JPS6337987Y2 - - Google Patents

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JPS6337987Y2
JPS6337987Y2 JP1982120559U JP12055982U JPS6337987Y2 JP S6337987 Y2 JPS6337987 Y2 JP S6337987Y2 JP 1982120559 U JP1982120559 U JP 1982120559U JP 12055982 U JP12055982 U JP 12055982U JP S6337987 Y2 JPS6337987 Y2 JP S6337987Y2
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JP
Japan
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box
lid
dolls
outer box
boxes
Prior art date
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JP1982120559U
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English (en)
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JPS5926693U (ja
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Publication of JPS6337987Y2 publication Critical patent/JPS6337987Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、人形一式を収納できるとともに該人
形一式を飾る飾り台としても機能する人形用収納
箱兼飾り台に関する。
周知の通り、人形の保管或いは運搬時には、人
形一式を一つの箱に入れて行われるのが一般的で
ある。またこれら人形を家庭等で飾りつける場
合、例えば桃の節句の雛人形を飾る場合等には、
この人形一式の他にも雛飾り用の台を別途必要と
していた。
このように、桃の節句や端午の節句等その特定
の季節にのみ毎年飾る人形は勿論のこと、季節に
関係なく年中飾つておける人形であつても、これ
ら人形の収納用の箱と装飾用の飾り台とを各別に
必要とすることは不経済である。更に、人形の使
用不使用に関係なく、箱と飾り台の家庭内での保
管スペースの面においても不利である。特に人形
の使用時には収納用の箱が空となるが、この空箱
も保管しておかなければならないので、家庭内の
生活空間の有効利用を図る上で極めて不都合であ
る。かかる不具合を解消するべく、例えば実公昭
55−41270号公報或いは実開昭57−32091号公報に
記載の考案のように、収納用の箱と装飾用の飾り
台とを兼用するように構成したものもある。
しかしながら、前者にあつては構造が複雑にな
り製作性、使用性において不利であるとともに、
収納箱としての使用時に人形、小物等を単に一ま
とめにして箱内に収納することから、人形、小物
同士の接触による破損が生じる等の不具合があつ
た。
また、後者にあつては装飾用の飾り台として2
段の飾り台としかならないことから見栄えに劣る
とともに、収納用の箱としての使用時及び装飾用
の飾り台としての使用時のいずれの場合にあつて
も、スペースの有効利用を図れないという不具合
があつた。
本考案はかかる従来の実状に着目してなされた
もので、複数個の中箱とこれらを収納する一対の
外箱と蓋とを構成し、これら箱体に人形一式を収
納する機能と、該これら複数の箱体を適宜組合せ
ることにより人形一式の飾り台としての機能とを
併せ持たせるとともに、いずれの場合であつても
スペースを有効利用でき、かつ収納時に人形、小
物等の接触破損を可及的に未然に防止することに
より、もつて上記従来の欠点を解消しようとする
ものである。
以下に本考案にかかる一実施例を添付図面に基
づいて詳細に説明する。
図において、収納箱本体1は、上面が開口する
直方体状の外箱2と、この外箱2に対応し該外箱
2の上端部に着脱自由に被冠する蓋3とから成
り、この蓋3と外箱2との嵌合時にそれぞれの外
側面が略面一になるように、外箱2の上面開口端
部が全周に亘つて内側に向けてクランク状に折曲
形成されている。また、この本体1内には一壁が
開口された直方体状の例えば2個の中箱4,4′
が出し入れ自由に収納されている。
そして、これら収納箱を構成する外箱2と蓋3
及び中箱4,4′は、第3図及び第4図に示すよ
うな寸法に形成されている。即ち、それぞれの側
壁の高さ関係は、蓋3の高さh3と中箱4,4′の
高さh4とは略同寸法で、かつ該それぞれの高さ
h3,h4は外箱2の高さh2の略1/3の寸法である。
またそれぞれの横幅の関係は、外箱2の幅w2
蓋3の幅w3とは略同寸法で、かつ該それぞれの
幅w2,w3は中箱4,4′の幅w4の略2倍の寸法
である。更にそれぞれの奥行の関係は、外箱2の
奥行d2と蓋3の奥行d3とは略同寸法で、かつ該そ
れぞれの奥行d2,d3は中箱4,4′の奥行d4の略
2倍の寸法である。
かかる構成によると、収納箱本体1に人形一式
を保管しようとするときには、中箱4,4′とと
もにこれら人形一式を本体1内に収納して1つの
収納箱として使用できる。
このとき、特に中箱4,4′の一壁が開口して
いることから、この中箱4,4′に壊れ易い人形
或いはその付属品等の小物を収納して後にこの中
箱4,4′を外箱2内に収納できるので、人形、
小物等が他の人形、小物と接触して破損したり、
或いは下の方に収納した人形、小物が上の方に収
納した他の人形、小物等の重さによつて損傷する
ことを未然に防止できる。ここで、中箱4,4′
は、人形等を収納した後にその開口面を上、下或
いは横に向けて良く、時々に応じて任意にその向
きを決めることができる。
また、この中箱4,4′の外箱2内での配置位
置を任意に選択することによつて、本体1内スペ
ースを間仕切る機能も果たすので、人形、小物同
士の接触をより効果的に防止することもできる。
さらに、この収納箱本体1は、蓋3と外箱2と
の嵌合部においてもその外側面が面一となるの
で、この本体1の家庭内等での収納時にも余分な
スペースをとることがないとともに、見栄えも良
く美観上に優れる。
また、本体1内から人形を取り出して該人形を
飾りつけようとするときには、この人形とともに
中箱4,4′を取り出し、第3図及び第4図に示
すように、外箱2の底壁を上に向けるように置
き、この外箱2の一側壁に蓋3の一側壁が接する
ように蓋3を置き、さらに該蓋3の上に外箱2の
一側壁と中箱4,4′のそれぞれの一側壁とが接
するように並べて載置することにより、三段の飾
り台として使用できる。
このとき、上記の如く外箱2、蓋3、中箱4,
4′の寸法を特定しているので、上段、中段、下
段の高さ間隔が略等寸法になるとともに、両側面
が各段とも略面一に構成されるので、単純に箱等
を重ねたものと異なりあたかも飾り付け用の台と
してはじめから一体的に形成されたようにさえ見
え、外観上優れる。このため、外箱2や蓋3等を
統一した色調或いは例えば木目等をも統一する工
夫を懲らせば、さらに美観が高まることは明らか
である。
このように本実施例にかかる収納箱を用いれ
ば、人形の保管しておきたいときは1つの収納箱
として使用できるとともに、人形を並べて飾りつ
けたいときは複数の箱体を極めて容易に組合わせ
て三段の飾り台として使用することができるの
で、従来のような人形用収納箱の他にスチール又
は木製の飾り台を別途必要とすることがない。従
つて極めて経済的であるとともに、家庭内のスペ
ースを有効に活用でき便利である。
尚上記実施例では、飾り台として使用するとき
に単純に三段の飾り台とする構成としたが、これ
に限らず例えば第5図及び第6図に示すように、
その組合せ方法を変えることにより変則的な三段
の飾り台として幅広く応用できることは勿論であ
る。即ち、第5図に示すものは、外箱2と蓋3は
上記実施例と同様の配置であるが、中箱4を横置
きから縦置きとしかつ他の中箱4′を中段から下
段に配置した例であり、また第6図に示すもの
は、中箱4,4′を重ねて一方の中箱4のみを中
段として使用する場合の例で、それぞれ展示場所
等の変化にともなつて人形の配列を変えることが
でき、相応の趣を醸し出せる効果もある。
以上説明したように本考案によれば、所定寸法
の外箱と蓋とで箱体を構成し、かつ該箱体に収納
可能な複数個の中箱とによつて、人形の収納箱と
しての機能と、これらそれぞれの箱体の組合せに
よる人形の飾り台としての機能と、を併せ持つた
人形収納箱兼飾り台を提供できるので、収納箱と
飾り台とをそれぞれ各別に必要とせず、経済的で
あるとともに美観にも優れ、家庭内の生活空間を
非常に有効に活用することもできる。しかも、中
箱の本体内への収納を、壊れ易い人形、小物等を
まず中箱に収納して後にこれを行うこともできる
ので、人形、小物等同士の接触による損傷を未然
に防止できる効果もある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案にかかる人形用収納箱兼飾り台の
一実施例を示し、第1図は収納箱の斜視図、第2
図は第1図の縦断面図、第3図はこの収納箱を飾
り台として使用する場合の一例を説明する斜視
図、第4図は第3図の縦断面図、第5図と第6図
はそれぞれ飾り台として使用する場合の異なる例
を説明する斜視図である。 1……本体、2……外箱、3……蓋、4,4′
……中箱、h2,h3,h4……高さ、w2,w3,w4
…幅、d2,d3,d4……奥行。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 人形一式を収納可能な収納箱であつて、上面が
    開口する直方体状の外箱と、下面が開口しこの外
    箱上面に着脱自由に被冠する直方体状の蓋と、前
    記外箱内に収納可能で一壁が開口する直方体状の
    複数個の中箱と、から成り、前記外箱と蓋とのそ
    れぞれの横幅と奥行は略同寸法であるとともに、
    この外箱の側壁の高さは蓋の側壁の高さの略3倍
    の寸法であり、かつ前記中箱の側壁の高さは蓋の
    側壁の高さと略同寸法であるとともに、この中箱
    の横幅は前記外箱及び蓋の横幅を中箱の数で略等
    分した寸法であり、またこの中箱の奥行は前記外
    箱及び蓋の奥行の略1/2の寸法であり、これら外
    箱と蓋と中箱との配列の組合せによつて人形用の
    飾り台を形成する構成としたことを特徴とする人
    形用収納箱兼飾り台。
JP12055982U 1982-08-10 1982-08-10 人形用収納箱兼飾り台 Granted JPS5926693U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12055982U JPS5926693U (ja) 1982-08-10 1982-08-10 人形用収納箱兼飾り台

Applications Claiming Priority (1)

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JP12055982U JPS5926693U (ja) 1982-08-10 1982-08-10 人形用収納箱兼飾り台

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5926693U JPS5926693U (ja) 1984-02-18
JPS6337987Y2 true JPS6337987Y2 (ja) 1988-10-06

Family

ID=30276263

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12055982U Granted JPS5926693U (ja) 1982-08-10 1982-08-10 人形用収納箱兼飾り台

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JP (1) JPS5926693U (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013180198A (ja) * 2012-07-23 2013-09-12 Kyugetsu Co Ltd 人形セット用収納ケース

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JPS5926693U (ja) 1984-02-18

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