートルより短く、好ましくは1メートルより短い。
好適な実施形態において、第1切削ワイヤ経路の少なくとも50%、好ましくは少なくとも60%がワイヤガイドローラの傍に、および/または、ワイヤガイドローラと平行に延在する。
好ましくは、第1切削ワイヤ経路は―ワイヤガイドローラの軸方向において―ワイヤガイドローラを越えて延在しない。好ましくは、第2切削ワイヤ経路は―ワイヤガイドローラの軸方向において―ワイヤガイドローラを越えて延在しない。言い換えると、切削ワイヤ経路はワイヤガイドローラの「左右」に延在しないのである。またここで、特にワイヤガイドローラの軸方向においてワイヤソーの設置面積が効率的に縮小されうる。
好適な実施形態において、ワイヤソーは、切削ワイヤを多数巻きで少なくとも一時的に保管するための第2切削ワイヤスプールが配置される第3区画と、ワイヤガイドローラの一つから第2切削ワイヤスプールまで延在する第2切削ワイヤ経路と、を包含し、第3区画は、第1区画の少なくとも部分的に下方に、好ましくは直接的な下方に配置される、および/または、第2切削ワイヤスプールは、第1区画の下方に、好ましくは垂直方向下方に配置される。
代替的に、第1および/または第2切削ワイヤスプールは、切削領域の少なくとも部分的に、好ましくは完全に下方に、好ましくは垂直方向下方に配置されうる。
以下では、第2区画、第1切削ワイヤスプール、第1切削ワイヤ経路、第1開口部等によって実施形態が説明される。しかしながら、代替的実施形態では、同じ特徴が第3区画、第2切削ワイヤスプール、第2切削ワイヤ経路、第2開口部に移されうる。
好ましくは、第1切削ワイヤスプールおよび/または第2切削ワイヤスプールは第1区画の垂直方向下方に配置される。
好ましくは、第1切削ワイヤスプールおよび/または第2切削ワイヤスプールは切削領域の垂直方向下方に配置される。
好適な実施形態において、第1切削ワイヤスプールおよび/または第2切削ワイヤスプールは第1区画と垂直方向に完全に重複する。
好ましくは、第1切削ワイヤスプールおよび/または第2切削ワイヤスプールは切削領域と(垂直方向において)完全に重複する。
好適な実施形態において、―ワイヤガイドローラから始まって第2切削ワイヤスプールで終わる―第2切削ワイヤ経路の長さは、ワイヤガイドローラの長さの3倍未満、好ましくはワイヤガイドローラの長さの2倍未満である。
好適な実施形態において、―ワイヤガイドローラから始まって第2切削ワイヤスプールで終わる―第2切削ワイヤ経路の長さが1.5メートルより短く、好ましくは1メートルより短い。
好適な実施形態において、第2切削ワイヤ経路の少なくとも50%、好ましくは少なくとも60%がワイヤガイドローラの傍に、および/または、ワイヤガイドローラに対して平行に延在する。
好ましくは、第1区画の底壁は第2区画の天井および/または第3区画の天井を形成する。底壁はワイヤソーの(負荷支承)フレームの一部であるかフレームに取り付けられうる。
好ましくは、第2区画と第3区画とは並んで配置されて好ましくは垂直の隔壁により互いに分離され、好ましくは、隔壁は第1区画の下方に、好ましくは中央下方に延在する。
好適な実施形態において、第2区画と第3区画とは互いに連通状態にある。この目的のため区画を互いに分離する隔壁が少なくとも一つの開口部を有しうる。
好ましくは、第1切削ワイヤスプールは、好ましくは少なくとも一つのねじによって隔壁の第1側に回転可能に取り付けられ、第2切削ワイヤスプールは、好ましくは少なくとも一つのねじによって隔壁の第2側に回転可能に取り付けられ、第2側は第1側の反対にある。
好ましくは、ワイヤソーはワイヤガイドローラを支持するフレームを包含し、隔壁はフレームの負荷支承部分を形成する。ここで、負荷、特にワイヤガイドローラの負荷を支承することと、第2区画を第3区画から少なくとも部分的に分離することという二つの機能に隔壁が使用される。ワイヤソーの全重量が効率的に軽減される一方でフレームの剛性を維持し、これは正確な切削に必要である。
好ましくは、隔壁は第1区画の垂直方向下方に配置される少なくとも一つの脚部を有する。脚部は、効果的に、好ましくは対称的に力を地面へ伝達する。
好適な実施形態において、第1切削ワイヤスプールは第1駆動部、好ましくはモータを有するか第1駆動部に接続され、好ましくは第1駆動部が第2区画に配置される、および/または、第2切削ワイヤスプールは第2駆動部、好ましくはモータを有するか第2駆動部に接続され、好ましくは第2ドライブが第3区画に配置される。
好ましくは、切削領域を形成して第1切削ワイヤ経路に延在する切削ワイヤをワイヤソーが包含し、好ましくは切削ワイヤが固定研磨ワイヤ、より好ましくはダイヤモンドワイヤである。
好ましくは、ワイヤソーの重量は少なくとも4000kgに、好ましくは少なくとも5500kgに達する。
好ましくは、第1区画の垂直方向下方に配置される(隔壁の)脚部により支承される重量は、少なくとも1800kgに、好ましくは少なくとも2200kgに達する。
好ましくは、ワイヤガイドローラの少なくとも一つの直径は少なくとも12cmに、好ましくは少なくとも15cmに達する。
好ましくは、ワイヤガイドローラの少なくとも一つのワイヤ受容面は複数のワイヤ案内溝から形成される。
好ましくは、ワイヤ案内ローラの少なくとも一つは、少なくとも一つのボールベアリングおよび/または少なくとも一つのローラベアリングによってワイヤソーのフレームに回転可能に取り付けられる。
好ましくは、ワイヤ案内ローラおよび/または第1切削ワイヤスプールおよび/または第2切削ワイヤスプールのうち少なくとも一つは、金属、好ましくは鋼から、および/または、ポリマー、好ましくは強化ポリマーから少なくとも部分的に形成される。
好ましくは、ワイヤソーのフレームの水平断面はT形状である。T形状の中央脚部は隔壁により形成される。ここで、安定的な構成が達成される。
好ましくは、ワイヤソーのフレームの水平断面はT形状部分を包含し、好ましくはT形状部分が隔壁の少なくとも一部を形成する。
好ましくは、金属、好ましくは鋼から、および/またはミネラルキャストから隔壁が製作される。好ましくは、隔壁の厚さは少なくとも4cmに、好ましくは少なくとも7cmに達する。好ましくは、隔壁は中空プロフィールを有する。
好ましくは、隔壁と、第1区画を包囲する壁の少なくとも一部とがミネラルキャストから製作され、好ましくは隔壁と第1区画を包囲する壁の少なくとも一部とが、一つの大型部材を形成するように鋳造され、好ましくは一回で鋳造される。
好ましくは、第2区画および/または第3区画が、第1方向と、第1方向と異なる第2方向とでこれらの区画を画定する少なくとも一つのドアにより(それぞれ)画定され、好ましくは第1方向と第2方向との間の角度が少なくとも45°に、より一層好ましくは本質的に90°など少なくとも80°に達する。
好ましくは、第2区画および/または第3区画は、略L形状を有する少なくとも一つのドアにより(それぞれ)画定され、「L」の各脚部が区画を画定する。
ハウジングと、切削ワイヤから形成される切削領域を支持するためのワイヤガイドローラが配置される第1区画と、を包含する、材料塊を切削するための、特に半導体材料塊を薄片、方形、および/またはれんが状に切断するための、および/または、工作物から複数のウェハを切削するための、特に先行請求項の1項に記載のワイヤソーにより、―上記の発明および態様と無関係でも―目的が達成され、このワイヤソーは、切削ワイヤを多数巻きで少なくとも一時的に保管するための第1切削ワイヤスプールが配置される第2区画と、ワイヤガイドローラの一つから第1切削ワイヤスプールまで延在する第1切削ワイヤ経路と、を包含し、第1切削ワイヤ経路の少なくとも一部分、好ましくは第1切削ワイヤ経路全体が、ワイヤソーのハウジングに形成される第1開口部を通してワイヤソーの外側からアクセス可能、好ましくは継続的にアクセス可能である。
第2区画は第1区画から分離されている。切削ワイヤは第1区画から第2区画まで延在する。第1開口部によりアクセス性が非常に向上する。切削ワイヤ経路は、切削ワイヤを転向させるための転向プーリを含み、その周囲はクリーニングおよびメンテナンスが容易である。切削ワイヤの交換は、複雑ではなく時間を節約するものになる。
第1切削ワイヤ経路はワイヤガイドローラの一つから第1切削ワイヤスプールまで延在する、つまりワイヤガイドローラの一つから始まって第1切削ワイヤスプールで終わる切削ワイヤ経路として第1切削ワイヤ経路が画定される。同じようにして、ワイヤガイドローラの一つから始まって第2切削ワイヤスプールで終わる切削ワイヤ経路として第2切削ワイヤ経路(以下参照)が画定される。
本出願において、「ワイヤソーの外側からアクセス可能」は、ワイヤソーの外側に立つオペレータによりアクセス可能であることを意味する。言い換えると、ワイヤソーの外側に立つオペレータは、対応の部品、つまり少なくとも第1切削ワイヤ経路の部分に延在する、および/または配置される部品、好ましくは第1切削ワイヤ経路のワイヤ全体、特に、例えば転向プーリおよび/または切削ワイヤスプールを案内するための切削ワイヤ自体および/または転向プーリおよび/または(線形)ガイドの取り扱い―つまりクリーニング、取り外し、交換、および/またはメンテナンスが可能である。オペレータがワイヤソーの外側から第1切削ワイヤ経路全体を視認することが可能であると好適である。
「ワイヤソーの外側から継続的にアクセス可能」は、切削ワイヤ経路に中断なく継続的にアクセスされることを意味する。切削ワイヤ経路全体が障害物により隠されない、および/または、孔を通して案内されない。特に、切削ワイヤまたは想像上のワイヤが切削ワイヤスプールからワイヤガイドローラへ引き出され、可能であればプーリを通過するが、孔を通して案内されることはなく、好ましくは(ワイヤソーの外側に立つ)オペレータの視点から見てフレーム部品の後方を通過させることはない。また、切削ワイヤの端部分は、オペレータにより、例えば把持具によって、または手で保持されて、これを離す(可能であれば別の把持具または手に渡される)ことなく切削ワイヤスプールからワイヤガイドローラへ送られ、切削のための位置に載置される。
好ましくは、第1切削ワイヤ経路のアクセス可能部分は、開口平面(第1開口部が形成されるハウジングの平面)から後方に、および/または、(作動状態で)第1開口部を被覆する開閉カバーから後方に、40cm未満、好ましくは30cm未満、好ましくは20cm未満に配置される。ここで、オペレータは手と腕をワイヤソーに入れるだけでよい。
好適な実施形態において、第1切削ワイヤ経路全体は、ワイヤソーのハウジングに形成される第1開口部を通してワイヤソーの外側からアクセス可能、好ましくは継続的にアクセス可能である。
好適な実施形態において、ワイヤガイドローラから始まって第1切削ワイヤスプールで終わる第1切削ワイヤ経路の各点は、第1開口部の平面から後方に、および/または、第1開口部を被覆する開閉カバーから後方に、40cm未満、好ましくは30cm未満に配置される。
好適な実施形態において、ワイヤガイドローラから始まって第1切削ワイヤスプールで終わる第1切削ワイヤ経路の各点は、第1開口部を通してワイヤソーの外側から、好ましくはワイヤソーの外側の一点から視認可能である。
好適な実施形態において、第1切削ワイヤスプールまで延在する第1切削ワイヤ経路の始点であるワイヤガイドローラの表面部分は、第1開口部の平面から後方に、および/または、第1開口部を被覆する開閉カバーから後方に、40cm未満、好ましくは30cm未満に配置される。
好適な実施形態において、第1ワイヤ経路の一部分はワイヤガイドローラから始まって、第1切削ワイヤ経路上でワイヤガイドローラに最も近いプーリである第1転向プーリで終わり、第1切削ワイヤ経路のこの部分は、第1開口部を通してワイヤソーの外側からアクセス可能、好ましくは継続的にアクセス可能であり、好ましくは、第1切削ワイヤ経路のこの部分の各点は、第1開口部の平面から後方に、および/または、第1開口部を被覆する開閉カバーから後方に、40cm未満、好ましくは30cm未満、より好ましくは20cm未満に配置される。
好適な実施形態において、―ワイヤガイドローラから始まって第2切削ワイヤスプールで終わる―第1切削ワイヤ経路の長さは、ワイヤガイドローラの長さの3倍未満、好ましくはワイヤガイドローラの長さの2倍未満である。
好適な実施形態において、―ワイヤガイドローラから始まって第1切削ワイヤスプールで終わる―第1切削ワイヤ経路の長さは、1.5メートルより短い、好ましくは1メートルより短い。
好適な実施形態において、第1切削ワイヤ経路の少なくとも50%、好ましくは少なくとも60%はワイヤガイドローラの傍に、および/または、ワイヤガイドローラと平行に延在する。
好適な実施形態において、ワイヤソーは、切削ワイヤを多数巻きで少なくとも一時的に保管するための第2切削ワイヤスプールが配置される第3区画と、ワイヤガイドローラの一つから第2切削ワイヤスプールまで延在する第2切削ワイヤ経路と、を包含し、前記第2切削ワイヤ経路は、ワイヤソーのハウジングに形成される第2開口部を通してワイヤソーの外側からアクセス可能、好ましくは継続的にアクセス可能である。
第2および第3区画のうち一方は(未使用)切削ワイヤをワイヤウェブへ供給するためのスプールを収容するのに対して、他方の区画は(使用後)切削ワイヤをワイヤウェブから受容するためのスプールを収容する。
好ましくは、第2切削ワイヤ経路のアクセス可能部分は、開口部平面(第2開口部が形成されるハウジングの平面)から後方に、および/または、(作動状態で)第2開口部を被覆する開閉カバーから後方に、40cm未満、好ましくは30cm未満、好ましくは20cm未満に配置される。ここで、オペレータは自分の手および腕をワイヤソーへ入れるだけでよい。
以下では、第2区画、第1切削ワイヤスプール、第1切削ワイヤ経路、第1開口部等によって実施形態が説明される。しかしながら、代替的実施形態では、同じ特徴が第3区画、第2切削ワイヤスプール、第2切削ワイヤ経路、第2開口部に移されうる。
好ましくは、ワイヤソーの第1側に第1開口部が形成されてワイヤソーの第2側に第2開口部が形成され、好ましくは、第2側は第1側と反対にあり、好ましくは第1側と第2側とはワイヤガイドローラの回転軸線に沿って、好ましくは本質的に平行に延在する。第1および第2切削ワイヤ経路は空間的に互いに分離される一方で、高いアクセス性と省スペース設計とが達成されうる。
好適な実施形態において、第1切削ワイヤ経路は切削ワイヤを転向させるための回転可能な転向プールを、少なくとも一つ、好ましくは少なくとも二つ、より好適には少なくとも三つ包含し、少なくとも一つ、好ましくは少なくとも二つ、より好適には少なくとも三つの転向プーリが、第1開口部を通してワイヤソーの外側からアクセス可能である。
好ましくは、少なくとも一つの転向プーリは、第1開口部の平面から後方に、および/または、第1開口部を被覆する開閉カバーから後方に、40cm未満、好ましくは30cm未満、好ましくは20cm未満に配置される。このようにして、摩耗および汚染の傾向がある転向プーリが容易にクリーニング、交換、メンテナンスされうる。
好ましくは、第1切削ワイヤ経路は、切削ワイヤを転向させるための回転可能な転向プーリを包含し、転向プーリの各々は第1開口部を通してワイヤソーの外側からオペレータによりアクセス可能であり、好ましくは、少なくとも三つの転向プーリが第1開口部の平面から後方に、および/または、第1開口部を被覆する開閉カバーから後方に、40cm未満、好ましくは30cm未満、より好ましくは20cm未満に配置される。
好ましくは、第1切削ワイヤ経路の主要部分は、第1切削ワイヤ経路上でワイヤガイドローラの一つに最も近い第1転向プーリと、第1切削ワイヤ経路上で第1切削ワイヤスプールに最も近い第2転向プーリとの間に延在し、第1切削ワイヤ経路の主要部分は、第1開口部を通してワイヤソーの外側からアクセス可能、好ましくは継続的にアクセス可能である。
好ましくは、第1切削ワイヤ経路の主要部分の各点は、第1開口部の平面から後方に、および/または、第1開口部を被覆する開閉カバーから後方に、40cm未満、好ましくは30cm未満、好ましくは20cm未満に配置される。
好ましくは、第1切削ワイヤ経路は、第1切削ワイヤ経路上で第1転向プーリと第2転向プーリとの間に配置される第3転向プーリを包含し、好ましくは第3転向プーリが切削ワイヤに張力付与するための張力プーリである。
好ましくは、少なくとも一つの転向プーリの回転軸線は、切削ワイヤスプールの回転軸線に対して横向き、好ましくは垂直に延在する。このようにして、切削ワイヤ経路の行程は(切削領域の両側にある)ワイヤガイドローラの回転軸線に沿って配向されうるので、省スペース設計が達成されうる。
好ましくは、第1切削ワイヤ経路の少なくとも一つの転向プーリ、好ましくはすべての転向プーリは第2区画に配置される。ここで、第1区画(つまり切削区画)から発生する泥、水分、粒子から転向プーリが最適な形で保護される。
好ましくは、第1切削ワイヤ経路の少なくとも25%、好ましくは少なくとも50%は、転向プーリ、好ましくは第2転向プーリの少なくとも一つの位置で、ワイヤガイドローラの回転軸線に沿って、好ましくは本質的に平行に延在する。この結果、ワイヤガイドローラの回転軸線に対して垂直なワイヤソーの寸法が著しく縮小されるので、省スペースの設計となる。
好ましくは、ワイヤソーの第1側に第1開口部が形成され、第1側はワイヤガイドローラの回転軸線に沿って、好ましくは平行に延在する。この態様は省スペース設計も最適化する。
好ましくは、ワイヤガイドローラの少なくとも一つは、第1開口部を通して好ましくは全長にわたってアクセス可能、好ましくは継続的にアクセス可能である。ここで、第1開口部は、第2区画ばかりでなく第1区画へのアクセスを与える。
好ましくは、第1切削ワイヤスプールは第1開口部を通して、好ましくは全長にわたってアクセス可能、好ましくは継続的にアクセス可能である。
好ましくは、第1切削ワイヤスプールは、ワイヤソーの第1側から全長にわたって、好ましくは第1開口部を通してアクセス可能であり、第1側は、ワイヤガイドローラの回転軸線に沿って、好ましくは本質的に平行に延在する。
好ましくは、第1切削ワイヤスプールの端面は、ワイヤソーの第3側から好ましくは第1開口部を通してアクセス可能であり、第3側は、ワイヤガイドローラの回転軸線に対して横向き、好ましくは垂直に延在する。
好ましくは、第1切削ワイヤスプールはワイヤソーに着脱可能に取り付けられ、第1切削ワイヤスプールは軸移動のみによりワイヤソーから取り外されうる。必要なのは一方向の移動のみなので、これはスプールの交換を簡易化する。
好ましくは、第1切削ワイヤスプールの回転軸線はワイヤガイドローラの回転軸線に対して本質的に平行である。ここでも省スペース設計が達成されうる。
好ましくは、ハウジングは、閉止状態で第1開口部を少なくとも部分的に被覆する少なくとも一つの開閉カバーを包含する。カバーは、例としては摺動可能カバー、ヒンジ付きカバー(例はドアの形)、可撓性カバー、または(ローラ)シャッタでありうる。
好ましくは、ワイヤソーは、第1区画から第2区画へ切削ワイヤを案内するための切削ワイヤ貫通部を包含する。切削ワイヤ貫通部は、例としては開口部または管、好ましくは(直線)チューブとして形成されうる。
第1区画から分離されている第2区画により、切削ワイヤの一部分、好ましくは(転向および/または張力)プーリ、および/または、切削ワイヤを保管するためのスプールも収容できる。切削領域からの切削ワイヤは貫通部を通って、第2区画内に延びる、および/または、(一時的に)保管される。切削ワイヤ貫通部は、第1区画から第2区画へ通過する時に切削ワイヤを保護しうる。貫通部は、第2区画を第1区画から分離する(開閉)壁に設けられうる。
好ましくは、第1カバーの閉止状態で好ましくは可撓性シール部またはリップの形である好ましくは静止の第2エッジと対向するか対置されるとともに、第1カバーの開口状態で第2エッジから離間している可撓性シール部またはリップの形の第1(つまり閉止)エッジを有する第1開閉カバーをワイヤソーが包含し、切削ワイヤ貫通部は第1エッジと第2エッジとの間に延在する。ここで、第1カバーを開口する時に対応の切削ワイヤ部分への直接的なアクセスが得られる。こうして切削ワイヤの簡単な交換が可能になる。可撓性シール部またはリップは、切削液、汚れ、水分が第2区画へ侵入するのを防止する。
好ましくは、ハウジングは第1開閉カバーと第2開閉カバーとを包含し、第1カバーは第1区画を少なくとも部分的、好ましくは概ね被覆し、第2カバーは第2区画を少なくとも部分的、好ましくは概ね被覆する。カバーが互いに独立して開口されると好適である。好ましくは、カバーの閉止状態で第1カバーと第2カバーとが互いに隣接し、好ましくは互いに接触する。
本発明のさらなる実施形態は図および従属請求項に示される。参照符号のリストは開示の一部を成す。図面により本発明がこれから詳しく説明される。
本発明によるワイヤソーを示す 本発明のワイヤソーの好適な実施形態を示す。 ワイヤソーの部品を上面図で示す。 ワイヤソーの側面図を示す。 開閉カバーを備える第1および第2区画の間の切削ワイヤの移行エリアである。 切削ワイヤ経路へのアクセスを与える開口部の図である。 オペレータが開口部を通して把持を行うワイヤソーである。
図1は、(切削領域5のエリアに方形として記される)材料塊を切削するための、特に半導体材料塊を薄片、方形、および/またはれんが状に切断するための、および/または工作物から複数のウェハを切削するためのワイヤソー10を概略的に示す。ワイヤソー10はハウジング4を包含する。ハウジング4において、第1区画1にはワイヤガイドローラ13,14が配置される。ワイヤガイドローラ13,14は、切削ワイヤ6から形成される切削領域5を支持する。
ワイヤソー10は、切削ワイヤ6を多数巻きで少なくとも一時的に保管するための第1切削ワイヤスプール11(例としては未使用ワイヤのための保管スプールとも呼ばれる)が配置される第2区画2も包含する。第1切削ワイヤ経路7は、ワイヤガイドローラ13の一つから第1切削ワイヤスプール11まで延在する。
ワイヤソー10は、切削ワイヤ6を多数巻きで少なくとも一時的に保管するための第2切削ワイヤスプール12(例としては使用後ワイヤのための保管スプールとも呼ばれる)が配置される第3区画3も包含する。第2切削ワイヤ経路8は、ワイヤガイドローラ14の一つから第2切削ワイヤスプール12まで延在する。
第1およびまたは第2切削ワイヤスプール11に装着される追加スプールを有することが可能であり、この追加スプールは、(現在使用中の)切削ワイヤを非重複ワイヤとして一時的に受容するのに使用されうる。
第1切削ワイヤスプール11の回転軸線と第2切削ワイヤスプール12の回転軸線とは、ワイヤガイドローラ13,14の回転軸線と本質的に平行である。
図1および3に見られるように、第1切削ワイヤ経路7の少なくとも一部分(ここでは第1切削ワイヤ経路7の全体)が、ハウジング4に形成される第1開口部19を通してワイヤソー10の外側からアクセス可能である。
図3の好適な実施形態では、第2切削ワイヤ経路8(ここでは第2切削ワイヤ経路8の全体)の少なくとも一部分が、ハウジング4に形成される第2開口部20を通してアクセス可能である。
図のように、それぞれの切削ワイヤ経路は、それぞれの開口部19,20を通して完全にアクセスされうるように、何らかの障害物により隠されない、および/または、孔を通して案内されない。
第2切削ワイヤ経路8のアクセス可能部分が、それぞれの開口部20の平面から後方へ、および/または、それぞれの開口部20を被覆する開閉カバー16(図1および4参照)から後方へ、40cm未満、好ましくは30cm未満、好ましくは20cm未満に配置されると好適である。
特に図3から分かるように、第1開口部19はワイヤソー10の第1側に形成されて第2開口部20はワイヤソー10の第2側に形成される。第2側は第1側と反対にある。第1側と第2側とは、ワイヤガイドローラ13,14の回転軸線に沿って(ここでは本質的に平行に)延在する。
図1から3に見られるように、第1切削ワイヤ経路7は、切削ワイヤ6を転向させるための三つの回転可能な転向プーリ9a,9b,9cを包含する。転向プーリ9a,9b,9cは、第1開口部19を通してワイヤソー10の外側からアクセス可能である。転向プーリ9a,9b,9cが、第1開口部19の平面から後方へ、および/または、第1開口部19を被覆する開閉カバー16から後方へ、40cm未満、好ましくは30cm未満、好ましくは20cmに配置されると好適である。
第1切削ワイヤ経路7の主要部分は、第1切削ワイヤ経路7上でワイヤガイドローラの一つ13に最も近い第1転向プーリ9aと、第1切削ワイヤ経路7上で第1切削ワイヤスプール11に最も近い第2転向プーリ9cとの間に延在する。第1切削ワイヤ経路7の主要部分は、第1開口部19を通してワイヤソー10の外側からアクセス可能である。
第1切削ワイヤ経路7は、第1切削ワイヤ経路7上で第1転向プーリ9aと第2転向プーリ9cとの間に配置される第3転向プーリ9bも包含する。第3転向プーリ9cは、切削ワイヤ6に張力付与するための張力プーリ(つまり調節可能または移動可能なプーリ)である。
転向プーリ9a,9b,9cの回転軸線は、第1切削ワイヤスプール11の回転軸に対して、および/または、ワイヤガイドローラ13,14の回転軸線に対して、横向きに、好ましくは垂直に延在する。
図1〜3から分かるように、第1切削ワイヤ経路7のすべての転向プーリ9a,9b,9cは第2区画2に配置される。図3から分かるように、第1切削ワイヤ経路7の少なくとも50%が、ワイヤガイドローラ13,14の回転軸線に沿って、好ましくは本質的に平行に延在する。
図2から分かるように、ワイヤガイドローラの一つ13は第1開口部19を通して全長にわたってアクセス可能である。また、第1切削ワイヤスプール11は第1開口部19を通して全長にわたってアクセス可能である。
図2から分かるように、第1切削ワイヤスプール11は、第1側からばかりでなく第3側から全長にわたって第1開口部19を通してアクセス可能であり、第3側はワイヤガイドローラ13,14の回転軸線に対して横向きに、好ましくは垂直に延在する。
第1切削ワイヤスプール11はワイヤソー10に着脱可能に取り付けられる。第1切削ワイヤスプール11が軸移動のみ(図2)によりワイヤソー10から取り外し可能であると好適である。
本発明の好適な態様において、ハウジング4は、閉止状態において第1開口部19を少なくとも部分的に被覆する少なくとも一つの開閉カバー15,16を包含する。カバーは図2および3には示されていないが、図1および4から明白である。
図5から分かるように、ワイヤソー10は、切削ワイヤ6を第1区画1から第2区画2へ(または第3区画3へ)案内するための少なくとも一つの切削ワイヤ貫通部21を包含する。図5の実施形態において、ワイヤソー10は、第1カバー15の閉止状態において好ましくは可撓性シール部またはリップの形でもある第2静止エッジ18に対向するか対置される、好ましくは可撓性シール部またはリップの形の第1(閉止)エッジ17を有する第1開閉カバー15を包含する。切削ワイヤ貫通部21は―ゆえに切削ワイヤ6も―第1エッジ17と第2エッジ18との間に延在する。第1カバー15の開口状態(図5で破線)において、第1エッジ17は第2エッジ18から離間している。
図1および4の実施形態において、ハウジング4は第1開閉カバー15と第2開閉カバー16とを包含し、第1カバー15は第1区画1を被覆して第2カバー16は第2区画2を被覆する。カバー15,16の閉止状態において、第1カバー15と第2カバー16とは互いに隣接しており、好ましくは互いに接触しうる。
上記の実施形態と無関係に実現されうる本発明の好適な態様において、ワイヤソー10は、切削ワイヤ6から形成される切削領域5を支持するためのワイヤガイドローラ13,14が配置される第1区画1と、切削ワイヤ6を多数巻きで少なくとも一時的に保管するための第1切削ワイヤスプール11が配置される第2区画2と、ワイヤガイドローラ13,14の一つから第1切削ワイヤスプール11まで延在する第1切削ワイヤ経路7と、を包含する。第2区画2は、第1区画1の下方に、好ましくは直接的な下方(つまり垂直方向下方)に配置される。
第3区画3も第1区画1の下方に、好ましくは直接的な下方に配置されると好適である(図1および2参照)。ここで、第1切削ワイヤスプール11と第2切削ワイヤスプール12とは、第1区画1の垂直方向下方に配置される。第1区画1の底壁は第2区画2の天井および/または第3区画3の天井を形成しうる。
本発明の代替的な特徴では、第1切削ワイヤスプール11、好ましくは第2切削ワイヤスプール12も、第1区画1の下方に、好ましくは垂直方向下方に配置される、および/または、切削領域5の部分的、好ましくは完全に下方に、好ましくは垂直方向下方に配置される。
特に図1および2に見られるように、第1切削ワイヤスプール11と第2切削ワイヤスプール12とは垂直方向に(つまり上から見て)第1区画1と完全に重複する。代替的に、第1切削ワイヤスプール11および/または第2切削ワイヤスプール12は垂直方向に切削領域5と少なくとも部分的に、好ましくは完全に重複しても好適であろう。
図2に見られるように、―ワイヤガイドローラから始まって第1切削ワイヤスプールで終わる―第1切削ワイヤ経路7の長さは、ワイヤガイドローラ13の長さの3倍未満、好ましくはワイヤガイドローラ13の長さの2倍未満である。同様に、―ワイヤガイドローラ14から始まって第2切削ワイヤスプール12で終わる―第2切削ワイヤ経路8の長さは、ワイヤガイドローラ14の長さの3倍未満、好ましくはワイヤガイドローラ14の長さの2倍未満でありうる。事実、この側では切削ワイヤは転向プーリ(不図示)の近くでワイヤガイドローラ14から離れるので、長さははるかに短くてもよい。
好適な実施形態において、―ワイヤガイドローラ13から始まって第1切削ワイヤスプール11で終わる―第1切削ワイヤ経路7の長さは、1.5メートルより短く、好ましくは1メートルより短い。
好適な実施形態において、第1切削ワイヤ経路7の少なくとも50%、好ましくは少なくとも60%は、ワイヤガイドローラ13の傍に、および/または、ワイヤガイドローラ13と平行に延在する。
第2切削ワイヤ経路8にも同じことが当てはまる。
図1および2に見られるように、第2区画2と第3区画3とは並んで配置され、好ましくは垂直な隔壁22により互いから分離されている。隔壁22は第1区画1の下方に、好ましくは中央下方に延在する。
第1切削ワイヤスプール11は(例としてはねじによって)隔壁22の第1側に回転可能に取り付けられ、第2切削ワイヤスプール12は(例としてはねじによって)隔壁22の第2側に回転可能に取り付けられ、第2側は第1側と反対にある。
ワイヤガイドローラ13,14も支持するフレーム23の負荷支承部分を隔壁22が形成すると好適である。隔壁22は、第1区画1の垂直方向下方に配置される少なくとも一つの脚部24を有しうる。
以下では、さらに好適な実施形態が説明される。第1切削ワイヤスプール11は第1駆動部、好ましくはモータを有するかこれに接続され、好ましくは第1駆動部が第2区画2に配置される。第2切削ワイヤスプール12は第2駆動部、好ましくはモータを有するかこれに接続され、好ましくは第2駆動部が第3区画3に配置される。
ワイヤソー10はもちろん(作動状態で)、切削領域5を形成して第1切削ワイヤ経路7に沿って延在する切削ワイヤ6を包含する。切削ワイヤ6は固定摩耗ワイヤ、好ましくはダイヤモンドワイヤでありうる。
好ましくは、ワイヤソーの重量は少なくとも4000kgに、好ましくは少なくとも5500kgに達する。好ましくは、第1区画の垂直方向下方に配置される(隔壁の)脚部に支承される重量は、少なくとも1800kgに、好ましくは少なくとも2200kgに達する。好ましくは、ワイヤガイドローラの少なくとも一つの直径は少なくとも12cmに、好ましくは少なくとも15cmに達する。
ワイヤガイドローラ13,14の少なくとも一つのワイヤ受容面は複数のワイヤガイド溝から形成される。ワイヤガイドローラ13,14の少なくとも一つは、少なくとも一つのボールベアリングおよび/または少なくとも一つのローラベアリングによってワイヤソー10のフレーム23に回転可能に取り付けられうる。
ワイヤガイドローラ13,14および/または第1切削ワイヤスプール11および/または第2切削ワイヤスプール12のうち少なくとも一つは、金属、好ましくは鋼、および/または、(強化)ポリマーから少なくとも部分的に形成される。
図2から分かるように、ワイヤソーのフレーム23の水平断面はT形状でありうる。
隔壁22は、金属、好ましくは鋼から、および/またはミネラルキャストから製作されうる。隔壁22の厚さは少なくとも4cmに、好ましくは少なくとも7cmに達しうる。隔壁22は中空プロフィールを有しうる。
第2切削ワイヤスプールと第2切削ワイヤ経路と第2開口部とを含む第3区画が、記載の個々の実施形態に従って形成されて、第1切削ワイヤスプールと第1切削ワイヤ経路と第1開口部とを含む第2区画について請求されることを記しておく。
図4は、第1開口部19を閉止する第1カバー15および第2カバー16を備えるワイヤソー10の側面図を示す。図4の破線は、第2カバー16が第1カバー15と(部分的に)重複しうることを示している。
図6は、切削ワイヤ経路7へのアクセスを与える開口部19からの状態を(ワイヤソー10の外側から)示す。オペレータがワイヤソー10の外側に立っている状況が図7に見られる。これらの図から分かるように、オペレータは、切削ワイヤ6に加えて転向プーリ9a,9b,9cを―好ましくは切削ワイヤスプール11も―ワイヤソー10の外側から扱いうるので、アクセス性が向上する。
本発明は、上に説明した実施形態に限定されない。他の変形例が当業者には自明であり、以下の請求項に明記されるように本発明の範囲内にあると考えられる。特に図に関して上記明細書のすべての部分に説明された個々の特徴は、これらの特徴が他の特徴に関して、または他の特徴との組み合わせで記載されている場合でも、互いに組み合わされると他の実施形態となりうる、および/または、必要な変更を加えて請求項の記載と説明の残りに適用されうる。
1 第1区画
2 第2区画
3 第3区画
4 ハウジング
5 切削領域
6 切削ワイヤ
7 第1切削ワイヤ経路
8 第2切削ワイヤ経路
9a,9b,9c プーリ
10 ワイヤソー
11 第1切削ワイヤスプール
12 第2切削ワイヤスプール
13 ワイヤガイドローラ
14 ワイヤガイドローラ
15 第1カバー
16 第2カバー
17 第1(閉止)エッジ
18 第2(静止)エッジ
19 第1開口部
20 第2開口部
21 切削ワイヤ貫通部
22 隔壁
23 フレーム
24 脚部

Claims (47)

  1. 切削ワイヤ(6)から形成される切削領域(5)を支持するためのワイヤガイドローラ(13,14)が配置される第1区画(1)、
    を包含する、材料塊を切削するための、特に半導体材料塊を薄片、方形、および/またはれんが状に切断するための、および/または工作物から複数のウェハを切削するためのワイヤソー(10)であって、
    切削ワイヤ(6)を多数巻きで少なくとも一時的に保管するための第1切削ワイヤスプール(11)が配置される第2区画(2)と、
    前記ワイヤガイドローラ(13,14)の一つから前記第1切削ワイヤスプール(11)まで延在する第1切削ワイヤ経路(7)と、
    を包含するワイヤソー(10)であることを特徴とし、
    前記第2区画(2)が、前記第1区画(1)の少なくとも部分的に下方に、好ましくは直接的な下方および/または完全に下方に配置される、
    および/または、前記第1切削ワイヤスプール(11)が、前記第1区画(1)の下方に、好ましくは垂直方向下方に配置される、
    および/または、前記第1切削ワイヤスプール(11)が、前記切削領域(5)の少なくとも部分的に下方に、好ましくは完全に下方、好ましくは垂直方向下方に配置される、
    ワイヤソー(10)。
  2. 切削ワイヤ(6)を多数巻きで少なくとも一時的に保管するための第2切削ワイヤスプール(12)が配置される第3区画(3)と、
    前記ワイヤガイドローラの一つ(14)から前記第2切削ワイヤスプール(12)まで延在する第2切削ワイヤ経路(8)と、
    を包含するワイヤソー(10)であって、
    前記第3区画(3)が、前記第1区画(1)の少なくとも部分的に下方に、好ましくは直接的な下方に配置される、
    および/または、前記第2切削ワイヤスプール(12)が、前記第1区画(1)の下方に、好ましくは垂直方向下方に配置される、
    および/または、前記第2切削ワイヤスプール(12)が、前記切削領域(5)の少なくとも部分的、好ましくは完全に下方に、好ましくは垂直方向下方に配置される、
    請求項1に記載のワイヤソー。
  3. 前記第1切削ワイヤスプール(11)および/または前記第2切削ワイヤスプール(12)が前記第1区画(1)の垂直方向下方に配置される、請求項1または2に記載のワイヤソー。
  4. 前記第1切削ワイヤスプール(11)および/または前記第2切削ワイヤスプール(12)が前記切削領域(5)の垂直方向下方にほぼ配置される、請求項1から3のいずれか1項に記載のワイヤソー。
  5. 前記第1切削ワイヤスプール(11)および/または前記第2切削ワイヤスプール(12)が垂直方向において前記第1区画(1)と完全に重複する、請求項1から4のいずれか1項に記載のワイヤソー。
  6. 前記第1切削ワイヤスプール(11)および/または前記第2切削ワイヤスプール(12)が垂直方向において前記切削領域(5)と少なくとも部分的に、好ましくは完全に重複する、請求項1から5のいずれか1項に記載のワイヤソー。
  7. 前記第1区画(1)の底壁が前記第2区画(2)の天井および/または前記第3区画(3)の天井を形成する、請求項1から6のいずれか1項に記載のワイヤソー。
  8. 前記第2区画(2)と前記第3区画(3)とが並んで配置されて、好ましくは垂直の隔壁(22)により互いに分離され、好ましくは前記隔壁(22)が前記第1区画(1)の下方に、好ましくは中央下方に延在する、請求項1から7のいずれか1項に記載のワイヤソー。
  9. 前記第2区画(2)と前記第3区画(3)とが、好ましくは前記隔壁(22)に形成される少なくとも一つの開口部を介して互いと連通する、請求項1から8のいずれか1項に記載のワイヤソー。
  10. 前記第1切削ワイヤスプール(11)が好ましくは少なくとも一つのねじによって前記隔壁(22)の第1側に回転可能に取り付けられ、前記第2切削ワイヤスプール(12)が好ましくは少なくとも一つのねじによって前記隔壁(22)の第2側に回転可能に取り付けられ、第2側が第1側と反対にある、請求項8または9に記載のワイヤソー。
  11. 前記ワイヤガイドローラ(13,14)を支持するフレーム(23)を包含するワイヤソー(10)であって、前記隔壁(22)が前記フレーム(23)の負荷支承部分を形成する、請求項8から10のいずれか1項に記載のワイヤソー。
  12. 前記隔壁(22)が、前記第1区画(1)の垂直方向下方に配置される少なくとも一つの脚部(24)を有する、請求項8から11のいずれか1項に記載のワイヤソー。
  13. 前記第1切削ワイヤスプール(11)が第1駆動部、好ましくはモータを有するか前記第1駆動部に接続され、好ましくは前記第1駆動部が前記第2区画(2)に配置される、
    および/または、前記第2切削ワイヤスプール(12)が第2駆動部、好ましくはモータを有するか前記第2駆動部に接続され、好ましくは前記第2駆動部が前記第3区画(3)に配置される、
    請求項1から12のいずれか1項に記載のワイヤソー。
  14. 前記切削領域(5)を形成して前記第1切削ワイヤ経路(7)に延在する切削ワイヤ(6)を包含するワイヤソー(10)であって、好ましくは前記切削ワイヤ(6)が固定研磨ワイヤ、より好ましくはダイヤモンドワイヤである、請求項1から13のいずれか1項に記載のワイヤソー。
  15. ワイヤソー(10)の重量が少なくとも4000kgに、好ましくは少なくとも5500kgに達する、
    および/または、前記第1区画(1)の垂直方向下方に配置される前記脚部(24)に支承される重量が少なくとも1800kgに、好ましくは少なくとも2200kgに達する、
    および/または、前記ワイヤガイドローラ(13,14)の少なくとも一つの直径が少なくとも12cmに、好ましくは少なくとも15cmに達する、
    および/または、前記ワイヤガイドローラ(13,14)の少なくとも一つのワイヤ受容面が複数のワイヤ案内溝から形成される、
    および/または、前記ワイヤ案内ローラ(13,14)の少なくとも一つが、少なくとも一つのボールベアリングおよび/または少なくとも一つのローラベアリングによってワイヤソー(10)の前記フレーム(23)に回転可能に取り付けられる、
    および/または、前記ワイヤ案内ローラ(13,14)および/または前記第1切削ワイヤスプール(11)および/または前記第2切削ワイヤスプール(12)のうち少なくとも一つが、金属、好ましくは鋼から、および/または、ポリマー、好ましくは強化ポリマーから少なくとも部分的に形成される、
    請求項1から14のいずれか1項に記載のワイヤソー。
  16. ワイヤソーのフレームの水平断面がT形状部分を包含し、好ましくは前記T形状部分が前記隔壁(22)の少なくとも一部を形成する、請求項1から15のいずれか1項に記載のワイヤソー。
  17. 前記隔壁(22)が金属、好ましくは鋼から、および/またはミネラルキャストから製作される、
    および/または、前記隔壁(22)の厚さが少なくとも4cmに、好ましくは少なくとも7cmに達する、
    および/または、前記隔壁(22)が中空プロフィールを有する、
    請求項1から16のいずれか1項に記載のワイヤソー。
  18. ハウジング(4)と、
    切削ワイヤ(6)から形成される切削領域(5)を支持するためのワイヤガイドローラ(13,14)が配置される第1区画(1)と、
    を包含する、材料塊を切削するための、特に半導体材料塊を薄片、方形、および/またはれんが状に切断するための、および/または、工作物から複数のウェハを切削するための、特に請求項1から17のいずれか1項に記載のワイヤソー(10)であって、
    切削ワイヤ(6)を多数巻きで少なくとも一時的に保管するための第1切削ワイヤスプール(11)が配置される第2区画(2)と、
    前記ワイヤガイドローラの一つ(13)から前記第1切削ワイヤスプール(11)まで延在する第1切削ワイヤ経路(7)と、
    を包含するワイヤソー(10)であることを特徴とし、
    前記第1切削ワイヤ経路(7)の少なくとも一部分が、ワイヤソー(10)の前記ハウジング(4)に形成される第1開口部(19)を通してワイヤソー(10)の外側からアクセス可能、好ましくは継続的にアクセス可能であり、
    好ましくは前記第1切削ワイヤ経路(7)の前記部分が、前記第1開口部(19)の平面から後方へ、および/または、前記第1開口部(19)を被覆する開閉カバー(15,16)から後方へ40cm未満、好ましくは30cm未満、より好ましくは20cm未満に配置される、
    ワイヤソー(10)。
  19. 前記第1切削ワイヤ経路(7)全体が、ワイヤソー(10)の前記ハウジング(4)に形成される前記第1開口部(19)を通してワイヤソー(10)の外側からアクセス可能、好ましくは継続的にアクセス可能である、請求項18に記載のワイヤソー。
  20. 前記ワイヤガイドローラ(13)から始まって前記第1切削ワイヤスプール(11)で終わる前記第1切削ワイヤ経路(7)の各点が、前記第1開口部(19)の平面から後方へ、および/または前記第1開口部(19)を被覆する開閉カバー(15,16)から後方へ40cm未満、好ましくは30cm未満に配置される、請求項18または19に記載のワイヤソー。
  21. 前記ワイヤガイドローラ(13)から始まって前記第1切削ワイヤスプール(11)で終わる前記第1切削ワイヤ経路(7)の各点が、前記第1開口部(19)を通してワイヤソー(10)の外側から、好ましくはワイヤソー(10)の外側の一点から視認可能である、請求項18から20のいずれか1項に記載のワイヤソー。
  22. 前記第1切削ワイヤスプール(11)まで延在する前記第1切削ワイヤ経路(7)の始点である前記ワイヤガイドローラ(13)の表面部分が、前記第1開口部(19)の平面から後方へ、および/または前記第1開口部(19)を被覆する開閉カバー(15,16)から後方へ40cm未満、好ましくは30cm未満に配置される、請求項18から21のいずれか1項に記載のワイヤソー。
  23. 前記第1切削ワイヤ経路(7)の一部分が前記ワイヤガイドローラ(13)から始まって、前記第1切削ワイヤ経路(7)上で前記ワイヤガイドローラ(13)に最も近いプーリである第1転向プーリ(9a)で終わり、前記第1切削ワイヤ経路(7)の前記部分が、前記第1開口部(19)を通してワイヤソー(10)の外側からアクセス可能、好ましくは継続的にアクセス可能であり、好ましくは、前記第1切削ワイヤ経路(7)の前記部分の各点が、前記第1開口部(19)の平面から後方へ、および/または、前記第1開口部(19)を被覆する開閉カバー(16)から後方へ、40cm未満、好ましくは30cm未満、より好ましくは20cm未満に配置される、請求項18から22のいずれか1項に記載のワイヤソー。
  24. ―前記ワイヤガイドローラ(13)から始まって前記第1切削ワイヤスプール(11)で終わる―前記第1切削ワイヤ経路(7)の長さが、前記ワイヤガイドローラ(13)の長さの3倍未満、好ましくは前記ワイヤガイドローラ(13)の長さの2倍未満である、
    および/または、―前記ワイヤガイドローラ(14)から始まって前記第2切削ワイヤスプール(12)で終わる―前記第2切削ワイヤ経路(8)の長さが、前記ワイヤガイドローラ(14)の長さの3倍未満、好ましくは前記ワイヤガイドローラ(14)の長さの2倍未満である、
    請求項1から23のいずれか1項に記載のワイヤソー。
  25. 前記第1切削ワイヤ経路(7)の少なくとも50%、好ましくは少なくとも60%が前記ワイヤガイドローラ(13)の傍に、および/または、前記ワイヤガイドローラ(13)と平行に延在する、
    および/または、前記第2切削ワイヤ経路(8)の少なくとも50%、好ましくは少なくとも60%が前記ワイヤガイドローラ(14)の傍に、および/または、前記ワイヤガイドローラ(14)と平行に延在する、
    請求項1から24のいずれか1項に記載のワイヤソー。
  26. 切削ワイヤ(6)を多数巻きで少なくとも一時的に保管するための第2切削ワイヤスプール(12)が配置される第3区画(3)と、
    前記ワイヤガイドローラの一つ(14)から前記第2切削ワイヤスプール(12)まで延在する第2切削ワイヤ経路(8)と、
    を包含するワイヤソー(10)であって、
    前記第2切削ワイヤ経路(8)の少なくとも一部分、好ましくは前記第2切削ワイヤ経路(8)全体が、ワイヤソー(10)の前記ハウジング(4)に形成される第2開口部(20)を通してワイヤソー(10)の外側からアクセス可能、好ましくは継続的にアクセス可能であり、
    好ましくは前記第2切削ワイヤ経路(8)の前記部分が、前記第2開口部(20)の平面から後方へ、および/または前記第2開口部(20)を被覆する開閉カバーから後方へ、40cm未満、好ましくは30cm未満、好ましくは20cm未満に配置される、
    請求項1から25のいずれか1項に記載のワイヤソー。
  27. 前記第1開口部(19)がワイヤソー(10)の第1側に形成されて前記第2開口部(20)がワイヤソー(10)の第2側に形成され、好ましくは前記第2側が前記第1側と反対であり、好ましくは前記第1側と前記第2側とが前記ワイヤガイドローラ(13,14)の回転軸線に沿って、好ましくは本質的に平行に延在する、請求項26に記載のワイヤソー。
  28. 前記第1切削ワイヤ経路(7)が前記切削ワイヤ(6)を転向させるための回転可能な転向プーリ(9a,9b,9c)を少なくとも一つ、好ましくは少なくとも二つ、より好適には少なくとも三つ包含し、前記少なくとも一つ、好ましくは少なくとも二つ、より好適には少なくとも三つの転向プーリ(9a,9b,9c)が前記第1開口部(19)を通してワイヤソー(10)の外側からオペレータによりアクセス可能であり、好ましくは前記少なくとも一つの転向プーリ(9a,9b,9c)が、前記第1開口部(19)の平面から後方へ、および/または、前記第1開口部(19)を被覆する開閉カバー(15,16)から後方へ、40cm未満、好ましくは30cm未満、好ましくは20cm未満に配置される、請求項18から27のいずれか1項に記載のワイヤソー。
  29. 前記第1切削ワイヤ経路(7)が、前記切削ワイヤ(6)を転向させるための回転可能な転向プーリ(9a,9b,9c)を包含し、前記転向プーリ(9a,9b,9c)の各々が、前記第1開口部(19)を通してワイヤソー(10)の外側からオペレータによりアクセス可能であり、好ましくは前記少なくとも三つの転向プーリ(9a,9b,9c)が、前記第1開口部(19)の平面から後方へ、および/または前記第1開口部(19)を被覆する開閉カバー(15,16)から後方へ、40cm未満、好ましくは30cm未満、より好ましくは20cm未満に配置される、請求項18から28のいずれか1項に記載のワイヤソー。
  30. 前記第1切削ワイヤ経路(7)の主要部分が、前記第1切削ワイヤ経路(7)上で前記ワイヤガイドローラの一つ(13)に最も近いプーリである第1転向プーリ(9a)と、前記第1切削ワイヤ経路(7)上で前記第1切削ワイヤスプール(11)に最も近いプーリである第2転向プーリ(9c)との間に延在し、
    前記第1切削ワイヤ経路(7)の前記主要部分が、前記第1開口部(19)を通してワイヤソー(10)の外側からアクセス可能、好ましくは継続的にアクセス可能であり、
    好ましくは、前記第1切削ワイヤ経路(7)の前記主要部分の各点が、前記第1開口部(19)の平面から後方へ、および/または、前記第1開口部(19)を被覆する開閉カバー(16)から後方へ、40cm未満、好ましくは30cm未満、好ましくは20cm未満に配置される、
    請求項18から29のいずれか1項に記載のワイヤソー。
  31. 前記第1切削ワイヤ経路(7)が、前記第1切削ワイヤ経路(7)上で前記第1転向プーリ(9a)と前記第2転向プーリ(9c)との間に配置される第3転向プーリ(9b)を包含し、好ましくは前記第3転向プーリ(9c)が前記切削ワイヤ(6)に張力付与するための張力プーリである、請求項18から30のいずれか1項に記載のワイヤソー。
  32. 前記少なくとも一つの転向プーリ(9a,9b,9c)の回転軸線が、前記第1切削ワイヤスプール(11)の回転軸線に対して、および/または、前記ワイヤガイドローラ(13,14)の回転軸線に対して横向き、好ましくは垂直に延在する、および/または、前記第1切削ワイヤ経路(7)の前記少なくとも一つの転向プーリ(9a,9b,9c)、好ましくはすべての転向プーリ(9a,9b,9c)が前記第2区画(2)に配置される、請求項18から31のいずれか1項に記載のワイヤソー。
  33. 前記第1切削ワイヤ経路(7)の少なくとも25%、好ましくは少なくとも50%が、転向プーリ(9a,9b,9c)、好ましくは第2転向プーリ(9c)の好ましくは少なくとも一つの位置で、前記ワイヤガイドローラ(13,14)の回転軸線に沿って、好ましくは本質的に平行に延在する、請求項18から32のいずれか1項に記載のワイヤソー。
  34. 前記第1開口部(19)がワイヤソー(10)の第1側に形成され、前記第1側が前記ワイヤガイドローラ(13,14)の回転軸線に沿って、好ましくは平行に延在する、請求項18から33のいずれか1項に記載のワイヤソー。
  35. 前記ワイヤガイドローラ(13,14)の少なくとも一つが、前記第1開口部(19)を通して、好ましくは全長にわたって、アクセス可能、好ましくは継続的にアクセス可能である、
    および/または、前記第1切削ワイヤスプール(11)が、前記第1開口部(19)を通して、好ましくは全長にわたって、アクセス可能、好ましくは継続的にアクセス可能である、
    請求項18から34のいずれか1項に記載のワイヤソー。
  36. 前記第1切削ワイヤスプール(11)が、ワイヤソー(10)の第1側から全長にわたって、好ましくは前記第1開口部(19)を通してアクセス可能であり、前記第1側が前記ワイヤガイドローラ(13,14)の回転軸線に沿って、好ましくは本質的に平行に延在する、請求項18から35のいずれか1項に記載のワイヤソー。
  37. 前記第1切削ワイヤスプール(11)の端面が、ワイヤソー(10)の第3側から好ましくは前記第1開口部(19)を通してアクセス可能であり、前記第3側が前記ワイヤガイドローラ(13,14)の回転軸線に対して横向き、好ましくは垂直に延在し、好ましくは前記第1切削ワイヤスプール(11)がワイヤソー(10)に着脱可能に取り付けられ、前記第1切削ワイヤスプール(15)が軸移動のみによりワイヤソー(10)から取り外される、請求項18から36のいずれか1項に記載のワイヤソー。
  38. 前記第1切削ワイヤスプール(11)の回転軸線および/または前記第2切削ワイヤスプール(12)の回転軸線が前記ワイヤガイドローラ(13,14)の回転軸線に対して本質的に平行である、請求項18から37のいずれか1項に記載のワイヤソー。
  39. 前記ハウジング(4)が、閉止状態で前記第1開口部(19)を少なくとも部分的に被覆する少なくとも一つの開閉カバー(15,16)を包含する、請求項18から38のいずれか1項に記載のワイヤソー。
  40. 前記切削ワイヤ(6)を前記第1区画(1)から前記第2区画(2)へ、または前記第3区画(3)へ案内するための少なくとも一つの切削ワイヤ貫通部(21)を包含するワイヤソー(10)である、請求項18から39のいずれか1項に記載のワイヤソー。
  41. 好ましくは可撓性シール部またはリップの形の第1エッジ(17)を有する第1開閉カバー(15)を包含するワイヤソー(10)であって、前記第1カバー(15)が、閉止状態で好ましくは静止の第2エッジ(18)と対向するか対置されるとともに、前記第1カバー(15)の開口状態において前記第2エッジ(18)から離間し、前記切削ワイヤ貫通部(21)が前記第1エッジ(17)と前記第2エッジ(18)との間に延在する、請求項18から40のいずれか1項に記載のワイヤソー。
  42. 前記ハウジング(4)が第1開閉カバー(15)と第2開閉カバー(16)とを包含し、前記第1カバー(15)が前記第1区画(1)を少なくとも部分的に、好ましくは概ね被覆し、前記第2カバー(16)が前記第2区画(2)を少なくとも部分的に、好ましくは概ね被覆する、請求項18から41のいずれか1項に記載のワイヤソー。
  43. 前記カバー(15,16)の前記閉止状態において、前記第1カバー(15)と前記第2カバー(16)とが互いに隣接し、好ましくは互いに接触する、請求項42に記載のワイヤソー。
  44. 前記第1切削ワイヤ経路(7)が―前記ワイヤガイドローラ(13,14)の軸方向において―前記ワイヤガイドローラ(13,14)を越えて延出しない、および/または、前記第2切削ワイヤ経路(8)が―前記ワイヤガイドローラ(13,14)の軸方向において―前記ワイヤガイドローラ(13,14)を越えて延出しない、請求項1から43のいずれか1項に記載のワイヤソー。
  45. 前記隔壁(22)と前記第1区画(1)を包囲する前記壁の少なくとも一部とがミネラルキャストから製作され、好ましくは前記隔壁(22)と前記第1区画(1)を包囲する前記壁の少なくとも一部とが、一つの大型部材を形成するように鋳造され、好ましくは一回で鋳造される、請求項1から44のいずれか1項に記載のワイヤソー。
  46. 前記第2区画(2)および/または前記第3区画(3)が、第1方向と、前記第1方向と異なる第2方向とに前記区画(2,3)を画定する少なくとも一つのドアにより(それぞれ)画定され、好ましくは前記第1方向と前記第2方向との間の角度が少なくとも45°、より一層好ましくは本質的に90°など少なくとも80°に達する、請求項1から45のいずれか1項に記載のワイヤソー。
  47. 略L形状を有する前記少なくとも一つのドアにより前記第2区画および/または第3区画(3)が(それぞれ)画定され、前記L形状ドアの両脚部が前記区画(2,3)を画定する、請求項1から46のいずれか1項に記載のワイヤソー。
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