JP7247818B2 - 積層型インダクタ - Google Patents

積層型インダクタ Download PDF

Info

Publication number
JP7247818B2
JP7247818B2 JP2019156231A JP2019156231A JP7247818B2 JP 7247818 B2 JP7247818 B2 JP 7247818B2 JP 2019156231 A JP2019156231 A JP 2019156231A JP 2019156231 A JP2019156231 A JP 2019156231A JP 7247818 B2 JP7247818 B2 JP 7247818B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
low
end surface
strength
terminal electrode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019156231A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021034667A (ja
Inventor
麦 向殿
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Priority to JP2019156231A priority Critical patent/JP7247818B2/ja
Priority to US16/915,519 priority patent/US11621116B2/en
Priority to CN202010817249.7A priority patent/CN112447356B/zh
Priority to CN202311000583.3A priority patent/CN116978660A/zh
Publication of JP2021034667A publication Critical patent/JP2021034667A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7247818B2 publication Critical patent/JP7247818B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F17/00Fixed inductances of the signal type 
    • H01F17/0006Printed inductances
    • H01F17/0013Printed inductances with stacked layers
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F27/00Details of transformers or inductances, in general
    • H01F27/28Coils; Windings; Conductive connections
    • H01F27/2804Printed windings
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F27/00Details of transformers or inductances, in general
    • H01F27/28Coils; Windings; Conductive connections
    • H01F27/29Terminals; Tapping arrangements for signal inductances
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F27/00Details of transformers or inductances, in general
    • H01F27/28Coils; Windings; Conductive connections
    • H01F27/29Terminals; Tapping arrangements for signal inductances
    • H01F27/292Surface mounted devices
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F41/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties
    • H01F41/02Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties for manufacturing cores, coils, or magnets
    • H01F41/04Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties for manufacturing cores, coils, or magnets for manufacturing coils
    • H01F41/041Printed circuit coils
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F27/00Details of transformers or inductances, in general
    • H01F27/28Coils; Windings; Conductive connections
    • H01F27/2804Printed windings
    • H01F2027/2809Printed windings on stacked layers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)
  • Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)

Description

この発明は、非導電性材料からなる積層構造の部品本体の内部にコイル導体が配置された構造を有する積層型インダクタに関するもので、特に、積層型インダクタの強度向上を図るための改良に関するものである。
この発明にとって興味ある技術として、たとえば特許第4941585号明細書(特許文献1)に記載されたものがある。特許文献1では、具体的な実施形態として、積層型インダクタではなく、積層型のチップコンデンサが記載されているが、このチップコンデンサでは、積層構造を有する直方体形状の部品本体における積層方向での両端部に、他のセラミック層とは色が異なる識別層が設けられている。識別層は、部品本体の内部に配置された導体の配置方向を視覚的に判別可能とするためのものである。
特許文献1には、識別層の色を他のセラミック層の色と異ならせるため、たとえば、各々の層を構成するセラミック粒子の平均粒径を互いに異ならせたり、各々の層に含まれる添加物を互いに異ならせたり、各々の層を構成するセラミック材料の組成比を互いに異ならせたりすることが記載されている。
特許第4941585号明細書
特許文献1では、識別層に関して、部品本体の内部に配置された導体の配置方向を視覚的に判別可能とする機能以外の機能については何ら記載されていない。
他方、本件発明者は、積層型インダクタの開発にあたり、上記識別層の組成が他のセラミック層の組成と異なる実施例に注目して、識別層に上記機能以外の機能、たとえば積層型インダクタの機械的強度を向上させる機能を持たせ得る可能性に着目した。すなわち、識別層は、部品本体における積層方向での両端部に設けられるものであるので、識別層を機械的強度の高いものとすれば、識別層は、積層型インダクタの機械的強度の向上に寄与させることができるのではないか、ということである。
積層型インダクタの機械的強度が問題となるのは、たとえばリフローはんだ付け工程時やたわみ試験時であり、機械的強度が低いほど、積層型インダクタに生じる歪みまたは反りが大きくなり、積層型インダクタにクラックが発生することがある。
そこで、この発明の目的は、上述した識別層の機能に着目して、一層の機械的強度の向上を期待できる積層型インダクタの構造を提供しようとすることである。
この発明は、
非導電性材料からなり、積層構造を有する直方体形状またはほぼ直方体形状であり、積層方向での端部に位置しかつ互いに対向する第1端面および第2端面、第1端面および第2端面間を連結しかつ互いに対向する第1側面および第2側面、ならびに第1端面および第2端面間と第1側面および第2側面間とをそれぞれ連結しかつ互いに対向する天面および底面を有する、部品本体と、
部品本体の外表面に露出する互いに逆の第1端部および第2端部を備えるとともに、部品本体の内部に配置され、上記第1端面および第2端面に平行に延びる周回部を備える、コイル導体と、
コイル導体の第1端部を含んで構成された、第1端子電極と、
コイル導体の第2端部を含んで構成された、第2端子電極と、
を備える、積層型インダクタに向けられる。
上述した技術的課題を解決するため、この発明では、上記部品本体は、第1端面を与える第1端面層と、第2端面を与える第2端面層と、第1端面層および第2端面層より剛性の低い低強度層と、を有し、低強度層は、コイル導体の周回部を配置する低強度中間層と、第1端面層に隣接する第1低強度外側層と、第2端面層に隣接する第2低強度外側層と、を有し、第1低強度外側層および第2低強度外側層は低強度中間層を挟むように位置し、第1端面層の厚みは、第2端面層の厚みより厚く、第1端面層および第1低強度外側層の合計厚みと第2端面層および第2低強度外側層の合計厚みとは、互いに等しく、天面と底面とを結ぶ方向での同じ位置で比較したとき、第1端子電極および第2端子電極の各々の第1端面側の端縁から第1端面までの距離は、第1端子電極および第2端子電極の各々の第2端面側の端縁から第2端面までの距離と等しいことを特徴としている。
この発明において、端面層は積層型インダクタの機械的強度の向上に寄与する。そして、端面層の厚みが厚いほど、上記機械的強度がより向上する。しかしながら、端面層の厚みを単純に厚くするだけでは、積層型インダクタの大型化を招き、好ましくない。
そこで、この発明では、部品本体における第1端面を与える第1端面層と、第2端面を与える第2端面層と、の双方を単純に厚くするのではなく、一方の第1端面層のみを厚くし、他方の第2端面層については、第1端面層が厚くされた分に見合うだけ、これを薄くするか、場合によっては、これを無くすようにしている。その結果、積層型インダクタの大型化を避けることができる。
また、第1端面層と第2端面層との合計厚みが一定の条件の下で、第1端面層の厚みが第2端面層の厚みより厚くされると、第1端面層と第2端面層との厚みが互いに等しい場合に比べて、第1端面層自体の厚みを厚くすることができる。そして、このように厚くされた第1端面層は、高い機械的強度を部品本体に与えることができる。したがって、たとえばリフローはんだ付け工程時やたわみ試験時において、積層型インダクタに生じる歪みまたは反りを小さくすることができ、そのため、積層型インダクタにクラックを発生しにくくすることができる。
この発明の第1の実施形態による積層型インダクタ1の外観を示す斜視図である。 図1に示した積層型インダクタ1を分解して示す斜視図であり、端子電極27,28上に形成されるめっき膜の図示を省略している。 図1に示した積層型インダクタ1を第1側面5方向から示す側面図である。 この発明の第2の実施形態による積層型インダクタ1aを第1側面5方向から示す側面図である。 この発明の第3の実施形態による積層型インダクタ1bを第1側面5方向から示す側面図である。
図1ないし図3を参照して、この発明の第1の実施形態による積層型インダクタ1について説明する。
積層型インダクタ1は、非導電性材料からなる部品本体2を備える。部品本体2は、図2に示すように、積層構造を有している。ここで、非導電性材料としては、たとえば、ホウケイ酸ガラス等のガラスに、フェライトなどのセラミックフィラー、金属磁性体フィラーまたはシリカなどの非磁性フィラーを添加したものが用いられる。ガラスに代えて、樹脂が用いられることもある。
部品本体2は直方体形状またはほぼ直方体形状を有している。ここで、ほぼ直方体形状としたのは、部品本体2が、たとえば、稜線部分および角部分に丸みや面取りが付与された形状であっても、あるいは、直方体を規定する6面の少なくとも1面が厳密な意味での長方形でなくてもよいということである。
図1に示すように、部品本体2は、積層方向での端部、すなわち、積層方向での始端および終端に位置しかつ互いに対向する第1端面3および第2端面4、第1端面3および第2端面4間を連結しかつ互いに対向する第1側面5および第2側面6、ならびに第1端面3および第2端面4間と第1側面5および第2側面6間とをそれぞれ連結しかつ互いに対向する天面7および底面8を有している。
部品本体2は、図2に示すように、複数の層、すなわち、端面層9および10と端面層9および10よりも剛性の低い低強度層11とをもって構成される積層構造を有している。ここで、端面層9および10は、上記第1端面3を与える第1端面層9と、上記第2端面4を与える第2端面層10とに分類される。複数の低強度層11は、第1端面層9と第2端面層10との間に位置される。
端面層9および10は、低強度層11より高い剛性を有するようにするため、たとえば、両者がガラスを含み、フィラーと樹脂の組み合わせから構成されるとき、端面層9および10におけるフィラーの含有率が低強度層11のそれより高くされる。また、端面層9および10ならびに低強度層11が、たとえば、フィラーと樹脂の組合せから構成されるとき、端面層9および10におけるフィラーの含有率が低強度層11のそれより高くされる。なお、機械的強度の向上のためには、部品本体2の全域を、剛性のより高い端面層に相当する層で構成することも考えられる。しかし、コイル導体20は、後述するように、低強度層11に配置されるので、低強度層11では、端面層9および10よりも電気的特性および磁気特性を優先した組成が採用される。
部品本体2には、螺旋状に延びるコイル導体20が配置されている。コイル導体20は、互いに逆の第1端部21および第2端部22を備えるとともに、第1端部21および第2端部22間を接続するように、部品本体2の内部において、複数の低強度層11間のいずれかの界面に沿って延びかつ環状の軌道の一部を形成する複数の周回部23と、低強度層11のいずれかを厚み方向に貫通する複数のビアホール導体24と、を備えている。周回部23は、第1端面3および第2端面4に平行に延びている。
コイル導体20において、上述の周回部23とビアホール導体24とが交互に接続されることによって螺旋状に延びる形態が与えられる。複数の周回部23の各々の端部および特定の部分には、ビアホール導体24との接続のための比較的広い面積のビアパッド25が設けられている。図2では、ビアホール導体24は、その電気的接続状態を表わすように、1点鎖線で示されている。
コイル導体20の第1端部21および第2端部22は、コイル導体20の端子となるべきもので、部品本体2の内部に埋め込まれた状態で配置されながら、部品本体2の外表面に露出している。より詳細には、第1端部21および第2端部22の各々は、図2に示すように、L字形状を有していて、部品本体2の底面8において、それぞれ、第1側面5側および第2側面6側に互いに間隔を隔てて露出している。また、第1端部21は底面8に露出する部分に連なりながら第1側面5に露出し、第2端部22は底面8に露出する部分に連なりながら第2側面6に露出している。
上述のように、コイル導体20の第1端部21および第2端部22の各々が部品本体2の隣接する2面にわたって露出し、第1端部21および第2端部22の各々の露出部分をそれぞれ含んで、第1端子電極27および第2端子電極28が構成される。すなわち、第1端子電極27は、第1側面5と底面8との各一部に跨って延び、第2端子電極28は、第2側面6と底面8との各一部に跨って延びるように設けられている。このように、端子電極27および28が設けられると、積層型インダクタ1が実装基板に実装されたとき、適正な形態のはんだフィレットが形成され得るので、電気的接続および機械的接合の双方において信頼性の高い実装状態を得ることができる。
第1端子電極27は、第1端部21の露出部分を覆うように設けられた第1めっき膜29を備えていてもよい。第2端子電極28は、第2端部22の露出部分を覆うように設けられた第2めっき膜30を備えていてもよい。めっき膜29および30には、たとえば銀を導電成分として含むコイル導体20の第1端部21および第2端部22のはんだ濡れ性を高め、かつはんだ食われを防止する役割を担わせることができる。
また、めっき膜29および30は、第1端部21および第2端部22の露出部分を電気めっきの析出の下地として、必要な箇所に能率的に形成されることができる。めっき膜29および30の各々は、たとえば、下地のニッケルめっき層およびその上の錫めっき層から構成される。この構成によれば、めっき膜29および30に、上述したはんだ濡れ性の向上およびはんだ食われ防止の機能を有利に発揮させることができる。なお、ニッケルめっき層に代えて、銅めっき層が形成されても、ニッケルめっき層と錫めっき層との間に銅めっき層が形成されてもよい。
前述したように、部品本体2は、積層構造を有しているが、積層構造を具現する複数の層間の界面は、焼成工程または硬化工程を経ることにより、実際の製品では、ほとんど消滅していることが多い。しかしながら、説明の便宜上、積層構造が存在するものとして、端面層9および10ならびに個々の低強度層11ごとに、各々に関連する構成について、図2を主として参照しながら説明する。
なお、以下の説明において、複数の低強度層11のうち、特定のものを取り出して説明する必要があるときは、「11-1」、「11-2」、…というように、「11」に枝番を付した参照符号を用いる。また、複数の周回部23、複数のビアホール導体24、および複数のビアパッド25のそれぞれについても、上述した低強度層11の場合と同様の参照符号の用い方を採用する。
図2には、第1端面層9、第2端面層10および9個の低強度層11-1、11-2、…、11-9が図示されている。低強度層11-1、11-2、…、11-9については、この順序で第1端面3側から第2端面4側に向かって積層される。
最も端にそれぞれ位置する第1端面層9および第2端面層10の各々の厚みに注目すると、第1端面層9の厚みは、第2端面層10の厚みより厚くされる。第1端面層9および第2端面層10の双方とも厚くするのではなく、片方だけでも高い機械的強度を与えることができるのは、以下の理由による。
同一の外力が加わった場合、変位(反り、たわみ)が少ないほど、機械的強度は高くなる。端面層9および10の厚みが増加した場合、変位は減少し、機械的強度は高くなる。端面層9および10の変位は、これら2つの端面層9および10の各々の厚みの最大値で規定される。したがって、2つの端面層9および10の厚みの合計が一定であるとの条件の下では、2つの端面層9および10の厚みが等しい場合よりも、片方の端面層9または10が厚い場合の方が、機械的強度を高くすることができる。
なお、2つの端面層9および10の双方を厚くした場合には、製品全体の大型化を招き、このような大型化を避けるためには、内部のコイル導体の小型化が必要となり、規格面・特性面での影響が大きくなる。
好ましくは、第1端面層9の厚みは、第2端面層10の厚みよりも、3μm以上厚くされる。現状の印刷厚みのばらつきは、3σで2.5μmほどであり、これを超える3μmという値は、印刷厚みのばらつきが最大となった場合と比べて、有意差があると判断され得る下限値である。また、第1端面層9と第2端面層10との厚みの差が3μm以上であれば、上述した変位の低減効果が確実に奏されることができる。
このようにして、この実施形態によれば、第1端面層9の厚みの増大による機械的強度向上の効果が発揮される。他方、第2端面層10の厚みを薄くすることにより、積層型インダクタ1の大型化を避けることができる。
なお、端面層9および10の各々の厚みの調整は、これらが印刷により形成される場合には、印刷時の塗布厚みの変更により達成される。また、単位厚みを有するシートの積層数を変えることにより、端面層9および10の各々の厚みが調整されてもよい。さらに、後工程での切削で厚みを減じることにより、端面層9および10の各々の厚みが調整されてもよい。
第1端面層9および第2端面層10には、たとえばコバルトなどの顔料が添加されることにより、低強度層11とは異なる色が付けられることが好ましい。これによって、端面層9および10と低強度層11とは視覚的に互いに区別できる外観を有する。これは、実装時に積層型インダクタ1が横転等した際の検出を容易にするためである。
低強度層11のうち、低強度層11-2~11-7は、コイル導体20の周回部23を配置する低強度中間層を構成している。したがって、「11-2」~「11-7」の参照符号は、低強度中間層についても用いられる。
また、低強度層11-1と低強度層11-8および11-19とは、第1端面層9および第2端面層10にそれぞれ隣接しながら上記低強度中間層11-2~11-7を挟むように位置する第1低強度外側層と第2低強度外側層とを構成している。したがって、「11-1」の参照符号は、第1低強度外側層についても用いられ、「11-8」および「11-9」の参照符号は、第2低強度外側層についても用いられる。
以下、コイル導体20を構成する周回部23等の形成態様につき、低強度層11-1から低強度層11-9に向かう順序で説明する。
<1> 第1端面層9に隣接する第1低強度外側層11-1には、導体が設けられていない。
<2> 低強度中間層11-2には、第1端子電極27を与えるコイル導体20の第1端部21の一部となる第1端部導体片21-1が、当該低強度中間層11-2を厚み方向、すなわち積層方向に貫通する状態で設けられる。
図示しないが、低強度中間層11-2には、第2端子電極28を与えるコイル導体20の第2端部22の一部となる第2端部導体片も、第1端部導体片21-1とは対称位置に設けられる。
<3> 低強度中間層11-3には、第1端子電極27を与える第1端部21の一部となる第1端部導体片21-2が、当該低強度中間層11-3を厚み方向に貫通する状態で設けられる。
また、低強度中間層11-3には、第2端子電極28を与える第2端部22の一部となる第2端部導体片22-2が、当該低強度中間層11-3を厚み方向に貫通する状態で設けられる。
低強度中間層11-2および11-3間の界面において、第2端部導体片22-2に一方端部が接続された周回部23-1が設けられるとともに、周回部23-1の他方端部にビアパッド25-1が設けられる。ビアパッド25-1に接続されるように、実態を図示しないが、低強度中間層11-3を厚み方向に貫通するビアホール導体24-1が設けられる。
<4> 低強度中間層11-4には、第1端子電極27を与える第1端部21の一部となる第1端部導体片21-3が、当該低強度中間層11-4を厚み方向に貫通する状態で設けられる。
また、低強度中間層11-4には、第2端子電極28を与える第2端部22の一部となる第2端部導体片22-3が、当該低強度中間層11-4を厚み方向に貫通する状態で設けられる。
低強度中間層11-3および11-4間の界面において、周回部23-2が設けられるとともに、周回部23-2の両端部にビアパッド25-2および25-3が設けられる。ビアパッド25-2は、前述したビアホール導体24-1に接続される。他方、ビアパッド25-3に接続されるように、低強度中間層11-4を厚み方向に貫通するビアホール導体24-2が設けられる。
<5> 低強度中間層11-5には、第1端子電極27を与える第1端部21の一部となる第1端部導体片21-4が、当該低強度中間層11-5を厚み方向に貫通する状態で設けられる。
また、低強度中間層11-5には、第2端子電極28を与える第2端部22の一部となる第2端部導体片22-4が、当該低強度中間層11-5を厚み方向に貫通する状態で設けられる。
低強度中間層11-4および11-5間の界面において、周回部23-3が設けられるとともに、周回部23-3の両端部にビアパッド25-4および25-5が設けられる。ビアパッド25-4は、前述したビアホール導体24-2に接続される。他方、ビアパッド25-5に接続されるように、低強度中間層11-5を厚み方向に貫通するビアホール導体24-3が設けられる。
<6> 低強度中間層11-6には、第1端子電極27を与える第1端部21の一部となる第1端部導体片21-5が、当該低強度中間層11-6を厚み方向に貫通する状態で設けられる。
また、低強度中間層11-6には、第2端子電極28を与える第2端部22の一部となる第2端部導体片22-5が、当該低強度中間層11-6を厚み方向に貫通する状態で設けられる。
低強度中間層11-5および11-6間の界面において、周回部23-4が設けられるとともに、周回部23-4の両端部にビアパッド25-6および25-7が設けられる。ビアパッド25-6は、前述したビアホール導体24-3に接続される。他方、ビアパッド25-7に接続されるように、低強度中間層11-6を厚み方向に貫通するビアホール導体24-4が設けられる。
<7> 低強度中間層11-7には、第1端子電極27を与える第1端部21の一部となる第1端部導体片21-6が、当該低強度中間層11-7を厚み方向に貫通する状態で設けられる。
また、低強度中間層11-7には、第2端子電極28を与える第2端部22の一部となる第2端部導体片22-6が、当該低強度中間層11-7を厚み方向に貫通する状態で設けられる。
低強度中間層11-6および11-7間の界面において、第1端部導体片21-6に連なる周回部23-5が設けられるとともに、周回部23-5の端部にビアパッド25-8が設けられる。ビアパッド25-8は、前述したビアホール導体24-4に接続される。
<8> 第2低強度外側層11-8および11-9には、導体が設けられていない。第2低強度外側層11-9に隣接して第2端面層10が配置される。
上述したコイル導体20の各部分および低強度中間層11-2~11-7のパターニングには、たとえば、フォトリソグラフィ法、セミアディティブ法、スクリーン印刷法、転写法などが適用される。
また、実際の製造工程では、切断により複数の部品本体2を取り出すことができるマザー積層体が作製され、これを切断することによって、個々の積層型インダクタ1のための部品本体2となる積層体チップを得るようにされる。また、端面層9および10ならびに低強度層11がガラスを含む場合、積層体チップは、次いで焼成される。端面層9および10ならびに低強度層11が樹脂を主成分とする場合、次いで、樹脂を硬化するための処理が施される。このようにして得られた部品本体2に、必要に応じて、バレル研磨加工が施され、次いで、めっき膜29および30が形成され、積層型インダクタ1が完成される。
以上のような第1の実施形態に係る積層型インダクタ1は、以下のような特徴をも有している。
コイル導体20が与えるコイル軸線は、部品本体2の第1端面3および第2端面4に直交する方向に延びている。したがって、積層型インダクタ1が実装基板に実装されたとき、コイル導体20に発生する磁束の方向は、実装面に対して平行となる。
このように、磁束の方向が実装面に対して平行となると、実装基板による磁束の遮りがなくなり、電気的特性を理想値に近づけることができる。因みに、磁束の遮りがある場合、遮られた磁束分だけ逆電流が流れることとなり、電気抵抗が増加し、Q値が低くなってしまう。
また、図3を参照して説明すると、第1端面層9の厚みT1および第1低強度外側層11-1の厚みT2との合計厚み(T1+T2)と第2端面層10の厚みT3および第2低強度外側層11-8および11-9の厚みT4との合計厚み(T3+T4)とは、互いに等しい。
この実施形態では、機械的強度の向上のため、部品本体2において、第1端面層9および第1低強度外側層11-1と第2端面層10および第2低強度外側層11-8,11-9とは、非対称の形態を取ったが、上述したように、(T1+T2)=(T3+T4)とすることにより、部品本体2内のコイル導体20は、積層型インダクタ1全体としては中央にあり、点対称の配置とすることができる。したがって、積層型インダクタ1から出る磁束を対称の形態とすることができる。因みに、部品本体内において、コイル導体が非対称の配置となると、積層型インダクタから出る磁束も非対称となり、不所望にも、他の電子部品への影響が非対称となる。
また、図3を参照して説明すると、天面7と底面8とを結ぶ方向での同じ位置で比較したとき、第1端子電極27および第2端子電極28(図1参照)の各々の第1端面3側の端縁31から第1端面3までの距離L1は、第1端子電極27および第2端子電極28の各々の第2端面4側の端縁32から第2端面4までの距離L2と等しい。
上述の構成によっても、部品本体2内のコイル導体20は、積層型インダクタ1全体としては中央にあり、点対称の配置とすることができる。したがって、積層型インダクタ1から出る磁束を対称の形態とすることができる。
また、図3を参照して説明すると、この実施形態では、天面7と底面8とを結ぶ方向での同じ位置で比較したとき、第1端面層9と第1低強度外側層11-1との界面から第1端面3までの距離T1は、第1端面層9と第1低強度外側層11-1との界面から第1端子電極27および第2端子電極28の各々の第1端面3側の端縁までの距離T2より長く、第2端面層10と第2低強度外側層11-9との界面から第2端面4までの距離T3は、第2端面層10と第2低強度外側層11-9との界面から第1端子電極27および第2端子電極28の各々の第2端面4側の端縁までの距離T4より短い。
上述のような構成の結果として、部品本体2内のコイル導体20を、積層型インダクタ1全体での中央に位置させ、点対称の配置とすることが可能となる。
次に、この発明の特徴を備える積層型インダクタを実際に製造したときに生じやすい積層型インダクタの形態について図4および図5を参照して説明する。図4および図5において、図3に示した要素に相当する要素には同様の参照符号を付し、重複する説明を省略する。なお、図4および図5では、そこに図示しようとする特徴が誇張されている。
図4は、この発明の第2の実施形態による積層型インダクタ1aを第1側面5方向から示す側面図である。図4に示す積層型インダクタ1aでは、第1側面5または第2側面6に直交する方向から見たとき、第1端面層9と低強度層11との界面33と第2端面層10と低強度層11との界面34との間隔A1,A2は、底面8から天面7に向かうほど、より短くなっている(A1>A2)。このような形態は、実装時の積層型インダクタ1aの安定化に寄与する。
図4に示すような形態は、部品本体2における端子電極27および28の存在位置に起因してもたらされる。すなわち、端子電極27および28は、部品本体2における底面8側に片寄って存在している。そのため、部品本体2を積層方向に加圧すると、端子電極27および28が存在する部分より、存在しない部分の方がより圧縮される。その結果、図4に示すような形態がもたらされる。
図5は、この発明の第3の実施形態による積層型インダクタ1bを第1側面5方向から示す側面図である。図5に示す積層型インダクタ1bでは、第1側面5または第2側面6に直交する方向から見たとき、第1端面層9の第1端面3の延びる方向での長さL3は、第2端面層10の第2端面4の延びる方向での長さL4より短くされている。
図5に示すような形態は、以下のような製造過程に起因する。前述したように、積層型インダクタ1bの実際の製造工程では、切断により複数の部品本体2を取り出すことができるマザー積層体が作製され、これを切断することによって、個々の積層型インダクタ1のための部品本体2となる積層体チップを得るようにされる。マザー積層体を切断する際、製品の破損を防ぐため、より厚い第1端面層9側から切断刃を入れるようにされる。切断刃は先端が細くなるような断面形状をしているため、切断刃の根元が接する第1端面層9側が、図5における上下方向により強く圧縮される。このような加工条件が起因して、図5に示すような形態がもたらされる。
以上、この発明を図示した実施形態に関連して説明したが、この発明の範囲内において、その他種々の変形例が可能である。たとえば、図示した実施形態では、第1端面層9および第2端面層10の双方が存在した上で、第1端面層9の厚みが第2端面層10の厚みより厚くされたが、第2端面層10の厚みが0であっても、すなわち、第2端面層が無くてもよい。
また、本明細書に記載の実施形態は、例示的なものであり、異なる実施形態間において、構成の部分的な置換または組み合わせが可能である。
1,1a,1b 積層型インダクタ
2 部品本体
3 第1端面
4 第2端面
5 第1側面
6 第2側面
7 天面
8 底面
9 第1端面層
10 第2端面層
11 低強度層
11-1 第1低強度外側層
11-2~11-7 低強度中間層
11-8,11-9 第1低強度外側層
20 コイル導体
21 第1端部
22 第2端部
23 周回部
24 ビアホール導体
27 第1端子電極
28 第2端子電極
29,30 めっき膜
31,32 端縁
33,34 界面

Claims (9)

  1. 非導電性材料からなり、積層構造を有する直方体形状またはほぼ直方体形状であり、積層方向での端部に位置しかつ互いに対向する第1端面および第2端面、前記第1端面および前記第2端面間を連結しかつ互いに対向する第1側面および第2側面、ならびに前記第1端面および前記第2端面間と前記第1側面および前記第2側面間とをそれぞれ連結しかつ互いに対向する天面および底面を有する、部品本体と、
    前記部品本体の外表面に露出する互いに逆の第1端部および第2端部を備えるとともに、前記部品本体の内部に配置され、前記第1端面および前記第2端面に平行に延びる周回部を備える、コイル導体と、
    前記コイル導体の前記第1端部を含んで構成された、第1端子電極と、
    前記コイル導体の前記第2端部を含んで構成された、第2端子電極と、
    を備え、
    前記部品本体は、前記第1端面を与える第1端面層と、前記第2端面を与える第2端面層と、前記第1端面層および前記第2端面層より剛性の低い低強度層と、を有し、
    前記低強度層は、前記コイル導体の前記周回部を配置する低強度中間層と、前記第1端面層に隣接する第1低強度外側層と、前記第2端面層に隣接する第2低強度外側層と、を有し、前記第1低強度外側層および前記第2低強度外側層は前記低強度中間層を挟むように位置し、
    前記第1端面層の厚みは、前記第2端面層の厚みより厚く、
    前記第1端面層および前記第1低強度外側層の合計厚みと前記第2端面層および前記第2低強度外側層の合計厚みとは、互いに等しく、
    前記天面と前記底面とを結ぶ方向での同じ位置で比較したとき、前記第1端子電極および前記第2端子電極の各々の前記第1端面側の端縁から前記第1端面までの距離は、前記第1端子電極および前記第2端子電極の各々の前記第2端面側の端縁から前記第2端面までの距離と等しい、
    積層型インダクタ。
  2. 前記第1端面層および前記第2端面層と、前記低強度層とは視覚的に互いに区別できる外観を有する、請求項1に記載の積層型インダクタ。
  3. 前記第1端面層は、前記第2端面層よりも3μm以上厚い、請求項1または2に記載の積層型インダクタ。
  4. 前記第1端子電極は、前記第1側面と前記底面との各一部に跨って延び、前記第2端子電極は、前記第2側面と前記底面との各一部に跨って延びている、請求項1ないしのいずれかに記載の積層型インダクタ。
  5. 前記天面と前記底面とを結ぶ方向での同じ位置で比較したとき、前記第1端面層と前記第1低強度外側層との界面から前記第1端面までの距離は、前記第1端面層と前記第1低強度外側層との界面から前記第1端子電極および前記第2端子電極の各々の前記第1端面側の端縁までの距離より長く、前記第2端面層と前記第2低強度外側層との界面から前記第2端面までの距離は、前記第2端面層と前記第2低強度外側層との界面から前記第1端子電極および前記第2端子電極の各々の前記第2端面側の端縁までの距離より短い、請求項に記載の積層型インダクタ。
  6. 前記第1側面または前記第2側面に直交する方向から見たとき、前記第1端面層と前記低強度層との界面と前記第2端面層と前記低強度層との界面との間隔は、前記底面から前記天面に向かうほど、より短い、請求項1ないしのいずれかに記載の積層型インダクタ。
  7. 前記第1側面または前記第2側面に直交する方向から見たとき、前記第1端面層の前記第1端面の延びる方向での長さは、前記第2端面層の前記第2端面の延びる方向での長さより短い、請求項1ないしのいずれかに記載の積層型インダクタ。
  8. 前記コイル導体が与えるコイル軸線は、前記第1端面および前記第2端面に直交する方向に延びている、請求項1ないしのいずれかに記載の積層型インダクタ。
  9. 前記第1端子電極は、前記第1端部を覆うように形成された第1めっき膜を備える、前記第2端子電極は、前記第2端部を覆うように形成された第2めっき膜を備える、請求項1ないしのいずれかに記載の積層型インダクタ。
JP2019156231A 2019-08-29 2019-08-29 積層型インダクタ Active JP7247818B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019156231A JP7247818B2 (ja) 2019-08-29 2019-08-29 積層型インダクタ
US16/915,519 US11621116B2 (en) 2019-08-29 2020-06-29 Multilayer inductor
CN202010817249.7A CN112447356B (zh) 2019-08-29 2020-08-14 层叠型电感器
CN202311000583.3A CN116978660A (zh) 2019-08-29 2020-08-14 层叠型电感器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019156231A JP7247818B2 (ja) 2019-08-29 2019-08-29 積層型インダクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021034667A JP2021034667A (ja) 2021-03-01
JP7247818B2 true JP7247818B2 (ja) 2023-03-29

Family

ID=74677763

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019156231A Active JP7247818B2 (ja) 2019-08-29 2019-08-29 積層型インダクタ

Country Status (3)

Country Link
US (1) US11621116B2 (ja)
JP (1) JP7247818B2 (ja)
CN (2) CN112447356B (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017191923A (ja) 2016-04-15 2017-10-19 サムソン エレクトロ−メカニックス カンパニーリミテッド. コイル電子部品
JP2018061008A (ja) 2016-09-30 2018-04-12 太陽誘電株式会社 電子部品

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002270428A (ja) * 2001-03-09 2002-09-20 Fdk Corp 積層チップインダクタ
JP2003224216A (ja) * 2002-01-29 2003-08-08 Toko Inc 積層チップ型電子部品
JP4670856B2 (ja) * 2007-11-14 2011-04-13 Tdk株式会社 セラミック電子部品の梱包方法
JP4941585B2 (ja) 2010-10-19 2012-05-30 Tdk株式会社 セラミック電子部品、セラミック電子部品の製造方法、及びセラミック電子部品の梱包方法
EP2696357B1 (en) * 2011-04-06 2019-02-06 Murata Manufacturing Co., Ltd. Laminated-type inductor element and method of manufacturing thereof
US10566129B2 (en) 2016-09-30 2020-02-18 Taiyo Yuden Co., Ltd. Electronic component

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017191923A (ja) 2016-04-15 2017-10-19 サムソン エレクトロ−メカニックス カンパニーリミテッド. コイル電子部品
JP2018061008A (ja) 2016-09-30 2018-04-12 太陽誘電株式会社 電子部品

Also Published As

Publication number Publication date
CN112447356B (zh) 2023-10-03
CN116978660A (zh) 2023-10-31
CN112447356A (zh) 2021-03-05
JP2021034667A (ja) 2021-03-01
US20210065962A1 (en) 2021-03-04
US11621116B2 (en) 2023-04-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5598492B2 (ja) 積層コイル部品
KR101105653B1 (ko) 적층 코일 부품
JP4905498B2 (ja) 積層型セラミック電子部品
US9251943B2 (en) Multilayer type inductor and method of manufacturing the same
KR102105389B1 (ko) 적층 전자부품
KR102004787B1 (ko) 적층형 전자부품 및 그 제조방법
WO2012172939A1 (ja) 電子部品及びその製造方法
JP6535450B2 (ja) 電子部品
US20160078997A1 (en) Inductor array chip and board having the same
KR101956590B1 (ko) 적층 코일 부품
WO2007145189A1 (ja) 積層型セラミック電子部品
CN109698063B (zh) 层叠线圈部件及其制造方法
US20120306607A1 (en) Chip-type coil component
CN104979069A (zh) 芯片线圈部件和用于安装该芯片线圈部件的板
JP6458904B2 (ja) 受動素子アレイおよびプリント配線板
JP7235088B2 (ja) 積層型電子部品
JP7243040B2 (ja) 積層コイル部品
KR101872529B1 (ko) 적층 칩 전자부품
JP5716391B2 (ja) コイル内蔵基板
JP7247818B2 (ja) 積層型インダクタ
JP6784183B2 (ja) 積層コイル部品
JP2022181019A (ja) 電子部品及び電子機器
JP2012204475A (ja) 積層電子部品
JP5617574B2 (ja) セラミック多層基板
JP2021036569A (ja) コイル部品

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210325

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220309

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220315

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220510

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20220913

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20221210

C60 Trial request (containing other claim documents, opposition documents)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60

Effective date: 20221210

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20221220

C21 Notice of transfer of a case for reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C21

Effective date: 20221227

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230214

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230227

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7247818

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150