JP2808756B2 - トイレルームの壁構造 - Google Patents

トイレルームの壁構造

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JP2808756B2 JP31469389A JP31469389A JP2808756B2 JP 2808756 B2 JP2808756 B2 JP 2808756B2 JP 31469389 A JP31469389 A JP 31469389A JP 31469389 A JP31469389 A JP 31469389A JP 2808756 B2 JP2808756 B2 JP 2808756B2
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憲一郎 青山
智 仲戸川
隆志 片山
エリ子 阿部
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はトイレルームの壁構造に関する。
(従来の技術) トイレルームには便器が設置されていて、この便器は
壁で囲まれている。即ち、この壁はトイレルームの室内
と室外とを区画する境界となる。
ところで、トイレルームには、例えば汚物を入れる容
器や、タバコの吸い殻を受ける灰皿、更にはトイレット
ペーパー用の紙入れなど、比較的小さなものを投入、保
持若しくは収納する為の器物や備品が配置される。
上記トイレルームの壁はこうした小物収納具の配置場
所に利用されることがある。
その場合、従来は上記壁の室内側の壁面に小物収納具
を後付けしていた。
(発明が解決しようとする課題) 上記壁面に後付けした小物収納具はトイレルームの室
内側へ突出し、室内スペースを狭くするだけでなく、公
衆トイレの場合、悪戯や盗難の対象となる。
また上記小物収納具はその交換或いは内容物の取出し
などの作業をトイレルームの室内で行なうことになり、
保守作業が比較的面倒である。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決すべく本発明は、トイレルームの便器
を囲う壁に室外から出し入れ可能な箱を摺動自在に嵌着
し、この箱内に汚物入れ、灰受け、紙入れなどの小物収
納部を画成するとともに、これら小物収納部の開口部を
室内へ臨ませたことを特徴としている。
(作用) 上記小物収納部を画成した箱をトイレルームの便器を
囲う壁に室外から押込み嵌着する。
この壁に嵌着した箱は壁自体の内部に位置し、トイレ
ルームの室内側へ突出しない。
上記小物収納部はその開口部が室内に臨み、この開口
部を介して室内から利用可能となる。
上記壁に嵌着した箱は室外へ引き出して保守作業を行
なう。
(実施例) 本発明の実施例を添付図面に基いて以下に説明する。
第1図は本発明に係る壁構造を備えた複数のトイレル
ームを有する公衆便所の斜視図である。
公衆便所1にはその屋内S1に複数のトイレルーム2が
連設されている。
各トイレルーム2は、便所1の床3に設置された便器
4と、この便器4への給排水を行なう配管ユニット5
と、これらの便器4及び配管ユニット5をその周囲から
囲い込むを壁6とからなる。
壁6は各トイレルーム2の室内S2と室外S3とを区画す
る境界になっており、同時に便所1の屋内S1と屋外Soと
を区画する境界にもなっている。
また壁6は隣合うトイレルーム2,2の室内S2,S2間を区
画する仕切になっている。
壁6には各トイレルーム2への出入口7が形成されて
いる。
各出入口7にはドア8が建付けられている。
壁6は、ドア8を軸釣りする前パネル9と、この前パ
ネル9へ直角に交差するサイドパネル10とを含むパネル
連結体として構成されている。
上記壁6を構成するサイドパネル10には、その内部に
前パネル9を介して室外S3から出し入れ可能な略直方体
形状の箱11が摺動自在に嵌着している。
第2図の箱の斜視図、第3図は壁の要部断面図であ
る。
前記箱11は、前板12と、左右の側板13,14と、後板15
と、底板16とを一体に接合してなる。前板12はその周縁
に張出部12aが形成されている。
箱11の内部は、左右の側板13,14間に渡された三枚の
仕切板17,18,19により比較的狭いロック収納部20と、こ
れより広い三つの小物収納部21,22,23とに区分されてい
る。
ロック収納部20には上記右側板14の外方へ出没するス
プリング式のロック24が収納されている。
各小物収納部21,22,23はその側方へ開く開口部21a,22
a,23aが右側板14に形成されている。
小物収納部21の開口部21aは内方へ押開き自在な吊り
蓋25で塞がれている。
この蓋25を有する小物収納部21は汚物入れになってい
る。
小物収納部22の開口部22aはその比較的幅広な下辺部2
2bにタバコの吸い殻を置く為の凹所26が形成されてい
る。
この凹所26を有する小物収納部22は灰受けになってい
る。
小物収納部23は紙入れとなっており、その開口部23a
の内方に折畳んだトイレットペーパー27が積まれてい
る。
上記前板12にはその前面に取手28と、ロック24のキー
挿入部29とが設けられている。
前記壁6を構成する前パネル9は中実なボード30から
なる。
このボード30には上記箱11の前板12を除く部分を室外
S3から出し入れ自在な開口31が形成されている。
この開口31はその側面にロック24と係脱可能な凹部31
aを有する。
開口31の前部には内方へ押開き自在なスプリング式の
蓋31bが設けられている。
前記サイドパネル10は、左右のサイドボード32,33
と、これらのサイドボード32,33を相互に離間保持する
枠材(図示せず)とからなり、サイドボード32,33の間
は中空になっている。
サイドパネル10の右側のサイドボード33には上記箱11
の右側板14より高さ及び幅寸法の小さい開口34が形成さ
れている。
上記箱11の内部に画成された各小物収納部21,22,23の
開口部21a,22a,23aは右側サイドボード33の開口34を介
して対応するトイレルーム2の室内S2に臨んでいる。
以上に述べた構成を有するトイレルームの壁の作用を
次に説明する。
前記壁6はプレファブ式のパネル連結体として便所1
の構築とともに組立てる。
その後、前記箱11を室外S3から前パネル8の開口31に
当てがい、押込む。
すると開口31の蓋31bが後方へ開き、箱11が開口31の
内方へ摺動前進してサイドパネル10の中空部内方へと次
第に深くへ嵌着し、箱11の前板12に設けられた張出部12
aが開口31の周縁部と衝合する位置で止まる。
そこで前記ロック24を施錠し、これにより箱11を壁6
へ係止する。
箱11の内部に画成された各小物収納部21,22,23はこの
時それぞれの開口部21a,22a,23aがトイレルーム2の室
内S2に臨んだ状態にある。
上記壁6に嵌着した箱11は壁6自体の内部に位置し、
トイレルーム2の室内S2側へ突出しない。
上記小物収納部21,22,23はその開口部21a,22a,23aを
介して室内S2から利用可能となる。
上記壁6に嵌着した箱11は、ロック24の開錠後、前板
12の取手28を引っ張って室外S3へ引き出し、室外S3で保
守作業を行なう。
(発明の効果) 以上の説明により明らかな如く本発明によれば、トイ
レルームの便器を囲う壁がその内部に室内から利用可能
な小物収納部を備えた構成となる。
従って、上記壁にはその室内側へ突出する小物収納具
を後付けする必要がなく、上記トイレルームの室内スペ
ースはその本来の広さで活用できる。
また上記小物収納部は、壁の内部に位置することから
盗難の虞れがなく、悪戯の対象となることも比較的少な
い。
しかも上記小物収納部はトイレルームの下部に室外か
ら出し入れ可能に嵌着した箱の内部に画成されているの
で、室内に入ることなくその保守作業を行なえ、保守作
業が容易になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る壁構造を備えた複数のトイレルー
ムを有する公衆便所の斜視図。 第2図は箱の斜視図。 第3図は壁の要部断面図。 2……トイレルーム、4……便器 6……壁、11……箱 21,22,23……小物収納部 21a,22a,23a……開口部 S2……室内、S3……室外
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 阿部 えり子 神奈川県茅ケ崎市本村2丁目8番1号 東陶機器株式会社茅ケ崎工場内 (56)参考文献 実開 昭63−91100(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E04B 2/74 A47K 17/02 E04H 1/12

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】便器を囲う壁に室外から出し入れ可能な箱
    を摺動自在に嵌着し、この箱内に汚物入れ、灰受け、紙
    入れなどの小物収納部を画成するとともに、これら小物
    収納部の開口部を室内へ臨ませたことを特徴とするトイ
    レルームの壁構造。
JP31469389A 1989-12-04 1989-12-04 トイレルームの壁構造 Expired - Fee Related JP2808756B2 (ja)

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