JP2021147797A - クローゼットの構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】内部空間を有効活用でき、布団の収納および取り出しを容易に行うことができるクローゼットの構造を提供する。【解決手段】住宅の居室(15)内に建て付けて設けられ、上部棚(42)と天井面(92)との間に位置する上部収納空間(31)と、上部棚よりも下方に位置し、ハンガーポール(41)が設けられた中央収納空間(32)と、床面(91)と中央収納空間との間に位置する下部収納空間(33)とに区画されたクローゼット(2)の構造であって、下部収納空間に設けられ、前方に引き出し可能なキャスター(56)付きの収納ボックス(50)と、収納ボックスの上面開口を開閉可能に設けられた蓋部(60)とを備えたことを特徴とする。【選択図】図3

Description

本発明は、クローゼットの構造に関し、特に、住宅の居室内に建て付けて設けられ、ハンガーポールおよび上部棚を有するクローゼットに関する。
住宅の居室内に建て付けて設けられるクローゼットは、一般的に、手の届く高さに配置されたハンガーポールと、手の届かない高さに配置された上部棚(枕棚)とを内部に備えている。
実用新案登録第3205182号公報(特許文献1)には、クローゼット内部の前半部分にハンガーポールを設け、クローゼット内部の後半部分に棚板を設け、クローゼット内部の下方空間を、布団などの収納空間として使用できるようにしたクローゼットの内部構造が提案されている。
実用新案登録第3205182号公報
特許文献1では、クローゼットの奥行きを大きくして、クローゼット内の下方空間に布団などを収納できるようにしている。しかしながら、クローゼット内の下方空間の床上に、折り畳んだ布団を収納するだけでは、ハンガーポールに吊るした洋服が邪魔になって、布団の収納および取り出しを容易に行うことができない。また、洋服等の取出しのためにクローゼットの扉を開けた場合に布団が崩れるなど、扉の開閉に支障が生じる可能性がある。
また、クローゼットの上部棚は高所に配置されるため、上部棚への物の収納/取出し時には、わざわざ踏み台をクローゼットの前に持ってくる必要があり、面倒である。そのため、上部棚を有効に活用できていないという実情があった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであって、その目的は、内部空間を有効活用でき、布団の収納および取り出しを容易に行うことができるクローゼットの構造を提供することである。
この発明のある局面に従うクローゼットの構造は、住宅の居室内に建て付けて設けられ、内部にハンガーポールおよび上部棚を有するクローゼットの構造であって、当該クローゼットは、上部棚と天井面との間に位置する上部収納空間と、上部棚よりも下方に位置し、ハンガーポールが設けられた中央収納空間と、床面と中央収納空間との間に位置する下部収納空間とに区画されている。クローゼットの構造は、下部収納空間に設けられ、前方に引き出し可能なキャスター付きの収納ボックスと、収納ボックスの上面開口を開閉可能に設けられた蓋部とを備えたことを特徴とする。
好ましくは、収納ボックスおよび蓋部は、下部収納空間の全幅に相当する横幅を有している。
好ましくは、蓋部は、全閉状態において、収納ボックスによって下方から支持される。
好ましくは、蓋部は、前後方向にスライド移動可能に取り付けられている。
より好ましくは、蓋部は、全閉状態において、収納ボックスと一体的に移動するように取り付けられている。
好ましくは、クローゼットの構造は、上部収納空間および中央収納空間の前面開口を開閉可能な扉部をさらに備える。この場合、収納ボックスおよび蓋部は、扉部の下端よりも下方に位置していることが望ましい。
本発明によれば、内部空間を有効活用でき、布団の収納および取り出しを容易に行うことができる。
本発明の実施の形態に係るクローゼットを採用した住宅の間取り例を示す図である。 (A),(B)は、本発明の実施の形態に係るクローゼットの構造を模式的に示す正面図である。 (A),(B)は、本発明の実施の形態に係るクローゼットの構造を模式的に示す断面図である。 本発明の実施の形態における収納ボックスおよび蓋部の構成例を示す拡大断面図である。 (A)〜(C)は、本発明の実施の形態における収納ボックスおよび蓋部の使用方法を模式的に示す断面図である。 (A),(B)は、本発明の実施の形態における収納ボックスおよび蓋部の使用方法を模式的に示す断面図である。
本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰返さない。
図1は、本実施の形態に係るクローゼット2を採用した住宅1の間取り例を示す図である。住宅1は、たとえば集合住宅の一住戸に相当する。
図1を参照して、住宅1は、キッチン12、リビングダイニング13、および、複数の個室(たとえば洋室)14〜16を含んでおり、個室15内に、クローゼット2が建て付けて設けられている。クローゼット2は、平面視において矩形形状であり、住宅1自体の壁によって区画されている。なお、クローゼット2が設けられる居室は、個室に限定されず、リビングなどであってもよい。
<概略構造について>
図2および図3を参照して、クローゼット2の概略構造について説明する。図2(A)は扉部44を閉鎖した状態の正面図(図1のII方向から見た図)であり、図2(B)は扉部44を開放した(取り外した)状態の正面図である。図3(A),(B)は、扉部44を閉鎖した状態の断面図である。なお、図2の矢印A1は、クローゼット2の横幅方向を示している。図3の矢印A2は、クローゼット2の前方(正面側)を示している。
クローゼット2は、個室15の床面91から天井面92までの高さを有している。クローゼット2の高さ寸法Hは、たとえば2300mm〜2500mmである。クローゼット2の横幅寸法Wは、たとえば900mm〜1600mmであり、典型的には1200mm〜1400mm程度である。クローゼット2の奥行き寸法Dは、たとえば450mm〜900mmであり、典型的には500mm〜700mm程度である。
クローゼット2の床面24は、個室15の床面91と面一状であり、個室15の床と一体的に形成されている。クローゼット2の側面21,22、背面23、および天井面25は、個室15の構成躯体部(壁、天井)に固定された板状部材によって形成されていてもよい。
クローゼット2は、内部にハンガーポール41および上部棚42を有している。ハンガーポール41の床面91からの高さH2は、床面91に立った状態で、ハンガーポール41に吊るした衣類93を取り出したり収納したりできるように定められており、典型的には、1600mm〜1800mm程度である。上部棚42は、ハンガーポール41よりも上方に設置されており、その高さH1は、たとえば1800mm〜2000mm程度である。
このようなクローゼット2は、高さ方向において、上部棚42と天井面25との間に位置する上部収納空間31と、上部棚42よりも下方に位置し、ハンガーポール41が設けられた中央収納空間32と、床面24と中央収納空間32との間に位置する下部収納空間33とに区画される。全ての空間31〜33の横幅および奥行は同じである。
上部収納空間31の高さH5は、たとえば400mm〜600mmである。中央収納空間32の高さH4は、比較的に丈の長い衣類93をハンガーポール41に収納可能であればよく、たとえば1200mm〜1400mmである。この場合、高さH3が400mm〜500mm程度となる下部収納空間33は、通常デッドスペースとなりがちである。
これに対し、本実施の形態に係るクローゼット2においては、図3に示されるように、下部収納空間33に、前方に引き出し可能なキャスター56付きの収納ボックス50が設けられている。収納ボックス50が下部収納空間33に収容された状態が、図3(A)に示され、収納ボックス50が下部収納空間33から引き出された状態が、図3(B)に示されている。なお、中央収納空間32と下部収納空間33との境界部に、下部棚43が設けられていてもよい。
収納ボックス50は、平面視において矩形形状であり、収納状態において、下部収納空間33の略全体を占める。つまり、収納ボックス50の横幅寸法L1は、下部収納空間33の横幅(全幅)に相当し、奥行き寸法L2は、下部収納空間33の奥行きに相当する。このように、収納ボックス50は大型であるので、内部に布団を収納することが可能である。
収納ボックス50の前面は、個室15側に露出していることが望ましい。つまり、扉部44は、上部収納空間31および中央収納空間32の前面(正面)にのみ設けられ、収納ボックス50は、扉部44の開閉状態に関わらず出し入れ可能であることが望ましい。扉部44は、典型的には両開きの扉であるものの、これらの空間31,32の前面開口を開閉可能であれば、その種類は問わない。
ここで、本実施の形態に係るクローゼット2は、収納ボックス50の上面開口を開閉可能に設けられた蓋部60を備えている。蓋部60は、下部収納空間33の上部に配置される。
蓋部60は、全閉状態において、収納ボックス50によって下方から支持される。これにより、収納ボックス50を引き出した状態において、蓋部60を踏み台として利用することができる。そのため、本実施の形態によれば、嵩の高い布団を入れた収納ボックス50の出し入れを容易にすることができるとともに、高所である上部収納空間31への物の収納および取り出しを容易にすることができる。
なお、収納ボックス50および蓋部60が収容される下部収納空間33の高さH3は、収納ボックス50への収納のし易さ、および、蓋部60への乗り易さを考慮して、400mm以上550mm以下となるように定められることが望ましい。
以下に、収納ボックス50および蓋部60の構成および機能について詳細に説明する。
<収納ボックスおよび蓋部の構成例>
図4は、収納ボックス50および蓋部60の構成例を模式的に示す拡大断面図である。
図2(B)および図4を参照して、収納ボックス50の本体は、前板51と、一対の側板52,53と、背板54と、底板55とにより構成されており、上面全体が開口している。各板51〜55は、たとえば合板などの木質材料により形成される。収納ボックス50の深さL3は、たとえば350mm以上500mm以下である。底板55の前後に、たとえば一対ずつキャスター56が設けられている。
前板51に取っ手57が設けられている。居住者は、前板51の取っ手57を把持して前後方向に押したり引いたりすることで、収納ボックス50の出し入れが可能である。
収納ボックス50の底板55の前端には、引き出し操作時に、床面91と底板55との間の隙間に足指が挟まるのを防止するために、隙間を閉塞する閉塞部材58が設けられていてもよい。閉塞部材58は、隙間の全幅に亘って設けられることが望ましい。
平面視における蓋部60の形状および大きさは、典型的には、収納ボックス50と同じである。つまり、蓋部60の横幅寸法(L1)は、下部収納空間33の横幅(全幅)に相当し、奥行き寸法(L2)は、下部収納空間33の奥行きに相当する。
蓋部60は、一定の厚みの板状部材により形成されている。蓋部60もまた、たとえば合板などの木質材料により形成される。蓋部60の厚み寸法L4は、たとえば20mm〜30mmである。全閉状態において、蓋部60の縁部(外周部)が、収納ボックス50の前板51、側板52,53、および背板54のうちの少なくとも一部の上端面に載せられる。これにより、蓋部60は、収納ボックス50によって下方から支持される。
本実施の形態において、蓋部60は、前後方向にスライド移動可能に取り付けられている。これにより、後述するように、収納ボックス50への布団の出し入れ等を容易に行うことができる。蓋部60の前端面に、取っ手57が設けられている。
クローゼット2は、蓋部60のスライド移動を案内するためのガイド部材72を備えていることが望ましい。ガイド部材72は、たとえば、クローゼット2の側面21,22に設けられたレール金物72aと、蓋部60の両側面に設けられ、レール金物72aに係合する係合部(図示せず)とを含む。
なお、クローゼット2は、収納ボックス50用のガイド部材71を備えていてもよい。ガイド部材71は、たとえば、クローゼット2の側面21,22に設けられたレール金物71aと、一対の側板52,53に設けられ、レール金物71aに係合する係合部(図示せず)とを含む。これにより、収納ボックス50の出し入れ時に、収納ボックス50の横ブレを軽減できる。
ここで、蓋部60は、全閉状態において、収納ボックス50と一体的に移動するように取り付けられていることが望ましい。この場合、蓋部60が全閉状態のときにロック状態(相対移動不可)となり、蓋部60だけを後方に押した時にロック解除状態(相対移動可能)となる任意のロック機構(図示せず)が設けられる。ロック機構は、収納ボックス50が完全に引き出された状態においてのみ解除できるものであってもよい。
また、蓋部60が収納ボックス50よりも前方に引き出されることを防止するために、蓋部60にストッパ62が設けられていることが望ましい。ストッパ62は、たとえば、蓋部60の前端部下面から下方に突出する突起により構成されている。この場合、ストッパ62は、全閉状態において、収納ボックス50の前板51の上端部裏面に当接し、全開状態において、背板54の上端部前面に当接または近接する。
<使用方法について>
図5および図6を参照しながら、収納ボックス50および蓋部60の使用方法について説明する。
図5(A)に示されるように、収納ボックス50は、下部収納空間33から前方に引き出し可能である。収納ボックス50が下部収納空間33内に収容されている場合、蓋部60は全閉状態となっている。居住者は、収納ボックス50の取っ手57を把持して前方に引き出すと、蓋部60も同時に引き出される。つまり、収納ボックス50の上面開口は蓋部60により閉鎖された状態のまま、前方に引き出される。
収納ボックス50が個室15に引き出されると、居住者は、蓋部60だけを後方に(強く)押して、蓋部60と収納ボックス50とのロックを解除する。これにより、図5(B)に示されるように、蓋部60は後方へスライド移動し、下部収納空間33に戻される。
図5(C)に示されるように、蓋部60が下部収納空間33に完全に収容されると、収納ボックス50の上面開口は全開放される。これにより、収納ボックス50の内部を上から見ることができるため、居住者は、収納ボックス50への布団の出し入れを容易に行うことができる。たとえば、単純に、下部収納空間33の床面に布団を載置して収納するような形態であれば、居住者は、しゃがんで布団を引っ張り出さなくてはならないのに対し、本実施の形態によれば、収納ボックス50から布団を持ち上げるだけでよい。布団を仕舞う場合も同様に、収納ボックス50に上から布団を入れるだけでよい。したがって、楽な姿勢で作業できる。
布団を仕舞う場合には、布団を取り出す場合とは逆に、収納ボックス50に布団を入れた後、取っ手61を把持して蓋部60を引き出し、再び収納ボックス50の上面開口を閉鎖する。蓋部60が収納ボックス50の上面開口を閉鎖し、全閉状態となると、ロック機構が作動し、蓋部60と収納ボックス50との相対移動が不可となる。
収納ボックス50は蓋部60付きであるため、図5(B),(C)に示されるように、収納ボックス50内に膨らみのある布団を収納する場合であっても、蓋部60をスライドさせながら布団を押し込むことができる。したがって、収納ボックス50内への布団の収納を容易にできる。
布団を収納した収納ボックス50を後方へ押して、下部収納空間33に戻す際にも、収納ボックス50の上面開口が蓋部60により閉鎖されているため、図5(A)の想像線で示すように収納ボックス50内の布団が下部棚43に引っ掛かったり擦れたりすることを防止できる。収納ボックス50を下部収納空間33から引き出す場合も同様である。そのため、収納ボックス50内に膨らみのある布団を収納している場合であっても、収納ボックス50の出し入れをスムーズに行うことができる。
さらに、蓋部60は、全閉状態において、収納ボックス50によって下方から支持されており、荷重が分散されるため、図6(A)に示されるように、蓋部60を踏み台として使用することもできる。そのため、わざわざ踏み台を準備しなくても、上部棚42の上(つまり上部収納空間31内)の収納物を容易に取り出すことができる。
具体的には、蓋部60は各収納空間31〜33と同じ幅を有しているため、上部棚42のどこに物があっても、踏み台を移動させる手間なく容易に物を取り出すことができる。また、蓋部60の奥行き寸法は500mm以上であり、歩行に支障のないスペースがあるであるため、蓋部60上を移動しながら安全に物の出し入れができる。したがって、季節物の収納場所となりがちな上部収納空間31を、日常的に利用することが可能となる。
また、図6(B)に示されるように、蓋部60を、着替えの際の座面として利用することもできる。また、荷物の仮置き場とすることもできる。
なお、蓋部60上に乗っているときに収納ボックス50のキャスター56が不意に動くことを防止するために、たとえば閉塞部材58をストッパとして機能するようにしてもよい。具体的には、蓋部60上に一定以上の荷重(人の体重程度)がかかった場合に、その重みで閉塞部材58が床面91に当接するように構成してもよい。
以上説明したように、クローゼット2は、通常のクローゼットが備えるハンガーポール41および上部棚42に加えて、収納ボックス50および蓋部60を備えている。その結果、本実施の形態によれば、クローゼット2の内部空間の全体を有効活用でき、布団の収納および取出しを容易に行うことができる。
<変形例>
本実施の形態では、収納ボックス50の上面開口を覆う蓋部60が前後方向にスライド移動可能に取り付けられていることとしたが、このような例に限定されない。たとえば、蓋部は、上下方向に回動可能となるように取り付けられていてもよい。あるいは、単体の蓋部を収納ボックス50の上に被せるようにしてもよい。
また、本実施の形態では、収納ボックス50および蓋部60が扉部44の下端よりも下方に位置していたため、扉部44の開閉状態に関わらず、収納ボックス50(および蓋部60)を引き出し可能としたが、このような例に限定されない。扉部は、クローゼット2の前面全体を覆うように配置されてもよい。この場合、収納ボックス50(および蓋部60)は、扉部が全開状態の場合にのみ引き出し可能である。
また、蓋部60は、一定の厚みを有する板状部材であることとしたが、このような例に限定されず、たとえば、平面視において格子状の部材により構成されてもよい。
なお、収納ボックス50への収納物は、布団が好適であるものの、子供のおもちゃなど、様々な種類の物が想定され得る。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
2 クローゼット、31 上部収納空間、32 中央収納空間、33 下部収納空間、41 ハンガーポール、42 上部棚、43 下部棚、44 扉部、50 収納ボックス、56 キャスター、60 蓋部。

Claims (6)

  1. 住宅の居室内に建て付けて設けられ、内部にハンガーポールおよび上部棚を有するクローゼットの構造であって、
    前記クローゼットは、前記上部棚と天井面との間に位置する上部収納空間と、前記上部棚よりも下方に位置し、前記ハンガーポールが設けられた中央収納空間と、床面と前記中央収納空間との間に位置する下部収納空間とに区画されており、
    前記下部収納空間に設けられ、前方に引き出し可能なキャスター付きの収納ボックスと、
    前記収納ボックスの上面開口を開閉可能に設けられた蓋部とを備えたことを特徴とする、クローゼットの構造。
  2. 前記収納ボックスおよび前記蓋部は、前記下部収納空間の全幅に相当する横幅を有している、請求項1に記載のクローゼットの構造。
  3. 前記蓋部は、全閉状態において、前記収納ボックスによって下方から支持される、請求項1または2に記載のクローゼットの構造。
  4. 前記蓋部は、前後方向にスライド移動可能に取り付けられている、請求項1〜3のいずれかに記載のクローゼットの構造。
  5. 前記蓋部は、全閉状態において、前記収納ボックスと一体的に移動するように取り付けられている、請求項1〜4のいずれかに記載のクローゼットの構造。
  6. 前記上部収納空間および前記中央収納空間の前面開口を開閉可能な扉部をさらに備え、
    前記収納ボックスおよび前記蓋部は、前記扉部の下端よりも下方に位置している、請求項1〜5のいずれかに記載のクローゼットの構造。
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