JPH0116428Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0116428Y2 JPH0116428Y2 JP1983070980U JP7098083U JPH0116428Y2 JP H0116428 Y2 JPH0116428 Y2 JP H0116428Y2 JP 1983070980 U JP1983070980 U JP 1983070980U JP 7098083 U JP7098083 U JP 7098083U JP H0116428 Y2 JPH0116428 Y2 JP H0116428Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- storage
- storage furniture
- sliding
- main body
- fixing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、Ｂ輸送時及び屋内の通常の場所への
設置時には、通常の収納家具の外観及び大きさを
呈し、下り壁のある箇所への設置時には下り壁の
背後の有効利用を図るさせることができる収納家
具に関するもので、それ自体で収納家具を構成す
る収納家具本体部Ａの天部に開口部１１を設け、
該開口部１１内に、上下方向への取付け位置を調
整可能に嵌合固定した摺動収納部Ｂを備えてな
り、且つ上記摺動収納部Ｂは、上記収納家具本体
部Ａ内に完全に収納可能で少なくとも底部前方に
開口部２１を、又底部後方に棚部２２をそれぞれ
有している、収納家具を提供するものである。
設置時には、通常の収納家具の外観及び大きさを
呈し、下り壁のある箇所への設置時には下り壁の
背後の有効利用を図るさせることができる収納家
具に関するもので、それ自体で収納家具を構成す
る収納家具本体部Ａの天部に開口部１１を設け、
該開口部１１内に、上下方向への取付け位置を調
整可能に嵌合固定した摺動収納部Ｂを備えてな
り、且つ上記摺動収納部Ｂは、上記収納家具本体
部Ａ内に完全に収納可能で少なくとも底部前方に
開口部２１を、又底部後方に棚部２２をそれぞれ
有している、収納家具を提供するものである。
以下、本考案の収納家具を図面に示す一実施例
について説明する。
について説明する。
第１図〜第３図において、Ａは天部に開口部１
１を設けた収納家具本体部、Ｂは、少なくとも底
部前方に開口部２１を、又底部後方に棚部２２を
それぞれ設け且つ上記収納家具本体部Ａ内に完全
に収納可能な摺動収納部Ｂで、本考案の収納家具
は、上記開口部１１内に上記摺動収納部Ｂを上下
方向への取付け位置を調整可能に嵌合固定して構
成してある。
１を設けた収納家具本体部、Ｂは、少なくとも底
部前方に開口部２１を、又底部後方に棚部２２を
それぞれ設け且つ上記収納家具本体部Ａ内に完全
に収納可能な摺動収納部Ｂで、本考案の収納家具
は、上記開口部１１内に上記摺動収納部Ｂを上下
方向への取付け位置を調整可能に嵌合固定して構
成してある。
実施例について更に詳述すると、上記摺動収納
部Ｂは、上面板２６，背面板２７及び側面板２
３，２３を有しており、上記側面板２３，２３そ
れぞれにはその上部にビス止め用の孔２４，２４
を、又その下部にビス止め用縦長孔２５，２５を
それぞれ穿設してある。又、上記摺動収納部Ｂの
上記開口部２１にはハンガー掛棒２９を掛け渡し
てある。尚、上記摺動収納部Ｂは、第３図に示す
如く収納家具本体部Ａについて１個用いている
が、複数個用いても良く、例えば収納家具本体部
Ａの観音開き扉１４，１４の上方の天部に開口部
１１を２個設け、これらの開口部１１，１１にそ
れぞれ２個の摺動収納部Ｂを嵌合固定しても良
い。又、摺動収納部Ｂは前面板２８も有している
が、実施例の場合、設置時において摺動収納部Ｂ
が下り壁３の後方に位置し下り壁３によつて隠蔽
されるため、前面板２８は、小さくなしてある
が、省略することもできる。同様に、本考案にお
いては、上面板２６、背面板２７等を省略するこ
ともできる。
部Ｂは、上面板２６，背面板２７及び側面板２
３，２３を有しており、上記側面板２３，２３そ
れぞれにはその上部にビス止め用の孔２４，２４
を、又その下部にビス止め用縦長孔２５，２５を
それぞれ穿設してある。又、上記摺動収納部Ｂの
上記開口部２１にはハンガー掛棒２９を掛け渡し
てある。尚、上記摺動収納部Ｂは、第３図に示す
如く収納家具本体部Ａについて１個用いている
が、複数個用いても良く、例えば収納家具本体部
Ａの観音開き扉１４，１４の上方の天部に開口部
１１を２個設け、これらの開口部１１，１１にそ
れぞれ２個の摺動収納部Ｂを嵌合固定しても良
い。又、摺動収納部Ｂは前面板２８も有している
が、実施例の場合、設置時において摺動収納部Ｂ
が下り壁３の後方に位置し下り壁３によつて隠蔽
されるため、前面板２８は、小さくなしてある
が、省略することもできる。同様に、本考案にお
いては、上面板２６、背面板２７等を省略するこ
ともできる。
また、上記収納家具本体部Ａの両側面板１２，
１２にはそれぞれその上部にビス止め用螺合孔１
３，１３を穿設してあり、上記摺動収納部Ｂは、
上記ビス止め用の孔２４，２４と上記ビス止め用
螺合孔１３，１３とをビスで結合することによ
り、又上記ビス止め用縦長孔２５，２５と上記ビ
ス止め用螺合孔１３，１３とをビスで結合するこ
とにより上記収納家具本体部Ａの天部上に突出し
て嵌合固定されるようになしてある。又、上記観
音開き扉１４，１４の背面部には上記摺動収納部
Ｂの上下方向への摺動を阻害しないように網棚１
５，１５…を付設してある。
１２にはそれぞれその上部にビス止め用螺合孔１
３，１３を穿設してあり、上記摺動収納部Ｂは、
上記ビス止め用の孔２４，２４と上記ビス止め用
螺合孔１３，１３とをビスで結合することによ
り、又上記ビス止め用縦長孔２５，２５と上記ビ
ス止め用螺合孔１３，１３とをビスで結合するこ
とにより上記収納家具本体部Ａの天部上に突出し
て嵌合固定されるようになしてある。又、上記観
音開き扉１４，１４の背面部には上記摺動収納部
Ｂの上下方向への摺動を阻害しないように網棚１
５，１５…を付設してある。
本考案の収納家具は、上述の如く構成してある
ため、上記摺動収納部Ｂを上記収納家具本体部Ａ
内に収納状態で固定することにより、背丈を低く
して輸送を容易化することができ、且つ屋内の通
常の場所に設置した場合、外観上通常の収納家具
と同一の体裁（意匠）を呈し、下り壁のある場所
への設置時には上記摺動収納部Ｂを上記収納家具
本体部Ａの天部から上方へ突出させた状態で固定
するだけで背丈を高くしてその収納容量を増大さ
せることができると共に下り壁の背部の有効利用
を図ることができまた、上記摺動収納部Ｂには少
なくとも底部前方に開口部２１を、又底部後方に
棚部２２をそれぞれ設けてあるから、上記摺動収
納部Ｂを所謂天袋として使用することができる。
ため、上記摺動収納部Ｂを上記収納家具本体部Ａ
内に収納状態で固定することにより、背丈を低く
して輸送を容易化することができ、且つ屋内の通
常の場所に設置した場合、外観上通常の収納家具
と同一の体裁（意匠）を呈し、下り壁のある場所
への設置時には上記摺動収納部Ｂを上記収納家具
本体部Ａの天部から上方へ突出させた状態で固定
するだけで背丈を高くしてその収納容量を増大さ
せることができると共に下り壁の背部の有効利用
を図ることができまた、上記摺動収納部Ｂには少
なくとも底部前方に開口部２１を、又底部後方に
棚部２２をそれぞれ設けてあるから、上記摺動収
納部Ｂを所謂天袋として使用することができる。
尚、収納家具本体部Ａの下部には、ベツド収納
部Ｃを設けてあり、該ベツド収納部Ｃには、キヤ
スター４１，４１，…付きの移動基台部４と、収
納方向側と引出し方向側とに２分された固定ベツ
ド部５及び折畳ベツド部６とからなるベツドＤを
その横巾方向に出入自在に設けてあり、折畳ベツ
ド部６を、ベツド使用時に第１図に実線及び第２
図に二点鎖線で示す如く移動基台部４上に載置
し、ベツド不使用時に第２図に実線で示す如く起
立させて収納できるようになしてある。７は、固
定ベツド部５と折畳ベツド部６との上面部間に亘
つて屈曲可能に固定したマツト部である。
部Ｃを設けてあり、該ベツド収納部Ｃには、キヤ
スター４１，４１，…付きの移動基台部４と、収
納方向側と引出し方向側とに２分された固定ベツ
ド部５及び折畳ベツド部６とからなるベツドＤを
その横巾方向に出入自在に設けてあり、折畳ベツ
ド部６を、ベツド使用時に第１図に実線及び第２
図に二点鎖線で示す如く移動基台部４上に載置
し、ベツド不使用時に第２図に実線で示す如く起
立させて収納できるようになしてある。７は、固
定ベツド部５と折畳ベツド部６との上面部間に亘
つて屈曲可能に固定したマツト部である。
叙上の如く、本考案の収納家具は、収納家具本
体部Ａの天部に開口部１１を設け、該開口部１１
内に、摺動収納部Ｂを上下方向への取付け位置を
調整可能に嵌合固定してあり、且つ摺動収納部Ｂ
を収納家具本体部Ａ内に完全に収納可能になして
あるから、上記摺動収納部Ｂを上記収納家具本体
部Ａ内に収納状態で固定することにより、背丈を
低くして輸送を容易化することができ、且つ屋内
の通常の場所に設置した場合、外観上通常の収納
家具と同一の体裁（意匠）を呈し、下り壁のある
場所への設置時には上記摺動収納部Ｂを上記収納
家具本体部Ａの天部から上方へ突出させた状態で
固定するだけで背丈を高くしてその収納容量を増
大させることができると共に下り壁の背部の有効
利用を図ることができ、また、上記摺動収納部Ｂ
には少なくとも底部前方に開口部２１を、又底部
後方に棚部２２をそれぞれ設けてあるから、上記
摺動収納部Ｂを所謂天袋として使用することがで
きる等の実用的効果を奏するもので、特に、実施
例に示す如く下り壁のある箇所に設置された場
合、従来の収納家具の奏し得ない前述の如き効果
を奏する点に大きな特徴を有するものである。
体部Ａの天部に開口部１１を設け、該開口部１１
内に、摺動収納部Ｂを上下方向への取付け位置を
調整可能に嵌合固定してあり、且つ摺動収納部Ｂ
を収納家具本体部Ａ内に完全に収納可能になして
あるから、上記摺動収納部Ｂを上記収納家具本体
部Ａ内に収納状態で固定することにより、背丈を
低くして輸送を容易化することができ、且つ屋内
の通常の場所に設置した場合、外観上通常の収納
家具と同一の体裁（意匠）を呈し、下り壁のある
場所への設置時には上記摺動収納部Ｂを上記収納
家具本体部Ａの天部から上方へ突出させた状態で
固定するだけで背丈を高くしてその収納容量を増
大させることができると共に下り壁の背部の有効
利用を図ることができ、また、上記摺動収納部Ｂ
には少なくとも底部前方に開口部２１を、又底部
後方に棚部２２をそれぞれ設けてあるから、上記
摺動収納部Ｂを所謂天袋として使用することがで
きる等の実用的効果を奏するもので、特に、実施
例に示す如く下り壁のある箇所に設置された場
合、従来の収納家具の奏し得ない前述の如き効果
を奏する点に大きな特徴を有するものである。
第１図は本考案の一実施例の設置時の斜視図、
第２図はその縦断面図、第３図はその要部の分解
斜視図である。 Ａ……収納家具本体部、Ｂ……摺動収納部、１
１……開口部、２１……開口部、２２……棚部。
第２図はその縦断面図、第３図はその要部の分解
斜視図である。 Ａ……収納家具本体部、Ｂ……摺動収納部、１
１……開口部、２１……開口部、２２……棚部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) それ自体で収納家具を構成する収納家具本体
部Ａの天部に開口部１１を設け、該開口部１１
内に、上下方向への取付け位置を調整可能に嵌
合固定した摺動収納部Ｂを備えてなり、且つ上
記摺動収納部Ｂは、上記収納家具本体部Ａ内に
完全に収納可能で、少なくとも底部前方に開口
部２１を、又底部後方に棚部２２をそれぞれ有
している、収納家具。 (2) 摺動収納部Ｂがその両側端部に側面板２３，
２３を有しており、該側面板２３，２３それぞ
れにはその上部にビス止め用の孔２４，２４
を、又その下部にビス止め用縦長孔２５，２５
をそれぞれ穿設してあり、また、上記収納家具
本体部Ａの両側面板１２，１２にはそれぞれそ
の上部にビス止め用螺合孔１３，１３を穿設し
てあり、上記摺動収納部Ｂは、上記ビス止め用
の孔２４，２４と上記ビス止め用螺合孔１３，
１３とをビスで結合することにより上記収納家
具本体部Ａ内に完全に収納されて嵌合固定さ
れ、又上記ビス止め用縦長孔２５，２５と上記
ビス止め用螺合孔１３，１３とをビスで結合す
ることにより上記収納家具本体部Ａの天部上に
突出して嵌合固定されるようになしてある、実
用新案登録請求の範囲第(1)項記載の収納家具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7098083U JPS59177343U (ja) | 1983-05-12 | 1983-05-12 | 収納家具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7098083U JPS59177343U (ja) | 1983-05-12 | 1983-05-12 | 収納家具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59177343U JPS59177343U (ja) | 1984-11-27 |
| JPH0116428Y2 true JPH0116428Y2 (ja) | 1989-05-15 |
Family
ID=30201130
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7098083U Granted JPS59177343U (ja) | 1983-05-12 | 1983-05-12 | 収納家具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59177343U (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5236622B2 (ja) * | 1973-11-29 | 1977-09-17 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5236622U (ja) * | 1975-09-08 | 1977-03-15 | ||
| JPS5658339U (ja) * | 1979-10-13 | 1981-05-19 |
-
1983
- 1983-05-12 JP JP7098083U patent/JPS59177343U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5236622B2 (ja) * | 1973-11-29 | 1977-09-17 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59177343U (ja) | 1984-11-27 |
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