JP2020093899A - エスカレータの制御システム - Google Patents

エスカレータの制御システム Download PDF

Info

Publication number
JP2020093899A
JP2020093899A JP2018233225A JP2018233225A JP2020093899A JP 2020093899 A JP2020093899 A JP 2020093899A JP 2018233225 A JP2018233225 A JP 2018233225A JP 2018233225 A JP2018233225 A JP 2018233225A JP 2020093899 A JP2020093899 A JP 2020093899A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
escalator
platform
control system
train
floor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018233225A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6729975B2 (ja
Inventor
吉田 幹
Miki Yoshida
幹 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Elevator and Building Systems Corp
Original Assignee
Toshiba Elevator Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Elevator Co Ltd filed Critical Toshiba Elevator Co Ltd
Priority to JP2018233225A priority Critical patent/JP6729975B2/ja
Publication of JP2020093899A publication Critical patent/JP2020093899A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6729975B2 publication Critical patent/JP6729975B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Escalators And Moving Walkways (AREA)

Abstract

【課題】駅のプラットホームに設けられたエスカレータの乗降口付近の混雑を解消することができるエスカレータの制御システムを提供する。【解決手段】左右両側に線路があるプラットホームに、左右並列に設けられ、前記プラットホームと他階とを接続する2台のエスカレータの進行方向を切り替える制御をする制御システムであって、2台の前記エスカレータの運転、停止、運転方向をそれぞれ制御する制御手段と、左側の線路、又は右側の線路に列車が入線する入線情報を取得する取得手段と、を有し、前記制御手段は、前記取得手段が取得した入線情報に基づいて、列車が入線する線路に近い側の前記エスカレータの進行方向を、前記プラットホームから前記他階へ乗客を送る方向である第1送り出し方向に切り替える、制御システムとする。【選択図】 図1

Description

本発明の実施形態は、エスカレータの制御システムに関するものである。
プラットホームの左右両側に同じ進行方向の列車が到着する駅、例えば、終着駅では、列車は左右交互に入線することがあり、駅のプラットホームにはエスカレータが並列に設けられていることがある。
特開2003−54864号公報 特開平2−209386号公報
この際、並列に設けられた2機のエスカレータの運転方向がそれぞれ上昇運転と下降運転とで固定されていると、プラットホームにおけるエスカレータの乗り口が、降り口よりも到着した列車から遠い位置にある場合、列車から降りてエスカレータに乗ろうとしている乗客と、エスカレータから降りて列車に乗ろうとしている乗客とが交錯して混雑するおそれがあった。
そこで本発明の実施形態は上記問題点に鑑み、駅のプラットホームに設けられたエスカレータの乗降口付近の混雑を解消することができるエスカレータの制御システムを提供することを目的とする。
本発明の実施形態は、左右両側に線路があるプラットホームに、左右並列に設けられ、前記プラットホームと他階とを接続する2台のエスカレータの進行方向を切り替える制御をする制御システムであって、2台の前記エスカレータの運転、停止、運転方向をそれぞれ制御する制御手段と、左側の線路、又は右側の線路に列車が入線する入線情報を取得する取得手段と、を有し、前記制御手段は、前記取得手段が取得した入線情報に基づいて、列車が入線する線路に近い側の前記エスカレータの進行方向を、前記プラットホームから前記他階へ乗客を送る方向である第1送り出し方向に切り替える、制御システムである。
1番線に列車が到着する場合の列車が駅に接近している状態を示す、プラットホームを上から見た説明図。 1番線に列車が到着する場合の列車が信号機を通過した状態を示す、プラットホームを上から見た説明図。 一実施形態の制御システムの電気的構成を示すブロック図。 1番線に列車が到着する場合の制御方法を示すフローチャート。 図4に示すフローチャートの各フローにおける、各装置の運転状態を示す一覧表。 2番線に列車が到着する場合の列車が駅に接近している状態を示す、プラットホームを上から見た説明図。 2番線に列車が到着する場合の列車が信号機を通過した状態を示す、プラットホームを上から見た説明図。 2番線に列車が到着する場合の制御方法を示すフローチャート。 図8に示すフローチャートの各フローにおける、各装置の運転状態を示す一覧表。
以下、本発明の一実施形態のエスカレータ10,11の制御システム1を図1〜図9に基づいて説明する。
(1)プラットホーム2の構造
プラットホーム2の構造について、終着駅を例に、図1を参照して説明する。図1はプラットホーム2を上から見た説明図である。
本実施形態の駅は、下階にプラットホーム2が設けられ、上階に改札口が設けられている。
プラットホーム2の左右両側には線路7,8が設けられており、線路7側のプラットホーム2が1番線、線路8側のプラットホーム2が2番線である。
プラットホーム2には、2機のエスカレータ10,11が並列に設けられ、エスカレータ10,11の運転は制御システム1(図3参照)によって制御されている。
プラットホーム2の手前には、分岐点A,B,C,Dを有する分岐器3が設けられている。列車は左側通行であり、プラットホーム2に向かって線路8を走行する。1番線に入線する場合には、分岐器3の分岐点Aと分岐点Dとが接続され、線路8を走行する列車は、分岐点Aと分岐点Dを通過して、1番線に入線する。2番線に入線する場合には、分岐器3の分岐点Aと分岐点Bとが接続され、線路8を走行する列車は、分岐点Aと分岐点Bを通過して、2番線に入線する。また、1番線の列車が発車する場合、分岐器3の分岐点Dと分岐点Cとが接続され、列車は1番線を出発し、分岐点Dと分岐点Cを通過して、線路7を走行する。2番線の列車が発車する場合、分岐器3の分岐点Bと分岐点Cとが接続され、列車は2番線を出発し、分岐点Bと分岐点Cを通過し、線路7を走行する。ここで「手前」とは、列車がプラットホーム2に向かって走行する場合の列車の進行方向における手前側をいう。
分岐器3の手前には信号機4が設けられている。信号機4は一定区間毎に設けられており、各区間には1編成の列車しか入線することができないようになっている。すなわち、例えば、図1に示すように、列車21が1番線に入線する場合、分岐器3が分岐点Aと分岐点Dとの接続に切り替わることにより、信号機4から1番線までの区間に列車が存在していないこととなり、信号機4は赤から青へと切り替わり、列車21は信号機4を通過することができる。そして、列車21が信号機4を通過すると信号機4は青から赤へと切り替わる。上述のとおり、列車は左側通行であるため、上記駅のプラットホーム2に向かって走行している列車は、分岐器3よりも手前側では必ず線路8を走行するため、本実施形態においては、線路8側に設けられた信号機の切り替わりのみを考慮する。
エスカレータ10,11のプラットホーム2側及び他階側の乗降口付近にはカメラ5が設けられ、乗客の動向を監視している。
(2)エスカレータ10,11の構造
エスカレータ10,11の枠組みであるトラスがプラットホーム2と、改札口が設けられた上階とに跨がって設けられている。トラスの左右両側には欄干が設けられ、その間を踏段が走行する。
トラスの上端部にある上階側の機械室内部には、踏段を走行させる駆動装置9、駆動装置9を制御する制御装置50が設けられている(図3参照)。
エスカレータ10,11のプラットホーム2側及び他階側の乗降口には、図1に示すように、それぞれ遮断機6が設けられ、エスカレータ10,11の運転方向を切り替える際に、乗降口を遮断し乗客の進入を防ぐことができる。
(3)制御システム1の電気的構成
制御システム1の電気的構成について、図3を参照して説明する。
制御システム1は、列車が入線する入線情報やエスカレータ10,11の乗客の画像を取得する取得装置12と、エスカレータ10,11の運転を制御する主制御装置13とを有する。
取得装置12には、分岐器3、信号機4、カメラ5がそれぞれ接続され、取得装置12は、分岐器3によって選択された線路の進路情報と、信号機4が赤から青に切り替わったときの時間情報と、エスカレータ10,11のカメラ5による乗客の画像とを取得する。
主制御装置13には、エスカレータ10,11の制御装置50が接続され、制御装置50には、遮断機6、駆動装置9がそれぞれ接続している。そして、主制御装置13は、取得装置12が取得した入線情報やエスカレータ10,11の乗客の画像を基に、エスカレータ10,11の制御装置50を介して、遮断機6や駆動装置9を制御している。
(4)1番線に列車21が到着する場合の制御方法
1番線に列車21が到着する場合の制御方法について、図1〜5を参照して説明する。
ここで、図5は、図4に示すフローチャートの各フローにおける、各装置の運転状態を示す一覧表であり、例えば、ステップS1では、分岐器3は分岐点Aと分岐点Bとが接続され、信号機4は赤を示し、列車21は駅に接近しており、エスカレータ10,11の遮断機6はプラットホーム2側、改札階側共に開いており、エスカレータ10は下降運転、エスカレータ11は上昇運転をしていることを示している。
ステップS1において、取得装置12は、信号機4よりも手前の区間に設けられた信号機が、入線する列車21が通過することで、青から赤に切り替わったときの時間情報を取得し、主制御装置13はその時間情報から列車21が駅に接近していることを検知する。次いで、ステップS2に進む。このとき、他の列車20は、図1に示すように2番線で出発待ちをしている。
ステップS2において、取得装置12は、分岐器3が分岐点Aと分岐点Dとを接続するように切り替ったことで選択された線路の進路情報を取得する。次いで、ステップS3に進む。
ステップS3において、取得装置12は、信号機4が赤から青に切り替わったときの時間情報を取得する。次いで、ステップS4に進む。
ステップS4において、主制御装置13は、エスカレータ10の運転方向が下降運転であるかを確認し、下降運転である場合(Yesである場合)にはステップS5に進み、上昇運転である場合(Noである場合)にはステップS15に進む。
ステップS5において、主制御装置13は、エスカレータ11の制御装置50を介して、エスカレータ11のプラットホーム2側(乗り口側)の遮断機6を閉じる。次いで、ステップS6に進む。
ステップS6において、主制御装置13は、取得装置12がカメラ5から取得したエスカレータ11の乗客の画像から、エスカレータ11に乗客がいないことを確認する。次いで、ステップS7に進む。
ステップS7において、主制御装置13は、エスカレータ11の制御装置50を介して、エスカレータ11の運転を停止する。次いで、ステップS8に進む。
ステップS8において、主制御装置13は、エスカレータ11の制御装置50を介して、エスカレータ11の運転方向を下降運転に切り替え、運転を再開する。次いで、ステップS9に進む。
ステップS9において、主制御装置13は、エスカレータ11の制御装置50を介して、遮断機6を開ける。次いで、ステップS10に進む。
ステップS10において、主制御装置13は、エスカレータ10の制御装置50を介して、エスカレータ10の改札階側(乗り口側)の遮断機6を閉じる。次いで、ステップS11に進む。このとき、入線する列車21は、図2に示すように信号機4を通過し、信号機4は青から赤へと切り替わる。
ステップS11において、主制御装置13は、取得装置12がカメラ5から取得したエスカレータ10の乗客の画像から、エスカレータ10に乗客がいないことを確認する。次いで、ステップS12に進む。
ステップS12において、主制御装置13は、エスカレータ10の制御装置50を介して、エスカレータ10の運転を停止する。次いで、ステップS13に進む。
ステップS13において、主制御装置13は、エスカレータ10の制御装置50を介して、エスカレータ10の運転方向を上昇運転に切り替え、運転を再開する。次いで、ステップS14に進む。
ステップS14において、主制御装置13は、エスカレータ10の制御装置50を介して、遮断機6を開ける。次いで、ステップS15に進む。
ステップS15において、エスカレータ10,11の運転方向の切り替え制御を終了する。このとき、入線する列車21は1号線に到着する。
(5)2番線に列車22が到着する場合の制御方法
2番線に列車22が到着する場合の制御方法について、図6〜9を参照して説明する。
ここで、図9は、図8に示すフローチャートの各フローにおける、各装置の運転状態を示す一覧表であり、例えば、ステップS21では、分岐器3は分岐点Aと分岐点Dとが接続され、信号機4は赤を示し、列車22が駅に接近しており、エスカレータ10,11の遮断機6はプラットホーム2側、改札階側共に開いており、エスカレータ10は上昇運転、エスカレータ11は下降運転をしていることを示している。
ステップS21において、取得装置12は、信号機4よりも手前の区間に設けられた信号機が切り替わったときの時間情報を取得し、主制御装置13はその時間情報から列車22が駅に接近していることを検知する。次いで、ステップS22に進む。このとき、到着している列車21は、図6に示すように1番線で出発待ちをしている。
ステップS22において、取得装置12は、分岐器3が分岐点Aと分岐点Bとを接続するように切り替わったことで選択された線路の進路情報を取得する。次いで、ステップS23に進む。
ステップS23において、取得装置12は、信号機4が赤から青へと切り替わったときの時間情報を取得する。次いで、ステップS24に進む。
ステップS24において、主制御装置13は、エスカレータ11の運転方向が下降運転であるかを確認し、下降運転である場合(Yesである場合)にはステップS25に進み、上昇運転である場合(Noである場合)にはステップS35に進む。
ステップS25において、主制御装置13は、エスカレータ10の制御装置50を介して、エスカレータ10のプラットホーム2側(乗り口側)の遮断機6を閉じる。次いで、ステップS26に進む。
ステップS26において、主制御装置13は、取得装置12がカメラ5から取得したエスカレータ10の乗客の画像から、エスカレータ10に乗客がいないことを確認する。次いで、ステップS27に進む。
ステップS27において、主制御装置13は、エスカレータ10の制御装置50を介して、エスカレータ10の運転を停止する。次いで、ステップS28に進む。
ステップS28において、主制御装置13は、エスカレータ10の制御装置50を介して、エスカレータ10の運転方向を下降運転に切り替え、運転を再開する。次いで、ステップS29に進む。
ステップS29において、主制御装置13は、エスカレータ10の制御装置50を介して、遮断機6を開ける。次いで、ステップS30に進む。
ステップS30において、主制御装置13は、エスカレータ11の制御装置50を介して、エスカレータ11の改札階側(乗り口側)の遮断機6を閉じる。次いで、ステップS31に進む。
ステップS31において、主制御装置13は、取得装置12がカメラ5から取得したエスカレータ11の乗客の画像から、エスカレータ11に乗客がいないことを確認する。次いで、ステップS32に進む。
ステップS32において、主制御装置13は、エスカレータ11の制御装置50を介して、エスカレータ11の運転を停止する。次いで、ステップS33に進む。
ステップS33において、主制御装置13は、エスカレータ11の制御装置50を介して、エスカレータ11の運転方向を上昇運転に切り替え、運転を再開する。次いで、ステップS34に進む。
ステップS34において、主制御装置13は、エスカレータ11の制御装置50を介して、遮断機6を開ける。次いで、ステップS35に進む。
ステップS35において、エスカレータ10,11の運転方向の切り替え制御を終了する。このとき、列車22は2番線に到着する。
(6)効果
本実施形態によれば、制御システム1は、列車21,22の到着に応じて、エスカレータ10,11の運転方向を切り替えることにより、プラットホーム2に設けられたエスカレータ10,11の乗降口付近の混雑を解消することができる。
先に、列車21,22が入線する線路とは反対側の線路7,8に近いエスカレータ10,11の運転を切り替えることにより、改札階からプラットホーム2へ乗客を送る運転を行っているエスカレータ10,11を停止することなく、エスカレータ10,11の運転方向の切り替えが可能である。プラットホーム2が混雑するのは、列車到着直後であり、次の列車が到着する前にはプラットホーム2から改札階へと向かう乗客はほとんどおらず、プラットホーム2から改札階へ乗客を送る運転を行っているエスカレータ10,11を一時的に停止しても支障が生じるおそれは低い。
変更例
上記実施形態では、終着駅を例に説明したが、これに限定されず、中間駅においてプラットホーム2の左右両側に、同じ進行方向の列車が交互に入線する場合に制御を行ってもよい。
上記実施形態では、取得装置12がカメラ5から取得した乗客の画像から、主制御装置13がエスカレータ10,11の乗客の有無を判断するものについて説明したが、遮断機6を閉じてから、所定時間経過後には乗客はいないと判断するものであってもよい。
上記実施形態では、下階にプラットホーム2、上階に改札口が設けられた駅を例に説明したが、これに限定されず、上階にプラットホーム2、下階に改札口が設けられた駅であってもよい。
上記実施形態において、取得装置12が入線情報を取得したときに、列車が入線する線路7,8に近い側のエスカレータ10,11において、改札階側の乗り口が乗客により混雑している場合には、エスカレータ10,11の運転方向の切り替えを行わないものであってもよい。また、取得装置12が入線情報を取得したときに、列車が入線する線路とは反対側の線路7,8に近いエスカレータ10,11において、プラットホーム2側の乗り口が乗客により混雑している場合には、エスカレータ10,11の運転方向の切り替えを行わないものであってもよい。
混雑しているか否かについては、例えば、取得装置12がカメラ5から取得した乗客の画像から、エスカレータ10,11の乗降口付近の所定領域に所定人数以上の乗客がいる場合には、主制御装置13が、乗客により混雑していると判断することができる。
上記では本発明の一実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の主旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き替え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1・・・制御システム、2・・・プラットホーム、3・・・分岐器、4・・・信号機、5・・・カメラ、6・・・遮断機、7・・・線路、8・・・線路、9・・・駆動装置、10・・・エスカレータ、11・・・エスカレータ、12・・・取得装置、13・・・主制御装置、20・・・列車、21・・・列車、22・・・列車、50・・・制御装置
本発明の実施形態は、左右両側に線路があるプラットホームに、左右並列に設けられ、前記プラットホームと他階とを接続する2台のエスカレータの進行方向を切り替える制御をする制御システムであって、2台の前記エスカレータの運転、停止、運転方向をそれぞれ制御する制御手段と、左側の線路、又は右側の線路に列車が入線する入線情報を取得する取得手段と、を有し、前記制御手段は、前記取得手段が取得した入線情報に基づいて、列車が入線する線路に近い側の前記エスカレータの進行方向を、前記プラットホームから前記他階へ乗客を送る方向である第1送り出し方向に維持し、または切り替え、前記取得手段は、左右両側の線路に列車を振り分ける分岐器と、前記分岐器の手前にある信号機から入線情報を取得するものであって、前記入線情報は、前記分岐器によって選択された線路の進路情報と、前記信号機が赤から青に切り替わったときの時間情報とを含む、エスカレータの制御システムである。

Claims (10)

  1. 左右両側に線路があるプラットホームに、左右並列に設けられ、前記プラットホームと他階とを接続する2台のエスカレータの進行方向を切り替える制御をする制御システムであって、
    2台の前記エスカレータの運転、停止、運転方向をそれぞれ制御する制御手段と、
    左側の線路、又は右側の線路に列車が入線する入線情報を取得する取得手段と、
    を有し、
    前記制御手段は、前記取得手段が取得した入線情報に基づいて、列車が入線する線路に近い側の前記エスカレータの進行方向を、前記プラットホームから前記他階へ乗客を送る方向である第1送り出し方向に切り替える、
    制御システム。
  2. 前記取得手段は、
    左右両側の線路に列車を振り分ける分岐器と、前記分岐器の手前にある信号機から入線情報を取得するものであって、
    前記入線情報は、前記分岐器によって選択された線路の進路情報と、前記信号機が赤から青に切り替わったときの時間情報とを含む、
    請求項1に記載の制御システム。
  3. 前記エスカレータは前記プラットホーム側及び前記他階側の乗降口にそれぞれ遮断機を有し、
    前記取得手段が前記入線情報を取得したときに、
    前記制御手段が、列車が入線する線路に近い側の前記エスカレータにおいて、前記他階側の乗り口の前記遮断機を閉じ、乗客がいないことを確認した後、運転方向を前記プラットホームから前記他階へ乗客を送る方向である第1送り出し方向に切り替え、前記遮断機を開ける、
    請求項1に記載のエスカレータの制御システム。
  4. 前記制御手段が、列車が入線する線路とは反対側の線路に近い側の前記エスカレータにおいて、前記プラットホーム側の乗り口の前記遮断機を閉じ、乗客がいないことを確認した後、運転方向を前記他階から前記プラットホームへ乗客を送る方向である第2送り出し方向に切り替え、前記遮断機を開け、
    次いで、列車が入線する線路に近い側の前記エスカレータにおいて、前記他階側の乗り口の前記遮断機を閉じ、乗客がいないことを確認した後、運転方向を前記プラットホームから前記他階へ乗客を送る方向である第1送り出し方向に切り替え、前記遮断機を開ける、
    請求項3に記載のエスカレータの制御システム。
  5. 前記制御手段が、前記取得手段がカメラから取得した画像から乗客の有無を確認する、請求項3又は4に記載のエスカレータの制御システム。
  6. 前記制御手段が、前記遮断機を閉じてから所定時間経過後に、乗客はいないと判断する、請求項3又は4に記載のエスカレータの制御システム。
  7. 終着駅のプラットホームが設けられた、請求項1に記載のエスカレータの制御システム。
  8. 前記取得手段が前記入線情報を取得したときに、
    前記制御手段は、列車が入線する線路に近い側の前記エスカレータにおいて、前記他階側の乗り口が乗客により混雑している場合には、前記エスカレータの運転方向の切り替えを行わない、請求項1に記載のエスカレータの制御システム。
  9. 前記取得手段が前記入線情報を取得したときに、
    前記制御手段は、列車が入線する線路とは反対側の線路に近い側の前記エスカレータにおいて、前記プラットホーム側の乗り口が乗客により混雑している場合には、前記エスカレータの運転方向の切り替えを行わない、請求項1に記載のエスカレータの制御システム。
  10. 前記制御手段が、前記取得手段がカメラから取得した画像から、前記エスカレータの乗降口付近の所定領域に所定人数以上の乗客がいる場合には、乗客により混雑していると判断する、請求項8又は9に記載のエスカレータの制御システム。
JP2018233225A 2018-12-13 2018-12-13 エスカレータの制御システム Expired - Fee Related JP6729975B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018233225A JP6729975B2 (ja) 2018-12-13 2018-12-13 エスカレータの制御システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018233225A JP6729975B2 (ja) 2018-12-13 2018-12-13 エスカレータの制御システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020093899A true JP2020093899A (ja) 2020-06-18
JP6729975B2 JP6729975B2 (ja) 2020-07-29

Family

ID=71086379

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018233225A Expired - Fee Related JP6729975B2 (ja) 2018-12-13 2018-12-13 エスカレータの制御システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6729975B2 (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08301567A (ja) * 1995-05-10 1996-11-19 Hitachi Ltd 乗客コンベアの乗込み方向規制装置
JP2003054864A (ja) * 2001-08-14 2003-02-26 Hitachi Ltd 乗客コンベアの制御装置
JP2004224548A (ja) * 2003-01-27 2004-08-12 Toshiba Elevator Co Ltd エスカレータシステム
JP2007186269A (ja) * 2006-01-11 2007-07-26 Hitachi Ltd 通路設備
JP2010058898A (ja) * 2008-09-03 2010-03-18 Hitachi Ltd エスカレータの運転制御装置
JP2016160047A (ja) * 2015-03-03 2016-09-05 東芝エレベータ株式会社 乗客コンベア

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08301567A (ja) * 1995-05-10 1996-11-19 Hitachi Ltd 乗客コンベアの乗込み方向規制装置
JP2003054864A (ja) * 2001-08-14 2003-02-26 Hitachi Ltd 乗客コンベアの制御装置
JP2004224548A (ja) * 2003-01-27 2004-08-12 Toshiba Elevator Co Ltd エスカレータシステム
JP2007186269A (ja) * 2006-01-11 2007-07-26 Hitachi Ltd 通路設備
JP2010058898A (ja) * 2008-09-03 2010-03-18 Hitachi Ltd エスカレータの運転制御装置
JP2016160047A (ja) * 2015-03-03 2016-09-05 東芝エレベータ株式会社 乗客コンベア

Also Published As

Publication number Publication date
JP6729975B2 (ja) 2020-07-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10328960B2 (en) Express train system
WO2009145552A2 (en) Method for platooning of vehicles in an automated vehicle system
US8548654B2 (en) Signaling system
EP3176050B1 (en) Interlocking device
CN106697001B (zh) 用于跨线路条件的列车移动授权处理方法
JP6141035B2 (ja) 列車制御システムおよび自動列車運転装置
JP5047831B2 (ja) 鉄道システムの情報表示方法
EP2803553A1 (en) Train guidance display system and train guidance display method
JP2004058914A (ja) プラットホームドア制御装置
JP2021165139A (ja) 運行制御システム
KR102088409B1 (ko) 입환 자동 제어 시스템 및 그 제어 방법
EP2983960B1 (en) Method for releasing overlaps in a railway signalling system
JP6729975B2 (ja) エスカレータの制御システム
CN102774384B (zh) 一种轨道列车双线并行的运行方法
JP4805989B2 (ja) プラットホームドア制御装置
JP2005280637A (ja) 列車運行管理システム
JP2002178922A (ja) 単線自動閉塞システム
US4550889A (en) Traffic control system for single track railroad
KR102476748B1 (ko) Pi 정보를 이용한 스크린도어의 잔여닫힘시간 및 탑승안내 시스템
US1292965A (en) Absolute permissive automatic block-signal system.
KR102479991B1 (ko) 철도 선로변 통합제어장치
JP2009083848A (ja) プラットホームドア装置
JP3062495B1 (ja) 単線区間における進路制御方法
RU2746819C1 (ru) Способ регулирования движения поездов на станциях
RU2701072C1 (ru) Способ регулирования движения поездов с использованием радиосвязи

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20181213

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200218

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200403

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200602

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200630

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6729975

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees