JPH0728225Y2 - 小便器用間仕切装置 - Google Patents

小便器用間仕切装置

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JPH0728225Y2
JPH0728225Y2 JP1988079188U JP7918888U JPH0728225Y2 JP H0728225 Y2 JPH0728225 Y2 JP H0728225Y2 JP 1988079188 U JP1988079188 U JP 1988079188U JP 7918888 U JP7918888 U JP 7918888U JP H0728225 Y2 JPH0728225 Y2 JP H0728225Y2
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JP
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Application number
JP1988079188U
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JPH025465U (ja
Inventor
憲一郎 青山
薫 野上
Original Assignee
東陶機器株式会社
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  • Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)
  • Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は小便器用間仕切装置に関するものである。
(従来の技術) オフィスビルのトイレルーム等では複数の小便器が並設
され、小便器間に間仕切が配設される場合がある。
従来のこの種間仕切は隣接する小便器に目線が達しない
ように目線を遮蔽するに必要且つ充分の上下寸法及び前
後寸法を有する単一の板状体で形成されている。
(考案が解決しようとする課題) 従来の間仕切は隣接する小便器間の目線の遮蔽機能のみ
で、例えば手荷物を携行した状態で小便器を使用しよう
とした場合これを載置することができず、小便器前面に
配管ケース等による棚部が形成されたとしても前後方向
への寸法が小さく、手荷物を載置するには不便である。
一方、小便器の脱臭はトイレルーム天井に設けた換気口
や配管ケースの下に排臭スリットを設けて排気している
が、小便器の周りに漂う臭気は排臭部が遠いことから早
期に排気することが難しい。
他方、芳香剤を設置することが行われるが、従来ではト
イレルームの壁面に設けられ、壁面に異物が突出して好
ましくないこと、臭気の発生部から遠いことからその効
果は余り期待できない。
本考案は以上の如き問題点を解決すべくなされたもの
で、その目的とする処は、手荷物の載置スペースの確
保、小便器周りの効果的な脱臭、効果的な芳香の供給を
なし得るようにしたことにある。
(課題を解決するための手段) 以上の問題点を解決するための手段は、並設された小便
器間に、中空箱状の中央起立部と中空箱状の上側水平部
とからなる、正面視略T型の間仕切装置を配設した小便
器用間仕切装置において、上側水平部の内部空間を前記
中央起立部で左右のポケット空間に分離し、この左右の
ポケット空間に芳香剤を収納し、一方、中央起立部の内
部空間に小便器周囲の臭気を排出する排臭ダクトを形成
して、小便器用間仕切装置を構成した。
また、前記上側水平部の上面に蓋板を開閉自在に被せ
た。
(作用) 単一の排臭ダクト及び各芳香剤は、間仕切装置内に目立
たないように内蔵される。
排臭ダクトは、間仕切装置の両側に併設された各小便器
周囲の臭気を排出する。
間仕切装置の両側にある各小便器の上部近くに、小便器
と隣接する各芳香剤から芳香を発する。
芳香剤は、上側水平部の上面に被せた蓋板を開けて交換
される。また、この蓋板を棚部として利用することがで
きる。
(実施例) 次に本考案の好適する一実施例を添付図面を参照しつつ
詳述する。
第1図はトイレルームTR内の小便器ブースの外観斜視図
を、第2図は小便器を含む配管ユニットの縦断側面図を
示す。
トイレルームTRの壁W際に床F上に起立する如く配管ユ
ニット1を起設し、配管ユニット1は立方枠状で前後方
向の寸法の小さいフレーム2と、これの前面を覆う前面
板3、上を塞ぐカウンタ4とからなり、前面板3はGRC
プレート、タイル板、塩ビ鋼板等の化粧板等からなる。
フレーム2内には例えば上から排気管5、給水管6、排
水管7を取付支持する。
かかる配管ユニット1の前面板3正面には小便器8を取
付支持せしめ、図では2個並設した例を示し、小便器8
の上部にはセンサ9を設け、センサ入力を内装したフラ
ッシュバルブ10に伝え、給水管6の水を給水管11により
小便器上部に供給し、小便器下部の排水部はジョイント
パイプ12を介して排水管7に接続する。
以上において、小便器8,8間に間仕切装置13を配設す
る。
第3図〜第5図に示すように、間仕切装置13は、正面視
略T型の間仕切本体14と、この間仕切本体14の上面に被
せる蓋板21とからなる。間仕切本体14は、中空箱状の下
半部(中央起立部)14aと、同じく中空箱状の上部(上
側水平部)14eとからなる。
上部14eの内部空間は、下半部14aで左右のポケット空間
23,23に分離され、この左右のポケット空間23,23に芳香
剤24,24が収納されている。
一方、下半部14aの内部空間には、小便器8,8周囲の臭気
を排出する排臭ダクト16が形成されている。
また、上部14eの上面は開放され、この上部14eの上面に
は蓋板21が開閉自在に被せられている。
このように、単一の排臭ダクト16及び各芳香剤24,24
は、間仕切装置13内に目立たないように内蔵される。芳
香剤24,24は、上部14eの上面に被せた蓋板21を開けて交
換される。また、この蓋板21を棚部として利用すること
ができる。
以下、間仕切装置13の構成を詳述する。
間仕切装置13の間仕切本体14は中空箱状で上部が左右に
長い正面視略T字型をなす。幅の狭い本体14の下半部14
aは横断平面が第5図の如く略台形をなして底片14bから
前片14cが前上傾し、後片14dは上までフラットである。
前上傾した前片14c上部から前方に上部14eは膨出し、上
部底片14f、上部周片14gは下半部14aの上部の前、左右
に連続して膨出し下半部14aの両側片14h,14hは上部迄延
出されて第4図の如くループ状の上部周片14g内に画壁
を形成する。
本体14内には第3図、第4図の如く下部から上部にかけ
て弧状の画板15を装架して排臭ダクト16を画成し、後片
14dの上部には排臭口17を形成して配管ユニット1の前
面板3上部裏面にブラケット18を介して止着せるジョイ
ントパイプ19に接続し、該ジョイントパイプ19は排気管
5に接続し、排臭ダクト16を排気管5と連通接続する。
かかる排臭ダクト16を形成した本体14の下半部14aの両
側片14h,14hには上下に離間して複数の横向スリット状
排臭口20…を形成し、ダクト16と外部とを連通せしめ
る。
本体14の下半部14a上に前方及び両側方に膨出した上部1
4eは例えば上方に開放し、この上に開閉自在に蓋板21を
設け、蓋板21は後端をヒンジ金具22で後片14d上端に枢
着し、上部周片14gの前部には欠部14iを形成して指掛を
し易くし、蓋板21の前端を下から押し上げて開蓋するよ
うにした。かかる蓋板21で手荷物載置用の棚を形成す
る。
上部14eは既述の如く側片14h,14hと上部底片14fとで上
に開放された左右のポケット空間23,23が形成され、こ
こに芳香剤24,24を収納して蓋板21で上を覆い、周片14g
の両側部14j,14jには縦向スリット状の放香口25…を形
成する。
尚間仕切本体14は第3図乃至第5図の如く下部及び中間
上部左右をネジ26…で前面板3に取着した。
(考案の効果) 以上で明らかな如く本考案によれば、間仕切装置に芳香
剤収納と排臭ダクトとの2つの機能を備えるために、上
側水平部の内部空間を中央起立部で左右のポケット空間
に分離し、この左右のポケット空間に芳香剤を収納し、
一方、中央起立部の内部空間に小便器周囲の臭気を排出
する排臭ダクトを形成したことにより、間仕切装置の内
部空間を、中央部分の排臭ダクトと、上側左右のポケッ
ト空間(芳香剤を収納)との3つに区画したので、間仕
切装置に排臭ダクト及び芳香剤を目立たないように内蔵
することができ、小便器利用者の目障りにならず、美観
が優れる。
また、間仕切装置の両側に併設された各小便器周囲の臭
気を、単一の排臭ダクトで排出することができる。
更に、間仕切装置の両側にある各小便器の上部近くに、
小便器と隣接する各芳香剤から芳香を発するので、各小
便器に効果的に芳香を漂わせることができる。
更にまた、上側水平部の上面に蓋板を開閉自在に被せた
ことにより、蓋板を開けるだけで芳香剤の交換ができる
ので交換が容易であり、更に、蓋板を棚部として利用で
きるので、別異の棚を設ける必要がなく、手荷物等を安
定して載せることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図はトイレ
ルームの斜視図、第2図は配管ユニットの説明的縦断側
面図、第3図は間仕切の縦断側面図、第4図及び第5図
は第3図の4−4線及び5−5線断面図である。 尚図面中、8は小便器、13は間仕切装置、14は間仕切本
体、14aは中立起立部(下半部)、14eは上側水平部(上
部)、14hは側片、16は排臭ダクト、20は排臭口、21は
棚部をなす蓋板、23はポケット空間、24は芳香剤、25は
放香口である。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】並設された小便器間に、中空箱状の中央起
    立部と中空箱状の上側水平部とからなる、正面視略T型
    の間仕切装置を配設した小便器用間仕切装置において、
    前記上側水平部の内部空間を前記中央起立部で左右のポ
    ケット空間に分離し、この左右のポケット空間に芳香剤
    を収納し、一方、前記中央起立部の内部空間に前記小便
    器周囲の臭気を排出する排臭ダクトを形成したことを特
    徴とする小便器用間仕切装置。
  2. 【請求項2】前記上側水平部の上面に蓋板を開閉自在に
    被せたことを特徴とする請求項1記載の小便器用間仕切
    装置。
JP1988079188U 1988-06-15 1988-06-15 小便器用間仕切装置 Expired - Lifetime JPH0728225Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988079188U JPH0728225Y2 (ja) 1988-06-15 1988-06-15 小便器用間仕切装置

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Publication Number Publication Date
JPH025465U JPH025465U (ja) 1990-01-16
JPH0728225Y2 true JPH0728225Y2 (ja) 1995-06-28

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ID=31304073

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101225856B1 (ko) * 2008-06-17 2013-01-23 가부시키가이샤 이구순도 재팬 알루미늄 캔의 분말화 방법 및 분말 제조장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5017674Y2 (ja) * 1971-03-13 1975-05-30
JPS5211891Y2 (ja) * 1972-10-04 1977-03-15
JPS5813837U (ja) * 1981-07-22 1983-01-28 株式会社日立製作所 移動式プレス装置

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JPH025465U (ja) 1990-01-16

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