JPH0753676Y2 - 雛人形等の収納・飾り台 - Google Patents

雛人形等の収納・飾り台

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JPH0753676Y2
JPH0753676Y2 JP1991099319U JP9931991U JPH0753676Y2 JP H0753676 Y2 JPH0753676 Y2 JP H0753676Y2 JP 1991099319 U JP1991099319 U JP 1991099319U JP 9931991 U JP9931991 U JP 9931991U JP H0753676 Y2 JPH0753676 Y2 JP H0753676Y2
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政雄 土山
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政雄 土山
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、雛人形等の収納・飾り
台に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、雛人形やその付属物、飾り台は、
それぞれ箱に収納して片づけるようにしている。雛人形
には、冠、太刀、太鼓、扇、笛などの小道具をそれぞれ
持たせるが、各小道具は雛人形から分離して別個に収納
していた。また、屏風や雪洞等の雛道具においても、そ
れぞれ別個に収納していた。さらに、雛道具を飾る雛壇
としては、組み立て式のものが知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上述するように、雛人
形、小道具、雛道具等はそれぞれ箱に収納しているが、
箱の数が多く、どの箱に、どの雛人形等を収納するか分
からず困ってしまう。また、雛人形等を飾り付けるにも
困難である。また、従来、雛人形等が収納された箱が多
く存在するため、住宅事情のよくない現状においては多
くの箱を収納するスペースを確保することは困難であ
る。一方、雛人形を飾る際には、まず雛壇を組み立て、
続いて雛人形に小道具を持たせたり帽子を被せたりする
が、どの人形にどの帽子やどの小道具を持たせるのか迷
ってしまい、飾りつけに極めて多くの時間を要すること
となる。そこで、本考案は、雛壇および雛人形等を収納
できるとともに、収納状態でそのまま部屋の家具として
置くことができる雛人形等の収納・飾り台を提供するこ
とを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本考案は次の構成を備える。すなわち、直方体状の
箱体に形成した収納体の上面に脱着自在に蓋体を設け、
前記収納体内の空間を仕切り板によって上下に分割し
て、仕切り板の上部空間を太刀、冠などの小道具をつけ
た雛人形等を収納する収納空間とし、前記仕切り板の下
部空間を、前記収納体に雛段を形成するための組み付け
用の材料を個別に分解して収納する収納空間とすると共
に、前記組み付け用の材料として、組み付け時には当接
面を互いに凹凸嵌合により組み合わせ前記収納体の長手
方向の幅寸法よりも長寸となる一体の板状にし、前記収
納体の上面に載置して雛段の上段となる台板を構成する
複数の板体と、前記収納体の両側面に収納体の側面に平
行に前方に突出させて組み付ける段側板と、長手方向の
端面を凹凸嵌合により組み合わせ前記台板と略同じ長さ
の一体の板状にし、前記段側板の上端間に掛け渡すよう
に載置する複数の棚板と、当接面を凹凸嵌合して一体の
板状にし、前記棚板の前端縁の下面に上端面を凹凸嵌合
させ、前記段側板および棚板の前面に取り付ける下段前
板を構成する複数の板体とを備えることを特徴とする。
【0005】
【作用】収納体内に、太刀、冠などの小道具を付けた状
態の雛人形等と、収納体に組み付けて雛段を形成するた
めの材料を分解して収納する。雛人形を飾る際には、収
納体内から雛人形と組み付け用の材料を取り出し、台
板、段側板、棚板、下段前板等を組み合わせて雛段を形
成し、雛人形を飾りつける。台板、棚板は分解して収納
してある複数の板体を凹凸嵌合等によって一体に組み合
わせて使用する。台板、棚板等は複数の板体を組み合わ
せることにより収納体よりも幅広の雛段を形成して雛人
形等を飾ることができる。
【0006】
【実施例】以下、本考案の好適な実施例について添付図
面に基づいて詳細に説明する。図1は雛人形等の収納体
の断面図、図2は側面部分断面図である。全体符号10
は収納体である。収納体10は直方体形状であり、四方
の側面板12a、12b、12c、12dおよび底面板
13により構成されている。収納体10の上面は開放さ
れた開口10aが形成されており、この開口10aは蓋
体14で閉鎖可能である。この蓋体14の上面には、把
手(図示せず)が設けられている。なお、開口10aの
四角には、蓋体14が収納体10内に落下するのを防止
するために、平面L字状のストッパ16・・・が設けら
れている。
【0007】また、収納体10の内部は仕切り板18に
より上下に仕切られている。仕切り板18で仕切られた
上部空間10Aには、太刀、冠などの小道具を付けた状
態の雛人形が収納され、下部空間10Bには雛壇用の材
料等が収納される。このため、上部空間10Aと下部空
間10Bとは、高さが2:1で上部空間10Aが大きく
確保されている。この上部空間10Aには、太刀、冠な
どの小道具を付けた状態の雛人形等を収納することがで
きる。下部空間10Bは、図1の右端を垂直の仕切り体
19により仕切り、雛壇用材料の収納部11aと雑収納
部11bとに区画されている。なお、この仕切り板18
は、側面板12b、12dの内壁面に突出する支持片2
0・・・により支持されている。また、仕切り板18の
中央部分には2つの透孔18a、18aが穿設されてお
り、この透孔18a、18aに指を入れて仕切り板18
を引き上げるようにするものである。
【0008】下部空間10Bに収納された雛壇用の材料
は、収納体10に組付け固定することにより、雛壇を構
成するものである。ここで、図3および図4を参照して
雛壇をその材料とともに説明する。なお、本実施例の雛
壇は2段式のものである。収納体10から雛人形等を取
り出し、上面を蓋体14で覆う。この状態で上面に台板
24を載せる。台板24は、4枚の板体を組み合わせた
ものである。前側の板体26a、26bと後側の板体2
8a、28bとは、図3に示すように、接合する側面に
嵌合するための凸条と凹条が形成されている。また、前
側の板体26a、26b、および後側の板体28a、2
8bは、それぞれ接合する側面を突起と穴とにより連結
可能である。台板24の前端縁部24aは前方に若干突
出し、この突出部の裏面に凹溝24bが形成されてい
る。
【0009】一方、収納体10の側面板12b、12d
には、段側板30、30を蝶ネジにより固定可能であ
る。段側板30、30は、収納体10の前方に突出して
いる。この段側板30、30に棚板32が掛け渡されて
いる。棚板32は、雛壇用材料の収納部11aに入る長
さの2枚の棚板材33a、33bにより構成され、当接
する一方の端面に形成された突起と、他方の端面に形成
された穴とを嵌合して形成されている。また、棚板32
の前端縁部32aは前方に若干突出し、この突出部の裏
面に凹溝32bが形成されている。
【0010】前記台板24の前端縁部24a下面の凹溝
24bに、上段前板34の上端縁が嵌合している。そし
て、上段前板34の下端は、棚板32上の載った状態で
ある。この上段前板34は2つの板体34a、34bの
当接面の突起と穴とを嵌合して形成されている。また、
棚板32の前端縁部32a裏面の凹溝32bに、下段前
板36の上端縁が嵌合している。そして、下段前板36
の下端は、床面に接しいる。この下段前板36は3つの
板体36a、36b、36cの各当接面に形成された突
起と穴とを嵌合して形成されている。
【0011】上述するように形成された雛壇の台板24
上には、屏風を配置するとともに、男雛や女雛(親王)
を載せる親王台を配置し、男雛や女雛を載せる。そし
て、棚板32上には、三人官女等を配置する。一方、雛
人形等を収納するには、先ず、雛壇上の雛人形等を降ろ
し、雛壇を分解する。そして、収納体10の蓋体14を
外すとともに、透孔18a、18aに指を入れて仕切り
板18を引き上げる。そして、下部空間10Bに、雛壇
用の材料としての台板24(前側の板体26a、26
b、後側の板体28a、28b)、段側板30、30、
棚板32(棚板材33a、33b)、上段前板34(板
体34a、34b)、下段前板36(板体36a、36
b、36c)等を収納し、仕切り板18を収納体10内
に落とし込む。続いて、仕切り板18の上に、太刀、冠
などの小道具を付けた状態の雛人形をそのまま収納す
る。最後に、収納体10に蓋体14を被せる。上述する
ように雛人形等を収納した収納体10は、そのまま部屋
に置き、収納体10の上に装飾品を置くようにしても良
い。
【0012】上記実施例では、2段式の雛壇について説
明したが、3段の場合も同様である。例えば、収納体1
0の側面板12b、12dに取り付ける段側板30、3
0を側面階段状とし、2枚の棚板32、32を階段状に
配置して掛け渡すようにすれば良い。以上本考案の好適
な実施例を挙げて種々説明したが、本考案は上記実施例
に限定されるものでなく、考案の精神を逸脱しない範囲
内で多くの改変を施し得ることはもちろんである。
【0013】
【考案の効果】本考案に係る雛人形等の収納・飾り台は
上述するように構成したことによって、雛人形等と雛段
をつくるための組み付け用の材料が収納体内にコンパク
トに収納することができる。また、雛人形等を収納した
状態で部屋の家具としても使用することができる。ま
た、雛段は収納体内に分解して収納した部材を組み合わ
せて形成するようにしたことから、組み立てが容易であ
るとともに見栄えのよい大きさの雛段が形成でき雛人形
等の飾りつけが好適にできる等の著効を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る収納体の部分断面正面図である。
【図2】本考案に係る収納体の部分断面側面図である。
【図3】雛壇の部分断面側面図である。
【図4】雛壇の正面図である。
【符号の説明】
10 収納体 14 蓋体 18 仕切り板 20 支持片 24 台板 30 段側板 32 棚板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直方体状の箱体に形成した収納体の上面
    脱着自在に蓋体を設け、 前記収納体内の空間を仕切り板によって上下に分割し
    て、仕切り板の上部空間を太刀、冠などの小道具をつけ
    た雛人形等を収納する収納空間とし、前記仕切り板の下
    部空間を、前記収納体に雛段を形成するための組み付け
    用の材料を個別に分解して収納する収納空間とすると共
    に、 前記組み付け用の材料として、 組み付け時には当接面を互いに凹凸嵌合により組み合わ
    せ前記収納体の長手方向の幅寸法よりも長寸となる一体
    の板状にし、前記収納体の上面に載置して雛段の上段と
    なる台板を構成する複数の板体と、 前記収納体の両側面に収納体の側面に平行に前方に突出
    させて組み付ける段側板と、 長手方向の端面を凹凸嵌合により組み合わせ前記台板と
    略同じ長さの一体の板状にし、前記段側板の上端間に掛
    け渡すように載置する複数の棚板と、 当接面を凹凸嵌合して一体の板状にし、前記棚板の前端
    縁の下面に上端面を凹凸嵌合させ、前記段側板および棚
    板の前面に取り付ける下段前板を構成する複数の板体と
    を備える ことを特徴とする雛人形等の収納・飾り台。
JP1991099319U 1991-11-05 1991-11-05 雛人形等の収納・飾り台 Expired - Lifetime JPH0753676Y2 (ja)

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JPH0539592U JPH0539592U (ja) 1993-05-28
JPH0753676Y2 true JPH0753676Y2 (ja) 1995-12-13

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60178124A (ja) * 1984-02-23 1985-09-12 Okura Yusoki Co Ltd パレツト荷積み装置
JPS6129356U (ja) * 1984-07-25 1986-02-21 京セラミタ株式会社 静電写真複写機

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JPH0539592U (ja) 1993-05-28

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