JP3106574U - 収納家具 - Google Patents

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Abstract

【課題】
人等が乗って使用する際に、踏み台が動かないよう止めることできるようにした、踏み台を備える収納家具を提供する。
【解決手段】
食器棚Sは、下部に引き出し可能な踏み台2を有し、踏み台2の下側には、接地体3と、車輪4と、接地体3と協働して踏み台にかかる荷重を分散する架設支持部材27と、踏み台2を円滑に出し入れできるようにするスライドレール28を有している。車輪4は、床面側に付勢され踏み台2の出し入れの際には床面と接しており、接地体3および架設支持部材27は、踏み台2の出し入れの際は床面から浮いている。踏み台2に荷重がかかったときは、付勢力に抗して踏み台2が下がり、接地体3は床面と接し、スライドレール28は荷重がかかった方向に撓み、架設支持部材27は食器棚本体1の底板14と接してそれぞれ荷重を受けると共に踏み台2が動かないよう止める。
【選択図】 図1

Description

本考案は、引き出し可能に収納されている踏み台を有する収納家具に関する。更に詳しくは、人等が乗って使用する際に踏み台が動かないよう止めることできるようにしたものに関する。
例えば、近年の食器棚は、収納量を多くするため高さを高くしたものが主流であり、床から天板までが2mを超えるものも珍しくない。しかしながら、上部側の収納部に収納したものは手が届かないので出し入れし難く、そのためこの収納部に収納した食器等は使われなくなりやすい。
特許文献1には、食器棚ではないが、高所にある棚への物品の出し入れがし易くできる、踏み台を具有する踏み台付き書庫ユニットが開示されている。この書庫ユニットは、引き出し可能に内蔵してある踏み台を備えている。
実開平5−34931号公報
しかし、上記した書庫ユニットには、次のような課題があった。
書庫ユニットが備える踏み台にはキャスターが設けてあり、引き出して出し入れし易いようにしてある。しかし、踏み台には、乗ったときに動かないように止める機能が備えられていなかった。そのため、乗って棚上の物品を出し入れしているときに、不意に踏み台が動いてしまい転倒するような危険があった。
本考案の目的は、乗って使用する際に踏み台が動かないよう止めることができ、安全性の向上を図った、収納家具を提供することにある。
上記目的を達成するために本考案が講じた手段は次のとおりである。
第1の考案にあっては、
下部に引き出し可能に収納されている踏み台を有し、当該踏み台は、引き出したとき又は踏み台に荷重がかかったときに動かないような手段を有していることを特徴とする、
収納家具である。
第2の考案にあっては、
下部に引き出し可能に収納されている踏み台を有し、
当該踏み台の下側には、支持体と、踏み台の出し入れを助ける車輪を有しており、
当該支持体は、踏み台の出し入れの際は設置面から浮いており、上記踏み台を引き出したとき又は踏み台に荷重がかかったときに設置面と接して、上記踏み台が動かないよう止めることを特徴とする、
収納家具である。
第3の考案にあっては、
下部に引き出し可能に収納されている踏み台を有し、
当該踏み台の下側には、支持体と、踏み台の出し入れを助ける車輪と、支持体と協働して踏み台にかかる荷重を分散する分散体を有し、
上記車輪は、設置面側に付勢され踏み台の出し入れの際には設置面と接しており、
上記支持体および分散体は、踏み台の出し入れの際は設置面から浮いており、
上記踏み台に荷重がかかったときは、上記付勢力に抗して踏み台が下がり、支持体は設置面と接し、分散体は家具の荷重受部と接してそれぞれ荷重を受けると共に上記踏み台が動かないよう止めることを特徴とする、
収納家具である。
第4の考案にあっては、
下部に引き出し可能に収納されている踏み台を有し、
当該踏み台の下側には、支持体と、踏み台の出し入れを助ける車輪と、支持体と協働して踏み台にかかる荷重を分散する分散体と、踏み台を円滑に出し入れできるようにする伸縮可能なスライドレールを有し、
上記車輪は、設置面側に付勢され踏み台の出し入れの際には設置面と接しており、
上記支持体および分散体は、踏み台の出し入れの際は設置面から浮いており、
上記踏み台に荷重がかかったときは、上記付勢力に抗して踏み台が下がり、支持体は設置面と接し、スライドレールは荷重がかかった方向に撓み、分散体は家具の荷重受部と接してそれぞれ荷重を受けると共に上記踏み台が動かないよう止めることを特徴とする、
収納家具である。
第5の考案にあっては、
引き戸を備えた収納部を有する食器棚を構成することを特徴とする、
第1,第2,第3または第4の考案に係る収納家具である。
「引き出したときに動かないような手段」としては、例えば、引き出したときに嵌合する溝や段部等、種々のものを挙げることができる。
また、「踏み台に荷重がかかったときに動かないような手段」としては、例えば、踏み台を下降させることで車輪に上方から力をかけ、これにより車輪の回転が止まるようにしたもの等を挙げることができる。
「設置面」としては、例えば、床面があるが、これに限定するものではない。
本考案に係る収納家具としては、例えば、食器棚、リビングボード、飾り棚、書棚、下駄箱、箪笥類等を挙げることができる。
収納部は、引き戸や開き戸を設けて構成したものを用いることもできる。
(作 用)
本考案に係る収納家具に設けた踏み台は、引き出したとき又は踏み台に荷重がかかったときに動かないよう止まる。
本考案に係る収納家具に設けた踏み台のうち、下側に支持体と車輪を備えるようにしたものは、引き出したとき又は踏み台に荷重がかかったときに、支持体が設置面と接して動かないよう止まる。
本考案に係る収納家具に設けた踏み台のうち、下側に支持体と車輪と分散体を備えるようにしたものは、踏み台に荷重がかかったとき、付勢力に抗して踏み台が下がり、支持体が設置面と接し、分散体が家具の荷重受部と接して、それぞれ荷重を受けると共に動かないよう止まる。
本考案に係る収納家具に設けた踏み台のうち、下側に支持体と車輪と分散体とスライドレールを備えるようにしたものは、スライドレールにより踏み台が円滑に引き出される。また、踏み台に荷重がかかったときは、付勢力に抗して踏み台が下がり、支持体が設置面と接し、スライドレールが荷重がかかった方向に撓み、分散体が家具の荷重受部と接して、それぞれ荷重を受けると共に動かないよう止まる。
本考案は上記構成を備え、次の効果を有する。
(a)本考案によれば、踏み台を引き出したとき又は踏み台に荷重がかかったときに動かないよう止めることができるので、収納家具の上部に収納したもの等の出し入れが安全にできる。
(b)本考案のうちスライドレールを備えるようにしたものは、スライドレールにより踏み台を円滑に引き出すことを可能にすると共に、踏み台に荷重がかかったときは、当該踏み台を動かないよう止めることができる。従って、使い易い。
本考案の実施の形態を図面に基づき更に詳細に説明する。
図1は本考案に係る収納家具の第1の実施の形態を示しており、踏み台を引き出した状態の斜視説明図、
図2は図1に示す収納家具を底面側からみた状態の拡大斜視説明図、
図3は踏み台を食器棚本体内に収納した状態を示す要部拡大断面図、
図4は踏み台を食器棚本体から引き出した状態を示す要部拡大断面図、
図5は引き出した踏み台に人が乗った状態を示す要部拡大断面図である。
符号S1は収納家具である食器棚を示している。食器棚S1は、上部収納部10、載置部11、小物収納部12、下部収納部13を有する食器棚本体1を備えている。食器棚本体1の上部収納部10と下部収納部13は、前面に引き戸100,130を設けて構成されている。また、小物収納部12は手前に引き出せるよう構成されている。食器棚本体1の下部側には、食器棚本体1の横幅と略同じ長さの横幅を有する踏み台2が、手前に引き出し可能(食器棚本体1に出し入れ可能)に内蔵してある。
踏み台2の構成について説明する。
踏み台2は、化粧板20,前板21、側板22、後板23、底板24、踏み板25を組み合わせて、内部に収納部26を有するよう構成された箱状の引き出し構造を有している。収納部26の内部には仕切板260が設けてある。
踏み台2を構成する前板21と仕切板260は、上面が後板23よりも高さがやや低くなるよう設定してある。また、後板23の上部には段部230が形成してあり、この段部230の下側の面は上記した前板21や仕切板260の上面と同じ高さになるよう設定してある。
踏み板25は、食器棚本体1の半分程度の横幅を有しており、上記した前板21と仕切板260の上面と、後板23の段部230の下側の面上に乗せて、収納部26上に蓋のように被さって設けてある。
化粧板20の前面側には、引き出すときに手を掛けるための引掛部200が形成してある。
底板24の裏面の前側には、立方体形状を有し、設置面である床面と接地可能な支持体である接地体3が、横幅方向に所要間隔をあけて三箇所に設けてある(図2では一箇所しか見えない)。接地体3の下面は、床面に接地可能な面状の接地部30である。
各接地体3の両側方には、それぞれに車輪40,40が車輪ケース41に収納された状態で回転可能に設けてある。通常状態において接地体3と車輪40,40は、接地部30が車輪40,40の外径よりもやや内側となる高さの位置に設けられる位置関係を有するようにしてある(図3及び図4参照。つまり、通常状態で接地部30は床面と接しておらずやや浮いた状態になる)。
車輪40,40は弾性体である圧縮バネ(図示省略)を利用し、上方から所定以上の力をかけることによって圧縮バネを縮ませ、接地体3を下降させて接地部30が床面に接地できる(例えば、圧縮バネが略7〜8mm縮んだときに接地部30が床面に接地する)よう車輪ケース41に設けてある(図5参照)。
また、底板24の裏面には、接地体3と協働して踏み台2にかかる荷重を分散する分散体である架設支持部材27と、スライドレール28と、スライドレール28を所定の高さの位置に設けるための板状形状を有する位置調整部材29が設けてある。架設支持部材27とスライドレール28はそれぞれ隣り合って設けてあり(図2参照)、横幅方向において所要間隔をあけて三箇所に設けてある(図2では一箇所しか見えない)。
架設支持部材27は、踏み台2の底板24の前後方向の長さよりもやや長く、引き出したときに後端側270が底板14(後述)の上方まで延びるような板状形状を有している。この架設支持部材27は、踏み台2に人が乗って荷重がかかったときに下降して底板14と当接するので、上記した接地体3と共に荷重(重量)を支えるにたり得る板厚を備えている。
架設支持部材27は、後板23の下端の一部を切り欠き、先端を前板21の後面に当てた状態で所要位置を上記した切り欠きに嵌めて、後端側270が後板23から突出するよう底板24の裏面に密着させて取り付けてある(図3,図4,図5参照)。本実施の形態で架設支持部材27は、無垢の木材を使用したが、これは限定するものではなく、踏み台2に人が乗ったときの荷重を支えることができれば、例えば、金属や合成樹脂で形成することもできる。
スライドレール28は、三つのレール部材280,281,282を入子式に設けて伸縮可能に構成されたものを使用している。スライドレール28は、引き出して伸びた状態で荷重がかかり、架設支持部材27が下降して底板14と当接するとき、撓んで(湾曲して)弾性変形することが可能である。スライドレール28は、公知技術のものを使用したので、詳細な説明は省略する。
位置調整部材29は、スライドレール28を設ける箇所と対応する底板24の裏面に密着させて取り付けてある。この位置調整部材29は、スライドレール28を裏面に設けたときの厚みが、架設支持部材27よりやや厚くなる厚みを有するようしてある。この厚みによって、踏み台2を食器棚本体1内に、架設支持部材27が底板14と当たらず浮いた状態(例えば、略1〜2mmの隙間ができる状態)で収納することができる(図3.図4参照)。
食器棚本体1の底部側にあたる部分には、スライドレール28のレール部材282が固定される荷重受部である底板14が設けてある。底板14は、踏み台2に人が乗って荷重がかかったときに架設支持部材27が下降して後端側270が当接するので、この荷重(重量)を支えるにたり得る板厚を備えている。また、底板14は、レール部材282を上面に固定した状態で踏み台2を食器棚本体1内に収納したときに、架設支持部材27が底板14と当たらずやや浮いた状態(例えば、略1〜2mmの隙間ができる状態)となるよう設定できる位置に設けてある(図3参照)。
踏み台2は、入子状態で最も内側に配置される一端側のレール部材280を位置調整部材29に固定し、入子状態で最も外側に配置される他端側のレール部材282を食器棚本体1の底板14に固定して、スライドレール28が略水平方向にスライドできるよう取り付けてある。
(作 用)
図1ないし図5を参照して本実施の形態で示す食器棚S1の作用を説明する。
食器棚S1に設けた踏み台2は、化粧板20の引掛部200に手を掛けて手前に引くことで、架設支持部材27が底板14に当たらない(擦らない)状態でスライドレール28をスライドさせてスムーズに引き出すことができる(図3,図4参照)。
引き出した踏み台2は、上面に踏み板25が設けてあるので、この踏み板25上に乗ることができる。これにより例えば、上部収納部10に収納したものや、天板上に置いたもの等の出し入れがし易くなる。
踏み台2に人が乗ったときの作用を詳しく説明する。
踏み台2に乗ることにより車輪40,40に荷重がかかる。これにより圧縮バネが縮み、接地体3が下降して接地部30が床面に接地する(図5参照)。
踏み台2は、スライドレール28が略水平に伸びた状態で引き出されていたので、このように接地体3が床面に接地した状態になれば撓んだ(湾曲した)状態となり、更に、踏み台2は全体が下降するので、架設支持部材27の後端側270が底板14に乗って当接した状態になる。こうして踏み台2は、接地体3と底板14に当接した架設支持部材27の後端側270によって荷重が支えられた状態となる。
このように踏み台2は、人が乗る等して荷重が加えられることにより接地体3が接地し、更に底板14に当接した架設支持部材27によって支えられ、動かないよう止めた状態になるので、安全に上部収納部10に収納したものや、天板上に置いたもの等の出し入れができる。
食器棚本体1が備える上部収納部10や下部収納部13は、前面に引き戸100,130を備えて構成されているので、踏み台2に乗った場合でも戸の開閉が支障なくできる。これに対して例えば開き戸を備えたものでは、踏み台2に乗った状態では、戸の開閉時に体を反らしたり、一端踏み板2から降りたりすることがある。つまり、踏み台2を備えた収納家具では、開き戸よりも引き戸を有するものの方が使い勝手が良い。
また、例えば、下部収納部13や踏み台2内の収納部26等に食器等を収納等する場合では、食器を踏み板25上に一時的に置いたりして、踏み板25を食器の仮置き場として利用することができ、収納し易くなる。また、この場合では、収納するときに食器を直接床面に置くこともなくなるので、衛生面からも好ましい。
また、踏み板25は、前板21と仕切板260の上面、後板23の段部に乗せてあるだけなので着脱が簡単である。従って、例えば、上面に食器を乗せて運搬用のトレイとして使うこともできる。
本実施の形態において踏み板25は、所要の横幅を有し、横幅方向に移動可能なものを使用したが、踏み板は収納部26の全面に被るようなものを使用することもできる。
本実施の形態で踏み板は、容易に曲がったりしない無垢の一枚物を使用した。従って、乗ったときに不安を感じ難い。しかし、これは限定するものではなく、頑丈であり容易に曲がったりしないものであれば、例えば、合板を使用することもできるし、木材以外の金属、竹、合成樹脂等で形成されたものを使用することもできる。
本実施の形態で示す踏み台2では示していないが、例えば、踏み台は踏み板上に乗って圧縮バネが縮んだ状態のときに、踏み板の上面が水平になるようすることもできる。
本実施の形態で示す車輪40は、1個当たり約6kgの荷重がかかったときに接地部30が床面に接地できるよう設定してあるものを使用した。従って、踏み台2には車輪40が合計6箇所に設けてあるので、踏み台2の重量も含めて約36kg以上の荷重がかかれば接地部30は接地する。従って、例えば、子供が乗った場合でも、踏み台が動かないよう止めることができ安全性が高い。しかし、車輪において接地部が床面に接地するときの荷重は特に限定するものではなく、種々に設定可能である。また、車輪の数も特に限定するものではなく、例えば、横幅の短い踏み台であれば4箇所に設けることもできるし、また、長いものでは八箇所に設けることもできる。
また、本実施の形態で示す踏み台2には、食器棚本体1内に収納時において収納部26内に虫等が入り込まないような構造または処理が施してある。
図6は本考案に係る収納家具の第2の実施の形態を示しており、踏み台を引き出した状態の斜視説明図である。
なお、図1ないし図5において、上記図6で示したものと同一または同等箇所には同一の符号を付して示している。また、以下の説明において構造について上記で示した箇所と重複する説明は、必要な事項を除き省略する。
符号S2は収納家具を示している。食器棚S2は、上記した食器棚S1よりやや横幅の広い形状を有している。食器棚本体1aの下部側には、食器棚本体1aの横幅の略半分の横幅を有する踏み台2a、2aが、別々に手前に引き出し可能に二箇所に内蔵してある。
一方の踏み台2aの上部には、踏み板25aが設けてある。踏み板25aは収納部26aの全面に被る大きさに形成してある。踏み板25aは他方の踏み台2aの上部にも設けることができる。
各踏み台2aの前側には、車輪(図では見えない)が横幅方向に二箇所ずつ、合計四箇所に設けてある。
上記した実施の形態では踏み台2、2aの全体が下降することで、踏み台2、2a自体が動かず止めることができるようにしたものを示したが、これは限定するものではなく、例えば、踏み台が前板、側板、後板で枠組されており、この枠組の内部に設けたものの上に乗ることで、枠組は固定せずに乗ったものだけが動かないよう止めるようにしたものを採用することもできる。
(作 用)
図6を参照して本実施の形態で示す食器棚S2の作用を説明する。
なお、上記した食器棚S1と共通する構成により生じる同様の作用、効果については説明を省略し、相違する点についてのみ説明する。
食器棚S2に設けた踏み台2a、2a、別々に独立して引き出すことができる。従って、例えば、上部収納部10の片側に収納したものを出し入れする場合等では、一方の踏み台2aだけを引き出して使うことができる。
本明細書で使用している用語と表現は、あくまでも説明上のものであって、なんら限定的なものではなく、本明細書に記述された特徴およびその一部と等価の用語や表現を除外する意図はない。また、本考案の技術思想の範囲内で、種々の変形態様が可能であるということは言うまでもない。
本考案に係る収納家具の第1の実施の形態を示しており、踏み台を引き出した状態の斜視説明図。 図1に示す収納家具を底面側からみた状態の拡大斜視説明図。 踏み台を食器棚本体内に収納した状態を示す要部拡大断面図。 踏み台を食器棚本体から引き出した状態を示す要部拡大断面図。 引き出した踏み台に乗った状態を示す要部拡大断面図。 本考案に係る収納家具の第2の実施の形態を示しており、踏み台を引き出した状態の斜視説明図。
符号の説明
S1,S2 食器棚
1,1a 食器棚本体
10 上部収納部
100 引き戸
11 載置部
12 小物収納部
13 下部収納部
130 引き戸
14 底板
2,2a 踏み台
20 化粧板
200 引掛部
21 前板
22 側板
23 後板
24 底板
25,25a 踏み板
26,26a 収納部
260 仕切板
27 架設支持部材
28 スライドレール
280,281,282 レール部材
29 位置調整部材
3 接地体
30 接地部
40 車輪
41 車輪ケース

Claims (5)

  1. 下部に引き出し可能に収納されている踏み台を有し、当該踏み台は、引き出したとき又は踏み台に荷重がかかったときに動かないような手段を有していることを特徴とする、
    収納家具。
  2. 下部に引き出し可能に収納されている踏み台を有し、
    当該踏み台の下側には、支持体と、踏み台の出し入れを助ける車輪を有しており、
    当該支持体は、踏み台の出し入れの際は設置面から浮いており、上記踏み台を引き出したとき又は踏み台に荷重がかかったときに設置面と接して、上記踏み台が動かないよう止めることを特徴とする、
    収納家具。
  3. 下部に引き出し可能に収納されている踏み台を有し、
    当該踏み台の下側には、支持体と、踏み台の出し入れを助ける車輪と、支持体と協働して踏み台にかかる荷重を分散する分散体を有し、
    上記車輪は、設置面側に付勢され踏み台の出し入れの際には設置面と接しており、
    上記支持体および分散体は、踏み台の出し入れの際は設置面から浮いており、
    上記踏み台に荷重がかかったときは、上記付勢力に抗して踏み台が下がり、支持体は設置面と接し、分散体は家具の荷重受部と接してそれぞれ荷重を受けると共に上記踏み台が動かないよう止めることを特徴とする、
    収納家具。
  4. 下部に引き出し可能に収納されている踏み台を有し、
    当該踏み台の下側には、支持体と、踏み台の出し入れを助ける車輪と、支持体と協働して踏み台にかかる荷重を分散する分散体と、踏み台を円滑に出し入れできるようにする伸縮可能なスライドレールを有し、
    上記車輪は、設置面側に付勢され踏み台の出し入れの際には設置面と接しており、
    上記支持体および分散体は、踏み台の出し入れの際は設置面から浮いており、
    上記踏み台に荷重がかかったときは、上記付勢力に抗して踏み台が下がり、支持体は設置面と接し、スライドレールは荷重がかかった方向に撓み、分散体は家具の荷重受部と接してそれぞれ荷重を受けると共に上記踏み台が動かないよう止めることを特徴とする、
    収納家具。
  5. 引き戸を備えた収納部を有する食器棚を構成することを特徴とする、
    請求項1,2,3または4記載の収納家具。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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