JP3114174U - 仏壇 - Google Patents

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Abstract

【課題】登高座の代わりに、通常、仏壇に保管されない仏具を収納して有効に利用できる仏壇を提供すること。
【解決手段】本体部と台座部とを有する仏壇において、台座部の敷台には、仏具収納体30を出入可能に配置する。仏具収納体30は、枠体31と、枠体31に着脱可能な中箱部32と、中箱部32に着脱可能な2個の凹状収納部33とを有している。第1の凹状収納部33Aには内敷16を収納し、第2の凹状収納部33Bには掛軸18を収納する。
【選択図】図5

Description

本考案は、仏壇に関し、さらに詳しくは、通常仏壇に収納されない仏具を収納して有効に利用できる仏壇に関する。
一般に、仏壇は、敷台・まくりを含む下部台座部と、宮殿・須弥段を載置する載置部及び前面を開閉可能なドアを有する上部本体部と、を備えて構成されている。下部台座部に配置されるまくりは、通常、開閉ドアを有して仏具を収納可能な収納部に形成されている。また、まくりの下方に配置された敷台には、図7に示すように、登高座41が出入可能に配置されている。
通常、この登高座41は、支持体42に畳43が敷設され、お坊様が着座するために使用されている。この登高座41は、敷台の開閉扉を外して容易に引き出せるように構成されている。
また、特許文献1では、図8に示すように、仏壇50の下部台座部51には日頃使用しない仏具を収納することもある。例えば、下部台座部51には、経机53を収納するための経机用引出し54が配置され、まくり55には、やや大きめの杢魚を収納する杢魚用スライドトレイ56あるいは霊供膳を収納するための霊供膳スライドトレイ57が配置されている。経机用引出し54は下部台座部51の部位に引き出し可能に配置され、杢魚用スライドトレイ56あるいは霊供膳スライドトレイ57はまくり55の部位に開閉扉58を介して配置されている。
実用新案登録第3066365号公報(9〜12頁、図1〜2参照)
しかし、お坊様が着用するための登高座41はほとんど使用されていないことが現状であり、そのために下部台座部には登高座の代わりに有効に使用できるものを配置することが要望されていた。また、特許文献1に示されているような、下部台座部51に配置された経机用引出し54は、経机53を収納可能に形成されていることから、経机53だけでスペースととるばかりでなく、日頃使用しないものを収納することとなっていたから仏壇を有効利用しているものではなかった。そのため、普段使用しているもので仏壇と別に保管されているもの(例えば、敷物や掛軸等)を仏壇内に収納することによって、有効に利用できる仏壇として提供されることが望まれていた。
本考案は、上述の課題を解決するものであり、下部に各種の仏具を収納して有効に使用できる仏壇を提供することを目的とするものであり、そのために本考案に係る仏壇は、
請求項1記載の考案では、開閉可能な前面ドアを有するとともに内部に仏具を載置する仏具載置部を有する上部本体部と、前記上部本体部を支持する下部台座部とを備える仏壇であって、
前記台座部の下部には、引き出し可能に形成されるとともに、上下方向が開口された枠体と、前記枠体に嵌入される少なくとも2個の凹状収納部と、を有して各種の仏具を収納可能に形成された仏具収納体が配置され、前記凹状収納部が前記枠体に対して着脱可能に配置されていることを特徴とするものである。
請求項2記載の考案では、前記仏具収納体には、枠体と前記凹状収納部との間に、前記凹状収納部を内嵌する中箱部が配置されていることを特徴としている。
請求項3記載の考案では、一方の凹状収納部には、内敷が収納されることを特徴としている。
請求項4記載の考案では、他方の凹状収納部には、掛軸が収納されることを特徴としている。
本考案に係る仏壇では、請求項1記載の考案によれば、仏壇の下部には、各種の仏具が収納された仏具収納体が配置されている。収納される仏具は、例えば、通常、仏壇に使用されるものであって、仏壇に収納されることなく他の別の場所に保管されるものであることから、これらの仏具を下部台座部に収納することによって仏壇として有効に使用することができる。また、仏具収納体の凹状収納部が、少なくとも2個以上配置され、枠体に対して着脱可能としていることから、各仏具の大きさに合わせた凹状収納部を予め用意しておくことによって、多種の仏具を収納できることとなり、現在使用されていない登高座の代わりに仏具収納体として有効に使用することができる。
請求項2記載の考案によれば、仏具を収納する凹状収納部は中箱部に嵌入可能に形成されるため、各種の仏具に合わせた大きさの凹状収納部に取り替えることができ、それによって多種類の仏具を収容できることとなる。また、中箱部に凹状収納部を嵌入しないで、畳を敷設することも可能となる。
この仏具が、例えば、請求項3記載のように前卓に敷設されている内敷、あるいは、請求項4記載の掛軸であれば、仏具を上部本体部に載置する際に、即座に取り出すことができるとともに、凹状収納部が収納される仏具の大きさに合わせて形成されていることから、収納する際にも仏具を収納しやすくまた損傷させにくい。
次に、本考案の仏壇の一形態を図面に基づいて説明する。実施形態で使用する仏壇は、白木仏壇における「小仏三方開御坊用」で説明するものとする。また、各部の名称も名古屋仏壇で使用されているもので説明するものとする。
図1は、仏壇1の正面斜視図を示すものであり、実施形態の仏壇1は、上部本体部(以下、本体部という。)10と下部台座部(以下、台座部という。)20とを有して構成されている。本体部10は、天井壁11、左右両側壁12、12、背壁13に囲まれるとともに、前面上部に「差桝14」に装着した「桝間彫141」を備えて内部が中空状に形成された仏具載置部15が配置されている。仏具載置部15には「内敷16を敷設した前卓17」、背壁13に掛けられた「掛軸18」等の仏具が配置されている。
台座部20は、本体部10を支持するように配置され、「敷台21」と、「下台輪22」と「台輪23」とを有し、「下台輪22」と「台輪23」との間に「まくり24」が形成され内部に仏具を収納可能に構成されている。「敷台21」には、中央部に箱状の仏具収納体30が出入可能に配置されている。
実施形態の仏具収納体30は、図2〜4に示すように、上下方向が開口する枠体31と、枠体31内に収納可能に形成される有底状の中箱部32と、中箱部32内に収納可能に形成される凹状収納部(以下、凹状収納箱という。)33と、を有して構成されている。
枠体31は、中空状内部の周りに4辺を連接して矩形枠状に形成する枠体本体部311と、枠体本体部311の下部内周面に全周にわたって内方に突出する支持片312とを有して形成されている。支持片312は、全周にわたって形成されるものでなくても、中箱部32を支持できるものであれば一部に形成されものであってもよい。
中箱部32は、仏具収納体30の出入方向に沿って内部を分断する1箇所の仕切り板321を形成することによって、第1の中箱収納部322Aと第2の中箱収納部322Bを形成している。第1の中箱収納部322Aには第1の凹状収納箱32Aが嵌入され、第2の中箱収納部322Bには第2の凹状収納箱33Bが嵌入される。なお、この中箱部32の仕切り板321を着脱可能に形成すれば、例えば、仕切り板321を取り外して、従来の畳を敷設して登高座として使用することもできる。
なお、中箱部32が枠体31に嵌入された状態では、中箱部32の上面は、枠体本体部311の上面より低い位置にあり,中箱部32の第1の中箱収納部322Aの上面に第1の蓋部34Aが載置され、第2の中箱収納部322Bの上面に第2の蓋部34Bが載置されることによって、第1の蓋部34A及び第2の蓋部34Bの上面が、枠体本体部311の上面と略一致する。
実施形態における凹状収納箱33のうち、第1の凹状収納箱33Aは、第2の凹状収納箱33Bに比べて幅広に形成され、実施形態では、図5に示すように、前卓17に敷設される内敷16が収納され、第2の凹状収納箱33Bは細長状に形成されて、実施形態では掛軸18が収納される。内敷16と掛軸18とは、仏壇1を使用する際に、常時配置されるものであって、仏壇1を使用しない状態では、通常、仏壇1内には保管されずに別の場所に保管されていたものである。
なお、凹状収納箱33には、内敷16、掛軸18以外に、通常、仏壇1以外の場所に保管される仏具を収納することができる。その場合には、収納する仏具に合わせた凹状収納箱33を適宜の大きさに形成するとともに、その凹状収納箱33に合わせて、中箱部32の仕切り板321の位置を配置すればよい。
次に上記のように構成された仏壇1の登高座25に仏具を収納したり取り出したりする作用について説明する。
仏壇1を使用する際、上部本体部10の仏具載置部15に、各種の仏具を載置する。この際、前卓17には内敷16が掛けられ、背壁13には掛軸18が掛けられる。内敷16と掛軸18とは、敷台21に収納されていることから、敷台21の開閉扉を取り外した後、図6に示すように、仏具収納体30を引き出す。仏具収納体30の上面には第1の蓋部34Aと第2の蓋部34Bが取り付けられていることから、第1の蓋部34Aを取り外した後、内敷16を取り出し、第2の蓋部34Bを取り出した後、掛軸18を取り出す。そして所定の場所に、それぞれ内敷16と掛軸18とを掛けることとなる。
また、内敷16及び掛軸18を収納する場合には、上記と逆の作用を行うこととなる。
上述のように、実施形態の仏壇1では、従来の登高座の代わりに内敷16と掛軸18とを収納する仏具収納体30を引き出し可能に配置することから、常時使用する仏具であって仏壇とは別の場所に保管されていた仏具を、仏壇に収納できることとなって、下部台座部20を有効利用することができることとなる。
また、仏具収納体30が、枠体31と中箱部32と凹状収納箱33とを有して構成され、中箱部32が枠体31に着脱可能に配置され、また、凹状収納部33が中箱部32に対して着脱可能に配置されることによって、内敷16や掛軸18のほかに普段仏壇と別に保管されている仏具を収納することもできる。
なお、本考案の仏壇は上記の形態に限定するものではない。例えば、仏具収納体30の中箱部32に形成する仕切り板321を2箇所以上に形成して、中箱収納部322を3以上に形成することができる。この場合、中箱収納部322に嵌入する凹状収納箱33は、さらに細かい仏具を収納することができる。
また、中箱部32の仕切り板を削除して、複数の収納部を有する1個の凹状収納箱を中箱部32に嵌入するようにしてもよい。
本考案の一形態による仏壇を示す正面から見た斜視図である。 仏壇収納部を示す平面図である。 図2におけるIII−III断面図である。 図2の仏壇収納部の分解斜視図である。 仏壇収納部に内敷と掛軸を収納した状態を示す斜視図である。 仏壇収納部を引き出す状態を示す斜視図である。 従来の登高座を示す斜視図である。 従来の仏壇の下台を示す斜視図である。
符号の説明
1、仏壇
10、本体部
15、仏具載置部
16、内敷
17、前卓
18、掛軸
20、台座部
25、登高座
30、仏壇収納部
31、枠体
32、中箱部
322A、第1の中箱収納部
322B、第2の中箱収納部
33、凹状収納箱
33A、第1の凹状収納箱
33B、第2の凹状収納箱

Claims (4)

  1. 開閉可能な前面ドアを有するとともに内部に仏具を載置する仏具載置部を有する上部本体部と、前記上部本体部を支持する下部台座部とを備える仏壇であって、
    前記下部台座部の下部には、引き出し可能に形成されるとともに、上下方向が開口された枠体と、前記枠体に嵌入される少なくとも2個の凹状収納部と、を有して各種の仏具を収納可能に形成された仏具収納体が配置され、前記凹状収納部が前記枠体に対して着脱可能に配置されていることを特徴とする仏壇。
  2. 前記仏具収納体には、枠体と前記凹状収納部との間に、前記凹状収納部を内嵌する中箱部が配置されていることを特徴とする請求項1記載の仏壇。
  3. 一方の凹状収納部には、内敷が収納されることを特徴とする請求項1又は2記載の仏壇。
  4. 他方の凹状収納部には、掛軸が収納されることを特徴とする請求項1,2又は3記載の仏壇。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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