JP5675462B2 - ワイヤソー及びワイヤソーにおけるローラ位置合わせ方法 - Google Patents

ワイヤソー及びワイヤソーにおけるローラ位置合わせ方法 Download PDF

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Description

この発明は、例えば半導体材料、セラミックス等の脆性材料よりなるワークをワイヤにより切断するようにしたワイヤソー及びそのワイヤソーにおけるローラ位置合わせ方法に関するものである。
従来、この種のワイヤソーとしては、例えば特許文献1〜特許文献4に開示されるような構成が提案されている。これらの従来構成では、ワイヤが巻き付けられる一対のボビンと、両ボビン間においてワイヤが架設状態で周回される複数のメインローラとが備えられている。両ボビンとメインローラとの間には、ボビンの軸線方向に沿ってトラバース可能なトラバースローラ、ワイヤの張力を調整するダンサローラ、ワイヤをガイドするための複数のガイドローラが設けられている。そして、ワイヤが走行された状態で、メインローラ間のワイヤに対してワークが押し付けられることにより、ワークが切断加工される。
特開平11−348029号公報 特開2001−25955号公報 特開2005−186222号公報 特開2000−61809号公報
ところで、この種のワイヤソーにおいては、複数のガイドローラの取付け時、各ガイドローラ間に掛けられるワイヤがガイドローラのワイヤ周回溝の中心を通ってガイドされるように、各ローラ間の心出し調整が行われる。しかし、ガイドローラの数が多いと、ワイヤの走行方向がガイドローラの位置で変更されるため、ワイヤの走行方向の向きが多くなる。このため、心出し作業がやりにくく、多くの時間を要するとともに、正確な調整が難しくなり、ローラ間の心ずれによって走行するワイヤに捩れが発生してしまうおそれがある。このように、捩れが発生した場合には、加工精度が低下されたり、ワイヤが断線されたりするおそれがあった。また、ワイヤがダイヤモンド砥粒を保持するタイプの場合にはダイヤモンド砥粒がワイヤから脱落する事態を招くおそれもあった。
前記ダンサローラは、そのワイヤ周回溝を通る面内を平行に移動されることによって、ワイヤの張力を調整するものである。従って、ワイヤが前記面内においてその面と平行に張設されていない場合は、ダンサローラの移動によってワイヤには捩れが生じやすくなり、前記のような加工精度低下等の問題があった。
そして、前記特許文献1に記載のワイヤソーにおいては、多数のガイドローラによってワイヤ走行路が形成されており、またワイヤの偏磨耗を防止するためにガイドローラ間でワイヤを積極的に捩れさせるものであるため、前述したワイヤの断線等の各種の問題が生じる。
特許文献2に記載のワイヤソーにおいては、ダンサローラとトラバースローラとの間やダンサローラとメインローラとの間に複数のガイドローラが設けられるとともに、トラバーサにも複数のガイドローラが設けられている。ワイヤの捩れを防止するためには、ガイドローラの位置を適正に設定する必要があるが、この特許文献2のワイヤソーにおいては、ガイドローラの数が多くなって、それらのガイドローラ相互間やガイドローラ及びダンサローラ間の位置合わせが煩雑になるとともに、心出しが面倒になってその心出しを正確に行なえないおそれが多分にある。従って、この特許文献2のワイヤソーにおいては、ワイヤの捩れを防止することが困難である。
特許文献3及び特許文献4のワイヤソーにおいても、ダンサローラとトラバースローラとの間にガイドローラが設けられたり、ダンサローラとメインローラとの間に複数のガイドローラが設けられたりしている。従って、特許文献3及び特許文献4においては、前記特許文献2と同様に、ローラ間の位置調節が煩雑であり、このためローラ間の心出しを正確に行い得ず、ワイヤの捩れをなくすことが困難である。
ところで、特許文献3及び特許文献4においては、メインローラとボビンとの間のワイヤ走行経路が上面側から見ると一直線状に描かれているようであるが、実際の装置においては、メインローラは加工精度の確保のために装置の手前側から見て奥側に配置され、ボビンは交換作業を要するために装置の手前側である外側近くに配置される。従って、メインローラとボビンとの間のワイヤ走行経路が一直線に形成されることは実際的ではなく、ワイヤ走行経路は屈曲される。そして、このように屈曲されたワイヤ走行経路においては、複数のガイドローラ間の位置調節がさらに煩雑になる。
この発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的は、ボビンとメインローラとの間におけるワイヤの走行経路中でワイヤを案内するローラの数を極力減らし、これらのローラの位置調節を容易に行えるようにするとともに、ワイヤに生じる捩れを減少させることができ、ワイヤ断線や加工精度の低下を防止できるワイヤソー及びワイヤソーにおけるローラ位置合わせ方法を提供することにある。
上記の目的を達成するために、ワイヤソーに係る本発明は、軸線が平行な複数のメインローラを設けるとともに、一対のボビンのうちの一方のボビンから送り出されるワイヤを前記メインローラ間に架設状態で複数回巻き掛けて他方のボビンに巻き取るようにしたワイヤソーであって、両ボビンとメインローラとの間の一対のワイヤ走行経路のそれぞれに、ワイヤ張力を調整するダンサローラと、ダンサローラとボビンの間においてボビンの軸線方向に沿ってトラバース可能なトラバースローラと、ダンサローラとメインローラの間においてワイヤをガイドするためのガイドローラとを配置し、前記トラバースローラ、ダンサローラ及びガイドローラ間のワイヤが一平面上で走行されるように、トラバースローラ、ダンサローラ及びガイドローラの位置関係を設定し、前記ダンサローラが原点に位置した状態において、そのダンサローラのワイヤ周回溝の底部と前記トラバースローラ及びガイドローラのワイヤ周回溝の底部とがワイヤ走行方向において重なることを特徴としている。本発明において、メインローラとボビンとの間の各ワイヤ走行経路には、ダンサローラが配置され、ダンサローラとメインローラとの間には1個のガイドローラが、ダンサローラとボビンとの間にはガイドローラは配置されることなくトラバースローラのみが配置される。
従って、この発明のワイヤソーでは、ダンサローラを挟んで、トラバースローラとガイドローラとの間におけるワイヤの走行が、一平面上において行われる。このため、各ローラ間の溝の心出し作業が一方向で行うことができるため、ローラの位置調節が容易になって高精度な位置決めが可能となり、これによりワイヤに捩れが生じるのを抑制することができる。
前記の構成において、装置フレームに加工エリアを区画形成するとともに、前記メインローラ及びガイドローラを加工エリア内に配置し、前記ダンサローラ、トラバースローラ及びボビンを装置フレームの加工エリア外に配置することが好ましい。
前記の構成において、ダンサローラのワイヤ周回溝の底部と、ダンサローラからのワイヤが最初に掛かる点におけるトラバースローラおよびガイドローラのワイヤ周回溝の底部とを前記一平面上に配置することが好ましい。
前記の構成において、前記ダンサローラの回転面に対し、トラバースローラ及びガイドローラの少なくとも一方の回転面を直角以外の角度にすることが好ましい。
前記の構成において、前記トラバースローラ、ダンサローラ及びガイドローラのそれぞれの回転面が異なる向きにあることが好ましい。
前記の構成において、前記ダンサローラが原点に位置した状態において、そのダンサローラのワイヤ周回溝の底部と前記トラバースローラ及びガイドローラのワイヤ周回溝の底部とがワイヤ走行方向において重なることが好ましい。
前記の構成において、トラバースローラとダンサローラとの間及びダンサローラとガイドローラとの間のワイヤの走行方向が平行であることが好ましい。
前記の構成において、トラバースローラを、トラバースローラのダンサローラからのワイヤが最初に掛かる点の位置を中心に揺動可能に配置することが好ましい。
前記の構成において、ガイドローラを、ガイドローラのダンサローラからのワイヤが最初に掛かる点の位置を中心に角度調節可能に配置することが好ましい。
前記の構成において、両ボビンの軸線方向が平行かつ水平でメインローラの軸線方向と平行になるように両ボビンを配置し、ダンサローラが横移動するように配置することが好ましい。
前記の構成において、両ボビンを上下方向に並設するとともに、両ボビンとメインローラとの間のそれぞれのワイヤ走行経路を上下方向に並設し、トラバースローラとダンサローラとの間およびダンサローラとガイドローラと間のワイヤが互いに同一の一垂直平面上に走行されるように、両ワイヤ走行経路におけるトラバースローラ、ダンサローラ及びガイドローラの位置関係を設定することが好ましい。
前記の構成において、ガイドローラは、メインローラの長さ方向に沿って位置調整可能であることが好ましい。
ワイヤソーにおけるローラ位置合わせ方法に係る発明は、請求項1〜11のうちのいずれか一項に記載のワイヤソーにおいて、ダンサローラ越しにトラバースローラ及びガイドローラの少なくとも一方を見て、それらのローラの位置合わせをすることを特徴とする。
以上のように、この発明によれば、ボビンとメインローラとの間におけるワイヤの走行経路中でワイヤに生じる捩れを減少させることができて、ワークの加工精度を向上させることができるとともに、ワイヤ切断を防止でき、しかも、ダイヤモンド砥粒の脱落を防止できるという効果を発揮する。
第1実施形態のワイヤソーを示す正面図。 図1のワイヤソーの右側面図。 同ワイヤソーの斜視図。 (a)は一方のダンサローラと他のローラとの位置関係を示す図1のワイヤソーの要部右側面図、(b)は他方のダンサローラと他のローラとの位置関係を示す図1のワイヤソーの要部右側面図。 同ワイヤソーにおけるトラバースローラの揺動構成を拡大して示す要部平面図。 同トラバースローラの揺動構成の要部右側面図。 ガイドローラの角度調節構成を示す要部平面図。 第2実施形態のワイヤソーを示す正面図。 (a)(b)は図8のワイヤソーのダンサローラと他のローラとの関係をそれぞれ示す要部拡大右側面図。 第3実施形態のワイヤソーを示す正面図。 第4実施形態のワイヤソーを示す平面図。 (a)(b)は図8のワイヤソーのダンサローラと他のローラとの関係をそれぞれ示す要部拡大右側面図。
(第1実施形態)
以下に、この発明を具体化した第1実施形態を図1〜図7に従って説明する。
図1及び図2に示すように、ワイヤソーの装置フレーム51の内部は、区画壁52により、加工エリア53と、ボビン側エリア54とが形成されている。ボビン側エリア54には、ワイヤ11が巻き付けられる一対のボビン12A,12Bが、上下方向に間隔をおいて装置フレーム51に回転可能に支持される。図2及び図3に示すように、両ボビン12A,12Bの回転軸線は水平で、かつ互いに平行である。前記加工エリア53には複数(実施形態では一対)のメインローラ13A,13Bが相互間隔をおいて回転軸線を水平に、かつ互いに平行にして支持されている。両メインローラ13A,13B及び一対のボビン12A,12Bの回転軸線は互いに平行な向きに配置されている。
図2及び図3に示すように、両メインローラ13A,13Bの外周面には多数の環状溝13aが一定ピッチで形成され、このメインローラ13A,13Bの環状溝13a間に前記ワイヤ11が架設状態で周回される。
メインローラ13A,13B間のワイヤ11の上方には図示しないサドルが昇降可能に配置され、そのサドルの下面にはワークWが支持板14に貼着した状態で着脱可能に装着される。
図1〜図3に示すように、前記両ボビン12A,12Bとメインローラ13A,13Bとの間において装置フレーム51には、上下方向に延びる一対のダンサアーム15A,15Bが鉛直面内において揺動可能に支持されている。各ダンサアーム15A,15Bの先端部には、ワイヤ11が周回されるダンサローラ16A,16Bが鉛直面内において回転可能に支持されている。ダンサアーム15A,15Bはそれぞれアクチュエータ31に支持され、このアクチュエータ31の駆動力を利用して、ワイヤ11に対して適正な張力が付与される。
各ダンサローラ16A,16Bと両ボビン12A,12Bとの間においてボビン12A,12Bの近傍位置には、トラバースローラ17A,17Bが回転可能に、かつ図示しない駆動手段によりボビン12A,12Bの軸線方向に沿ってトラバース可能に配置されている。
前記加工エリア53において、各ダンサローラ16A,16Bと両メインローラ13A,13Bとの間にはメインローラ13A,13Bの近傍に位置するように、ワイヤ11をガイドするためのガイドローラ18A,18Bが装置フレーム51に回転可能に配置されている。
そして、この実施形態では、図1及び図3に示すように、前記トラバースローラ17A,17Bとガイドローラ18A,18Bとの間のワイヤ11、つまり両ダンサローラ16A,16Bをそれぞれ挟んで、トラバースローラ17A,17B側に延びるワイヤ部分11aと、ガイドローラ18A,18B側に延びるワイヤ部分11bとがそれぞれ同一平面上の位置で、かつ互いに平行な方向に走行されるように、トラバースローラ17A,17B、ダンサローラ16A,16B及びガイドローラ18A,18Bの位置関係が設定されている。
つまり、図4(a)(b)に示すように、ダンサアーム15A,15Bが原点位置である揺動範囲の中立位置,例えばダンサアーム15A,15Bが鉛直方向に延びる位置にあるときに、ワイヤ走行方向から見て、両ダンサローラ16A,16Bのワイヤ周回溝16a,16bの底部と、トラバースローラ17A,17B及びガイドローラ18A,18Bのワイヤ周回溝17a,17b及びワイヤ周回溝18a,18bの底部とがそれぞれ同一平面上において一致するように、トラバースローラ17A,17B、ダンサローラ16A,16B及びガイドローラ18A,18Bが配置されている。このため、ダンサローラ16A,16Bからのワイヤ11がトラバースローラ17A,17B及びガイドローラ18A,18Bに最初に掛かる点が同一平面上に位置している。また、図2に示すように、ワイヤ走行方向から見て、ダンサローラ16A,16Bの回転面とトラバースローラ17A,17Bの回転面とのなす角度R1a,R1b、及びダンサローラ16A,16Bの回転面とガイドローラ18A,18Bの回転面とのなす角度R2a,R2bが、それぞれ直角ではない鈍角または鋭角となるように構成されている。
図5及び図6に一方のトラバースローラ17Aの構成を示すように、各トラバースローラ17A,17Bは、トラバースローラ17A,17Bとダンサローラ16A,16Bからのワイヤ11が最初に掛かる点の位置17Pを中心に揺動可能に配置されている。すなわち、各トラバースローラ17A,17Bを回転可能に支持する支持レバー20は揺動軸21に固定され、この揺動軸21が前記トラバースローラ17A,17Bの遥動中心位置17Pの延長線C1を中心に揺動可能に配置されている。そして、図6に示すように、ボビン12A,12Bに対するワイヤ11の巻径が変化したとき、その巻径の変化に応じて、トラバースローラ17A,17Bが前記位置17Pを中心にワイヤ11の巻径部分を指向するように揺動される。
図7に一方のガイドローラ18Aの構成を示す。装置フレーム51には、前記メインローラ13A,13Bの軸線と平行に延長されたレール32が固定されており、そのレール32には支持台36がレール32の延長方向に沿って移動可能に支持されている。支持台36は図示しない固定手段によって任意の移動位置に固定される。各ガイドローラ18A,18Bを回転可能に支持する支持レバー33は揺動軸34に固定され、この揺動軸34が、ガイドローラ18A,18Bのダンサローラ16A,16Bからのワイヤ11が最初に掛かる点の位置18Pの延長線C2を中心に前記支持台36に揺動可能に配置されている。揺動軸34は固定ネジ35の締め付けにより任意の回動位置で固定される。従って、ガイドローラ18A,18Bは、前記位置18Pを中心に角度調節される。
そして、メインローラ13A,13Bが長さの異なるものに交換されたり、メインローラ13A,13Bに対するワイヤ11の巻き掛け位置が変化したりした場合には、ガイドローラ18A,18Bはレール32に沿って移動されて位置調節される。また、メインローラ13A,13Bの環状溝13aの径の変化に応じて、ガイドローラ18A,18Bが前記位置18Pを中心にメインローラ13A,13Bの環状溝13aの接線方向を指向するように角度調節される。
図1及び図2に示すように、装置フレーム51のボビン側エリア54の側壁55には、扉56によって開閉される開口57が形成されている。前記区画壁52には開口58が形成されており、その開口58は図示しないスリットを有する閉鎖板59によって閉鎖されている。ワイヤ11は前記スリット内を通る。
次に、前記のように構成されたワイヤソーの作用を説明する。
ボビン12A,12Bやメインローラ13A,13Bの交換等にともない、ワイヤ11をメインローラ13A,13B間に周回させる場合は、その周回に先立って、ワイヤ11の走行経路を形成する各ローラ13A,13B、16A,16B、17A,17Bの位置調節(以下、この位置調節を心出しという)が行われる。
その心出しの場合には、扉56が開放されるとともに、区画壁52の閉鎖板59が外されて、開口57,58が開放される。このため、側壁の開口57からダンサローラ16A,16B越しにトラバースローラ17A,17B及びガイドローラ18A,18Bを見通せるようになる。この状態で目視によって各ローラ16A〜18A,16B〜18Aの位置関係を調節して、心出しできるようになる。すなわち、ダンサアーム15A,15Bが原点位置に配置された中立状態において、ダンサローラ16A,16Bとトラバースローラ17A,17Bとの間のワイヤ部分11a、及びダンサローラ16A,16Bとガイドローラ18A,18Bとの間のワイヤ部分11bの位置、つまり各ローラ16A,16B、17A,17B、18A,18Bのワイヤ周回溝16a,16b、17a,17b、18a,18bの底部を確認すればよい。言い換えれば、図9(a)(b)に示すように、ダンサローラ16A,16Bのワイヤ周回溝16a,16bのワイヤ周回領域の両端と、トラバースローラ17A,17Bのワイヤ周回溝17a,17bのダンサローラ16A,16Bからのワイヤが最初に掛かる点の位置17P及びガイドローラ18A,18Bのワイヤ周回溝18a,18bのダンサローラ16A,16Bからのワイヤが最初に掛かる点の位置18Pとがワイヤ走行方向において合致するように心出しが行なわれる。
なお、図3の右端に2点鎖線で示すように、各ローラ16A〜18A,16B〜18Aの心出しに光学検出装置19A,19Bを用いることもできる。この光学検出装置19A,19Bはカメラ19a,19bが設けられている。そして、光学検出装置19A,19Bのカメラ19a,19bにより、各ローラ16A,16B、17A,17B、18A,18Bのワイヤ周回溝16a,16b、17a,17b、18a,18bの底部の位置を確認できる。
そして、各ローラ16A,16B、17A,17B、18A,18Bのワイヤ周回溝16a,16b、17a,17b、18a,18bの底部の位置の確認に基づいて、各ローラ16A,16B、17A,17B、18A,18Bをその軸方向に位置調節すれば、図4(a)(b)に示すように、ワイヤ周回溝16a,16b、17a,17b、18a,18bの底部の位置が一方向から見て合致した心出し状態を得ることができる。
心出し後、ワイヤ11が各ローラに巻き掛けられる。そして、ワイヤソーの運転時には、いずれか一方のボビン12A,12Bから繰り出されたワイヤ11が、一方のトラバースローラ17A,17B、ダンサローラ16A,16B及びガイドローラ18A,18Bを介して、メインローラ13A,13B上に導かれて、両メインローラ13A,13B間で周回走行される。なお、ワイヤ11は、一方向に連続走行されても、往復走行されながらトータルとして一方向に送られても、いずれでもよい。そして、メインローラ13A,13Bから繰り出されるワイヤ11が、他方のガイドローラ18B,18A、ダンサローラ16B,16A及びトラバースローラ17B,17Aを介して、他方のボビン12B,12Aに巻き取られる。
この場合、ボビン12A,12Bとメインローラ13A,13Bとの間においては、ワイヤ11の走行がトラバースローラ17A,17B、ダンサローラ16A,16B及びガイドローラ18A,18Bによって案内される。さらに、ダンサローラ16A,16Bを挟んでトラバースローラ17A,17B側とガイドローラ18A,18B側とに延びるワイヤ部分11a,11bでは、各ローラ16A,16B、17A,17B、18A,18Bのワイヤ周回溝16a,16b、17a,17b、18a,18bの底部の位置がワイヤ走行方向において合致しているため、ワイヤ11の走行が同一平面上において行われる。このため、ボビン12A,12Bとメインローラ13A,13Bとの間のワイヤ11の走行経路において、ワイヤ11の走行方向がダンサローラ16A,16Bの回転面とは異なる面内を移動することはない。従って、ワイヤ11の捩れが抑制される。
そして、前記メインローラ13A,13B間におけるワイヤ11の周回走行状態で、ワイヤ11上に砥粒を含むスラリが供給されるとともに、そのワイヤ11上にワークWが押し付けられ、ワークWが高精度に切断加工される。なお、ワイヤ11がダイヤモンド砥粒を保持するタイプの場合は、前記スラリは不要である。
従って、この実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1) このワイヤソーでは、トラバースローラ17A,17Bとガイドローラ18A,18Bとの間におけるワイヤ部分11a,11bの走行が一平面上において行われる。このため、心出しが容易になって、ワイヤ11に捩れが生じることを抑制することができる。その結果、ワークWの加工精度を向上させることができるとともに、ワイヤ断線を防止することが可能となる。また、ワイヤ11の捩れが抑制されるため、ワイヤ11がダイヤモンド砥粒を保持するタイプであっても、ダイヤモンド砥粒の脱落を防止できる。
(2) このワイヤソーでは、前記のようにトラバースローラ17A,17Bとガイドローラ18A,18Bとの間におけるワイヤ部分11a,11bの走行が一平面上において行われ、従って、ワイヤ部分11a,11bの走行方向から見て、各ローラ16A,16B、17A,17B、18A,18Bのワイヤ周回溝16a,16b、17a,17b、18a,18bの底部が全て同一の一平面上で位置している。従って、目視やカメラ19a,19bにより、ワイヤ部分11a,11bの位置及び各ローラ16A,16B、17A,17B、18A,18Bの位置を適切に判別して、各ローラ16A,16B、17A,17B、18A,18Bの心出しを一方向から一度に容易に実行できる。
(3) このワイヤソーにおいては、ワイヤ部分11a,11bが平行であるため、3個のローラについて一方向から一致する2点を確認すればよく、目視やカメラ19a,19bによる見る角度を変更する必要がなく、見る点も少なくてよいため、心出しをさらに容易に実行できる。
(4) このワイヤソーでは、ボビン12A,12Bとメインローラ13A,13Bとの間におけるワイヤ11の走行案内が、トラバースローラ17A,17B、ダンサローラ16A,16B及びガイドローラ18A,18Bの最小限の数のローラにより行われる。このため、ガイドローラによってワイヤに作用されるイナーシャの影響を低減できて、ワイヤに作用する不要な負荷を少なくすることができる。しかも、ガイドローラの部分におけるワイヤの向きの変更回数も少なくなって、ワイヤ11の走行案内経路においてローラによってワイヤ11に捩れが与えられることを抑制することができる。その結果、高効率の加工が可能で、ワークWの加工精度を向上させることができるとともに、ワイヤ断線やダイヤモンド砥粒脱落を防止することが可能となる。
(5) このワイヤソーでは、ワイヤ走行方向から見て、ダンサローラ16A,16Bとトラバースローラ17A,17Bとのなす角度R1a,R1b、及びダンサローラ16A,16Bとガイドローラ18A,18Bとのなす角度R2a,R2bが、それぞれ直角ではない鈍角または鋭角となるように構成されている。このため、ワイヤ11に対して捩れ方向に作用するトルクが小さくなる。このため、ワイヤ11の捩れをさらに効果的に抑制できて、ワークWの加工精度を向上させることができるとともに、ワイヤ断線やダイヤモンド砥粒脱落を防止することが可能となる。
(6) このワイヤソーでは、前記トラバースローラ17A,17Bが、トラバースローラ17A,17Bのダンサローラ16A,16Bからのワイヤが最初に掛かる点の位置17Pを中心に揺動可能に配置されている。このため、ボビン12A,12Bに対するワイヤ11の巻径の変化に応じて、トラバースローラ17A,17Bが揺動されても、トラバースローラ17A,17Bとガイドローラ18A,18Bとの間の心ずれを生じることがなく、ワイヤ11が案内される。よって、ワイヤ11に捩れが生じることを効果的に抑制することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態を図8及び図9に基づいて説明する。この第2実施形態以降の各実施形態及び変更例については、主として第1実施形態と異なる部分について説明する。
この第2実施形態では、図8に示すように、前記第1実施形態とは異なり、ワイヤ部分11aがワイヤ部分11bと同一面内において傾斜するように、両ボビン12A,12B及び両トラバースローラ17A,17Bが配置されている。このため、図9に示すように、トラバースローラ17A,17Bのワイヤ周回溝17aがワイヤ部分11bの延長方向から見てダンサローラ16A,16Bのワイヤ周回溝16aから離間している。
従って、この第2実施形態においては、前記第1実施形態における(3)の効果において見る点の位置を同じ方向から上下に移動した位置で確認する必要があるが、これを除いて、(1),(2),(4)〜(6)の効果とほぼ同様な効果を得ることができる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態を図10に基づいて説明する。
この第3実施形態では、ボビン12A,12Bが鉛直線上において縦向きに位置するとともに、ダンサアーム15A,15Bはボビン12A,12Bの上方に配置されている。また、ダンサアーム15A,15Bの原点,すなわち揺動範囲の中立位置は水平位置にある。また、ワイヤ部分11a,11bはそれぞれ同一面内において平行に、または少なくとも一方が2点鎖線で示すように傾斜して配置されている。このように構成された場合、心出しは上方から見て行われる。
この第3実施形態においては、前記第2実施形態と同様な効果を得ることができる。
(第4実施形態)
次に、本発明の第4実施形態を図11及び図12(a)(b)に基づいて説明する。ここで、図11は平面図、図12は右側面図である。
この第4実施形態においては、ボビン12A,12Bがメインローラ13A,13Bの装置フレーム51の前後両側に位置するとともに、その回転軸線が水平面内において互いに平行に位置している。また、ダンサアーム15A,15Bは水平面内において揺動可能に配置されるとともに、揺動範囲の中立位置である原点はボビン12A,12B及びメインローラ13A,13Bの軸線と平行な位置に配置される。両ワイヤ部分11a,11bはそれぞれ水平面内において平行に配置されている。そして、図12に示すように、ダンサローラ16A,16Bの回転面が水平面内に配置され、トラバースローラ17A,17B及びガイドローラ18A,18Bの回転面はダンサローラ16A,16Bの回転面に対して傾斜される。
この場合、同一方向から同一高さ位置において、1回で3個のローラの心出しが可能となる。すなわち、同一方向から同姿勢で目視したり、カメラで撮像したりするだけで、3個の全ローラの心出しが可能になり、心出しが短時間で容易に行える。しかも、両ボビン12A,12B側でワイヤ部分11a,11bを単一の同一平面上に配置させるような構成にすることにより、同一方向から同一高さ位置で心出しが容易に行える。
11…ワイヤ、11a,11b…ワイヤ部分、12A,12B…ボビン、13A,13B…メインローラ、16A,16B…ダンサローラ、16a,16b…ワイヤ周回溝、17A,17B…トラバースローラ、17a,17b…ワイヤ周回溝、17P…位置、18A,18B…ガイドローラ、18P…位置、18a,18b…ワイヤ周回溝、20…支持レバー、21…揺動軸、51…装置フレーム、53…加工エリア、R1a,R1b,R2a,R2b…角度、W…ワーク。

Claims (12)

  1. 軸線が平行な複数のメインローラを設けるとともに、一対のボビンのうちの一方のボビンから送り出されるワイヤを前記メインローラ間に架設状態で複数回巻き掛けて他方のボビンに巻き取るようにしたワイヤソーであって、
    両ボビンとメインローラとの間の一対のワイヤ走行経路のそれぞれに、ワイヤ張力を調整するダンサローラと、ダンサローラとボビンの間においてボビンの軸線方向に沿ってトラバース可能なトラバースローラと、ダンサローラとメインローラの間においてワイヤをガイドするためのガイドローラとを配置し、
    前記トラバースローラ、ダンサローラ及びガイドローラ間のワイヤが一平面上で走行されるように、トラバースローラ、ダンサローラ及びガイドローラの位置関係を設定し
    前記ダンサローラが原点に位置した状態において、そのダンサローラのワイヤ周回溝の底部と前記トラバースローラ及びガイドローラのワイヤ周回溝の底部とがワイヤ走行方向において重なることを特徴とするワイヤソー。
  2. 装置フレームに加工エリアを区画形成するとともに、前記メインローラ及びガイドローラを加工エリア内に配置し、前記ダンサローラ、トラバースローラ及びボビンを装置フレームの加工エリア外に配置したことを特徴とする請求項1に記載のワイヤソー。
  3. ダンサローラのワイヤ周回溝の底部と、ダンサローラからのワイヤが最初に掛かる点におけるトラバースローラおよびガイドローラのワイヤ周回溝の底部とを前記一平面上に配置したことを特徴とする請求項1または2に記載のワイヤソー。
  4. 前記ダンサローラの回転面に対し、トラバースローラ及びガイドローラの少なくとも一方の回転面を直角以外の角度にしたことを特徴とする請求項1〜3のうちのいずれか一項に記載のワイヤソー。
  5. 前記トラバースローラ、ダンサローラ及びガイドローラのそれぞれの回転面が異なる向きにあることを特徴とする請求項1〜4のうちのいずれか一項に記載のワイヤソー。
  6. トラバースローラとダンサローラとの間及びダンサローラとガイドローラとの間のワイヤの走行方向が平行であることを特徴とする請求項1〜3のうちのいずれか一項に記載のワイヤソー。
  7. トラバースローラを、トラバースローラのダンサローラからのワイヤが最初に掛かる点の位置を中心に揺動可能に配置したことを特徴とする請求項1〜6のうちのいずれか一項に記載のワイヤソー。
  8. ガイドローラを、ガイドローラのダンサローラからのワイヤが最初に掛かる点の位置を中心に角度調節可能に配置したことを特徴とする請求項1〜7のうちのいずれか一項に記載のワイヤソー。
  9. 両ボビンの軸線方向が平行かつ水平でメインローラの軸線方向と平行になるように両ボビンを配置し、ダンサローラが横移動するように配置したことを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載のワイヤソー。
  10. 両ボビンを上下方向に並設するとともに、両ボビンとメインローラとの間のそれぞれのワイヤ走行経路を上下方向に並設し、トラバースローラとダンサローラとの間およびダンサローラとガイドローラと間のワイヤが互いに同一の一垂直平面上に走行されるように、両ワイヤ走行経路におけるトラバースローラ、ダンサローラ及びガイドローラの位置関係を設定したことを特徴とする請求項9に記載のワイヤソー。
  11. ガイドローラは、メインローラの長さ方向に沿って位置調整可能であることを特徴とする請求項9または10に記載のワイヤソー。
  12. 請求項1〜11のうちのいずれか一項に記載のワイヤソーにおいて、
    ダンサローラ越しにトラバースローラ及びガイドローラの少なくとも一方を見て、それらのローラの位置合わせをすることを特徴とするワイヤソーにおけるローラ位置合わせ方法。
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