JP2021136336A - 積層コイル部品 - Google Patents

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Abstract

【課題】特性の低下を抑制可能な積層コイル部品を提供する。【解決手段】積層コイル部品1は、素体2と、第一方向D1に沿うコイル軸を有し、素体2内に配置されているコイル10と、コイル10と電気的に接続されている端子電極3,4と、を備える。端子電極3,4は、主面2cに設けられている電極部分3b,4bを有し、コイル10は、複数のコイル導体11,12,13を有し、複数のコイル導体11,12,13のうち、最も主面2c側に配置され、電極部分3b,4bと対向している第一コイル導体11の幅W1は、第一コイル導体11よりも主面2d側に配置されている第二コイル導体12の幅W2よりも狭く、第一コイル導体11のアスペクト比H1/W1は、第二コイル導体12のアスペクト比H2/W2よりも高い。【選択図】図5

Description

本開示は、積層コイル部品に関する。
特許文献1には、複数の磁性体層が積層されてなる積層体と、積層体内に配置されたコイルと、積層体の下面に設けられた外部電極と、を備える積層インダクタが記載されている。この積層インダクタでは、コイルと外部電極とが互いに対向して配置されている。
特開2014−22426号公報
上述の積層インダクタでは、コイルと外部電極との間に浮遊容量(寄生容量)が形成される。これにより、積層インダクタの特性が低下する。
本開示の一側面は、特性の低下を抑制可能な積層コイル部品を提供する。
本開示の一側面に係る積層コイル部品は、直方体形状を呈し、第一方向において互いに対向している一対の主面と、第一方向と交差する第二方向において互いに対向している一対の端面と、第一方向及び第二方向と交差する第三方向において互いに対向している一対の側面と、を有する素体と、第一方向に沿うコイル軸を有し、素体内に配置されているコイルと、コイルと電気的に接続されている端子電極と、を備え、端子電極は、一方の主面に設けられている主面電極部分を有し、コイルは、第一方向において互いに離間して配置されていると共に、互いに電気的に接続されている複数のコイル導体を有し、複数のコイル導体のうち、最も一方の主面側に配置され、主面電極部分と対向している第一コイル導体の幅は、第一コイル導体よりも他方の主面側に配置されている第二コイル導体の幅よりも狭く、第一コイル導体のアスペクト比は、第二コイル導体のアスペクト比よりも高い。
この積層コイル部品では、第一コイル導体は、複数のコイル導体のうち、最も一方の主面側に配置され、主面電極部分と対向している。このため、第一コイル導体と主面電極部分との間には、第一コイル導体と主面電極部分とが対向する面積に応じて、浮遊容量が形成される。第一コイル導体の幅は、第一コイル導体よりも他方の主面側に配置されている第二コイル導体の幅よりも狭い。このため、第一コイル導体の幅が、第二コイル導体の幅と同程度の場合に比べて、第一コイル導体と主面電極部分とが対向する面積は小さくなる。この結果、第一コイル導体と主面電極部分との間に形成される浮遊容量を小さくすることができる。これにより、積層コイル部品の自己共振周波数(SRF)が低くなることを抑制できる。第一コイル導体のアスペクト比は、第二コイル導体のアスペクト比よりも高い。このため、第一コイル導体のアスペクト比が、第二コイル導体のアスペクト比と同程度の場合に比べて、第一コイル導体の断面積を大きくすることができる。これにより、積層コイル部品のQ値が低下することを抑制できる。以上のことから、積層コイル部品の特性の低下が抑制される。
第一コイル導体の断面積は、第二コイル導体の断面積と同等であってもよい。この場合、Q値の低下が確実に抑制される。
複数のコイル導体の幅は、一方の主面側ほど狭く、複数のコイル導体のアスペクト比は、一方の主面側ほど高くてもよい。この場合、積層コイル部品の特性の低下が更に抑制される。
第一方向から見て、第一コイル導体の外縁は、第二コイル導体の外縁と一致していてもよい。この場合、第一コイル導体の内径が大きくなるので、Q値及びインダクタンス(L)を向上させることができる。
端子電極は、端面に設けられた端面電極部分を更に有し、第一コイル導体は、端面電極部分と対向しており、第一方向から見て、第一コイル導体の内縁は、第二コイル導体の内縁と一致していてもよい。この場合、第一コイル導体と端面電極部分との間隔が広がるので、第一コイル導体と端面電極部分との間に形成される浮遊容量を小さくすることができる。これにより、積層コイル部品の自己共振周波数が低くなることを更に抑制できる。
コイルは、第二方向においてコイル軸を挟んで互いに対向している一対の第一コイル領域と、第三方向においてコイル軸を挟んで互いに対向している一対の第二コイル領域と、を含み、第一方向から見て、第一コイル領域において、第一コイル導体の内縁は、第二コイル導体の内縁と一致していると共に、第一コイル領域において、第一コイル導体の外縁は、第二コイル導体の外縁と一致していてもよい。この場合、第二コイル領域において、第一コイル導体と端面電極部分との間隔が広がるので、第一コイル導体と端面電極部分との間に形成される浮遊容量を小さくすることができる。これにより、積層コイル部品の自己共振周波数が低くなることを抑制できる。また、第二コイル領域において、第一コイル導体の内径が大きくなるので、Q値及びインダクタンス(L)を向上させることができる。以上のことから、積層コイル部品の自己共振周波数が低くなることを更に抑制しながら、Q値及びインダクタンス(L)を向上させることができる。
本発明の一側面によれば、端子電極の剥離を抑制できる積層コイル部品が提供される。
図1は、第一実施形態に係る積層コイル部品の斜視図である。 図2は、図1の積層コイル部品の上面図である。 図3は、図1の積層コイル部品の側面図である。 図4は、図1のIV−IV線に沿っての断面図である。 図5は、図1のV−V線に沿っての断面図である。 図6は、第二実施形態に係る積層コイル部品の斜視図である。 図7は、図6の積層コイル部品の上面図である。 図8は、図6の積層コイル部品の側面図である。 図9は、図6のIX−IX線に沿っての断面図である。 図10は、図6のX−X線に沿っての断面図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明において同一又は相当要素には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
(第一実施形態)
図1〜図5を参照して、第一実施形態に係る積層コイル部品1について説明する。積層コイル部品1は、直方体形状を呈している素体2と、素体2の両端部にそれぞれ配置されている端子電極3,4と、コイル10と、接続導体23,24と、を備えている。直方体形状には、角部及び稜線部が面取りされている直方体の形状、及び、角部及び稜線部が丸められている直方体の形状が含まれる。図1〜3では、素体2は破線で示されている。
素体2は、互いに対向している端面2a,2bと、互いに対向している主面2c,2dと、互いに対向している側面2e,2fと、を有している。以下では、主面2c,2dが対向している方向を第一方向D1、端面2a,2bが対向している方向を第二方向D2、側面2e,2fが対向している方向を第三方向D3とする。第一方向D1、第二方向D2、及び第三方向D3は、互いに交差(ここでは直交)している。本実施形態では、第一方向D1は、素体2の高さ方向である。第二方向D2は、素体2の長さ方向である。第二方向D2は、主面2c,2dの長辺方向でもある。第三方向D3は、素体2の幅方向である。第三方向D3は、主面2c,2dの短辺方向でもある。
端面2a,2bは、主面2c,2dの間を連結するように第一方向D1に延在している。端面2a,2bは、側面2e,2fの間を連結するように第三方向D3にも延在している。主面2c,2dは、端面2a,2bの間を連結するように第二方向D2に延在している。主面2c,2dは、側面2e,2fの間を連結するように第三方向D3にも延在している。側面2e,2fは、端面2a,2bの間を連結するように第二方向D2に延在している。側面2e,2fは、主面2c,2dの間を連結するように第一方向D1にも延在している。積層コイル部品1は、電子機器(たとえば、回路基板又は電子部品)に、たとえば、はんだ実装される。積層コイル部品1では、主面2cが、電子機器に対向する実装面を構成する。
素体2は、第一方向D1において複数の絶縁体層(不図示)が積層されて構成されている。素体2は、第一方向D1において積層された複数の絶縁体層を有している。素体2では、複数の絶縁体層が積層されている積層方向が、第一方向D1と一致する。実際の素体2では、各絶縁体層は、各絶縁体層の間の境界が視認できない程度に一体化されている。
各絶縁体層は、ガラス成分を含む誘電体材料で形成されている。すなわち、素体2は、素体2を構成する元素の化合物として、ガラス成分を含む誘電体材料を含んでいる。ガラス成分は、たとえば、ホウケイ酸ガラスなどである。誘電体材料としては、たとえばBaTiO系、Ba(Ti,Zr)O系、又は(Ba,Ca)TiO系などの誘電体セラミックである。各絶縁体層6は、ガラスセラミック材料を含むセラミックグリーンシートの焼結体から構成されている。
端子電極3,4は、それぞれコイル10と電気的に接続されている。端子電極3,4は、素体2の第二方向D2における両端部に配置されている。端子電極3,4は、第二方向D2で互いに離間している。端子電極3,4は、素体2に埋設されている。端子電極3,4は、素体2の第二方向D2における両端部に設けられた一対の凹部にそれぞれ配置されている。一対の凹部は、端子電極3,4に対応する形状に形成されている。端子電極3,4は、一対の凹部の内面に接触している。端子電極3,4は、たとえば、互いに同形状を呈している。
端子電極3は、素体2の端面2a側に設けられている。端子電極3は、端面2a及び主面2cにわたって設けられている。端子電極3は、素体2の端面2a及び主面2cにわたって設けられた凹部に配置されている。本実施形態では、端子電極3の表面は、端面2a及び主面2cのそれぞれと略面一である。
端子電極3は、第三方向D3から見てL字状を呈している。端子電極3は、電極部分3aと、電極部分3bと、を有している。電極部分3aと電極部分3bとは、素体2の稜線部(主面2cと端面2aとがなす角部)において接続されており、互いに電気的に接続されている。本実施形態では、電極部分3aと電極部分3bとは、一体的に設けられ、互いに連続している。電極部分3aは、端面2aに設けられ、第一方向D1に沿って延在している。電極部分3aは、第二方向D2から見て、矩形状を呈している。電極部分3bは、主面2cに設けられ、第二方向D2に沿って延在している。電極部分3bは、第一方向D1から見て、矩形状を呈している。
端子電極4は、素体2の端面2b側に設けられている。端子電極4は、端面2b及び主面2cにわたって設けられている。端子電極4は、素体2の端面2b及び主面2cにわたって設けられた凹部に配置されている。本実施形態では、端子電極4の表面は、端面2b及び主面2cのそれぞれと略面一である。
端子電極4は、第三方向D3から見てL字状を呈している。端子電極4は、電極部分4aと、電極部分4bと、を有している。電極部分4aと電極部分4bとは、素体2の稜線部(主面2cと端面2bとがなす角部)において接続されており、互いに電気的に接続されている。本実施形態では、電極部分4aと電極部分4bとは、一体的に設けられ、互いに連続している。電極部分4aは、端面2bに設けられ、第一方向D1に沿って延在している。電極部分4aは、第二方向D2から見て、矩形状を呈している。電極部分4bは、主面2cに設けられ、第二方向D2に沿って延在している。電極部分4bは、第一方向D1から見て、矩形状を呈している。
端子電極3,4は、たとえば、複数の電極層が積層されて構成されている。各電極層は、対応する絶縁体層に形成されている欠損部に設けられている。複数の欠損部は、端子電極3,4が配置される一対の凹部を構成する。電極層は、導電性ペーストが焼成されることによって形成される。導電性ペーストは、金属成分及びガラス成分を含んでいる。金属成分は、導電性材料に含まれており、たとえば、Ag又はPdである。ガラス成分は、素体2を構成する元素の化合物であり、素体2に含まれるガラス成分と同じ成分である。ガラス成分の含有量は、適宜設定されればよい。端子電極3,4では、複数の電極層は、電極層の間の境界が視認できない程度に一体化されている。
コイル10、及び、接続導体23,24は、素体2内に配置され、素体2から露出してない。コイル10は、一対の端部10aを有している。一方の端部10aは、接続導体23によって端子電極4と電気的に接続されている。他方の端部10aは、接続導体24によって端子電極3と電気的に接続されている。コイル10は、第一方向D1に沿うコイル軸AXを有している。
コイル10は、複数のコイル導体11,12,13と、スルーホール導体21,22(図3参照)と、を有している。本実施形態では、コイル10は、第一コイル導体11、第二コイル導体12、及び第三コイル導体13を有している。第一コイル導体11、第二コイル導体12、及び第三コイル導体13は、第一方向D1において互いに離間して配置されている。複数のコイル導体11,12,13は、第一方向D1に沿って、第一コイル導体11、第二コイル導体12、及び第三コイル導体13の順に配置されている。
第一コイル導体11は、最も主面2c側(最も主面2c寄り)に配置され、第一方向D1において主面2cと対向している。第一コイル導体11は、第一方向D1において電極部分3b,4bとそれぞれ対向している。第三コイル導体13は、最も主面2d側(最も主面2d寄り)に配置され、第一方向D1において主面2dと対向している。第二コイル導体12は、第一方向D1において、第一コイル導体11と第三コイル導体13との間に配置されている。第二コイル導体12及び第三コイル導体13は、第一コイル導体11よりも主面2d側(主面2d寄り)に配置されている。
第一コイル導体11、第二コイル導体12、及び第三コイル導体13は、ループの一部が途切れた形状を呈しており、それぞれ一端部と他端部とを有している。第一コイル導体11、第二コイル導体12、及び第三コイル導体13は、互いに電気的に接続されている。
第一コイル導体11の一端部は、接続導体23を介して電極部分4aと接続されている。第一コイル導体11の一端部は、コイル10の一方の端部10aを構成している。接続導体23は、第二方向D2に沿って延在し、第一コイル導体11の一端部と電極部分4aとを接続している。本実施形態では、第一コイル導体11及び接続導体23は、一体に形成されている。
第一コイル導体11の他端部は、スルーホール導体21を介して第二コイル導体12の一端部と接続されている。スルーホール導体21は、第一方向D1に沿って延在し、第一コイル導体11の他端部と第二コイル導体12の一端部とを接続している。第一方向D1から見て、第一コイル導体11の他端部と第二コイル導体12の一端部とは、互いに重なっている。
第二コイル導体12の他端部は、スルーホール導体22を介して第三コイル導体13の一端部と接続されている。スルーホール導体22は、第一方向D1に沿って延在し、第二コイル導体12の他端部と第三コイル導体13の一端部とを接続している。第一方向D1から見て、第二コイル導体12の他端部と第三コイル導体13の一端部とは、互いに重なっている。
第三コイル導体13の他端部は、接続導体24を介して電極部分3aと接続されている。第三コイル導体13の他端部は、コイル10の他方の端部10aを構成している。接続導体24は、第二方向D2に沿って延在し、第三コイル導体13の他端部と電極部分3aとを接続している。本実施形態では、第三コイル導体13及び接続導体24は、一体に形成されている。
コイル10は、第一方向D1から見て、矩形環状を呈している。コイル10は、一対の第一コイル領域R1と、一対の第二コイル領域R2と、を含んでいる。一対の第一コイル領域R1は、第二方向D2においてコイル軸AXを挟んで互いに対向している。一対の第二コイル領域R2は、第三方向D3においてコイル軸AXを挟んで互いに対向している。
本実施形態では、端面2a側(端面2a寄り)の第一コイル領域R1には、第一コイル導体11及び第二コイル導体12が配置され、第三方向D3に沿って延在していると共に、端面2a及び電極部分3aと対向している。端面2b側(端面2b寄り)の第一コイル領域R1には、第一コイル導体11、第二コイル導体12、及び第三コイル導体13が配置され、第三方向D3に沿って延在していると共に、端面2b及び電極部分3bと対向している。
側面2e側(側面2e寄り)の第二コイル領域R2には、第一コイル導体11、第二コイル導体12、及び第三コイル導体13が配置され、第二方向D2に沿って延在していると共に、側面2eと対向している。側面2f側(側面2f寄り)の第二コイル領域R2には、第一コイル導体11及び第二コイル導体12が配置され、第二方向D2に沿って延在していると共に、側面2fと対向している。
図4及び図5に示されるように、第一コイル導体11の幅W1は、第二コイル導体12の幅W2及び第三コイル導体13のW3の幅よりも狭い。本実施形態では、幅W2は幅W3よりも狭い。すなわち、複数のコイル導体11,12,13の幅W1,W2,W3は、主面2c側ほど狭い。言い換えると、主面2c側に配置されたコイル導体ほど狭い幅を有している。ここで、各幅W1,W2,W3は、第一コイル領域R1では、各コイル導体11,12,13の第二方向D2における長さである。各幅W1,W2,W3は、第二コイル領域R2では、各コイル導体11,12,13の第三方向D3における長さである。
本実施形態では、複数のコイル導体11,12,13の高さH1,H2,H3は、互いに同等である。各高さH1,H2,H3は、各コイル導体11,12,13の第一方向D1における長さである。高さH1,H2,H3は、互いに同等であるため、高さH1が高さH2,H3よりも高い場合に比べて、積層コイル部品1の高さ(第一方向D1の長さ)が増すことを抑制し、低背化を図ることができる。積層コイル部品1の高さが設定されている場合は、コイル10の巻き数が減ることを抑制できる。これにより、積層コイル部品1のインダクタンス(L)が維持される。
第一コイル導体11のアスペクト比H1/W1は、第二コイル導体12のアスペクト比H2/W2及び第三コイル導体13のアスペクト比H3/W3の幅よりも高い。本実施形態では、アスペクト比H2/W2は、アスペクト比H3/W3よりも高い。すなわち、複数のコイル導体11,12,13のアスペクト比H1/W1,H2/W2,H3/W3は、主面2c側ほど高い。言い換えると、主面2c側に配置されたコイル導体ほど高いアスペクト比を有している。
本実施形態では、第一コイル導体11の断面積は、第二コイル導体12の断面積及び第三コイル導体13の断面積よりも小さい。第二コイル導体12の断面積は、第三コイル導体13の断面積よりも小さい。すなわち、複数のコイル導体11,12,13の断面積は、主面2c側ほど小さい。言い換えると、主面2c側に配置されたコイル導体ほど小さい断面積を有している。ここで、各コイル導体11,12,13の断面積は、各コイル導体11,12,13の軸方向に直交する断面積である。
幅W1及び高さH1のそれぞれは、第1コイル導体11の全体にわたって一定である。幅W2及び高さH2のそれぞれは、第2コイル導体12の全体にわたって一定である。幅W3及び高さH3のそれぞれは、第3コイル導体13の全体にわたって一定である。
図4に示されるように、側面2e側の第二コイル領域R2では、第一方向D1から見て、第一コイル導体11の外縁11aは、第二コイル導体12の外縁12a及び第三コイル導体13の外縁13aと一致している。第一コイル導体11の内縁11bは、第二コイル導体12の内縁12b及び第三コイル導体13の内縁13bよりも外側(側面2e側)に位置している。第一方向D1から見て、内縁12bは、内縁13bよりも外側に位置している。すなわち、複数のコイル導体11,12,13の内縁11b,12b,13bは、主面2c側ほど外側に位置している。言い換えると、主面2c側に配置されたコイル導体ほど、コイル導体の内縁が外側に位置している。側面2f側の第二コイル領域R2では、第一方向D1から見て、外縁11aは、外縁12aと一致している。内縁11bは、内縁12bよりも外側(側面2f側)に位置している。
図5に示されるように、端面2b側の第一コイル領域R1では、第一方向D1から見て、内縁11bは、内縁12b及び内縁13bと一致している。外縁11aは、外縁12a及び外縁13aよりも内側(端面2a側)に位置している。第一方向D1から見て、外縁12aは、外縁13aよりも内側に位置している。すなわち、複数のコイル導体11,12,13の外縁11a,12a,13aは、主面2c側ほど内側に位置している。言い換えると、主面2c側に配置されたコイル導体ほど、コイル導体の外縁が内側に位置している。端面2a側の第一コイル領域R1では、第一方向D1から見て、内縁11bは、内縁12bと一致している。外縁11aは、外縁12aよりも内側(端面2b側)に位置している。
第一コイル導体11、第二コイル導体12、第三コイル導体13、及び、接続導体23,24は、導電性材料を含んでいる。導電性材料は、Ag又はPdを含んでいる。第一コイル導体11、第二コイル導体12、第三コイル導体13、及び、接続導体23,24は、導電性材料粉末を含む導電性ペーストの焼結体として構成されている。導電性材料粉末は、たとえば、Ag粉末又はPd粉末を含んでいる。
本実施形態では、第一コイル導体11、第二コイル導体12、第三コイル導体13、及び、接続導体23,24は、端子電極3,4と同じ導電性材料を含んでいる。第一コイル導体11、第二コイル導体12、第三コイル導体13、及び、接続導体23,24は、端子電極3,4と異なる導電性材料を含んでいてもよい。
第一コイル導体11、第二コイル導体12、第三コイル導体13、及び、接続導体23,24は、対応する絶縁体層に形成されている欠損部に設けられている。第一コイル導体11、第二コイル導体12、第三コイル導体13、及び、接続導体23,24は、グリーンシートに形成された欠損部内に位置している導電性ペーストが焼成されることによって、形成される。
グリーンシートに形成される欠損部は、たとえば、以下の過程によって形成される。まず、絶縁体層の構成材料及び感光性材料を含む素体ペーストを基材上に付与することにより、グリーンシートを形成する。基材は、たとえば、PETフィルムである。素体ペーストに含まれる感光性材料は、ネガ型及びポジ型のどちらであってもよく、公知のものを用いることができる。次に、欠損部に対応するマスクを用い、フォトリソグラフィ法によりグリーンシートを露光及び現像し、基材上のグリーンシートに欠損部を形成する。欠損部が形成されたグリーンシートは、素体パターンである。
電極層、第一コイル導体11、第二コイル導体12、第三コイル導体13、及び、接続導体23,24は、たとえば、以下の過程によって形成される。
まず、感光性材料を含む導電性ペーストを基材上に付与することにより、導体材料層を形成する。導電性ペーストに含まれる感光性材料は、ネガ型及びポジ型のどちらであってもよく、公知のものを用いることができる。次に、欠損部に対応するマスクを用い、フォトリソグラフィ法により導体材料層を露光及び現像し、欠損部の形状に対応する導体パターンを基材上に形成する。
積層コイル部品1は、たとえば、上述した過程に続く以下の過程によって得られる。導体パターンが、素体パターンの欠損部に組み合わされることにより、素体パターンと導体パターンとが同一層とされたシートが用意される。用意した所定枚数のシートを積層して得られた積層体を熱処理した後に、積層体から、複数のグリーンチップを得る。本過程では、たとえば、切断機で、グリーン積層体をチップ状に切断する。これにより、所定の大きさを有する複数のグリーンチップが得られる。次に、グリーンチップを焼成する。この焼成により、積層コイル部品1が得られる。各端子電極3,4の表面には、めっき層が形成されていてもよい。めっき層は、たとえば、電気めっき又は無電解めっきにより形成される。めっき層は、たとえば、Ni、Sn、又はAuを含んでいる。
(第二実施形態)
図6〜図10を参照して、第二実施形態に係る積層コイル部品1Aについて、積層コイル部品1(図1〜図5参照)との相違点を中心に説明する。図6〜図8では、素体2は破線で示されている。積層コイル部品1Aでは、端子電極3が電極部分3aを有さず、電極部分3bのみを有すると共に、端子電極4が電極部分4aを有さず、電極部分4bのみを有している。積層コイル部品1Aは、積層コイル部品1の接続導体23,24の代わりに、接続導体25,26を有している。接続導体25,26は、たとえば、断面円形の柱状を呈し、第一方向D1に沿って延在している。接続導体25は、端子電極4とコイル10の一方の端部10aとを電気的に接続している。接続導体26は、端子電極3とコイル10の他方の端部10aとを電気的に接続している。
第一コイル導体11及び第二コイル導体12には、第一方向D1から見て、コイル10の他方の端部10aと重なる位置に凹部が形成されている。凹部は、接続導体26との干渉を避けるために設けられている。凹部の内面は、接続導体26の外側面と対向している。凹部により、接続導体26は、第一コイル導体11及び第二コイル導体12から離間して配置されている。
図9に示されるように、側面2e側の第二コイル領域R2では、第一方向D1から見て、外縁11aは、外縁12a及び外縁13aと一致している。内縁11bは、内縁12b及び内縁13bよりも外側(側面2e側)に位置している。第一方向D1から見て、内縁12bは、内縁13bよりも外側に位置している。すなわち、複数のコイル導体11,12,13の内縁11b,12b,13bは、主面2c側ほど外側に位置している。言い換えると、主面2c側に配置されたコイル導体ほど、コイル導体の内縁が外側に位置している。側面2f側の第二コイル領域R2では、第一方向D1から見て、外縁11aは、外縁12aと一致している。内縁11bは、内縁12bよりも外側(側面2f側)に位置している。
図10に示されるように、端面2b側の第一コイル領域R1では、第一方向D1から見て、外縁11aは、外縁12a及び外縁13aと一致している。内縁11bは、内縁12b及び内縁13bよりも外側(端面2b側)に位置している。第一方向D1から見て、内縁12bは、内縁13bよりも外側に位置している。すなわち、複数のコイル導体11,12,13の内縁11b,12b,13bは、主面2c側ほど外側に位置している。言い換えると、主面2c側に配置されたコイル導体ほど、コイル導体の内縁が外側に位置している。端面2a側の第一コイル領域R1では、第一方向D1から見て、外縁11aは、外縁12aと一致している。内縁11bは、内縁12bよりも外側(端面2a側)に位置している。
以上説明したように、積層コイル部品1,1Aでは、第一コイル導体11は、複数のコイル導体11,12,13のうち、最も主面2c側に配置され、電極部分3b,4bと対向している。このため、第一コイル導体11と電極部分3b,4bとの間には、第一コイル導体11と電極部分3b,4bとが対向する面積に応じて、浮遊容量が形成される。第一コイル導体11の幅W1は、第一コイル導体11よりも主面2d側に配置されている第二コイル導体12の幅W2よりも狭い。このため、幅W1が、幅W2と同程度の場合に比べて、第一コイル導体11と電極部分3b,4bとが対向する面積が小さくなる。よって、第一コイル導体11と電極部分3b,4bとの間に形成される浮遊容量を小さくすることができる。これにより、積層コイル部品1,1Aの自己共振周波数が低くなることを抑制できる。
第一コイル導体11のアスペクト比H1/W1は、第二コイル導体12のアスペクト比H2/W2よりも高い。このため、アスペクト比H1/W1が、アスペクト比H2/W2と同程度の場合に比べて、第一コイル導体11の断面積を大きくすることができる。これにより、積層コイル部品1,1AのQ値が低下することを抑制できる。以上のことから、積層コイル部品1,1Aの特性の低下が抑制される。
複数のコイル導体11,12,13の幅W1,W2,W3は、主面2c側ほど狭い。複数のコイル導体11,12,13のアスペクト比H1/W1,H2/W2,H3/W3は、主面2c側ほど高い。このため、積層コイル部品1,1Aの特性の低下が更に抑制される。
積層コイル部品1,1Aでは、第二コイル領域R2において、第一方向D1から見て、外縁11aは、外縁12aと一致している。幅W1は、幅W2より狭い。したがって、第一方向D1から見て、内縁11bは、内縁12bよりも外側に位置している。このため、第一方向D1から見て、内縁11bが、内縁12bと一致している場合に比べて、第一コイル導体11の内径が大きくなる。よって、Q値及びインダクタンス(L)を向上させることができる。
積層コイル部品1Aでは、第二コイル領域R2だけでなく第一コイル領域R1においても、第一方向D1から見て、外縁11aは、外縁12aと一致している。このため、Q値及びインダクタンス(L)を更に向上させることができる。
積層コイル部品1では、第一コイル領域R1において、第一コイル導体11は電極部分3b,4bと対向している。第一方向D1から見て、第一コイル領域R1において、内縁11bは、内縁12bと一致している。このため、第一コイル導体11と電極部分3b,4bとの間隔が広がる。よって、第一コイル導体11と電極部分3b、4bとの間に形成される浮遊容量を小さくすることができる。これにより、積層コイル部品1では、Q値及びインダクタンス(L)を向上させながら、自己共振周波数が低くなることを更に抑制できる。
以上、本発明の実施形態について説明してきたが、本発明は必ずしも上述した実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
第一コイル導体11の断面積は、第二コイル導体12の断面積と互いに同等であってもよい。この場合、Q値の低下が確実に抑制される。また、第一コイル導体11の断面積は、第二コイル導体12の断面積及び第三コイル導体13の断面積と互いに同等であってもよい。この場合、Q値の低下がより確実に抑制される。
上記実施形態では、コイル10が、第一コイル導体11、第二コイル導体12、及び第三コイル導体13を有している形態を一例に説明した。しかし、コイル10を構成するコイル導体の数は上述した値に限られない。
1,1A…積層コイル部品、2…素体、2a,2b…端面、2c,2d…主面、2e,2f…側面、3,4…端子電極、3a,4a…電極部分、3b,4b…電極部分、10…コイル、10a…端部、11…第一コイル導体、11a…外縁、11b…内縁、12…第二コイル導体、12a…外縁、12b…内縁、13…第三コイル導体、13a…外縁、13b…内縁、W1,W2,W3…幅、H1/W1,H2/W2,H3/W3…アスペクト比、AX…コイル軸、R1…第一コイル領域、R2…第二コイル領域。

Claims (6)

  1. 直方体形状を呈し、第一方向において互いに対向している一対の主面と、前記第一方向と交差する第二方向において互いに対向している一対の端面と、前記第一方向及び前記第二方向と交差する第三方向において互いに対向している一対の側面と、を有する素体と、
    前記第一方向に沿うコイル軸を有し、前記素体内に配置されているコイルと、
    前記コイルと電気的に接続されている端子電極と、を備え、
    前記端子電極は、一方の前記主面に設けられている主面電極部分を有し、
    前記コイルは、前記第一方向において互いに離間して配置されていると共に、互いに電気的に接続されている複数のコイル導体を有し、
    前記複数のコイル導体のうち、最も前記一方の主面側に配置され、前記主面電極部分と対向している第一コイル導体の幅は、前記第一コイル導体よりも他方の前記主面側に配置されている第二コイル導体の幅よりも狭く、
    前記第一コイル導体のアスペクト比は、前記第二コイル導体のアスペクト比よりも高い、
    積層コイル部品。
  2. 前記第一コイル導体の断面積は、前記第二コイル導体の断面積と同等である、
    請求項1に記載の積層コイル部品。
  3. 前記複数のコイル導体の幅は、前記一方の主面側ほど狭く、
    前記複数のコイル導体のアスペクト比は、前記一方の主面側ほど高い、
    請求項1又は2に記載の積層コイル部品。
  4. 前記第一方向から見て、前記第一コイル導体の外縁は、前記第二コイル導体の外縁と一致している、
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の積層コイル部品。
  5. 前記端子電極は、前記端面に設けられた端面電極部分を更に有し、
    前記第一コイル導体は、前記端面電極部分と対向しており、
    前記第一方向から見て、前記第一コイル導体の内縁は、前記第二コイル導体の内縁と一致している、
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の積層コイル部品。
  6. 前記コイルは、前記第二方向において前記コイル軸を挟んで互いに対向している一対の第一コイル領域と、前記第三方向において前記コイル軸を挟んで互いに対向している一対の第二コイル領域と、を含み、
    前記第一方向から見て、前記第一コイル領域において、前記第一コイル導体の内縁は、前記第二コイル導体の内縁と一致していると共に、前記第二コイル領域において、前記第一コイル導体の外縁は、前記第二コイル導体の外縁と一致している、
    請求項5に記載の積層コイル部品。

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