JP2021169745A - 飛散防止装置および飛散防止方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構成で、低コストで解体中の建築物の最上階から飛散しようとする物を阻止する飛散防止装置および飛散防止方法を得る。【解決手段】建築物1の上端を覆うことができる防護材と、防護材の端縁部が結合される防護材支持体103と、建築物の壁面に固定され防護材支持体103を上下方向に移動可能にガイドするガイド部材と、防護材支持体103を上下方向に移動させる駆動装置15と、を有し、防護材支持体103は、複数の支持体単体135が連結部材104によって互いに長さ方向に連結され、連結部材104は、支持体単体135相互の連結を解除できる。【選択図】図14

Description

本発明は、建築物の主として解体時における物の飛散防止装置および飛散防止方法に関するものである。
建築物の解体時においては、解体によって生じる瓦礫、金属片などの解体資材や塵埃が飛散する。これらの飛散物が建築物の外側に落下すると、建築物の周辺に人的な被害および物的な被害を及ぼす。例えば、重機を使って解体する場合に、重機によって瓦礫、金属片などが弾き飛ばされると、瓦礫、金属片などが銃弾に匹敵する威力をもつため、物の飛散を防止するための対策が必須になる。
多層階からなる建築物の解体方法には、最上層階から順次解体する方法がある。かかる解体方法を実施する場合、解体中における最上層階の上方をネットなどで覆うとともに、最上層階の周囲もネットや防護壁で囲っている。以下、本明細書では、前記ネットや防護壁を総称して「防護材」という。
前記防護材は、最上階の解体が完了すると、次の解体工程において最上階となる階層に対応する高さ位置まで降下させ、次の階層の解体を行う。このように、最上階の解体完了⇒防護材の降下⇒次の階層の解体⇒防護材の降下、という工程を繰り返しながら建物を解体する方法がある。
特許文献1に記載されている解体方法はその一つで、多層建築物に沿って上下動し、多層建築物の所定の階層部分の外周を覆う仮囲いを備えている。多層建築物の周りには、最下層階から最上層階にまで至る高さの複数の固定建枠を備え、固定建枠に支持された昇降ガイド、昇降ガイドに案内されて上下動する可動パネル支持体および外部パネル、その駆動手段を備えている。外部パネルは、解体中の建物の所定の階層部分の外周を覆う前記仮囲いを構成している。
特許文献1に記載されている解体方法は、多層建築物の周りに、最下層階から最上層階に至る高さの複数の固定建枠を、建築物の解体が完了するまで固定して設置するものである。前記固定建枠は昇降ガイドを支持し、昇降ガイドは可動パネル支持体を上下移動可能に案内し、可動パネル支持体の外側面に外部パネルが固着され、可動パネル支持体を駆動する駆動手段を備えている。
引用文献1記載の発明は、解体中の階層から横方向に飛散する物を外部パネルで防御しようとするもので、外部パネルを飛び越えて物が飛散することを防止する手段については記載がない。引用文献1記載の発明は、固定建枠、昇降ガイド、可動パネル支持体、外部パネル、駆動手段といった比較的多くの構成部材を必要としている。
特許第6635377号公報
本発明は、解体中の建築物の最上階から飛散しようとする物を阻止するための、比較的簡単な構成で低コストの飛散防止装置および飛散防止方法を提供することを目的とする。
本発明に係る飛散防止装置は、
建築物を最上階から解体するのに伴う物の飛散防止装置であって、
建築物の上端を覆うことができる防護材と、
前記防護材の端縁部が結合される防護材支持体と、
前記建築物の壁面に固定され前記防護材支持体を上下方向に移動可能にガイドするガイド部材と、
前記防護材支持体を上下方向に移動させる駆動装置と、を有し、
前記防護材支持体は、複数の支持体単体が連結部材によって互いに長さ方向に連結され、
前記連結部材は、前記支持体単体相互の連結を解除できるものであることを最も主要な特徴とする。
本発明に係る飛散防止方法は、
建築物を最上階から解体するのに伴う物の飛散防止方法であって、
複数の支持体単体を連結部材で長さ方向に互いに連結した防護材支持体を建築物の壁面に固定したガイド部材で上下方向に移動可能にガイドし、前記防護材支持体には建築物の上端を覆うことができる防護材の端縁部を結合しておき、
前記防護材支持体の荷重を駆動装置で支える工程と、
前記連結部材による最下段の前記支持体単体と直上の前記支持体単体との連結を解除して最下段の前記支持体単体を除去する工程と、
前記駆動装置を作動させて前記駆動装置で支えている前記防護材支持体を前記防護材とともに下降させる工程と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、防護材支持体の荷重を支持しながら、最下段の支持体単体の除去、駆動装置による降下を繰り返し、建築物の最上階の解体に合わせて防護材を降下させることができる。必要な機材が少なく、簡単な構成で、飛散防止装置および飛散防止方法を低コストで提供できる。
本発明に係る飛散防止装置および飛散防止方法の実施例を示す正面図である。 前記実施例の側面図である。 前記実施例中の防護材支持体と連結部材を示す側面図である。 前記実施例中の防護材支持体とそのガイド部材の一例を示す平面断面図である。 前記防護材支持体とそのガイド部材の一例の正面図である。 前記防護材支持体とそのガイド部材の一例の側面断面図である。 前記実施例による作業手順を示す正面図である。 前記実施例による作業手順を示す側面図である。 前記実施例中の防護材支持体とそのガイド部材の別の例を示す平面断面図である。 前記防護材支持体とそのガイド部材の別の例の正面図である。 前記防護材支持体とそのガイド部材の別の例の側面断面図である。 前記実施例における防護材の張力調整機構の例を示す側面図である。 前記張力調整機構の要部を拡大して示す側面図である。 本発明に係る飛散防止装置および飛散防止方法の別の実施例の一部を示す側面図である。 前記別の実施例の他の一部を示す側面図である。 前記別の実施例の他の一部を示す正面図である。 前記別の実施例におけるガイド部材の部分を示す正面図である。 前記ガイド部材の部分の一部断面側面図である。 前記ガイド部材の部分の一部断面平面図である。 前記別の実施例による作業手順を示す側面図である。
以下、本発明に係る飛散防止装置および飛散防止方法の実施例について図面を参照しながら説明する。
[実施例の概要]
本発明に係る飛散防止装置および飛散防止方法は、建築物を最上階から下層階に向かって順次解体される方式に適用される飛散防止装置および飛散防止方法である。図1、図2は、本発明に係る飛散防止装置および飛散防止方法の実施例の概要を示している。
図1、図2において、符号1は解体される建築物を示す。建築物1には、その外側面を囲んで足場8が組まれている。足場8は、周知のとおり、建枠、足場板、連結ピン、筋交いなどからなる足場ユニットを、建築物の大きさに合わせて横方向と縦方向に任意数、互いに連結しながら組み立てられる。本実施例では、建築物1の最上階よりも高くなるように足場8が組まれている。
建築物1の外壁面には、飛散防止装置の構成部品であるガイド部材5が固定され、ガイド部材5によって防護材支持体3が上下方向に移動可能に配置されている。図3に示すように、一定の単位長さを有する複数の支持体単体35が連結部材4によって上下方向に連結され、上下方向に長い防護材支持体3が組み立てられている。
防護材支持体3は、上下方向の長さが建築物1の最上階よりも高くなるように組み立てられている。防護材支持体3の上端には、建築物の上端を覆うことができる防護材2の端縁部が結合されている。
[防護材支持体とガイド部材の一例]
図3乃至図6に示すように、支持体単体35は横断面がH形の鋼材からなる。複数の支持体単体35は、H形の互いに平行な平板を繋ぐブリッジ部の両面に配置された連結部材4によって長さ方向に連結され、防護材支持体3が組み立てられている。
防護材支持体3を外側から囲むようにしてガイド部材5が建築物1の外壁に固定されている。ガイド部材5は、例えば金属板を横断面がクランク状になるように形成した部材であって、2個一対で防護材支持体3のガイド部材として機能する。横断面クランク状のガイド部材5の一片と建築物1の外壁を貫通したボルト51がナットで締め付けられてガイド部材5が建築物1の外壁に固定されている。
2個一対のガイド部材5が相対向して左右に固定されている。一対のガイド部材5の、建築物1の外壁から直角に立ち上がった部分と、この部分からさらに直角に折れ曲がった自由端部とが相対向して、横断面がほぼ四角形で上下方向に向いた空間を形成している。この空間を、前述のようにして組み立てられた防護材支持体3が貫通している。図1、図7などに示すように、1つの防護材支持体3につき複数対のガイド部材5が上下方向に一定間隔で固定されている。
防護材支持体3は、横断面H形の互いに平行な平板の一方が建築物1の壁面に対向し、前記平行な平板の他方がガイド部材5の自由端部に対向している。防護材支持体3の、建築物1の壁面側の平板には孔31(図5参照)が形成されている。この孔31と建築物1の外壁に形成されている孔を仮固定部材6が貫通している。仮固定部材6は防護材支持体3を建築物1の壁面に仮固定する。仮固定部材6を除去すると、防護材支持体3は上下方向に移動できる。
図1に示すように、防護材支持体3は2個を一対として双方の上端部がペコビーム32で連結されている。ペコビーム32は、スライド可能な内外のビームからなり任意のスパンに適用可能な周知の部材である。一対の防護材支持体3はまた、適宜の高さ位置においてつなぎ部材33で連結されて補強されている。ペコビーム32およびつなぎ部材33で連結されている一対の防護材支持体3で門型の防護材支持体ユニット30を構成している。
前記防護材支持体ユニット30は、図示の実施例では建築物1の一つの壁面につき複数配置されている。前記防護材支持体ユニット30はまた、建築物1の一つの壁面の反対側の壁面にも配置され、互いに対をなす防護材支持体組に、防護材2の一方の端縁部と他方の端縁部がそれぞれ結合されている。
防護材2は、建築物1の解体時に瓦礫、金属片などの解体資材や塵埃が飛散するのを阻止するのに十分な強度と密度を有している。本実施例においては、防護材2として防護ネットを使用した。防護材2は建築物の上端を覆うのに十分な広さを有している。本実施例の防護材2は、複数の長尺物をその長辺で結合することによって、必要にして十分な広さを確保している。
防護材2は、建築物1を挟み対向して設置されている防護材支持体3相互間に掛け渡されたワイヤ10によって支持されている。ワイヤ10は防護材2の縁部などに一体に結合され、ワイヤ10に適度の張力が付与されることにより防護材2も適宜の張力をもって建築物1の最上階をその上方で覆うことができる。
図12、図13は、レバーブロック11を用いたワイヤ10の緊張機構の例を示す。図12に示すように、防護材支持体3の頂部には滑車12が設置されている。滑車12にはワイヤ10が掛けられ、ワイヤ10は滑車12の外周に沿ってほぼ直角状に曲げられて、防護材支持体3に沿い垂下している。ワイヤ10の端部はレバーブロック11につながれている。レバーブロック11は、防護材支持体3に沿って設置されている足場8の適宜の高さ位置に設置されている。
レバーブロック11は、周知のとおり、レバー操作でチェーンを引き寄せることができる道具で、チェーンの先端のフックにワイヤ10を引っ掛けて使用する。レバーブロック11でワイヤ10を引き寄せることによりワイヤ10の張力、したがって防護材2の張力を調整することができる。レバーブロック11はブレーキ機構を内蔵し、ワイヤ10の張力を維持することができる。また、ブレーキの解除によりワイヤ10の張力を緩めることもできる。滑車12とレバーブロック11との間にもワイヤ10を導く滑車を配置してもよい。
ワイヤ10の張力、したがって防護材2の張力を調整することにより、防護材2と解体中の建築物1の最上階との間には、建築物1の最上階で重機などを使う解体作業に支障のない空間が確保される。そのために、防護材支持体3の上端が建築物1の最上階よりも十分な高さになるように、防護材支持体3の長さが設定される。
防護材2は、建築物1の最上階を覆うだけでなく、各端縁部を下方に折り曲げて建物1の最上階の周囲を囲むことができる広さにしてもよい。あるいは、防護材2とは別に、建物1の最上階の側面を覆う囲いを、防護材支持体3の上端部に取り付けてもよい。
各防護材支持体3の下端と建築物1の土台との間には、防護材支持体3を上下方向に移動させる駆動装置としてジャッキ7が介在している。ジャッキ7は、少なくとも支持体単体35の長さよりも長いストロークで伸縮することができるハイリフトジャッキを用いる。ジャッキ7は必要な場合にのみ使用すればよいし、常時各防護材支持体3の下端と建築物1の土台との間にジャッキ7を介在させておいてもよい。
[飛散防止方法]
前記実施例による飛散防止方法を説明する。図1、図2は、複数の支持体単体35を長さ方向に連結した防護材支持体3をガイド部材5で上下方向に移動可能にガイドしている状態を示している。防護材支持体3の上端は建築物1の最上階よりも上方に延び出ている。図12に示すように、防護材支持体3の頂部の滑車12を経由してワイヤ10が適宜の張力に調整されて設置される。ワイヤ10に結合されている防護材2も適宜の張力をもって支持され、防護材2で建築物1の最上階が覆われる。
上記のように防護材2で建築物1の最上階が覆われている状態にするには、必要な数の支持体単体35を連結する必要がある。複数の支持体単体35を連結するには、まず、ガイド部材5でガイドした防護材支持体3の下端の支持体単体35をジャッキ7で持ち上げる。図5、図6に示す防護材支持体3の孔31とこれに対応する建築物1の壁の孔とが合致する位置でこれらの孔に仮固定部材6であるボルトを貫通させ、ナットで締結して防護材支持体3を仮固定する。
次にジャッキ7を元の位置まで降下させ、防護材支持体3の下端に別の支持体単体35を、連結部材4を用いて連結する。次に仮固定部材6を除去して仮固定を解除する。このとき、ジャッキ7で防護材支持体3の下端を僅かに持ち上げて仮固定部材6にかかる荷重を除去すると、仮固定部材6の除去が容易になる。次に、防護材支持体3の下端に支持体単体35を挿入するのに必要な高さまで防護材支持体3の下端をジャッキ7で持ち上げる。
以上の動作を繰り返すことにより、複数の支持体単体35を連結した防護材支持体3を建築物1の最上階よりも高く構築することができる。2つの防護材支持体3を一対として、建築物1の周囲に複数対の防護材支持体3を構築する。建築物1を挟んで互いに対向する防護材支持体3に、防護材2が結合されたワイヤ10の両端部を、それぞれレバーブロック11を介して結合する。
前述のように、ワイヤ10を介して防護材2が適宜の張力をもって建物1の最上階を覆う。さらに、防護材支持体3の上端部に、建物1の最上階の周囲に対向させて別の防護部材を設置し、建物1の最上階の周囲を囲む。こうすることによって、建築物1の解体によって生じる瓦礫や解体資材などの飛散が防護材2および前記別の防護材で防止され、解体中の建築物1の周囲の安全が確保される。
最上階の解体が終了すると、防護材2を防護材支持体3とともに1階層に相当する高さ分降下させる。防護材2の降下は、前述の防護材支持体3を構築するときの動作とほぼ反対の手順で下端の支持体単体35を順に除去することによって行うことができる。また、支持体単体35の除去による防護材2の降下作業を行う前に、レバーブロック11によるワイヤ10の張力を緩め、防護材2の張力を緩めておく。
以下、防護材支持体3の除去手順を説明する。図7(a)、図8(a)は防護材2を降下させる初期の工程を示す。この工程では、複数の単体防護材支持体が連結されてなる防護材支持体3の下端と建築物1の土台との間にジャッキ7を介在させ、防護材支持体3にかかる荷重をジャッキ7で支持する。この状態で、防護材支持体3を仮固定する工程を実行する。具体的には、防護材支持体3の前記孔31とこれに対応する建築物1の壁の孔とが合致するようにジャッキ7で防護材支持体3の位置を調整し、孔31と建築物1の壁の前記孔に仮固定部材6を貫通させる。
防護材支持体3にかかる荷重は、複数の仮固定部材6で分散して支持される。最下段の支持体単体35には仮固定部材6が装着されておらず、最下段の支持体単体35には上側の防護材支持体3および防護材2の荷重はかかっていない。この状態で、図8(b)に示すようにジャッキ7を一旦除去し、最下段の支持体単体35を除去する工程を実行する。図7(a)、図8(b)で、破線で示す支持体単体35は除去したことを示している。
次に、図7(b)、図8(c)に示すようにジャッキ7を上昇させ、この時点で最下段にある支持体単体35の下端をジャッキ7で支えて防護材支持体3全体の荷重をジャッキ7で支持する。この状態で、防護材支持体3を仮固定している仮固定部材6を全て除去する。
次に、図7(c)、図8(d)に示すように,ジャッキ7で防護材支持体3全体にかかる荷重を支持しながらジャッキ7を降下させ、防護材支持体3および防護材2を降下させる。防護材支持体3は複数あるので、すべての防護材支持体3が同期して降下するようにジャッキ7を操作する。図示の実施例では手動操作する形式のジャッキ7を使用しているので、各ジャッキ7に配置した作業者が連携しながら同期をとる。
以上の動作を繰り返しながら、防護材支持体3を建築物1の1階層の高さ分だけ降下させる。防護材支持体3の降下工程が終了すると、レバーブロック11を操作してワイヤ10を引っ張りその張力を調整し、防護材2の張力を適切に調整する。ワイヤ10およびレバーブロック11も複数あるので、各レバーブロック11によるワイヤ10および防護材2の張力調整も、作業者が連携しながら同期的に行う。
以上の工程を実行することにより、建築物1の最上階の解体が可能になる。このとき、ジャッキ7は装着したままにして防護材支持体3にかかる荷重をジャッキ7で支持してもよく、仮固定部材6を装着して仮固定部材6で防護材支持体3にかかる荷重を支持してもよい。
[防護材支持体とそのガイド部材の別の実施例]
図9乃至図11は、防護材支持体とそのガイド部材の別の例を示す。この実施例では、防護材支持体とそのガイド部材に防護材支持体を仮固定できる仮固定部材が組み込まれている。
図9乃至図11において、防護材支持体3は前述の実施例と同様に横断面形状がH型の鋼材からなり、複数の支持体単体が連結部材によって互いに長さ方向に連結されている。防護材支持体3を上下方向に移動可能にガイドするガイド部材は、2個一対の第1ガイド部材51と2個一対の第2ガイド部材52を有してなる。第1ガイド部材51は横断面L字形で、第2ガイド部材52は横断面U字形である。
一対の第1ガイド部材51は、L字の一辺に相当する部分が所定の間隔をおいて対向するように、L字の他の一辺がボルト55によって建築物1の壁に固定されている。第1ガイド部材51の相対向するL字の一辺の前記間隔内に、一対の第2ガイド部材52が、U字形の溝部分を相対向させて配置されている。
建築物1の壁から突出している第1ガイド部材51の一辺と、この一辺に沿う第2ガイド部材52の前記溝の底辺とを貫通して締結部材56、例えばボルトが挿入されている。締結部材56にナットなどがねじ込まれ、締結されることにより第2ガイド部材52が第1ガイド部材51に結合されている。このようにして結合された第1ガイド部材51と第2ガイド部材52によって一つのガイド部材が構成されている。
一対の第2ガイド部材52相互間には、双方の第2ガイド部材52のU字形の溝が合わせられて横断面四角形の空間が上下方向に形成されている。前記横断面四角形の空間を防護材支持体3が上下方向に貫いている。防護材支持体3は、横断面H形の互いに平行な平板の双方が一対の第2ガイド部材52のU字形の溝の両側壁に対向し、このU字形の溝の両側壁に沿って上下方向への移動が案内されるようになっている。
1つの第2ガイド部材52のU字形の溝の両側壁と防護材支持体3の互いに平行な平板を仮固定部材6が貫通している。また、他の1つの第2ガイド部材52のU字形の溝の両側壁と防護材支持体3の互いに平行な平板を別の仮固定部材6が貫通している。仮固定部材6はボルトで構成され、ボルトにナットがねじ込まれることにより、防護材支持体3が前記ガイド部材に仮固定される。仮固定部材6を除去すると、防護材支持体3が前記ガイド部材によって上下方向に移動可能にガイドされる。
図9乃至図11に示す防護材支持体とそのガイド部材によれば、仮固定部材6を第2ガイド部材52と防護材支持体3に貫通させて、防護材支持体3を仮固定することができる。前述の実施例のように、仮固定部材6を建築物1の壁に貫通させる必要はないから、仮固定部材6の設置および除去作業が簡単になる。
[飛散防止装置および飛散防止方法の第2実施例]
図14乃至図20は、本発明にかかる飛散防止装置および飛散防止方法の第2実施例を示す。この実施例は、防護材支持体、この防護材支持体を上下方向に駆動する駆動装置、防護材支持体の上下動をガイドするガイド部材の構成が前記実施例と異なる。
図14、図15は駆動装置を示す。この実施例における防護材支持体103は、長手方向を上下方向に向けた任意数の支持体単体135が連結部材104で直線状に連結されている。連結部材104は各支持体単体135の上下端に固着されたフランジ状の部材である。一つの支持体単体135の連結部材104と他の支持体単体135の連結部材104とが重ねられ、適宜の締結部材、例えばボルトとナットによって双方の締結部材が結合され、防護材支持体103が形成されている。
支持体単体135は、外周の一部が縦方向のスリットで解放している筒状の部材で、連結部材104も中心孔を有することにより、防護材支持体103全体として中空構造になっている。防護材支持体103は、図15乃至図19に示すガイド部材110によって上下方向に移動可能にガイドされている。防護材支持体103は上下方向に並んで配置された複数のガイド部材110でガイドされている。
ガイド部材110は横断面がクランク状の2個一対のガイド片111で構成されている。対をなす2個のガイド片111には、それぞれの一辺に横長の孔112が形成され、この孔112を貫いた締結部材120によってガイド片111が建築物1の壁に固定されている。対をなす2個のガイド片111は互いに対向し、この対向部に、図19に示す平面図において正方形状の空間が形成されている。この空間を防護材支持体103が貫き、ガイド部材110が防護材支持体103を上下方向に移動可能にガイドしている。
本実施例における防護材支持体103を上下方向に移動させる駆動装置は、主な構成部材として、図14に示すウィンチ15と、ワイヤ150を有する。ワイヤ150は前記防護材2に張力を与えるワイヤ10とは別の第2のワイヤである。ウィンチ15は防護材支持体103の下端に近接して建築物1の土台に設置されている。ワイヤ150の一端側はウィンチ150によって巻き上げられる。ワイヤ150の他端は吊り治具130を介して防護材支持体103につながれている。
吊り治具130は、防護材支持体103を構成する複数の支持体単体135のうち最下部の支持体単体135とその上の支持体単体135との連結部材104の上側の面に、適宜の締結部材によって強固に固着されている。吊り治具130にはフックを介してワイヤ150の他端がつながれている。
吊り治具130の上方には、図15に示すように滑車140が垂直面内で回転可能に支持され、滑車140にワイヤ150が掛けられている。ワイヤ150は滑車140の外周に沿って逆U字状に折り返されている。図16に示すように、滑車140は逆U字状の軸受部材170によって回転可能に支持され、軸受部材170は足場8によって水平方向に固定された梁160によって支持されている。
滑車140で折り返されたワイヤ150はほぼ鉛直線に沿って垂下している。垂下したワイヤ150の一端側がウィンチ15で巻き上げられる。垂下したワイヤ150の他端が吊り治具130につながれている。滑車140の一部は防護材支持体103の前記スリットから防護材支持体103に侵入し、滑車140から吊り治具130に至るワイヤ150は、筒状の防護材支持体103の中心線に沿って垂下している。
前記実施例では駆動装置としてジャッキ7を用いていたが、本実施例では駆動装置としてウィンチ15とワイヤ150を用いている。ウィンチ15はワイヤ150を巻き上げてブレーキ機構によって巻き上げ位置を保持することができ、ブレーキを解除することによりワイヤ150を巻き戻すこともできる。
[第2実施例による飛散防止方法]
図20を参照しながら第2実施例による飛散防止方法を説明する。図20(a)は、複数の支持体単体135を長さ方向に連結した防護材支持体103を複数のガイド部材110で上下方向に移動可能にガイドしている状態を示している。防護材支持体103の上端は建築物1の最上階よりも上方に延び出ている。防護材支持体103の頂部の滑車140を経由してワイヤ10がレバーブロック11により適宜の張力に調整されて設置されている。ワイヤ10に結合されている防護材も適宜の張力をもって支持され、防護材で建築物1の最上階が覆われている。
図20(a)に示すように複数の支持体単体135を連結して防護材支持体103を構築するには、ウィンチ15とワイヤ150で支持体単体135を引き上げ、その下に別の支持体単体135を連結する工程を繰り返し実行する。支持体単体135を連結した防護材支持体103は、適宜の間隔で配置されているガイド部材110で上下方向に移動可能にガイドする。
建築物1の周囲に建築物1の最上階よりも高く構築した防護材支持体103には、建築物1を挟んで互いに対向する防護材支持体103を一対にして、その間に防護材が結合されたワイヤ10の両端部を結合する。ワイヤ10の両端部はレバーブロック11を介して足場8に結合されており、レバーブロック11を操作してワイヤ10と防護材の張力が調節されている。
対をなす他の防護材支持体103の間にも同様にワイヤ10を介して防護材が適宜の張力をもって張り渡され、建物1の最上階を防護材で覆う。さらに、防護材支持体3の上端部に、建物1の最上階の周囲に対向させて別の防護部材を設置し、建物1の最上階の周囲を囲む。こうすることによって、建築物1の解体によって生じる瓦礫や解体資材などの飛散が防護材および前記別の防護材で防止され、解体中の建築物1の周囲の安全が確保される。
最上階の解体が終了すると、防護材を防護材支持体103とともに1階層に相当する高さ分降下させる。支持体単体135の除去による防護材の降下作業を行う前に、レバーブロック11によるワイヤ10の張力を緩め、防護材の張力を緩めておく。防護材支持体103の降下は、下端の支持体単体135を除去することによって行う。
以下、防護材支持体103の除去手順を説明する。図20(b)は、下端の支持体単体135を除去するための前工程として、ウィンチ15と前記ワイヤ150によって防護材支持体103を僅かに引き上げる工程を示す。防護材支持体103の引き上げ量Sは例えば100mm程度とする。防護材支持体103の引き上げにより、防護材支持体103の荷重は、ワイヤ150を介してウィンチ15で支持される。
次に、図20(c)に示すように、防護材支持体103の荷重をウィンチ15で支持した状態で、防護材支持体103を構成する最下段の支持体単体135を除去する。支持体単体135の除去は、上下の防護材支持体103を連結している前記連結部材104を切り離すことによって行う。
次に、図20(d)に示すように、防護材支持体103を降下させる。防護材支持体103の降下は、ウィンチ15によるブレーキを解除し、ワイヤ150を巻き戻すことによって実行する。防護材支持体103が、前記前工程における引き上げ量と支持体単体135の長さ分だけ降下すると、その時の最下段の支持体単体135の下端がベース材160に接し、防護材支持体103の荷重がベース材160で支持される。
防護材支持体103は複数あるので、すべての防護材支持体103が同期して降下するようにウィンチ15を作動させる。図示の実施例では手動操作によって動作を制御する形式のウィンチ15を使用しているので、各ウィンチ15を操作する作業者が連携しながら同期をとる。
以上の動作を繰り返しながら、防護材支持体103を建築物1の1階層の高さ分だけ降下させる。防護材支持体103の降下工程が終了すると、レバーブロック11を操作してワイヤ10を引っ張り、その張力および防護材の張力を適切に調整する。複数のレバーブロック11によるワイヤ10および防護材2の張力調整も、作業者が連携しながら同期的に行う。
[第2実施例の効果]
飛散防止装置および飛散防止方法の第2実施例によれば、防護材支持体103にかかる荷重をワイヤ150およびウィンチ15を有してなる駆動装置で支持しながら支持体単体135を除去することができる。初めに説明した実施例のように、仮固定部材によって防護材支持体103の荷重を支持する必要はない。よって、簡単な作業工程で迅速に、低コストで建築物の解体時の飛散防止を図ることができる。
本発明に係る飛散防止装置および飛散防止方法は、図示した実施例の構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲の各請求項に記載した技術的思想を逸脱しない範囲で設計変更可能である。例えば、第1の実施例におけるジャッキの構成、駆動方式あるいは操作方式などは任意であり、電動による駆動方式であってもよい。
1 建築物
2 防護材
3 防護材支持体
4 連結部材
5 ガイド部材
6 仮固定部材
7 駆動装置(ジャッキ)
8 足場
10 ワイヤ
11 レバーブロック
12 滑車
15 ウィンチ
35 支持体単体
51 第1ガイド部材
52 第2ガイド部材
103 防護材支持体
104 連結部材
110 ガイド部材
111 ガイド片
120 締結部材
130 吊り治具
135 支持体単体
140 滑車
150 ワイヤ
160 ベース材

Claims (13)

  1. 建築物を最上階から解体するのに伴う物の飛散防止装置であって、
    建築物の上端を覆うことができる防護材と、
    前記防護材の端縁部が結合される防護材支持体と、
    前記建築物の壁面に固定され前記防護材支持体を上下方向に移動可能にガイドするガイド部材と、
    前記防護材支持体を支持し前記防護材支持体を上下方向に移動させる駆動装置と、を有し、
    前記防護材支持体は、複数の支持体単体が連結部材によって互いに長さ方向に連結され、
    前記連結部材は、前記支持体単体相互の連結を解除できるものである飛散防止装置。
  2. 前記防護材支持体は、前記建築物の高さを超えるのに要する数の前記支持体単体が前記連結部材で連結される請求項1記載の飛散防止装置。
  3. 前記防護材支持体を仮固定できる仮固定部材を有し、前記連結部材は、前記防護材支持体が前記仮固定部材で仮固定されている状態で前記支持体単体相互の連結を解除できる請求項1または2記載の飛散防止装置。
  4. 前記仮固定部材は、前記前記建築物の壁と前記防護材支持体とを貫通して締結する部材である請求項3記載の飛散防止装置。
  5. 前記仮固定部材は、前記ガイド部材と前記防護材支持体とを貫通して締結する部材である請求項3記載の飛散防止装置。
  6. 前記建築物を挟んで互いに対向している前記防護材支持体に前記防護材の両側縁部がそれぞれ連結されている請求項1乃至5のいずれかに記載の飛散防止装置。
  7. 前記防護材支持体の上端部には、解体される建築物の最上階の側面を覆う囲いが取り付けられている請求項1乃至6のいずれかに記載の飛散防止装置。
  8. 前記駆動装置は、ジャッキまたはウインチである請求項1乃至7のいずれかに記載の飛散防止装置。
  9. 建築物を最上階から解体するのに伴う物の飛散防止方法であって、
    複数の支持体単体を連結部材で長さ方向に互いに連結した防護材支持体を建築物の壁面に固定したガイド部材で上下方向に移動可能にガイドし、前記防護材支持体には建築物の上端を覆うことができる防護材の端縁部を結合し、
    前記連結部材による最下段の前記支持体単体と直上の前記支持体単体との連結を解除して最下段の前記支持体単体を除去し、
    残った前記防護材支持体の荷重を前記駆動装置で支え、
    前記駆動装置を下降させて、前記防護材支持体を前記防護材とともに下降させる飛散防止方法。
  10. 前記防護材支持体は、前記建築物の高さを超えるのに要する数の前記支持体端末を前記連結部材で連結する請求項9記載の飛散防止方法。
  11. 最下段の前記支持体単体を除去するために前記防護材支持体を仮固定し、前記仮固定は、前記建築物の壁と前記防護材支持体に締結部材を貫通させることによって行う請求項9または10記載の飛散防止方法。
  12. 前記防護材支持体の仮固定は、前記ガイド部材と前記防護材支持体に締結部材を貫通させことによって行う請求項11記載の飛散防止方法。
  13. 前記防護材の周縁部を前記防護材支持体に沿って垂れ下げ、解体される最上階の外周を前記防護材で囲む請求項9乃至12のいずれかに記載の飛散防止方法。
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