JP6172571B2 - 津波救命カーシェルター(シートベルト固定式) - Google Patents

津波救命カーシェルター(シートベルト固定式) Download PDF

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Description

この発明は、平時には自動車の駐車場として活用し、大地震による大津波発生時には、駐車場に駐車した自動車の中に避難し、その駐車場が大津波の水の力で水面に浮上することにより、安全に避難するための大津波避難用の駐車場の構造に関するものである。
平成23年3月11日に発生した東日本大震災と、それに伴って発生した大津波により亡くなった死者と行方不明者の合計は2万人以上にも及び、今後も、東海トラフ地震等の大地震や大津波が発生するおそれのあることが指摘されており、災害時に自ら救命するための対策を準備しておくことが不可欠になっている。
大地震が発生した際、津波災害に遭遇しないためには、いち早く安全な高台等に避難することが必要であるが、震源地が近い時や、高台の無い沿岸部で生活している人にとっては高いビルや高台等へ避難する時間的余裕がなく、特に、高齢者など足腰が弱い人の場合には、大地震発生から大津波が到達するまでの短時間の間に、ビル等の長い階段を上って高い位置にある屋上へと避難するのは非常に大変なことであり、また、車で避難する場合には交通渋滞等により避難場所までの移動が困難な状況となり、避難途中に津波に巻き込まれて死亡する危険性が高かった。
さらに、昨年8月に示された南海トラフ巨大地震の被害想定では、死者は最大32万人、建物全壊は238万棟と見込まれたことから、鉄骨構造で十数メートルの高さのタワー型避難台の建築も提案されている。しかし高齢者などが短時間の内に十数メートルの高さの階段を登ることが出来るかどうか疑問も残ると共に、津波の高さが十数メートル以内であるかどうかの保証も無いため、普及する段階まで至っていない。
このような実情に鑑みて、津波発生時において短時間で避難できる簡易なシェルターが、例えば、特許文献1で提案されている。これは家屋に対して一体に付設されて該家屋からの出入が可能なシェルターであって、大津波来襲時において家屋からシェルターを分離させるための分離手段と、家屋から分離させたシェルターを密閉する密閉手段とを具備し、家屋から分離させた状態において水に浮くシェルターであった。
しかしながら、特許文献1は、家屋全体が高波に飲み込まれてしまうと、シェルターも家屋に押しつぶされて水面に浮上することが出来ない恐れがあると共に、シェルター自体が水面に対して水平を保って上昇出来ない可能性があり、シェルターが大津波に飲み込まれて横転したり転覆したりして避難者が負傷する恐れがあるため、津波避難用の救命シェルターとしては問題が残った。
さらに、例えば特許文献2では、建物の屋根部が密閉空間を有するシェルターで形成され、該シェルターが居住部の上方に配置された構造で、上部を屋根形状に形成すると共に、下部を略船底形状に形成した密閉可能なシェルターで、居住部とシェルターとが取付手段を介して固定され一体化しているシェルターであった。
しかしながら、特許文献2は、密閉空間を有するシェルターのため、平時に居住空間として使用するには、採光、通風の面で問題が残ると共に、大きな津波が押し寄せて来た際には、シェルターが大津波に巻き込まれ、シェルターが横転したり転覆してしまう危険性があった。
さらに、地中固定された支柱に連結した油圧シリンダーの駆動により避難タワーを昇降させる技術が、例えば特許文献3で提案されているが、昇降可能の高さを超えた大津波が押し寄せてきた場合の対策としては不十分であった。
特開2007−277998 特開2012−233306 特開2006−112088
本発明は、上記した従来技術の問題点を解決すべくなされたもので、大津波用に避難カプセル等の避難具を設置しておいても避難カプセル等を使用することは極めて稀で、避難カプセル等を購入する費用と設置場所に問題が残るため、平時においては、駐車場として活用することを前提とし、大津波に遭遇した場合でも自動車が駐車場から落ちること無く、駐車場が水面に浮き上がり、大津波にも対応することが出来る大津波救命避難用の駐車場を提供することを課題とする。
かかる課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、地面に構築した基礎構造物の上部に、周囲を鋼板で囲い、床部を面格子状の鋼板で塞ぎ、上面に自動車を駐車することが出来るように床材を取付け、内部に発泡スチロールを嵌め込むように構成した浮力室を載せ、浮力室には自動車が出入り出来るようにスロープを設置し、津波が押し寄せてくる際、シートベルトのタングプレート(T字型の金具)を浮力室の床材に取付けた固定金具に取付け、自動車に乗車してドアを閉め、ウェビング(ストラップ)をウェビングたるみ巻取り装置に巻き付け、ウェビングたるみ巻取り装置のハンドルを回転させウェビング(ストラップ)のたるみを取り除き、自動車に装着されているシートベルトで浮力室に自動車を固定したことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の構造に加え、ウェビングたるみ巻取り装置は、ウェビング(ストラップ)を挟み込むウェビング挿入部と、挟み込んだウェビング(ストラップ)を巻き付けるグリップ付ローラー部と、グリップ付ローラー部に固定した逆回転防止ギアと回転ハンドルで構成したことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2のいずれか1項に記載の構造に加え、自動車を駐車させるための床材を鋼板で構築したことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1又は2のいずれか1項に記載の構造に加え、自動車を駐車させるための床材を木材で構築したことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の構造に加え、浮力室の上部にガレージを構築し、浮力室の四隅に基礎構造物と一体に4本のポールを垂直に立て、4本のポールに対置するガレージの四隅の柱の上部と下部に、ポールを緩く挿入することが出来るポールガイド金具を取付けたことを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、地面に構築した基礎構造物の上部に、周囲を鋼板で囲い、床部を面格子状の鋼板で塞ぎ、上面に自動車を駐車することが出来るように床材を取付け、内部に発泡スチロールを嵌め込むように構成した浮力室を載せ、浮力室には自動車が出入り出来るようにスロープを設置し、津波が押し寄せてくる際、シートベルトのタングプレート(T字型の金具)を浮力室の床材に取付けた固定金具に取付け、自動車に乗車してドアを閉め、ウェビング(ストラップ)をウェビングたるみ巻取り装置に巻き付け、ウェビングたるみ巻取り装置のハンドルを回転させウェビング(ストラップ)のたるみを取り除き、自動車に装着されているシートベルトで浮力室に自動車を固定したことにより、水中に長時間沈めても表面に水が付着するだけで、吸水量が非常にわずかな発泡スチロールを鋼板で囲い、駐車場を水面上に浮かせるための浮力材として活用したため、簡単な構造と安価な費用で、津波に浮く駐車場を構築することが可能になると共に、平時においては駐車場として活用し、大地震で大津波が押し寄せてくる際には、駐車場に駐車している自動車のシートベルトのタングプレート(T字型の金具)を浮力室に取付けた固定金具に取付け、車内に避難してドアを閉め、シートベルトのウェビング(ストラップ)のたるみを取り除くことにより自動車が浮力室に固定され、大津波で浮力室が水面に持ち上げられ、浮力室が揺れた場合においても、自動車が浮力室から滑り落ちること無く、簡単な構造で津波避難装置としても活用することが出来る駐車場を安価に提供することが可能となった。
請求項2に記載の発明によれば、ウェビングたるみ巻取り装置は、ウェビング(ストラップ)を挟み込むウェビング挿入部と、挟み込んだウェビング(ストラップ)を巻き付けるグリップ付ローラー部と、グリップ付ローラー部に固定した逆回転防止ギアと回転ハンドルで構成したことにより、動力を必要とせず、自動車の車内で、簡単な操作でシートベルトのウェビング(ストラップ)のたるみを巻き取ることが出来るようになったため、シートベルトで自動車を浮力室に固定することが可能となった。
請求項3に記載の発明によれば、自動車を駐車させるための床材を鋼板で構築したことにより、耐久性を向上させることが可能となった。
請求項4に記載の発明によれば、自動車を駐車させるための床材を木材で構築したことにより、大津波により浮力室が波の上に持ち上げられて浮力室が傾いた場合、鋼板で構築した床に比べて木材はタイヤとの摩擦が大きいため、鋼板に比べ自動車の後輪タイヤが横滑りするのを減少させることが可能となった。
請求項5に記載の発明によれば、浮力室の上部にガレージを構築し、浮力室の四隅に基礎構造物と一体に4本のポールを垂直に立て、4本のポールに対置するガレージの四隅の柱の上部と下部に、ポールを緩く挿入することが出来るポールガイド金具を取付けたことにより、大津波が押し寄せて来た場合でも、ポールガイド金具にローラーを内臓したことにより、例えば、船が大波を乗り越える時のように、ガレージの一端が大津波により持ち上がるような場合でも、ポールとポールガイド金具が擦れて噛付き状態(固着状態)になること無く、ガレージを概ね水平状態を保った状態で浮上させることが出来るようになり、そのためガレージが横転したり転覆する危険が無くなり、安全に避難することが可能となった。
以下、この発明の実施の形態1について説明する。
[発明の実施の形態1]
図1乃至図8には、この発明の実施の形態1を示す。
図1と図2には、本発明の津波救命カーシェルター(シートベルト固定式)の、地面に構築した基礎構造物8の上部に周囲を鋼板で囲い、内部に発泡スチロールを嵌め込んだ浮力室7を載せ、浮力室7に自動車1が出入り出来るようにスロープ16を設置し、浮力室7の上部の駐車場床鋼板6の上に自動車1を駐車し、自動車1の運転席と助手席に取付けられたシートベルトのタングプレート(T字型の金具)を運転席ドアと助手席ドアの下部から車外に取出し、タングプレート(T字型の金具)を取付金物(リングキャッチ)4に取付け、さらに、取付金物(リングキャッチ)4を駐車場床鋼板6に取付けられた固定金具5に取付けた状態を、図1では自動車1の正面から示すと共に、図2では立体図で示す。
さらに、エンジンが自動車1の前部に配置される一般的な乗用車の場合では、前輪タイヤにかかる荷重と後輪タイヤにかかる自動車1の荷重の割合は、概ね6対4のため、自動車1を駐車場床鋼板6の上部に駐車した場合、浮力室前部13と浮力室後部14にかかる車重が異なり、そのため、図6で説明する浮力室7の中に嵌め込む発泡スチロール52の分量を、浮力室後部14に対して浮力室前部13に多く嵌め込むことにより、浮力室7が水面に浮上した際、浮力室7の上面の駐車場床鋼板6が水面に対して水平状態を保つことが出来るようになり、浮力室7が横転したり転覆する危険性が少なくなる。
図3乃至図5には、運転席と助手席に備えつけられたシートベルトで自動車を駐車場に固定する際、リトラクター(ベルト巻取り装置)22に巻き付けられているウェビング(ストラップ)2のたるみ(車種によって異なるが、概ね60〜80センチメートル)を車内で人間が巻き取り、シートベルトをたるみの無い状態にするための、ウェビングたるみ巻取り装置21を示す。
図3では、車内のシートベルトの先端に取付けられたタングプレート(T字型の金具)3を車外に持ち出し、タングプレート(T字型の金具)3に取付金物(リングキャッチ)4を取付け、さらに取付金物(リングキャッチ)4を駐車場床鋼板6に取付けた固定金物5に取付けた状態を示す。一般的に自動車の3点式シートベルトは、ウェビング(ストラップ)2の一端が、シート横下の車ボディのウェビング(ストラップ)取付部23に固定され、他端がショルダーベルト・アンカー20を経由して、伸び縮み自在にリトラクター(ベルト巻取り装置)22に巻き取られ、ウェビング(ストラップ)取付部23とショルダーベルト・アンカー20の間のウェビング(ストラップ)2をタングプレート(T字型の金具)3のスリット部(図示せず)に移動自在に通し、タングプレート(T字型の金具)3を座席24の横に固定されたバックル25に差し込むことにより、ウェビング(ストラップ)2が人間26の胸部と腰部に装着され、緊急時には、伸び縮み自在にリトラクター(ベルト巻取り装置)22に巻き取られているウェビング(ストラップ)2を、リトラクター(ベルト巻取り装置)22がロックし、人間26の胸部と腰部を座席24に押え付けられるように構成されている。
このように、人間が座席に座りシートベルトを装着した際、平時においてはウェビング(ストラップ)2は、リトラクター(ベルト巻取り装置)22により、たるみが無いように、常に一定の強さでリトラクター(ベルト巻取り装置)22に巻き込まれた状態を維持するため、リトラクター(ベルト巻取り装置)22の内部には、普通乗用車の場合、概ね60〜80センチメートルのウェビング(ストラップ)2のたるみ部分が巻き取られており、本発明のように、シートベルトのタングプレート(T字型の金具)3を駐車場床鋼板6に取付けた取付金物(リングキャッチ)4に取付け、自動車1を駐車場床鋼板6に固定しようとすると、例えば、大津波で駐車場が揺すられて、自動車が横滑りした際、リトラクター(ベルト巻取り装置)22の中の、概ね60〜80センチメートル巻き取られているウェビング(ストラップ)2が引っ張られて伸びてしまうため、シートベルトで自動車1を駐車場床鋼板6に固定することは不可能であった。
そのため、本発明では、図3乃至図5に示すように、乗車した人間がウェビングたるみ巻取り装置21を操作することにより、リトラクター(ベルト巻取り装置)22の内部に巻き取られているウェビング(ストラップ)2を巻取り、ウェビング(ストラップ)2のたるみを取り除くことにより、自動車1を駐車場床鋼板6に固定することを可能にした。ちなみに、シートベルトのトップメーカーのTAKATAがホームページに掲載しているシートベルトの強度に対する説明では、「シートベルトのベルト部分はウェビングと呼ばれ、約300本のポリエステル製の糸をこまかく織り込んで1本のベルトを作っています。これだけ多くの糸を織り込むことでベルトの強度を高め、約3トンの荷重にも耐えられるのです。」と説明している。
図3では、本発明におけるシートベルトの取付け方法と、ウェビングたるみ巻取り装置21をシートベルトのウェビング(ストラップ)2に挟み込む位置を示す。人間26が座席24に着席した状態でシートベルトを装着せず、胸位置でウェビング(ストラップ)2をウェビングたるみ巻取り装置21に挟み込むことにより、両手でウェビングたるみ巻取り装置21を簡単に操作することが出来る。
図4では、ウェビングたるみ巻取り装置21を正面図と側面図で示す。ウェビングたるみ巻取り装置21は、ウェビング(ストラップ)2を巻き取るため縦長にウェビング挿入口36が開口した平板状の台座37と、その台座37を手45で持つための円形状の形状をした手持ち固定部38と、台座37に垂直に固定された平板状の取付板39に取付けた軸35には、ウェビング(ストラップ)2を巻き付けるため、例えば、万年筆のキャップにも取付けられている、グリップ42を取付けた円形状のウェビング巻込ローラー40と、円周部分に逆回転を防止する歯車を形成した逆回転防止ギア41が軸35に固定され、さらに、逆回転防止ギア41には逆回転を防止するため、先端部が逆回転防止ギア41に引っ掛かるように三角形状に形成された逆回転防止ストッパー32が、スプリング34により逆回転防止ギア41に押し付けられるように取付けられると共に、軸35にはウェビング巻込ローラー40と逆回転防止ギア41を回すための回転ハンドル43が取付けられ、さらに逆回転防止ストッパー32には逆回転防止ストッパー32と逆回転防止ギア41との結合を解除させるため、指で逆回転防止ストッパー32を引っ張ることが出来るように、リング状のストッパー解除リング33が取付けられる。
このように構成したウェビングたるみ巻取り装置21に、図4bで示すように、ウェビング挿入口36からウェビング(ストラップ)2を挿入してウェビング巻込ローラー40に巻き付け、回転ハンドル43を矢印31方向に回すことにより、ウェビング巻込ローラー40に固定したグリップ42も同様に回転して、ウェビング(ストラップ)2がウェビング巻込ローラー40に巻き取られ、図3で説明したリトラクター(ベルト巻取り装置)22に巻き込まれているウェビング(ストラップ)2のたるみが無くなることにより、シートベルトで自動車を駐車場に固定することが可能となった。
図5は、図4で説明したウェビングたるみ巻取り装置21を立体図で示す。このようにウェビングたるみ巻取り装置21を構成することにより、シートベルトのウェビング(ストラップ)2のたるみを取り除くことが可能となり、大津波の際の緊急避難時において、簡単な操作で自動車を駐車場に固定し、自動車の室内に避難することにより、大津波から安全に避難することが可能になった。
図6は、図2で説明した基礎構造物8とスロープ16と、浮力室7を分解図で示す。地面に構築した基礎構造物8の上部に、四隅に角形鋼管で形成した支柱55を配置し、その角形鋼管と隣り合う角形鋼管の側面の上下部分を、角形鋼管で上部梁53と下部梁56を溶接して接合し、底部は面格子状になるように下部梁56に対して平鋼材を溶接して床梁54を形成し、上部梁53と下部梁56の外側の側面には平板状の鋼板9を溶接して取付け、このように構成した枡形状の箱の内側に、直方体の形状をした発泡スチロール52を嵌め込み、さらに上部梁53の上部には、下部に補強用のH形鋼51を取付けた駐車場床鋼板6が取付けられる。
図7は、図6で説明した浮力室7を組み立て、駐車場床鋼板6に図2で説明した固定金具5を取付け、自動車1のシートベルトに取付けられたタングプレート(T字型の金具)3を取付金物(リングキャッチ)4で固定金物5に取付け、スロープ16を設置し、さらに、浮力室6の上部に、四隅に柱67を配置したガレージ57を構築し、浮力室7の四隅に基礎構造物66と一体となるように固定した4本のポール58を垂直に立て、4本のポール58に対置するガレージ57の柱67の上部と下部の2箇所に、ポール58を緩く挿入することが出来るポールガイド金具59を取付けた状態を立体図で示す。
ガレージ57の柱67の上部と下部の2箇所に取付けられたポールガイド金具59は、拡大図7で示すように、円筒状のポール58を挿入することが出来るように、中心部に四角形状の開口部を開けた略直方体の形状をしたガイドボックス62と、そのガイドボックス62の四角形状の開口部の内側に出っ張るように取付けられた2個のローラー60、63で構成され、ガイドボックス62にはポールガイド金具59をガレージ57の柱67に固定するための取付板61が取付けられる。このようにガイドボックス62に2個のローラー60、63を取付けることにより、ガレージ57が大津波により持ち上げられた際、ガレージ67の一方が大津波により持ち上げられるような事態が生じた場合でも、ガイドボックス62とポール58が擦れて噛付き状態(固着状態)になるのを防ぎ、ガイドボックス62がポール58に対してスムーズに上下移動することが可能となった。
図8は、図7で説明したガレージ57が大津波により持ち上げられ、浮力室7が水面68の下に沈み、ガレージ57が自動車1と共に大津波の水面68に浮び上がった状態を示す。このように津波の高さが低い(1〜2メートル)場合には、図8で示すようにポールガイド金具59がポール58から外れないため、津波の水が引いた後は、駐車場は元の位置に戻ると共に、津波の水の高さがポール58より高くなった場合は、ポールガイド金具59がポール58から外れ、駐車場は津波の水の上に浮び流される。このようにポールガイド金具59とポール58を構成したことにより、どんなに高い大津波が押し寄せて来ても安全に避難することが可能となった。
大地震に遭遇した際には、いち早く、図1で説明したように自動車1に取付けられたタングプレート(T字型の金具)3を取付金具(リングキャッチ)4で駐車場床鋼板6に取付けられた固定金具5に取付け、図7で説明したようにガレージ57に駐車した自動車1の中に避難し、図3乃至図5で説明した、シートベルトのウェビング(ストラップ)2のたるみを、ウェビングたるみ巻取り装置21で巻き取ることにより、自動車1は駐車場床鋼板6に固定され、最初の大津波が押し寄せ、例えば、船が大波を乗り越える時のように、ガレージ57の一端が持ち上げられるような状態に陥った場合においても、発泡スチロール52を嵌め込んだ浮力室7の浮力と、垂直に立てた4本のポール58と、それぞれのポール58に対置するガレージ57の柱67に取付けられたポールガイド金具59により、ガレージ57が概ね水平状態を保った状態で水面に浮上し、大津波が、最初の大波の状態から、水面が上昇して水面がポール58の高さより高くなると、ガレージ57の柱67に固定したポールガイド金具59が4本のポール58から外れ、ガレージ57は大津波の水面に浮上し流される。このように4本のポール58とポールガイド金具59でガレージ57用の大津波浮上装置を構成することにより、ガレージ57がスムーズに大津波の上に浮上し横転したり転覆する危険性が少なくなった。
このようにガレージ57の下部に発泡スチロール52を嵌め込んだ浮力室7を配置し、浮力室7を鋼板9で囲ったことにより、ガレージ57が大津波で流されている最中に、建物や電柱等に接触した場合においても、周囲を平板状の鋼板で囲われた浮力室7が一部損傷することはあっても、発泡スチロール52は水をほとんど吸収しないため、ガレージ57が水中に沈むことなく安全に避難することが可能となった。
以下、この発明の実施の形態2について説明する。
[発明の実施の形態2]
図9と図10は、この発明の形態2を示す。上記発明の実施の形態1では、図6において、浮力室7は、地面に構築した基礎構造物8の上部に、四隅に角形鋼管で形成した支柱55を配置し、その角形鋼管と隣り合う角形鋼管の側面の上下部分を、角形鋼管を用いて形成した上部梁53と下部梁56を溶接して接合し、底面は面格子状になるように下部梁56に平鋼材を溶接して床梁54を形成し、上部梁53と下部梁56の外側の側面には平板状の鋼板9を溶接して取付け、このように構成した枡形状の箱の内側に、直方体の形状をした発泡スチロール52を嵌め込み、さらに上部梁53の上部には、下部に補強用のH形鋼51を取付けた駐車場床鋼板9を固定するように構成されていたが、この発明の実施の形態2では、地面に構築した基礎構造物(図示せず)の上部に、底鋼板(キーストンプレート)82を乗せ、底鋼板(キーストンプレート)82の上部には、一方が高く他方が低く斜面状に成形した発泡スチロール78を設置すると共に、自動車の前部が乗る発泡スチロール78の先端部には木材(ツーバイフォー)79を複数枚縦に積み重ねて設置し、後端部には一本の木材(ツーバイフォー)80を横に設置し、発泡スチロール78の上部には自動車を駐車するため、複数枚の木材(ツーバイフォー)を横に並べて駐車場床木材(ツーバイフォー)72を構成し、さらに、バッテリーと船外機を収納するためのバッテリー・船外機収納庫穴73を開口し、先端部には船外機を取付けるための船外機取付用金物74を取付け、さらに先端部を木材(ツーバイフォー)79の上端に固定すると共に、後端部を木材(ツーバイフォー)80に固定し、底鋼板(キーストンプレート)82と駐車場床木材(ツーバイフォー)72を固定するため、底鋼板(キーストンプレート)82の両横面には底鋼板(キーストンプレート)82の断面に嵌め込むことが出来るように柄杓形に形成した横押え鋼板81、83を取付け、駐車場床木材(ツーバイフォー)72の両横面にも駐車場床木材(ツーバイフォー)72の断面に嵌め込むことが出来るように柄杓形に形成した横押え鋼板75、76を取付け、図10で示すように浮力室71の両横を挟み込み固定する。
図10は、バッテリー・船外機収納庫85に収納していた船外機84を取り出し、船外機取付用金物74に取付けた状態を示す。このように、常に船外機84を駐車場のバッテリー・船外機収納庫85に配置しておくことにより、大津波でガレージが沖合に流された場合においても、単独で無事に陸地まで戻って来ることが可能となった。なお、当社の実験データーでは約0.5馬力の電動船外機に55Ahのバッテリーを装着してフルパワー(一般的な約0.5馬力の電動船外機にはスクリューの回転を最大から最小に切り替えることが出来るように1〜5段階の回転調整装置が船外機のハンドルに取付けられている)で船外機を可動させた場合、約40分間運転させることが確認できた。
このように浮力室71を斜面形状に構成することにより、駐車場床木材(ツーバイフォー)72の上部に駐車した、前部にエンジンを配置した自動車が大津波により波の上に浮び上がった際、浮力室71の前部の重いエンジン部分が自動車の後部に比べて深く沈み込むため、斜面形状に構成した浮力室71の表面の駐車場床木材(ツーバイフォー)72が、水面に対して概ね水平状態を保った状態で浮くことが出来るようになると共に、さらに、浮力室71を斜面形状に構成し、自動車が浮力室71に進入する位置を低くしたため、浮力室71に配置するスロープ77を小型化することが可能となった。その他の構造に関しては、この発明の実施の形態1と同様である。
以上、実施の形態に基づいて、本発明に係る津波救命カーシェルター(シートベルト固定式)について詳細に説明してきたが、本発明は、以上の実施の形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲において各種の改変をなしても、本発明の技術的範囲に属するのはもちろんである。
図3において、タングプレート(T字型の金具)3と駐車場床鋼板6に取付けられた固定金具5を取付金物(リングキャッチ)4で取付けたが、取付金物(リングキャッチ)4に限定せず、ターンバックル等の接続金物を使用することも、もちろん可能である。
図6において、浮力室7の底部を、平鋼材を面格子状になるように溶接して形成したが、浮力室7の底部には、図9で説明したようにキーストンプレートを用いることも、もちろん可能である。
図7において、ポールガイド金具59は略直方体の形状をして、ガイドボックス62には2個のローラー60、63が取付けられているが、ガイドボックス62を丸棒で丸く形成することも、もちろん可能である。
図7において、ガレージ57を4本の柱67を備えたオープンタイプで示したが、お客様の希望により、外壁と窓を取付けた小屋タイプのガレージを用いることも、もちろん可能である。
この発明の実施の形態に係る、基礎構造物の上部に載せた浮力室の上部の駐車場に自動車を駐車し、前席に取付けられたシートベルトで自動車を浮力室に固定した状態を示す。 同実施の形態に係る、図1で説明した浮力室の上部の駐車場に自動車を駐車し、スロープを取付けた状態を立体図で示す。 同実施の形態に係る、図2で説明した自動車内部のシートベルトが浮力室の上部の駐車場床鋼板に固定され、シートベルトのたるみを取り除いた状態を示す。 同実施の形態に係る、シートベルトのたるみを取り除くための、ウェビングたるみ巻取り装置を正面図と側面図で示す。 同実施の形態に係る、図4で説明した、たるみ巻取り装置を立体図で示す。 同実施の形態に係る、図2で説明した浮力室を分解図で示す。 同実施の形態に係る、図2で説明した浮力室の上部にガレージを取付けると共に、ガレージの四隅にポールを構築し、ガレージの四隅の柱のポールに対置する位置の上下2箇所にポール用のガイド金具を取付けた状態を立体図で示す。 同実施の形態に係る、図7で説明したガレージが大津波の上に浮き上がった状態を立体図で示す。 この発明の実施の形態2に係る、浮力室と駐車場を分解図で示す。 同実施の形態に係る、浮力室と駐車場を立体図で示す。
1 自動車
2 ウェビング(ストラップ)
3 タングプレート(T字型の金具)
4 取付金物(リングキャッチ)
5 固定金具
6 駐車場床鋼板
7 浮力室
8 基礎構造物
9 鋼板
13 浮力室前部
14 浮力室後部
15 ドア
16 スロープ
20 ショルダーベルト・アンカー
21 ウェビングたるみ巻取り装置
22 リトラクター(ベルト巻取り装置)
23 ウェビング(ストラップ)取付部
24 座席
25 バックル
26 人間
31 矢印
32 逆回転防止ストッパー
33 ストッパー解除リング
34 スプリング
35 軸
36 ウェビング挿入口
37 台座
38 手持ち固定部
39 取付板
40 ウェビング巻込ローラー
41 逆回転防止ギア
42 グリップ
43 回転ハンドル
44 グリップ付ローラー部
45 手
51 H形鋼
52 発泡スチロール
53 上部梁
54 床梁
55 支柱
56 下部梁
57 ガレージ
58 ポール
59 ポールガイド金具
60 ローラー
61 取付板
62 ガイドボックス
63 ローラー
64 穴
66 基礎構造物
67 柱
68 水面
71 浮力室
72 駐車場床木材(ツーバイフォー)
73 バッテリー・船外機収納庫穴
74 船外機取付用金物
75 横押え鋼板
76 横押え鋼板
77 スロープ
78 発泡スチロール
79 木材(ツーバイフォー)
80 木材(ツーバイフォー)
81 横押え鋼板
82 底鋼板(キーストンプレート)
83 横押え鋼板
84 船外機
85 バッテリー・船外機収納庫
86 固定金物

Claims (5)

  1. 地面に構築した基礎構造物の上部に、周囲を鋼板で囲い、床部を面格子状の鋼板で塞ぎ、上面に自動車を駐車することが出来るように床材を取付け、内部に発泡スチロールを嵌め込むように構成した浮力室を載せ、浮力室には自動車が出入り出来るようにスロープを設置し、津波が押し寄せてくる際、シートベルトのタングプレート(T字型の金具)を浮力室の床材に取付けた固定金具に取付け、自動車に乗車してドアを閉め、ウェビング(ストラップ)をウェビングたるみ巻取り装置に巻き付け、ウェビングたるみ巻取り装置のハンドルを回転させウェビング(ストラップ)のたるみを取り除き、自動車に装着されているシートベルトで浮力室に自動車を固定したことを特徴とする津波救命カーシェルター(シートベルト固定式)。
  2. ウェビングたるみ巻取り装置は、ウェビング(ストラップ)を挟み込むウェビング挿入部と、挟み込んだウェビング(ストラップ)を巻き付けるグリップ付ローラー部と、グリップ付ローラー部に固定した逆回転防止ギアと回転ハンドルで構成したことを特徴とする請求項1に記載の津波救命カーシェルター(シートベルト固定式)。
  3. 自動車を駐車させるための床材を鋼板で構築したことを特徴とする請求項1又は2のいずれか1項に記載の津波救命カーシェルター(シートベルト固定式)。
  4. 自動車を駐車させるための床材を木材で構築したことを特徴とする請求項1又は2のいずれか1項に記載の津波救命カーシェルター(シートベルト固定式)。
  5. 浮力室の上部にガレージを構築し、浮力室の四隅に基礎構造物と一体に4本のポールを垂直に立て、4本のポールに対置するガレージの四隅の柱の上部と下部に、ポールを緩く挿入することが出来るポールガイド金具を取付けたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の津波救命カーシェルター(シートベルト固定式)。
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