JP7243040B2 - 積層コイル部品 - Google Patents

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Description

本発明は、積層コイル部品に関する。
従来の積層コイル部品として、例えば、特許文献1に記載されているものが知られている。特許文献1に記載の積層コイル部品は、互いに対向している一対の端面と、互いに対向している一対の主面と、互いに対向している一対の側面と、を有する素体と、素体内に配置されており、一対の主面の対向方向を軸とするコイルと、素体に配置されている端子電極と、を備えている。特許文献1に記載の積層コイル部品では、素体の実装面側に端子電極が埋設されており、コイルの一端部は、上記対向方向に沿って延在するスルーホール導体を介して端子電極に接続されている。
国際公開第2007/055303号
従来の積層コイル部品では、コイルの一端部と端子電極とをスルーホール導体で接続している。この構成では、コイルと端子電極との接続信頼性が低下し得る。そのため、積層コイル部品では、コイルの一端部が設けられている位置に端子電極を配置して、コイルの一端部と端子電極とを接続することが好ましい。これにより、コイルの一端部と端子電極とをスルーホール導体を介さずに接合できるため、接続信頼性の低下の問題を回避できる。しかしながら、この構成では、素体内に配置されている端子電極とコイルとの間の距離が短くなる。この構成では、コイルの磁束が端子電極を通過する可能性が高く、渦電流による損失によってQ値が低下するおそれがある。
本発明の一側面は、コイルと端子電極との接続の信頼性を確保しつつ、Q値の低下を抑制できるコイル部品を提供することを目的とする。
本発明の一側面に係る積層コイル部品は、複数の誘電体層が積層されて形成されており、互いに対向している一対の端面と、互いに対向している一対の主面と、互いに対向している一対の側面と、を有する素体と、複数の導体が接続されて構成され、素体内に配置されているコイルと、素体の一対の端面側にそれぞれ配置されている第1端子電極及び第2端子電極と、を備え、コイルのコイル軸は、一対の主面の対向方向に沿って延在しており、第1端子電極及び第2端子電極のそれぞれは、少なくとも一部が端面よりも素体の内側に配置されていると共に、対向方向に沿って延在しており、コイルは、第1端子電極及び第2端子電極のそれぞれに接合されている第1接続部及び第2接続部を有しており、第1接続部は、一方の主面側に位置するコイルの一端部に接続され、当該一端部を構成する導体と同一の誘電体層に配置されており、第2接続部は、他方の主面側に位置するコイルの他端部に接続され、当該他端部を構成する導体と同一の誘電体層に配置されており、第1端子電極及び第2端子電極のそれぞれには、素体の内部において、凹部が設けられている。
本発明の一側面に係る積層コイル部品では、第1端子電極及び第2端子電極のそれぞれは、少なくとも一部が端面よりも素体の内側に配置されていると共に、対向方向に沿って延在している。第1端子電極及び第2端子電極のそれぞれに接合されている第1接続部及び第2接続部において、第1接続部は、一方の主面側に位置するコイルの一端部に接続され、当該一端部を構成する導体と同一の誘電体層に配置されており、第2接続部は、他方の主面側に位置するコイルの他端部に接続され、当該他端部を構成する導体と同一の誘電体層に配置されている。この構成により、積層コイル部品では、第1端子電極及び第2端子電極と、コイルの一端部及び他端部とを、スルーホール導体を介さずに接続できる。したがって、積層コイル部品では、コイルと端子電極との接続の信頼性を確保できる。
積層コイル部品では、第1端子電極及び第2端子電極のそれぞれには、素体の内部において、凹部が設けられている。これにより、積層コイル部品では、第1端子電極及び第2端子電極の体積を減少させることができる。したがって、積層コイル部品では、渦電流による損失を低減できるため、Q値の低下を抑制できる。
一実施形態においては、凹部は、第1端子電極及び第2端子電極のそれぞれにおいて、互いに対向する位置に設けられていてもよい。コイルは、第1端子電極と第2端子電極との間に配置されている。そのため、第1端子電極及び第2端子電極のそれぞれにおいて、互いに対向する位置は、コイルの近傍であり、磁束が通りやすい。したがって、第1端子電極及び第2端子電極のそれぞれにおいて、互いに対向する位置に凹部を設けることにより、渦電流による損失をより確実に低減できるため、Q値の低下をより一層抑制できる。
一実施形態においては、凹部は、第1端子電極及び第2端子電極のそれぞれにおいて、一対の側面の少なくとも一方に臨む位置に配置されていてもよい。この構成では、第1端子電極及び第2端子電極の体積を確実に減少させることができる。したがって、積層コイル部品では、渦電流による損失を低減できるため、Q値の低下を抑制できる。
本発明の一側面によれば、コイルと端子電極との接続の信頼性を確保しつつ、Q値の低下を抑制できる。
図1は、一実施形態に係る積層コイル部品の斜視図である。 図2は、積層コイル部品の素体の分解斜視図である。 図3は、積層コイル部品の断面構成を示す図である。 図5は、積層コイル部品の断面構成を示す図である。 図5は、周波数をQ値との関係を示す図である。 図6(a)は、凹部が設けられている第1端子電極及び第2端子電極を示す断面図であり、図6(b)は、凹部が設けられていない第1端子電極及び第2端子電極を示す断面図である。 図7(a)、図7(b)及び図7(c)は、他の実施形態に係る積層コイル部品の第1端子電極及び第2端子電極を示す図である。 図8(a)、図8(b)及び図8(c)は、他の実施形態に係る積層コイル部品の第1端子電極及び第2端子電極を示す図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明において同一又は相当要素には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
図1に示されるように、積層コイル部品1は、素体2と、素体2の両端部にそれぞれ配置された第1端子電極4及び第2端子電極5と、を備えている。
素体2は、直方体形状を呈している。直方体形状には、角部及び稜線部が面取りされている直方体の形状、及び、角部及び稜線部が丸められている直方体の形状が含まれる。素体2は、その外表面として、互いに対向している一対の端面2a,2bと、互いに対向している一対の主面2c,2dと、互いに対向している一対の側面2e、2fと、を有している。一対の主面2c,2dが対向している対向方向が第1方向D1である。一対の端面2a,2bが対向している対向方向が第2方向D2である。一対の側面2e,2fが対向している対向方向が第3方向D3である。本実施形態では、第1方向D1は、素体2の高さ方向である。第2方向D2は、素体2の長手方向であり、第1方向D1と直交している。第3方向D3は、素体2の幅方向であり、第1方向D1と第2方向D2とに直交している。
一対の端面2a,2bは、一対の主面2c,2dの間を連結するように第1方向D1に延びている。一対の端面2a,2bは、第3方向D3(一対の主面2c,2dの短辺方向)にも延びている。一対の側面2e,2fは、一対の主面2c,2dの間を連結するように第1方向D1に延びている。一対の側面2e,2fは、第2方向D2(一対の端面2a,2bの長辺方向)にも延びている。本実施形態では、主面2dは、積層コイル部品1を他の電子機器(例えば、回路基板、又は、電子部品など)に実装する際、他の電子機器と対向する実装面として規定される。
図2に示されるように、素体2は、一対の主面2c,2dが対向している方向に複数の誘電体層(絶縁体層)6が積層されて構成されている。素体2では、複数の誘電体層6の積層方向(以下、単に「積層方向」と称する。)が第1方向D1と一致する。各誘電体層6は、例えば誘電体材料(BaTiO系、Ba(Ti,Zr)O系、又は(Ba,Ca)TiO系などの誘電体セラミック)を含むセラミックグリーンシートの焼結体から構成される。実際の素体2では、各誘電体層6は、各誘電体層6の間の境界が視認できない程度に一体化されている。
第1端子電極4は、素体2の端面2a側に配置されており、第2端子電極5は、素体2の端面2b側に配置されている。すなわち、第1端子電極4及び第2端子電極5は、一対の端面2a,2bの対向方向に互いに離間して位置している。第1端子電極4及び第2端子電極5は、導電性材料(たとえば、Ag又はPdなど)を含んでいる。第1端子電極4及び第2端子電極5は、導電性金属粉末(たとえば、Ag粉末又はPd粉末など)を含む導電性ペーストの焼結体として構成される。第1端子電極4及び第2端子電極5には、電気めっきが施されることにより、その表面にはめっき層が形成されている。電気めっきには、たとえばNi、Snなどが用いられる。
第1端子電極4は、その一部が素体2に埋設されている。第1端子電極4は、端面2a及び主面2dに跨がって配置されている。本実施形態では、第1端子電極4の端面2aに沿った表面は、端面2aと面一である。第1端子電極4の主面2dに沿った表面は、主面2dから突出している。
第1端子電極4は、第3方向D3から見て、L字状を呈している。第1端子電極4は、第1電極部分4aと、第2電極部分4bと、を有している。第1電極部分4aと第2電極部分4bとは、素体2の稜線部において接続されており、互いに電気的に接続されている。第1電極部分4aは、第1方向D1に沿って延在している。第2電極部分4bは、第2方向D2に沿って延在している。第1電極部分4a及び第2電極部分4bは、第3方向D3に沿って延在している。
図2に示されるように、第1端子電極4は、複数の電極層10~15が積層されて構成されている。電極層10~15のそれぞれは、誘電体層6の凹部に設けられている。電極層10~15は、誘電体層6に凹部を形成し、凹部に導電性ペーストが充填されて焼成されることで形成されている。電極層10~15のそれぞれは、誘電体層6上に配置されている。なお、図2に示す誘電体層6は、電極層10~15が配置されている誘電体層と、電極層10~15の形状に対応するパターンが設けられた誘電体層(パターンシート)とが重ねられて構成されている。
電極層10には、凹部10aが設けられている。凹部10aは、第1方向D1から見て、略台形状を呈している。凹部10aは、第2方向D2において第2端子電極5と対向する位置に設けられている。凹部10aの大きさは、適宜設定されればよい。
電極層11には、凹部11a,11bが設けられている。凹部11a,11bは、第1方向D1から見て、略台形状を呈している。凹部11a,11bは、第2方向D2において第2端子電極5と対向する位置に設けられている。凹部11aと凹部11bとは、第3方向D3において、所定の間隔をあけて配置されている。
電極層12には、凹部12a,12bが設けられている。凹部12a,12bは、第1方向D1から見て、略台形状を呈している。凹部12a,12bは、第2方向D2において第2端子電極5と対向する位置に設けられている。凹部12aと凹部12bとは、第3方向D3において、所定の間隔をあけて配置されている。
電極層13には、凹部13a,13bが設けられている。凹部13a,13bは、第1方向D1から見て、略台形状を呈している。凹部13a,13bは、第2方向D2において第2端子電極5と対向する位置に設けられている。凹部13aと凹部13bとは、第3方向D3において、所定の間隔をあけて配置されている。
電極層14には、凹部14a,14bが設けられている。凹部14a,14bは、第1方向D1から見て、略台形状を呈している。凹部14a,14bは、第2方向D2において第2端子電極5と対向する位置に設けられている。凹部15aと凹部15bとは、第3方向D3において、所定の間隔をあけて配置されている。
電極層15は、第1端子電極4の第2電極部分4bを構成している。電極層15は、第1方向D1から見て、矩形状を呈している。
図4に示されるように、第1端子電極4には、電極層10~15が積層されることにより、第1方向D1に沿って延在する凹部8a,8bが形成されている。具体的には、凹部8aは、凹部10a、凹部11a、凹部12a、凹部13a及び凹部14aで構成されている。凹部8bは、凹部11b、凹部12b、凹部13b及び凹部14bで構成されている。
図3に示されるように、第2端子電極5は、その一部が素体2に埋設されている。第2端子電極5は、端面2b及び主面2dに跨がって配置されている。本実施形態では、第2端子電極5の端面2bに沿った表面は、端面2bと面一である。第2端子電極5の主面2dに沿った表面は、主面2dから突出している。
第2端子電極5は、第3方向D3から見て、L字状を呈している。第2端子電極5は、第1電極部分5aと、第2電極部分5bと、を有している。第1電極部分5aと第2電極部分5bとは、素体2の稜線部において接続されており、互いに電気的に接続されている。第1電極部分5aは、第1方向D1に沿って延在している。第2電極部分5bは、第2方向D2に沿って延在している。第1電極部分5a及び第2電極部分5bは、第3方向D3に沿って延在している。
図2に示されるように、第2端子電極5は、複数の電極層16~21が積層されて構成されている。電極層16~21のそれぞれは、誘電体層6の凹部に設けられている。電極層16~21は、誘電体層6に凹部を形成し、凹部に導電性ペーストが充填されて焼成されることで形成されている。電極層16~21は、電極層10~15と同様の方法により形成される。電極層16~21のそれぞれは、誘電体層6上に配置されている。なお、図2に示す誘電体層6は、電極層16~21が配置されている誘電体層と、電極層16~21の形状に対応するパターンが設けられた誘電体層(パターンシート)とが重ねられて構成されている。
電極層16は、電極層10と同一の誘電体層6に配置されている。電極層16は、電極層10と第2方向D2において対向して配置されている。電極層16には、凹部16a,16bが設けられている。凹部16a,16bは、第1方向D1から見て、略台形状を呈している。凹部16a,16bは、第2方向D2において第1端子電極4(電極層10)と対向する位置に設けられている。凹部16aと凹部16bとは、第3方向D3において、所定の間隔をあけて配置されている。
電極層17は、電極層11と同一の誘電体層6に配置されている。電極層17は、電極層11と第2方向D2において対向して配置されている。電極層17には、凹部17a,17bが設けられている。凹部17a,17bは、第1方向D1から見て、略台形状を呈している。凹部17a,17bは、第2方向D2において第1端子電極4(電極層11)と対向する位置に設けられている。凹部17aと凹部17bとは、第3方向D3において、所定の間隔をあけて配置されている。
電極層18は、電極層12と同一の誘電体層6に配置されている。電極層18は、電極層12と第2方向D2において対向して配置されている。電極層18には、凹部18a,18bが設けられている。凹部18a,18bは、第1方向D1から見て、略台形状を呈している。凹部18a,18bは、第2方向D2において第1端子電極4(電極層12)と対向する位置に設けられている。凹部18aと凹部18bとは、第3方向D3において、所定の間隔をあけて配置されている。
電極層19は、電極層13と同一の誘電体層6に配置されている。電極層19は、電極層13と第2方向D2において対向して配置されている。電極層19には、凹部19a,19bが設けられている。凹部19a,19bは、第1方向D1から見て、略台形状を呈している。凹部19a,19bは、第2方向D2において第1端子電極4(電極層13)と対向する位置に設けられている。凹部19aと凹部19bとは、第3方向D3において、所定の間隔をあけて配置されている。
電極層20は、電極層14と同一の誘電体層6に配置されている。電極層20は、電極層14と第2方向D2において対向して配置されている。電極層20には、凹部20aが設けられている。凹部20aは、第1方向D1から見て、略台形状を呈している。凹部20aは、第2方向D2において第1端子電極4(電極層14)と対向する位置に設けられている。
電極層21は、第2端子電極5の第2電極部分5bを構成している。電極層21は、第1方向D1から見て、矩形状を呈している。電極層21は、電極層15と同一の誘電体層6に配置されている。電極層21は、電極層15と第2方向D2において対向して配置されている。
図4に示されるように、第2端子電極5には、電極層16~20が積層されることにより、第1方向D1に沿って延在する凹部9a,9bが形成されている。具体的には、凹部9aは、凹部16a、凹部17a、凹部18a、凹部19a及び凹部20aで構成されている。凹部9bは、凹部16b、凹部17b、凹部18b及び凹部19bで構成されている。
図3に示されるように、第1端子電極4の第2電極部分4bと第2端子電極5の第2電極部分5bとは、第1方向D1において、主面2dよりも外側に突出している。主面2dと第2電極部分4b及び第2電極部分5bの表面との間の寸法Hは、適宜設定されればよい。第2電極部分4bと第2電極部分5bとは、第2方向D2において、所定の間隔をあけて配置されている。
積層コイル部品1は、図3に示されるように、素体2内にコイル7が配置されている。コイル7のコイル軸Cは、第3方向D3に沿って延在している。図2に示されるように、コイル7は、第1導体22と、第2導体23と、第3導体24と、第4導体25と、第5導体26と、が電気的に接続されて構成されている。各導体22~26は、第3方向D3において、所定の厚みを有している。各導体22~26は、導電性材料(例えば、Ag又はPdなど)からなる。各導体22~26は、上記導電性材料を含む導電性ペーストの焼結体として構成される。本実施形態では、各導体22~26(コイル7)は、第1端子電極4及び第2端子電極5と同じ導電性材料で形成されている。各導体22~26と電極層10~15及び電極層16~21とは、同時焼成により形成される。各導体22~26のそれぞれは、誘電体層6上に配置されている。なお、図2に示す誘電体層6は、各導体22~26が配置されている誘電体層と、各導体22~26の形状に対応するパターンが設けられた誘電体層(パターンシート)とが重ねられて構成されている。
第1導体22、第2導体23、第3導体24、第4導体25及び第5導体26は、素体2の一方の主面2cから他方の主面2dに向かって順番に配置されている。すなわち、第1導体22は、一方の主面2c側に配置されている。第5導体26は、他方の主面2d側に配置されている。
第1導体22と第2導体23とは、図示しないスルーホール導体によって電気的に接続されている。第2導体23と第3導体24とは、図示しないスルーホール導体によって電気的に接続されている。第3導体24と第4導体25とは、図示しないスルーホール導体によって電気的に接続されている。第4導体25と第5導体26とは、図示しないスルーホール導体によって電気的に接続されている。
コイル7の一端部と第1端子電極4とは、第1接続部22aによって電気的に接続されている。コイル7の他端部と第2端子電極5とは、第2接続部26aによって電気的に接続されている。
第1接続部22aは、コイル7の一端部に接続されている。具体的には、第1接続部22aは、第1導体22の端部に接続されている。第1接続部22aは、第1導体22と一体に形成されており、第1導体22と同一の誘電体層6に配置されている。第1接続部22aは、電極層10に接続されている。第1接続部22aは、電極層10と一体に形成されている。第1接続部22aは、第1導体22及び電極層10,16と同時焼成により形成される。
第2接続部26aは、コイル7の他端部に接続されている。具体的には、第2接続部26aは、第5導体26の端部に接続されている。第2接続部26aは、第5導体26と一体に形成されており、第5導体26と同一の誘電体層6に配置されている。第2接続部26aは、電極層20に接続されている。第2接続部26aは、電極層20と一体に形成されている。第2接続部26aは、第5導体26及び電極層14,20と同時焼成により形成される。
以上説明したように、本実施形態に係る積層コイル部品1では、第1端子電極4及び第2端子電極5のそれぞれは、素体2の端面2a,2bよりも素体2の内側に配置されていると共に、第1方向D1に沿って延在している。第1端子電極4及び第2端子電極5のそれぞれに接合されている第1接続部22a及び第2接続部26aにおいて、第1接続部22aは、一方の主面2c側に位置するコイル7の一端部に接続され、当該一端部を構成する第1導体22と同一の誘電体層6に配置されている。第2接続部26aは、他方の主面2d側に位置するコイル7の他端部に接続され、当該他端部を構成する第5導体26と同一の誘電体層6に配置されている。この構成により、積層コイル部品1では、第1端子電極4及び第2端子電極5と、コイル7の一端部及び他端部とを、スルーホール導体を介さずに接続できる。したがって、積層コイル部品1では、コイル7と第1端子電極4及び第2端子電極5との接続の信頼性を確保できる。
積層コイル部品1では、第1端子電極4及び第2端子電極5のそれぞれには、素体2の内部において、凹部8a,8b及び凹部9a,9bが設けられている。これにより、積層コイル部品1では、第1端子電極4及び第2端子電極5の体積を減少させることができる。したがって、積層コイル部品1では、渦電流による損失を低減できるため、Q値の低下を抑制できる。
図5は、比較例に係る積層コイル部品及び本実施形態に係る積層コイル部品の周波数とQ値との関係を示している。図6では、比較例に係る積層コイル部品のシミュレーション結果を鎖線で示し、積層コイル部品1のシミュレーション結果を実線で示している。図5では、横軸が周波数[MHz]、縦軸がQ値を示している。図6(a)に示されるように、図5において実線で結果を示す積層コイル部品では、第1端子電極27に凹部27aが設けられており、第2端子電極28に凹部28bが設けられている。凹部27a及び凹部28aは、第1端子電極27及び第2端子電極28のそれぞれにおいて、互いに対向する位置に設けられている。図6(b)に示されるように、従来の積層コイル部品の第1端子電極29及び第2端子電極30には、凹部が設けられていない。
図5に示されるように、凹部27aが設けられている第1端子電極27及び凹部28aが設けられている第2端子電極28を備える積層コイル部品は、凹部が設けられていない積層コイル部品に比べて、Q値が向上する結果が得られた。したがって、凹部8a,8bが設けられている第1端子電極4及び凹部9a,9bが設けられている第2端子電極5を備える積層コイル部品1では、渦電流による損失を低減できるため、Q値の低下を抑制できる。
本実施形態に係る積層コイル部品1では、第1端子電極4の凹部8a,8bは、第2端子電極5と対向する位置に設けられており、第2端子電極5の凹部8a,8bは、第1端子電極4と対向する位置に設けられている。コイル7は、第1端子電極4と第2端子電極5との間に配置されている。第1端子電極4及び第2端子電極5のそれぞれにおいて、互いに対向する位置は、コイル7の近傍であり、磁束が通りやすい。したがって、積層コイル部品1では、第1端子電極4及び第2端子電極5のそれぞれにおいて、互いに対向する位置に凹部8a,8b及び凹部9a,9bを設けることにより、渦電流による損失をより確実に低減できるため、Q値の低下をより一層抑制できる。
本実施形態に係る積層コイル部品1では、図3に示されるように、第1端子電極4の第2電極部分4b及び第2端子電極5の第2電極部分5bは、主面2dよりも第1方向D1において突出している。第1端子電極4の第2電極部分4bと第2端子電極5の第2電極部分5bとは、第2方向D2において所定の間隔をあけて配置されている。これにより、第1端子電極4の第2電極部分4b及び第2端子電極5の第2電極部分5bと主面2dとにより、くぼみ(凹部)が形成されている。
積層コイル部品1は、回路基板等に実装されるときに、樹脂モールドに覆われる場合がある。この場合、樹脂モールドの形成時に、第1端子電極4の第2電極部分4b及び第2端子電極5の第2電極部分5bと主面2dとにより形成されるくぼみに樹脂が流れ込み、当該くぼみに樹脂の層(樹脂部)が形成される。これにより、積層コイル部品1では、樹脂モールドの形成後にリフローはんだ付けされる場合、溶融したはんだの流動が、くぼみに形成された樹脂の層によって阻止される。したがって、積層コイル部品1では、第1端子電極4と第2端子電極5とが溶融したはんだによって電気的に接続されることにより、第1端子電極4と第2端子電極5とが短絡する等の不具合の発生を回避できる。
以上、本発明の実施形態について説明してきたが、本発明は必ずしも上述した実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
上記実施形態では、第1端子電極4の第2電極部分4b及び第2端子電極5の第2電極部分5bが主面2dよりも突出している形態を一例に説明した。しかし、第1端子電極4の第2電極部分4b及び第2端子電極5の第2電極部分5bは、主面2dと面一であってもよい。
上記実施形態では、第1端子電極4が第2電極部分4bを有しており、第2端子電極5が第2電極部分5bを有する形態を一例に説明した。しかし、第1端子電極4及び第2端子電極5は、少なくとも第1電極部分4a,5aを有していればよい。
上記実施形態では、電極層10~14の凹部の形態(形状、個数等)と、電極層16~20の凹部の形態が同じである形態を一例に説明した。しかし、各電極層において、凹部の形態が異なっていてもよい。
上記実施形態では、第1端子電極4に凹部8a,8bが設けられており、第2端子電極5に凹部9a,9bが設けられている形態を一例に説明した。しかし、凹部の形状及び個数は、これに限定されない。
図7(a)に示されるように、第1端子電極31に凹部31a,31bが設けられており、第2端子電極32に凹部32a,32bが設けられていてもよい。凹部31a,31b及び凹部32a,32bは、一対の側面2e,2fの少なくとも一方に臨む位置に配置されている。
図7(b)に示されるように、第1端子電極33に凹部33a,33b,33cが設けられており、第2端子電極34に凹部34a,34b,34cが設けられていてもよい。凹部33a及び凹部34aは、第1端子電極33及び第2端子電極34のそれぞれにおいて、互いに対向する位置に設けられている。凹部33b,33c及び凹部34b,34cは、一対の側面2e,2fの少なくとも一方に臨む位置に配置されている。
図7(c)に示されるように、第1端子電極35に凹部35a,35bが設けられており、第2端子電極36に凹部36a,36bが設けられていてもよい。凹部35a,35b及び凹部36a,36bは、一対の側面2e,2fの少なくとも一方に臨む位置に配置されている。
図8(a)に示されるように、第1端子電極37に凹部37aが設けられており、第2端子電極38に凹部38acが設けられていてもよい。凹部37a及び凹部37aは、第1端子電極37及び第2端子電極38のそれぞれにおいて、互いに対向する位置に設けられている。
図8(b)に示されるように、第1端子電極39に凹部39a,39bが設けられており、第2端子電極40に凹部40a,40bが設けられていてもよい。凹部35a,35b及び凹部36a,36bは、一対の側面2e,2fの少なくとも一方に臨む位置に配置されている。
図8(c)に示されるように、第1端子電極41に凹部41a,41b,41cが設けられており、第2端子電極42に凹部42a,42b,42cが設けられていてもよい。凹部41a,41b,41c及び凹部42a,42b,42cは、第1端子電極41及び第2端子電極42のそれぞれにおいて、互いに対向する位置に設けられている。また、第1端子電極41及び第2端子電極42は、素体2の一対の側面2e,2fに露出するように形成されていてもよい。
1…積層コイル部品、2…素体、2a,2b…端面、2c,2d…主面、2e,2f…側面、4…第1端子電極、5…第2端子電極、6…誘電体層、7…コイル、8a,8b…凹部、9a,9b…凹部、22~26…導体、22a…第1接続部、26a…第2接続部、C…コイル軸。

Claims (3)

  1. 複数の誘電体層が積層されて形成されており、互いに対向している一対の端面と、複数の前記誘電体層の積層方向において互いに対向している一対の主面と、互いに対向している一対の側面と、を有する素体と、
    複数の導体が接続されて構成され、前記素体内に配置されているコイルと、
    前記素体の一対の前記端面側にそれぞれ配置されている第1端子電極及び第2端子電極と、を備え、
    前記コイルのコイル軸は、一対の前記主面の対向方向に沿って延在しており、
    前記第1端子電極及び前記第2端子電極のそれぞれは、少なくとも一部が前記端面よりも前記素体の内側に配置されていると共に、前記対向方向に沿って延在している第1電極部分を有し、
    前記コイルは、前記第1端子電極及び前記第2端子電極のそれぞれの前記第1電極部分に接合されている第1接続部及び第2接続部を有しており、
    前記第1接続部は、一方の前記主面側に位置する前記コイルの一端部に接続され、当該一端部を構成する前記導体と同一の前記誘電体層に配置されており、
    前記第2接続部は、他方の前記主面側に位置する前記コイルの他端部に接続され、当該他端部を構成する前記導体と同一の前記誘電体層に配置されており、
    前記第1端子電極及び前記第2端子電極のそれぞれの前記第1電極部分には、前記素体の内部において、一対の前記主面の前記対向方向から見て当該対向方向に延在する凹部が設けられており、
    前記凹部は、一対の前記主面の前記対向方向から見て、当該凹部内の少なくとも一部において、一対の前記端面の対向方向において前記端面と前記第1電極部分との間に前記素体が位置するように形成されている、積層コイル部品。
  2. 前記凹部は、前記第1端子電極及び前記第2端子電極のそれぞれにおいて、互いに対向する位置に設けられている、請求項1に記載の積層コイル部品。
  3. 前記凹部は、前記第1端子電極及び前記第2端子電極のそれぞれにおいて、一対の前記側面の少なくとも一方に臨む位置に配置されている、請求項1又は2に記載の積層コイル部品。
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