JP3109554U - 人形飾りセット - Google Patents

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株式会社晃月人形
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Abstract

【課題】非使用時の保管性に優れ、使用時には人形を含めた装飾品を載置するための一体化された大きなスペースを容易に形成することのできる人形飾りセットを提供する。
【解決手段】人形4A〜4Gを含む装飾品が収められるケース本体2とケース本体の上端開口部2Aを塞ぐ上蓋3とから成る収納ケース1を飾り台とし、上蓋3上に装飾品を載置して飾る構成とされる人形飾りセットである。上蓋3とは別に装飾品を載置するための棚板5を備え、ケース本体2の外壁部には棚板5を着脱自在にして水平状に支持する棚受けが固設される。特に、棚受け上に配した棚板5は、装飾品を載置する領域を残してその内側縁が上蓋3により上方から押え付けられる。
【選択図】図1

Description

本考案は、上巳や端午の節句などに用いられる人形飾りセットに係わり、特に非使用時の保管性に優れ、使用に際しては派手やかな飾り付けを行うことのできる人形飾りセットに関する。
一般に、女児のある家では三月三日の節句に雛壇を作って内裏雛をはじめとする雛人形などを飾り、男児のある家では五月五日の節句に兜人形などを飾るが、それら人形を含めた装飾品の種類や飾り台の形態は多種多様である。
例えば、飾り台としての雛壇は一段だけのものから複数段のものまで存在し、雛壇に飾る装飾品では内裏雛をはじめとする雛人形のほか、屏風、雪洞、供え物を載せる膳など様々なものが知られる。尚、雛壇をはじめとする飾り台の多くは板材などから成る組立式であり、非使用時には分解して小さく纏めることができる。
然し、従来から知られる雛壇その他の飾り台によれば、多数の部品から構成されるために組立/分解作業が煩わしく時間が掛かるという欠点があった。又、分解した飾り台のほか、雛人形などの装飾品は、段ボール箱などに個別に収納して保管しているため出し入れが煩わしく、しかも個別収納であるために保管中において装飾品の一部が紛失してしまうことも多い。
そこで、雛人形を含めた装飾品一式を所定のケースに収納可能としながら、そのケースを装飾品の飾り台として兼用できるようにした人形飾りセットを先に開発し、これを実用に供してきた(例えば、特許文献1)。
登録実用新案第3049713号公報
上記の特許文献1に開示される人形飾りセットは、ケースが装飾品の収納兼飾り台として用いられることから、非使用時の保管性に優れ、使用時には装飾品の飾り付け作業を容易に行えるとして一般に広く賞用されているが、人形を含めた装飾品はケースの上蓋上に配されるだけなので、7段飾りをはじめとする従来の大型品に比べて見劣りするという問題があった。
このため、飾り台を成すケースの前方に、これと別体の台を配して該台上にも装飾品を載置できるようにしたものを提案しているが、係る台は複数段の棚板から構成されるために組立や分解に時間を要し、しかも使用に際してケースの前方に配置されるだけなのでケースと前方の台が互いに離間して体裁を損なってしまうことがあった。
本考案は以上のような事情に鑑みて成されたものであり、その目的は非使用時の保管性に優れ、使用時には人形を含めた装飾品を載置するための一体化された大きなスペースを容易に形成することのできる人形飾りセットを提供することにある。
本考案は上記目的を達成するため、人形を含む装飾品が収められるケース本体と該ケース本体の上端開口部を塞ぐ上蓋とから成る収納ケースを飾り台とし、前記上蓋上に装飾品を載置して飾る構成とされる人形飾りセットにおいて、前記上蓋とは別に装飾品を載置するための棚板を備え、前記ケース本体の外壁部には前記棚板を着脱自在にして水平状に支持する棚受けが固設され、その棚受け上に配した棚板が装飾品を載置する領域を残してその内側縁を前記上蓋により上方から押え付けられる構成としたことを特徴とする。
又、上記のような人形飾りセットにおいて、棚板が少なくとも二枚の板材をヒンジ金具で結合した折畳み可能な構造であり、これを折畳んでケース本体内に収納可能とされると共に、前記棚板の展開時にはその全長がケース本体の前面幅より大きくなるよう設定されることを特徴とする。
加えて、棚板がケース本体の前面より前方に張り出す前方領域とケース本体の両側面より側方に張り出す側方領域とを有する一方、棚受けは前記棚板の前方領域を支持する部分と側方領域を支持する部分を有することを特徴とする。
更に、収納ケースを包装する外装箱を備え、その外装箱は前記収納ケースを囲む4つの壁面部を有した外装箱本体と該外装箱本体の上端開口部を塞ぐ外装蓋とから成り、前記外装箱本体を形成する4つの壁面部のうち、少なくとも一つが前記外装蓋の取り外しにより開放可能となる扉板とされていることを特徴とする。
本考案に係る人形飾りセットによれば、ケース本体の外壁部に棚受けを固設していることから煩雑な組立作業を要せず、棚受け上に棚板を配するだけで装飾品を載置する大きなスペースを短時間で容易に形成することができる。
特に、棚受け上に配した棚板が装飾品を載置する領域を残してその内側縁を上蓋により上方から押え付けられる構成としたことから、ネジなどを用いることなく上蓋の重量で棚板をがたつき無く安定状態に保つことができる。
又、棚板を折畳んでケース本体内に収納できる構成としていることから、保管中に棚板が紛失してしまう虞が少なく、しかも棚板の展開時にはその全長がケース本体の前面幅より大きくなるよう設定されていることから、多数の装飾品を派手やかに飾り付けることができる。
加えて、棚受けが棚板の前方領域と側方領域を支持する部分を有していることから棚板の安定性が上がり、しかも収納ケースを保管する際などには棚板の側方領域を支持する棚受けの部分を把持してケース本体を容易に持ち上げることができる。
更に、収納ケースを包装する外装箱を備えることから、収納ケースを傷付けずにその運搬や保管を行うことができ、しかも外装箱本体を形成する4つの壁面部のうち少なくとも一つが外装蓋の取り外しにより開放可能となる扉板とされていることから、収納ケースの出し入れを容易に行うことができる。
以下、本考案を図面に基づいて詳しく説明する。先ず、図1は本考案に係る人形飾りセットの使用態様を示す。図1において、1は桐や桧といった木材から形成される飾り台兼収納ケースであり、この収納ケース1(飾り台)は後述する装飾品などを収納可能とする容積を有した四角形状のケース本体2と、その上端に嵌合して該ケース本体の上端開口部を塞ぐ着脱自在な上蓋3とで構成される。特に、ケース本体2と上蓋3の外表面には漆などによる塗装が施され、上蓋3上には五体の人形4A〜4Eをはじめとする種々の装飾品が載置される。
一方、5は所定の高さ位置に配される着脱自在な棚板であり、この棚板5も桐や桧を素材としてその表面に漆などによる塗装が施される。特に、係る棚板5上にも二体の人形4F,4Gをはじめとする装飾品が載置される構成としてある。
ここで、上記の装飾品は、本例において内裏雛人形4A,4Bを含む七体の人形4A〜4Gのほか、上蓋3上に配置される屏風4H、雪洞4J、桃の花4K(造花)、欄干4L、上蓋3と棚板5との間に掛け渡される階段4M、並びにケース本体2の前方に配置される料理箱4Nなどから構成される。
そして、その種の装飾品は使用に際して図1のように飾り台を構成する上蓋3、並びに棚板5の上などに載置され、使用後には棚板5及び人形4A〜4Gを含む装飾品の一式をケース本体2内に収納して押入れなどに一まとめにして保管することのできる構成とされる。
図2は以上のような飾り台を構成する収納ケースの保管時の状態であり、図3には飾り台の斜視分解図を示す。これらの図で明らかなように、ケース本体2の外壁部には鍔状の棚受け6が設けられる。棚受け6は棚板5を所定の高さ位置で着脱自在にして水平状に支持するものであるが、本例において係る棚受け6は、ケース本体2の前面と両側面と背面との上部位置に連続して固設され、ケース本体2の上端開口部2Aを上蓋3で塞いだときに該上蓋の下端面が図2のように棚受け6により支持されると共に、その棚受け6の両側部分を把持してケース本体2を容易に持ち上げ得るようにしてある。
一方、係る棚受け6により支持される棚板5は、L字形をした二枚の板材5A,5Bを図示せぬヒンジ金具で結合することにより、図4のように二枚の板材5A,5Bの接合部分において2つに折畳み可能な構成とされる。
そして、係る棚板5は二つに折畳んでケース本体2内に収納することができ、これを展開したときには全体としてコ字形となり、その全長Lがケース本体2の前面幅より大きくなるようにしてある。
特に、棚板5はケース本体3の前面より張り出す前方領域51と、ケース本体2の両側面より側方に張り出す側方領域52,52とを有し、それら前方領域51と側方領域52が棚受け6により支持され、この状態でケース本体2に上蓋3を嵌合することにより、図5、図6に示す如く棚板5が前方領域51に装飾品を載置する領域を残し、その内側縁(図3のハッチング部分)を上蓋3により上方から押え付けられて棚受け6との間に挟持されるようにしてある。
このため、棚板5はがたつき無く安定し、前方領域51に装飾品を載置した場合でも傾くことなく水平状態を保つことができる。
尚、棚受け6はケース本体2の外壁部においてその各面に連続して設けることに限らず、これをケース本体2の両側面中央部のみに固設してもよく、この場合でも係る棚受け6を把手としてケース本体2を容易に持ち上げることが可能である。
又、本例において、棚板5はコ字形に展開する構成としたが、これを方形枠状に展開する構成にしてケース本体2の背面側にも装飾品を載置する領域を確保することが可能となる。更に、図示例では、棚板5の側方領域52が前方領域51に対して幅狭とされているが、側方領域52を幅広にして該側方領域にも装飾品を載置することが可能となる。
次に、図7において、7は上記のような収納ケース1を包装する外装箱(外装用段ボール箱)であり、この外装箱7は外装箱本体8とその上端開口部8Aを塞ぐ外装蓋9とで構成される。外装箱本体8は、矩形の底面部81とその周縁より立ち上がる4つの壁面部82,83,84,85とで形成され、その各壁面部82〜85により収納ケース1が四方を囲まれる構成とされる。
特に、本例によれば、外装箱本体8の前面側の壁面部82と両側面側の壁面部83,84とが交わる稜線部分を切断することにより、前面を成す壁面部82が扉板として底面部81と交わる稜線部分を中心に開閉動作を行うようにしてある。
そして、扉板を成す壁面部82は外装箱本体8から外装蓋9を取り外すことにより開放を許容され、この状態では収納ケース1を前後移動させるだけでその出し入れを容易に行うことができ、壁面部82を起立状態に閉鎖して外装箱本体8の上端に外装蓋9を嵌合したときには係る壁面部82の開放が規制されるようになっている。
このような外装箱7によれば、収納ケース1に傷を付けることなくその運搬や保管を好適に行うことができ、収納ケース1の使用時や使用後にはこれを外装箱7にて容易に包装することができる。
尚、壁面部82は、壁面部83と交わる稜線部分及び底面部81と交わる稜線部分を切断することにより、壁面部84と交わる稜線部分を中心に開閉動作するようにしてもよい。又、壁面部82に限らず、壁面部82〜85の何れか一つ、又はそれら全てを上記のような扉板とするにしてもよい。
以上、本考案に係る人形飾りセットについて説明したが、装飾品は雛人形を含んだものに限らず、雛人形に代えて兜人形などを用いてもよい。
本考案に係る人形飾りセットの使用態様を示す斜視図 飾り台を構成する収納ケースの斜視図 飾り台の斜視分解図 棚板を折畳んだ状態を示す斜視図 収納ケースを飾り台とした状態を示す斜視図 飾り台の断面図 外装箱を示す斜視図
符号の説明
1 収納ケース
2 ケース本体
3 上蓋
4A〜4G 人形(装飾品)
4H 屏風(装飾品)
4J 雪洞(装飾品)
4K 桃の花(装飾品)
4L 欄干(装飾品)
4M 階段(装飾品)
5 棚板
6 棚受け
7 外装箱
8 外装箱本体
82〜85 壁面部
9 外装蓋

Claims (4)

  1. 人形を含む装飾品が収められるケース本体と該ケース本体の上端開口部を塞ぐ上蓋とから成る収納ケースを飾り台とし、前記上蓋上に装飾品を載置して飾る構成とされる人形飾りセットにおいて、前記上蓋とは別に装飾品を載置するための棚板を備え、前記ケース本体の外壁部には前記棚板を着脱自在にして水平状に支持する棚受けが固設され、その棚受け上に配した棚板が装飾品を載置する領域を残してその内側縁を前記上蓋により上方から押え付けられる構成としたことを特徴とする人形飾りセット。
  2. 棚板が少なくとも二枚の板材をヒンジ金具で結合した折畳み可能な構造であり、これを折畳んでケース本体内に収納可能とされると共に、前記棚板の展開時にはその全長がケース本体の前面幅より大きくなるよう設定されることを特徴とする請求項1記載の人形飾りセット。
  3. 棚板がケース本体の前面より前方に張り出す前方領域とケース本体の両側面より側方に張り出す側方領域とを有する一方、棚受けは前記棚板の前方領域を支持する部分と側方領域を支持する部分を有することを特徴とする請求項1又は2記載の人形飾りセット。
  4. 収納ケースを包装する外装箱を備え、その外装箱は前記収納ケースを囲む4つの壁面部を有した外装箱本体と該外装箱本体の上端開口部を塞ぐ外装蓋とから成り、前記外装箱本体を形成する4つの壁面部のうち、少なくとも一つが前記外装蓋の取り外しにより開放可能となる扉板とされていることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の人形飾りセット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR200497240Y1 (ko) * 2022-09-02 2023-09-08 신성한 피규어 장식용 거치장치

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