JP6756071B2 - 避難用フロート - Google Patents

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本発明は、津波到達時に浮上する浮体を有する避難用フロートに関し、詳しくは土地の広さや形状に合わせて適切に配置することができる避難用フロートに関するものである。
津波対策の避難用フロートが種々提案されている(例えば特許文献1参照)。特許文献1に記載の避難用フロートは、浮体の上面に自動車等を搭載して、津波から自動車等を保護することができた。
この避難用フロートを既存の駐車場等に設置する場合、その駐車場等の土地の広さや形状に応じて浮体等を個別に設計する必要があった。そのため避難用フロートを設置する際のコストを抑制することは比較的難しかった。
特開2013−40464号公報
本発明は上記の問題を鑑みてなされたものであり、その目的は土地の広さや形状に合わせて適切に配置することができる避難用フロートを提供することである。
上記の目的を達成するための本発明の避難用フロートは、津波到達時に浮上する浮体と、この浮体の側面と接触して前記浮体の水平方向の移動を拘束する係留タワーとを備える避難用フロートにおいて、水平方向に並べて配置される複数のユニットを備えていて、前記ユニットが、地上に固定される基礎部と、この基礎部に立設される複数の前記係留タワーと、前記基礎部の上面に載置される前記浮体とを備えていて、前記係留タワーが、隣接配置される他の前記ユニットの前記浮体の前記側面と接触可能に構成される接触面を備えることを特徴とする。
本発明の避難用フロートによれば、ユニットを複数組み合わせることで多種多様な広さや形状を有する土地に対して適切な範囲に避難用フロートを設置することができる。避難用フロートを設置する際のコストを抑制するには有利である。
本発明の避難用フロートのユニットを斜視で例示する説明図である。 図1のユニットを正面視で例示する説明図である。 本発明の避難用フロートを平面視で例示する説明図である。 図3の避難用フロートの変形例を例示する説明図である。 図1のユニットの変形例を例示する説明図である。 避難用フロートの別の実施形態を平面視で例示する説明図である。 図6のユニットを分離した状態で例示する説明図である。 二本の係留タワーを備えるユニットを斜視で例示する説明図である。 図8のユニットを正面視で例示する説明図である。 係留タワーを備えないユニットを斜視で例示する説明図である。 図6の避難用フロートの変形例を例示する説明図である。 図11のユニットを分離した状態で例示する説明図である。 浮体の変形例を斜視で例示する説明図である。 図13の浮体を備える避難用フロートを平面視で例示する説明図である。 図14のユニットを分離した状態で例示する説明図である。 避難用フロートの別の実施形態を平面視で例示する説明図である。 図16のユニットを分離した状態で例示する説明図である。 係留タワーの変形例を斜視で例示する説明図である。
以下、本発明の避難用フロートを図に示した実施形態に基づいて説明する。なお図において避難用フロートのユニットの横方向を矢印x、この横方向xと水平に直交する縦方向を矢印y、上下方向を矢印zで示している。
図1および図2に例示するように本発明の避難用フロート1を構成するユニット2は、地表面などの地上に固定される基礎部3と、この基礎部3の上面3aに立設される複数の係留タワー4と、基礎部3の上面3aに載置される浮体5とを備えている。
基礎部3は、例えば平面視で略四角形状、望ましくは略正方形状となる厚板状の部材で構成される。基礎部3は例えばコンクリートで構成される。図2に例示するように、このコンクリートの内部に鉄筋や鋼板等で構成される支柱6が配置されてもよい。図2では説明のため基礎部3の内部に配置される支柱6を破線で示している。
係留タワー4は基礎部3の上面3aの平面視における例えば四隅に配置され、例えば四角柱形状の部材で構成される。係留タワー4は基礎部3に固定されている。係留タワー4は例えばコンクリートで構成される。このコンクリートの内部に鉄筋や鋼板等で構成される支柱6が配置されてもよい。図2では説明のため係留タワー4に配置される支柱6を破線で示している。
基礎部3と係留タワー4との内部に配置される支柱6どうしを予め連結しておき、その後、コンクリートを打設することにより、基礎部3と係留タワー4とを一体的に形成する構成としてもよい。係留タワー4等の強度を向上するには有利である。係留タワー4の側面には、浮体5の側面5aと接触可能となる接触面4aが形成されている。
四本の係留タワー4の内側であって、基礎部3の上面3aとなる位置には浮体5が載置されている。浮体5は例えば平面視で略四角形状、望ましくは略正方形状となる厚板状の部材で構成される。浮体5は例えばコンクリートや鋼板など従来浮桟橋を構成する材料と同様のもので形成することができる。
図2に例示するように浮体5の下面には複数の脚部材7が固定されていて、浮体5の下面と基礎部3の上面3aとの間に空間が形成されている。津波到達時に水がこの空間に流れ込むことにより、浮体5は浮力を受けて速やかに浮上し易くなる。脚部材7は基礎部3の上面3aに固定する構成にしてもよい。なお脚部材7は本発明の必須の構成ではない。
浮体5の平面視における四隅近傍には、浮体5の側面5aから水平方向に突出するガイド板8が設置されている。図1に例示する実施形態ではガイド板8が横方向xに延在する状態で突設されている。浮体5の側面5aの一部とガイド板8とは被接触面9として構成される。この被接触面9は係留タワー4の側面となる接触面4aと接触可能に構成されている。接触面4aは、四角柱形状の係留タワー4の側面のうち、互いに隣接する二つの側面で構成されている。
浮体5の被接触面9が係留タワー4の接触面4aと接触してガイドされることにより、
浮上中の浮体5が水平方向に流されて移動することを防止できる。被接触面9には、ナイロンなど潤滑性を有する潤滑材料を配置する構成にすることが望ましい。係留タワー4に対して浮体5を上下方向zに滑らかに移動させるには有利である。また被接触面9にゴムなどの弾性を有する緩衝部材を配置する構成にしてもよい。係留タワー4に対して浮体5が衝突する際の衝撃を和らげるには有利である。被接触面9に配置する潤滑材料や緩衝部材は本発明の必須の構成ではない。
浮体5は例えば縦6000mm、横6000mmの大きさにすることができる。これにより浮体5の上面に二台の自動車を搭載することができる。自動車を津波から保護することができるので、津波が引いた後の復旧作業などにこの自動車を使用することができる。
図3に例示するようにユニット2は水平方向に並べて複数配置して避難用フロート1を構成することができる。この実施形態では二つのユニット2を横方向xに沿って並べているが、本発明はこの構成に限定されない。ユニット2は縦方向yに沿って複数並べてもよく、横方向xと縦方向yとを組み合わせて並べてもよい。
ユニット2の浮体5にはそれぞれ横方向xに二台の自動車10を並べて配置することができる。図3では説明のため自動車10を破線で示している。自動車10を並べる方向は、縦方向yとしてもよい。浮体5が平面視で略正方形に形成されている場合は、自動車10を並べる方向は横方向xでも縦方向yでも対応することができる。
駐車場などの土地の広さや形状に合わせて水平方向にユニット2を複数並べて設置することができるので、多種多様の広さや形状を有する駐車場等に対して適切な規模の避難用フロート1を設置することが可能となる。駐車場ごとに個別に避難用フロート1を設計する必要がなく、標準化されるユニット2を適宜組み合わせるのみでよいため、避難用フロート1を設置する際のコストを抑制するには有利である。
基礎部3に係留タワー4が固定される構成であるため、基礎部3の重量により係留タワー4の直立状態を維持することができる。津波による浮体5の水平方向の移動を係留タワー4で拘束するには有利である。また係留タワー4を地中深く打ち込む必要がないため、地下に水道管等が埋設されている場所であっても避難用フロート1を設置することが可能となる。
図4に例示するようにユニット2を互いに縦方向yにずらした斜め方向に並べて配置して、避難用フロート1を構成することもできる。駐車場等の土地の形状に合わせて配置効率のよい避難用フロート1を提供することができる。
図5に例示するように浮体5の上面に立設される壁11または支柱等と、この壁11または支柱等の上端に配置される屋根12とからなる車庫を、浮体5に設置する構成にしてもよい。車庫の四方の側面のうち少なくとも一つの側面に、自動車10の出入りを可能とする開口部が形成されている。この構成によれば浮体5を通常時は屋根付きの車庫として利用することができる。地表面と浮体5の上面とを結ぶスロープ13を配置して、地表面と浮体5との間での自動車の移動を円滑に行える構成にすることができる。このスロープ13は開口部に対応する位置に設置されている。
基礎部3を設置する地表面を予め掘り込んでおき、その中に基礎部3を固定する構成にしてもよい。つまり基礎部3を地中に埋めて配置する構成にしてもよい。これにより例えば浮体5の上面と地表面との高さが予め同じ高さとなる状態としてもよい。この場合スロープ13を設置することなく、地表面と浮体5との間での自動車の移動を円滑に行える構成にすることができる。
ユニット2の大きさは上記に限定されるものではない。避難用フロート1により保護すべき対象物の大きさに応じて、ユニット2の大きさは適宜設定することができる。例えばトラックを保護する場合には、浮体5は例えば縦8000mm、横3000mmの大きさにすることができる。これにより浮体5の上面に一台のトラックを搭載することができる。浮体5は例えば縦8000mm、横6000mmの大きさとして、二台のトラックを搭載する構成にしてもよい。
図6に例示するようにあるユニット2の係留タワー4が、このユニット2に隣接配置される他のユニット2の浮体5の水平方向の移動を拘束する構成にしてもよい。つまり係留タワー4が隣接するユニット2どうしで共有される構成にしてもよい。
図7に例示するように、この実施形態では左方に配置される第一のユニット2は図1に例示するユニット2と同一の構成であり、この基礎部3は四隅に配置される四本の係留タワー4を備えている。この第一のユニット2に隣接配置される第二のユニット2aの基礎部3は、平面視において第一のユニット2に隣接する辺に対応する隅に係留タワー4を備えていない。つまり基礎部3は平面視における四辺のうち一つの辺の両端に立設される二本の係留タワー4のみを備えている。
図8に例示するように第二のユニット2aの基礎部3は、二本の係留タワー4を備えている。この第二のユニット2aに隣接配置される第三のユニット2aは、第二のユニット2aと同様に二本の係留タワー4を備える構成である。図6〜図8に例示する実施形態では、被接触面9に潤滑材料等は配置されていない。そのため浮体5の側面5aの一部およびガイド板8が被接触面9を構成する。
図9に例示するように第一のユニット2に隣接する側の第二のユニット2aの基礎部3の側面は、同じ方向に位置する浮体5の側面5aと面一になっている。第二のユニット2aの浮体5の被接触面9が第一のユニット2の係留タワー4の接触面4aに接触し易くするには有利である。
各ユニット2の浮体5は、いずれも同一の形状である。浮体5は平面視で略正方形であり、浮体5の四隅の近傍に位置するそれぞれの係留タワー4により水平方向の移動を拘束される。
係留タワー4を二本のみ備えるユニット2aの採用により、避難用フロート1の全体としての係留タワー4の本数を減らすことができる。図6に例示するようにこの実施形態では三つの浮体5を八本の係留タワー4で拘束することができる。また隣接するユニット2の間で係留タワー4が共用されることを前提とすれば、係留タワー4を図1の実施形態に比べて比較的太く構成して強度を向上されることができる。避難用フロート1の全体における係留タワー4の重量を増加させることなく、係留タワー4の一本当たりの強度を向上することができる。これにより係留タワー4はよりエネルギーの大きい津波に対しても浮体5の水平方向の位置を保持することができる。
図10に例示するようにユニット2bが、係留タワー4を一本も有さない基礎部3を備える構成にしてもよい。この実施形態では浮体5はガイド板8の代わりに、平面視における浮体5の四隅に形成される切欠き部14を備えている。この切欠き部14の側面が被接触面9として、係留タワー4の接触面4aと接触可能に構成されている。浮体5が備える被接触面9は、ガイド板8または切欠き部14のいずれを利用して構成されてもよい。一つの浮体5にガイド板8と切欠き部14とが組み合わせて設置される構成にしてもよい。
図11および図12に例示するように係留タワー4を備えていないユニット2bは、四本の係留タワー4をそれぞれ備えている二つのユニット2の間に配置して使用することができる。この実施形態でも図6の実施形態と同様に、三つの浮体5を八本の係留タワー4で拘束することができる。図10〜図12に例示する実施形態では、被接触面9に潤滑材料等は配置されていない。そのため浮体5の側面5aに形成される切欠き部14が被接触面9を構成する。
図13に例示するように浮体5の平面視における辺の途中部分に被接触面9を形成する構成にしてもよい。この実施形態では辺の途中部分に縦方向yに間隔をあけて固定される一対のガイド板8を浮体5が備えている。図13では二本の係留タワー4を有する基礎部3に浮体5を配置する状態を示しているが、これに限らず係留タワー4を四本有する基礎部3や一本も有さない基礎部3と、この浮体5を組み合わせてユニット2を構成してもよい。
図14および図15に例示するように第一のユニット2は四本の係留タワー4を備えていて、第二および第三のユニット2aは二本の係留タワー4を備えている。
第一のユニット2に対して第二のユニット2aは縦方向yにずれた位置に配置されている。第一のユニット2の係留タワー4の一つが、第二のユニット2aの浮体5の辺の途中部分に形成される被接触面9に対応する位置に配置されている。同様に第二のユニット2aの係留タワー4の一つが、第三のユニット2aの浮体5の被接触面9と接触可能に配置されている。
第二および第三のユニット2aの浮体5は、それぞれ三本の係留タワー4により水平方向の移動を拘束されている。複数のユニット2を斜めに配置して構成される避難用フロート1においても、係留タワー4の本数を減らすことができる。この実施形態では三つの浮体5を八本の係留タワー4で拘束することができる。
浮体5の平面視における辺の途中部分のガイド板8は必須の構成要件ではない。浮体5の側面5aにのみ係留タワー4を接触させて浮体5を拘束する構成にしてもよい。この場合、辺の途中部分と接触する係留タワー4では浮体5を縦方向yで拘束することができない。しかしながら浮体5は他の係留タワー4により縦方向yの移動を拘束されているため、浮体5が縦方向yに移動するおそれはほとんどない。
図16および図17に例示するようにユニット2を横方向xおよび縦方向yに並べて配置して、避難用フロート1を構成してもよい。この実施形態では横方向xおよび縦方向yに二つずつのユニット2が配列されている。
左上の第一のユニット2は四本の係留タワー4を備えている。この第一のユニット2に隣接配置される第二のユニット2aおよび第三のユニット2aはそれぞれ二本の係留タワー4を備えている。第二および第三のユニット2aに隣接配置される第四のユニット2cは一本の係留タワー4を備えている。
避難用フロート1の平面視における中心部に配置される係留タワー4は、四つの浮体5に共有される。基礎部3は隣接する他の基礎部3と干渉しない程度の大きさに構成される。
隣接するユニット2の間で係留タワー4が共有されるので、避難用フロート1の全体としての係留タワー4の本数を減らすことができる。この実施形態では四つの浮体5を九本の係留タワー4で拘束することができる。
浮体5どうしの間に渡し板15を配置してもよい。この構成により自動車が隣接する浮体5の間で移動可能となる。ユニット2を縦方向yに複数配置して避難用フロート1を構成した場合であっても、全ての浮体5に対して自動車等を搭載させることができる。この渡し板15は一方の浮体5にのみ傾動可能な状態で設置され、他方の浮体5に対しては離間可能な状態とすることが望ましい。津波到達時のそれぞれの浮体5の上昇を渡し板15が妨げることを回避するには有利である。
図18に例示するように係留タワー4は、上方に向かって細くなる角錐台形で構成してもよい。係留タワー4の側面である接触面4aが下方となるほど浮体5に接近して、上方となるほど浮体5から離間する傾斜面となる。そのため津波の到達にともない浮体5が浮上する際に浮体5が係留タワー4と干渉して浮上し難くなる不具合を抑制できる。津波が引いて浮体5が下方に移動する場合には、係留タワー4の傾斜面に案内されて浮体5が所定の位置に戻る。
津波が引いた後に基礎部3に対して浮体5の水平方向における位置がずれたりしないので、浮体5の上の自動車等は速やかに避難用フロート1から道路等に走行することができる。この係留タワー4の接触面4aの傾斜角は、隣接配置される浮体5どうしの間の間隔や、予め想定される津波の高さなどに応じて適宜決定することができる。
1 避難用フロート
2 ユニット(係留タワー四本)
2a ユニット(係留タワー二本)
2b ユニット(係留タワーなし)
2c ユニット(係留タワー一本)
3 基礎部
3a (基礎部の)上面
4 係留タワー
4a (係留タワーの)接触面
5 浮体
5a (浮体の)側面
6 支柱
7 脚部材
8 ガイド板
9 被接触面
10 自動車
11 壁
12 屋根
13 スロープ
14 切欠き部
15 渡し板
x 横方向
y 縦方向
z 上下方向

Claims (6)

  1. 津波到達時に浮上する浮体と、この浮体の側面と接触して前記浮体の水平方向の移動を拘束する係留タワーとを備える避難用フロートにおいて、
    水平方向に並べて配置される複数のユニットを備えていて、
    前記ユニットが、地上に固定される基礎部と、この基礎部に立設される複数の前記係留タワーと、前記基礎部の上面に載置される前記浮体とを備えていて、
    前記係留タワーが、隣接配置される他の前記ユニットの前記浮体の前記側面と接触可能に構成される接触面を備えることを特徴とする避難用フロート。
  2. 複数の前記ユニットの一部が、平面視で四角形状となる前記基礎部と、前記基礎部の四隅に立設される四本の前記係留タワーと、平面視で略四角形状であり四隅に前記係留タワーと接触する被接触面を形成される前記浮体とを備える請求項1に記載の避難用フロート。
  3. 複数の前記ユニットの一部が、平面視で四角形状となる前記基礎部と、前記基礎部の平面視における四辺のうち一つの辺の両端に立設される二本の前記係留タワーと、平面視で略四角形状であり四隅に前記係留タワーと接触する被接触面を形成される前記浮体とを備える請求項1または2に記載の避難用フロート。
  4. 複数の前記ユニットの一部が、前記係留タワーを備えず平面視で四角形状となる前記基礎部と、平面視で略四角形状であり四隅に前記係留タワーと接触する被接触面を形成される前記浮体とを備える請求項1〜3のいずれかに記載の避難用フロート。
  5. 前記浮体が、平面視で略四角形状であり辺の途中部分に前記係留タワーと接触する被接触面を有する請求項1〜4のいずれかに記載の避難用フロート。
  6. 前記浮体の上面に立設される壁または支柱と、前記壁または前記支柱の上端に配置される屋根とからなる車庫を前記浮体が備えている請求項1〜5のいずれかに記載の避難用フロート。
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