JP2021143518A - 鋼矢板の連結構造および鋼矢板の連結方法 - Google Patents
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Abstract
Description
[2]充填材構造体は、電気絶縁性であり、第1の鋼矢板および第2の鋼矢板のいずれか、または両方は、補強部材に接触しない、[1]に記載の鋼矢板の連結構造。
[3]第1の鋼矢板と第2の鋼矢板とは、互いに異なる種類の鋼材で形成される、[2]に記載の鋼矢板の連結構造。
[4]第1の鋼矢板は普通鋼製であり、第2の鋼矢板はステンレス鋼製である、[3]に記載の鋼矢板の連結構造。
[5]補強部材と第1の鋼矢板および第2の鋼矢板のそれぞれとの間に配置され、少なくとも一方が電気絶縁性の1対の蓋部材をさらに備える、[2]から[4]のいずれか1項に記載の鋼矢板の連結構造。
[6]第1の鋼矢板、または第1の鋼矢板に連結される別の鋼矢板と、第2の鋼矢板、または第2の鋼矢板に連結される別の鋼矢板とにそれぞれ当接し、補強部材に接触せず、少なくとも第1の鋼矢板側と第2の鋼矢板側との間で電気的に絶縁された型枠部材をさらに備え、充填材構造体は、第1の鋼矢板、第2の鋼矢板、補強部材、1対の蓋部材、および型枠部材によって囲まれる空間に構築される、[5]に記載の鋼矢板の連結構造。
[7]補強部材は、H形鋼であり、第1の部分および第2の部分は、H形鋼のウェブおよびフランジによって囲まれる領域に位置し、1対の蓋部材は、型枠部材とは反対側のH形鋼のフランジの両端部と、第1の鋼矢板および第2の鋼矢板のそれぞれとの間に配置され、充填材構造体は、第1の鋼矢板、第2の鋼矢板、H形鋼の型枠部材とは反対側のフランジ、1対の蓋部材、および型枠部材によって囲まれる空間に構築される、[6]に記載の鋼矢板の連結構造。
[8]1対の蓋部材とは反対側で補強部材と第1の鋼矢板および第2の鋼矢板のそれぞれとの間に配置され、少なくとも一方が電気絶縁性の追加の1対の蓋部材をさらに備え、充填材構造体は、補強部材、1対の蓋部材、および追加の1対の蓋部材によって囲まれる空間に構築される、[5]に記載の鋼矢板の連結構造。
[9]地中に打設された第1の鋼矢板に隣接して補強部材を地中に打設する工程と、補強部材に隣接して第2の鋼矢板を地中に打設する工程と、補強部材の両側で、第1の鋼矢板の第1の部分および第2の鋼矢板の第2の部分を含む領域の地盤を掘削する工程と、地盤が掘削された領域に充填材を充填して、第1の部分および第2の部分、および補強部材の少なくとも一部が定着させられる充填材構造体を構築する工程とを含む鋼矢板の連結方法。
[10]充填材構造体は、電気絶縁性であり、補強部材を地中に打設する工程で補強部材を第1の鋼矢板に接触しないように打設するか、または第2の鋼矢板を打設する工程で第2の鋼矢板を補強部材に接触しないように打設する、[9]に記載の鋼矢板の連結方法。
[11]地盤が掘削された領域を囲んで、補強部材と第1の鋼矢板および第2の鋼矢板のそれぞれとの間に配置され、少なくとも一方が電気絶縁性の1対の蓋部材と、第1の鋼矢板、または第1の鋼矢板に連結される別の鋼矢板と、第2の鋼矢板、または第2の鋼矢板に連結される別の鋼矢板とにそれぞれ当接し、少なくとも第1の鋼矢板側と第2の鋼矢板側との間で電気的に絶縁された型枠部材とを配置する工程をさらに含み、充填材構造体を構築する工程では、1対の蓋部材および型枠部材の内側に充填材が充填される、[10]に記載の鋼矢板の連結方法。
Claims (11)
- 地中に打設された第1の鋼矢板と、
前記第1の鋼矢板に隣接して地中に打設された補強部材と、
前記補強部材に隣接して地中に打設された第2の鋼矢板と、
前記補強部材の両側に構築され、前記第1の鋼矢板の第1の部分、前記第2の鋼矢板の第2の部分および前記補強部材の少なくとも一部が定着させられる充填材構造体と、
を備える鋼矢板の連結構造。 - 前記充填材構造体は、電気絶縁性であり、
前記第1の鋼矢板および前記第2の鋼矢板のいずれか、または両方は、前記補強部材に接触しない、請求項1に記載の鋼矢板の連結構造。 - 前記第1の鋼矢板と前記第2の鋼矢板とは、互いに異なる種類の鋼材で形成される、請求項2に記載の鋼矢板の連結構造。
- 前記第1の鋼矢板は普通鋼製であり、前記第2の鋼矢板はステンレス鋼製である、請求項3に記載の鋼矢板の連結構造。
- 前記補強部材と前記第1の鋼矢板および前記第2の鋼矢板のそれぞれとの間に配置され、少なくとも一方が電気絶縁性の1対の蓋部材をさらに備える、請求項2から請求項4のいずれか1項に記載の鋼矢板の連結構造。
- 前記第1の鋼矢板、または前記第1の鋼矢板に連結される別の鋼矢板と、前記第2の鋼矢板、または前記第2の鋼矢板に連結される別の鋼矢板とにそれぞれ当接し、前記補強部材に接触せず、少なくとも前記第1の鋼矢板側と前記第2の鋼矢板側との間で電気的に絶縁された型枠部材をさらに備え、
前記充填材構造体は、前記第1の鋼矢板、前記第2の鋼矢板、前記補強部材、前記1対の蓋部材、および前記型枠部材によって囲まれる空間に構築される、請求項5に記載の鋼矢板の連結構造。 - 前記補強部材は、H形鋼であり、
前記第1の部分および前記第2の部分は、前記H形鋼のウェブおよびフランジによって囲まれる領域に位置し、
前記1対の蓋部材は、前記型枠部材とは反対側の前記H形鋼のフランジの両端部と、前記第1の鋼矢板および前記第2の鋼矢板のそれぞれとの間に配置され、
前記充填材構造体は、前記第1の鋼矢板、前記第2の鋼矢板、前記H形鋼の前記型枠部材とは反対側のフランジ、前記1対の蓋部材、および前記型枠部材によって囲まれる空間に構築される、請求項6に記載の鋼矢板の連結構造。 - 前記1対の蓋部材とは反対側で前記補強部材と前記第1の鋼矢板および前記第2の鋼矢板のそれぞれとの間に配置され、少なくとも一方が電気絶縁性の追加の1対の蓋部材をさらに備え、
前記充填材構造体は、前記補強部材、前記1対の蓋部材、および前記追加の1対の蓋部材によって囲まれる空間に構築される、請求項5に記載の鋼矢板の連結構造。 - 地中に打設された第1の鋼矢板に隣接して補強部材を地中に打設する工程と、
前記補強部材に隣接して第2の鋼矢板を地中に打設する工程と、
前記補強部材の両側で、前記第1の鋼矢板の第1の部分および前記第2の鋼矢板の第2の部分を含む領域の地盤を掘削する工程と、
前記地盤が掘削された領域に充填材を充填して、前記第1の部分および前記第2の部分、および前記補強部材の少なくとも一部が定着させられる充填材構造体を構築する工程と
を含む鋼矢板の連結方法。 - 前記充填材構造体は、電気絶縁性であり、
前記補強部材を地中に打設する工程で前記補強部材を前記第1の鋼矢板に接触しないように打設するか、または前記第2の鋼矢板を打設する工程で前記第2の鋼矢板を前記補強部材に接触しないように打設する、請求項9に記載の鋼矢板の連結方法。 - 前記地盤が掘削された領域を囲んで、
前記補強部材と前記第1の鋼矢板および前記第2の鋼矢板のそれぞれとの間に配置され、少なくとも一方が電気絶縁性の1対の蓋部材と、
前記第1の鋼矢板、または前記第1の鋼矢板に連結される別の鋼矢板と、前記第2の鋼矢板、または前記第2の鋼矢板に連結される別の鋼矢板とにそれぞれ当接し、少なくとも前記第1の鋼矢板側と前記第2の鋼矢板側との間で電気的に絶縁された型枠部材と
を配置する工程をさらに含み、
前記充填材構造体を構築する工程では、前記1対の蓋部材および前記型枠部材の内側に前記充填材が充填される、請求項10に記載の鋼矢板の連結方法。
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