JP2005324954A - マンコンベアの制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 リレー系の自動運転付きマンコンベアにおいて、自動運転停止時のみステップ速度が所定の速度となった時にブレーキを動作させ、安全スイッチ動作時は急停止させるようにしたマンコンベアの制御装置を得る。
【解決手段】 リレー系の自動運転付きマンコンベアであって、ステップ速度を検出するステップ速度検出手段1を設け、自動運転停止時にステップ速度が所定の速度となった時、ブレーキを動作させる緩停止を行うようにした。
【選択図】 図1
【解決手段】 リレー系の自動運転付きマンコンベアであって、ステップ速度を検出するステップ速度検出手段1を設け、自動運転停止時にステップ速度が所定の速度となった時、ブレーキを動作させる緩停止を行うようにした。
【選択図】 図1
Description
この発明は、マンコンベアの制御装置に関するものである。
従来、自動運転型のマンコンベアの運転停止には、急停止と緩停止の2種類がある(例えば、特許文献1参照)。
インバータ方式のマンコンベアにおいては、乗客有りの自動運転での停止は緩停止(速度指令にて減速させて停止)となっており、ブレーキの摩耗対策が施されている。しかし、安価なリレー系のマンコンベアにおいては、自動運転での停止は速度制御が無いため、急停止のみである。そのため、乗客検出センサーが故障し、乗客が乗っている状態で自動運転タイマーが終了した場合、特に下降運転時における急停止は乗客に対する配慮が問題であった。また、リレー系の自動運転付きマンコンベアでは、起動・停止が繰り返されることにより、停止時のブレーキ音が頻繁に発生したり、ブレーキパッド、ブレーキシューの調整作業のために多大な時間を費やすなどの問題が生じている。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、リレー系の自動運転付きマンコンベアにおいて、自動運転停止時のみステップ速度が所定の速度となった時にブレーキを動作させ、安全スイッチ動作時は急停止させるようにしたマンコンベアの制御装置を提供することを目的とする。
この発明に係るマンコンベアの制御装置においては、リレー系の自動運転付きマンコンベアであって、ステップ速度を検出するステップ速度検出手段を設け、自動運転停止時にステップ速度が所定の速度となった時、ブレーキを動作させる緩停止を行うようにしたものである。
また、安全スイッチが動作した時は、ブレーキを直ちに動作させる急停止を行うようにしたものである。
また、ステップ速度検出手段は、手摺速度を検出するステップガバナセンサである。
この発明のマンコンベアの制御装置は、リレー系の自動運転付きマンコンベアにおいて、ステップ速度を検出するステップ速度検出手段を設け、自動運転停止時にステップ速度が所定の速度となった時、ブレーキを動作させる緩停止を行うようにしたので、特に下降運転時の乗客の安全性を改善することができ、自動運転付きマンコンベアのブレーキ関係の保守に要する時間を大幅に削減することができる。
実施の形態1.
図1はこの発明を実施するための実施の形態1におけるマンコンベアの制御装置の概略構成を示すブロック図、図2はこの発明の実施の形態1におけるマンコンベアの制御装置の動作フローを説明するためのフローチャート、図3はこの発明の実施の形態1におけるマンコンベアの制御装置の自動停止時における動作特性を示す図である。
この発明はリレー系の自動運転付きマンコンベアに実施されるものである。
図1において、1はマンコンベアのステップ(図示せず)と同期して移動する手摺速度からステップ速度を検出するステップガバナセンサ等から成るステップ速度検出手段、2はマンコンベアの各種運転スイッチ、安全スイッチ、ファイヤーシャッタースイッチ等からなるスイッチ群、3はマンコンベアの制御装置、4はマンコンベアの運転を停止させるブレーキ回路である。
上記制御装置3は、ステップガバナセンサ1が検出した信号を処理するセンサ処理部3a、更にこれを速度信号に変換処理する速度処理部3b、後述する自動運転処理部からの自動運転停止指令を受けるとブレーキ動作を遅らせ、ステップ速度が定格速度の例えば約20%になった時に無効とされるブレーキ遅延回路3c、スイッチ群2が接続されたスイッチインターフェース3d、このスイッチインターフェース3dからの各種信号を受けて、それが安全に係るスイッチであるか否かを判定するスイッチ判定部3e、マンコンベアの自動運転処理部3f等から構成されている。
図1はこの発明を実施するための実施の形態1におけるマンコンベアの制御装置の概略構成を示すブロック図、図2はこの発明の実施の形態1におけるマンコンベアの制御装置の動作フローを説明するためのフローチャート、図3はこの発明の実施の形態1におけるマンコンベアの制御装置の自動停止時における動作特性を示す図である。
この発明はリレー系の自動運転付きマンコンベアに実施されるものである。
図1において、1はマンコンベアのステップ(図示せず)と同期して移動する手摺速度からステップ速度を検出するステップガバナセンサ等から成るステップ速度検出手段、2はマンコンベアの各種運転スイッチ、安全スイッチ、ファイヤーシャッタースイッチ等からなるスイッチ群、3はマンコンベアの制御装置、4はマンコンベアの運転を停止させるブレーキ回路である。
上記制御装置3は、ステップガバナセンサ1が検出した信号を処理するセンサ処理部3a、更にこれを速度信号に変換処理する速度処理部3b、後述する自動運転処理部からの自動運転停止指令を受けるとブレーキ動作を遅らせ、ステップ速度が定格速度の例えば約20%になった時に無効とされるブレーキ遅延回路3c、スイッチ群2が接続されたスイッチインターフェース3d、このスイッチインターフェース3dからの各種信号を受けて、それが安全に係るスイッチであるか否かを判定するスイッチ判定部3e、マンコンベアの自動運転処理部3f等から構成されている。
次に、マンコンベアの制御装置の動作フローについて図2により説明する。
今、自動運転中のマンコンベアに自動運転停止指令が出されると(ステップS1)、先ず駆動機(図示せず)の運転が停止され、ブレーキ遅延回路3cによりブレーキ動作を遅らせ、ステップ速度を自然に減速させる。次に、ステップS2にてステップガバナセンサ1により、ステップ速度をチェックする。そしてステップ速度が例えば定格速度の約20%になった時(ステップS3)、ステップS4に進み、停止指令が出されブレーキ遅延回路3cを無効とし、ブレーキ回路4によりブレーキを動作させ完全に停止させる。これにより、マンコンベアを緩停止させることができるので、特に下降運転時の乗客の安全性を改善することができる。また、自動運転付きマンコンベアのブレーキ関係の保守に要する時間を大幅に削減することができる。
今、自動運転中のマンコンベアに自動運転停止指令が出されると(ステップS1)、先ず駆動機(図示せず)の運転が停止され、ブレーキ遅延回路3cによりブレーキ動作を遅らせ、ステップ速度を自然に減速させる。次に、ステップS2にてステップガバナセンサ1により、ステップ速度をチェックする。そしてステップ速度が例えば定格速度の約20%になった時(ステップS3)、ステップS4に進み、停止指令が出されブレーキ遅延回路3cを無効とし、ブレーキ回路4によりブレーキを動作させ完全に停止させる。これにより、マンコンベアを緩停止させることができるので、特に下降運転時の乗客の安全性を改善することができる。また、自動運転付きマンコンベアのブレーキ関係の保守に要する時間を大幅に削減することができる。
なお、安全スイッチ、ファイヤーシャッタースイッチ等の安全に係るスイッチが動作した場合は、スイッチ判定部3eの判定結果により、ブレーキ遅延回路3cを無効とし、マンコンベアを直ちに急停止させるので問題はない。
1 ステップガバナセンサ
2 スイッチ群
3 制御装置
3a センサ処理部
3b 速度処理部
3c ブレーキ遅延回路
3d スイッチインターフェース
3e スイッチ判定部
3f 自動運転処理部
4 ブレーキ回路
2 スイッチ群
3 制御装置
3a センサ処理部
3b 速度処理部
3c ブレーキ遅延回路
3d スイッチインターフェース
3e スイッチ判定部
3f 自動運転処理部
4 ブレーキ回路
Claims (3)
- リレー系の自動運転付きマンコンベアにおいて、
ステップ速度を検出するステップ速度検出手段を設け、
自動運転停止時にステップ速度が所定の速度となった時、ブレーキを動作させる緩停止を行うことを特徴とするマンコンベアの制御装置。 - 安全スイッチが動作した時は、ブレーキを直ちに動作させる急停止を行うことを特徴とする請求項1記載のエレベータの制御装置。
- ステップ速度検出手段は、手摺速度を検出するステップガバナセンサであることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のエレベータの制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004146636A JP2005324954A (ja) | 2004-05-17 | 2004-05-17 | マンコンベアの制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004146636A JP2005324954A (ja) | 2004-05-17 | 2004-05-17 | マンコンベアの制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005324954A true JP2005324954A (ja) | 2005-11-24 |
Family
ID=35471606
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004146636A Pending JP2005324954A (ja) | 2004-05-17 | 2004-05-17 | マンコンベアの制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2005324954A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010513172A (ja) * | 2006-12-21 | 2010-04-30 | オーチス エレベータ カンパニー | 乗客コンベア手摺り駆動装置 |
CN109131347A (zh) * | 2017-06-27 | 2019-01-04 | 优步技术公司 | 停用自主运载工具输入装置的系统及方法 |
CN110304501A (zh) * | 2018-03-27 | 2019-10-08 | 奥的斯电梯公司 | 电梯机器制动延迟控制 |
JP2021138473A (ja) * | 2020-03-03 | 2021-09-16 | フジテック株式会社 | マンコンベヤ |
-
2004
- 2004-05-17 JP JP2004146636A patent/JP2005324954A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010513172A (ja) * | 2006-12-21 | 2010-04-30 | オーチス エレベータ カンパニー | 乗客コンベア手摺り駆動装置 |
CN109131347A (zh) * | 2017-06-27 | 2019-01-04 | 优步技术公司 | 停用自主运载工具输入装置的系统及方法 |
CN109131347B (zh) * | 2017-06-27 | 2021-09-07 | Uatc有限责任公司 | 停用自主运载工具输入装置的系统及方法 |
US11167772B2 (en) | 2017-06-27 | 2021-11-09 | Uatc, Llc | Disabling onboard input devices in an autonomous vehicle |
CN110304501A (zh) * | 2018-03-27 | 2019-10-08 | 奥的斯电梯公司 | 电梯机器制动延迟控制 |
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