JP2979457B2 - 搬送台車の分岐・合流点装置 - Google Patents
搬送台車の分岐・合流点装置Info
- Publication number
- JP2979457B2 JP2979457B2 JP6056681A JP5668194A JP2979457B2 JP 2979457 B2 JP2979457 B2 JP 2979457B2 JP 6056681 A JP6056681 A JP 6056681A JP 5668194 A JP5668194 A JP 5668194A JP 2979457 B2 JP2979457 B2 JP 2979457B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rail
- fixed
- power supply
- movable
- movable rail
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 238000000926 separation method Methods 0.000 claims description 2
- 241000282376 Panthera tigris Species 0.000 claims 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 12
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Conveyors (AREA)
- Train Traffic Observation, Control, And Security (AREA)
- Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は天井又は床面に敷設した
レールを該レールに沿って設けた給電線より走行用電力
を得て走行する搬送台車の分岐・合流点装置に関するも
のである。
レールを該レールに沿って設けた給電線より走行用電力
を得て走行する搬送台車の分岐・合流点装置に関するも
のである。
【0002】
【従来技術】図4は天井又は床面に敷設したレール上を
該レールに沿って設けた給電線より走行用電力を得て走
行する搬送台車の分岐・合流点装置の構成を示す図であ
る。図示するように、搬送台車107,108が走行す
る固定レール101,102,103及びメンテナンス
用の固定レール104がその一端を分岐点領域100に
臨ませて敷設している。該分岐点領域100には可動レ
ール105,106が設けられ、該可動レール105,
106は連動して矢印A方向に移動するようになってい
る。
該レールに沿って設けた給電線より走行用電力を得て走
行する搬送台車の分岐・合流点装置の構成を示す図であ
る。図示するように、搬送台車107,108が走行す
る固定レール101,102,103及びメンテナンス
用の固定レール104がその一端を分岐点領域100に
臨ませて敷設している。該分岐点領域100には可動レ
ール105,106が設けられ、該可動レール105,
106は連動して矢印A方向に移動するようになってい
る。
【0003】可動レール105,106を図の上方に移
動させると可動レール105の一端がメンテナンス用の
固定レール104の一端に隣接すると共に可動レール1
06の両端が走行用固定レール102,103の一端に
隣接する。これにより、固定レール102にある搬送台
車108は可動レール106を経由して固定レール10
3へ走行できる。また、固定レール101から可動レー
ル105に乗り移っていた搬送台車107は可動レール
105,106を図の上方に移動させることにより、メ
ンテナンス用の固定レール104に乗り移ることができ
る。また、図示するように可動レール105の両端が固
定レール101と103の一端に隣接している時は、固
定レール101にある搬送台車107は可動レール10
5を経由して固定レール103へ走行できる。
動させると可動レール105の一端がメンテナンス用の
固定レール104の一端に隣接すると共に可動レール1
06の両端が走行用固定レール102,103の一端に
隣接する。これにより、固定レール102にある搬送台
車108は可動レール106を経由して固定レール10
3へ走行できる。また、固定レール101から可動レー
ル105に乗り移っていた搬送台車107は可動レール
105,106を図の上方に移動させることにより、メ
ンテナンス用の固定レール104に乗り移ることができ
る。また、図示するように可動レール105の両端が固
定レール101と103の一端に隣接している時は、固
定レール101にある搬送台車107は可動レール10
5を経由して固定レール103へ走行できる。
【0004】上記構成の分岐・合流点装置において、搬
送台車108が固定レール102から固定レール103
に移動する場合、図示するように可動レール106の両
端が固定レール102,103の一端に隣接していない
場合、インターロックにより、搬送台車108は一時停
止点Bに停止するようになっている。万一搬送台車10
8が一時停止点Bに停止しない場合、脱線してしまう。
これを防止するため、従来は図5に示すように、可動レ
ール111の両端が固定レール109,110の端部か
ら離間した場合、これと連動する可動式メカニカルスト
ッパー112,113を固定レール109,110の端
部に突出させ脱線を防止している。
送台車108が固定レール102から固定レール103
に移動する場合、図示するように可動レール106の両
端が固定レール102,103の一端に隣接していない
場合、インターロックにより、搬送台車108は一時停
止点Bに停止するようになっている。万一搬送台車10
8が一時停止点Bに停止しない場合、脱線してしまう。
これを防止するため、従来は図5に示すように、可動レ
ール111の両端が固定レール109,110の端部か
ら離間した場合、これと連動する可動式メカニカルスト
ッパー112,113を固定レール109,110の端
部に突出させ脱線を防止している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように可動式メカニカルストッパー112,113を突
出させる方法は、構造が複雑でコストが高いばかりでは
なく、搬送台車が可動式メカニカルストッパーに衝突し
た場合、搬送台車と可動式メカニカルストッパーの両者
にダメージが発生するという問題があった。
ように可動式メカニカルストッパー112,113を突
出させる方法は、構造が複雑でコストが高いばかりでは
なく、搬送台車が可動式メカニカルストッパーに衝突し
た場合、搬送台車と可動式メカニカルストッパーの両者
にダメージが発生するという問題があった。
【0006】本発明は上述の点に鑑みてなされたもの
で、上記問題点を除去し、固定レールの端部から可動レ
ールが離間している場合、搬送台車にダメージを与える
ことなく脱線等の逸走を防止できる搬送台車の分岐・合
流点装置を提供することを目的とする。
で、上記問題点を除去し、固定レールの端部から可動レ
ールが離間している場合、搬送台車にダメージを与える
ことなく脱線等の逸走を防止できる搬送台車の分岐・合
流点装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本願発明は、搬送台車が走行する天井又は床面に敷設さ
れた固定レール、トラバーサに敷設された可動レールを
具備し、トラバーサに敷設された可動レールは所定の分
岐点領域を移動可能に構成され、固定レールは複数本で
ありそれぞれの一端は分岐点領域に臨み、トラバーサを
移動させることにより可動レールの両端又は一端を該固
定レールの一端に隣接させ、搬送台車は可動レール及び
固定レールに沿ってトラバーサ及び天井又は床面に設け
られた給電線により走行電力を得て、ある固定レールか
ら可動レールを経て他の固定レールに走行できるように
構成された搬送台車の分岐・合流点装置であって、可動
レールに沿ってトラバーサに設けられた給電線に常時電
源を接続する電源接続手段を設けると共に、固定レール
に沿って天井又は床面に設けられた給電線は分岐点領域
に臨む一端から所定の距離だけ分離し、該分離した分離
給電線に電源を接離する開閉手段を設け、可動レール端
部が固定レールの端部に隣接しているか否かを検出する
検出手段を設け、該検出手段が可動レールの端部が固定
レールの端部に隣接していることを検出した時は当該固
定レールの分離給電線に開閉手段を介して電源を接続す
ると共に、離間しているときは該開閉手段を介して電源
を切り離す制御手段を具備することを特徴とする。
本願発明は、搬送台車が走行する天井又は床面に敷設さ
れた固定レール、トラバーサに敷設された可動レールを
具備し、トラバーサに敷設された可動レールは所定の分
岐点領域を移動可能に構成され、固定レールは複数本で
ありそれぞれの一端は分岐点領域に臨み、トラバーサを
移動させることにより可動レールの両端又は一端を該固
定レールの一端に隣接させ、搬送台車は可動レール及び
固定レールに沿ってトラバーサ及び天井又は床面に設け
られた給電線により走行電力を得て、ある固定レールか
ら可動レールを経て他の固定レールに走行できるように
構成された搬送台車の分岐・合流点装置であって、可動
レールに沿ってトラバーサに設けられた給電線に常時電
源を接続する電源接続手段を設けると共に、固定レール
に沿って天井又は床面に設けられた給電線は分岐点領域
に臨む一端から所定の距離だけ分離し、該分離した分離
給電線に電源を接離する開閉手段を設け、可動レール端
部が固定レールの端部に隣接しているか否かを検出する
検出手段を設け、該検出手段が可動レールの端部が固定
レールの端部に隣接していることを検出した時は当該固
定レールの分離給電線に開閉手段を介して電源を接続す
ると共に、離間しているときは該開閉手段を介して電源
を切り離す制御手段を具備することを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明は上記構成を採用することにより、可動
レールの端部が固定レールの一端に隣接していない場
合、当該固定レールの分岐点領域に臨む一端から所定の
距離だけ給電線には電源が接続されていないから、搬送
台車はこの区間に進入すると給電線から走行電力を得る
ことができず、搬送台車は停止し、逸走を確実に防止で
きる。また、可動レールに沿ってトラバーサに設けられ
た給電線には電源接続手段により常時電源が接続されて
いるから、トラバーサの可動レールに搬送台車がある場
合、該トラバーサを移動させ可動レールの両端又は一端
を固定レールの一端に隣接させることにより、搬送台車
はトラバーサに設けられた給電線より走行電力を得て固
定レールに走行できる。
レールの端部が固定レールの一端に隣接していない場
合、当該固定レールの分岐点領域に臨む一端から所定の
距離だけ給電線には電源が接続されていないから、搬送
台車はこの区間に進入すると給電線から走行電力を得る
ことができず、搬送台車は停止し、逸走を確実に防止で
きる。また、可動レールに沿ってトラバーサに設けられ
た給電線には電源接続手段により常時電源が接続されて
いるから、トラバーサの可動レールに搬送台車がある場
合、該トラバーサを移動させ可動レールの両端又は一端
を固定レールの一端に隣接させることにより、搬送台車
はトラバーサに設けられた給電線より走行電力を得て固
定レールに走行できる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明に係る逸走防止装置の構成を示す図
である。図示するように、分岐点領域Zに一端が臨んで
走行用の固定レール11,12とメンテナンス用の固定
レール13が敷設されている。固定レール11,12,
13は天井に敷設されている。
する。図1は本発明に係る逸走防止装置の構成を示す図
である。図示するように、分岐点領域Zに一端が臨んで
走行用の固定レール11,12とメンテナンス用の固定
レール13が敷設されている。固定レール11,12,
13は天井に敷設されている。
【0010】前記分岐点領域Zにはトラバーサ14が配
設されている。該トラバーサ14は平行に配置したフレ
ーム15a,15bを有するトラバーサフレーム15を
有し、該フレーム15a,15bに沿って可動フレーム
16が矢印C方向に移動できるようになっている。トラ
バーサフレーム15はブラケット17,17で天井19
の所定位置(分岐点領域Z)に固定されている。
設されている。該トラバーサ14は平行に配置したフレ
ーム15a,15bを有するトラバーサフレーム15を
有し、該フレーム15a,15bに沿って可動フレーム
16が矢印C方向に移動できるようになっている。トラ
バーサフレーム15はブラケット17,17で天井19
の所定位置(分岐点領域Z)に固定されている。
【0011】固定レール11,12,13にはそれぞれ
給電線(トロリー線)18が敷設されており、該給電線
18は固定レール11,12,13の分岐点領域Zに臨
む端部から一定距離L1,L2,L3が可動レール16
の端部が隣接する場合は電源を接続し、離間する場合は
電源を遮断する開閉給電線18Lとなっている。なお、
可動レール16にも給電線(トロリー線)が敷設されて
いる。
給電線(トロリー線)18が敷設されており、該給電線
18は固定レール11,12,13の分岐点領域Zに臨
む端部から一定距離L1,L2,L3が可動レール16
の端部が隣接する場合は電源を接続し、離間する場合は
電源を遮断する開閉給電線18Lとなっている。なお、
可動レール16にも給電線(トロリー線)が敷設されて
いる。
【0012】図示は省略するが、固定レール11,1
2,13には懸垂型の搬送台車が給電線18より走行電
力を得て走行できるようになっている。また、該搬送台
車は可動レール16も走行できるようになっている。例
えば、可動レール16が固定レール11と12の間にあ
る場合、固定レール11を分岐点領域Zに向かって走行
する搬送台車は可動レール16を経由して固定レール1
2へと走行できる。また、固定レール12から可動レー
ル16を経由して固定レール11へと走行できる。
2,13には懸垂型の搬送台車が給電線18より走行電
力を得て走行できるようになっている。また、該搬送台
車は可動レール16も走行できるようになっている。例
えば、可動レール16が固定レール11と12の間にあ
る場合、固定レール11を分岐点領域Zに向かって走行
する搬送台車は可動レール16を経由して固定レール1
2へと走行できる。また、固定レール12から可動レー
ル16を経由して固定レール11へと走行できる。
【0013】また、固定レール11にある搬送台車をメ
ンテナンス用の固定レール13に移す場合は、固定レー
ル11から可動レール16に乗り移った搬送台車を可動
レール16で停止し、可動レール16を移動させ、その
一端をメンテナンス用の固定レール13の一端に隣接さ
せ、搬送台車は可動レール16から固定レール13に乗
り移る。また、搬送台車をメンテナンス用の固定レール
13から走行用の固定レール11又は固定レール12に
移動する場合は、可動レール16の一端をメンテナンス
用の固定レール13の一端に隣接させ、搬送台車は固定
レール13から可動レール16に乗り移り停止し、可動
レール16の両端が固定レール11,12の端部に隣接
した状態で、搬送台車は固定レール11又は固定レール
12に乗り移る。
ンテナンス用の固定レール13に移す場合は、固定レー
ル11から可動レール16に乗り移った搬送台車を可動
レール16で停止し、可動レール16を移動させ、その
一端をメンテナンス用の固定レール13の一端に隣接さ
せ、搬送台車は可動レール16から固定レール13に乗
り移る。また、搬送台車をメンテナンス用の固定レール
13から走行用の固定レール11又は固定レール12に
移動する場合は、可動レール16の一端をメンテナンス
用の固定レール13の一端に隣接させ、搬送台車は固定
レール13から可動レール16に乗り移り停止し、可動
レール16の両端が固定レール11,12の端部に隣接
した状態で、搬送台車は固定レール11又は固定レール
12に乗り移る。
【0014】上記構成の逸走防止装置において、固定レ
ール11,12の分岐点領域Zに臨む端部から一定距離
L1,L2に敷設された開閉給電線18Lは可動レール
16の両端が固定レール11,12の端部に隣接してい
ない場合(離間している場合)電源から切り離され、可
動レール16の両端が隣接している場合は電源に接続さ
れる。また、固定レール13の分岐点領域Zに臨む端部
から一定距離L3に敷設された開閉給電線18L(図示
せず)も可動レール16の一端が固定レールの一端に隣
接していないときは電源から切り離され、隣接している
場合は電源に接続される。
ール11,12の分岐点領域Zに臨む端部から一定距離
L1,L2に敷設された開閉給電線18Lは可動レール
16の両端が固定レール11,12の端部に隣接してい
ない場合(離間している場合)電源から切り離され、可
動レール16の両端が隣接している場合は電源に接続さ
れる。また、固定レール13の分岐点領域Zに臨む端部
から一定距離L3に敷設された開閉給電線18L(図示
せず)も可動レール16の一端が固定レールの一端に隣
接していないときは電源から切り離され、隣接している
場合は電源に接続される。
【0015】開閉給電線18Lの電源への接続切り離し
を上記のようにすることにより、可動レール16の両端
が固定レール11,12の端部に隣接していない場合
は、固定レール11又は固定レール12を分岐点領域Z
に向かって走行する搬送台車は、開閉給電線18Lの領
域に進入すると同時に走行用電力が得られなくなり、該
開閉給電線18Lの領域に自動的に停止する。また、可
動レール16の一端がメンテナンス用の固定レール13
の一端に隣接していない場合も、固定レール13を分岐
点領域Zに向かって走行する搬送台車は、開閉給電線1
8Lの領域に進入すると同時に走行用電力が得られなく
なり、該開閉給電線18Lの領域に自動的に停止する。
従って、搬送台車の逸走を防止できる。
を上記のようにすることにより、可動レール16の両端
が固定レール11,12の端部に隣接していない場合
は、固定レール11又は固定レール12を分岐点領域Z
に向かって走行する搬送台車は、開閉給電線18Lの領
域に進入すると同時に走行用電力が得られなくなり、該
開閉給電線18Lの領域に自動的に停止する。また、可
動レール16の一端がメンテナンス用の固定レール13
の一端に隣接していない場合も、固定レール13を分岐
点領域Zに向かって走行する搬送台車は、開閉給電線1
8Lの領域に進入すると同時に走行用電力が得られなく
なり、該開閉給電線18Lの領域に自動的に停止する。
従って、搬送台車の逸走を防止できる。
【0016】図2は開閉給電線18Lに電源を接続した
り切り離したりする手段の構成例を示す図であり、固定
レール11の開閉給電線18L(11)と固定レール1
2の開閉給電線18L(12)はそれぞれ開閉器20,
21を介して電源(RST)に接続されている。また、
可動レール16の給電線18(16)はケーブル22を
介して電源(RST)に接続されている。制御手段23
には可動レール16の端部が固定レール11,12の端
部に隣接しているか否かを検出する可動レールの隣接検
出手段24,25の出力が入力されている。
り切り離したりする手段の構成例を示す図であり、固定
レール11の開閉給電線18L(11)と固定レール1
2の開閉給電線18L(12)はそれぞれ開閉器20,
21を介して電源(RST)に接続されている。また、
可動レール16の給電線18(16)はケーブル22を
介して電源(RST)に接続されている。制御手段23
には可動レール16の端部が固定レール11,12の端
部に隣接しているか否かを検出する可動レールの隣接検
出手段24,25の出力が入力されている。
【0017】制御手段23は可動レール16の両端が固
定レール11,12の端部に隣接していない時は開閉器
20,21を開き、開閉給電線18L(11),開閉給
電線18L(12)を電源(RST)から切り離す。ま
た、可動レール16の両端が固定レール11,12の端
部に隣接している時は開閉器20,21を閉じ、開閉給
電線18L(11),開閉給電線18L(12)を電源
(RST)に接続する。
定レール11,12の端部に隣接していない時は開閉器
20,21を開き、開閉給電線18L(11),開閉給
電線18L(12)を電源(RST)から切り離す。ま
た、可動レール16の両端が固定レール11,12の端
部に隣接している時は開閉器20,21を閉じ、開閉給
電線18L(11),開閉給電線18L(12)を電源
(RST)に接続する。
【0018】なお、図示は省略するが、メンテナンス用
の固定レール13の開閉給電線18L(13)も開閉器
を介して制御手段23に接続されており、制御手段23
は可動レール16の一端が固定レール13の端部に隣接
していない時は該開閉器を開き電源(RST)から切り
離し、隣接しているときは該開閉器を閉じ、電源(RS
T)を接続するようになっている。
の固定レール13の開閉給電線18L(13)も開閉器
を介して制御手段23に接続されており、制御手段23
は可動レール16の一端が固定レール13の端部に隣接
していない時は該開閉器を開き電源(RST)から切り
離し、隣接しているときは該開閉器を閉じ、電源(RS
T)を接続するようになっている。
【0019】上記開閉給電線18Lの長さは、搬送台車
が進入し走行用電力が無く、搬送台車が停止できるまで
の充分な距離があればよいが、搬送台車が進入し走行用
電力が無い場合、ブレーキが自動的に作動し、停止でき
るように構成すれば、この距離は小さくできることは当
然である。
が進入し走行用電力が無く、搬送台車が停止できるまで
の充分な距離があればよいが、搬送台車が進入し走行用
電力が無い場合、ブレーキが自動的に作動し、停止でき
るように構成すれば、この距離は小さくできることは当
然である。
【0020】図3は本発明に係る逸走防止装置の他の構
成を示す図である。図示するように、分岐点領域Zに一
端が臨んで走行用の固定レール31,32,33が敷設
されている。固定レール31,32,33は天井に敷設
されている。分岐点領域Zにはトラバーサ34が配設さ
れている。該トラバーサ34及び可動レール36,37
を有し、該可動レール36,37は連動して矢印D方向
に移動するようになっている。
成を示す図である。図示するように、分岐点領域Zに一
端が臨んで走行用の固定レール31,32,33が敷設
されている。固定レール31,32,33は天井に敷設
されている。分岐点領域Zにはトラバーサ34が配設さ
れている。該トラバーサ34及び可動レール36,37
を有し、該可動レール36,37は連動して矢印D方向
に移動するようになっている。
【0021】固定レール31,32,33にはそれぞれ
給電線(図示せず)が敷設されており、該給電線は固定
レール31,32,33の分岐点領域Zに臨む端部から
一定距離L1,L2,L3が図1の場合と同様、開閉給
電線となっており、可動レール36,37の端部が隣接
する場合は電源を接続し、離間する場合は電源を遮断す
るように構成されている。なお、可動レール36,37
にも給電線が敷設されている。
給電線(図示せず)が敷設されており、該給電線は固定
レール31,32,33の分岐点領域Zに臨む端部から
一定距離L1,L2,L3が図1の場合と同様、開閉給
電線となっており、可動レール36,37の端部が隣接
する場合は電源を接続し、離間する場合は電源を遮断す
るように構成されている。なお、可動レール36,37
にも給電線が敷設されている。
【0022】図示は省略するが、固定レール31,3
2,33には懸垂型の搬送台車が給電線より走行電力を
得て走行できるようになっている。例えば、可動レール
36が固定レール31と32の間にある場合、固定レー
ル31を分岐点領域Zに向かって走行する搬送台車は可
動レール36を経由して固定レール32へと走行でき
る。また、固定レール32から可動レール36を経由し
て固定レール31へと走行できる。また、固定レール3
3を分岐点領域Zに向かって走行する搬送台車は可動レ
ール37を経由して固定レール32へと走行できる。ま
た、固定レール32から可動レール37を経由して固定
レール33へと走行できる。
2,33には懸垂型の搬送台車が給電線より走行電力を
得て走行できるようになっている。例えば、可動レール
36が固定レール31と32の間にある場合、固定レー
ル31を分岐点領域Zに向かって走行する搬送台車は可
動レール36を経由して固定レール32へと走行でき
る。また、固定レール32から可動レール36を経由し
て固定レール31へと走行できる。また、固定レール3
3を分岐点領域Zに向かって走行する搬送台車は可動レ
ール37を経由して固定レール32へと走行できる。ま
た、固定レール32から可動レール37を経由して固定
レール33へと走行できる。
【0023】上記のように、固定レール31,32,3
3の分岐点領域Zに臨む端部から一定距離L1,L2,
L3に開閉給電線を設けることにより、可動レール36
及び37のそれぞれ両端が固定レール31と32の一端
及び固定レール33と32の一端に隣接していない場合
は、開閉給電線は電源から切り離されるので、図1の場
合と同様搬送台車の逸走を防止できる。
3の分岐点領域Zに臨む端部から一定距離L1,L2,
L3に開閉給電線を設けることにより、可動レール36
及び37のそれぞれ両端が固定レール31と32の一端
及び固定レール33と32の一端に隣接していない場合
は、開閉給電線は電源から切り離されるので、図1の場
合と同様搬送台車の逸走を防止できる。
【0024】なお、上記実施例では天井に敷設した走行
用の固定レール及び分岐用の可動レールを懸垂型の搬送
台車が走行する場合を例に説明したが、本発明はこれに
限定されるものでは無く、床面又は地面に敷設された走
行用の固定レール及び分岐用の可動レールを搬送台車が
走行する場合でもよいことは当然である。
用の固定レール及び分岐用の可動レールを懸垂型の搬送
台車が走行する場合を例に説明したが、本発明はこれに
限定されるものでは無く、床面又は地面に敷設された走
行用の固定レール及び分岐用の可動レールを搬送台車が
走行する場合でもよいことは当然である。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、下
記のような優れた効果が得られる。 (1)可動レールの端部が固定レールの一端に隣接して
いない場合、当該固定レールの分岐点領域に臨む一端か
ら所定の距離だけ給電線には電源が接続されていないか
ら、搬送台車はこの区間に進入すると給電線から走行電
力を得ることができず、搬送台車は停止し、逸走を確実
に防止できる。
記のような優れた効果が得られる。 (1)可動レールの端部が固定レールの一端に隣接して
いない場合、当該固定レールの分岐点領域に臨む一端か
ら所定の距離だけ給電線には電源が接続されていないか
ら、搬送台車はこの区間に進入すると給電線から走行電
力を得ることができず、搬送台車は停止し、逸走を確実
に防止できる。
【0026】(2)また、従来のように可動式メカニカ
ルストッパーを設けるものではないから、逸走防止に際
し、搬送台車と可動式メカニカルストッパーの双方に大
きいダメージを与えることもない。(3)また、可動レールに沿ってトラバーサに設けられ
た給電線には電源接続手段により常時電源が接続されて
いるから、トラバーサの可動レールに搬送台車がある場
合、該トラバーサを移動させ可動レールの両端又は一端
を固定レールの一端に隣接させることにより、搬送台車
はトラバーサに設けられた給電線より走行電力を得て固
定レールに走行できる。
ルストッパーを設けるものではないから、逸走防止に際
し、搬送台車と可動式メカニカルストッパーの双方に大
きいダメージを与えることもない。(3)また、可動レールに沿ってトラバーサに設けられ
た給電線には電源接続手段により常時電源が接続されて
いるから、トラバーサの可動レールに搬送台車がある場
合、該トラバーサを移動させ可動レールの両端又は一端
を固定レールの一端に隣接させることにより、搬送台車
はトラバーサに設けられた給電線より走行電力を得て固
定レールに走行できる。
【図1】本発明に係る逸走防止装置の構成を示す図、同
図(a)は平面図、同図(b)は側面図である。
図(a)は平面図、同図(b)は側面図である。
【図2】開閉給電線に電源を接続したり切離したりする
手段の構成例を示す図である。
手段の構成例を示す図である。
【図3】本発明に係る逸走防止装置の構成を示す図であ
る。
る。
【図4】従来の搬送台車の分岐・合流点装置の構成を示
す図である。
す図である。
【図5】従来の可動式メカニカルストッパーによる逸走
防止装置の構成を示す図である。
防止装置の構成を示す図である。
11 走行用の固定レール 12 走行用の固定レール 13 メンテナンス用の固定レール 14 トラバーサ 15 トラバーサフレーム 16 可動レール 17 ブラケット 18 給電線 19 天井 20 開閉器 21 開閉器 22 ケーブル 23 制御手段 31 走行用の固定レール 32 走行用の固定レール 33 メンテナンス用の固定レール 34 トラバーサ 35 トラバーサフレーム 36 可動レール 37 可動レール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−74767(JP,A) 特開 昭57−191162(JP,A) 実開 昭59−105571(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B61L 1/00 - 23/34 G05D 1/02
Claims (1)
- 【請求項1】 搬送台車が走行する天井又は床面に敷設
された固定レール、トラバーサに敷設された可動レール
を具備し、前記トラバーサに敷設された可動レールは所
定の分岐点領域を移動可能に構成され、前記固定レール
は複数本でありそれぞれの一端は前記分岐点領域に臨
み、前記トラバーサを移動させることにより可動レール
の両端又は一端を該固定レールの一端に隣接させ、前記
搬送台車は可動レール及び固定レールに沿って前記トラ
バーサ及び前記天井又は床面に設けられた給電線により
走行電力を得て、ある固定レールから可動レールを経て
他の固定レールに走行できるように構成された搬送台車
の分岐・合流点装置であって、前記可動レールに沿って前記トラバーサに設けられた給
電線に常時電源を接続する電源接続手段を設けると共
に、 前記固定レールに沿って天井又は床面に設けられた
給電線は前記分岐点領域に臨む一端から所定の距離だけ
分離し、該分離した分離給電線に電源を接離する開閉手
段を設け、前記可動レール端部が固定レールの端部に隣
接しているか否かを検出する検出手段を設け、前記 検出手段が可動レールの端部が固定レールの端部に
隣接していることを検出した時は当該固定レールの分離
給電線に前記開閉手段を介して電源を接続すると共に、
離間しているときは該開閉手段を介して電源を切り離す
制御手段を具備することを特徴とする搬送台車の分岐・
合流点装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6056681A JP2979457B2 (ja) | 1994-03-01 | 1994-03-01 | 搬送台車の分岐・合流点装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6056681A JP2979457B2 (ja) | 1994-03-01 | 1994-03-01 | 搬送台車の分岐・合流点装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07237544A JPH07237544A (ja) | 1995-09-12 |
JP2979457B2 true JP2979457B2 (ja) | 1999-11-15 |
Family
ID=13034179
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6056681A Expired - Fee Related JP2979457B2 (ja) | 1994-03-01 | 1994-03-01 | 搬送台車の分岐・合流点装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2979457B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102923144A (zh) * | 2012-11-12 | 2013-02-13 | 铜陵恒盛轨道装备有限责任公司 | 轨道转运车的控制室 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100737106B1 (ko) * | 2001-05-23 | 2007-07-06 | 주식회사 포스코 | 전복방지용 회전형 수평테이블 캐리지 |
KR100776039B1 (ko) * | 2001-12-22 | 2007-11-16 | 주식회사 포스코 | 슬래브 이송용 수평 테이블의 캐리지 |
JP5180655B2 (ja) * | 2007-10-22 | 2013-04-10 | 中洲電機株式会社 | 移動体の方向転換装置 |
JP5276580B2 (ja) * | 2009-12-24 | 2013-08-28 | 通菱テクニカ株式会社 | 自動搬送装置およびそれを利用したメッキ処理装置 |
-
1994
- 1994-03-01 JP JP6056681A patent/JP2979457B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102923144A (zh) * | 2012-11-12 | 2013-02-13 | 铜陵恒盛轨道装备有限责任公司 | 轨道转运车的控制室 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07237544A (ja) | 1995-09-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3860978B2 (ja) | 乗客輸送装置 | |
CN102037422B (zh) | 行驶车系统及行驶车系统中的行驶控制方法 | |
US3628462A (en) | Vehicle switching apparatus | |
TWI494728B (zh) | There are rail trolley systems | |
JP2007290687A (ja) | 搬送ケーブルに結合可能な搬送装置を備えたケーブルウェイシステム | |
WO2018088085A1 (ja) | 天井搬送システムとこれに用いる中継搬送装置及び搬送方法 | |
JP2979457B2 (ja) | 搬送台車の分岐・合流点装置 | |
JP2019031137A (ja) | 物品搬送設備 | |
US3791304A (en) | Continuous transportation installation | |
CA2043637A1 (en) | Transportation system for passengers and/or freight | |
JPH08207749A (ja) | 連続ケーブルウェイ用車庫 | |
CA2347497C (en) | Traveling-gear mechanism for the transporting means of a cableway system | |
US2761570A (en) | Automatic conveyor pickup and delivery system | |
JPS58151610A (ja) | 無人搬送車の進路判定装置 | |
JP2007112534A (ja) | 物品搬送設備 | |
JPH09323644A (ja) | 貨物搬送台車設備と搬送台車制御装置 | |
JPH02311601A (ja) | 空中ロープウェイ輸送設備 | |
EP0769407B1 (de) | Mitfahrende Fahrleitung | |
RU2180294C2 (ru) | Способ замены электровоза в пункте стыкования рода тока и устройство для его осуществления | |
JP2640283B2 (ja) | 自走台車利用搬送装置の制御方式 | |
JPH0898325A (ja) | 無人搬送システムの分岐部における走行制御装置 | |
JPH09255279A (ja) | テルハクレーンの給電装置 | |
KR20220079925A (ko) | 곤돌라 리프트 시스템의 곤돌라용 런닝 기어, 곤돌라 리프트 시스템의 곤돌라들용 지지 수단들, 곤돌라 리프트 시스템용 곤돌라, 곤돌라 리프트 시스템 및 런닝 기어의 제어 방법 | |
JPS5842210Y2 (ja) | 乗客輸送用スキ−リフトのタ−ミナル構造 | |
JP2601896Y2 (ja) | 索道の横行式プラットフォームの安全装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |