JP2539973Y2 - 洗面化粧台 - Google Patents

洗面化粧台

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JP2539973Y2
JP2539973Y2 JP1990059694U JP5969490U JP2539973Y2 JP 2539973 Y2 JP2539973 Y2 JP 2539973Y2 JP 1990059694 U JP1990059694 U JP 1990059694U JP 5969490 U JP5969490 U JP 5969490U JP 2539973 Y2 JP2539973 Y2 JP 2539973Y2
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芳男 金子
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、化粧台に洗面台が一体的に組み込まれた洗
面化粧台に関する。
[従来の技術] この種の洗面化粧台は、従来より色々のものが提案さ
れているが、化粧台に対する洗面台の高さ調整および引
き出し調整ができるようになった構造のものは存在して
いない。
[考案が解決しようとする課題] このため、例えば、前後位置を調整するだけの構造で
は、標準体格以上の人が使用すると、洗面台が高過ぎた
り、あるいは低過ぎたりする問題点があった。逆に、高
さ位置だけを調整するだけの構造では、手を洗うような
場合はスペースを余り必要としないが、顔や頭髪を洗う
場合はスペースを多く必要とする。したがって、通常は
洗面台を化粧台にできるだけ密着配置させて、洗面化粧
台自体のコンパクト化を図り小さなスペースで使用でき
るようにするとともに、必要に応じて化粧台が邪魔にな
らない位置まで引き出して使用することができるように
なったものが望ましい。
本考案は、上記事情に鑑みてなされたものであり、そ
の目的は使用者の体格および使用態様に応じて化粧台に
対する洗面台の高さ調整と引き出し調整を簡単に行うこ
とができる構造にした洗面化粧台を提供することにあ
る。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため本考案は、化粧台に洗面台が
移動可能に組み込まれた洗面化粧台において、前記洗面
台は、前記洗面台を上下方向に移動調整するための高さ
調整機構と、前記洗面台を引き出し調整するための前後
移動機構とを備え、 前記前後移動機構が、前記化粧台側に固定された下側
レールと、前記下側レールに沿って移動される上側レー
ルと、前記上側レールを任意の位置でロックするロック
機構とを有しているとともに、前記高さ調整機構が、前
記上側レールと前記洗面台との間に設けられているもの
である。
[作用] この構成によれば、高さ調整機構によって、洗面台を
利用者の体格および好みに応じた高さに調整することが
できる。また、前後移動機構によって、洗面台を使用し
ないときは化粧台内に配置させて邪魔にならないように
しておき、必要に応じて化粧台が邪魔にならない位置ま
で引き出して使用することができる。
[実施例] 以下、本考案の実施例について図面を用いて詳細に説
明する。
第1図は本考案に係る洗面化粧台の一実施例を示す外
観斜視図である。
図において、この洗面化粧台1は、大きくは上部にミ
ラー3が取り付けられているとともに下部に収納部4が
設けられた化粧台2と、この化粧台2の収納部4上に取
り付けられた洗面台5とでなり、化粧台2に対して洗面
台5が前後(図中矢印F−R方向)および上下(図中矢
印U−D方向)方向に移動調整できる構造になってい
る。この移動調整を可能にする装置は、第2図乃至第4
図に詳細に示している。
そこで、第2図乃至第4図を用いて移動調整装置の構
造を次に説明する。
まず、この移動調整装置7は、化粧台2の収納部4の
基盤8上に組み込まれており、前後移動調整機構9を構
成する左右一対のレール部10,11と、このレール部10,11
上に配設された高さ調整機構12などで構成されている。
さらに詳述すると、前後移動調整機構9は、各レール
部10,11が前後方向に延ばされた状態で配設されてい
る。また、各レール10,11は、基盤8に固定された下側
レール13と、この下側レール13に案内されて前後方向に
移動可能な上側レール14とで構成されている。加えて、
下側レール13のガイド溝13a内には、複数のローラ15
(第3図および第4図参照)が支軸16で各々位置決めさ
れて取り付けられている。そして、上側レール14は、そ
のローラ15上に載置された状態でガイド溝13a内に受け
入れられており、ローラ15を回転させながらガイド溝13
a内を移動できる状態になっている。したがって、上側
レール14を下側レール13に対して移動させると、この上
側レール14側に取り付けられた洗面台5を前後方向に位
置調整できるようになっている。また、上側レール14上
には、ロックユニット17が設けられている。このロック
ユニット17内には、前後移動調整機構9による調整をロ
ックする第1のロック機構18が配設されている。
上記第1のロック機構18は、第3図に示しているよう
にケーブルワイヤ22を有し、このケーブルワイヤ22の先
端には、ロックユニット17におけるケース19の貫通穴20
に対応して上側レール14上に形成されているた貫通穴21
を通って進退出可能なロックピン22aが取り付けられて
いる。また、このワイヤケーブル22は、コイルスプリイ
ング23で付勢されて、ロックピン22aが外側に突出さ
れ、ローラ15,15間に係合されるようになっており、こ
の係合で上側レール14の前後方向の移動がロックできる
状態になっている。加えて、このケーブルワイヤ22の他
端は、洗面台5の前面に配設されたロック解除レバー24
に連結されている。そして、ロック解除レバー24を中立
位置(第1図中の符号Mで示す位置)から符号Pで示す
方向に回転させると、この間、ロックピン22aがローラ1
5,15との間から退避されてロックが外れ、上側レール14
を下側レール13に対して移動させることができるように
なっている。また、移動後の位置で、ロック解除レバー
24を離して中立位置に戻すと、コイルスプリイング23の
付勢力でロックピン22aがローラ15,15との間に突出さ
れ、この突出で再び係合ロックがなされて、この移動後
の位置をロックすることができる。
次に、高さ調節機構12は、上側レール14上に配設され
ている。そして、左右両側の各上側レール14上には、各
々ばねを有して前後に離れて配設された一対のガイド25
と、平行リンク機構26が設けられている。また、各平行
リンク機構26は、一対のガイド25,25との間にかけ渡さ
れた上側平行部材27と、この上側平行部材27と下側平行
部材34との間にたすき状に掛け渡された一対のリンク片
28,29とで構成されている。この一対のリンク片28,29
は、中間部分がピン30で回転可能に連結されている。さ
らに、一対のリンク片28,29のうち、一方のリンク片28
の一端は、上側平行部材27の後端側に前後方向に延ばさ
れた状態で形成されている長孔32にピン31を介して摺動
可能に取り付けられ、他端はピン33を介して下側平行部
材34の前端側に回転可能に取り付けられている。これに
対して、他方のリンク片29の一端は、下側平行部材34の
後端側に前後方向に延ばされた状態で形成されている長
孔35および固定部材37に貫通したピン36を介して、固定
部材37に回転並びに摺動可能に取り付けられ、他端はピ
ン38を介して上側平行部材27に回転可能に取り付けられ
ている。また、左右のリンク片28,28との間には一対の
連結軸39,40が掛け渡されているとともに、左右の下側
平行部材34,34との間には支軸41が掛け渡されている。
そして、この支軸41の左右両側にはコンストンばね42が
設けられ、このコンストンばね42の一端を連結軸39に掛
け止めして連結軸39を後側(第2図中に矢印Rで示す方
向)に引いた状態になっている。加えて、高さ調整機構
12には、後端側において、左右一対のレール部材10,11
にそれぞれ掛け渡された状態で、別の平行リンク機構43
が設けられている。この平行リンク機構43は、左右のガ
イド25,25との間に掛け渡された上側平行部材44と、左
右のレール部材10,11の各上側レール13,13との間に掛け
渡された下側平行部材45と、この上側平行部材44と下側
平行部材45との間に掛け渡された一対のリンク片46,47
とで構成されている。また、この一対のリンク片46,47
は、中間部分がピン48で回転可能に連結されている。さ
らに、この一対のリンク片46,47のうち、一方のリンク
片46の一端は、上側平行部材44の一端側に形成されてい
る長孔50に、ピン49を介して摺動可能に取り付けられ、
他端はピン51を介して下側平行部材45の一端側に回転可
能に取り付けられている。これに対して、他方のリンク
片47の一端は下側平行部材の一端側に形成されている長
孔52に、ピン53を介して摺動可能に取り付けられ、他端
はピン59を介して上側平行部材44の他端側に回転可能に
取り付けられている。
このように構成された、高さ調整機構12は、ガイド25
のスプリング材による持ち上げ力と、コンストンばね42
の引張り力で、平行リンク機構26,26および43が、洗面
台5が載せられた各上側平行部材27,44を中立位置に保
持した状態にしている。そして、ガイド25とコンストン
ばね42とによる中立保持に反して、洗面台5を下側に押
すと、平行リンク機構26,26および43によって上側平行
部材27,44と共に洗面台5が下方に移動する。逆に洗面
台5を持ち上げると平行リンク機構26,26および43によ
って上側平行部材27,44と共に上方に移し、これにより
化粧台2に対する洗面台5の高さ位置を調整することが
できる。また、この調整は、解除可能にロックすること
ができ、上記ロックユニット17内に設けられた第2のロ
ック機構54によって操作される。
この第2のロック機構54は、第3図および第4図に示
しているようにケーブルワイヤ57を有し、このケーブル
ワイヤ57の先端には、ロックユニット17におけるケース
19の貫通穴55に対応して下側平行部材34に形成されてい
る長孔56を通って進退出可能なロックピン57aが取り付
けられている。また、固定部材37側には貫通穴55に対応
した貫通穴58が前後方向に点在して複数設けられてお
り、この貫通穴58の一つを選択してロックピン57aを係
合させると、高さ調整機構12で高さ調整された洗面台5
の位置をロックできる状態になっている。加えて、この
ケーブルワイヤ57の他端は、上記ケーブルワイヤ22の場
合と同様に、ロック解除レバー24に連結されている。そ
して、ロック解除レバー24を中立位置(第1図中の符号
Mで示す位置)から符号Pで示す方向に回転させると、
この間、ロックピン57aが貫通穴55から退避されてロッ
クが外れ、平行リンク機構26,43を伸縮させて、洗面台
2に対する洗面台5の高さ位置を調整することができ
る。また、移動調整後の位置で、ロック解除レバー24を
離して中立位置に戻すと、コイルスプリング60の付勢力
でロックピン57aが調整後の貫通穴58に係合され、この
移動後の位置をロックすることができる。
したがって、この構造によれば、ロック解除レバー24
を第1図中の符号Pの方向に回動させた状態で洗面台5
を前後にさせると、化粧台2に対する引き出し量を調整
することができ、また調整後、ロック解除レバー24を同
図中の符号Mとなる中立位置に戻すと、その調整後の位
置をロックすることができる。さらに、ロック解除レバ
ー24を同図中の符号Pの方向に回動させると、ロックが
外れて洗面台5を持ち上げたり、下側に押し下げたりで
きる。そして、この上下動によって高さ位置を調整し、
また調整後は、ロック解除レバー24を同図中の符号Mと
なる中立位置に戻すと、その調整された位置をロックす
ることができる。
なお、本考案は上記実施例により説明したが、勿論こ
の実施例の構造に限定されるものではなく、本考案の要
旨を逸脱しない範囲で、例えば高さ調整機構7および前
後移動機構9のロック機構18など、その構造を色々と設
計変更しても差し支えないものである。
[考案の効果] 以上説明したとおり、本考案に係る洗面化粧台によれ
ば、高さ調整機構によって洗面台を使用者の体格および
好みに応じた高さに調整することができるので、楽な姿
勢で使用することができる。また、前後移動機構によっ
て、洗面台を使用しないときは化粧台内に配置させて邪
魔にならないようにしておき、必要に応じて化粧台が邪
魔にならない位置まで引き出して楽な姿勢で使用するこ
とができる。これにより、実用性がより向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る洗面化粧台の一実施例を示す外観
斜視図、第2図は第1図の洗面化粧台の要部構造斜視
図、第3図は第1図のA−A線に沿う縦断側面図、第4
図は第3図のB−B線に沿う縦断側面図である。 1…洗面化粧台 2…化粧台 5…洗面台 7…移動調整装置 9…前後移動調整機構(前後移動機構) 12…高さ調整機構 13…下側レール 14…上側レール 18…第1のロック機構

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】化粧台に洗面台が移動可能に組み込まれた
    洗面化粧台において、 前記洗面台は、前記洗面台を上下方向に移動調整するた
    めの高さ調整機構と、 前記洗面台を引き出し調整するための前後移動機構とを
    備え、 前記前後移動機構が、前記化粧台側に固定された下側レ
    ールと、前記下側レールに沿って移動される上側レール
    と、前記上側レールを任意の位置でロックするロック機
    構とを有しているとともに、前記高さ調整機構が、前記
    上側レールと前記洗面台との間に設けられていることを
    特徴とする洗面化粧台。
JP1990059694U 1990-06-07 1990-06-07 洗面化粧台 Expired - Fee Related JP2539973Y2 (ja)

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