JP2021535800A - 乗上げ台 - Google Patents

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Abstract

少なくとも1つの引出しガイドと、少なくとも1つの引出しガイドを家具本体に固定するための少なくとも1つの固定装置と、少なくとも1つの引出しガイドに接してまたは少なくとも1つの引出しガイドの上に配置されたかまたは配置可能な、乗上げ台用の支え装置とから成る構成体であって、構成体は、好ましくはばね装置を有する少なくとも1つの蓄力器を含み、蓄力器によって、支え装置に、重力に抗して作用する力を加えることができる、構成体。

Description

本発明は、請求項1の前提部の特徴を有する構成体に関する。
さらに、少なくとも1つのこのような構成体を備えた家具を提供することが望まれている。
乗上げ台を有していて、家具本体内にまたは家具本体に接して取り付けられる構成体は、すでに従来技術に属していて、独国特許出願公開第102016121274号明細書に示されている。
乗上げ台を有していてかつ家具本体内にまたは家具本体に接して可動に支承されているこのような構成体における問題は、引き出された状態における安定性がしばしば不足していることと、構成体の、荷重が加えられている状態での水平面の方向における意図しない移動に対する安定性とにある。家具本体からの乗上げ台の引き出し後に、乗上げ台のロックまたは固定はしばしば保証されておらず、このことは、人による乗上げ台の使用時に、危険な状況を発生させることがある。例えば、乗上げ台の上にいる人の体重移動時に、乗上げ台が引出し位置においてまたは引出し位置と押込み位置との間の位置において相応のロックを有していないと、乗上げ台は水平方向において移動するおそれがある。これにより、人は、乗上げ台から落下するおそれがある。さらに、別種の可動に支承された乗上げ台では、力は引出しレールまたは引出しガイドにだけ、さらには家具本体へと伝達されるので、引出しレールおよび家具本体は、これらの力に耐えることができるようにするために、極端に強くかつ中実に形成されていなくてはならない。この中実の構造形態は、スペースを無駄遣いし、さらに材料コストに基づいて高価である。乗上げ台の下に位置している床面に対して、例えば乗上げ台の脚またはスタンドに位置しているローラまたは滑り要素によって持続的な接続が成されている場合には、別の問題が発生する。このような問題は、乗上げ台の走出・走入を困難にし、さらに床面に沿った移動に基づいて望ましくない騒音を発生させることがあるかもしくはその下に位置しているフロアを損傷することがある。
本発明の課題は、前述した欠点を回避し、従来技術に比べて改善された構成体と、このような構成体を備えた、従来技術に比べて改善された家具とを提供することである。
この課題は、請求項1の特徴および請求項17の特徴によって解決される。
構成体が、好ましくはばね装置を有する少なくとも1つの蓄力器を含み、この蓄力器によって、支え装置に、重力に抗して作用する力を加えることができることによって、乗上げ台の上にいる人によって荷重が加えられている場合に、乗上げ台は、その下に位置している床面と直接的または間接的に接触するまで下降させられる。
これによって、乗上げ台は、引出しガイドを介して家具本体に支持されるだけではなく、乗上げ台の下に位置していて家具本体の下にある床面によっても支持される。
このような支持によって、乗上げ台の水平方向の移動は、乗上げ台にその上にいる人の重量によって荷重が加えられている限り、もはや不可能であることが達成される。乗上げ台の上にいる人が、乗上げ台から降りると、乗上げ台に対する荷重が消滅し、乗上げ台は、蓄力器によって再び持上げ位置に持ち上げられ、これによって、次いで、再び家具本体内にまたは家具内に収納することができる。このとき、乗上げ台自体は、もはやその下に位置している床面に接触しておらず、したがって、接触が存在しないことに基づいて、床面(例えば寄木張りのフロアまたはこれに類したもの)の損傷は回避されている。
少なくとも1つの引出しガイドが、支え装置に連結可能な台側レールを含み、少なくとも1つの蓄力器が、台側レールと支え装置との間において有効であるように配置されていると、蓄力器の力もしくは乗上げ台の上にいる人による力もまた、部分的に、その下に位置している少なくとも1つの引出しガイドに伝達される。このとき、蓄力器は、蓄力器が隠された領域もしくは効果的に機能することができる領域において作用する。さらに支え装置は乗上げ台をサポートし、かつ引出しガイドと一緒に、人による荷重に耐えることができる安定した構造を形成している。
少なくとも1つの引出しガイドが、互いに相対的に移動可能な少なくとも2つのレールを含み、少なくとも1つの蓄力器が、少なくとも2つのレールの間において有効であるように配置されていると、スペースを節減するコンパクトな構造が得られる。このとき、蓄力器は、隠された場所において機能し、このことは、構成体もしくは家具の好ましい外観を得るために役立つ。
このことは同様に、少なくとも1つの蓄力器が、少なくとも1つの引出しガイドを固定するための少なくとも1つの固定装置と家具本体との間において有効であるように配置されていることによっても達成することができる。
少なくとも1つの引出しガイドが、前側半分と、組付け状態において家具本体の背壁に隣接して配置可能な後側半分とを有し、少なくとも1つの蓄力器が、少なくとも1つの引出しガイドの前側半分内に配置されていると、蓄力器は正確に引出しガイドの領域に位置しており、この領域において、人も乗上げ台の走出された状態において立っている。このとき、人による力は、正確に、少なくとも1つの蓄力器も位置している領域において作用する。乗上げ台全体が持ち上げられる必要はなく、乗上げ台は単にその前側領域においてだけ、乗上げ台の不要時に持ち上がっており、かつ/または軽く上方旋回していれば、次いで、乗上げ台を家具本体内に押し込むことができるようにするのに十分である。
このことは例えば、構成体が、乗上げ台用の少なくとも1つの支承装置を有し、この少なくとも1つの支承装置が回動中心を提供し、この回動中心を中心にして乗上げ台が旋回可能であり、好ましくは、少なくとも1つの引出しガイドが、前側半分と、組付け状態において家具本体の背壁に隣接して配置可能な後側半分とを有し、少なくとも1つの支承装置が、少なくとも1つの引出しガイドの後側半分内に配置されていることによって達成される。このように構成されていると、乗上げ台は水平な旋回軸を介して後側半分の端部に支承されていて、前側半分の領域において蓄力器によって持上げることが可能である。これによって、乗上げ台は後側領域において可動に支承されているので、極めて数少ない蓄力器を使用するだけでよい。
支承装置によってまた、乗上げ台を不動に固定することも可能であり、これによって、乗上げ台は支え装置において移動できなくなる。
いわば、支承装置は支え装置における乗上げ台の可動の支承を引き受け、これに対して、少なくとも1つの蓄力器は、支え装置における乗上げ台の上昇・下降を可能にする。
支え装置が、乗上げ台を床面に支持するための少なくとも1つの支持装置を有し、この少なくとも1つの支持装置が、荷重が加えられていない状態において床面に対して形成された間隙を調整することができるようにするために、少なくとも部分的に長さ調整可能に形成されていると、乗上げ台に荷重が加えられている状態で(乗上げ台上に人がいる場合に)、少なくとも1つの支持装置が床面に載置されているかまたは床面に直接接触していることによって、床面に対する直接的な接触が生じる。
この支持装置が少なくとも部分的に長さ調整可能であると、形成された間隙を調整することもできる。このことは、例えば、家具本体における誤差、乗上げ台の構成体の構造における誤差または床面における誤差も補償することができるようにするために必要となる。
さらに、例えばフロアカーペットまたはこれに類したものの場合のように、床面は例えば幾分フレキシブルに形成されていてもよい。このように構成されていると、乗上げ台が走出または走入されるやいなや、フロアカーペットの繊維に接触しないようにまたはフロアカーペットを引き上げることがないようにするために、間隙を増大させることができる。フロアカーペットの繊維との接触またはフロアカーペットの引上げは、損傷を引き起こすおそれがある。例えばストラクチャリングされたフロアフリースの場合にも、同様にこの問題がある。間隙が極めて僅かな場合には、フリースの、接触を生ぜしめ得るまたは接触のおそれがある箇所は、フリースのこのような領域との接触または当接が生じ得るという可能性がある。
言い換えれば、支持装置の長さが調整可能であることによって、構成体は周囲の状況に適合可能である。さらに、少なくとも1つの支持装置の調整可能性によって、構成体を種々様々な家具にも取り付けることができる。
少なくとも1つの引出しガイドを家具本体に固定するための少なくとも1つの固定装置が、少なくとも1つの引出しガイドの一体の構成要素であり、好ましくは、少なくとも1つの引出しガイドが本体側レールを含み、この本体側レールに少なくとも1つの固定装置が形成されていると、家具本体に支え装置および/または乗上げ台を固定するための安定したシステムが得られ、しかも乗上げ台は水平方向に可動のままである。力は、少なくとも1つの引出しガイドの、本体側レールの形態の一体の構成要素を介して、家具本体に直接伝達される。これによって、構成体は、家具内に直接組み込まれていて、家具に不動に結合されており、このことは構成体の安定性において現れる。
構成体が、乗上げ台の、互いに反対側に位置している2つの側面に配置可能な少なくとも2つの引出しガイドを有すると、力は乗上げ台の使用時に、互いに反対側に位置している2つの側面に分割される。これによって、構成体においてまたは家具本体においても、捩れ力または曲げ力が発生せず、このことは、耐用寿命の長い安定したシステムを生ぜしめる。
支え装置が、少なくとも2つの引出しガイドに対して平行に配置されたかまたは配置可能な少なくとも1つのクロスビームを有し、かつ/または乗上げ台の2つの側面のそれぞれに、それぞれ少なくとも1つの蓄力器が配置されていると、乗上げ台の安定性がクロスビームによって高められ、かつ乗上げ台の均等な持上げが、互いに反対側に位置しているそれぞれ2つの蓄力器によって保証される。
構成体が、少なくとも2つの引出し用引出しガイドを含み、これらの少なくとも2つの引出し用引出しガイドが、乗上げ台用に設けられた少なくとも1つの引出しガイドの下に配置可能であるかまたは配置されており、少なくとも2つの引出し用引出しガイドが、乗上げ台の下に配置すべき引出しを家具本体に移動可能に支承するように形成されていると、その下またはその内部に位置している引出しを備えた乗上げ台から成る、スペースを節減したシステムが得られる。これによって、スペースの無駄遣いがなくなり、構成体の多目的利用が保証される。乗上げ台の下の領域は、収納スペースとして使用することができ、その下に位置している引出しは、乗上げ台とは無関係に開閉することができる。
構成体が、好ましくは少なくとも部分的に磁気的に形成された少なくとも1つの連結装置を有しており、この連結装置を介して、少なくとも2つの引出し用引出しガイドの移動が、乗上げ台用に設けられた少なくとも1つの引出しガイドの移動に少なくとも一時的に連結可能であると、引出しの引出し時に同時に乗上げ台の引出しをも行うことができる。このようなことが望まれていない場合には、単に連結装置の力だけが克服されればよく、これによって、乗上げ台は家具本体内に収納されたままであり、引出しだけが引き出される。連結装置を介してまた、引出しが、乗上げ台の引き出し時に誤って引き出されないことも保証され、ひいては、乗上げ台を使用する人が、乗上げ台から降りるときに引出しの上にまたは引出しの中に踏み込み、または引出しにつまずくおそれが発生しないことも保証される。
少なくとも1つの連結装置が、少なくとも1つの第1の連結部分と、この第1の連結部分に、好ましくは解離可能に結合可能なまたは結合された第2の連結部分とを含み、第1の連結部分が、乗上げ台の下に配置すべき引出しの前板に配置可能であり、第2の連結部分が、乗上げ台用の支え装置に、好ましくはこの支え装置の端面に配置可能であると、連結装置は、引出しおよび/または乗上げ台の押し込まれた状態において見えなくなる。引出しおよび/または乗上げ台は、前板によって覆われる。このことには、この連結装置に対する汚れを回避することができ、かつ連結装置の機能が常に維持されるという付加的な利点がある。
構成体が、乗上げ台を、家具本体内に配置された押込み位置から、乗上げ台が少なくとも部分的に家具本体の外側に配置された引出し位置に突き出すための少なくとも1つの突き出し装置を有し、好ましくは、この少なくとも1つの突き出し装置が、押込み方向に解除力を加えることによって解除可能であると、乗上げ台および/またはその下に位置している引出しの自動化された突き出しが可能である。また押込み位置への戻し機構も可能である。このことは、例えば、家具本体の領域にまたは構成体の領域に配置されている電子式または機械式の解除装置を介して行うことできる。またタッチラッチシステムによって、この解除装置ひいては突き出し装置を励起させることも考えられる。
乗上げ台の重量に由来する重力が、少なくとも1つの蓄力器に由来する反力によって相殺可能であり、この反力が、重力よりも大きいかまたは重力に等しいと、乗上げ台に荷重が加えられていない状態において、乗上げ台が常に持上げ状態にあり、ひいては、その下に位置している床面との接触が阻止されることが保証される。
乗上げ台の重量と、この乗上げ台の上にいる人またはこの乗上げ台の上にある物体の重量とに由来する重力が、少なくとも1つの蓄力器に由来する反力よりも高いと、乗上げ台を荷重によって下降させて、乗上げ台を所定の位置において固定することが保証される。これによって、人または物体による荷重が作用している場合に、水平面に沿った誤った移動が阻止される。
本発明の更なる詳細および利点については、図面の説明によって、図面に示された実施例を参照しながら以下において詳説する。
構成体の利用形態を示す図である。 構成体の利用形態を示す図である。 構成体の分解図である。 構成体を断面して示す斜視図である。 荷重が加えられていない状態でかつ押込み位置にある構成体を断面して示す側面図である。 図4に示された側面図の一部を拡大して示す詳細図である。 荷重が加えられている状態における、引出し位置にある構成体を示す図である。 荷重が加えられていない状態における、引出し位置にある構成体を示す図である。 構成体を支持するためのフレーム構造形態を示す図である。 乗上げ台の下における引出しを示す図である。 蓄力器を示す分解図である。 荷重が加えられている状態における蓄力器を示す図である。 荷重が加えられていない状態における蓄力器を示す図である。
図1aには、構成体1が、家具本体4内にまたは家具31内に完全に収納可能であり、これによって、家具31の使用時に邪魔にならないことが示されている。さらに図1aには、家具31の比較的高く設置された領域から何かを取り出そうとしている人が略示されている。
しかしながら、人は小さすぎるので、家具31に設けられている構成体1を、押込み位置から引出し位置に引き出している。
構成体1の引出しによって人は、図1bに示されるように、家具31の比較的高い領域に容易に達することが可能である。
図2には構成体1が分解図で示されている。構成体1は、支え装置5に支持されていてもまたは支え装置5によって構成されていてもよい乗上げ台6から成っている。
乗上げ台6および/または支え装置5は、2つの側面20,21を有しており、これらの側面20,21にはそれぞれ引出しガイド2が当て付けられている。
引出しガイド2は、主として本体側レール11と台側レール10とを有しており、本体側レール11と台側レール10とは、互いに移動可能に支承し合っている。本体側レール11には、家具本体4に引出しガイド2を固定するための固定装置3が位置している。
図2の実施例は、支え装置5が、乗上げ台6の下の領域にフレーム状に延在していて、乗上げ台6の下に位置している床面(図6参照)によって乗上げ台6を支持するための2つの支持装置17を有している構成を示している。両支持装置17は、調整要素38を介して高さ調整可能である。
乗上げ台6および/または支え装置5と引出しガイド2との間には、乗上げ台6を重力9に抗して持ち上げる少なくとも1つの蓄力器8が配設されている。この持上げは、例えば蓄力器8内に配置されたばね7によって行われる。ばね7の代わりに、ガス圧シリンダ、例えばゴム要素のようなエラストマ、または同等のものを使用することも可能である。
乗上げ台6の下には、引出し24が位置しており、この引出し24は、図2においては見えない別体の引出し用引出しガイド23に支承されている。この引出し24は、前側領域に前板28を有しており、この前板28は、乗上げ台6およびその下に位置している引出し24をも押込み状態において覆う。
乗上げ台6は、少なくとも1つの支承装置15を介して後側領域において支え装置5に結合されかつ支承されている。
図3には、構成体1の断面図が示されている。図3から分かるように、引出し24は、乗上げ台6の下側の領域に位置している。構成体1は、押込み位置において家具本体4内に位置している。構成体1全体は、前板28が押込み位置に位置すると、家具を見る側の前方に対して、前板28によって覆われることになる。
図4には、家具31の家具本体4内における引出し24および乗上げ台6の押込み位置が示されている。図4から分かるように、乗上げ台6は、その下に位置している支え装置5と共に、少なくとも1つの蓄力器8を介してその下に位置している床面18から持ち上がっており、これによって、支持装置17は、床面18に接触していない。これによって、間隙19が生じる。それというのは、反力Fは、乗上げ台6およびこの乗上げ台6に含まれていてかつ乗上げ台6に配置された構造群の重力9よりも大きいからである。
この状態において、乗上げ台6を移動させることなしに、引出し24だけを家具本体4から引き出すことが可能である。したがって、引出し24を、乗上げ台6とは無関係に使用することも可能である。
好ましくは内部に位置しているばね7を備えた蓄力器8は、実質的に引出しガイド2の前側半分12に位置している。後側半分14の後側領域には、支承装置15が位置しており、この支承装置15は、乗上げ台6を、回動中心16を中心にして水平に旋回可能に支承している。これによって、蓄力器8を介して、かつ蓄力器8に抗しても、支承装置15の回動中心16を中心にした乗上げ台6の水平旋回が得られる。言い換えれば、少なくとも1つの蓄力器8および回動中心16によって旋回機構が生ぜしめられる。
間隙19が極めて僅かであって、支持装置17が、乗上げ台6の引き出し時に例えば床面18に軽く接触する場合には、間隙19を調整要素38を介した調整によって拡大させることができる。調整要素38を介して、家具31、家具本体4、または床面18における誤差を補償することも可能である。
家具本体4の後側領域には、突き出し装置29が位置しており、この突き出し装置29は、引出し24および/または乗上げ台6の突き出しを自動化された形式で可能にする。言い換えれば、突き出し装置29は、引出し位置から押込み位置および押込み位置から引出し位置への乗上げ台6および/または引出し24の移動を、同時に行うことまたは互いに無関係に行うことができる。
引出し24は、引出しガイド23を介して家具本体4に連結されている。前板28と乗上げ台6または乗上げ台6に位置している支え装置5との間には、連結装置25が配置されており、この連結装置25は、引出し24と乗上げ台6との間の運動を連結することができる。
図5には、図4の一部が詳細図で示されており、この図5から分かるように、蓄力器8は、伸長した弛緩状態にある。これによって、蓄力器8は、乗上げ台6、およびその下に位置している支え装置5を、その下に位置している台側レール10から押し離しており、この台側レール10は、本体側レール11に沿って走行可能に支承されている。
前板28の背側の上側領域には、第1の連結部分26が位置しており、この第1の連結部分26は、第2の連結部分27との結合を生ぜしめることができる。第2の連結部分27は、支え装置5および/または乗上げ台6の端面側に位置している。これによって、例えば磁石によって形成されてよい連結装置25が構成されることになる。引出し24に引張り力が加えられて、引出し24が走出させられると、連結装置25を介して乗上げ台6も一緒に移動させられる。このことが望まれていない場合には、使用者は、連結装置25の力、好ましくは磁力を克服して、引出し24だけを走出させる。これに対して、乗上げ台6は家具本体4内において動かないままとなる。
図6には、例えば乗上げ台6の上にいる人によって荷重が加えられている状態における、乗上げ台6の引出し位置における構成体1が示されている。このとき、少なくとも1つの蓄力器8に由来する反力Fは克服され、乗上げ台6は、少なくとも1つの支持装置17を介して床面18に支持されている。
重力(構成体1の上に立っている人による荷重)によって生ぜしめられた、支持装置17と床面18との間における摩擦に基づいて、水平面内での乗上げ台6の望ましくない移動を阻止することができる。逆向きに作用する少なくとも1つの蓄力器8の反力Fに抗した、乗上げ台6およびその下に位置している支え装置5の移動によって、支承装置15の回動中心16を中心にした、乗上げ台6および/またはその下に位置している支え装置5の旋回が強制されている。乗上げ台6は、このとき、様々な領域において支持されている。一方では支持は、少なくとも1つの支持装置17に基づいて前側領域において行われ、後側領域において支持は、固定装置3を介して家具本体4に直接結合されている本体側レール11との接触に基づいて行われる。
乗上げ台6の位置とは無関係に、引出し24はいつでも押し込み・引き出しすることができる。この目的のために、引出しガイド2の引出し領域に対して相対的に大きな引出し領域を備えた引出し用引出しガイド23が選択される。この引出し用引出しガイド23は、乗上げ台6の引出し領域の長さだけを補償するのではなく、引出し24自体の押込み長さをも補償する必要がある。
しかしながら、また、引出し用引出しガイド23を家具本体4において支承させるのではなく、例えば支持装置17において支承させることも可能である。このようにすると、比較的短い引出し領域を備えた引出し用引出しガイド23を選択することが可能である。
図7には、引出し位置における、しかしながら、荷重が加えられていない状態における乗上げ台6が示されている。少なくとも1つの蓄力器8の反力Fは、いまや重力9に抗して作用し、乗上げ台6を持ち上げている。これによって、支持装置17は、床面18に対する接触を失い、間隙19が形成される。これによって、乗上げ台6を再び家具本体4内に収納することができる。
図8には、フレーム33により構成されている支え装置5が示されている。フレーム33は、主として、少なくとも1つのステー39をクロスビーム22に結合しているコーナコネクタ32から成っている。コーナコネクタ32には、少なくとも1つの支持装置17も位置しており、この支持装置17は、調整要素38を介して高さ調整可能である。
クロスビーム22のそばの領域には、少なくとも1つの蓄力器8が位置しており、この蓄力器8は、図8においては見えない乗上げ台6に接触していて、クロスビーム22の下に位置している、図8においては見えない引出しガイド2によって支持されている。
フレーム33として形成されている支え装置5は、その上に位置している乗上げ台6(図8においては見えない)に直接結合される。このことは、例えば、乗上げ台6とのコーナコネクタ32におけるねじ結合を介して行うことができる。乗上げ台6は、例えば木の板またはこれに類したものによって形成されている。支え装置5のフレーム構造によって、これにより、種々様々な乗上げ台6を支え装置5の上に固定することが可能である。これによって、家具31(図8においては見えない)への最適な適合が可能である。さらにフレーム33に基づくフレーム構造は、種々様々に選択されたステー39およびクロスビーム22に基づいて、種々様々な寸法の家具への適合も可能にする。
図9には、引き出された引出し24が概略的に示されており、このとき、乗上げ台6は、家具本体4内に押し込まれた状態に位置している。乗上げ台6は、付加的に同様にさらに引き出されてよく、このとき、引出し24の上側領域は覆われている。引出し用引出しガイドの引出し長さがどのような長さに選択されたかに応じて、引出し24は、乗上げ台6の引き出された状態においても更に引き出すことができる。
図10には、蓄力器8が分解図で示されている。この蓄力器8は、主として3つの部材から成っている。ばね7は、内側要素34と外側要素35との間に位置している。外側要素35は、先行図面において見えるように、乗上げ台6および/または乗上げ台6の下に位置している支え装置5に結合されている。内側要素34の下側部分は、引出しガイド2のレールによって支持されている。
蓄力器8は、その内側要素34に結合要素36を有しており、これらの結合要素36は、外側要素35における対応する結合開口37内に係合していて、これによって、ばね7の脱落を阻止している。この結合によってばね7に対して一定の予荷重を与えることもできる。
図11aには、荷重が加えられた状態における蓄力器8が示されている。図11aにおいて、蓄力器8の上に位置している乗上げ台6および乗上げ台6の上にいる人または乗上げ台6の上にある物体の重力は、蓄力器8に配置されたばね7のばね力Fよりも大きい。
図11bには、乗上げ台6から荷重が除去されていて、これによって、単に乗上げ台6の重力9だけが反力Fに抗して作用している状態が示されている。ばね7の反力Fは、重力9よりも大きいので、これによって、蓄力器8は部分的に弛緩している。
1 構成体
2 引出しガイド
3 固定装置
4 家具本体
5 支え装置
6 乗上げ台
7 ばね装置
8 蓄力器
9 重力
10 台側レール
11 本体側レール
12 前側半分
13 背壁
14 後側半分
15 支承装置
16 回動中心
17 支持装置
18 床面
19 間隙
20,21 側面
22 クロスビーム
23 引出し用引出しガイド
24 引出し
25 連結装置
26 第1の連結部分
27 第2の連結部分
28 前板
29 突き出し装置
30 解除力
31 家具
32 コーナコネクタ
33 フレーム
34 内側要素
35 外側要素
36 結合要素
37 結合開口
38 調整要素
39 ステー
F 反力
本発明は、請求項1の前提部の特徴を有する構成体に関する。
さらに、少なくとも1つのこのような構成体を備えた家具を提供することが望まれている。
乗上げ台を有していて、家具本体内にまたは家具本体に接して取り付けられる構成体は、すでに従来技術に属していて、独国特許出願公開第102016121274号明細書に示されている。
乗上げ台を有していてかつ家具本体内にまたは家具本体に接して可動に支承されているこのような構成体における問題は、引き出された状態における安定性がしばしば不足していることと、構成体の、荷重が加えられている状態での水平面の方向における意図しない移動に対する安定性とにある。家具本体からの乗上げ台の引き出し後に、乗上げ台のロックまたは固定はしばしば保証されておらず、このことは、人による乗上げ台の使用時に、危険な状況を発生させることがある。例えば、乗上げ台の上にいる人の体重移動時に、乗上げ台が引出し位置においてまたは引出し位置と押込み位置との間の位置において相応のロックを有していないと、乗上げ台は水平方向において移動するおそれがある。これにより、人は、乗上げ台から落下するおそれがある。
らに、別種の可動に支承された乗上げ台では、力は引出しレールまたは引出しガイドにだけ、さらには家具本体へと伝達されるので、引出しレールおよび家具本体は、これらの力に耐えることができるようにするために、極端に強くかつ中実に形成されていなくてはならない。この中実の構造形態は、スペースを無駄遣いし、さらに材料コストに基づいて高価である。乗上げ台の下に位置している床面に対して、例えば乗上げ台の脚またはスタンドに位置しているローラまたは滑り要素によって持続的な接続が成されている場合には、別の問題が発生する。このような問題は、乗上げ台の走出・走入を困難にし、さらに床面に沿った移動に基づいて望ましくない騒音を発生させることがあるかもしくはその下に位置しているフロアを損傷することがある。
本発明の課題は、前述した欠点を回避し、従来技術に比べて改善された構成体と、このような構成体を備えた、従来技術に比べて改善された家具とを提供することである。
この課題は、請求項1の特徴および請求項16の特徴によって解決される。
支え装置は、乗上げ台を床面に支持するための少なくとも1つの支持装置を有し、この少なくとも1つの支持装置は、荷重が加えられていない状態において床面に対して形成された間隙を調整することができるようにするために、少なくとも部分的に長さ調整可能に形成されていることによって、乗上げ台の上にいる人によって荷重が加えられている場合に、乗上げ台は、その下に位置している床面と少なくとも1つの支持装置を介して接触するまで下降させられる。
これによって、乗上げ台は、引出しガイドを介して家具本体に支持されるだけではなく、乗上げ台の下に位置していて家具本体の下にある床面によっても支持される。
このような支持によって、乗上げ台の水平方向の移動は、乗上げ台にその上にいる人の重量によって荷重が加えられている限り、もはや不可能であることが達成される。乗上げ台の上にいる人が、乗上げ台から降りると、乗上げ台に対する荷重が消滅し、乗上げ台は、蓄力器によって再び持上げ位置に持ち上げられ、これによって、次いで、再び家具本体内にまたは家具内に収納することができる。このとき、乗上げ台自体は、もはやその下に位置している床面に接触しておらず、したがって、接触が存在しないことに基づいて、床面(例えば寄木張りのフロアまたはこれに類したもの)の損傷は回避されている。
この支持装置が少なくとも部分的に長さ調整可能であると、形成された間隙を調整することもできる。このことは、例えば、家具本体における誤差、乗上げ台の構成体の構造における誤差または床面における誤差も補償することができるようにするために必要となる。
少なくとも1つの引出しガイドが、支え装置に連結可能な台側レールを含み、少なくとも1つの蓄力器が、台側レールと支え装置との間において有効であるように配置されていると、蓄力器の力もしくは乗上げ台の上にいる人による力もまた、部分的に、その下に位置している少なくとも1つの引出しガイドに伝達される。このとき、蓄力器は、蓄力器が隠された領域もしくは効果的に機能することができる領域において作用する。さらに支え装置は乗上げ台をサポートし、かつ引出しガイドと一緒に、人による荷重に耐えることができる安定した構造を形成している。
少なくとも1つの引出しガイドが、互いに相対的に移動可能な少なくとも2つのレールを含み、少なくとも1つの蓄力器が、少なくとも2つのレールの間において有効であるように配置されていると、スペースを節減するコンパクトな構造が得られる。このとき、蓄力器は、隠された場所において機能し、このことは、構成体もしくは家具の好ましい外観を得るために役立つ。
このことは同様に、少なくとも1つの蓄力器が、少なくとも1つの引出しガイドを固定するための少なくとも1つの固定装置と家具本体との間において有効であるように配置されていることによっても達成することができる。
少なくとも1つの引出しガイドが、前側半分と、組付け状態において家具本体の背壁に隣接して配置可能な後側半分とを有し、少なくとも1つの蓄力器が、少なくとも1つの引出しガイドの前側半分内に配置されていると、蓄力器は正確に引出しガイドの領域に位置しており、この領域において、人も乗上げ台の走出された状態において立っている。このとき、人による力は、正確に、少なくとも1つの蓄力器も位置している領域において作用する。乗上げ台全体が持ち上げられる必要はなく、乗上げ台は単にその前側領域においてだけ、乗上げ台の不要時に持ち上がっており、かつ/または軽く上方旋回していれば、次いで、乗上げ台を家具本体内に押し込むことができるようにするのに十分である。
このことは例えば、構成体が、乗上げ台用の少なくとも1つの支承装置を有し、この少なくとも1つの支承装置が回動中心を提供し、この回動中心を中心にして乗上げ台が旋回可能であり、好ましくは、少なくとも1つの引出しガイドが、前側半分と、組付け状態において家具本体の背壁に隣接して配置可能な後側半分とを有し、少なくとも1つの支承装置が、少なくとも1つの引出しガイドの後側半分内に配置されていることによって達成される。このように構成されていると、乗上げ台は水平な旋回軸を介して後側半分の端部に支承されていて、前側半分の領域において蓄力器によって持上げることが可能である。これによって、乗上げ台は後側領域において可動に支承されているので、極めて数少ない蓄力器を使用するだけでよい。
支承装置によってまた、乗上げ台を不動に固定することも可能であり、これによって、乗上げ台は支え装置において移動できなくなる。
いわば、支承装置は支え装置における乗上げ台の可動の支承を引き受け、これに対して、少なくとも1つの蓄力器は、支え装置における乗上げ台の上昇・下降を可能にする。
さらに、例えばフロアカーペットの場合のように、床面は例えば幾分フレキシブルに形成されていてもよい。このように構成されていると、乗上げ台が走出または走入されるやいなや、フロアカーペットの繊維に接触しないようにまたはフロアカーペットを引き上げることがないようにするために、間隙を増大させることができる。フロアカーペットの繊維との接触またはフロアカーペットの引上げは、損傷を引き起こすおそれがある。例えばストラクチャリングされたフロアフリースの場合にも、同様にこの問題がある。間隙が極めて僅かな場合には、フリースの、接触を生ぜしめ得るまたは接触のおそれがある箇所は、フリースのこのような領域との接触または当接が生じ得るという可能性がある。
言い換えれば、支持装置の長さが調整可能であることによって、構成体は周囲の状況に適合可能である。さらに、少なくとも1つの支持装置の調整可能性によって、構成体を種々様々な家具にも取り付けることができる。
少なくとも1つの引出しガイドを家具本体に固定するための少なくとも1つの固定装置が、少なくとも1つの引出しガイドの一体の構成要素であり、好ましくは、少なくとも1つの引出しガイドが本体側レールを含み、この本体側レールに少なくとも1つの固定装置が形成されていると、家具本体に支え装置および/または乗上げ台を固定するための安定したシステムが得られ、しかも乗上げ台は水平方向に可動のままである。力は、少なくとも1つの引出しガイドの、本体側レールの形態の一体の構成要素を介して、家具本体に直接伝達される。これによって、構成体は、家具内に直接組み込まれていて、家具に不動に結合されており、このことは構成体の安定性において現れる。
構成体が、乗上げ台の、互いに反対側に位置している2つの側面に配置可能な少なくとも2つの引出しガイドを有すると、力は乗上げ台の使用時に、互いに反対側に位置している2つの側面に分割される。これによって、構成体においてまたは家具本体においても、捩れ力または曲げ力が発生せず、このことは、耐用寿命の長い安定したシステムを生ぜしめる。
支え装置が、少なくとも2つの引出しガイドに対して平行に配置されたかまたは配置可能な少なくとも1つのクロスビームを有し、かつ/または乗上げ台の2つの側面のそれぞれに、それぞれ少なくとも1つの蓄力器が配置されていると、乗上げ台の安定性がクロスビームによって高められ、かつ乗上げ台の均等な持上げが、互いに反対側に位置しているそれぞれ2つの蓄力器によって保証される。
構成体が、少なくとも2つの引出し用引出しガイドを含み、これらの少なくとも2つの引出し用引出しガイドが、乗上げ台用に設けられた少なくとも1つの引出しガイドの下に配置可能であるかまたは配置されており、少なくとも2つの引出し用引出しガイドが、乗上げ台の下に配置すべき引出しを家具本体に移動可能に支承するように形成されていると、その下またはその内部に位置している引出しを備えた乗上げ台から成る、スペースを節減したシステムが得られる。これによって、スペースの無駄遣いがなくなり、構成体の多目的利用が保証される。乗上げ台の下の領域は、収納スペースとして使用することができ、その下に位置している引出しは、乗上げ台とは無関係に開閉することができる。
構成体が、好ましくは少なくとも部分的に磁気的に形成された少なくとも1つの連結装置を有しており、この連結装置を介して、少なくとも2つの引出し用引出しガイドの移動が、乗上げ台用に設けられた少なくとも1つの引出しガイドの移動に少なくとも一時的に連結可能であると、引出しの引出し時に同時に乗上げ台の引出しをも行うことができる。このようなことが望まれていない場合には、単に連結装置の力だけが克服されればよく、これによって、乗上げ台は家具本体内に収納されたままであり、引出しだけが引き出される。連結装置を介してまた、引出しが、乗上げ台の引き出し時に誤って引き出されないことも保証され、ひいては、乗上げ台を使用する人が、乗上げ台から降りるときに引出しの上にまたは引出しの中に踏み込み、または引出しにつまずくおそれが発生しないことも保証される。
少なくとも1つの連結装置が、少なくとも1つの第1の連結部分と、この第1の連結部分に、好ましくは解離可能に結合可能なまたは結合された第2の連結部分とを含み、第1の連結部分が、乗上げ台の下に配置すべき引出しの前板に配置可能であり、第2の連結部分が、乗上げ台用の支え装置に、好ましくはこの支え装置の端面に配置可能であると、連結装置は、引出しおよび/または乗上げ台の押し込まれた状態において見えなくなる。引出しおよび/または乗上げ台は、前板によって覆われる。このことには、この連結装置に対する汚れを回避することができ、かつ連結装置の機能が常に維持されるという付加的な利点がある。
構成体が、乗上げ台を、家具本体内に配置された押込み位置から、乗上げ台が少なくとも部分的に家具本体の外側に配置された引出し位置に突き出すための少なくとも1つの突き出し装置を有し、好ましくは、この少なくとも1つの突き出し装置が、押込み方向に解除力を加えることによって解除可能であると、乗上げ台および/またはその下に位置している引出しの自動化された突き出しが可能である。また押込み位置への戻し機構も可能である。このことは、例えば、家具本体の領域にまたは構成体の領域に配置されている電子式または機械式の解除装置を介して行うことできる。またタッチラッチシステムによって、この解除装置ひいては突き出し装置を励起させることも考えられる。
乗上げ台の重量に由来する重力が、少なくとも1つの蓄力器に由来する反力によって相殺可能であり、この反力が、重力よりも大きいかまたは重力に等しいと、乗上げ台に荷重が加えられていない状態において、乗上げ台が常に持上げ状態にあり、ひいては、その下に位置している床面との接触が阻止されることが保証される。
乗上げ台の重量と、この乗上げ台の上にいる人またはこの乗上げ台の上にある物体の重量とに由来する重力が、少なくとも1つの蓄力器に由来する反力よりも高いと、乗上げ台を荷重によって下降させて、乗上げ台を所定の位置において固定することが保証される。これによって、人または物体による荷重が作用している場合に、水平面に沿った誤った移動が阻止される。
本発明の更なる詳細および利点については、図面の説明によって、図面に示された実施例を参照しながら以下において詳説する。
構成体の利用形態を示す図である。 構成体の利用形態を示す図である。 構成体の分解図である。 構成体を断面して示す斜視図である。 荷重が加えられていない状態でかつ押込み位置にある構成体を断面して示す側面図である。 図4に示された側面図の一部を拡大して示す詳細図である。 荷重が加えられている状態における、引出し位置にある構成体を示す図である。 荷重が加えられていない状態における、引出し位置にある構成体を示す図である。 構成体を支持するためのフレーム構造形態を示す図である。 乗上げ台の下における引出しを示す図である。 蓄力器を示す分解図である。 荷重が加えられている状態における蓄力器を示す図である。 荷重が加えられていない状態における蓄力器を示す図である。
図1aには、構成体1が、家具本体4内にまたは家具31内に完全に収納可能であり、これによって、家具31の使用時に邪魔にならないことが示されている。さらに図1aには、家具31の比較的高く設置された領域から何かを取り出そうとしている人が略示されている。
しかしながら、人は小さすぎるので、家具31に設けられている構成体1を、押込み位置から引出し位置に引き出している。
構成体1の引出しによって人は、図1bに示されるように、家具31の比較的高い領域に容易に達することが可能である。
図2には構成体1が分解図で示されている。構成体1は、支え装置5に支持されていてもまたは支え装置5によって構成されていてもよい乗上げ台6から成っている。
乗上げ台6および/または支え装置5は、2つの側面20,21を有しており、これらの側面20,21にはそれぞれ引出しガイド2が当て付けられている。
引出しガイド2は、主として本体側レール11と台側レール10とを有しており、本体側レール11と台側レール10とは、互いに移動可能に支承し合っている。本体側レール11には、家具本体4に引出しガイド2を固定するための固定装置3が位置している。
図2の実施例は、支え装置5が、乗上げ台6の下の領域にフレーム状に延在していて、乗上げ台6の下に位置している床面(図6参照)によって乗上げ台6を支持するための2つの支持装置17を有している構成を示している。両支持装置17は、調整要素38を介して高さ調整可能である。
乗上げ台6および/または支え装置5と引出しガイド2との間には、乗上げ台6を重力9に抗して持ち上げる少なくとも1つの蓄力器8が配設されている。この持上げは、例えば蓄力器8内に配置されたばね7によって行われる。ばね7の代わりに、ガス圧シリンダ、例えばゴム要素のようなエラストマ、または同等のものを使用することも可能である。
乗上げ台6の下には、引出し24が位置しており、この引出し24は、図2においては見えない別体の引出し用引出しガイド23に支承されている。この引出し24は、前側領域に前板28を有しており、この前板28は、乗上げ台6およびその下に位置している引出し24をも押込み状態において覆う。
乗上げ台6は、少なくとも1つの支承装置15を介して後側領域において支え装置5に結合されかつ支承されている。
図3には、構成体1の断面図が示されている。図3から分かるように、引出し24は、乗上げ台6の下側の領域に位置している。構成体1は、押込み位置において家具本体4内に位置している。構成体1全体は、前板28が押込み位置に位置すると、家具を見る側の前方に対して、前板28によって覆われることになる。
図4には、家具31の家具本体4内における引出し24および乗上げ台6の押込み位置が示されている。図4から分かるように、乗上げ台6は、その下に位置している支え装置5と共に、少なくとも1つの蓄力器8を介してその下に位置している床面18から持ち上がっており、これによって、支持装置17は、床面18に接触していない。これによって、間隙19が生じる。それというのは、反力Fは、乗上げ台6およびこの乗上げ台6に含まれていてかつ乗上げ台6に配置された構造群の重力9よりも大きいからである。
この状態において、乗上げ台6を移動させることなしに、引出し24だけを家具本体4から引き出すことが可能である。したがって、引出し24を、乗上げ台6とは無関係に使用することも可能である。
好ましくは内部に位置しているばね7を備えた蓄力器8は、実質的に引出しガイド2の前側半分12に位置している。後側半分14の後側領域には、支承装置15が位置しており、この支承装置15は、乗上げ台6を、回動中心16を中心にして水平に旋回可能に支承している。これによって、蓄力器8を介して、かつ蓄力器8に抗しても、支承装置15の回動中心16を中心にした乗上げ台6の水平旋回が得られる。言い換えれば、少なくとも1つの蓄力器8および回動中心16によって旋回機構が生ぜしめられる。
間隙19が極めて僅かであって、支持装置17が、乗上げ台6の引き出し時に例えば床面18に軽く接触する場合には、間隙19を調整要素38を介した調整によって拡大させることができる。調整要素38を介して、家具31、家具本体4、または床面18における誤差を補償することも可能である。
家具本体4の後側領域には、突き出し装置29が位置しており、この突き出し装置29は、引出し24および/または乗上げ台6の突き出しを自動化された形式で可能にする。言い換えれば、突き出し装置29は、引出し位置から押込み位置および押込み位置から引出し位置への乗上げ台6および/または引出し24の移動を、同時に行うことまたは互いに無関係に行うことができる。
引出し24は、引出しガイド23を介して家具本体4に連結されている。前板28と乗上げ台6または乗上げ台6に位置している支え装置5との間には、連結装置25が配置されており、この連結装置25は、引出し24と乗上げ台6との間の運動を連結することができる。
図5には、図4の一部が詳細図で示されており、この図5から分かるように、蓄力器8は、伸長した弛緩状態にある。これによって、蓄力器8は、乗上げ台6、およびその下に位置している支え装置5を、その下に位置している台側レール10から押し離しており、この台側レール10は、本体側レール11に沿って走行可能に支承されている。
前板28の背側の上側領域には、第1の連結部分26が位置しており、この第1の連結部分26は、第2の連結部分27との結合を生ぜしめることができる。第2の連結部分27は、支え装置5および/または乗上げ台6の端面側に位置している。これによって、例えば磁石によって形成されてよい連結装置25が構成されることになる。引出し24に引張り力が加えられて、引出し24が走出させられると、連結装置25を介して乗上げ台6も一緒に移動させられる。このことが望まれていない場合には、使用者は、連結装置25の力、好ましくは磁力を克服して、引出し24だけを走出させる。これに対して、乗上げ台6は家具本体4内において動かないままとなる。
図6には、例えば乗上げ台6の上にいる人によって荷重が加えられている状態における、乗上げ台6の引出し位置における構成体1が示されている。このとき、少なくとも1つの蓄力器8に由来する反力Fは克服され、乗上げ台6は、少なくとも1つの支持装置17を介して床面18に支持されている。
重力(構成体1の上に立っている人による荷重)によって生ぜしめられた、支持装置17と床面18との間における摩擦に基づいて、水平面内での乗上げ台6の望ましくない移動を阻止することができる。逆向きに作用する少なくとも1つの蓄力器8の反力Fに抗した、乗上げ台6およびその下に位置している支え装置5の移動によって、支承装置15の回動中心16を中心にした、乗上げ台6および/またはその下に位置している支え装置5の旋回が強制されている。乗上げ台6は、このとき、様々な領域において支持されている。一方では支持は、少なくとも1つの支持装置17に基づいて前側領域において行われ、後側領域において支持は、固定装置3を介して家具本体4に直接結合されている本体側レール11との接触に基づいて行われる。
乗上げ台6の位置とは無関係に、引出し24はいつでも押し込み・引き出しすることができる。この目的のために、引出しガイド2の引出し領域に対して相対的に大きな引出し領域を備えた引出し用引出しガイド23が選択される。この引出し用引出しガイド23は、乗上げ台6の引出し領域の長さだけを補償するのではなく、引出し24自体の押込み長さをも補償する必要がある。
しかしながら、また、引出し用引出しガイド23を家具本体4において支承させるのではなく、例えば支持装置17において支承させることも可能である。このようにすると、比較的短い引出し領域を備えた引出し用引出しガイド23を選択することが可能である。
図7には、引出し位置における、しかしながら、荷重が加えられていない状態における乗上げ台6が示されている。少なくとも1つの蓄力器8の反力Fは、いまや重力9に抗して作用し、乗上げ台6を持ち上げている。これによって、支持装置17は、床面18に対する接触を失い、間隙19が形成される。これによって、乗上げ台6を再び家具本体4内に収納することができる。
図8には、フレーム33により構成されている支え装置5が示されている。フレーム33は、主として、少なくとも1つのステー39をクロスビーム22に結合しているコーナコネクタ32から成っている。コーナコネクタ32には、少なくとも1つの支持装置17も位置しており、この支持装置17は、調整要素38を介して高さ調整可能である。
クロスビーム22のそばの領域には、少なくとも1つの蓄力器8が位置しており、この蓄力器8は、図8においては見えない乗上げ台6に接触していて、クロスビーム22の下に位置している、図8においては見えない引出しガイド2によって支持されている。
フレーム33として形成されている支え装置5は、その上に位置している乗上げ台6(図8においては見えない)に直接結合される。このことは、例えば、乗上げ台6とのコーナコネクタ32におけるねじ結合を介して行うことができる。乗上げ台6は、例えば木の板またはこれに類したものによって形成されている。支え装置5のフレーム構造によって、これにより、種々様々な乗上げ台6を支え装置5の上に固定することが可能である。これによって、家具31(図8においては見えない)への最適な適合が可能である。さらにフレーム33に基づくフレーム構造は、種々様々に選択されたステー39およびクロスビーム22に基づいて、種々様々な寸法の家具への適合も可能にする。
図9には、引き出された引出し24が概略的に示されており、このとき、乗上げ台6は、家具本体4内に押し込まれた状態に位置している。乗上げ台6は、付加的に同様にさらに引き出されてよく、このとき、引出し24の上側領域は覆われている。引出し用引出しガイドの引出し長さがどのような長さに選択されたかに応じて、引出し24は、乗上げ台6の引き出された状態においても更に引き出すことができる。
図10には、蓄力器8が分解図で示されている。この蓄力器8は、主として3つの部材から成っている。ばね7は、内側要素34と外側要素35との間に位置している。外側要素35は、先行図面において見えるように、乗上げ台6および/または乗上げ台6の下に位置している支え装置5に結合されている。内側要素34の下側部分は、引出しガイド2のレールによって支持されている。
蓄力器8は、その内側要素34に結合要素36を有しており、これらの結合要素36は、外側要素35における対応する結合開口37内に係合していて、これによって、ばね7の脱落を阻止している。この結合によってばね7に対して一定の予荷重を与えることもできる。
図11aには、荷重が加えられた状態における蓄力器8が示されている。図11aにおいて、蓄力器8の上に位置している乗上げ台6および乗上げ台6の上にいる人または乗上げ台6の上にある物体の重力は、蓄力器8に配置されたばね7のばね力Fよりも大きい。
図11bには、乗上げ台6から荷重が除去されていて、これによって、単に乗上げ台6の重力9だけが反力Fに抗して作用している状態が示されている。ばね7の反力Fは、重力9よりも大きいので、これによって、蓄力器8は部分的に弛緩している。
1 構成体
2 引出しガイド
3 固定装置
4 家具本体
5 支え装置
6 乗上げ台
7 ばね装置
8 蓄力器
9 重力
10 台側レール
11 本体側レール
12 前側半分
13 背壁
14 後側半分
15 支承装置
16 回動中心
17 支持装置
18 床面
19 間隙
20,21 側面
22 クロスビーム
23 引出し用引出しガイド
24 引出し
25 連結装置
26 第1の連結部分
27 第2の連結部分
28 前板
29 突き出し装置
30 解除力
31 家具
32 コーナコネクタ
33 フレーム
34 内側要素
35 外側要素
36 結合要素
37 結合開口
38 調整要素
39 ステー
F 反力

Claims (17)

  1. 少なくとも1つの引出しガイド(2)と、該少なくとも1つの引出しガイド(2)を家具本体(4)に固定するための少なくとも1つの固定装置(3)と、前記少なくとも1つの引出しガイド(2)に接してまたは前記少なくとも1つの引出しガイド(2)上に配置されたかまたは配置可能な、乗上げ台(6)用の支え装置(5)とから成る構成体(1)において、該構成体(1)は、好ましくはばね装置(7)を有する少なくとも1つの蓄力器(8)を含み、該蓄力器(8)によって、前記支え装置(5)に、重力に抗して作用する力(9)を加えることができることを特徴とする、構成体(1)。
  2. 前記少なくとも1つの引出しガイド(2)は、前記支え装置(5)に連結可能な台側レール(10)を含み、前記少なくとも1つの蓄力器(8)は、前記台側レール(10)と前記支え装置(5)との間において有効であるように配置されている、請求項1記載の構成体(1)。
  3. 前記少なくとも1つの引出しガイド(2)は、互いに相対的に移動可能な少なくとも2つのレール(10,11)を含み、前記少なくとも1つの蓄力器(8)は、前記少なくとも2つのレール(10,11)の間において有効であるように配置されている、請求項1または2記載の構成体(1)。
  4. 前記少なくとも1つの蓄力器(8)は、前記少なくとも1つの引出しガイド(2)を固定するための前記少なくとも1つの固定装置(3)と前記家具本体(4)との間において有効であるように配置されている、請求項1から3までのいずれか1項記載の構成体(1)。
  5. 前記少なくとも1つの引出しガイド(2)は、前側半分(12)と、組付け状態において前記家具本体(4)の背壁(13)に隣接して配置可能な後側半分(14)とを有し、前記少なくとも1つの蓄力器(8)は、前記少なくとも1つの引出しガイド(2)の前記前側半分(12)内に配置されている、請求項1から4までのいずれか1項記載の構成体(1)。
  6. 前記構成体(1)は、前記乗上げ台(6)用の少なくとも1つの支承装置(15)を有し、該少なくとも1つの支承装置(15)は回動中心(16)を提供し、該回動中心(16)を中心にして前記乗上げ台(6)が旋回可能であり、好ましくは、前記少なくとも1つの引出しガイド(2)は、前側半分(12)と、組付け状態において前記家具本体(4)の背壁(13)に隣接して配置可能な後側半分(14)とを有し、前記少なくとも1つの支承装置(15)は、前記少なくとも1つの引出しガイド(2)の前記後側半分(14)に配置されている、請求項1から5までのいずれか1項記載の構成体(1)。
  7. 前記支え装置(5)は、前記乗上げ台(6)を床面(18)に支持するための少なくとも1つの支持装置(17)を有し、該少なくとも1つの支持装置(17)は、荷重が加えられていない状態において前記床面(18)に対して形成された間隙(19)を調整することができるようにするために、少なくとも部分的に長さ調整可能に形成されている、請求項1から6までのいずれか1項記載の構成体(1)。
  8. 前記少なくとも1つの引出しガイド(2)を家具本体(4)に固定するための前記少なくとも1つの固定装置(3)は、前記少なくとも1つの引出しガイド(2)の一体の構成要素であり、好ましくは、前記少なくとも1つの引出しガイド(2)は本体側レール(11)を含み、該本体側レール(11)に前記少なくとも1つの固定装置(3)が形成されている、請求項1から7までのいずれか1項記載の構成体(1)。
  9. 前記構成体(1)は、前記乗上げ台(6)の、互いに反対側に位置している2つの側面(20,21)に配置可能な少なくとも2つの引出しガイド(2)を有する、請求項1から8までのいずれか1項記載の構成体(1)。
  10. 前記支え装置(5)は、前記少なくとも2つの引出しガイド(2)に対して平行に配置されたかまたは配置可能な少なくとも1つのクロスビーム(22)を有し、かつ/または前記乗上げ台(6)の前記2つの側面(20,21)のそれぞれに、それぞれ少なくとも1つの蓄力器(8)が配置されている、請求項9記載の構成体(1)。
  11. 前記構成体(1)は、少なくとも2つの引出し用引出しガイド(23)を含み、該少なくとも2つの引出し用引出しガイド(23)は、前記乗上げ台(6)用に設けられた前記少なくとも1つの引出しガイド(2)の下に配置可能であるかまたは配置されており、前記少なくとも2つの引出し用引出しガイド(23)は、前記乗上げ台(6)の下に配置すべき引出し(24)を前記家具本体(4)において移動可能に支承するように構成されている、請求項1から10までのいずれか1項記載の構成体(1)。
  12. 前記構成体(1)は、好ましくは少なくとも部分的に磁気的に形成された少なくとも1つの連結装置(25)を有し、該連結装置(25)を介して、前記少なくとも2つの引出し用引出しガイド(23)の移動が、前記乗上げ台(6)用に設けられた前記少なくとも1つの引出しガイド(2)の移動に少なくとも一時的に連結可能である、請求項11記載の構成体(1)。
  13. 前記少なくとも1つの連結装置(25)は、少なくとも1つの第1の連結部分(26)と、該第1の連結部分(26)に、好ましくは解離可能に結合可能なまたは結合された第2の連結部分(27)とを含み、前記第1の連結部分(26)は、前記乗上げ台(6)の下に配置すべき前記引出し(24)の前板(28)に配置可能であり、前記第2の連結部分は、前記乗上げ台(6)用の前記支え装置(5)に、好ましくは該支え装置(5)の端面に配置可能である、請求項12記載の構成体(1)。
  14. 前記構成体(1)は、前記乗上げ台(6)を、前記家具本体(4)内に配置された押込み位置から、前記乗上げ台(6)が少なくとも部分的に前記家具本体(4)の外側に配置された引出し位置に突き出すための少なくとも1つの突き出し装置(29)を有し、好ましくは、該少なくとも1つの突き出し装置(29)は、押込み方向に解除力(30)を加えることによって解除可能である、請求項1から13までのいずれか1項記載の構成体(1)。
  15. 前記乗上げ台(6)の重量に由来する前記重力(9)は、前記少なくとも1つの蓄力器(8)に由来する反力(F)によって相殺可能であり、該反力(F)は、前記重力(9)よりも大きいかまたは前記重力(9)に等しい、請求項1から14までのいずれか1項記載の構成体(1)。
  16. 前記乗上げ台(6)の重量と、該乗上げ台(6)の上にいる人または該乗上げ台(6)の上にある物体の重量とに由来する前記重力(9)は、前記少なくとも1つの蓄力器(8)に由来する前記反力(F)よりも大きい、請求項15記載の構成体。
  17. 請求項1から16までのいずれか1項記載の少なくとも1つの構成体(1)と、該少なくとも1つの構成体(1)を用いて移動可能に支承された、人用の踏み台を提供するための乗上げ台(6)とを備える、家具(31)。
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