JP2021138473A - マンコンベヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】 制動部が電力を浪費することを抑制することができるマンコンベヤを提供する。【解決手段】 マンコンベヤは、人が乗るステップを走行させる駆動部と、通電が停止されることによって駆動部を制動し、通電されることによって駆動部の制動を解除する制動部と、駆動部及び制動部を制御する制御部と、を備え、制御部は、ステップの走行が停止してから設定時間が経過した場合に、制動部への通電を停止する制動制御部を備える。【選択図】 図7

Description

本出願は、マンコンベヤに関する。
従来、例えば、マンコンベヤは、人が乗るステップを走行させる駆動部と、駆動部を制動する制動部と備えている(例えば、特許文献1)。そして、制動部への通電が停止されることによって、制動部は、駆動部を制動する一方で、制動部への通電がされることによって、制動部は、駆動部の制動を解除する。
ところで、特許文献1に係るマンコンベヤは、ステップが停止する時に、制動部への通電が停止されることによって、制動部は、駆動部を制動する。そして、その後すぐに、制動部への通電がされることによって、制動部は、駆動部の制動を解除する。これにより、例えば、ステップの起動を円滑にすることができる。しかしながら、制動部への通電が継続されることになるため、電力の浪費が懸念される。
特開2007−186313号公報
そこで、課題は、制動部が電力を浪費することを抑制することができるマンコンベヤを提供することである。
マンコンベヤは、人が乗るステップを走行させる駆動部と、通電が停止されることによって前記駆動部を制動し、通電されることによって前記駆動部の制動を解除する制動部と、前記駆動部及び前記制動部を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記ステップの走行が停止してから設定時間が経過した場合に、前記制動部への通電を停止する制動制御部を備える。
また、マンコンベヤにおいては、前記制御部は、前記マンコンベヤの利用状況を判定する利用状況判定部と、前記利用状況判定部の判定に基づいて、前記設定時間を決定する設定時間決定部と、を備える、という構成でもよい。
また、マンコンベヤにおいては、前記利用状況判定部は、現在の時刻に基づいて、前記マンコンベヤの利用状況を判定する、という構成でもよい。
また、マンコンベヤは、人を検出する人検出部をさらに備え、前記利用状況判定部は、前記人検出部の検出に基づいて、前記マンコンベヤの利用状況を判定する、という構成でもよい。
図1は、一実施形態に係るマンコンベヤの概要図である。 図2は、同実施形態に係る乗降部の概要図である。 図3は、同実施形態に係るマンコンベヤの制御ブロック図である。 図4は、同実施形態に係る利用状況の判定の関係図である。 図5は、同実施形態に係る利用状況の判定の関係図である。 図6は、同実施形態に係る設定時間の決定の関係図である。 図7は、同実施形態に係るマンコンベヤの制御フロー図である。
以下、マンコンベヤにおける一実施形態について、図1〜図7を参照しながら説明する。なお、各図において、図面の寸法比と実際の寸法比とは、必ずしも一致しておらず、また、各図面の間での寸法比も、必ずしも一致していない。
各図において、第1方向D1は、水平方向と平行な方向であって、前後方向D1といい、第2方向D2は、水平方向と平行な方向で且つ前後方向D1と直交する方向であって、幅方向D2といい、第3方向D3は、鉛直方向と平行な方向であって、上下方向D3という。
図1に示すように、本実施形態に係るマンコンベヤ1は、躯体に設置される構造体2と、人を前後方向D1へ搬送する搬送部3と、搬送部3を幅方向D2で挟むように配置される一対の欄干部4,4(図1においては、一つのみを図示している)とを備えている。また、マンコンベヤ1は、搬送部3及び欄干部4を駆動させる駆動部5と、駆動部5を制動する制動部6と、駆動部5及び制動部6を制御する制御部7とを備えている。
本実施形態に係るマンコンベヤ1は、人を搬送するために、踏面が階段状になるエスカレータであるが、斯かる構成に限られない。例えば、マンコンベヤ1は、人を搬送するために、踏面が平面状となる移動歩道(動く歩道)であってもよい。
搬送部3は、駆動部5に駆動されることによって無端回転する環状の走行部(例えば、チェーン)3aと、走行部3aに対して回転可能に接続され、人が乗る踏面を有する複数のステップ3bとを備えている。走行部3aは、幅方向D2に離れて一対設けられている(図1においては、一つのみ図示している)。そして、複数のステップ3bは、一対の走行部3a,3aの間に配置され、それぞれの走行部3aに対して回転可能に接続されている。
駆動部5は、ステップ3bが反転するように、走行部3aが巻き掛けられる一対の回転部(例えば、スプロケット)5a,5aと、回転部5aを回転させる駆動源(例えば、モータ)5bとを備えている。そして、回転部5aが駆動源5bの駆動によって回転するため、ステップ3bは、走行する。
制動部6は、電気の供給に伴って、駆動部5を制動する状態と駆動部5の制動を解除する状態とを切り替え可能に構成されている。具体的には、制動部(例えば、ブレーキ)6は、通電が停止されることによって駆動部5を制動し、通電されることによって駆動部5の制動を解除するように、構成されている。
図2に示すように、マンコンベヤ1は、乗降部1aに、人を検出する人検出部8,9を備えている。人検出部8,9は、乗降部1aに人が存在するか否かを検出する。なお、図2においては、下側の乗降部1aのみが図示されているが、マンコンベヤ1は、上側の乗降部1aにも、人を検出する人検出部8,9を備えている。
特に限定されないが、第1人検出部8は、図2に示すように、前後方向D1に向けて投射される光電センサ(例えば、反射型)とし、欄干部4の下部に配置されてもよい。また、特に限定されないが、第2人検出部9は、幅方向D2に向けて投射される光電センサ(例えば、透過型)とし、欄干部4の下部に配置されてもよい。
図3に示すように、マンコンベヤ1は、各種情報が入力される入力部1bと、各種情報が出力される出力部1cとを備えている。特に限定されないが、入力部1bは、例えば、スイッチ、タッチパネル、携帯装置(リモコン、携帯端末)とすることができる。また、特に限定されないが、出力部1cは、例えば、音声部(例えば、ブザー、スピーカ)、表示部(例えば、表示板、表示灯)、携帯装置(リモコン、携帯端末)とすることができる。
制御部7は、各種情報を取得する取得部7aと、各種情報を記憶する記憶部7bと、取得部7a及び記憶部7bの情報に基づいて、各種情報を演算する演算部7cとを備えている。そして、制御部7は、マンコンベヤ1の利用状況を判定する利用状況判定部7dと、制動部6を起動するための設定時間を決定する設定時間決定部7eとを備えている。
また、制御部7は、駆動部5を制御する駆動制御部7fと、制動部6を制御する制動制御部7gと、出力部1cを制御する出力制御部7hとを備えている。なお、制御部7は、CPU、メモリ等を有した所謂コンピュータである。そして、制御部7は、メモリに格納されたプログラムをCPUで実行することによって、各部7a〜7hとしての機能を有するものである。
駆動制御部7fは、人検出部8,9の検出に基づいて、駆動部5を制御している。特に限定されないが、例えば、乗り場側の乗降部1aの第1人検出部8が人を検出することによって、駆動制御部7fは、ステップ3bを起動させ、乗り場側の乗降部1aの第2人検出部9が最後に人を検出した後に所定時間(例えば、ステップ3bが1/2周の距離を走行する時間+30秒)が経過した場合に、駆動制御部7fは、ステップ3bを停止させる、という構成でもよい。
制動制御部7gは、ステップ3bの走行状況に基づいて、制動部6を制御している。具体的には、ステップ3bが停止してから設定時間が経過した場合に、制動制御部7gは、制動部6への通電を停止し、駆動部5を制動する(ブレーキを起動する)。換言すると、ステップ3bが走行する場合及びステップ3bが停止してから設定時間が経過する前までの場合に、制動制御部7gは、制動部6への通電をすることによって、駆動部5の制動を解除する(ブレーキを開放する)。
利用状況判定部7dは、現在の時刻に基づいて、マンコンベヤ1の利用状況を判定している。特に限定されないが、図4に示すように、日中(8時〜20時)の場合に、利用状況は、「第1状態(利用頻度が多い状態)」と判定され、早朝及び深夜(20時〜8時)の場合に、利用状況は、「第2状態(利用頻度が少ない状態)」と判定されてもよい。
なお、例えば、実際の利用状況の調査結果に基づいて、時刻と利用状況との関係が設定されていてもよい。また、例えば、実際の利用状況を機械学習させることによって、時刻と利用状況との関係が演算されていてもよい。また、時刻の区分数(図4においては3つ)及び利用状況の状態数(図4においては2つ)は、それぞれ特に限定されない。
また、利用状況判定部7dは、人検出部8,9の検出に基づいて、マンコンベヤ1の利用状況を判定している。判定に使用する情報として、例えば、人検出部8,9が人を検出した時間の累積時間、人検出部8,9が人を検出する間隔の時間、といった人検出部8,9の検出時間とすることができる。
特に限定されないが、利用状況判定部7dは、図5に示すように、例えば、所定時間に対する、乗り場側の乗降部1aの第2人検出部9が人を検出した時間の累積時間に基づいて、利用状況を判定してもよい。例えば、直近の所定時間(例えば、30分)の当該累積時間が設定値(例えば、5分)以上である場合に、利用状況は、「第1状態(利用頻度が多い状態)」と判定され、直近の所定時間の当該累積時間が設定値未満である場合に、利用状況は、「第2状態(利用頻度が少ない状態)」と判定されてもよい。
なお、例えば、ステップ3bの走行が人検出部8,9に基づいて制御されている場合には、利用状況判定部7dは、直近の所定時間に対するステップ3bの走行時間に基づいて、利用状況を判定してもよい。即ち、利用状況判定部7dは、人検出部8,9の検出を間接的に使用して、利用状況を判定してもよい。また、検出時間の区分数(図5においては2つ)及び利用状況の状態数(図5においては2つ)は、それぞれ特に限定されない。
設定時間決定部7eは、図6に示すように、利用状況判定部7dの判定に基づいて、制動部6を起動するための設定時間を決定している。具体的には、時刻による利用状況の判定(以下、「時刻利用状況」ともいう)と、人検出部8,9の人検出による利用状況の判定(以下、「人検出利用状況」ともいう)との組み合わせによって、設定時間が決定されている。
特に限定されないが、本実施形態においては、時刻利用状況が第1状態であり且つ人検出利用状況が第1状態である場合に、設定時間は、第1設定時間T1となり、時刻利用状況が第1状態であり且つ人検出利用状況が第2状態である場合に、設定時間は、第2設定時間T2となり、時刻利用状況が第2状態である場合に、人検出利用状況に関わらず、設定時間は、第3設定時間T3となる。なお、時刻利用状況が第2状態である場合に、人検出利用状況に基づいて、設定時間が異なっていてもよい。
また、特に限定されないが、本実施形態においては、第1設定時間T1は、60秒としており、第2設定時間T2は、30秒とし、第3設定時間T3は、5秒としている。即ち、ステップ3bの次の起動までの予測時間が長い場合ほど、設定時間は長く設定されている。
これにより、例えば、ステップ3bの次の起動までの時間が短いと予測されるような場合に、制動部6への通電が維持され易くなるため、例えば、ステップ3bの起動を円滑にすることができる。また、例えば、ステップ3bの次の起動までの時間が長いと予測されるような場合に、制動部6への通電が停止され易くなるため、例えば、制動部6が電力を浪費することを抑制することができる。
なお、例えば、設定時間T1〜T3のうち、最も長い第1設定時間T1は、無限大(∞)としてもよい。斯かる構成によれば、時刻利用状況が第1状態であり且つ人検出利用状況が第1状態である、即ち、マンコンベヤ1の利用頻度が多い状況である場合に、制動部6への通電が維持され、制動部6への通電が停止されることはない。
本実施形態に係るマンコンベヤ1の構成については以上の通りであり、次に、本実施形態に係るマンコンベヤ1の制動制御方法について、図7を参照しながら説明する。なお、マンコンベヤ1の制動制御方法は、特に限定されず、例えば、各工程S1〜S13の順番は、特に限定されない。
図7に示すように、現在の時刻が8時〜20時であり且つ人検出部8,9の検出時間が設定値以上である場合に(S1の「Y」、S2の「Y」)、設定時間は、第1設定時間T1に決定される(S3)。また、現在の時刻が8時〜20時であり且つ人検出部8,9の検出時間が設定値未満である場合に(S1の「Y」、S2の「N」)、設定時間は、第2設定時間T2に決定される(S4)。また、現在の時刻が20時〜8時である場合に(S1の「N」)、設定時間は、第3設定時間T3に決定される(S5)。
なお、本実施形態においては、現在の時刻及び人検出部8,9の検出のそれぞれに基づいて、マンコンベヤ1の利用状況が、具体的な判定結果(第1状態、第2状態)まで導かれていない。しかしながら、マンコンベヤ1の利用状況を判定する情報に基づいて、設定時間T1〜T3が決定されている。したがって、斯かる構成は、「マンコンベヤ1の利用状況を判定する利用状況判定部7dと、利用状況判定部7dの判定に基づいて、設定時間T1〜T3を決定する設定時間決定部7eとを備える」という構成に含まれる。
そして、ステップ3bが停止した場合には(S6の「Y」)、ステップ3bの停止時間のカウントがされる(S7)。なお、ステップ3bの走行が停止した時には、制動部6への通電がされているため、制動部6は、駆動部5の制動を解除している。これにより、ステップ3bが停止した後にすぐ起動する場合には、駆動部5の制動の解除が維持された状態である。
そして、ステップ3bの停止時間が設定時間T1〜T3を経過した場合に(S9の「Y」)、制動部6への通電が停止されるため(S10)、制動部6は、駆動部5を制動する。このように、制動部6への通電が停止されるため、制動部6が電力を浪費することを抑制することができる。
なお、ステップ3bの停止時間が設定時間T1〜T3を経過する前に(S9の「N」)、ステップ3bが起動された場合には(S8の「N」)、ステップ3bの停止時間のカウントがリセットされる(S11)。これにより、ステップ3bが停止した後に設定時間T1〜T3未満で起動した場合には、制動部6への通電が維持されているため、駆動部5の制動の解除が維持された状態である。
以上より、本実施形態に係るマンコンベヤ1は、人が乗るステップ3bを走行させる駆動部5と、通電が停止されることによって前記駆動部5を制動し、通電されることによって前記駆動部5の制動を解除する制動部6と、前記駆動部5及び前記制動部6を制御する制御部7と、を備え、前記制御部7は、前記ステップ3bの走行が停止してから設定時間T1〜T3が経過した場合に、前記制動部6への通電を停止する制動制御部7gを備える。
斯かる構成によれば、ステップ3bの走行が停止してから設定時間T1〜T3が経過した場合に、制動部6への通電が停止される。これにより、制動部6が電力を浪費することを抑制することができる。
また、本実施形態に係るマンコンベヤ1においては、前記制御部7は、前記マンコンベヤ1の利用状況を判定する利用状況判定部7dと、前記利用状況判定部7dの判定に基づいて、前記設定時間T1〜T3を決定する設定時間決定部7eと、を備える、という構成である。
斯かる構成によれば、マンコンベヤ1の利用状況に基づいて、設定時間T1〜T3が決定される。これにより、設定時間T1〜T3を適正な時間に決定することができるため、制動部6が電力を浪費することを効果的に抑制することができる。
また、本実施形態に係るマンコンベヤ1においては、前記利用状況判定部7dは、現在の時刻に基づいて、前記マンコンベヤ1の利用状況を判定する、という構成である。
斯かる構成によれば、現在の時刻に基づいて、マンコンベヤ1の利用状況が判定される。これにより、マンコンベヤ1の利用状況が適正に判定されるため、設定時間T1〜T3を適正な時間に決定することができる。
また、本実施形態に係るマンコンベヤ1は、人を検出する人検出部8,9をさらに備え、前記利用状況判定部7dは、前記人検出部8,9の検出に基づいて、前記マンコンベヤ1の利用状況を判定する、という構成である。
斯かる構成によれば、人検出部8,9の検出に基づいて、マンコンベヤ1の利用状況が判定される。これにより、マンコンベヤ1の利用状況が適正に判定されるため、設定時間T1〜T3を適正な時間に決定することができる。
なお、マンコンベヤ1は、上記した実施形態の構成に限定されるものではなく、また、上記した作用効果に限定されるものではない。また、マンコンベヤ1は、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。例えば、下記する各種の変更例に係る構成や方法等を任意に一つ又は複数選択して、上記した実施形態に係る構成や方法等に採用してもよいことは勿論である。
(1)上記実施形態に係るマンコンベヤ1においては、利用状況判定部7dの判定に基づいて、設定時間T1〜T3は、変更される、という構成である。しかしながら、マンコンベヤ1は、斯かる構成が好ましいものの、斯かる構成に限られない。例えば、利用状況判定部7dは、備えられていない、という構成でもよい。そして、例えば、設定時間は、一定である(変更されない)、という構成でもよい。
(2)また、上記実施形態に係るマンコンベヤ1においては、利用状況判定部7dは、現在の時刻及び人検出部8,9の検出に基づいて、マンコンベヤ1の利用状況を判定する、という構成である。しかしながら、マンコンベヤ1は、斯かる構成に限られない。
例えば、利用状況判定部7dは、現在の時刻のみに基づいて、マンコンベヤ1の利用状況を判定する、という構成でもよい。また、例えば、利用状況判定部7dは、人検出部8,9の検出のみに基づいて、マンコンベヤ1の利用状況を判定する、という構成でもよい。
また、例えば、利用状況判定部7dは、マンコンベヤ1の周辺環境に基づいて、マンコンベヤ1の利用状況を判定する、という構成でもよい。例えば、周辺環境として、隣接されるマンコンベヤ1の稼働状態(運転中、停止中、制動中)、交通機関(電車、バス、飛行機)の発着状況等が挙げられる。
1…マンコンベヤ、1a…乗降部、1b…入力部、1c…出力部、2…構造体、3…搬送部、3a…走行部、3b…ステップ、4…欄干部、5…駆動部、5a…回転部、5b…駆動源、6…制動部、7…制御部、7a…取得部、7b…記憶部、7c…演算部、7d…利用状況判定部、7e…設定時間決定部、7f…駆動制御部、7g…制動制御部、7h…出力制御部、8…第1人検出部、9…第2人検出部、D1…前後方向、D2…幅方向、D3…上下方向

Claims (4)

  1. 人が乗るステップを走行させる駆動部と、
    通電が停止されることによって前記駆動部を制動し、通電されることによって前記駆動部の制動を解除する制動部と、
    前記駆動部及び前記制動部を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記ステップの走行が停止してから設定時間が経過した場合に、前記制動部への通電を停止する制動制御部を備える、マンコンベヤ。
  2. 前記制御部は、前記マンコンベヤの利用状況を判定する利用状況判定部と、前記利用状況判定部の判定に基づいて、前記設定時間を決定する設定時間決定部と、を備える、請求項1に記載のマンコンベヤ。
  3. 前記利用状況判定部は、現在の時刻に基づいて、前記マンコンベヤの利用状況を判定する、請求項2に記載のマンコンベヤ。
  4. 人を検出する人検出部をさらに備え、
    前記利用状況判定部は、前記人検出部の検出に基づいて、前記マンコンベヤの利用状況を判定する、請求項2又は3に記載のマンコンベヤ。
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