JP2016160047A - 乗客コンベア - Google Patents
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Abstract
【課題】建屋に取り付け工事を行うことなく、監視用のカメラを設置できる乗客コンベアを提供する。
【解決手段】踏段30側の手摺りデッキ361に設けられた撮影開口部368と、手摺りデッキ361の内部に設けられ、撮影開口部368から乗客の撮影を行うカメラ68とを有する。
【選択図】 図3
【解決手段】踏段30側の手摺りデッキ361に設けられた撮影開口部368と、手摺りデッキ361の内部に設けられ、撮影開口部368から乗客の撮影を行うカメラ68とを有する。
【選択図】 図3
Description
本発明の実施形態は、乗客コンベアに関するものである。
エスカレータや動く歩道などの乗客コンベアにおいては、乗客の有無や乗客が転倒した状態を検出するために、乗客コンベアが設置されている建屋の天井面に監視用のカメラを設け、このカメラで撮影した画像に基づいて乗客の状態を確認している。
上記のような建屋の天井面にカメラを設置する構造であると、その設置の際に大掛かりな取り付け工事が必要となるという問題点があった。
そこで、本発明の実施形態は上記問題点に鑑み、建屋に取り付け工事を行うことなく、監視用のカメラを設置できる乗客コンベアを提供することを目的とする。
本発明の実施形態は、走行する踏段と、前記踏段の左右両側に立設された左右一対の欄干と、前記欄干の上端に設けられた手摺りデッキと、前記踏段の走行と同期し、かつ、前記手摺りデッキに沿って走行する手摺りベルトと、前記踏段側の前記手摺りデッキに設けられた撮影開口部と、前記手摺りデッキの内部に設けられ、前記撮影開口部から撮影を行う監視用のカメラと、を有することを特徴とする乗客コンベアである。
以下、本発明の一実施形態のエスカレータ10を図1〜図9に基づいて説明する。
(1)エスカレータ10
エスカレータ10の構造について、図1に基づいて説明する。図1はエスカレータ10を側面から見た説明図である。
エスカレータ10の構造について、図1に基づいて説明する。図1はエスカレータ10を側面から見た説明図である。
エスカレータ10の枠組みであるトラス12が、建屋1の上階と下階に跨がって支持アングル2,3を用いて支持されている。
トラス12の上端部にある上階側の機械室14内部には、踏段30を走行させる駆動装置18が設けられている。この駆動装置18は、誘導電動機(インダクションモータ)よりなるモータ20と、減速機と、この減速機の出力軸に取り付けられた出力スプロケットと、この出力スプロケットにより駆動する駆動チェーン22と、モータ20の回転を停止させ、かつ、停止状態を保持するディスクブレーキ64とを有している。この駆動チェーン22により駆動スプロケット24が回転する。また、上階側の機械室14内部には、モータ20をインバータ装置64を介してインバータ制御する制御部50が設けられている。
トラス12の下端部にある下階側の機械室16内部には、従動スプロケット26が設けられている。上階側の駆動スプロケット24と下階側の従動スプロケット26との間には、左右一対の無端の踏段チェーン28,28が掛け渡されている。左右一対の踏段チェーン28,28には、複数の踏段30が等間隔で取り付けられている。踏段30の車輪301はトラス12に固定された不図示の案内レールを走行し、車輪302はトラス12に固定された案内レール25を走行する。
トラス12の左右両側、すなわち、走行する踏段30の左右両側には、左右一対の欄干36,36が立設されている。この欄干36の上部に手摺りデッキ361が設けられ、手摺りデッキ361の上端部に手摺りレール362が設けられ、この手摺りレール362に沿って手摺りベルト38が踏段30と同期して走行する。この手摺りデッキ361については、後から詳しく説明する。
欄干36の上階側の正面下部には上階側の正面スカートガード40が設けられ、下階側の正面下部には下階側の正面スカートガード42が設けられ、正面スカートガード40,42から手摺りベルト38の出入口であるインレット部46,48がそれぞれ突出している。欄干36の側面下部には、スカートガード44が設けられ、左右一対のスカートガード44,44の間を踏段30が走行する。上下階のスカートガード44の内側面には、操作盤52,56、スピーカ54,58がそれぞれ設けられている。
上階側の左右一対のスカートガード44,44の間にある乗降口であって、機械室14の天井面には、上階側の乗降板32が水平に設けられている。下階側の左右一対のスカートガード44,44の間にある乗降口であって、機械室16の天井面には、下階側の乗降板34が水平に設けられている。上階側の乗降板32の先端には櫛歯状のコム60が設けられ、このコム60に踏段30が侵入する。また、下階側の乗降板34の先端にも櫛歯状のコム62が設けられている。
(2)手摺りデッキ361の構造
次に、手摺りデッキ361の構造について図2〜図5に基づいて説明する。
次に、手摺りデッキ361の構造について図2〜図5に基づいて説明する。
図3に示すように垂直に立設されたガラス板よりなる欄干36の上端部に手摺りデッキ361が取り付けられている。この手摺りデッキ361は、手摺りデッキ361の底部363の中央部分が、踏段30の走行方向に沿って上方に膨らんで挿入突条部367が形成され、その挿入突条部367の裏側の挿入溝364に欄干36の上部が嵌合する。底部363の左右両側部から内側部365と外側部366が立設されている。内側部365は、踏段30側に位置し、外側部366は欄干36の外側に位置している。内側部365と外側部366の上端部はそれぞれ左右の外方に延設され、手摺りレール362が形成されている。この手摺りレール362,362を上方から囲むようにC字状の縦断面を有する手摺りベルト38が取り付けられている。
図3に示すように、手摺りデッキ361の内側部365と挿入突条部367の間の空間に、監視用のカメラ68が設置されている。このカメラ68は、図4に示すように踏段30の走行方向に対し30°傾斜して内側の向きに設置され、また、この撮影が可能なように手摺りデッキ361の内側部365には図4と図5に示すように撮影開口部368が切り欠かれている。この監視用のカメラ68の設置位置は、図2に示すように手摺りデッキ361の4カ所に設けられている。具体的には、1台目、2台目のカメラ68は、上階側の乗降口付近の左右一対の手摺りデッキ361にそれぞれ設置され、図2に示すように、撮影方向が上階と下階の間にある傾斜した欄干36に設定されている。また、3台目のカメラ68は、上階側の乗降口付近における一方の手摺りデッキ361に設置され、上階側の乗降口に向かって撮影方向が設定されている。さらに、4台目のカメラ68は、下階側の乗降口付近における他方の手摺りデッキ361に設置され、下階側の乗降口に向かって撮影方向が設定されている。
これにより、4台のカメラ68は、上階側の乗降口、下階側の乗降口、上階側の乗降口と下階側の乗降口の間にある傾斜している欄干36の部分を撮影できる。
(3)エスカレータ10の電気的構成
次に、エスカレータ10の電気的構成について図6のブロック図に基づいて説明する。
次に、エスカレータ10の電気的構成について図6のブロック図に基づいて説明する。
マイクロコンピュータよりなる制御部50には、モータ20をインバータ制御するためのインバータ装置64が接続され、また安全装置66、操作盤52,56、スピーカ54,58が接続され、さらに4台の監視用のカメラ68が接続されている。
4台のカメラ68は、上記で説明した撮影方向における動画をそれぞれ撮影し、制御部50に出力する。制御部50は、4台のカメラ68が撮影している動画に基づいて、エスカレータ10に乗客が乗っているか否かを判断する。この判断方法は、例えばエスカレータ10に乗客が乗っていない状態の基準画像と、現在の動画における1つのフレーム画像をフレーム毎に常に比較し、比較しているフレーム画像に関して基準画像に対し変更領域が存在する場合には乗客が存在すると判断する。また、制御部50は、その乗客に対応する変化領域を一方の乗降口から他方の乗降口までをフレーム画像毎に追跡して、nフレーム画像でその追跡領域が存在し、n+1フレーム画像でその追跡領域がいきなり消失した場合には、乗客が転倒したと判断する。
安全装置66としては、スカートガード44に設けられたスカートガード挟まれ検出装置、インレット部46,48に設けられたインレット挟まれ検出装置、案内レール25に設けられた踏段浮き上がり検出装置、非常停止ボタンなどである。スカートガード挟まれ検出装置とは、スカートガード44と踏段30の間に異物(例えば、服や荷物)が挟まれたことを検出する装置であり、インレット挟まれ検出装置とは、手摺りベルト38が引き込まれるインレット部46又はインレット部48に異物(例えば、乗客の手や荷物)が同時に引き込まれたときに検出する装置である。
(4)第1の制御方法
上記構成のエスカレータ10において、制御部50が乗客を監視する第1の制御方法について図7のフローチャートに基づいて説明する。
上記構成のエスカレータ10において、制御部50が乗客を監視する第1の制御方法について図7のフローチャートに基づいて説明する。
ステップS1において、制御部50が、モータ20を回転させてエスカレータ10の運転を開始し、ステップS2に進む。
ステップS2において、制御部50は、4台のカメラ68が撮影している動画に基づいて、エスカレータ10に乗客が乗っているか否かを判断する。そしてステップS3に進む。
ステップS3において、制御部50は、全てのカメラ68からの動画に基づく判断から、乗客がエスカレータ10に乗っていない場合にはステップS4に進み(YESの場合)、乗客が乗っている場合にはステップS2に戻る(NOの場合)。
ステップS4において、制御部50は、エスカレータ10の稼働終了時刻(例えば、午後8時00分)を過ぎたか否かを判断し、過ぎていればステップS8に進み(YESの場合)、過ぎていなければステップS5に進む(NOの場合)。稼働終了時刻は、エスカレータ10が設置されているデパートやスーパーマーケットなどの閉店時間に合わせる。
ステップS5において、制御部50は、稼働終了時刻前ではあるが、乗客がエスカレータ10に乗っていないため、省エネルギーのためエスカレータ10を待機状態で停止させ、ステップS6に進む。
ステップS6において、制御部50は、全てのカメラ68の動画に基づいて乗客がエスカレータ10に乗ってきているか否かを常に判断し、少なくとも1台のカメラ68が撮影した動画によって乗客が確認されればステップS7に進み(YESの場合)、確認されなければステップS6を続ける(NOの場合)。
ステップS7において、エスカレータ10の運転を再開し、ステップS2に戻る。
ステップS8において、制御部50は、稼働終了時刻が過ぎており、乗客も存在しないためエスカレータ10を停止させ、全てのカメラ68の監視も終了する。そしてステップS9に進む。
ステップS9において、制御部50は、現在時刻を計測し続け、エスカレータ10の稼働開始時刻(例えば、午前9時00分)が過ぎていれば、エスカレータ10が運転開始が可能な状態にすると共に、全てのカメラ68の監視を始めてステップS10に進み(YESの場合)、過ぎていなければステップS9を続ける(NOの場合)。例えば、稼働開始時刻は、エスカレータ10が設置されているデパートやスーパーマーケットなどの開店時刻に合わせる。
ステップS10において、制御部50は、4台のカメラ68の中で少なくとも1台のカメラ68の動画からが乗客の乗り込む瞬間を確認するとエスカレータ10の運転の開始を行うためにステップS1に戻り(YESの場合)、乗客を確認できない場合にはステップS10を続ける(NOの場合)。
(5)第2の制御方法
上記構成のエスカレータ10において、制御部50が乗客を監視する第2の制御方法について図8のフローチャートに基づいて説明する。この第2の制御方法は、制御部50が、第1の制御方法と並列させて実行する。
上記構成のエスカレータ10において、制御部50が乗客を監視する第2の制御方法について図8のフローチャートに基づいて説明する。この第2の制御方法は、制御部50が、第1の制御方法と並列させて実行する。
ステップS101において、制御部50は、エスカレータ10の運転を開始し、ステップS102に進む。
ステップS102において、4台の監視用のカメラ68で乗客の動画を撮影し、ステップS103に進む。
ステップS103において、制御部50は、4台のカメラ68の動画に基づいて乗客が転倒したか否かを検出する。制御部50は、乗客の転倒を検出していなければステップS103を続け、乗客の転倒を検出した場合にはステップS104に進む。
ステップS104において、制御部50は、スピーカ54,58から非常用のブザーを鳴らし、ステップS105において、周囲の乗客に対しエスカレータ10が非常停止することをアナウンスし、ステップS106において、エスカレータ10を非常停止させ、ステップS107に進む。
ステップS107において、制御部50は、エスカレータ10の管理者や保守会社へ非常停止したことを通報し終了する。
(6)効果
本実施形態のエスカレータ10であると、監視用のカメラ68を手摺りデッキ361内部に設けているため、エスカレータ10の設置と同時に設置することができ、従来のように建屋の天井面に取り付ける必要がなく大掛かりな施設工事が不要となる。
本実施形態のエスカレータ10であると、監視用のカメラ68を手摺りデッキ361内部に設けているため、エスカレータ10の設置と同時に設置することができ、従来のように建屋の天井面に取り付ける必要がなく大掛かりな施設工事が不要となる。
また、監視用のカメラ68は手摺りデッキ361の内部に設けられているため、乗客の移動に妨げにならず、また、複数箇所に取り付けることができる。
また、手摺りデッキ361内部に取り付けられたカメラ68は、踏段30の走行方向に対し斜めに取り付けられているため、手摺りデッキ361の内側部365に開口した撮影開口部368から乗降口付近や欄干36の傾斜部分を撮影できる。
また、制御部50は、カメラ68で乗客の有無を確認してエスカレータ10の運転及び停止を自動的に行うことにより、管理者が運転の稼働開始時刻及び稼働終了時刻に直接現場に行って操作を行うことが不要となる。
また、制御部50は、乗客を検出しない場合にはエスカレータ10を待機状態で停止させることにより、省エネルギーを図ることができる。
また、制御部50は、乗客の転倒を監視し、乗客が転倒したことを検出すれば直ちにエスカレータ10を停止させることができる。また、二次災害の発生を防止するためブザーやアナウンスを行うため他の乗客にとっても安全である。また、非常停止をすれば管理者や保守会社へ自動的に通報されるため、管理者や保守会社は簡単に非常停止の状態を把握でき、さらに、カメラ68で記録した動画は事故発生の原因究明と安全対策立案の参考資料となる。
(7)第3の制御方法
次に、第3の制御方法について図9に基づいて説明する。
次に、第3の制御方法について図9に基づいて説明する。
上記で説明した第1の制御方法は、一方向(上昇方向又は下降方向)のみの運転をする制御方法であったが、この第3の制御方法では、駅のプラットホームなどのように予め設定された切り換え時刻になると上昇方向を下降方向、又は、下降方向を上昇方向に運転方向を切り換えて制御する方法である。なお、この第3の制御方法においても、制御部50は、第2の制御方法を並列して実行している。
ステップS201において、エスカレータ10が例えば上昇方向に運転が開始され、ステップS202に進む。
ステップS202において、運転方向の切り換え時刻(例えば、午後2時00分)になるとステップS203に進む。
ステップS203において、エスカレータ10の乗客の有無を各カメラ68で確認しステップS204に進む。
ステップS204において、制御部50は、全てのカメラ68で乗客が乗っていない場合にはステップS205に進み(YESの場合)、1台のカメラ68でも乗客を確認すればステップS203に戻る(NOの場合)。
ステップS205において、制御部50は、乗客が乗っていないため、エスカレータ10を停止させ、ステップS206に進む。
ステップS206において、制御部50は、運転方向を切り換えるための切り換え時間t(例えば、1分程度)の間に乗客が乗り込んでくるか否かを4台のカメラ68で監視し、乗り込んでこない場合にはステップS208に進み(NOの場合)、乗り込んでくればステップS207に進む(YESの場合)。
ステップS207において、制御部50は、切り換え時間tの間に乗客が乗り込んできたため、停止前と同じ方向(上昇方向)へ加速して、運転を再開しステップS203に戻る。
ステップS208において、制御部50は、切り換え時間tの間に乗客は乗り込んでこないため、運転方向の切り換えを完了しステップS209に進む。例えば、運転方向を上昇方向から下降方向に切り換える。なお、この状態では、エスカレータ10は停止したままである。
ステップS209において、制御部50は、4台のカメラ68の中で少なくとも1台で乗客が確認された場合はステップS210に進み(YESの場合)、確認できない場合にはステップ209を継続して停止状態を継続する(NOの場合)。
ステップS210において、制御部50は、逆方向(下降方向)へエスカレータ10の運転を開始し、ステップS202に戻る。
第3の制御方法であれば、4台のカメラ68で乗客の有無を確認して、エスカレータ10の運転方向の切り換えを自動的に行うことができるため、運転方向の切り換え時刻に管理者が直接現場へ向かって操作をする必要がない。
(8)変更例
上記実施形態ではエスカレータ10の左右一対の手摺りデッキ36に4台の監視用のカメラ68を設けたが、これに限らず上階側と下階側の乗降口が監視できる台数であれば他の台数でもよい。
上記実施形態ではエスカレータ10の左右一対の手摺りデッキ36に4台の監視用のカメラ68を設けたが、これに限らず上階側と下階側の乗降口が監視できる台数であれば他の台数でもよい。
また、上記実施形態では撮影開口部368は開口したままの状態であったが、これに代えて透明なカバー板を撮影開口部368に取り付けてもよい。
また、上記実施形態ではカメラ68で撮影した動画を3つの制御方法に用いたが、これに限らず他の制御方法、例えば乗客の数をカウントして、来店数を計算したりするために用いてもよい。
また、上記実施形態では、エスカレータ10の踏段30に適応して説明したが、これに代えて動く歩道のステップ(踏段)に適応してもよい。
上記では本発明の一実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の主旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10・・・エスカレータ、36・・・欄干、38・・・手摺りベルト、68・・・カメラ、361・・・手摺りデッキ、362・・・手摺りレール、365・・・内側部、368・・・撮影開口部、501・・・制御部
本発明の実施形態は、走行する踏段と、前記踏段の左右両側に立設された左右一対の欄干と、前記欄干の上端に設けられた手摺りデッキと、前記踏段の走行と同期し、かつ、前記手摺りデッキに沿って走行する手摺りベルトと、前記踏段側の前記手摺りデッキに設けられた撮影開口部と、前記手摺りデッキの内部に設けられ、前記撮影開口部から撮影を行う監視用のカメラと、を有し、前記撮影開口部は、前記手摺りデッキの内側部に形成され、前記カメラは、前記手摺りデッキの前記内側部と前記欄干との間に収納されている、することを特徴とする乗客コンベアである。
Claims (10)
- 走行する踏段と、
前記踏段の左右両側に立設された左右一対の欄干と、
前記欄干の上端に設けられた手摺りデッキと、
前記踏段の走行と同期し、かつ、前記手摺りデッキに沿って走行する手摺りベルトと、
前記踏段側の前記手摺りデッキに設けられた撮影開口部と、
前記手摺りデッキの内部に設けられ、前記撮影開口部から撮影を行う監視用のカメラと、
を有することを特徴とする乗客コンベア。 - 前記撮影開口部は、前記手摺りデッキの内側部に形成され、
前記カメラが前記踏段の走行方向に対し斜めに配置されている、
請求項1に記載の乗客コンベア。 - 前記カメラは、前記手摺りデッキの前記内側部と前記欄干との間に収納されている、
請求項1に記載の乗客コンベア。 - 前記カメラは、前記踏段の乗降口の方向を撮影している、
請求項1に記載の乗客コンベア。 - 前記カメラは、一方の前記乗降口と他方の乗降口との間の空間を撮影している、
請求項1に記載の乗客コンベア。 - 前記カメラは、左右一対の前記手摺りデッキの相対向する位置にそれぞれ設けられている、
請求項1に記載の乗客コンベア。 - 前記カメラは、左右一対の前記手摺りデッキのどちらか一方に設けられている、
請求項1に記載の乗客コンベア。 - 前記乗客コンベアの制御部は、前記カメラが撮影した動画から乗客の有無を検出する、
請求項1に記載の乗客コンベア。 - 前記乗客コンベアの制御部は、前記カメラが撮影した動画から乗客の転倒を検出する、
請求項1に記載の乗客コンベア。 - 前記乗客コンベアが、エスカレータ、又は、動く歩道である、
請求項1に記載の乗客コンベア。
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