JPH0312274Y2 - - Google Patents

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JPH0312274Y2
JPH0312274Y2 JP1984153718U JP15371884U JPH0312274Y2 JP H0312274 Y2 JPH0312274 Y2 JP H0312274Y2 JP 1984153718 U JP1984153718 U JP 1984153718U JP 15371884 U JP15371884 U JP 15371884U JP H0312274 Y2 JPH0312274 Y2 JP H0312274Y2
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JP
Japan
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storage box
box body
pedal
door
pin
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JP1984153718U
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JPS6168739U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は、室内における収納装置に関するもの
である。
[背景技術] 室内の収納装置として、第6図a,bに示すよ
うなものがある。このものは室内の壁1に沿つて
側面が開口した複数の収納箱体2,2……をそれ
ぞれ壁1と平行な方向で移動自在にし、端部の収
納箱体2とその隣の収納箱体2との間に収納箱体
2を移動させることができるスペース17を形成
しておいて、端部の収納箱体2の前端に取り付け
た扉18によつて通常はこのスペース17を閉塞
できるようにしたものである。そしてこのものに
あつて、扉18を開いてこのスペース17に人が
入つたり、またはこのスペース17に収納箱体2
を移動させて他の収納箱体2,2間に人が入つた
りして、収納箱体2に側面の開口から物を出し入
れするようにしてある。このものでは収納箱体2
に側面から物の出し入れがおこなえるために、収
納箱体2の奥行き寸法を大きく取ることができ、
収納容量を大きく確保できるという利点を有する
ものである。そしてこのものにあつて、収納箱体
2への物の出し入れは収納箱体2,2間に人が入
つておこなう必要があるが、収納箱体2が不用意
に移動したりすると、人が収納箱体2,2間に挟
まれてしまう危険があり、時には怪我をするおそ
れがあるという問題があつた。
[考案の目的] 本考案は、上記の点に鑑みて為されたものであ
り、収納箱体が不意に移動したりするようなおそ
れのない収納装置を提供することを目的とするも
のである。
[考案の開示] 以下、本考案の実施例を図面を参照して説明す
る。
収納箱体2は両側乃至片側の側面を開口させて
形成されるもので、棚や引き出しなどが内部に取
り付けてある。収納箱体2の下面にはベースユニ
ツト9が設けてあつて、このベースユニツト9に
車輪10が第1図のように取り付けてある。ベー
スユニツト9は型鋼材を四角枠状に組んで形成さ
れるもので、その前部において第4図のようにペ
ダル5が取り付けてある。ペダル5は略コ字型に
形成され、ベースユニツト9に立設される支持体
11の上端に軸棒12によつて上下回動自在に支
持してあり、ペダル5の先部はベースユニツト9
の前面に形成した開口13から突出させてある。
またペダル5の後端には軸棒14を回転自在に取
り付けて軸棒14にピン7の上端が取り付けてあ
り、ピン7の下部はベースユニツト9の底面に形
成した通孔15からベースユニツト9の下方へ突
出させてある。さらにペダル5の後端と支持体1
1の基部との間にバネ16を取り付けてペダル5
の後端を下方へ弾性的に回動付勢してある。従つ
てバネ16によつてピン7は下方へ弾性的に付勢
されることになり、またペダル5の先部は上方へ
弾性的に回動付勢されることになる。また室内の
床3には壁1に沿つてレール4が取り付けてあ
り、このレール4上に複数の収納箱体2,2……
の各車輪10が転動されるよう第1図のように載
置して、各収納箱体2をレール4に沿つて移動自
在にしてある。そしてレール4にはロツク穴6が
設けてあり、バネ16によつて下方へ付勢されて
下動されるピン7の下端部が挿入されるようにし
てある。
このものにあつて、収納箱体2は第6図a,b
の場合と同様に複数のものが取り付けられ、端部
の収納箱体2とその隣の収納箱体2との間に収納
箱体2を移動させることができるスペース17を
形成しておいて、部の収納箱体2の前端に取り付
けた扉18によつて通常はこのスペース17を閉
塞できるようにしてある。収納箱体2への物の出
し入れをおこなうにあたつては、この扉18を開
いてこのスペース17に人が入つたり、または扉
18を開いておいて車輪10をレール4上を転動
させることによつて収納箱体2を移動させ、他の
収納箱体2,2間に人が入つたりして、収納箱体
2に側面の開口から物を出し入れするようにする
のである。そして上記ペダル5及びピン7は各収
納箱体2にそれぞれ設けるようにしてもよいが、
第1図のように特に移動が頻繁になされる中央の
収納箱体2のみに設けるようにしてもよい。また
スペース17を扉18で閉塞した状態での収納箱
体2の位置においてピン7に対応するようロツク
穴6はレール4に設けてある。
更に、本考案は、第5図に示すように、扉18
が開いている時に、ペダル5を踏んでもペダル5
が回動しないストツパ手段を設けている。すなわ
ち、ベースユニツト9の内面に筒体19を水平に
固定して筒体19にL字型のストツパー20を通
し、さらにベースユニツト9の貫通口21からス
トツパー20の先端部を突出させるようにすると
共に、ベースユニツト9の垂下片22とストツパ
ー20との間にバネ23を介設するようにしたも
のである。
そして、スペース17を扉18で閉塞している
ときは扉18でストツパー20のベースユニツト
9から突出する先端が押され、第5図aのように
バネ23を圧縮した状態でストツパー20が後方
へ移動させられた状態にあり、ストツパー20の
下端の押え部24はピン7より後方位置にある。
そして、扉18を開くと扉18による押え力が解
除されるため、第5図bのようにストツパー20
はバネ23によつて押えられて前方へ移動し、押
え部24がピン7の上側に位置することになり、
ペダル5の前部が踏み押えられてもピン7は上動
されることが阻止され、ピン7の下端部がレール
4のロツク穴6から抜け出ることが防止される。
而して、収納箱体2に設けたピン7は下方へ弾
性的に付勢されていて、通常は第4図bに示すよ
うにピン7の下端部がレール4のロツク穴6に挿
入されており、収納箱体2が移動されないように
ロツクしてあつて、不用意に収納箱体2が動かな
いようにしてある。そして、収納箱体2を移動さ
せるにあたつては、収納箱体2がスペース17内
に位置している時は扉18を閉めた状態で、ある
いは収納箱体2がスペース17内に位置していな
い時は扉18を開いてストツパー20を手若しく
は足で押し込み、ペダル5を踏むことによつてペ
ダル5の前部を下方へ回動させると共に、後部を
上方へ回動させてバネ16に抗してピン7を上方
へ持ち上げ、ピン7をレール4のロツク穴6から
抜き出す。このようにロツク穴6からピン7を抜
き出してロツク状態を解除し、収納箱体2をレー
ル4に沿つて自由に動かせるようにするものであ
る。
ここで、第6図bに示すように、扉18を開い
てスペース17内に人が入つて収納箱体2への物
の出し入れを行つている際に、他の人がそれを知
らずペダル5を踏んでピン7をロツク穴6から抜
いて、収納箱体2を移動させようとしても、第5
図bに示すように、ストツパー20はバネ23に
復帰力にて付勢されて、ストツパー20の押え部
24がピン7の上側に位置するため、ペダル5は
回動せず、そのため、スペース17内に人が入つ
ている時に収納箱体2が移動するということはな
い。収納箱体2を移動させるときには、上述のよ
うに扉18を閉じてストツパー20が働かない状
態のままペダル5を踏んでピン7をロツク穴6か
ら抜くようにし、そして、扉18を開いて収納箱
体2を移動させるようにすればよい。
[考案の効果] 本考案は上述のように、室内の壁に沿つて複数
の側面が開口する収納箱体を配設すると共に壁と
略平行な方向で床に設けたレール上に複数の収納
箱体を人の出入りが可能なスペースを設けて移動
自在に取り付け、上記スペースの開口面を閉塞す
る扉を設け、収納箱体の前面下部にペダルを取り
付け、ペダルに連結されペダルの踏み上下動に下
端がレールに設けたロツク穴に挿入される位置と
下端がロツク穴から上方へ抜ける位置との間で上
下動されるピンを収納箱体の下部内に取り付け、
ピンを下方へ弾性的に付勢せしめ、上記扉をあけ
てスペース内に人が入つている時には開扉により
上記ペダルを不動作とするストツパ手段を収納箱
体に設けたものであるから、ペダルを踏まない状
態ではピンがロツク穴に挿入されていて収納箱体
は移動できないロツク状態にあり、収納箱体が不
用意に移動することがなく、しかも、扉を開いて
スペースに人が入つて収納箱体への物の出し入れ
をしている場合に、扉が開いていることからスト
ツパ手段が働いて、スペース内に人が入つている
ことを知らないで、収納箱体を移動させようとし
てペダルを踏んでも、ペダルは動作しないため、
収納箱体間で挟まれてしまうことを防止できるも
のであり、従つて、二重安全構造により安全性が
非常に向上するという効果を奏するものである。
また、収納箱体を移動させる際には、扉を閉めて
ペダルを踏むだけでロツク穴からピンを抜くこと
ができ、ロツク解除を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の概略正面図、第2
図a,bは同上一部の斜視図と側面図、第3図は
同上の一部の斜視図、第4図a,bは同上におけ
るロツク機構部分の一部の拡大斜視図と拡大断面
図、第5図a,bは同上のロツク機構部分の一部
の拡大断面図、第6図a,bは収納装置の全体を
示す斜視図と平面図である。 1は壁、2は収納箱体、3は床、4はレール、
5はペダル、6はロツク穴、7はピン、17はス
ペースである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 室内の壁に沿つて複数の側面が開口する収納箱
    体を配設すると共に壁と略平行な方向で床に設け
    たレール上に複数の収納箱体を人の出入りが可能
    なスペースを設けて移動自在に取り付け、上記ス
    ペースの開口面を閉塞する扉を設け、収納箱体の
    前面下部にペダルを取り付け、ペダルに連結され
    ペダルの踏み上下動に下端がレールに設けたロツ
    ク穴に挿入される位置と下端がロツク穴から上方
    へ抜ける位置との間で上下動されるピンを収納箱
    体の下部内に取り付け、ピンを下方へ弾性的に付
    勢せしめ、上記扉をあけてスペース内に人が入つ
    ている時には開扉により上記ペダルを不動作とす
    るストツパ手段を収納箱体に設けたことを特徴と
    する収納装置。
JP1984153718U 1984-10-12 1984-10-12 Expired JPH0312274Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984153718U JPH0312274Y2 (ja) 1984-10-12 1984-10-12

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984153718U JPH0312274Y2 (ja) 1984-10-12 1984-10-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6168739U JPS6168739U (ja) 1986-05-10
JPH0312274Y2 true JPH0312274Y2 (ja) 1991-03-22

Family

ID=30711731

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JP1984153718U Expired JPH0312274Y2 (ja) 1984-10-12 1984-10-12

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006122273A (ja) * 2004-10-28 2006-05-18 Morita Mfg Co Ltd 歯科用診療装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006122273A (ja) * 2004-10-28 2006-05-18 Morita Mfg Co Ltd 歯科用診療装置
JP4733961B2 (ja) * 2004-10-28 2011-07-27 株式会社モリタ製作所 歯科用診療装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6168739U (ja) 1986-05-10

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