JP2013096064A - 津波対策用避難小屋 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は通常時には、ツリーハウスとして使用でき、場所を取らずに建設でき且つ横方向の外力に対しても強く、更に、津波や洪水などの発生時には、小屋が避難場所として利用出来ると共に大津波が発生した際は浮遊して救助を待つことが可能な津波対策用避難小屋を提供することを目的とする。
【解決手段】2つの三角枠体11と、該三角枠体11を所定間隔離して保持する複数本の斜材12とから少なくとも成す支持台1と、該支持台1の上部の三角枠体11の各隅部から水平方向に突出させて三角状の突出部21を突設させた六角形状の載置部2と、該載置部2に載置する底面41と立設する壁面42と屋根部43とから少なくとも成る浮上可能な避難小屋4と、基礎部5と、避難小屋4の底面中央に固着する心柱6と、該心柱6を出し入れ自在に収納し且つ下端が基礎部5と固着する外筒体7と、から少なくとも構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は津波や洪水などの発生時に、小屋が避難場所として利用出来ると共に大津波が発生した際は浮遊して救助を待つことが可能な津波対策用避難小屋に関する。尚、本発明は建築基準法上の許可申請の対象物に当らずに簡単に建設出来るように、例えば、全高8m以下且つ10m以下の避難小屋を対象とする。
一般に津波の進行速度は極めて早く、避難する高台まで離れている住民は、避難が間に合わず、逃げ遅れて津波に飲み込まれてしまう恐れが高かった。特に海岸近くの住民は短時間で高台まで避難することが殆ど出来ないのが現状である。このため、従来から津波発生時に短時間で避難する避難用シェルターや浮上する避難用シェルター、或いは高い位置に避難場所を設けた津波避難タワー、又は高架式津波避難所など多種の提案がなされている。特に家屋付設式津波避難用シェルターが特開2007−277998で提案されている。これは家屋(建物)に対して一体に付設され且つ家屋から出入りが可能なシェルターであり、津波襲来時に、家屋からシェルターを分離させるための分離手段と、家屋から分離されたシェルターを密閉する密閉手段とを具備し、家屋から分離された状態で水に浮くものであった。またシェルターが家屋の一階部分の側面に一体に付設されており、分離手段であるストッパーを解除することにより、圧縮ばねの作用でシェルターが家屋の側面から素早く押されて分離する構造である。
又、上下移動可能な津波避難建築物としては、特開2006−291691に於いて水害時に浮上する建築物が提案されている。これは台船型浮体の上に建築物を製作すると共にそれを上昇する際に伸縮させるアンカーポールで支持する構造のものであった。また特許第3023991号に於いて建築物の浮揚システムが提案されている。これは建築構造物の基礎を構成する壁と床を備えた耐水性地階部と、耐水性地階部の垂直方向の移動を案内する複数の案内柱とを有し、耐水性地階部と建築構造物は、洪水水位の上昇によって浮揚するものであった。また耐水性地階部が垂直に移動する際に、H型鋼の案内柱に沿って回転するローラが耐水性地階部に取付けられたものであった。
しかしながら、特開2007−277998は、津波襲来時に、家屋全体が高波に飲み込まれてしまうと、飲み込まれたシェルターは家屋や樹木の枝或いは柱や構造物などに引っ掛かって水面に浮上できず、潜水状態になる恐れがあると共に、水面に浮上する間にシェルター自体が破損される恐れがあった。このため、安心して避難が出来ないのが現状である。
一方、特開2006−291691や特許第3023991号は、津波や洪水などが発生した際に、洪水水位の上昇によって徐々に浮揚し避難所と成す役目を果たすが、大津波の襲来時には、津波避難建築物が浮揚する前に高波に飲み込まれてしまう恐れが大いにあった。更に地震が発生して前記津波避難建築物に損傷を生じることにより、伸縮させるアンカーポールがスムーズに伸長できなくなる恐れを生じ、或いはH型鋼の案内柱が傾いて耐水性地階部の垂直方向の移動を困難にする恐れがあった。この結果、地震後に津波や洪水などが発生した際に、従来のものでは避難所と成す役目を果せなくなる恐れがあった。尚、本発明のように狭い空地へ簡単に建設出来る避難小屋は従来にはなかった。
特開2007−277998号公報 特開2006−291691号公報 特許第3023991号公報
本発明は通常時には、ツリーハウスとして使用でき、場所を取らずに建設でき且つ横方向の外力に対しても強く、更に、津波や洪水などの発生時には、小屋が避難場所として利用出来ると共に大津波が発生した際は浮遊して救助を待つことが可能な津波対策用避難小屋を提供することを目的とする。
本発明は上記現状に鑑み成されたものであり、つまり、鋼材で形成した2つの三角枠体と、該三角枠体を所定間隔離すと共にその間を連結させて保持する複数本の斜材とから少なくとも成す支持台と、該支持台の上部の三角枠体の各隅部から水平方向に突出させて三角状の突出部を突設させて形成する六角形状の載置部と、該載置部に載置する底面とその上方に立設する壁面と該壁面に固着する屋根部とから少なくとも成る浮上可能な避難小屋と、基礎部と、避難小屋の底面中央に上部を固着する心柱と、該心柱を出し入れ自在に収納し且つ下端が基礎部と固着する外筒体と、から少なくとも構成する。又、前記支持台が、所定間隔離した2つの横材とそれを両端で連結した斜材とから成すX状部材又はZ状部材を用い、該X状部材又はZ状部材を3つ組合せて成すものとしても良い。前記支持台の中間部に円環状の補強リングを固着するものとするのが好ましく、避難小屋の底面に開閉可能な出入口を設けると良い。更に前記外筒体の下方に、該外筒体と心柱との間に浸入した水を抜くための水抜き穴を穿設し、外筒体を支柱と成しその周囲に螺旋階段を設置させるのが好ましい。
請求項1のように鋼材で形成した2つの三角枠体(11)と、該三角枠体(11)を所定間隔離すと共にその間を連結させて保持する複数本の斜材(12)とから少なくとも成す支持台(1)と、該支持台(1)の上部の三角枠体(11)の各隅部から水平方向に突出させて三角状の突出部(21)を突設させて形成する六角形状の載置部(2)とを設けたことにより、狭い土地でも建設することが可能なものとなると共に横方向の外力に対しても強い支持台(1)となる。また載置部(2)に載置する底面(41)とその上方に立設する壁面(42)と該壁面(42)に固着された屋根部(43)とから少なくとも成る浮上可能な避難小屋(4)と、基礎部(5)と、前記避難小屋(4)の底面(41)中央に上部を固着する心柱(6)と、該心柱(6)を出し入れ自在に収納し且つ下端が基礎部(5)に固着されて立設する外筒体(7)と、から少なくとも構成することにより、通常はツリーハウスとして使用でき、且つ、津波や洪水などの発生時、避難小屋(4)が安心できる避難場所として利用が可能となると共に大津波が発生した際は浮遊して救助を待つことが出来るものとなる。このため、高齢者や子供等であっても直ぐ近くに本発明品があるので、素早く高台に避難出来るものとなる。更に近隣住民等が上がって避難させることも可能である。しかも避難小屋(4)内部に飲食物等の必要物資を貯蔵しておけば、浮遊して長期間に渡って救助を待つことが可能となる。
請求項2のように支持台(1)が、所定間隔離した2つの横材(13)とそれを両端で連結した斜材(12)とから成すX状部材(14)又はZ状部材(15)を用い、該X状部材(14)又はZ状部材(15)を3つ組合せて成すことにより、支持台(1)の建設工事が容易で且つあらゆる横方向の外力に対しても強度を有すものとなる。しかも部品点数が少ないので作業が簡単で且つ安価に建設できるものとなる。更に支持台(1)の柱部分(斜材)が互い違い傾き、不揃いに立設されているため、津波の際の瓦礫がまとわりにくくする作用が働くと共に内側に設置した螺旋階段(8)を保護する役目も果たすものとなる。
請求項3に示すように支持台(1)の中間部に円環状の補強リング(16)を固着させることにより、支持台(1)の全方向の強度がより一層増加するものとなる。
請求項4に示すように避難小屋(4)の底面(41)に、開閉可能な出入口(41a)を設けることにより、通常時の使用勝手が良くなる。
請求項5のように外筒体(7)の下方に、該外筒体(7)と心柱(6)との間に浸入した水を抜くための水抜き穴(71)を穿設することにより、浸入した水が緩衝材の役目を果たし、避難小屋(4)の降下がスムーズに行われるものとなる。
請求項6のように外筒体(7)を支柱と成し、その周囲に螺旋階段(8)を設置させることにより、地上の所定高さに支持された避難小屋(4)と地表面との行き来を可能とする役目を果たすと共に支柱である外筒体(7)は螺旋階段(8)のプレートによって浮遊物の衝撃力から守られるものとなる。
本発明の要部を示す説明図である。 本実施形態の支持台がX状部材を用いて形成される説明図である。 本実施形態の支持台がZ状部材を用いて形成される説明図である。 実施形態の載置部を示す平面図である。 本発明の概略を示す斜視図である。
本発明の実施形態を図1〜図4に基づいて説明する。(1)はH型鋼やチャンネル鋼などの鋼材で形成した2つの三角枠体(11)と、該三角枠体(11)を所定間隔離すと共にその間を連結させて保持する6本又は3本の斜材(12)とから少なくとも成す支持台であり、該支持台(1)はH型鋼やチャンネル鋼等の鉄骨材を組合せて形成されている。前記支持台(1)としては、所定間隔離した2つの横材(13)とそれを両端で連結した2本の斜材(12)とから成すX状部材(14)を、3つ組合せて製作する場合(図2参照)と、所定間隔離した2つの横材(13)とそれを両端で連結した1本の斜材(12)とから成すZ状部材(15)を、3つ組合せて製作する場合(図3参照)とがある。また前記支持台(1)の中間部にH型鋼やチャンネル鋼等で且つ円環状の補強リング(16)を溶接などで固着させておくことが好ましい。尚、前記X状部材(14)で用いる斜材(12)は、1本の斜材(12)に対してX字状になるように、交差部から上下に小片を継ぎ足して溶接で固着させたものとしても良い。
(2)は支持台(1)の上部の三角枠体(11)の各隅部から水平方向に突出させて三角状の突出部(21)を突設させて溶接等で固着させると共に全体形状を六角形状に成した載置部である(図4参照)。また前記載置部(2)の三角形状部分の中央或いは頂角付近に補強片を固着しておくと良い。又、前記載置部(2)の高さとしては、例えば地表面から6m前後の高さとすることが好ましい。尚、前記載置部(2)の三角形状の頂部から突出部(21)を更に突設させて床面積を広げるものとしても良い。(3)は載置部(2)の外縁から上方広がりに傾斜して立設する外壁用枠体であり、該外壁用枠体(3)はチャンネル鋼などで形成する。尚、前記外壁用枠体(3)は必ずしも必要ではない。(4)は載置部(2)に載置する底面(41)と、外壁用枠体(3)の内部に収納する四方に立設した壁面(42)と、該壁面(42)に固着する屋根部(43)とから少なくとも成る浮上可能な避難小屋あり、該避難小屋(4)の底面(41)には開閉可能な出入口(41a)が設けられている。また前記避難小屋(4)は上下移動可能であり、底面(41)の中心には後述する心柱(6)が固着されている。前記屋根部(43)としてはフレームで屋根枠を作り、その上を断熱シートで覆った簡単なものとしても良い。又、前記避難小屋(4)の底面(41)と壁面(42)は木製或いはFRPなどの合成樹脂製で製作するのが良く、その壁面(42)には窓を適宜個数設けておくと良い。尚、前記避難小屋(4)の内部に収納棚を設け、そこに避難用品を備蓄させておくと良い。更に避難小屋(4)の内部にソファーなどを備えて置けば、寝泊まりが出来ると共に浮遊して避難生活することも可能なものとなる。
(5)は少なくとも鋼管杭(51)を地中に1本以上打ち込んでコンクリート打設した基礎部であり、該基礎部(5)には、支持台(1)の下部が地中に埋設されて固定されている。(6)は避難小屋(4)の底面(41)中央に上端を固着し且つ地面付近まで吊下する金属製の心柱であり、該心柱(6)は下端面が密閉されたパイプを用いると良い。尚、前記心柱(6)の上端は、避難小屋(4)が浮遊した時に、固着状態が解除されて心柱(6)が分離する図示しない分離手段を設けておくと良い。(7)は心柱(6)を出し入れ自在に収納し且つ下端が基礎部(5)と固着して立設する鋼管の外筒体であり、該外筒体(7)の下方には内部に浸入した水を抜くための水抜き穴(71)が穿設されている。(8)は外筒体(7)を支柱と成しその周囲に設置した螺旋階段であり(図4、図5参照)、該螺旋階段(8)は丈夫な丸鋼を縦格子状に張り巡らし、更にその上からネットを張っておけば、安全が確保されると共に瓦礫がまつわり付くのを防ぐ役目も果たすものとなる。この螺旋階段(8)は地表面から避難小屋(4)との行き来が出来るものであれば、他の構造のものでも良い。
次に本発明品の使用方法について説明する。通常時は、ツリーハウスとして見晴らしの良い私用部屋として使用出来る。尚、本発明品を私有地以外に、例えば公園や近隣の空地に建設して置けば、10〜30人前後の津波に対する緊急避難所として使用出来るものとなる。津波発生時には、素早く螺旋階段(8)を登り、避難小屋(4)の底面(41)に備えた出入口(41a)を図1に示す1点鎖線の矢印のように開いて内部に入り、出入口(41a)を閉じる。この時、避難小屋(4)は密閉状態となるが、壁面(42)に設けた窓を開けておいても良い。そして津波が来るのを待つ。津波が押し寄せた際、避難小屋(4)の底面(41)まで浸水が達しなかった場合(津波高さが6m以下の場合)には、水の引くのを避難小屋(4)から見守っていれば良い。また避難小屋(4)の底面(41)よりも津波の高さが高い場合(津波高さが6〜10m前後の場合)は、図1に示す矢印のように上方へ持上げられると共に2点鎖線のように避難小屋(4)が浮上する。この時、津波の高さに応じて心柱(6)が外筒体(7)から伸長されるのである。
その後、津波が引いて行くと、津波の高さに応じて心柱(6)が外筒体(7)へ除々に収納されて避難小屋(4)が下がって行く。この時、心柱(6)は、外筒体(7)内部に浸入した水が下方の水抜き穴(71)から徐々に排出されるため、避難小屋(4)はゆっくりと降下して元の位置に収納されるのである。従って、心柱(6)と外筒体(7)が緩衝部材の役目を果たすものとなるのである。
大津波が発生した時は、津波の高さに心柱(6)が対応できずに外筒体(7)から外れると、避難小屋(4)は支持台(1)の載置部(2)から分離され、水面に避難小屋(4)が浮上して津波の流れに任せて水面を漂うことになる。しかしながら避難小屋(4)の内部に避難用品が備蓄されているため、救助される迄の間は安心して待つことが出来るものとなるのである。尚、この時、前記分離手段が設けられている場合には、図示しないボルトやナットなどを外して、心柱(6)を避難小屋(4)から分離させておくことが好ましい。
このように本発明に於いて、避難小屋(4)は津波が10m以下の場合には、避難小屋(4)が水面の低下に伴って自然に載置部(2)の元の位置に収まるものとなる。一方、10m以上の津波の場合には、避難小屋(4)が津波の流れに任せて水面を漂いながら救援を待つことが出来るものとなる。又、本発明は建築基準法上の許可申請の対象物に該当しないので、どこでも確実に建設して安全な避難場所を簡単に得ることが可能なものとなる。
1 支持台
11 三角枠体
12 斜材
13 横材
14 X状部材
15 Z状部材
16 補強リング
2 載置部
21 突出部
3 外壁用枠体
4 避難小屋
41 底面
41a 出入口
42 壁面
43 屋根部
5 基礎部
51 鋼管杭
6 心柱
7 外筒体
71 水抜き穴
8 螺旋階段

Claims (6)

  1. 鋼材で形成した2つの三角枠体(11)と、該三角枠体(11)を所定間隔離すと共にその間を連結させて保持する複数本の斜材(12)とから少なくとも成す支持台(1)と、該支持台(1)の上部の三角枠体(11)の各隅部から水平方向に突出させて三角状の突出部(21)を突設させて形成する六角形状の載置部(2)と、該載置部(2)に載置する底面(41)とその上方に立設する壁面(42)と該壁面(42)に固着する屋根部(43)とから少なくとも成る浮上可能な避難小屋(4)と、基礎部(5)と、前記避難小屋(4)の底面(41)中央に上部を固着する心柱(6)と、該心柱(6)を出し入れ自在に収納し且つ下端が前記基礎部(5)に固着されて立設する外筒体(7)と、から少なくとも構成したことを特徴とする津波対策用避難小屋。
  2. 前記支持台(1)が、所定間隔離した2つの横材(13)とそれを両端で連結した斜材(12)とから成すX状部材(14)又はZ状部材(15)を用い、該X状部材(14)又はZ状部材(15)を3つ組合せて成された請求項1記載の津波対策用避難小屋。
  3. 前記支持台(1)の中間部に円環状の補強リング(16)が固着された請求項1又は2記載の津波対策用避難小屋。
  4. 前記避難小屋(4)の底面(41)に、開閉可能な出入口(41a)が設けられた請求項1記載の津波対策用避難小屋。
  5. 前記外筒体(7)の下方に、該外筒体(7)と前記心柱(6)との間に浸入した水を抜くための水抜き穴(71)を穿設した請求項1記載の津波対策用避難小屋。
  6. 前記外筒体(7)を支柱と成しその周囲に螺旋階段(8)が設置された請求項1又は4記載の津波対策用避難小屋。
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