JP2007186269A - 通路設備 - Google Patents

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忠一 斎藤
Wahei Kojima
和平 小嶋
Atsushi Hayashi
篤 林
Kei Haraguchi
圭 原口
Hajime Yoshida
一 吉田
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East Japan Railway Co
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Abstract

【課題】本発明は、プラットホームとその上方に設けられた通路とを傾斜型乗客コンベアで結んだ駅舎に対する耐震性を向上し得る通路設備を提供することにある。
【解決手段】本発明は、下部通路(3)の上方に上部通路(5)を有し、これら下部通路(3)と上部通路(5)とを傾斜型乗客コンベア(7A,7B)で接続してなる通路設備において、複数の傾斜型乗客コンベア(7A,7B)を、前記上部通路(5)を両側から挟むように設置したのである。
このように上部通路(5)を両側から挟むように傾斜型乗客コンベア(7A,7B)を設置することで、地震時における通路の揺れは、両側の傾斜型乗客コンベアによって阻止できるので、建築構造物に対する耐震性を向上し得ることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は通路設備に係り、特に、下部通路と上部通路とを傾斜型乗客コンベアで結ぶ通路設備に関する。
一般に駅舎において、下部通路であるプラットホームとその上方に設けられた上部通路とを結ぶ通路としてエスカレーターを、プラットホームと通路間に跨って設置することは、特許文献1に示すように、周知の技術である。
特開2001−226061号公報
上記特許文献1に記載の周知の技術は、地震時にプラットホームと通路間の間隔が変位し、設置されたエスカレーターが塑性変形したり、エスカレーターの上端が通路から脱落して落下したりする虞がある。そのために、プラットホームと通路間の間隔が変位しても塑性変形や容易に脱落しないようにエスカレーターを頑丈に製造して設置している。
しかし、エスカレーターの改善は、エスカレーターを設置すべき駅舎が耐震構造となっていることが前提の対策であり、そのため、地震時の際、駅舎が損傷しては意味がない。
本発明の目的は、下部通路とその上方に設けられた上部通路とを傾斜型乗客コンベアで結んだ構成において、上部通路に対する耐震性を向上し得る通路設備を提供することにある。
本発明は上記目的を達成するために、下部通路の上方に上部通路を有し、これら下部通路と上部通路とを傾斜型乗客コンベアで接続してなる通路設備において、複数の傾斜型乗客コンベアを、前記上部通路を両側から挟むように設置したのである。
このように下部通路の上方に設置された上部通路を両側から挟むように傾斜型乗客コンベアを設置することで、地震時における傾斜型乗客コンベアの設置方向に対する上部通路の揺れによる変位は、両側の傾斜型乗客コンベアによって阻止できるので、上部通路を有する建築構造物に対する耐震性を向上し得ることができる。
以上説明したように本発明によれば、下部通路とその上方に設けられた上部通路とを傾斜型乗客コンベアで結んだ建築構造物に対する耐震性を向上し得る通路設備を得ることができる。
以下本発明による通路設備を図1及び図2に示す駅舎用通路設備に基づいて説明する。
本実施の形態による駅舎1は、下部通路を構成し鉄道車両やモノレール等が走行する軌道2A,2Bに沿って並設された複数のプラットホーム3(図中では一つのプラットホームを示している)と、これらプラットホーム3や地面から立設された複数の支柱4でプラットホーム3の上方に設けられた各プラットホーム共通の通路(上部通路)5と、前記支柱4あるいは前記通路5から立設された支柱で支持された屋根6と、前記プラットホーム3と前記通路5との間に跨って設置された傾斜型乗客コンベアであるエスカレーター7A,7Bとを備えている。
このような形体の駅舎1において、前記エスカレーター7A,7Bを、軌道2A,2Bの敷設方向と略平行、云い代えればプラットホーム3の長手方向に沿って設置し、前記プラットホーム3と前記通路5とを結ぶ通路としている。そして、これらエスカレーター7A,7Bは、前記通路5を挟むようにこの通路5の両側に設置されている。これらエスカレーター7A,7Bの設置は、夫々の上部8A,8Bを前記通路5の両側に固定し、夫々の下部9A,9Bをプラットホーム3に設けたピット10A,10B内に固定する。そして、図2に示すように、平面から見て両側のエスカレーター7A,7Bがプラットホーム3の長手方向に沿って一直線上に並ぶように設置することが望ましい。しかしながら、プラットホーム3や通路5に設けられる構造物の有無によっては、必ずしも両側のエスカレーター7A,7Bを一直線上に並ばせる必要はないが、一つのプラットホーム3に対して、2つのエスカレーター7A,7Bで通路5を両側から挟むように配置することが必須である。
このように、駅舎1の共通の通路5に対してエスカレーター7A,7Bを両側から対向させるように設置することで、これらエスカレーター7A,7Bが通路5に対して傾斜梁として機能するので、通路5の耐震性を向上させることができる。即ち、図1において、地震時に、通路5が矢印FL方向に変位しようとすると、エスカレーター7Aが傾斜梁として機能してその変位力を受けるので、通路5の変位は抑制される。また、通路5が矢印FR方向に変位しようとすると、エスカレーター7Bが傾斜梁として機能してその変位力を受けるので、通路5の変位は抑制される。これにより、結果的に揺れの少ない、耐震性が向上した駅舎1が実現できる。
したがって、駅舎1自体に耐震構造を採らなくても、エスカレーター7A,7Bを通路5の両側に配置することで駅舎1の耐震性を向上させることができ、さらに耐震構造を採用した駅舎1においてはさらなる耐震性を増すことができる。
上記駅舎1の耐震性の向上と同時に、通路5の変位が抑制されることにより、通路5の端とプラットホーム3のピット10A,10B間の寸法変化がなくなるので、これら寸法の拡大によって従来懸念されていたエスカレーター7A,7Bの通路5との係合の離脱による落下事故を防止することができる。
ところで、上記実施の形態においては、通路5を挟んで両側に設置されるエスカレーター7A,7Bは、一直線上に並べること、あるいは、必ずしも一直線上に並べる必要はないが、一つのプラットホーム3に対して、2つのエスカレーター7A,7Bで通路5を両側から挟むように配置することを説明したが、これらに特定されるものではなく、例えば幅が広いプラットホームの場合には複数のエスカレーターをジグザグ(千鳥)状に配置して通路5を挟むように設置してもよい。さらに、プラットホーム3の本数が多い駅舎においては、隣接するプラットホーム間でエスカレーターの設置方向を逆にし、全体として略同数のエスカレーターが通路の両側に配置されるようにしてもよい。
さらに、プラットホーム3と通路5間の階高が大きい場合には、プラットホーム3と通路5間に補強体を連結し、この補強体でエスカレーターの荷重を分担するように構成することで、この補強体も通路5の抑制する傾斜梁として機能するので、駅舎1の耐震性をより向上することができる。
上記実施の形態において、プラットホーム3と通路5を結ぶ手段としてエスカレーター7A,7Bを設置したが、これらエスカレーター7A,7Bの代わりに、傾斜型の電動道路を設置しても良い。
この他、上記実施の形態は、通路設備として駅舎用通路設備について説明したが、例えば一般通路(下部通路)よりも高位置にある建築構造物上のコンコース(上部通路)をエスカレーターで接続する場合においても、コンコースへのエスカレ−ターの設置をコンコースの両側に設置することで、コンコースが設けられた建築構造物の耐震性を向上することができる。
本発明の通路設備としてエスカレーターを設置した駅舎を示す概略側面図。 図1のA−A線に沿う横断平面図。
符号の説明
1…駅舎、3…プラットホーム、5…通路、7A,7B…エスカレーター。

Claims (7)

  1. 下部通路の上方に上部通路を有し、これら下部通路と上部通路とを傾斜型コンベアで接続して構成した通路設備において、複数の傾斜型乗客コンベアを、前記上部通路を両側から挟むように設置したことを特徴とする通路設備。
  2. プラットホームの上方に通路を有し、これらプラットホームと通路とを傾斜型乗客コンベアで接続してなる通路設備において、複数の傾斜型乗客コンベアを、前記通路を両側から挟むように設置したことを特徴とする通路設備。
  3. 下階側にプラットホームを有し、上階側に支柱で支持された通路を有し、これらプラットホームと通路とを傾斜型乗客コンベアで接続してなる通路設備において、前記傾斜型乗客コンベアを、前記通路を挟んで対向するように複数台設置したことを特徴とする通路設備。
  4. 前記通路を挟んで対向する複数台の傾斜型乗客コンベアは、前記プラットホームの長手方向に沿って一直線上に設置されていることを特徴とする請求項2又は3記載の通路設備。
  5. 下階側に設けられた複数のプラットホームと、上階側に設けられ前記複数のプラットホーム上に形成された共通の通路と、これら複数のプラットホームと共通の通路とを結ぶ傾斜型乗客コンベアとを備えた通路設備において、複数の傾斜型乗客コンベアを、前記共通の通路を両側から挟むように設置したことを特徴とする通路設備。
  6. 前記傾斜型乗客コンベアを、各プラットホーム毎に、前記共通の通路を挟んで対向するように少なくとも2台配置したことを特徴とする請求項5記載の通路設備。
  7. 前記プラットホームと前記通路間に補強体を連結し、この補強体で前記傾斜型乗客コンベアの荷重を分担するように構成されていることを特徴とする請求項2,3,4,5又は6記載の通路設備。
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